JPH0420262B2 - - Google Patents
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- JPH0420262B2 JPH0420262B2 JP58056198A JP5619883A JPH0420262B2 JP H0420262 B2 JPH0420262 B2 JP H0420262B2 JP 58056198 A JP58056198 A JP 58056198A JP 5619883 A JP5619883 A JP 5619883A JP H0420262 B2 JPH0420262 B2 JP H0420262B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D8/00—Diodes
- H10D8/50—PIN diodes
Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
- Bipolar Integrated Circuits (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、例えばイグナイタ等のインダクタ
ンス負荷をスイツチングするパワートランジスタ
と一体的に構成することができ、所定のブレイク
ダウン電圧をもつてトランジスタを保護し得るよ
うにするダイオード構成の半導体装置に関する。
ンス負荷をスイツチングするパワートランジスタ
と一体的に構成することができ、所定のブレイク
ダウン電圧をもつてトランジスタを保護し得るよ
うにするダイオード構成の半導体装置に関する。
半導体素子に内蔵して使用する過電圧保護素子
の一種である保護ダイオードは、ダイオードのブ
レイクダウン電圧VZを、保護すべきトランジス
タのVCEO電圧よりも低くするために、種々の工夫
をしている。例えば、不活性なベース領域の一部
を深く拡散して、コレクタ高濃度領域とのリーチ
スルーによつてVZを設定する。あるいは、不活
性なベース領域の一部にイオン注入等で高精度に
制御したコレクタと同一導電型の高濃度領域を形
成し、これによりブレイクダウン電圧VZを設定
することが考えられている。
の一種である保護ダイオードは、ダイオードのブ
レイクダウン電圧VZを、保護すべきトランジス
タのVCEO電圧よりも低くするために、種々の工夫
をしている。例えば、不活性なベース領域の一部
を深く拡散して、コレクタ高濃度領域とのリーチ
スルーによつてVZを設定する。あるいは、不活
性なベース領域の一部にイオン注入等で高精度に
制御したコレクタと同一導電型の高濃度領域を形
成し、これによりブレイクダウン電圧VZを設定
することが考えられている。
しかし、このような構成のものでは、半導体基
体内に動作部が存在するようになるものであり、
このためブレイクダウン電圧VZの変動は問題と
ならないが、ダイオードを構成するために特別の
製造工程が必要となる。また、この半導体装置
を、例えば内燃機関用の点火装置の点火コイル制
御用に用いる場合、その制御のために必要な
360V±10%のブレイクダウン電圧VZの制御が非
常に困難となり、歩留り的にも製品のコストアツ
プとなる。
体内に動作部が存在するようになるものであり、
このためブレイクダウン電圧VZの変動は問題と
ならないが、ダイオードを構成するために特別の
製造工程が必要となる。また、この半導体装置
を、例えば内燃機関用の点火装置の点火コイル制
御用に用いる場合、その制御のために必要な
360V±10%のブレイクダウン電圧VZの制御が非
常に困難となり、歩留り的にも製品のコストアツ
プとなる。
この発明は上記のような点に鑑みなされたもの
で、充分簡易化した通常のトランジスタ等の製造
工程と共に構成することができ、ブレイクダウン
電圧特性の安定した、しかも制御性の良いブレイ
クダウン電圧特性の得られるダイオードのような
過電圧保護素子を含む半導体装置を提供しようと
するものである。
で、充分簡易化した通常のトランジスタ等の製造
工程と共に構成することができ、ブレイクダウン
電圧特性の安定した、しかも制御性の良いブレイ
クダウン電圧特性の得られるダイオードのような
過電圧保護素子を含む半導体装置を提供しようと
するものである。
すなわち、この発明に係る半導体装置は、半導
体基体の主表面に対して、この基体と反対導電型
の第1の領域と、この第1の領域から離間して基
体と同導電型で且つ基体より高不純物濃度の第2
の領域とを形成し、この第1および第2の領域そ
れぞれに対して少なくとも一部分が重なり合う状
態で、絶縁膜を介してゲート電極となる導電膜を
対設形成するようにしたものである。
体基体の主表面に対して、この基体と反対導電型
の第1の領域と、この第1の領域から離間して基
体と同導電型で且つ基体より高不純物濃度の第2
の領域とを形成し、この第1および第2の領域そ
れぞれに対して少なくとも一部分が重なり合う状
態で、絶縁膜を介してゲート電極となる導電膜を
対設形成するようにしたものである。
さらに、この発明ではゲートを浮遊させてその
ゲート電位をアノード、カソードのオーバラツプ
容量で適宜制御し、アバランシエ時のキヤリアの
インジエクシヨンをおさえて、ブレイクさせても
高安定の横型ダイオードが得られるようにするこ
とを目的とする。
ゲート電位をアノード、カソードのオーバラツプ
容量で適宜制御し、アバランシエ時のキヤリアの
インジエクシヨンをおさえて、ブレイクさせても
高安定の横型ダイオードが得られるようにするこ
とを目的とする。
以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明
する。第1図はブレイクダウン素子となるダイオ
ード部の断面構成を示すもので、半導体基体11
は、例えばトランジスタを一体に形成するために
N型のコレクタ基体として構成される。そして、
この半導体基体11の裏面部には、エピタキシヤ
ルサブストレートあるいはN+コレクタ拡散層1
2が形成される。
する。第1図はブレイクダウン素子となるダイオ
ード部の断面構成を示すもので、半導体基体11
は、例えばトランジスタを一体に形成するために
N型のコレクタ基体として構成される。そして、
この半導体基体11の裏面部には、エピタキシヤ
ルサブストレートあるいはN+コレクタ拡散層1
2が形成される。
上記半導体基体11の主表面部には、P型アノ
ード領域13が形成され、さらにこのアノード領
域13から離間する状態で、基体11と同導電型
で不純物濃度を高くしたN+カソード領域14を
形成する。このように、第1の領域となるP型ア
ノード領域13、および第2の領域となるN+カ
ソード領域14の形成された半導体基体11の主
表面上には、SiO2等による絶縁膜15を形成す
るもので、この絶縁膜15上には、アノード領域
13およびカソード領域14にそれぞれ一部分が
重なり合うようにして導電膜によるゲート電極1
6を形成する。17はP型アノード領域13に対
応して設けた電極であり、この電極17からアノ
ードAが導出される。また、18は窒化膜等の表
面保護膜である。
ード領域13が形成され、さらにこのアノード領
域13から離間する状態で、基体11と同導電型
で不純物濃度を高くしたN+カソード領域14を
形成する。このように、第1の領域となるP型ア
ノード領域13、および第2の領域となるN+カ
ソード領域14の形成された半導体基体11の主
表面上には、SiO2等による絶縁膜15を形成す
るもので、この絶縁膜15上には、アノード領域
13およびカソード領域14にそれぞれ一部分が
重なり合うようにして導電膜によるゲート電極1
6を形成する。17はP型アノード領域13に対
応して設けた電極であり、この電極17からアノ
ードAが導出される。また、18は窒化膜等の表
面保護膜である。
すなわち、上記半導体装置にあつては、P型ア
ノード領域13とゲート電極16との間、および
N+カソード領域14とゲート電極16との間そ
れぞれに容量C1およびC2が形成されるもの
で、第2図に示す等価回路のダイオードが構成さ
れるようになる。すなわち、ゲート電極16は容
量C1,C2によつて分割された電位となる。
ノード領域13とゲート電極16との間、および
N+カソード領域14とゲート電極16との間そ
れぞれに容量C1およびC2が形成されるもの
で、第2図に示す等価回路のダイオードが構成さ
れるようになる。すなわち、ゲート電極16は容
量C1,C2によつて分割された電位となる。
このような過電圧保護素子となるダイオード
は、例えば前述したように点火コイル制御用に用
いられるもので、第3図は点火コイルに対して点
火信号を与える保護ダイオード内蔵のダーリント
ンパワートランジスタ回路を示す。すなわち、こ
の回路は駆動段トランジスタTr1および出力段
トランジスタTr2をダーリントン接続するよう
にして構成されるもので、出力段トランジスタ
Tr2のコレクタとベースとの間に過電圧保護用
のダイオードDZを接続して構成される。
は、例えば前述したように点火コイル制御用に用
いられるもので、第3図は点火コイルに対して点
火信号を与える保護ダイオード内蔵のダーリント
ンパワートランジスタ回路を示す。すなわち、こ
の回路は駆動段トランジスタTr1および出力段
トランジスタTr2をダーリントン接続するよう
にして構成されるもので、出力段トランジスタ
Tr2のコレクタとベースとの間に過電圧保護用
のダイオードDZを接続して構成される。
第4図は上記点火制御回路を構成するモノリシ
ツク保護ダイオード内蔵NPNダーリントンパワ
ートランジスタを構成する半導体装置の構成を示
すもので、N型の半導体基体11の裏面部にN+
コレクタ拡散層12が形成されている。そして、
この基体11の主表面部には、P型の駆動段ベー
ス領域20およびP型出力段ベース領域21が形
成されるもので、これら領域20,21を取り囲
むようにしてその外側にダイオードのP型アノー
ド領域13が形成される。また、上記ベース領域
20,21内部には、それぞれ駆動段および出力
段のエミツタ領域22,23が形成されているも
ので、これら領域にそれぞれ対応して駆動段ベー
ス電極24、出力段および駆動段のエミツタ電極
25,26、出力段ベース電極27が形成される
もので、このベース電極27は図で破線丸印で示
すダイオードのアノード電極28と共有になつて
いる。そして、上記P型アノード領域13を取り
囲むようにして、この領域13から離間してN+
カソード領域14が形成されるものであり、アノ
ード領域13およびカソード領域14に一部対向
するようにして、絶縁膜15を介してゲート電極
16を形成するようにしてなる。
ツク保護ダイオード内蔵NPNダーリントンパワ
ートランジスタを構成する半導体装置の構成を示
すもので、N型の半導体基体11の裏面部にN+
コレクタ拡散層12が形成されている。そして、
この基体11の主表面部には、P型の駆動段ベー
ス領域20およびP型出力段ベース領域21が形
成されるもので、これら領域20,21を取り囲
むようにしてその外側にダイオードのP型アノー
ド領域13が形成される。また、上記ベース領域
20,21内部には、それぞれ駆動段および出力
段のエミツタ領域22,23が形成されているも
ので、これら領域にそれぞれ対応して駆動段ベー
ス電極24、出力段および駆動段のエミツタ電極
25,26、出力段ベース電極27が形成される
もので、このベース電極27は図で破線丸印で示
すダイオードのアノード電極28と共有になつて
いる。そして、上記P型アノード領域13を取り
囲むようにして、この領域13から離間してN+
カソード領域14が形成されるものであり、アノ
ード領域13およびカソード領域14に一部対向
するようにして、絶縁膜15を介してゲート電極
16を形成するようにしてなる。
尚、この例では駆動段トランジスタのベース領
域20とダイオードのアノード領域13とは離間
しているが、出力段トランジスタのベース領域2
1とアノード領域13とは共有して形成されてい
る。
域20とダイオードのアノード領域13とは離間
しているが、出力段トランジスタのベース領域2
1とアノード領域13とは共有して形成されてい
る。
このようにして用いられる第1図に示した過電
圧保護ダイオードのブレイクダウン特性を、第5
図に示す回路を用いて測定した。この回路は被測
定ダイオードを、一定電流で連続ブレイクダウン
させる回路であり、ゲート電圧を調整してゲート
下の絶縁膜の電界強度を変化させると共に、ブレ
イクダウン電圧の初期値をも変化させるものであ
る。
圧保護ダイオードのブレイクダウン特性を、第5
図に示す回路を用いて測定した。この回路は被測
定ダイオードを、一定電流で連続ブレイクダウン
させる回路であり、ゲート電圧を調整してゲート
下の絶縁膜の電界強度を変化させると共に、ブレ
イクダウン電圧の初期値をも変化させるものであ
る。
このような測定回路を用いて、常温においてブ
レイクダウン電流を一定の1mAとし、100時間
(H)経過後のブレイクダウン電圧VZの変動量
ΔVZと、ゲート電位の関係を測定したところ、第
6図に示すような結果を得た。
レイクダウン電流を一定の1mAとし、100時間
(H)経過後のブレイクダウン電圧VZの変動量
ΔVZと、ゲート電位の関係を測定したところ、第
6図に示すような結果を得た。
第1図で示したダイオードにおいて、このダイ
オードに印加する逆バイアス電圧VKAに対して、
ゲート電極16下の基体11と、ゲート電極16
との間の電圧VKGは、次式で表わされる電位とな
る。
オードに印加する逆バイアス電圧VKAに対して、
ゲート電極16下の基体11と、ゲート電極16
との間の電圧VKGは、次式で表わされる電位とな
る。
VKG=C1/C1+C2×VKA
逆バイアス電圧VKAを上昇(負電位)させてゆ
くと、電圧VKGも上昇する。そして、基本11の
表面濃度を1×1014atms/cm3、ゲート電極16
と基体11間の絶縁膜15がSiO2で構成された
厚さ4μのもの、基体表面電荷密度をQSS=1×
1011ケ/cm2としたとき、VKG=−30〜−50(V)程
度となり、基体11の表面にP型反転層が生じて
これがカソード高濃度領域14に到達する。
くと、電圧VKGも上昇する。そして、基本11の
表面濃度を1×1014atms/cm3、ゲート電極16
と基体11間の絶縁膜15がSiO2で構成された
厚さ4μのもの、基体表面電荷密度をQSS=1×
1011ケ/cm2としたとき、VKG=−30〜−50(V)程
度となり、基体11の表面にP型反転層が生じて
これがカソード高濃度領域14に到達する。
このとき、アノード領域13と基体11からな
るPN接合部とP型反転層に沿つて、主として基
体11のN-領域に空乏層が拡がる。そして、さ
らにVKAを上昇させると、ゲート電極16下の基
体11表面でP型反転層が追い払われる状態で空
乏層が拡がり、この部分でアバランシエブレイク
ダウンを起こす。この時に発生するホツトエレク
トロンが、ゲート電極16直下の絶縁膜15内に
注入トラツプされ、ブレイクダウン電圧の変動を
引きおこすことが知られている。ただし、ゲート
電圧VKGを負に設定すれば、電界によりエレクト
ロンの注入を阻止できる。しかし、この負の電界
はホツトホールの注入を助長する方向となる。
るPN接合部とP型反転層に沿つて、主として基
体11のN-領域に空乏層が拡がる。そして、さ
らにVKAを上昇させると、ゲート電極16下の基
体11表面でP型反転層が追い払われる状態で空
乏層が拡がり、この部分でアバランシエブレイク
ダウンを起こす。この時に発生するホツトエレク
トロンが、ゲート電極16直下の絶縁膜15内に
注入トラツプされ、ブレイクダウン電圧の変動を
引きおこすことが知られている。ただし、ゲート
電圧VKGを負に設定すれば、電界によりエレクト
ロンの注入を阻止できる。しかし、この負の電界
はホツトホールの注入を助長する方向となる。
従来、ホールはエレクトロンに比して酸化膜と
の電位障壁が大きく、ホールの運動の平均自由飛
程が短いため、10-3程度注入確率が低く、注入が
起き難いといわれている。しかし、第6図で示し
たように、第5図の回路でVGA=0とし、VKGに
最大の負電位をかけて、100時間ブレイクダウン
電流1mAで連続的にブレイクダウンさせると、
数+Vの大幅なブレイクダウン電圧の変動を示す
ことが判明した。さらにVGAを大きくしてVKGの
負電位を減じてゆくと、ホール注入によるブレイ
クダウン電圧の変動は少なくなり、ほとんど
「0」となる領域が出現する。そして、さらに負
電位を減じてゆくと、エレクトロンの注入をおさ
えられなくなり、再び変動を生ずるようになる。
の電位障壁が大きく、ホールの運動の平均自由飛
程が短いため、10-3程度注入確率が低く、注入が
起き難いといわれている。しかし、第6図で示し
たように、第5図の回路でVGA=0とし、VKGに
最大の負電位をかけて、100時間ブレイクダウン
電流1mAで連続的にブレイクダウンさせると、
数+Vの大幅なブレイクダウン電圧の変動を示す
ことが判明した。さらにVGAを大きくしてVKGの
負電位を減じてゆくと、ホール注入によるブレイ
クダウン電圧の変動は少なくなり、ほとんど
「0」となる領域が出現する。そして、さらに負
電位を減じてゆくと、エレクトロンの注入をおさ
えられなくなり、再び変動を生ずるようになる。
ここで、N型基体に対してホールが注入される
と、表面濃度が上昇し、前述したP型反転層が生
ずる電圧(VT)が大となるため、ブレイクダウ
ン電圧は上昇する。逆にエレクトロンが注入され
ると、電圧VTが小となるため、ブレイクダウン
電圧が低下すると考えられる。
と、表面濃度が上昇し、前述したP型反転層が生
ずる電圧(VT)が大となるため、ブレイクダウ
ン電圧は上昇する。逆にエレクトロンが注入され
ると、電圧VTが小となるため、ブレイクダウン
電圧が低下すると考えられる。
この実験結果によれば、ホールおよびエレクト
ロンの注入を阻止してブレイクダウン電圧を安定
化するためには、VGAで−50V〜−250V,EKGで
−8〜−2×105V/cm程度の電界になるように
ゲート電圧を設定すれば良いことが判明した。
ロンの注入を阻止してブレイクダウン電圧を安定
化するためには、VGAで−50V〜−250V,EKGで
−8〜−2×105V/cm程度の電界になるように
ゲート電圧を設定すれば良いことが判明した。
このため、第1図で示した半導体装置において
は、容量C1とC2を、アノード領域13および
カソード領域14とゲート電極16との重なり合
い面積を適当に調整して VKG=VKA×C1/C1×C2 で示される電位となるように設定する。
は、容量C1とC2を、アノード領域13および
カソード領域14とゲート電極16との重なり合
い面積を適当に調整して VKG=VKA×C1/C1×C2 で示される電位となるように設定する。
この場合、「C1+C2」の容量の大きい方が
サージ等によりチヤージされて誤動作し難いが、
ゲート電極16との重なり合いの面積が大とな
り、チツプサイズに対して不経済となる。実際は
数PF〜数+PFのレベルとすると効果的である。
サージ等によりチヤージされて誤動作し難いが、
ゲート電極16との重なり合いの面積が大とな
り、チツプサイズに対して不経済となる。実際は
数PF〜数+PFのレベルとすると効果的である。
このようにしてアノード領域13とカソード領
域14に対するゲート電極16の重なり合い面積
に対応する容量によつて、ゲート電位を与えるよ
うにする手段は、半導体装置製作工程におけるパ
ターン上で簡単に設定できるものであり、通常の
トランジスタ製造工程と同様にして製作可能であ
る。
域14に対するゲート電極16の重なり合い面積
に対応する容量によつて、ゲート電位を与えるよ
うにする手段は、半導体装置製作工程におけるパ
ターン上で簡単に設定できるものであり、通常の
トランジスタ製造工程と同様にして製作可能であ
る。
前記第3図の等価回路で示される第4図のダー
リントントランジスタ回路は、第1図で示した半
導体装置と同様の基体濃度、絶縁膜厚さを有し、
アノード領域13はベース領域20,21と同時
に拡散して深さ30μmで形成され、カソード高濃
度領域14はエミツタ領域22,23と同時に拡
散して深さ20μmで形成される。そして、チツプ
サイズ5mm平方で、「C1+C2=20PF」「C1
=10PF」となつており、アノード,カソード間
でブレイクダウン電圧「BVAK=350V」である。
そして、計算によると「VKG=−117V」、ゲート
電圧の実測値は「−100V〜150V」あり、設計通
りの動作をしているものとみなされる。
リントントランジスタ回路は、第1図で示した半
導体装置と同様の基体濃度、絶縁膜厚さを有し、
アノード領域13はベース領域20,21と同時
に拡散して深さ30μmで形成され、カソード高濃
度領域14はエミツタ領域22,23と同時に拡
散して深さ20μmで形成される。そして、チツプ
サイズ5mm平方で、「C1+C2=20PF」「C1
=10PF」となつており、アノード,カソード間
でブレイクダウン電圧「BVAK=350V」である。
そして、計算によると「VKG=−117V」、ゲート
電圧の実測値は「−100V〜150V」あり、設計通
りの動作をしているものとみなされる。
このようなダーリントントランジスタの半導体
装置をイグナイタのインダクタンス負荷(点火コ
イル)スイツチングに使用したところ、高温実機
動作1000時間で、ブレイクダウン電圧BVAKの変
動は見られなかつた。尚、この半導体装置におけ
るダイオードで、基体11をP型とすると基体1
1が負の最大電位となるため、ゲート電位を基体
11に対して負にバイアスするには外部より電位
をかける必要がある。
装置をイグナイタのインダクタンス負荷(点火コ
イル)スイツチングに使用したところ、高温実機
動作1000時間で、ブレイクダウン電圧BVAKの変
動は見られなかつた。尚、この半導体装置におけ
るダイオードで、基体11をP型とすると基体1
1が負の最大電位となるため、ゲート電位を基体
11に対して負にバイアスするには外部より電位
をかける必要がある。
VKGに適当な電位を与える手段としては、他に
種々あるものであるが、例えば第7図に示すよう
にガードリング接合の電位を利用する手段があ
る。すなわち、半導体基体11の主表面に、アノ
ード領域13と同時に、この領域13から延びた
空乏層のとどく範囲内に、ガードリング領域30
を形成するものである。そして、VKGの調節は、
主接合とガードリング接合の間隔で行なう。
種々あるものであるが、例えば第7図に示すよう
にガードリング接合の電位を利用する手段があ
る。すなわち、半導体基体11の主表面に、アノ
ード領域13と同時に、この領域13から延びた
空乏層のとどく範囲内に、ガードリング領域30
を形成するものである。そして、VKGの調節は、
主接合とガードリング接合の間隔で行なう。
第8図は、ゲート電極16を外部に取り出し、
外付の抵抗R1,R2によつて電位分割してゲー
ト電位を与えるようにしている。この場合、抵抗
の代りに起電力を与えれば、基体11がP型の場
合でもブレイクダウン電圧の変動のないダイオー
ドを効果的に構成することができる。
外付の抵抗R1,R2によつて電位分割してゲー
ト電位を与えるようにしている。この場合、抵抗
の代りに起電力を与えれば、基体11がP型の場
合でもブレイクダウン電圧の変動のないダイオー
ドを効果的に構成することができる。
この外付抵抗R1,R2は第9図で示すように
して半導体装置と一体的に構成することができ
る。すなわち、ゲート電極16の外側面に絶縁膜
31を形成し、その絶縁膜31上にSIPOS等の
高比抵抗膜32を形成してゲート電極16をアノ
ード電極17、およびコレクタ基体11にそれぞ
れ接続するものである。
して半導体装置と一体的に構成することができ
る。すなわち、ゲート電極16の外側面に絶縁膜
31を形成し、その絶縁膜31上にSIPOS等の
高比抵抗膜32を形成してゲート電極16をアノ
ード電極17、およびコレクタ基体11にそれぞ
れ接続するものである。
第10図は、ドープポリシリコンあるいはモリ
ブデン等によつて前記同様にゲート電極16aを
形成しているもので、この場合、このゲート電極
16aの外側面の層間絶縁保護膜18を介して、
ゲート電極16a上に第2のゲート電極33を重
ねて形成し、このゲート電極33をアノード電極
17に接続設定する。そして、ゲート電極16a
と33との間の容量C3,ゲート電極16aとカ
ソード高濃度領域14との間の容量C4により、
ゲート電極16aに対して電位を与えるようにし
ている。
ブデン等によつて前記同様にゲート電極16aを
形成しているもので、この場合、このゲート電極
16aの外側面の層間絶縁保護膜18を介して、
ゲート電極16a上に第2のゲート電極33を重
ねて形成し、このゲート電極33をアノード電極
17に接続設定する。そして、ゲート電極16a
と33との間の容量C3,ゲート電極16aとカ
ソード高濃度領域14との間の容量C4により、
ゲート電極16aに対して電位を与えるようにし
ている。
以上のようにこの発明によれば、通常のトラン
ジスタの製造工程と共にダイオードのような過電
圧保護素子を含む半導体装置を構成することので
きるものであり、特にブレイクダウン電圧特性の
安定した保護素子を構成することのできるもので
ある。
ジスタの製造工程と共にダイオードのような過電
圧保護素子を含む半導体装置を構成することので
きるものであり、特にブレイクダウン電圧特性の
安定した保護素子を構成することのできるもので
ある。
第1図はこの発明の一実施例に係る過電圧保護
素子を構成する半導体装置を説明する断面構成
図、第2図は上記半導体装置の等価回路図、第3
図は上記保護素子を含むダーリントントランジス
タ回路の例を示す図、第4図は上記トランジスタ
回路を実現する半導体装置を示すもので、Aは平
面から見たパターン図、Bは断面構成図、第5図
は上記半導体装置の保護ダイオードの測定回路を
示す図、第6図は上記測定回路により測定したブ
レイクダウン電圧特性を説明する図、第7図乃至
第10図はそれぞれこの発明の他の実施例を説明
する図である。 11…半導体基体、12…コレクタ拡散層、1
3…P型アノード領域(第1の領域)、14…N+
型カソード領域(第2の領域)、15…絶縁膜、
16…ゲート電極。
素子を構成する半導体装置を説明する断面構成
図、第2図は上記半導体装置の等価回路図、第3
図は上記保護素子を含むダーリントントランジス
タ回路の例を示す図、第4図は上記トランジスタ
回路を実現する半導体装置を示すもので、Aは平
面から見たパターン図、Bは断面構成図、第5図
は上記半導体装置の保護ダイオードの測定回路を
示す図、第6図は上記測定回路により測定したブ
レイクダウン電圧特性を説明する図、第7図乃至
第10図はそれぞれこの発明の他の実施例を説明
する図である。 11…半導体基体、12…コレクタ拡散層、1
3…P型アノード領域(第1の領域)、14…N+
型カソード領域(第2の領域)、15…絶縁膜、
16…ゲート電極。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 N型の半導体基体と、 この半導体基体に形成され、所定の耐圧が設定
されているトランジスタと、 前記半導体基体に形成され、前記トランジスタ
の耐圧よりも低いブレイクダウン電圧が設定され
た過電圧保護素子とを具備し、 この保護素子は、 前記半導体基体の主表面に対して形成されたP
型の第1の領域と、 この第1の領域と離間してN型で且つ前記基体
よりも高不純物濃度で前記基体主表面に形成した
第2の領域と、 前記第1および第2の領域それぞれに対して絶
縁膜を介して一部分が重なり合うように設定した
ゲート電極と、 このゲート電極とその下の基体とのブレイクダ
ウン時の電界強度を、ゲート電極を負電位として
8〜2×105V/cmとするゲート電位設定手段と、 を備えたことを特徴とする半導体装置。 2 前記ゲート電位設定手段は、前記第1の領域
および第2の領域それぞれとゲート電極との重な
り合う領域で設定されるそれぞれの容量による分
割電位供給手段により構成した特許請求の範囲第
1項記載の半導体装置。 3 前記ゲート電位設定手段は、前記基体の第1
の領域から延びた空乏層のとどく範囲に形成した
ガードリングを含み、このガードリング接合電位
をゲート電極に与えるように構成した特許請求の
範囲第1項記載の半導体装置。 4 前記ゲート電位設定手段は、ゲート電極を外
部回路と電気的に接続して電位を得るように構成
した特許請求の範囲第1項記載の半導体装置。 5 前記ゲート電位設定手段は、ゲート電極上に
絶縁膜を介して形成される高比抵抗膜による抵抗
分割回路で構成した特許請求の範囲第1項記載の
半導体装置。 6 前記ゲート電位設定手段は、前記ゲート電極
上に絶縁膜を介して第2のゲート電極を形成し、
前記ゲート電極と第2のゲート電極間との容量、
およびゲート電極と第2の領域との間の容量とに
よる電位分割により構成した特許請求の範囲第1
項記載の半導体装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58056198A JPS59181679A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 半導体装置 |
| DE3411878A DE3411878C2 (de) | 1983-03-31 | 1984-03-30 | Halbleiterschaltkreis mit Überspannungs-Schutzeinrichtung |
| US06/912,673 US4672402A (en) | 1983-03-31 | 1986-09-25 | Semiconductor circuit device including an overvoltage protection element |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58056198A JPS59181679A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 半導体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59181679A JPS59181679A (ja) | 1984-10-16 |
| JPH0420262B2 true JPH0420262B2 (ja) | 1992-04-02 |
Family
ID=13020417
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58056198A Granted JPS59181679A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 半導体装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4672402A (ja) |
| JP (1) | JPS59181679A (ja) |
| DE (1) | DE3411878C2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0638419B2 (ja) * | 1984-01-25 | 1994-05-18 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置 |
| SI8911187B (sl) * | 1988-06-16 | 1998-12-31 | Siemens Aktiengesellschaft | Preklopni napajalnik z zaščito za omejevanje izhodne napetosti |
| FR2664744B1 (fr) * | 1990-07-16 | 1993-08-06 | Sgs Thomson Microelectronics | Diode pin a faible surtension initiale. |
| DE4423619A1 (de) * | 1994-07-06 | 1996-01-11 | Bosch Gmbh Robert | Laterale Halbleiterstruktur zur Bildung einer temperaturkompensierten Spannungsbegrenzung |
| US5751052A (en) * | 1996-04-01 | 1998-05-12 | Motorola, Inc. | Inductive driver circuit and method therefor |
| US5767757A (en) * | 1996-07-29 | 1998-06-16 | Harris Corporation | Electrically variable R/C network and method |
| US20060005496A1 (en) * | 2004-07-12 | 2006-01-12 | Ridglass Manufacturing Company, Inc. | Torchless self-adhesive roofing product and method |
| US7298008B2 (en) * | 2006-01-20 | 2007-11-20 | International Business Machines Corporation | Electrostatic discharge protection device and method of fabricating same |
| CN102299150B (zh) * | 2010-06-22 | 2013-06-12 | 茂达电子股份有限公司 | 具有可调输出电容值的功率半导体组件以及制作方法 |
| CN113169169A (zh) | 2018-12-03 | 2021-07-23 | 镁可微波技术有限公司 | 具有多厚度本征区的pin二极管 |
| EP3925002A1 (en) | 2019-02-12 | 2021-12-22 | MACOM Technology Solutions Holdings, Inc. | Monolithic multi-i region diode limiters |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1564863C2 (de) * | 1966-06-28 | 1983-04-28 | Telefunken Patentverwertungsgesellschaft Mbh, 7900 Ulm | Planartransistor mit einer Emitter-, einer Basis- und einer Kollektorzone |
| US3999212A (en) * | 1967-03-03 | 1976-12-21 | Hitachi, Ltd. | Field effect semiconductor device having a protective diode |
| US3673428A (en) * | 1970-09-18 | 1972-06-27 | Rca Corp | Input transient protection for complementary insulated gate field effect transistor integrated circuit device |
| US4017882A (en) * | 1975-12-15 | 1977-04-12 | Rca Corporation | Transistor having integrated protection |
| NL176322C (nl) * | 1976-02-24 | 1985-03-18 | Philips Nv | Halfgeleiderinrichting met beveiligingsschakeling. |
| JPS52132684A (en) * | 1976-04-29 | 1977-11-07 | Sony Corp | Insulating gate type field effect transistor |
| US4236164A (en) * | 1977-12-28 | 1980-11-25 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Bipolar transistor stabilization structure |
| IT1094080B (it) * | 1978-04-20 | 1985-07-26 | Ates Componenti Elettron | Dispositivo a semiconduttore protetto contro le sovratensioni |
| JPS5685848A (en) * | 1979-12-15 | 1981-07-13 | Toshiba Corp | Manufacture of bipolar integrated circuit |
| JPS6048106B2 (ja) * | 1979-12-24 | 1985-10-25 | 富士通株式会社 | 半導体集積回路 |
| US4320409A (en) * | 1980-05-01 | 1982-03-16 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Complementary field-effect transistor integrated circuit device |
| JPS5745975A (en) * | 1980-09-02 | 1982-03-16 | Nec Corp | Input protecting device for semiconductor device |
| JPS57211272A (en) * | 1981-06-23 | 1982-12-25 | Toshiba Corp | Semiconductor device |
| DE3276091D1 (en) * | 1981-12-24 | 1987-05-21 | Nippon Denso Co | Semiconductor device including overvoltage protection diode |
-
1983
- 1983-03-31 JP JP58056198A patent/JPS59181679A/ja active Granted
-
1984
- 1984-03-30 DE DE3411878A patent/DE3411878C2/de not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-09-25 US US06/912,673 patent/US4672402A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3411878C2 (de) | 1997-06-12 |
| JPS59181679A (ja) | 1984-10-16 |
| DE3411878A1 (de) | 1984-10-04 |
| US4672402A (en) | 1987-06-09 |
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