JPH04204452A - 感光性樹脂の製造方法 - Google Patents

感光性樹脂の製造方法

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JPH04204452A
JPH04204452A JP32955790A JP32955790A JPH04204452A JP H04204452 A JPH04204452 A JP H04204452A JP 32955790 A JP32955790 A JP 32955790A JP 32955790 A JP32955790 A JP 32955790A JP H04204452 A JPH04204452 A JP H04204452A
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JP
Japan
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polyamic acid
formula
group
photosensitive resin
little
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Pending
Application number
JP32955790A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Sashita
暢幸 指田
Takashi Hirano
孝 平野
Mitsuhiro Yamamoto
山本 光弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04204452A publication Critical patent/JPH04204452A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、極めて高感度で、かつ保存安定性が良く、バ
ラツキの少ない感光性樹脂の製造方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、半導体素子の表面保護膜、層間絶縁膜などには、
耐熱性が優れ、また卓越した電気絶縁性、機械強度など
を有するポリイミドが用いられているが、ポリイミドパ
ターンを作成する繁雑な工程を簡略化する為にポリイミ
ド自身に感光性を付与する技術が最近注目を集めている
例えば、下式 で示されるような構造のエステル基で感光性基を付与し
たポリイミド前駆体組成物(例えば特公昭55−414
22号公報)などが知られている。
これらは、いずれも適当な有機溶剤に溶解し、ワニス状
態で塗布、乾燥した後、フォトマスクを介して紫外線照
射し、現像、リンス処理して所望のパターンを得、さら
に加熱処理することによりポリイミド被膜としている。
感光性を付与したポリイミドを使用するとパターン作成
工程の簡素化効果があるだけでなく、毒性の強いエツチ
ング液を使用しなくてすむので安全でかつ公害上も優れ
ており、ポリイミドの感光性化は、今後−層重要な技術
となることが期待されている。
しかし、エステル基を導入する方法としては、まず酸二
無水物とアルコール含有感光性基を反応させ、さらに酸
クロライドなどの含塩素化合物を縮合剤としてジアミン
と共重合する方法(特公昭55−41422号公報)、
また含塩素化合物を使用しない方法としてそれの代りに
カルボジイミド類を縮合剤とする方法(特開昭60−2
28537号公報)などが知られている。しかし、いす
′れの方法もカルボン酸とジアミンを炭素−炭素二重結
合が反応しないような温和な条件で重縮合せねばならず
、高分子量物を得難く、さらに合成ロット間における分
子量や感光基置換導入率のバラツキの大きいものであっ
た。このため、この樹脂から得られる感光性樹脂組成物
は、低感度でかつ硬化被膜の機械特性の低いものしか得
られなかった。さらにこれらの諸問題を解決する方法と
して、先に高分子量のポリアミド酸を合成し、イソイミ
ドを経てエステル結合を導入する方法(特開昭61−2
54547号公報)も知られている。しかし、かかる技
術では、イソイミドが不安定な化合物であり、条件によ
りイミド化が進行し、感光性基を含有するエステル置換
率の減少や樹脂のゲル化等が生じ、極めて製造バラツキ
の大きい樹脂しか得られなかった。
このように、ポリアミド酸のカルボキシル基にエステル
状に感光性基を導入する技術が知られていたが、かかる
技術ではエステル置換率が高く、イミド化率が低く、さ
らに分子量が大きな樹脂を生成することは困難であった
。このため、これらの樹脂から得られる感光性樹脂組成
物では、感度が低い、又は保存安定性が悪いなどの欠点
があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的とするところは、ポリアミド酸中のカルボ
キシル基にアクリル(メタクリル)基を導入したポリア
ミド酸エステル型の感光性樹脂を高分子量で、イミド化
が進行することなく、エステル置換率の高い状態で、容
易にバラツキをなくして得る方法を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、下記式CI)で示されるアクリル又はメタク
リル基を有するアルコール化合物と、(式中、Rよ:有
機基、R2:H又はCH3、p:1〜5の整数) カルボジイミド類を70°C以下で非プロトン性極性溶
媒中に溶解又は懸濁し、下記式(II )で示される繰
返し構成単位を有するポリアミド酸(式中、R3,L 
:有機基、n:l又は2)を滴下、又は少量ずつ添加反
応させることを特徴とする感光性樹脂の製造方法である
本発明において用いる式〔I〕で示されるアクリル又は
メタクリル基を有するアルコール化合物は、アルコール
基によりポリアミド酸のカルボキシル基と反応し、エス
テル結合にてポリアミド酸側鎖にグラフト化し、さらに
これらのアクリル又はメタクリル基が光架橋反応するこ
とで、ネガ型の感光性樹脂の原料となる。アクリル又は
メタクリル基を有するアルコール化合物において、アク
リル又はメタクリル基数(式〔I〕中のp)は、1〜5
が好ましい。0ではアクリル又はメタクリルを含まない
ので光架橋反応が進行しないので、好ましくない。又、
6以上では工業的に製造することが難しいばかりでなく
、分子量が大きくなり、ポリアミド酸との相溶性が低下
するので好ましくない。アクリル又はメタクリル基を有
するアルコール化合物としては、例えば、ペンタエリス
リトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールトリ
メタクリレート、ペンタエリスリトールアクリレートジ
メタクリレート、ペンタエリスリトールジアクリレート
メタクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリ
レート、ジペンタエリスリトールペンタメタクリレート
、グリセロールジアクリレート、グリセロールジメタク
リレート、グリセロールアクリレートメタクリレート、
トリメチロールプロパンジアクリレート、1,3−ジア
クリロイルエチル−5−ヒドロキシエチルイソシアヌレ
ート、1,3−ジメタクリレート−5−ヒドロキシエチ
ルイソシアヌレート、エチレングリコール変性ペンタエ
リスリトールトリアクリレート、プロピレングリコール
変性ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリメチ
ロールプロパンジアクリレートトリメチロールプロパン
ジメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルアクリレート、グリシジルメ
タクリレート、グリシジルアクリレート、2−ヒドロキ
シプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアク
リレート、ポリエチレングリコール変性メタクリレート
、ポリエチレングリコール変性アクリレート、ポリプロ
ピレングリコール変性アクリレート、ポリプロピレング
リコール変性メタクリル−トなどがあげられるが、これ
らに限定されない。これらの使用にあたっては1種類で
も2種類以上の混合物でもかまわない。
本発明において、カルボジイミド類は、ポリアミド酸の
カルボキシル基と、アクリル又はメタクリル基を有する
アルコール化合物のアルコール基とをエステル化反応す
る際の脱水剤として使用する。エステル化反応を促進さ
せる方法としては、酸クロライドを経由する方法や、酸
、アルカリを触媒として反応する方法、さらにはトリフ
ルオロ無水酢酸等を脱水剤として反応させる方法が知ら
れているが、いずれの方法も反応系にイオン性不純物が
多量に混入するのを避けられず、好ましくない。
カルボジイミド類としては、N、N−ジシクロへキシル
カルボジイミド、N、N−ジイソプロピルカルボジイミ
ド等が挙げられるが、特に限定されるものではない。
本発明において、非プロトン性極性溶媒は、アクリル又
はメタクリル基を有するアルコール化合物とカルボジイ
ミド類、さらにはポリアミド酸を溶解又は懸濁するため
に使用される。この非プロトン性極性溶媒としては、例
えば、N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチ
ルアセトアミド、N、N−ジエチルホルムアミド、N、
N〜ジエチルアセトアミド、N、N−ジメチルメトキシ
アセトアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルフ
オスホアミド、N−メチル−2−ピロリドン、ピリジン
、ジメチルスルホン、テトラメチレンスルホン、ジメチ
ルテトラメチレンスルホン、メチルホルムアミド、N−
アセチル−2−ピロリドン、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテ
ルを、単独又は組合せて使用される。この他にも溶媒と
して組合せて用いられるものとして、ベンゼン、ベンゾ
ニトリル、ジオキサン、ブチロラクトン、キシレン、ト
ルエン、シクロヘキサン等の非溶媒等も使用することが
できる。
本発明に用いられる式〔【I〕で示される繰返し構成単
位を有するポリアミド酸は、加熱処理によリイミド環を
形成し、高耐熱なフィルムが得られる化合物である。こ
のポリアミド酸は、通常ジアミンと酸無水物を、非プロ
トン性極性溶媒中で反応させることにより得られる。
式(II )中、R3は、2価の有機基で、その導入に
は通常芳香族ジアミン及び/′又はその誘導体が使用さ
れる。例えばl−フェニレン−ジアミン、1−イツブロ
ビル−2,4−フェニレン−ジアミン、ρ−フェニレン
−シア7ミン、4,4′−ジアミノ−ジフェニルプロパ
ン、3,3“−ジアミノ−ジフェニルプロパン、4゜4
′−ジアミノ−ジフェニルエタン、3,3′−ジアミノ
−ジフェニルエタン、4,4′−ジアミノージフェニル
メタン、3,3′−ジアミノ−ジフェニルメタン、4.
4′−ジアミノ−ジフェニルスルフィド、3,3′−ジ
アミノ−ジフェニルスルフィド、4,4′−ジアミノ−
ジフェニルスルホン、3,3′−ジアミノ−ジフェニル
スルホン、4.4′−ジアミノ−ジフェニルエーテル、
3,3′−ジアミノ−ジフェニルエーテル、ベンジジン
、3,3′−ジアミノ−ビフェニル、3,3′−ジメチ
ル−4,4′−ジアミノ−ビフェニル、3,3′−ジメ
トキシ−ベンジジン、4゜4″−ジアミノ−p−テルフ
ェニル、3.3”−ジアミノ−p−テルフェニル、ビス
(p−アミノ−シクロヘキシル)メタン、ビス(p−β
−アミノ−t−ブチルフェニル)エーテル、ビス(p−
β−メチル−δ−アミノペンチル)ベンゼン、p−ビス
(2−メチル−4−アミノ−ペンチル)ベンゼン、p−
ビス(1,1−ジメチル−5−アミノ−ペンチル)ベン
ゼン、1,5−ジアミノ−ナフタレン、2,6−ジクロ
ロナフタレン、2,4−ビス(β−アミノ−1−ブチル
)トルエン、2,4−ジアミノ−1−ルエン、m−キシ
レン−2,5−ジアミン、p−キシレン−2,5−ジア
ミン、m−キシリレン−ジアミン、p−キシリレン−ジ
アミン、2.6−シアミツービリジン、2,5−ジアミ
ノービ1ノジン、2.5−ジアミノ−1,3,4−オキ
サジアゾール、1,4−ジアミノ−シクロヘキサン、ピ
ペラジン、メチレン−ジアミン、エチレン−ジアミン、
プロピレン−ジアミン、2,2−ジメチル−プロピレン
−ジアミン、テトラメチレン−ジアミン、ペンタメチレ
ン−ジアミン、ヘキサメチレン−ジアミン、2,5−ジ
メチル−へキサメチレン−ジアミン、3−メトキシ−へ
キサメチレン−ジアミン、ヘプタメチレン−ジアミン、
2,5−ジメチル−へブタメチレン−ジアミン、3−メ
チル−へブタメチレン−ジアミン、4,4−ジメチル−
へブタメチレン−ジアミン、オクタメチレン−ジアミン
、ノナメチレン−ジアミン、5−メチル−ノナメチレン
−ジアミン、2,5−ジメチル−ノナメチレン−ジアミ
ン、デカメチレン−ジアミン、1.10−ジアミノ−1
,10−ジメチル−デカン、2,11−ジアミノ−ドデ
カン、1.12−ジアミノ−オクタデカン、2,12−
ジアミノ−オクタデカン、2,17−ジアミノシロキサ
ン、ジアミノシロキサン、2,6−ジアミツー4−カル
ボキシリックベンゼン、3,3′−ジアミノ−4,4′
−ジカルボキシリックベンジジンなどがあげられるが、
これらに限定されるものではない。また使用にあたって
は、]種類でも2種類以上の混合物でもかまわない。
式[: II )中、R4は3又は4価の有機基を有す
る化合物から導入されるもので、通常芳香族テトラカル
ボン酸又はその誘導体及び芳香族トリカルボン酸又はそ
の誘導体が主に使用される。例えば、トリメリット酸無
水物、ピロメリット酸二無水物、ベンゼン−1,2,3
,4−テトラカルボン酸二無水物、3゜3′、4.4’
−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、2.2′
、3.3’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物
、2,3.3′、4’−ヘンシフエノンテトラカルボン
酸二無水物、ナフタレン−2,3,6,7−テトラカル
ボン酸二無水物、ナフタレン−1,2,5,6−テトラ
カルボン酸二無水物、ナフタレン−1,2,4,5−テ
トラカルボン酸二無水物、ナフタレン−1,4,5,8
−テトラカルボン酸二無水物、ナフタレン−1,2,6
,7−テトラカルボン酸二無水物、4.8−ジ、メチル
−1、2,3゜5.6.7−へキサヒドロナフタレン−
1,2,5,6−テトラカルボン酸二無水物、4.8−
ジメチル−1,2,3,5,6,7−ヘキサヒトロナフ
タレンー2.3,6.7−テトラカルボン酸二無水物、
2.6−シクロロナフタレンー1.4,5,8−テトラ
カルボン酸二無水物、2.7−シクロロナフタレンー1
.4,5.8−テトラカルボン酸二無水物、2 、3.
6゜7−テ1〜ラクロロナフタレンー1,4,5.8−
テトラカルボン酸二無水物、1,4,5.8−テトラク
ロロナフタレン−2,3,6,7−テトラカルボン酸二
無水物、3.3’、4゜4′−ジフェニルテトラカルボ
ン酸二無水物、2.2′。
3.3′−ジフェニルテトラカルボン酸二無水物、2,
3゜3’ 、4’−ジフェニルテトラカルボン酸二無水
物、3゜3” 、4.4″−p−テルフェニルテトラカ
ルボン酸二無水物、2.2” 、3.3″−p−テルフ
ェニルテトラカルボン酸二無水物、2,3.3″、4”
−p−テルフェニルテトラカルボン酸二無水物、2,2
−ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)−プロパンニ
無水物、2.2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル
)−プロパンニ無水物、ビス(2,3−ジカルボキシフ
ェニル)エーテルニ無水物、ビス(3,4−ジカルボキ
シフェニル)エーテルニ無水物、ビス(2,3−ジカル
ボキシフェニル)メタンニ無水物、ビス(3,4−ジカ
ルボキシフェニル)メタンニ無水物、ビス(2,3−ジ
カルボキシフェニル)スルホンニ無水物、ビス(3、4
−ジカルボキシフェニル)スルホンニ無水物、1,1−
ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)エタンニ無水物
、1,1−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エタ
ンニ無水物、ペリレン−2,3,8゜9−テトラカルボ
ン酸二無水物、ペリレン−3,4,9,10−テトラカ
ルボン酸二無水物、ペリレン−4,5,10゜11−テ
トラカルボン酸二無水物、ペリレン−5、6、11゜1
2−テトラカルボン酸二無水物、フェナンスレン−1,
2,7,8−テトラカルボン酸二無水物、フェナンスレ
ン−1,2,6,7−テトラカルボン酸二無水物、フェ
ナンスレン−1,2,9,10−テトラカルボン酸二無
水物、シクロペンタン−1,2,3,4−テトラカルボ
ン酸二無水物、ピラジン−2,3,5,6−テトラカル
ボン酸二無水物、ピロリジン−2,3,4,5−テトラ
カルボン酸二無水物、チオフェン−2,3,4,5−テ
トラカルボン酸二無水物などがあげられるが、これらに
限定されるものではない。また、使用にあたっては、1
種類でも2種類以上の混合物でもかまわない。
本発明におけるポリアミド酸の重合度は特に限定されな
いが、通常重合度が5〜10000のものが主に使用さ
れ、より好ましくは20〜1000程度がよい。
重合度が5以下であると、硬化後ポリイミドに変換した
際の耐熱性や、機械強度、伸び率等が低下するので好ま
しくない。10000以上であると、粘度が上昇し、取
扱いが難しくなるばかりでなく、一定の粘度にするため
には溶液の樹脂分濃度を下げる必要があり、パターン形
成時の溶液濃度が低下するので、平坦被覆性が大幅に低
下し、半導体等の段差基板では段差コーナ一部での厚み
が薄くなり、段差部で塗膜にクラックが生じやすくなる
ので好ましくない。
本発明におけるポリアミド酸の末端は特に限定されない
が、酸無水物停止型や、無水フタル酸等の末端停止剤の
利用、さらには酸無水物をアクリル又はメタクリル基を
有するアルコール化合物で停止した構造のものが好まし
い。末端にアミノ基があると、このアミン基が、カルボ
ジイミド類で活性化されたポリアミド酸のカルボキシル
基と反応しゲル化しやすくなるので好ましくない。末端
の酸無水物をアクリル又はメタクリル基を有するアルコ
ール化合物で停止した構造、即ち化学線感応基P゛が末
端にある下記式(III)で示されるポリアミド酸がよ
り好ましい。
(式中、R3、R4=有機基、 R1:有機基、R2:H又はCH3、 p:1〜5の整数、m:5〜10000 )本発明に用
いられるポリアミド酸の合成方法の一例を示すと、重合
度mが約1000のポリアミド酸を合成したい時、酸無
水物1001モルと、化学線反応基P“を持つ化合物2
モルを先ず不活性な非プロトン性極性溶媒中で反応させ
、次に更にジアミン1000モルを反応させることによ
って得ることができる。
本発明における感光性樹脂の製造方法は、必すアクリル
又はメタクリル基を有するアルコール化合物と、カルボ
ジイミド類を、70°C以下で非プロトン性極性溶媒中
に溶解又は懸、濁し、ここにポリアミド酸を滴下又は少
量ずつ添加反応させる必要がある。逆に、先ずポリアミ
ド酸中ヘカルボジイミド類を添加しイソイミドを形成さ
せる方法(例えば特開詔61−254547号、特開平
]−278531号公報)では、イソイミドが不安定な
ために容易にイミド化し、エステル置換体の生成率が低
下するばかりでなく、保存安定性が低下するので好まし
くない。
本発明の方法では、ポリアミド酸がイソイミドを経由す
ることなく、直接エステル化されるので、エステル置換
体の生成率が向上し、この結果高感度化、保存安定性の
向上を達成することができた。
また、このエステル反応は、70°C以下、より好まし
くは0〜50°Cの範囲で行うのがよい。70°C以上
では、アクリル又はメタクリル類が熱重合しやすく、生
成エステル置換ポリアミド酸の保存安定性も低下するの
で好ましくない。
本発明により得られる感光性樹脂は、通常生成物を精製
する目的で水やメタノールあるいはエチルアルコール等
の貧溶媒に滴下し、生成物を析出させ、濾別し、乾燥後
再度非プロトン性極性溶媒等に溶解させ使用する。溶解
に使用する溶媒としては、非プロトン性極性溶媒の他に
も炭素−炭素二重結合を含むアミド化合物等も使用でき
る。この炭素−炭素二重結合を含むアミド化合物として
は、例えばN−メチルアクリルアミド、N−エチルアク
リルアミド、N−メチルメタクリルアミド、N−エチル
メタクリルアミド、N、N−ジメチルアクリルアミド、
N、N−ジエチルアクリルアミド、N−アクリロイルピ
ペリジン、N−アクリロイルモルホリン、N。
N−ジメチルメタクリルアミド、N、N−ジエチルメタ
クリルアミド、N、N−ジメチルアミノエチルメタクリ
ルアミドなどがあげられるが、これらに限定されるもの
ではない。
さらに本発明で得られる感光性樹脂は、使用に際し、通
常感度を向上する目的で光増感剤を添加することが望ま
しい。本発明で用いる増感剤は、特に330〜500n
mに吸収極大波長(λmax )を持つ化合物が好まし
い。λlaXが330nm以下であると、ポリアミック
酸そのものに光が吸収されてしまい光反応ができないの
で好ましくない。また、5000m以上であると可視光
で光反応してしまい作業場所をシールドルームにするな
どのことが必要となり、その取扱い性が低下するので好
ましくない。
本発明の増感剤は例えば ”        Cl0−       Cl0−な
どが挙げられるが、これに限定されるものではない。ま
た、使用にあたっては1種類でも2種類以上の混合物で
も構わない。
本発明による感光性樹脂組成物には、接着助剤やレベリ
ング剤その他各種充填剤を添加してもよい。
本発明による感光性樹脂組成物の使用方法は、まず、該
組成物を適当な支持体、例えばシリコンウェハーやセラ
ミック、アルミ基板などに塗布する。塗布方法は、スピ
ンナーを用いた回転塗布、スプレーコーターを用いた噴
霧塗布、浸漬、印刷、ロールコーティングなどで行なう
。次に、60〜80°Cの低温でプリベークして塗膜を
乾燥後、所望のパターン形状に化学線を照射する。化学
線としては、X線、電子線、紫外線、可視光線などが使
用できるが、200〜500nIIの波長のものが好ま
しい。
次に、未照射部を現像液で溶解除去することによりレリ
ーフパターンを得る。現像液としては、N−メチル−2
−ピロリドン、N、N−ジメチルアセトアミド、N、N
−ジメチルホルムアミドなどや、メタノール、イソプロ
ピルアルコール、水などを単独または混合して使用する
。現像方法としては、スプレー、パドル、浸漬、超音波
などの方式が可能である。
次に、現像によって形成したレリーフパターンをリンス
する。リンス液としては、メタノール、エタノール、イ
ソプロピルアルコール、酢酸ブチルなどを使用する。次
に加熱処理を行ない、イミド環を形成し、耐熱性に富む
最終パターンを得る。
本発明による感光性樹脂組成物は、半導体用途のみなら
ず、多層回路の層間絶縁膜やフレキシブル銅張板のカバ
ーコート、ソルダーレジスト膜や液晶配向膜などとして
も有用である。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
(実施例1) 3.3’ 、4.4’−ベンゾフェノンテトラカルボン
酸二無水物322g (1,Omol)と、グリセロー
ルジメタクリレート 11.4g (0,050101
)を、N−メチル−2−ピロリドン2890 gに投入
し、50°Cで16時間反応させた。その後、4,4′
−ジアミノジフェニルエーテル200g (1,Omo
l)を投入し、20°Cで6時間反応させた。
得られたポリアミック酸溶液612g (固形分で10
0g)を滴下ロートに移した。ジシクロヘキシカルボジ
イミド370g (0,18a+ol)と、グリセロー
ルジメタクリレート 220g (1,Omol)とを
N−メチル−2−ピロリドンに溶解した。この溶液の入
った30°Cのフラスコ中へ前記ポリアミック酸溶液を
撹拌しながら2時間で滴下した。滴下終了後さらに50
°Cで5時間反応を行い、スラリー状の反応物を得た。
ジシクロへキシウレアを濾別後、エタノールに再沈し、
固形物を濾過し、減圧乾燥した。
得られたポリマーは、エステル置換率(高い方が良い)
を11(−NMRスペクトルを測定して求めた結果、9
7%と高く、またイミド化率(低い方が良い)は測定検
出限界以下と低かった。また分子量はGPC法にて測定
したところ、M 、 = 25000と高かった。
さらに、この得られたポリマー100gをN−メチル−
2−ピロリドン200gに溶解し、さらにこれに禁止剤
としてメチルエーテルハイドロキノン1gと、光増感剤
として、ミヒラーケトン(λmaχ365nm) 5g
を添加し室温で溶解した。得られた組成物をシリコンウ
ェハー上にスピンナーで塗布し、乾燥機によ’)50′
Cで1時間乾燥し、約LOA1mのフィルムを得た。
このフィルムにコダック社製フォトグラフィックステッ
プタブレットNo2.21ステツプ(本グレースケール
では、段数が一段増加するごとに透過光量が前段の17
F2に減少するので現像後の残存段階が大きいものほど
感度が良い)を重ね、10100O/c+n2の紫外線
を照射し、次いでN−メチル−2−ピロリドン60gと
、キシレン40gからなる現像液を用いて現像、さらに
イソプロピルアルコールでリンスをしたところ、16段
までパターンが残存し、高感度であることが判った。
さらに、得られた樹脂組成物は、室温で1ケ月放置して
も粘度変化が見られず、感度低下もないことから、保存
安定性にも優れることが判った。
(比較例1) 3.3’ 、4.4′−ベンゾフェノンテトラカルボン
酸二無水物322g (1,0mol)と、2−ヒドロ
キシ−1,3−ジメタクリロキシプロパン231g (
1,05fflol)でカルボキシル基の一部をエステ
ル化した後、4.4’−ジアミノジフェニルエーテル1
70.2g (0,85mol)をジシクロへキシルカ
ルボジイミドを縮合剤として、ポリアミド酸エステル共
重合物を得た。ジシクロへキシウレアを濾別後、エタノ
ールに再沈し、固形物を濾過し、減圧乾燥した。
得られたポリマーは、エステル置換率旧%、イミド化率
8%であった。しかし分子量は東=5000と低かった
。このため、再度同様にして反応を行ったが、エステル
置換率85%、イミド化率16%、M、=8000とな
り、高分子量物が得られないばかりか、バラツキが大き
かった。
次に実施例1に従い、感光性樹脂組成物を得、同様に評
価を行ったところ、ステップタブレットは9段及び8段
と低感度であった。
(比較例2) 実施例1で得たポリアミド酸612g (固形分でto
og)をフラスコに入れ、これにジシクロヘキシカルボ
ジイミド37g (0,18mol)を滴下、20°C
で2時間反応させ、ボI、/イソイミドを生成した。
さらにこれにグリセロールジメタクリレート 220g
を加え、50°Cで5時間反応した。得られたスラリー
状の反応物を、実施例1と同様に処理し、ポリマーを得
た。
得られたポリマーのエステル置換率は65%と低く、イ
ミド化率は32%と高かった。また分子量はMn=21
000であった。
さらに実施例1と同様な方法で樹脂組成物を得、同様に
評価を行ったところ、ステップタブレット段数は10段
と低く、また保存性試験では3日目にゲル化してしまい
、実用性の低いことが判った。
[発明の効果] 本発明によれば、まず高分子量のポリアミド酸を合成し
、これをN−メチル−2−ピロリドンのような非プロト
ン性極性溶媒中で、カルボジイミド類とアクリル又はメ
タクリル基を有するアルコール化合物を溶解又は懸濁し
た溶液中に70°C以下で滴下又は少量ずつ添加するこ
とにより、直接エステル置換されたポリアミド酸を合成
する方法によって得られる感光性樹脂は、エステル置換
率が高く、イミド化率が低く、さらに分子量が大きいも
のが容易に再現性良く得られることがわかった。
さらに、この感光性樹脂から得られる感光性樹脂組成物
は感度が高く、保存安定性に優れるという非常に優れた
効果が同時に得られた。なお、本発明においては、必須
成分以外の添加剤を、各種特性の付与の為に添加しても
なんら問題はなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記式〔 I 〕で示されるアクリル又はメタクリ
    ル基を有するアルコール化合物と、 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 (式中、R_1:有機基、R_2:H又はCH_3、p
    :1〜5の整数) カルボジイミド類を70℃以下で非プロトン性極性溶媒
    中に溶解又は懸濁し、下記式〔II〕で示される繰返し構
    成単位を有するポリアミド酸 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔II〕 (式中、R_3、R_4:有機基、n:1又は2)を滴
    下、又は少量ずつ添加反応させることを特徴とする感光
    性樹脂の製造方法。
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