JPH0420483Y2 - - Google Patents
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- JPH0420483Y2 JPH0420483Y2 JP1986114160U JP11416086U JPH0420483Y2 JP H0420483 Y2 JPH0420483 Y2 JP H0420483Y2 JP 1986114160 U JP1986114160 U JP 1986114160U JP 11416086 U JP11416086 U JP 11416086U JP H0420483 Y2 JPH0420483 Y2 JP H0420483Y2
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- JP
- Japan
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- filter medium
- liquid
- solid
- rotating shaft
- hollow rotating
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
(考案の技術分野)
この考案は、濃度が比較的高くかつ夾雑物中に
粒径の細かい粒子を多く含む流体を効果的に液体
分と固形分とに分離するための固液分離装置に関
し、特に液体分を安定して吸引除去できる固液分
離装置に関する。
粒径の細かい粒子を多く含む流体を効果的に液体
分と固形分とに分離するための固液分離装置に関
し、特に液体分を安定して吸引除去できる固液分
離装置に関する。
(考案の技術的背景とその問題点)
切削機、研磨機等から排出される切削油の廃
液、研磨廃液等は含有される夾雑物の濃度が比較
的高く、かつ粒径の細かい粒子が多く含まれてい
ることが多い。そのため、従来の一般的な濾過装
置は適用し得ず、各種の固液分離装置が用いられ
るようになつてきている。
液、研磨廃液等は含有される夾雑物の濃度が比較
的高く、かつ粒径の細かい粒子が多く含まれてい
ることが多い。そのため、従来の一般的な濾過装
置は適用し得ず、各種の固液分離装置が用いられ
るようになつてきている。
その一例として、近年、小形、安価で機台毎あ
るいは系列毎に備えられる上に、固液分離特性に
優れた固液分離装置が、本出願人から出願されて
いる特願昭60−90430号に記載されている。以下
に第2図乃至第5図を参照してその概略について
記載する。
るいは系列毎に備えられる上に、固液分離特性に
優れた固液分離装置が、本出願人から出願されて
いる特願昭60−90430号に記載されている。以下
に第2図乃至第5図を参照してその概略について
記載する。
第2図はこの固液分離装置の概略構造を示す外
観斜視図である。第2図において、1はフエノー
ル系樹脂とポリビニルアセタール系樹脂の混合系
の網目状連結気孔の多孔質体から成る円筒形濾材
で、その外周面に平均孔径10μmとか25μmぐらい
の細孔(濾過孔となる)を有している。円筒形濾
材1(以下、単に”濾材”という)は軸方向の端
面を円板状の側板5A,5Bで密封されており、
この側板5Aの中心穴と同軸上に中空回転軸4が
連接されている。濾材1は連続気孔を有しかつ親
水性であるため、原液中の液成分が毛管現象によ
り内部に円滑に浸透する。その結果濾過抵抗が小
さくなり、濾材1の内部圧力をそれ程小さくしな
くとも原液中の液成分を濾材1の円筒室内に容易
に吸引できるようになる。また、濾材1は他端
(側板5B側)で回転支軸2を介して本体に結合
されており、中空回転軸4の途中部にプーリ11
が設けられており、減速機構13の駆動輪14と
の間にベルト14Aが巻回されており、減速機構
13にはモータ12が連結されている。濾材1は
原液槽7内にほぼ下半分が埋設するように設けら
れており、第3図及び第4図に示す如く濾材1の
表面上に長形パイプの排液孔30より原液31が
排出されて散布され、吸引されなかつた原液31
が原液槽7内に受収されるようになつている。そ
して、濾材1の反対側には濾材1の表面のケーキ
状に形成された固形分18を掻き落すための掻き
取り手段としてのスクレイパ17が、スプリング
20を介してその先端が濾材1の表面に圧接する
ようにして設けられており、スクレイパ17の下
方には掻き取つた固形分18を受収する容器19
が設置されている。また、中空回転軸4の端部に
はパイプ16を介して吸引ポンプ15が接続され
ると共に、濾材1の円筒室内から吸引した液成分
を図示しない容器に貯溜するようになつている。
さらに、濾材1は第5図に示す如く、側板5A及
び5Bの対向面に突設されたフランジ3A及び3
Bの外周面に接するように取付けられ、フランジ
3A及び3Bが濾材1の芯出しを行なうようにな
つている。
観斜視図である。第2図において、1はフエノー
ル系樹脂とポリビニルアセタール系樹脂の混合系
の網目状連結気孔の多孔質体から成る円筒形濾材
で、その外周面に平均孔径10μmとか25μmぐらい
の細孔(濾過孔となる)を有している。円筒形濾
材1(以下、単に”濾材”という)は軸方向の端
面を円板状の側板5A,5Bで密封されており、
この側板5Aの中心穴と同軸上に中空回転軸4が
連接されている。濾材1は連続気孔を有しかつ親
水性であるため、原液中の液成分が毛管現象によ
り内部に円滑に浸透する。その結果濾過抵抗が小
さくなり、濾材1の内部圧力をそれ程小さくしな
くとも原液中の液成分を濾材1の円筒室内に容易
に吸引できるようになる。また、濾材1は他端
(側板5B側)で回転支軸2を介して本体に結合
されており、中空回転軸4の途中部にプーリ11
が設けられており、減速機構13の駆動輪14と
の間にベルト14Aが巻回されており、減速機構
13にはモータ12が連結されている。濾材1は
原液槽7内にほぼ下半分が埋設するように設けら
れており、第3図及び第4図に示す如く濾材1の
表面上に長形パイプの排液孔30より原液31が
排出されて散布され、吸引されなかつた原液31
が原液槽7内に受収されるようになつている。そ
して、濾材1の反対側には濾材1の表面のケーキ
状に形成された固形分18を掻き落すための掻き
取り手段としてのスクレイパ17が、スプリング
20を介してその先端が濾材1の表面に圧接する
ようにして設けられており、スクレイパ17の下
方には掻き取つた固形分18を受収する容器19
が設置されている。また、中空回転軸4の端部に
はパイプ16を介して吸引ポンプ15が接続され
ると共に、濾材1の円筒室内から吸引した液成分
を図示しない容器に貯溜するようになつている。
さらに、濾材1は第5図に示す如く、側板5A及
び5Bの対向面に突設されたフランジ3A及び3
Bの外周面に接するように取付けられ、フランジ
3A及び3Bが濾材1の芯出しを行なうようにな
つている。
このような固液分離装置での濾過の概略を説明
すると、原液槽7上に排液孔30より原液31が
供給されると、吸引ポンプ15の吸引力によつて
そのうちの液成分が濾材1の円筒室内に吸込ま
れ、固形分18が濾材1の外周面に層状に堆積す
る。濾材1内に吸込まれた液成分はパイプ16を
経て外部容器へ排出され、濾材1の外周面に堆積
した固形分18は側面に沿つて設けられたスクレ
イパ17により容器19内に掻き落され、これに
よつて固液分離がなされる。すなわち、切削機あ
るいは研磨機等の排液管に連結された排液孔30
より原液31が排出され、濾材1の上部表面に散
布される。濾材1は自吸能力の高い送液ポンプ、
真空ポンプあるいはエジエクター等の吸引ポンプ
15をもつてパイプ16及び中空回転軸4を介し
て内部が減圧状態に保たれ、かつモータ12の駆
動によつて矢印A方向に緩やかに回動されている
ため、濾材1の表面に散布された原液31は吸引
作用により液体分が濾材1を通過し、吸液孔とし
ての中空回転軸4を通してパイプ16より系外へ
排出され、固形分は表面に残留し安定なケーキ状
の層を形成する。ケーキ状の層である固形分18
はスクレイパ17により掻取られて除去され、同
時に濾材1の表面はこの部分で更新される。原液
槽7は余剰の原液31を受収する槽であり、濾材
1の下部が収容される構造となつており、この部
分に原液31が存在する場合には同様の作用にて
吸引、分離が行なわれるようになつている。
すると、原液槽7上に排液孔30より原液31が
供給されると、吸引ポンプ15の吸引力によつて
そのうちの液成分が濾材1の円筒室内に吸込ま
れ、固形分18が濾材1の外周面に層状に堆積す
る。濾材1内に吸込まれた液成分はパイプ16を
経て外部容器へ排出され、濾材1の外周面に堆積
した固形分18は側面に沿つて設けられたスクレ
イパ17により容器19内に掻き落され、これに
よつて固液分離がなされる。すなわち、切削機あ
るいは研磨機等の排液管に連結された排液孔30
より原液31が排出され、濾材1の上部表面に散
布される。濾材1は自吸能力の高い送液ポンプ、
真空ポンプあるいはエジエクター等の吸引ポンプ
15をもつてパイプ16及び中空回転軸4を介し
て内部が減圧状態に保たれ、かつモータ12の駆
動によつて矢印A方向に緩やかに回動されている
ため、濾材1の表面に散布された原液31は吸引
作用により液体分が濾材1を通過し、吸液孔とし
ての中空回転軸4を通してパイプ16より系外へ
排出され、固形分は表面に残留し安定なケーキ状
の層を形成する。ケーキ状の層である固形分18
はスクレイパ17により掻取られて除去され、同
時に濾材1の表面はこの部分で更新される。原液
槽7は余剰の原液31を受収する槽であり、濾材
1の下部が収容される構造となつており、この部
分に原液31が存在する場合には同様の作用にて
吸引、分離が行なわれるようになつている。
ところが、このような固液分離装置において、
上記濾材1内に吸引された液成分32は、その液
面が第5図に示すBのレベル以上に達するまで外
部に排液できず、上記濾材1の減圧能力が低下す
るため、減圧及び減圧破壊を繰返す操作を行なつ
た場合には排液流量が上がらないという問題点が
あつた。また、連続的に減圧を続けた場合にも、
上述のような構造であると上記濾材1内に吸引さ
れた液体と気体とを同時に吸引してしまうため、
上記減圧手段である吸引ポンプ15の脈動を惹起
し易く、その排液流量の安定化が難かしいという
問題点があつた。
上記濾材1内に吸引された液成分32は、その液
面が第5図に示すBのレベル以上に達するまで外
部に排液できず、上記濾材1の減圧能力が低下す
るため、減圧及び減圧破壊を繰返す操作を行なつ
た場合には排液流量が上がらないという問題点が
あつた。また、連続的に減圧を続けた場合にも、
上述のような構造であると上記濾材1内に吸引さ
れた液体と気体とを同時に吸引してしまうため、
上記減圧手段である吸引ポンプ15の脈動を惹起
し易く、その排液流量の安定化が難かしいという
問題点があつた。
(考案の目的)
この考案は上述のような事情からなされたもの
であり、この考案の目的は、コンパクトで液体及
び固形分の分離能力に優れ、脈動を起こすことな
く液体分を安定して吸引排液できる固液分離装置
を提供することにある。
であり、この考案の目的は、コンパクトで液体及
び固形分の分離能力に優れ、脈動を起こすことな
く液体分を安定して吸引排液できる固液分離装置
を提供することにある。
(考案の概要)
この考案は、連続気孔を有する硬質多孔質体よ
り成る円筒形の濾材の両端を回転軸と連結するフ
ランジにてシールし、内部を減圧状態に保ちつつ
上記濾材を回転させ、その表面に夾雑物を多く含
む固液混合流体を散布し、圧力差により液体分を
吸引除去することによつて固形分を上記濾材表面
に層状に堆積せしめ、側面部に沿つて設けた掻き
取り装置によつて堆積層を掻き取ることで上記固
形分及び上記液体分を分離させる固液分離装置に
おいて、上記フランジのうち一方のフランジの中
心部を挿着し、一端を上記濾材内部において垂直
方向下方に、且つ上記濾材の内面に近接するよう
にし、他端を中空回転軸と同軸に、且つ前記中空
回転軸の回動に対して自由な状態に保持されたノ
ズルと、減圧手段に接続されたパイプの一端を挿
通し、前記中空回転軸を摺動自在に密閉するロー
タリジヨイントにより軸支する固定支持体とを設
け、上記ノズルにより上記減圧状態を発生させる
と共に、上記液体分を吸引除去せしめるようにし
たものである。
り成る円筒形の濾材の両端を回転軸と連結するフ
ランジにてシールし、内部を減圧状態に保ちつつ
上記濾材を回転させ、その表面に夾雑物を多く含
む固液混合流体を散布し、圧力差により液体分を
吸引除去することによつて固形分を上記濾材表面
に層状に堆積せしめ、側面部に沿つて設けた掻き
取り装置によつて堆積層を掻き取ることで上記固
形分及び上記液体分を分離させる固液分離装置に
おいて、上記フランジのうち一方のフランジの中
心部を挿着し、一端を上記濾材内部において垂直
方向下方に、且つ上記濾材の内面に近接するよう
にし、他端を中空回転軸と同軸に、且つ前記中空
回転軸の回動に対して自由な状態に保持されたノ
ズルと、減圧手段に接続されたパイプの一端を挿
通し、前記中空回転軸を摺動自在に密閉するロー
タリジヨイントにより軸支する固定支持体とを設
け、上記ノズルにより上記減圧状態を発生させる
と共に、上記液体分を吸引除去せしめるようにし
たものである。
(考案の実施例)
第1図は、上記第2図乃至第5図に対応させて
示す、この考案の一実施例である固液分離装置の
固液分離部の円軸方向の断面構造を示す図であ
り、上記第2図乃至第5図と同一の構成部材につ
いては同一番号を付しその説明を省略する。
示す、この考案の一実施例である固液分離装置の
固液分離部の円軸方向の断面構造を示す図であ
り、上記第2図乃至第5図と同一の構成部材につ
いては同一番号を付しその説明を省略する。
第1図において、上記濾材1の軸方向の端面を
密封している円板状の側板5A,5Bのうち、側
板5Aの中心穴と同一軸上に連接されている中空
回転軸40の途中部にプーリ11が設けられてお
り、このプーリ11と減速機構13の駆動輪14
との間にベルト14Aが巻回され、この減速機構
13はモータ12に連結されている。一方、上記
中空回転軸40の空間内には減圧・吸液手段とな
るノズル60が挿通されており、このノズル60
の後端部は中空回転軸40と同軸に、且つ中空回
転軸40の回動に対して自由な状態に保持されて
いる。また、中空回転軸40は端部においてロー
タリジヨイントを介し、パイプ16を挿着した固
定支持体70により回転自在に密封されて軸支さ
れている。かくして、ノズル60はこの連結部に
おいてパイプ16と間接的に連通される。上記ノ
ズル60は上記パイプ16を介して図示しない吸
引ポンプ15が接続されると共に、濾材1の円筒
室内から吸引した液成分32を図示しない容器に
貯溜するようになつている。また、このノズル6
0は、上記中空回転軸40から濾材1内に突出し
たその先端部が常時原液槽7の方向(図示下方
向)に、且つ濾材1の内面に近接するように屈曲
されて設けられており、上記中空回転軸40の回
動によらずノズル60にかかる重力の作用によつ
て常時同位置を保つように保持されている。すな
わち、上記ノズル60は、濾材1と共に回動する
中空回転軸40内に、この濾材1及び中空回転軸
40の回動には無関係に、その先端部が常時原液
槽7の方向(図示下方向)に、且つ濾材1の内面
に近接するように設けられており、上記濾材1内
に分離された液成分32だけを吸引して排液する
ようになつている。
密封している円板状の側板5A,5Bのうち、側
板5Aの中心穴と同一軸上に連接されている中空
回転軸40の途中部にプーリ11が設けられてお
り、このプーリ11と減速機構13の駆動輪14
との間にベルト14Aが巻回され、この減速機構
13はモータ12に連結されている。一方、上記
中空回転軸40の空間内には減圧・吸液手段とな
るノズル60が挿通されており、このノズル60
の後端部は中空回転軸40と同軸に、且つ中空回
転軸40の回動に対して自由な状態に保持されて
いる。また、中空回転軸40は端部においてロー
タリジヨイントを介し、パイプ16を挿着した固
定支持体70により回転自在に密封されて軸支さ
れている。かくして、ノズル60はこの連結部に
おいてパイプ16と間接的に連通される。上記ノ
ズル60は上記パイプ16を介して図示しない吸
引ポンプ15が接続されると共に、濾材1の円筒
室内から吸引した液成分32を図示しない容器に
貯溜するようになつている。また、このノズル6
0は、上記中空回転軸40から濾材1内に突出し
たその先端部が常時原液槽7の方向(図示下方
向)に、且つ濾材1の内面に近接するように屈曲
されて設けられており、上記中空回転軸40の回
動によらずノズル60にかかる重力の作用によつ
て常時同位置を保つように保持されている。すな
わち、上記ノズル60は、濾材1と共に回動する
中空回転軸40内に、この濾材1及び中空回転軸
40の回動には無関係に、その先端部が常時原液
槽7の方向(図示下方向)に、且つ濾材1の内面
に近接するように設けられており、上記濾材1内
に分離された液成分32だけを吸引して排液する
ようになつている。
そして、8は上記原液槽7の底部に設けられた
自動バルブ(図示せず)を介して、上記原液槽7
内に受収された余剰の原液31のうち過剰原液3
1を元に戻す循環パイプである。
自動バルブ(図示せず)を介して、上記原液槽7
内に受収された余剰の原液31のうち過剰原液3
1を元に戻す循環パイプである。
このような固液分離装置での濾過の概略を説明
すると、濾材1の表面上に排液孔30より原液3
1が供給されると、吸引ポンプ15の吸引力によ
つてノズル60を介して濾材1内が減圧され、上
記原液31の液成分32だけが濾材1の円筒室内
に吸込まれ、固形分18が濾材1の外周面に層状
に堆積する。濾材1内に吸込まれその内部下方に
溜つた液成分32はノズル60及びパイプ16を
経て外部容器へ排出され、濾材1の外周面に堆積
した固形分18は側面に沿つて設けられたスクレ
イパ17により容器19内に掻き落され、これに
よつて固液分離がなされる。すなわち、切削機あ
るいは研磨機等の排液管に連結された排液孔30
より原液31が排出され、濾材1の上部表面に散
布される。濾材1は自吸能力の高い送液ポンプ、
真空ポンプあるいはエジエクター等の吸引ポンプ
15をもつてパイプ16及びノズル60を介して
内部が減圧状態に保たれ、かつモータ12の駆動
によつて矢印A方向に緩やかに回動されているた
め、濾材1の表面に散布された原液31は吸引作
用により液体分32が濾材1を通過し、その内部
下方に溜り、吸液孔としてのノズル60を通して
パイプ16より系外へ排出され、固形分18は表
面に残留し安定なケーキ状の層を形成しスクレイ
パ17により掻取られて除去され、同時に濾材1
の表面はこの部分で更新される。原液槽7は余剰
の原液31を受収する槽であり、濾材1の下部が
収容される構造となつており、この部分に原液3
1が存在する場合には同様の作用にて吸引、分離
が行なわれる。
すると、濾材1の表面上に排液孔30より原液3
1が供給されると、吸引ポンプ15の吸引力によ
つてノズル60を介して濾材1内が減圧され、上
記原液31の液成分32だけが濾材1の円筒室内
に吸込まれ、固形分18が濾材1の外周面に層状
に堆積する。濾材1内に吸込まれその内部下方に
溜つた液成分32はノズル60及びパイプ16を
経て外部容器へ排出され、濾材1の外周面に堆積
した固形分18は側面に沿つて設けられたスクレ
イパ17により容器19内に掻き落され、これに
よつて固液分離がなされる。すなわち、切削機あ
るいは研磨機等の排液管に連結された排液孔30
より原液31が排出され、濾材1の上部表面に散
布される。濾材1は自吸能力の高い送液ポンプ、
真空ポンプあるいはエジエクター等の吸引ポンプ
15をもつてパイプ16及びノズル60を介して
内部が減圧状態に保たれ、かつモータ12の駆動
によつて矢印A方向に緩やかに回動されているた
め、濾材1の表面に散布された原液31は吸引作
用により液体分32が濾材1を通過し、その内部
下方に溜り、吸液孔としてのノズル60を通して
パイプ16より系外へ排出され、固形分18は表
面に残留し安定なケーキ状の層を形成しスクレイ
パ17により掻取られて除去され、同時に濾材1
の表面はこの部分で更新される。原液槽7は余剰
の原液31を受収する槽であり、濾材1の下部が
収容される構造となつており、この部分に原液3
1が存在する場合には同様の作用にて吸引、分離
が行なわれる。
(考案の変形例)
上述の実施例においては、ノズル60がその内
部を挿通している中空回転軸40を回動させるこ
とにより濾材1を回動させる例を示したが、この
中空回転軸40は単に回転支軸として用いるよう
にし、その反対側に設けられている回転支軸2を
回転軸として回動させるようにしてもよい。
部を挿通している中空回転軸40を回動させるこ
とにより濾材1を回動させる例を示したが、この
中空回転軸40は単に回転支軸として用いるよう
にし、その反対側に設けられている回転支軸2を
回転軸として回動させるようにしてもよい。
(考案の効果)
この考案の固液分離装置によれば、減圧・吸液
手段としてのノズルが、その先端部を濾材の内部
で原液槽側に、且つ上記濾材の内面に近接して設
けられているので、上記濾材内に吸引された液成
分だけを常時吸引しており、脈動を起すことなく
安定した流量で吸引排液できる。また、上記ノズ
ルによりその吸液特性が安定するだけでなく濾材
内部の減圧状態を安定して維持できるので、その
固液分離特性が優れ、その処理時間を短縮でき
る。
手段としてのノズルが、その先端部を濾材の内部
で原液槽側に、且つ上記濾材の内面に近接して設
けられているので、上記濾材内に吸引された液成
分だけを常時吸引しており、脈動を起すことなく
安定した流量で吸引排液できる。また、上記ノズ
ルによりその吸液特性が安定するだけでなく濾材
内部の減圧状態を安定して維持できるので、その
固液分離特性が優れ、その処理時間を短縮でき
る。
第1図はこの考案の固液分離装置の固液分離部
の構造の一実施例を示す円軸方向の断面図、第2
図は従来から用いられている固液分離装置の一例
を示す外観斜視構成図、第3図はその固液分離部
の斜視図、第4図は第3図の円軸直交方向の断面
図、第5図は円軸方向の断面を示す図である。 1……円筒濾材、2……回転支軸、4,40…
…中空回転軸、5A,5B……側板、7……原液
槽、8……液体循環用パイプ、11……プーリ、
12……モータ、13……減速機構、14……駆
動輪、15……吸引ポンプ、16……パイプ、3
0……排液孔、31……原液、32……液成分、
60……ノズル、70……固定支持体。
の構造の一実施例を示す円軸方向の断面図、第2
図は従来から用いられている固液分離装置の一例
を示す外観斜視構成図、第3図はその固液分離部
の斜視図、第4図は第3図の円軸直交方向の断面
図、第5図は円軸方向の断面を示す図である。 1……円筒濾材、2……回転支軸、4,40…
…中空回転軸、5A,5B……側板、7……原液
槽、8……液体循環用パイプ、11……プーリ、
12……モータ、13……減速機構、14……駆
動輪、15……吸引ポンプ、16……パイプ、3
0……排液孔、31……原液、32……液成分、
60……ノズル、70……固定支持体。
Claims (1)
- 連続気孔を有する硬質多孔質体より成る円筒形
の濾材の両端を回転軸と連結するフランジにてシ
ールし、内部を減圧状態に保ちつつ前記濾材を回
転させ、その表面に夾雑物を多く含む固液混合流
体を散布し、圧力差により液体分を吸引除去する
ことによつて固形分を前記濾材表面に層状に堆積
せしめ、側面部に沿つて設けた掻き取り装置によ
つて堆積層を掻き取ることで前記固形分及び前記
液体分を分離させる固液分離装置において、前記
フランジのうち一方のフランジの中心部を挿通
し、一端を前記濾材内部において垂直方向下方
に、且つ前記濾材の内面に近接するようにし、他
端を中空回転軸と同軸に、且つ前記中空回転軸の
回動に対して自由な状態に保持されたノズルと、
減圧手段に接続されたパイプの一端を挿着し、前
記中空回転軸を摺動自在に密閉するロータリジヨ
ントにより軸支する固定支持体とを設け、前記ノ
ズルにより前記減圧状態を発生させると共に、前
記液体分を吸引除去せしめるようにしたことを特
徴とする固液分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986114160U JPH0420483Y2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986114160U JPH0420483Y2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6320912U JPS6320912U (ja) | 1988-02-12 |
| JPH0420483Y2 true JPH0420483Y2 (ja) | 1992-05-11 |
Family
ID=30996640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986114160U Expired JPH0420483Y2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0420483Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5854971B2 (ja) * | 2012-11-14 | 2016-02-09 | 椿本メイフラン株式会社 | 切粉分別排出装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5929013A (ja) * | 1982-08-11 | 1984-02-16 | Kanebo Ltd | 固液分離装置 |
| JPS59225714A (ja) * | 1983-06-02 | 1984-12-18 | Takuo Mochizuki | 汚泥脱水処理装置 |
-
1986
- 1986-07-25 JP JP1986114160U patent/JPH0420483Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6320912U (ja) | 1988-02-12 |
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