JPH0420898Y2 - - Google Patents

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JPH0420898Y2
JPH0420898Y2 JP1987168641U JP16864187U JPH0420898Y2 JP H0420898 Y2 JPH0420898 Y2 JP H0420898Y2 JP 1987168641 U JP1987168641 U JP 1987168641U JP 16864187 U JP16864187 U JP 16864187U JP H0420898 Y2 JPH0420898 Y2 JP H0420898Y2
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tile
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inorganic
double
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JP1987168641U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は大型両面タイルに係り、特に間仕切り
用の仕切板等として有用な耐熱性、耐火性、耐久
性に優れた大型両面タイルに関する。
[従来の技術] 屋内や屋外の各所に仕切壁を構成する場合、第
3図に示す如く、タイルの両面に施釉面を有する
大型の両面タイル11を支持部材12,13に嵌
め合せ、装飾性の高いパーテイシヨンを形成する
場合がある。
このような、両面に施釉面を有する大型両面タ
イルを製造する場合、両面を施釉することは比較
的容易であるが、施釉後の焼成は量産の困難なつ
り焼方法によらざるを得ない。つり焼方法は、手
数がかかる上に、広い空間を必要とするので、タ
イルの量産が極めて困難である。
本出願人は、このような製造上の問題がなく、
量産が可能で、しかも品質等も良好な大型両面タ
イルとして、大4図に示すような実質的に同一形
状の2枚の大型タイル21,22のそれぞれの裏
面を繊維強化樹脂(FRP)23を介して一体的
に接着してなる大型両面タイルを考案し、先に実
用新案登録出願した(実願昭60−60166(実開昭61
−175442号)以下「先願」という。)。
[考案が解決しようとする問題点] 上記先願によれば、製造が容易で量産が可能な
高特性大型両面タイルが提供されるが、先願の考
案に係る大型両面タイルは、FRPを接着層とす
ることから次のような欠点を有していた。
即ち、FRPは有機系樹脂を基材とするため不
燃材ではなく、耐熱性、耐火性に劣る。従つて、
通常のパーテイシヨンとして使用できるものの、
火災時には、このFRP部分から燃えてしまう
(発煙する)。そして、これにより、FRPの接着
機能はなくなり、タイルとしての強度を保持でき
なくなる。即ち、パーテイシヨンとして使用した
室内で火災が発生すれば、このパーテイシヨンは
使用不能となるのである。
また有機物特有の劣化の問題もあり、耐久性に
ついても必ずしも満足のゆくものではなかつた。
このように、先願に係る大型両面タイルは、大
型タイル自体は耐火性、耐熱性、耐久性に優れる
にもかかわらず、接着層のFRPに起因する問題
があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は先願に係る大型両面タイルの耐熱性、
耐火性、耐久性の問題を解決するものである。
本考案の大型両面タイルは、実質的に同一形状
の2枚の大型セラミツクタイルのそれぞれの裏面
を、無機補強繊維を含む無機系接着剤にて接着し
て一体化した構造を有する大型両面タイルであつ
て、前記無機系接着剤の融点が350〜650℃であ
り、かつ、無機系接着剤に対する無機補強繊維の
割合が25〜50重量%であることを特徴とする。
[作用] 本考案の大型両面タイルは、大型セラミツクタ
イルが無機補強繊維を含む無機系接着剤で接着さ
れたものであるため、接着層も不燃性となり、耐
火性、耐熱性に優れたものとなる。また、有機物
特有の劣化の問題もなく耐久性にも優れる。
しかも、接着層は無機補強繊維の補強効果で極
めて高強度である。
また、無機系接着剤の融点は350〜650℃と耐熱
性を損わない範囲で比較的低融点であるため、接
着工程の加熱により、タイルを劣化させることも
ない。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例について説
明する。
第1図は本考案の大型両面タイルの一実施例を
示す斜視図である。
第1図に示す本考案の大型両面タイル1は、大
型陶板等の大型セラミツクタイル2,3の裏面を
内側として、即ち、施釉面2a,3aが外側とな
るようにして、ガラス繊維5等の無機補強繊維を
含む無機系接着剤層6で接着一体化してなるもの
である。
このような大型両面タイルは、一方の大型セラ
ミツクタイルの裏面に無機ガラスフリツトの粉末
を散布し、次いでこの上にシート状又はマツト状
のガラス繊維を置き、更にフリツトの粉末を散布
した後、他方の大型セラミツクタイルを積層して
加熱することにより容易に製造される。この場
合、加熱によりフリツトは溶融してガラス繊維シ
ート又はマツト内に浸入し、ガラス繊維と密着に
一体化して、極めて強度の高いガラス繊維補強無
機系接着剤層6を形成する。
本考案において、接着して一体化する大型セラ
ミツクタイルの大きさとしては特に制限はなく、
通常200mm×200mm以上、特に300mm×300mm以上で
あつて、厚さ1cm以下、例えば3〜8mm程度のも
のが用いられる。その材質としては、陶器質、せ
つ器質又は磁器質のいずれでも良い。また、その
気孔率等についても特に制限はない。
無機系接着剤としては、前述の無機ガラスフリ
ツトの他、鉛ガラス、ケイ酸リチウム等も使用す
ることができるが、本考案において、無機系接着
剤としては、その融点が350〜650℃、好ましくは
600℃以下の比較的低温で溶融するものを用いる。
即ち、これよりも高融点のものであると、加熱溶
融して接着する際にタイル自体も溶融する可能性
があるため、上記の如く、比較的低融点のものを
用いることが必要とされる。
このような無機系接着剤の接着剤層の厚さは十
分な接着強度が得られる厚さであれば良く、用い
る無機系接着剤、大型セラミツクタイルの材質、
大きさ、大型両面タイルの使用目的等に応じて適
宜決定されるが、一般には0.3〜1.5mm程度の厚さ
の接着剤層が接着処理後において形成されるよう
に設定される。
接着剤層に配合するガラス繊維等の無機補強繊
維は、その使用量が少ないと十分な強度向上効果
が得られないが、過度に多過ぎると接着力が低下
することとなる。このため、無機補強繊維は無機
系接着剤に対して25〜50重量%とする。
以下、本考案の大型両面タイルの製造例及び試
験例について説明する。
製造例 1 せつ器質大型陶板(900mm×1800mm×6mm(厚
さ))を用いて、第1図に示すような大型両面タ
イルを製造した。
手順を第2図を参照して説明する。
まず、一方の陶板3の裏面全面に、フリツト単
体(粉末状)を散布し、約1mm厚さのフリツト層
7を形成した。この上にシート状ガラス繊維
(900mm×1800mm×1mm(厚さ))8を敷き、更に
この上にフリツトを散布してフリツト層9を形成
した。そして、他方の大型陶板2の裏面を下にし
て、フリツト層9の上に載せ(第3図の状態)、
これをローラーハースキルン内で500℃、90分加
熱して、フリツトを低温溶融させた。フリツト層
7,9は溶融してシート状ガラス繊維8に浸透
し、大型陶板3、ガラス繊維5、大型陶板2を強
固に接着する接着剤層6(厚さ2mm)を形成し、
第1図に示すような大型両面タイルが得られた。
試験例 1 製造例1で製造された大型両面タイル及び
FRPで接着された先願に係る大型両面タイルに、
それぞれバーナの火炎を近づけて、耐火試験を行
なつた。
その結果、先願の大型両面タイルでは約10分後
に発煙し、接着層がゆるみはじめたが、製造例1
で製造された本考案の大型両面タイルはいずれも
30分後においても変化はなく、極めて耐火性に優
れることが立証された。
[考案の効果] 以上詳述した通り、本考案の大型両面タイル
は、不燃性で耐火性、耐熱性に優れ、また接着層
の強度が高く、経時的な劣化もないため、耐久性
にも著しく優れる。また、その製造も容易であ
る。
本考案によれば、火災等の防災面にも優れた特
性を有する大型両面タイルが低コストで提供され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の大型両面タイルの一実施例を
示す斜視図、第2図は第1図に示す大型両面タイ
ルの加熱接着前の状態を示す斜視図、第3図は大
型両面タイルを用いたパーテイシヨンを示す部分
斜視図、第4図は先願の大型両面タイルを示す斜
視図である。 1……大型両面タイル、2,3……大型セラミ
ツクタイル、5……ガラス繊維、6……接着剤
層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 実質的に同一形状の2枚の大型セラミツクタイ
    ルのそれぞれの裏面を、無機補強繊維を含む無機
    系接着剤にて接着して一体化した構造を有する大
    型両面タイルであつて、前記無機系接着剤の融点
    が350〜650℃であり、かつ、無機系接着剤に対す
    る無機補強繊維の割合が25〜50重量%であること
    を特徴とする大型両面タイル。
JP1987168641U 1987-11-04 1987-11-04 Expired JPH0420898Y2 (ja)

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JP1987168641U JPH0420898Y2 (ja) 1987-11-04 1987-11-04

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JPH0173213U JPH0173213U (ja) 1989-05-17
JPH0420898Y2 true JPH0420898Y2 (ja) 1992-05-13

Family

ID=31457992

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JP1987168641U Expired JPH0420898Y2 (ja) 1987-11-04 1987-11-04

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910243U (ja) * 1982-07-12 1984-01-23 カルソニックカンセイ株式会社 樹脂製キヤツプ
JPS6140230U (ja) * 1984-08-16 1986-03-14 日本ゼオン株式会社 不燃断熱材
JPS61175442U (ja) * 1985-04-22 1986-11-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0173213U (ja) 1989-05-17

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