JPH04211075A - アルキレンカーボネートの製造法 - Google Patents

アルキレンカーボネートの製造法

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JPH04211075A
JPH04211075A JP3045646A JP4564691A JPH04211075A JP H04211075 A JPH04211075 A JP H04211075A JP 3045646 A JP3045646 A JP 3045646A JP 4564691 A JP4564691 A JP 4564691A JP H04211075 A JPH04211075 A JP H04211075A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルキレンカーボネー
トの製造法に関する。 [0002]より具体的には、本発明は、アルキレンカ
ーボネート、例えば1,2−ブチレンカーボネートを、
相当するアルキレングリコール及び尿素から製造する方
法に関する。例えば、1,2−ブタンジオールと尿素を
、窒素の存在下、さらに場合によってはスズ触媒の存在
下に反応させて1,2−ブチレンカーボネートを製造す
ることができる。 [00031本発明は、簡便であり、使用する条件が穏
やかであり、出発原料が低置であり、そして触媒の使用
が任意であることにおいて、特に好都合である。 [0004]
【従来の技術】アルキレンカーボネートの製造法は当技
術においては公知であるが、過去に使用されてきた方法
は、一般に、むしろ間接的な工程及び高価な反応体を伴
い、多くの場合、立体障害を被りやすい反応機構を用い
てきた。 [0005]米国特許第2,773,070号は、アル
キレンカーボネートを製造する先行技術の方法の一つで
あって、アルキレンオキシドを、100〜225℃の温
度及び300psig (2,17MPa)を超える圧
力で、特定のハロゲン化アンモニウムの1種からなる触
媒の存在下に、モル過剰の二酸化炭素と反応させること
からなる方法を記載している。 [0006] J、 Org、 Chem、  (19
62) 、  27. 2832は、1,2−ジオール
の環式炭酸エステルをチオシアン酸塩と反応させてエピ
スルフィドを合成することを述べているが、この反応は
立体障害をかなり受けやすいということが見いだされた
。 [0007] J、 Am、 Chem、 Soc、 
 (1962) 、  84゜747の中のある記事は
、とりわけ、2,3−ブタンジオールの環式カーボネー
トの異性体について測定された高解像度プロトン核磁気
共鳴スペクトルに言及している。これらの化合物につい
ての化学シフト移動及びカップリング定数が示されてい
る。 [0008]米国特許第3,025,305号は、環式
カーボネートの製造法であって、2〜30個の炭素原子
を有するモノオレフィンを、少なくとも500pSig
(3,55MPa)の分圧の二酸化炭素及び分子状酸素
含有ガスと、93〜204℃(華氏200〜400度)
の温度及び液相を維持するに充分な全圧において、2種
の触媒、つまりコバルト有機塩と第四級アンモニウム化
合物の1種を用いながら、反応させることからなる方法
を開示している。 [0009]米国特許第3,923,842号は、相当
するオレフィンを、ハロゲン化鉄及びハロゲン化銅の存
在下、酸化鉄が副生成物として形成される反応条件のも
と、酸素と反応させることによってビシナルハロヒドリ
ンを形成し、これをアミン及び二酸化炭素と反応させて
、特定の環式炭酸エステルの1種を形成する方法を開示
している。 [0010]米国特許第4,009,183号は、アル
キレンカーボネートを製造する方法であって、オレフィ
ンを、ヨウ素又は特定のヨウ素含有化合物ならびに酸素
搬送体の存在下、30〜120℃の温度、大気圧から1
00気圧(10,1MPa)までの圧力及び3〜8のp
Hのもと、二酸化炭素と反応させることによる方法を開
示している。 [0011]米国特許第4,224,223号は、環式
アルキレンカーボネートを製造する方法であって、2〜
15個の炭素原子を有する環式又は線状のオレフィンを
、酸素又は酸素含有ガス、触媒量のヨウ素又は金属ヨウ
化物ならびに触媒量の鉄化合物、銅化合物又はそれらの
混合物の存在下に、50〜160℃の温度、200〜2
、  OOOpsig (1,48〜13. 89 M
Pa)の全圧及び4〜8のpHのもとで、二酸化炭素と
液相で反応させることによる方法を記載している。 [0012] Venturello及びD’Aloi
sioは、 rA Conventent 5ynth
esis of 1,2−AlkanediylCar
bonates J 5ynthesis  (198
5)、  1. 33において、毒性もしくは危険な試
薬又は高温という欠点を伴わず、あるいは環式カーボネ
ートから分離し難い望ましくないグリコールを形成する
ことなく、穏やかな反応条件のもと、1,2アルカンジ
イルカーボネートを短い反応時間中に高収率で製造する
方法を記載している。この方法は、相当するビシナルハ
ロヒドリンをテトラメチルアンモニウム水素カーボネー
トとアセトニトリル中で撹拌することを含む。西ドイツ
国公開特許第3723782号によると、ビシナルハロ
ヒドリンとアルカリバイカーボネートを非プロトン性有
機溶剤、例えばジメチルスルホキシド、アセトニトリル
及びジメチルホルムアミドの中で加熱すると、シクロカ
ーボネートが製造される。 [0013]
【発明が解決しようとする課題】先行技術から、どの当
業者も、アルキレンカーボネート、特に1,2−ブチレ
ンカーボネートを相当するアルキレングリコール及び尿
素から製造する方法を、これまで考案していないと思わ
れる。本発明において、■、2−ブタンジオールと尿素
を場合によってはスズ触媒の存在下に反応させて1,2
−ブチレンカーボネートを製造しうるということが、思
いがけなく見いだされた。この方法は、比較的簡便であ
り、出発原料が比較的廉価であり、穏やかな条件を用い
ることができるため、当分針において非常に望ましい進
歩を成すはずである。 [0014]
【課題を解決するための手段】本発明は、アルキレンカ
ーボネートを相当するアルキレングリコールと尿素との
反応によって製造する方法に関する。反応は、場合によ
っては、スズ触媒の存在下に実施する。好ましい反応条
件には、大気圧及び130〜200℃の温度がある。 [0015]本方法は、最高で95%ものグリコール転
換率及び最高で96%ものアルキレンカーボネートへの
選択率を示す。それに加え、本方法は、比較的低順かつ
比較的安全な反応体の使用、穏やかな条件及び製造効率
の良さのおかげで、商業的にも非常に魅力的なものであ
ろう。 [00161本発明によると、好ましくは3〜18個の
炭素原子を有するアルキレングリコールを窒素の存在下
に尿素と反応させて、アルキレンカーボネートを製造す
る。アルキレン−1,2−ジオールの場合、反応を以下
の式によって示すことができる。 [0017]
【化2】 (式中、Rは、1〜16個の炭素原子を有するアルキル
基を示す。) [0018]アルキレングリコールは、例えば以下の式
1のうちの一つで示すことができる。 [0019]
【化3】 (式中、Rは、1〜16個の炭素原子を有するアルキル
基であり、R′は、H又は1〜8個の炭素原子を有する
アルキル基である。)この群に含まれる好適なアルキレ
ングリコールには、シクロヘキサンジオール、アリール
脂肪族−1,2−ジオール及び内部1,2−グリコール
がある。 [00201大抵の場合、アルキレングリコールは、式
:
【4] (式中、Rは、1〜16個の炭素原子を有するアルキル
基である)で示される。Rは、1〜6個の炭素原子を有
することが好ましく、その結果、アルキレングリコール
は3〜8個の炭素原子を有することになる。好適な1゜
2−ジオールの例には、1,2−ブタンジオール、1゜
2−プロパンジオール及び1,2−ヘキサンジオールが
ある。シクロヘキサン−1,2−ジオール及び1,2ス
チレンジオールもまた好適である。■、2−プロパンジ
オール又は1,2−ブタンジオールの場合のようにRが
メチル又はエチルであるときに、良好な結果が確認され
た。アルキレングリコールの極性の増大が選択性に悪影
響を与えると思われることは注意に値する。反応は、1
.2−プロピレングリコールを用いる場合よりも1゜2
−ブチレングリコールを用いる場合のほうが効率的に進
行する。また逆に、■、2−プロピレングリコールは1
.2−エチレングリコールよりも好ましい。 [00211本発明の方法を実施することに溶剤は不必
要であるが、所望により、反応を、非プロトン極性溶媒
の存在下に実施することができる。非プロトン極性溶媒
には、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ジエチルホル
ムアミド及びジエチルアセトアミドがある。好ましい非
プロトン極性溶媒は、ジメチルアセトアミド及びジメチ
ルホルムアミドなどのアミドである。 [0022]本方法は、触媒を用いなくとも良好に進行
するが、スズを含有する触媒を用いてもよく、これを実
施例2に例示する。触媒として用いることができる好適
なスズ含有化合物には、ジアルキルジカルボン酸スズ及
び有機カルボン酸のスズ塩がある。M and T C
hemicals社製のジブチルスズジラウレートであ
る、市販のスズ触媒T−12を用いて良好な結果が確認
された。触媒を使用した際、反応体と触媒との比率は決
定的ではなかった。 [0023]反応条件は一般に穏やかであるが、出発原
料に応じて異なる。好ましくは、本発明の方法は大気圧
で実施する。しかし、アンモニアを除去する何らかの方
法が利用できるならば、反応を加圧下で実施することが
できるように本方法を適用させることができる。しかし
、反応を加圧下で実施する場合、圧力が3. 55MP
aを超えることは特に望ましくないであろう。好ましく
は、本発明の方法は比較的穏やかな温度で実施する。温
度は、一般には100〜250℃、より好ましくは13
0〜200℃である。実施例に示すように、170〜1
80℃の温度を用いると良好な結果が確認された。 [0024]好ましい滞留時間は1〜5時間である。 [0025]アルキレングリコール/尿素の比率は、反
応の化学量論によって要求されるものとすることができ
るが、比較的広い範囲内で変化させてもよい。 [0026]一般に、尿素1〜5モルに対しアルキレン
グリコール1〜5モルの量を用いる。1,2−ブタンジ
オール1モルに対して尿素2モルを用いた場合(実施例
3)、1,2−ブタンジオールの転換率95%及び1゜
2−ブチレンカーボネートへの選択率96%が確認され
た。 [00271本発明によると、アルキレングリコール及
び尿素を反応容器に導入する。この反応混合物を所望の
温度にまで加熱し、反応からアンモニアを解放する。本
発明によるこの方法が目的とする生成物は、アルキレン
カーボネート、特に1,2−プロパンジオール及び1゜
2−ブタンジオールである。 [0028]本作業においては、ガスクロマトグラフィ
ー (GC)もしくはNMR又はこれらの技術を組み合
わせたものによって生成物を同定した。分析は、大部分
、GCによって行なった。 [0029] 【実施例】以下の実施例によって本発明の新規な方法を
説明する。 [00301 実施例1 温度計、凝縮器、撹拌器及び窒素注入口を備えた500
m1の三つロフラスコに、尿素60g  (1モル)及
び1゜2−ブタンジオール90g  (1モル)を仕込
んだ。170℃で撹拌しながら3時間、反応を実施した
。反応からのアンモニアの発生が顕著であった。反応混
合物122.9gを回収した。GC及びNMRによって
分析すると、1,2−ブチレンカーボネートへの選択率
99%及び1,2−ブタンジオールの転換率48%が達
成されたことがわかった。 [00311 実施例2 ジブチルスズジラウレート(T−12)1.5gをさら
に仕込んだことを除き、実施例1の手順を繰り返した。 反応混合物110gを回収した。GC及びNMRによっ
て分析すると、1,2−ブチレンカーボネートへの選択
率99%及び1,2−ブタンジオールの転換率64%が
達成されたことがわかった。 [0032] 実施例3 尿素120gを仕込んだことを除き、実施例1の手順を
繰り返した。反応混合物137gを回収した。GC及び
NMRによって分析すると、1,2−プチレンカーポネ
−トへの選択率96%及び5−エチル−2−オキサゾリ
ジノンへの選択率4%が得られ、同時に1,2−ブタン
ジオールの転換率95%が達成されたことがわかった。 [0033] 実施例4 ■、2−ブタンジオール180gを仕込んだことを除き
、実施例1の手順を繰り返した。反応混合物206゜4
gを回収した。GC及びNMRによって分析すると、■
、2−ブチレンカーボネートへの選択率94%及び1.
2−ブタンジオールの転換率33%が達成されたことが
わかった。 [0034] 実施例5 1.2−プロパンジオール102gを仕込んだことを除
き、実施例1の手順を繰り返した。反応混合物123゜
5gを回収した。GC及びNMRによって分析すると、
プロピレンカーボネートへの選択率84%及び1,2プ
ロパンジオールの転換率43%が達成されたことがわか
った。 [0035] 実施例6(比較例) 温度計、凝縮器、撹拌器及び窒素注入口を備えた500
m1の三つロフラスコに、尿素61.3g及びヘキシレ
ングリコール(1,3−ジオール)118.6gを仕込
んだ。170〜180℃で3時間、反応を実施した。こ
の反応による選択率及び転換率は非常に劣るものであっ
た。これは、■、3−ジオールが本発明には有効でない
ことを実証している。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルキレングリコールと尿素を反応させ
    ることを特徴とするアルキレンカーボネートの製造法。 ;
  2. 【請求項2】 アルキレングリコールが、式:【1】 (各式中、Rは、1〜16個の炭素原子を有するアルキ
    ル基であり、R′は、H又は1〜8個の炭素原子を有す
    るアルキル基である)のうちの一つで示される請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 アルキレングリコールが、■、2−ブタ
    ンジオール、1,2−プロパンジオール、1,2−ヘキ
    サンジオール、シクロヘキサン−1,2−ジオール又は
    1.2−スチレンジオールである請求項1又は2に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 反応を触媒としてのスズ含有化合物の存
    在下に実施する請求項1〜3のいずれか一項に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 スズ含有化合物が、ジアルキルジカルボ
    ン酸スズ又は有機カルボン酸のスズ塩である請求項4記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 触媒がジブチルスズジラウレートからな
    る請求項4又は5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 反応を大気圧で実施する請求項1〜6の
    いずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 アンモニア副生成物を除去する手段を用
    いながら、反応を3. 55MPaまでの高圧下に実施
    する請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 温度が130〜200℃である請求項1
    〜8のいずれか一項に記載の方法。
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