JPH04211174A - 非線形素子及びその製造法 - Google Patents

非線形素子及びその製造法

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JPH04211174A
JPH04211174A JP3005064A JP506491A JPH04211174A JP H04211174 A JPH04211174 A JP H04211174A JP 3005064 A JP3005064 A JP 3005064A JP 506491 A JP506491 A JP 506491A JP H04211174 A JPH04211174 A JP H04211174A
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JP
Japan
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nonlinear
inducing layer
conductor
nonlinear element
conduction inducing
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JP3005064A
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English (en)
Inventor
Satoru Miyashita
宮下悟
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】本発明は、電流電圧特性が非線形
である非線形素子に関する。 [0002]
【従来の技術】従来の非線形素子としては、Siなどの
半導体ウェハーや、ガラスや単結晶等の上に形成した薄
膜状の半導体を用いていた。また、導電体−絶縁体−導
電体構造(以後本明細書ではMIM構造と呼ぶ)を持つ
ものも実用化されている。 [0003]
【発明が解決しようとする課題】しかし、半導体を用い
た従来の非線形素子では、非線形素子のベースとなるべ
き半導体の形成にも、CVDなどのスループットが良く
ない高価な真空装置を必要とするため、特に大きな面積
を必要とする用途のためには、非常に高価なものとなっ
てしまうという課題があった。 [0004]また、MIM構造を持つ非線形素子も、非
線形電気伝導誘起層をタンタルなどの金属の陽極酸化で
形成するため、陽極酸化膜自体の特性を変化させること
は困難で、素子特性はほとんど膜厚と素子面積のみで制
御を行うしかない。このため、素子特性(例えば0N1
0FF比とON電流、素子容量)をバランス良く制御す
るのは難しい。 [0005]本発明の目的は、常温常圧で形成可能かつ
制御性に優れた非線形電気伝導誘起層をもつ非線形素子
及びその製造法を提供することによって、上記の課題を
解決することにある。 [0006]
【課題を解決するための手段】上記目的は、導電体に非
線形電気伝導誘起層が挟持された構造からなり、非線形
電気伝導誘起層が少なくとも高分子絶縁体と、高分子絶
縁体内に分散した有機半導体から構成される非線形素子
において達成される。また、前記非線形素子は少なくと
も高分子絶縁体と有機半導体を共通溶媒に溶解させ均質
溶液とし、塗布により導電体上に非線形電気伝導誘起層
を形成することで製造できる。 [0007]
【実施例】
(実施例1) 非線形電気伝導層に用いる高分子絶縁体は、ポリフマル
酸ジイソプロピル(以下本明細書ではPDiPFと略記
する)をもちいた。PDiPFなどのポリフマル酸エス
テル類を単独で用いた場合、数百オングストロームまで
の非常に薄いスピンコード膜でも、電気絶縁特性の優れ
た薄膜が得られる材料として知られている。 (重厚ら
、高分子討論会予稿集Vo1.39.No、8(198
9) p、2563) PDiPFは再沈澱によって精
製したのち、精製したクロロホルムに溶解してPDiP
F溶液を作った。更に有機半導体であるフタロシアニン
誘導体(CopperTetra 4−tertbut
yl phthalocyanine)を溶解して、均
一溶液とした。この溶液を、0.5μmのフィルターに
通してごみを除去し、原料溶液とした。混合の比率は、
目的とする非線形素子のON電流値および/またはOF
F電流値と膜強度の兼ね合いで決められるが、膜厚と素
子サイズを適当に選べば、10−6〜50wt%の範囲
において、いずれも電流電圧特性の非線形性を示すこと
が確認できた。 [0008]図1に、本実施例における非線形素子の概
念を示す。 [00091基板としては、表面を光学研磨したパイレ
ックスガラス11を用い、金属などの導電体膜をスパッ
ターもしくは蒸着で形成し、フォトエツチングによって
パターンを形成して下部導電体12としたものを用い、
素子面積が20μm角となるように20μm幅にパター
ニングした。
【0010]この基板上に、所定の膜厚となるように濃
度と回転数と回転時間を制御して、スピンコーティング
により有機半導体が分散した高分子絶縁体を塗布し非線
形電気伝導誘起層13とした。 [00111こうして形成した下部導電体および非線形
電気伝導誘起層の上に、金属をスパッターもしくは蒸着
で形成した後、20μm幅に上部導電体14をフォトエ
ツチングでパターン形成して、MIM構造の非線形素子
が得られた。 [0012] こうして得られた非線形素子は、暗所で
電流電圧特性を測定すると、図2のように非線形性を示
すことを確認した。このとき、上部導電体と下部導電体
に異なるものを用いると、電圧の印加方向によって特性
が非対称になる場合もあった。この非線形素子は、ON
電圧を9ボルト、OFF電圧を1ボルトとしたときに、
電流の0N10FF比が4桁以上とれる。 [0013] (実施例2) 本実施例でも、高分子絶縁体は実施例1と同様にPDi
PFを用い、有機半導体はフタロシアニン誘導体を用い
た。 [0014]実施例1と同様にして精製ししたPDiP
Fとフタロシアニン誘導体を四塩化炭素に溶解し、0゜
5μmのフィルターを通して原料溶液を得た。この原料
溶液を用いて、実施例1と同様に下部電極を形成した基
板上に、所定の膜厚となるように濃度と引き上げ速度を
制御して、デイプコーティングにより有機半導体が分散
した高分子絶縁体を塗布して非線形電気伝導誘起層とし
た。更に上部導電体の形成を行って、非線形素子を作成
した。 [0015] このようにして作成された非線形素子も
、実施例1と同様にして電流電圧特性を測定すると、非
線形性を示した。 [0016] (実施例3) 本実施例でも、高分子絶縁体は実施例1と同様にPDi
PFを用い、有機半導体としてはオキサジアゾール誘導
体(2,5−Bis(4−dieth5−B15(4−
diethyla、3,40xadiazole)を用
いた。 [0017]実施例1と同様にして精製ししたPDiP
Fとオキサジアゾール誘導体を四塩化炭素に溶解し、0
.5μmのフィルターを通して原料溶液を得た。この原
料溶液を用いて、実施例1と同様に下部電極を形成した
基板上に、所定の膜厚となるように濃度とスペースを制
御して、バーコーティングにより有機半導体が分散した
高分子絶縁体を塗布して非線形電気伝導誘起層とした。 更に上部導電体の形成を行って、非線形素子を作成した
。 [0018] このようにして作成された非線形素子も
、実施例1と同様にして電流電圧特性を測定すると、非
線形性を示した。 [0019] (実施例4) 本実施例では、図3に示す構造の非線形素子を形成した
。基板31上に第1導電体32および第3導電体35を
同時に形成してから、ポリフマル酸ジシクロヘキシルと
オキサジアゾール誘導体をトルエンに溶解し、0.5μ
mのフィルターを通した原料溶液を用意した。この原料
溶液を用いて基板上に、所定の膜厚となるように濃度と
ロールと送り速度を制御して、ロールコーティングによ
り有機半導体が分散した高分子絶縁体を塗布し、非線形
電気伝導誘起層33を形成した。更にこの上に第2導電
体34を形成して、非線形素子を作成した。 [00201このような作成法によると、素子構成は、
第1導電体と第2導電体およびそれら2つの導電体に挟
持された非線形電気伝導誘起層からつくられた非線形素
子と、第2導電体と第3導電体および非線形電気伝導誘
起層からつくられた非線形素子の、2つの非線形素子を
直列に接続したものとなる。本明細書では以下、この構
造をMIMIM構造と呼ぶ。 [00211この構造の素子では、素子から基板端への
配線を行う第1導電体、第3導電体の両方を、基板ガラ
ス上に直接形成できるために、基板加熱などによる低抵
抗での導電体形成が容易である。また、非線形電気伝導
誘起層に対してダメージを与えないように、低温で薄く
第2導電体を形成し、第2導電体の抵抗が大きくなって
しまっても、素子特性にはほとんど影響を与えない利点
もある。 [00221本実施例で作成した非線形素子も、実施例
1から実施例3と同様に電流電圧特性は非線形性を示す
ことを確認した。本実施例の場合には、第1および第3
導電体と、第2導電体に異なるものを用いても、素子構
成が対称となるために、電流電圧特性はいつも対称とな
る。 [0023]以上実施例を述べたが、本発明は以上の実
施例のみに限定されるものではない。上部もしくは下部
導電体として金属以外の導電体を用いることは可能であ
るし、形成法も電気メツキや無電解メツキ、塗布などの
方法が用いられ得る。また、用いる有機半導体も可溶性
の縮合多環芳香族化合物や、電荷移動錯体などが種々考
えられる。 [0024]また、構造としては、実施例で取り上げた
MIM構造、MIMIM構造以外にも、実施例4と同様
な作成方法で、第2導電体に半導体膜を用いて界面で接
合を形成し、MISIM構造のBack−to−Bac
kダイオードを作成する事も考えられる。 [00251本発明の非線形素子は、これを用いたアク
ティブマトリックス表示装置や光シヤツターなどの電気
光学装置、温度、湿度、光、ガス、溶液などのセンサー
などにも広く応用が可能である。 [0026] 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば常温
常圧で形成可能で、かつ制御性に優れた非線形電気伝導
誘起層をもつ非線形素子を提供することによって、安価
で優れた非線形素子を作成することが可能になる。本発
明の非線形素子は素子構造が簡単な上、非線形電気伝導
誘起層の形成が容易なため、特に大きな面積のものを作
成するのには有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1で作成した、非線形素子の概
念を表す断面図である。
【図2】本発明の実施例1で作成した、非線形素子の電
流電圧特性を表す図である。
【図3】本発明の実施例4で作成した、非線形素子の概
念を表わす断面図である。
【符号の説明】
11・・・・・・・・・・基板ガラス 12・・・・・・・・・・下部導電体 13・・・・・・・・・・非線形電気伝導誘起層14・
・・・・・・・・・上部導電体 21・・・・・・・・・・電流電圧特性曲線31・・・
・・・・・・・基板ガラス 32・・・・・・・・・・第1導電体 33・・・・・・・・・・非線形電気伝導誘起層34・
・・・・・・・・・第2導電体 35・・・・・・・・・・第3導電体
【図1】
【図2】
【図3】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電体に非線形電気伝導誘起層が挟持さ
    れた構造からなり、非線形電気伝導誘起層が少なくとも
    高分子絶縁体と、高分子絶縁体内に分散した有機半導体
    から構成されることを特徴とする非線形素子。
  2. 【請求項2】 導電体に非線形電気伝導誘起層が挟持さ
    れた構造からなり、非線形電気伝導誘起層が少なくとも
    高分子絶縁体と、高分子絶縁体内に分散した有機半導体
    から構成される非線形素子において、少なくとも高分子
    絶縁体と有機半導体を共通溶媒に溶解させ均質溶液とし
    、塗布により導電体上に非線形電気伝導誘起層を形成す
    ることを特徴とする非線形素子の製造法。
JP3005064A 1990-01-23 1991-01-21 非線形素子及びその製造法 Pending JPH04211174A (ja)

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