JPH04211463A - 磁性塗料及び磁気記録媒体 - Google Patents
磁性塗料及び磁気記録媒体Info
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- JPH04211463A JPH04211463A JP3026940A JP2694091A JPH04211463A JP H04211463 A JPH04211463 A JP H04211463A JP 3026940 A JP3026940 A JP 3026940A JP 2694091 A JP2694091 A JP 2694091A JP H04211463 A JPH04211463 A JP H04211463A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性粉を含んだ磁性層
が非磁性基体上に設けられてなる磁気テープなどの磁気
記録媒体に関する。
が非磁性基体上に設けられてなる磁気テープなどの磁気
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録媒体の高記録密度化が要
求されており、例えば磁気テープにおいても、高飽和磁
束密度Bm、高角型比Rs(残留磁束密度Br/飽和磁
束密度Bm)で表面粗度が小さく、しかも柔軟性や耐摩
耗性に優れたものが要求されている。高S/N比の要求
から、比表面積が30m2/g〜70m2/gの微細な
磁性粉を使用し、これを均一に分散させて強固に結合さ
せるためには、結合剤に優れた分散性能と、強靭な結合
力を併せ持つことが求められる。しかしながら、上記結
合剤として従来より、ポリエステル樹脂、繊維素系樹脂
、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、
ポリアミド樹脂あるいは塩化ビニル、塩化ビニリデン、
酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)ア
クリルアミド、アクリロニトリル、ブタジエン、スチレ
ン、ビニルエステルなどの重合体又は共重合体などが分
散剤と呼ばれる低分子量の界面活性剤や脂肪酸などとと
もに使用されているが、いずれも上記磁性粉末の分散性
と磁性層の耐摩耗性の両面で十分な特性を得ることがで
きなかった。また、磁性粉の分散性を改善するために、
アミノシラン化合物で磁性粉を処理したり(特開昭58
−205929号公報)、汎用されてきた塩化ビニル−
ビニルアルコール−酢酸ビニル三元共重合体をアミノシ
ラン化合物で変性した結合剤を適用すること(特公平1
−49426号公報)が提案されているが、前記の如き
微細磁性粉を分散して、塗工性の良好な磁性塗料を得る
ことはできなかった。一方、磁性層の強度を高め、耐久
性の良好な媒体を得るためには、磁性粉を十分に分散さ
せて、充填性の高い磁性層とする一方、結合剤の強度を
高める必要がある。結合剤の強度を高めるためには、結
合剤の分子量を大きくすることが有効であるが、分子量
を大きくすると磁性粉を分散させた塗料の粘度が高くな
って分散性が低下してしまう。磁性粉が微細化すればす
るほど塗料の粘度は上がりやすくなるため、分子量の増
大によらない強度の改良方法が求められるが、その方法
の一つとして、ポリイソシアネート化合物による結合剤
の架橋が広く利用されている。そして、このポリイソシ
アネート化合物による架橋を可能にするため、結合剤中
にイソシアネート基と反応しうる水酸基に代表される活
性水素を有する基を導入することが行われてきた。とこ
ろが、結合剤に多量の水酸基を導入すると、脂肪酸やそ
のエステルに代表される滑剤などを配合した磁性塗料は
磁性粉の分散安定性が低下してしまい、良好な特性を有
する磁気記録媒体を安定して製造することができなくな
ってしまう。一方、水酸基の量が少ないと架橋が不十分
となって、強度改良の目的を果たせないうえ、イソシア
ネート化合物のイソシアネート基が結合剤の水酸基に対
し余ってしまい、余ったイソシアネート化合物は空気中
の水分と反応してしまい、結果的に磁性層を脆くしてし
まう。
求されており、例えば磁気テープにおいても、高飽和磁
束密度Bm、高角型比Rs(残留磁束密度Br/飽和磁
束密度Bm)で表面粗度が小さく、しかも柔軟性や耐摩
耗性に優れたものが要求されている。高S/N比の要求
から、比表面積が30m2/g〜70m2/gの微細な
磁性粉を使用し、これを均一に分散させて強固に結合さ
せるためには、結合剤に優れた分散性能と、強靭な結合
力を併せ持つことが求められる。しかしながら、上記結
合剤として従来より、ポリエステル樹脂、繊維素系樹脂
、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、
ポリアミド樹脂あるいは塩化ビニル、塩化ビニリデン、
酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)ア
クリルアミド、アクリロニトリル、ブタジエン、スチレ
ン、ビニルエステルなどの重合体又は共重合体などが分
散剤と呼ばれる低分子量の界面活性剤や脂肪酸などとと
もに使用されているが、いずれも上記磁性粉末の分散性
と磁性層の耐摩耗性の両面で十分な特性を得ることがで
きなかった。また、磁性粉の分散性を改善するために、
アミノシラン化合物で磁性粉を処理したり(特開昭58
−205929号公報)、汎用されてきた塩化ビニル−
ビニルアルコール−酢酸ビニル三元共重合体をアミノシ
ラン化合物で変性した結合剤を適用すること(特公平1
−49426号公報)が提案されているが、前記の如き
微細磁性粉を分散して、塗工性の良好な磁性塗料を得る
ことはできなかった。一方、磁性層の強度を高め、耐久
性の良好な媒体を得るためには、磁性粉を十分に分散さ
せて、充填性の高い磁性層とする一方、結合剤の強度を
高める必要がある。結合剤の強度を高めるためには、結
合剤の分子量を大きくすることが有効であるが、分子量
を大きくすると磁性粉を分散させた塗料の粘度が高くな
って分散性が低下してしまう。磁性粉が微細化すればす
るほど塗料の粘度は上がりやすくなるため、分子量の増
大によらない強度の改良方法が求められるが、その方法
の一つとして、ポリイソシアネート化合物による結合剤
の架橋が広く利用されている。そして、このポリイソシ
アネート化合物による架橋を可能にするため、結合剤中
にイソシアネート基と反応しうる水酸基に代表される活
性水素を有する基を導入することが行われてきた。とこ
ろが、結合剤に多量の水酸基を導入すると、脂肪酸やそ
のエステルに代表される滑剤などを配合した磁性塗料は
磁性粉の分散安定性が低下してしまい、良好な特性を有
する磁気記録媒体を安定して製造することができなくな
ってしまう。一方、水酸基の量が少ないと架橋が不十分
となって、強度改良の目的を果たせないうえ、イソシア
ネート化合物のイソシアネート基が結合剤の水酸基に対
し余ってしまい、余ったイソシアネート化合物は空気中
の水分と反応してしまい、結果的に磁性層を脆くしてし
まう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、以上の
ような磁気記録媒体の高記録密度化、高耐久性化の要求
に対する従来の諸問題について鋭意検討した結果、特定
の樹脂と特定のシラン化合物とを磁性粉の結合剤として
使用することにより、微細な磁性粉が安定して分散され
た低粘度の磁性塗料が得られること、そして、この塗料
を非磁性基体上に塗布して得られた磁気記録媒体は優れ
た磁気特性と耐久性と走行性を広い環境条件下に安定し
て発揮しうることを確認して本発明を完成するに至った
。
ような磁気記録媒体の高記録密度化、高耐久性化の要求
に対する従来の諸問題について鋭意検討した結果、特定
の樹脂と特定のシラン化合物とを磁性粉の結合剤として
使用することにより、微細な磁性粉が安定して分散され
た低粘度の磁性塗料が得られること、そして、この塗料
を非磁性基体上に塗布して得られた磁気記録媒体は優れ
た磁気特性と耐久性と走行性を広い環境条件下に安定し
て発揮しうることを確認して本発明を完成するに至った
。
【0004】
【課題を解決するための手段】かくして本第1発明によ
れば、磁性粉を磁性粉の結合剤であるエポキシ基を含む
高分子とともに混合分散した後、アミノ基又はチオール
基を含むシラン化合物を添加してなることを特徴とする
磁性塗料が提供される。
れば、磁性粉を磁性粉の結合剤であるエポキシ基を含む
高分子とともに混合分散した後、アミノ基又はチオール
基を含むシラン化合物を添加してなることを特徴とする
磁性塗料が提供される。
【0005】また本第2発明によれば、磁性粉を磁性粉
の結合剤としてエポキシ基を含む高分子とともに混合分
散した後、アミノ基又はチオール基を含むシラン化合物
を添加して得た磁性層を有することを特徴とする磁気記
録媒体が提供される。
の結合剤としてエポキシ基を含む高分子とともに混合分
散した後、アミノ基又はチオール基を含むシラン化合物
を添加して得た磁性層を有することを特徴とする磁気記
録媒体が提供される。
【0006】また本第3発明によれば、本第2発明にお
けるエポキシ基を含む高分子が塩化ビニル系樹脂、ポリ
ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ブタジエン系重
合体又はビニル系エポキシ重合体である磁気記録媒体が
提供される。
けるエポキシ基を含む高分子が塩化ビニル系樹脂、ポリ
ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ブタジエン系重
合体又はビニル系エポキシ重合体である磁気記録媒体が
提供される。
【0007】さらに本第4発明によれば、本第2発明に
おけるエポキシ基を含む高分子がCOOM、SO3M、
SO4M、PO(OM)2、PO4M3又は
おけるエポキシ基を含む高分子がCOOM、SO3M、
SO4M、PO(OM)2、PO4M3又は
【化2】
(Mはアルカリ金属又はアンモニウムを、R1、R2、
R3は炭化水素を、またXは陰イオン団を表す)をも含
むことを特徴とする磁気記録媒体が提供される。
R3は炭化水素を、またXは陰イオン団を表す)をも含
むことを特徴とする磁気記録媒体が提供される。
【0008】本発明において、シラン化合物はアミノ基
やチオール基が結合剤高分子中のエポキシ基と反応して
結合する一方、シラノール部分が磁粉の表面と反応して
、磁粉、結合剤間の強固な結合を作ったり、雰囲気中な
いし磁性層中の水分により加水分解して重合し、シロキ
サン結合を生じ、結合剤の強度を高め、磁性層の摩擦抵
抗を下げて走行性を改善しているものと思われる。一方
、シロキサン部分を有するシラン化合物は、水や磁粉と
の反応はないものの、エポキシ基を介して結合剤に結合
されるので同じような効果が得られるものと思われる。
やチオール基が結合剤高分子中のエポキシ基と反応して
結合する一方、シラノール部分が磁粉の表面と反応して
、磁粉、結合剤間の強固な結合を作ったり、雰囲気中な
いし磁性層中の水分により加水分解して重合し、シロキ
サン結合を生じ、結合剤の強度を高め、磁性層の摩擦抵
抗を下げて走行性を改善しているものと思われる。一方
、シロキサン部分を有するシラン化合物は、水や磁粉と
の反応はないものの、エポキシ基を介して結合剤に結合
されるので同じような効果が得られるものと思われる。
【0009】本発明に用いられるエポキシ基を含む高分
子の例としては、エポキシ基含有塩化ビニル系樹脂、エ
ポキシ基含有ポリウレタン樹脂、エポキシ基含有ポリエ
ステル樹脂及びビニル系エポキシ重合体が挙げられる。 また、エポキシ基を含有するアクリロニトリル−ブタジ
エン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、又はポ
リブタジエンの如きブタジエン系重合体でもよい。
子の例としては、エポキシ基含有塩化ビニル系樹脂、エ
ポキシ基含有ポリウレタン樹脂、エポキシ基含有ポリエ
ステル樹脂及びビニル系エポキシ重合体が挙げられる。 また、エポキシ基を含有するアクリロニトリル−ブタジ
エン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、又はポ
リブタジエンの如きブタジエン系重合体でもよい。
【0010】本発明に使用されるエポキシ基を有する塩
化ビニル系樹脂は、(1)塩化ビニル、塩化ビニルと共
重合可能なエポキシ基を有するラジカル重合性単量体及
び必要に応じこれらの単量体と共重合可能な単量体をラ
ジカル発生剤の存在下に重合する方法、あるいは(2)
ポリ塩化ビニルあるいは塩化ビニルを主成分とする共重
合樹脂を加熱あるいは脱塩化水素剤との接触により、部
分脱塩化水素させた樹脂を過カルボン酸などのエポキシ
化剤によりエポキシ化する方法などによって得られる。 エポキシ基を有する塩素化ポリ塩化ビニル樹脂は、塩素
化ポリ塩化ビニル樹脂あるいは塩素化ポリ塩化ビニル系
共重合樹脂を出発物質として(2)の方法により得るこ
とができる。
化ビニル系樹脂は、(1)塩化ビニル、塩化ビニルと共
重合可能なエポキシ基を有するラジカル重合性単量体及
び必要に応じこれらの単量体と共重合可能な単量体をラ
ジカル発生剤の存在下に重合する方法、あるいは(2)
ポリ塩化ビニルあるいは塩化ビニルを主成分とする共重
合樹脂を加熱あるいは脱塩化水素剤との接触により、部
分脱塩化水素させた樹脂を過カルボン酸などのエポキシ
化剤によりエポキシ化する方法などによって得られる。 エポキシ基を有する塩素化ポリ塩化ビニル樹脂は、塩素
化ポリ塩化ビニル樹脂あるいは塩素化ポリ塩化ビニル系
共重合樹脂を出発物質として(2)の方法により得るこ
とができる。
【0011】エポキシ基を有する塩化ビニル系樹脂の製
造に使用されるエポキシ基を有するラジカル重合性単量
体の例としては、アリルグリシジルエーテル、メタリル
グリシジルエーテルなどの不飽和アルコールのグリシジ
ルエーテル類、グリシジルアクリレート、グリシジルメ
タクリレート、グリシジル−p−ビニルベンゾエート、
メチルグリシジルイタコネート、グリシジルエチルマレ
ート、グリシジルビニルスルホネート、グリシジル(メ
タ)アリルスルホネートなどの不飽和酸のグリシジルエ
ステル類、ブタジエンモノオキサイド、ビニルシクロヘ
キセンモノオキサイド、2−メチル−5,6−エポキシ
ヘキセンなどのエポキシドオレフィン類などが挙げられ
る。
造に使用されるエポキシ基を有するラジカル重合性単量
体の例としては、アリルグリシジルエーテル、メタリル
グリシジルエーテルなどの不飽和アルコールのグリシジ
ルエーテル類、グリシジルアクリレート、グリシジルメ
タクリレート、グリシジル−p−ビニルベンゾエート、
メチルグリシジルイタコネート、グリシジルエチルマレ
ート、グリシジルビニルスルホネート、グリシジル(メ
タ)アリルスルホネートなどの不飽和酸のグリシジルエ
ステル類、ブタジエンモノオキサイド、ビニルシクロヘ
キセンモノオキサイド、2−メチル−5,6−エポキシ
ヘキセンなどのエポキシドオレフィン類などが挙げられ
る。
【0012】また、エポキシ基を有する単量体及び塩化
ビニル以外の必要に応じ使用される単量体の例としては
、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのカルボン酸ビ
ニルエステル:メチルビニルエーテル、イソブチルビニ
ルエーテル、セチルビニルエーテルなどのビニルエーテ
ル:塩化ビニリデン、フッ化ビニリデンなどのビニリデ
ン:マレイン酸ジエチル、マレイン酸ブチルベンジル、
マレイン酸−ジ−2−ヒドロキシエチル、イタコン酸ジ
メチル、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル
酸エチル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アク
リル酸−2−ヒドロキシプロピルなどの不飽和カルボン
酸エステル:エチレン、プロピレンなどのオレフィン:
(メタ)アクリロニトリルなどの不飽和ニトリル:スチ
レン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレンなどの
芳香族ビニルなどが挙げられる。これらの単量体は、本
発明の樹脂と他の樹脂とを混合したときの両者の相溶性
及び軟化点を調節しつつ樹脂の溶解性を向上させる目的
のほか、塗膜の特性や塗工工程の改善などの必要性に応
じて適当に選択される。
ビニル以外の必要に応じ使用される単量体の例としては
、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのカルボン酸ビ
ニルエステル:メチルビニルエーテル、イソブチルビニ
ルエーテル、セチルビニルエーテルなどのビニルエーテ
ル:塩化ビニリデン、フッ化ビニリデンなどのビニリデ
ン:マレイン酸ジエチル、マレイン酸ブチルベンジル、
マレイン酸−ジ−2−ヒドロキシエチル、イタコン酸ジ
メチル、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル
酸エチル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アク
リル酸−2−ヒドロキシプロピルなどの不飽和カルボン
酸エステル:エチレン、プロピレンなどのオレフィン:
(メタ)アクリロニトリルなどの不飽和ニトリル:スチ
レン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレンなどの
芳香族ビニルなどが挙げられる。これらの単量体は、本
発明の樹脂と他の樹脂とを混合したときの両者の相溶性
及び軟化点を調節しつつ樹脂の溶解性を向上させる目的
のほか、塗膜の特性や塗工工程の改善などの必要性に応
じて適当に選択される。
【0013】また、エポキシ基含有ポリウレタン樹脂は
、分子量1,000〜200,000のものが用いられ
る。分子量が1,000未満では、塗膜の耐久性が不十
分であり、200,000を超すと塗料粘度が高くなり
すぎて、実用上の障害を生ずる。エポキシ基含有ポリウ
レタン樹脂は、1分子当たり2官能以上のエポキシ基を
有するエポキシ樹脂、例えばビスフェノールA型、ハロ
ゲン化ビスフェノール型、レゾルシン型、ビスフェノー
ルF型など、芳香族系のエポキシ樹脂や、脂肪族、脂環
式エポキシ樹脂と、アジピン酸、フタル酸、二量化リノ
レイン酸、マレイン酸などの二塩基酸などとを反応させ
て末端水酸基型のポリエステル樹脂を合成し、これに多
官能のポリイソシアネートを反応させて合成することが
できる。あるいはマレイン酸、フマル酸、イタコン酸な
どの不飽和脂肪酸と多価アルコールとの反応より得られ
た不飽和ポリエステル樹脂を原料として合成されるポリ
ウレタン樹脂に、過カルボン酸などのエポキシ化剤を作
用させることによっても合成することができる。さらに
、次に述べるエポキシ基含有ポリエステル樹脂を原料と
しこれとジイソシアネートとの反応により合成すること
もできる。
、分子量1,000〜200,000のものが用いられ
る。分子量が1,000未満では、塗膜の耐久性が不十
分であり、200,000を超すと塗料粘度が高くなり
すぎて、実用上の障害を生ずる。エポキシ基含有ポリウ
レタン樹脂は、1分子当たり2官能以上のエポキシ基を
有するエポキシ樹脂、例えばビスフェノールA型、ハロ
ゲン化ビスフェノール型、レゾルシン型、ビスフェノー
ルF型など、芳香族系のエポキシ樹脂や、脂肪族、脂環
式エポキシ樹脂と、アジピン酸、フタル酸、二量化リノ
レイン酸、マレイン酸などの二塩基酸などとを反応させ
て末端水酸基型のポリエステル樹脂を合成し、これに多
官能のポリイソシアネートを反応させて合成することが
できる。あるいはマレイン酸、フマル酸、イタコン酸な
どの不飽和脂肪酸と多価アルコールとの反応より得られ
た不飽和ポリエステル樹脂を原料として合成されるポリ
ウレタン樹脂に、過カルボン酸などのエポキシ化剤を作
用させることによっても合成することができる。さらに
、次に述べるエポキシ基含有ポリエステル樹脂を原料と
しこれとジイソシアネートとの反応により合成すること
もできる。
【0014】エポキシ基含有ポリエステル樹脂は、分子
量が1,000〜200,000のものが用いられる。 分子量が1,000未満では、塗膜の耐久性が不十分で
あり、200,000を超すと塗料粘度が高くなりすぎ
て、実用上の障害を生ずる。エポキシ基含有ポリエステ
ル樹脂は、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸などの不
飽和二塩基酸又はフタル酸、アジピン酸、テレフタル酸
などの飽和二塩基酸と1,4−ブタンジオール、1,5
−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,
10−デカンジオール、両末端水酸基ブタジエンオリゴ
マーなどのポリオール類との加熱縮合により得られる不
飽和ポリエステル樹脂を、過カルボン酸などのエポキシ
化剤によりエポキシ化することによって得られる。なお
、上記不飽和ポリエステルの代わりに、これとポリカー
ボネート樹脂や飽和ポリエステル樹脂とを触媒の存在下
に溶融混合し、エステル交換反応させて得られる変性不
飽和ポリエステル樹脂を出発原料として使用してもよい
。
量が1,000〜200,000のものが用いられる。 分子量が1,000未満では、塗膜の耐久性が不十分で
あり、200,000を超すと塗料粘度が高くなりすぎ
て、実用上の障害を生ずる。エポキシ基含有ポリエステ
ル樹脂は、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸などの不
飽和二塩基酸又はフタル酸、アジピン酸、テレフタル酸
などの飽和二塩基酸と1,4−ブタンジオール、1,5
−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,
10−デカンジオール、両末端水酸基ブタジエンオリゴ
マーなどのポリオール類との加熱縮合により得られる不
飽和ポリエステル樹脂を、過カルボン酸などのエポキシ
化剤によりエポキシ化することによって得られる。なお
、上記不飽和ポリエステルの代わりに、これとポリカー
ボネート樹脂や飽和ポリエステル樹脂とを触媒の存在下
に溶融混合し、エステル交換反応させて得られる変性不
飽和ポリエステル樹脂を出発原料として使用してもよい
。
【0015】またエポキシ基含有アクリロニトリル−ブ
タジエン系共重合樹脂としては、一般にはアクリロニト
リル含有量が12〜50重量%、分子量が5,000〜
500,000のものが使われる。アクリロニトリルの
含有量が12重量%未満では、一般に磁気記録媒体に用
いられるポリ塩化ビニルや、ニトロセルロースなどの他
のバインダーとの相溶性が悪く、50重量%より多いと
溶剤溶解性が低下し、磁粉の分散性を大いに低下せしむ
る。また分子量が5,000未満では、塗膜の耐久性が
低く、500,000より大きいと、塗料の粘度が高す
ぎて実用的でない。エポキシ基含有アクリロニトリル−
ブタジエン系共重合樹脂は、アクリロニトリル、ブタジ
エンとともに、エポキシ基を含むラジカル共重合性単量
体を、必要により共重合可能な、その他の単量体ととも
にラジカル発生剤の存在下に共重合して得られる一方、
アクリロニトリル−ブタジエン系共重合樹脂を過カルボ
ン酸などのエポキシ化剤を用いて、樹脂内の二重結合を
部分的にエポキシ化することによっても得ることができ
る。
タジエン系共重合樹脂としては、一般にはアクリロニト
リル含有量が12〜50重量%、分子量が5,000〜
500,000のものが使われる。アクリロニトリルの
含有量が12重量%未満では、一般に磁気記録媒体に用
いられるポリ塩化ビニルや、ニトロセルロースなどの他
のバインダーとの相溶性が悪く、50重量%より多いと
溶剤溶解性が低下し、磁粉の分散性を大いに低下せしむ
る。また分子量が5,000未満では、塗膜の耐久性が
低く、500,000より大きいと、塗料の粘度が高す
ぎて実用的でない。エポキシ基含有アクリロニトリル−
ブタジエン系共重合樹脂は、アクリロニトリル、ブタジ
エンとともに、エポキシ基を含むラジカル共重合性単量
体を、必要により共重合可能な、その他の単量体ととも
にラジカル発生剤の存在下に共重合して得られる一方、
アクリロニトリル−ブタジエン系共重合樹脂を過カルボ
ン酸などのエポキシ化剤を用いて、樹脂内の二重結合を
部分的にエポキシ化することによっても得ることができ
る。
【0016】また、ビニル系エポキシ重合体としてはエ
ポキシ基を有するビニル系単量体の1種以上の重合体な
いし、これと共重合可能な単量体1種以上との共重合体
である。これらのエポキシ基を有する単量体及び共重合
可能な単量体の例としては、エポキシ基含有塩化ビニル
系樹脂の製造に使用されるエポキシ基を有するラジカル
重合性単量体の例として挙げたものが使用可能である。
ポキシ基を有するビニル系単量体の1種以上の重合体な
いし、これと共重合可能な単量体1種以上との共重合体
である。これらのエポキシ基を有する単量体及び共重合
可能な単量体の例としては、エポキシ基含有塩化ビニル
系樹脂の製造に使用されるエポキシ基を有するラジカル
重合性単量体の例として挙げたものが使用可能である。
【0017】これらの一例としてはメチルメタクリレー
ト−グリシジルメタクリレート共重合樹脂、メチルメタ
クリレート−アクリル酸−グリシジルメタクリレート共
重合樹脂、スチレン−グリシジルメタクリレート共重合
樹脂などがある。
ト−グリシジルメタクリレート共重合樹脂、メチルメタ
クリレート−アクリル酸−グリシジルメタクリレート共
重合樹脂、スチレン−グリシジルメタクリレート共重合
樹脂などがある。
【0018】以上の本発明に使用されるエポキシ基含有
樹脂中のエポキシ基の濃度は0.1〜30重量%の範囲
である。0.1重量%未満では、本発明に使用されるシ
ラン化合物との反応が不十分となり、耐久性のある媒体
が得られない。
樹脂中のエポキシ基の濃度は0.1〜30重量%の範囲
である。0.1重量%未満では、本発明に使用されるシ
ラン化合物との反応が不十分となり、耐久性のある媒体
が得られない。
【0019】なお、本発明におけるエポキシ基を有する
樹脂は、磁性粉の分散性を改良する目的でエポキシ基を
有する樹脂中にCOOM、SO3M、SO4M、PO(
OM)2、PO4M3、
樹脂は、磁性粉の分散性を改良する目的でエポキシ基を
有する樹脂中にCOOM、SO3M、SO4M、PO(
OM)2、PO4M3、
【化3】
(ただし、Mは水素原子又はアルカリ金属又はアンモニ
ウムを示し、R1、R2、R3はアルキル基、アリル基
、アルケニル基又はアルコキシル基などの有機残基を、
Xは陰イオン団を示す)などの官能基を含有せしめたも
のが好ましい。さらに水酸基などの活性水素を有する基
が含まれていてもかまわない。これらの官能基の量は、
樹脂1g当たり1×10−6〜1×10−2当量が含ま
れていることが好ましい。
ウムを示し、R1、R2、R3はアルキル基、アリル基
、アルケニル基又はアルコキシル基などの有機残基を、
Xは陰イオン団を示す)などの官能基を含有せしめたも
のが好ましい。さらに水酸基などの活性水素を有する基
が含まれていてもかまわない。これらの官能基の量は、
樹脂1g当たり1×10−6〜1×10−2当量が含ま
れていることが好ましい。
【0020】本発明に使用されるアミノ基又はチオール
基を含むシラン化合物としては、N−(2−アミノエチ
ル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N
−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメト
キシシラン、p−[N−(2−アミノエチル)]アミノ
メチルフェネチルトリメトキシシラン、1−(3−アミ
ノプロピル)−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシ
ロキサン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3
−アミノプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン
、3−[N−アリル−N−(2−アミノエチル)]アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、N−[3−(トリメト
キシシリル)プロピル]ジエチレントリアミン、N−[
3−(トリメトキシシリル)プロピル]トリエチレンテ
トラミン、3−トリメトキシシリルプロピル−m−フェ
ニレンジアミン、1,3−ビル(3−アミノプロピル)
−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン、α,ω
−ビス(3−アミノプロピル)ポリジメチルシロキサン
、N,N−ビス[(メチルジメトキシシリル)プロピル
]アミン、N,N−ビス[3−(メチルジメトキシシリ
ル)プロピル]エチレンジアミン、N,N−ビス[3−
(トリメトキシシリル)プロピル]アミン、N,N−ビ
ス[3−(トリメトキシシリル)プロピル]エチレンジ
アミン、ヘキサメチルジシラザン、α,ω−ビス(3−
メルカプトプロピル)ポリジメチルシロキサン、1,3
−ビス(3−メルカプトプロピル)−1,1,3,3−
テトラメチルジシロキサン、1,3−ビス(メルカプト
メチル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン
、α,ω−ビス(メルカプトメチル)ポリジメチルシロ
キサン、3−メルカプトプロピルトリス(トリメチルシ
ロキシ)シラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシ
シラン、1−(3−メルカプトプロピル)−1,1,3
,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−メルカプト
メチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサ
ンなどが例示される。これらのシラン化合物は磁性粉末
100重量部当たり0.5重量部から10重量部の範囲
で用いられる。
基を含むシラン化合物としては、N−(2−アミノエチ
ル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N
−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメト
キシシラン、p−[N−(2−アミノエチル)]アミノ
メチルフェネチルトリメトキシシラン、1−(3−アミ
ノプロピル)−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシ
ロキサン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3
−アミノプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン
、3−[N−アリル−N−(2−アミノエチル)]アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、N−[3−(トリメト
キシシリル)プロピル]ジエチレントリアミン、N−[
3−(トリメトキシシリル)プロピル]トリエチレンテ
トラミン、3−トリメトキシシリルプロピル−m−フェ
ニレンジアミン、1,3−ビル(3−アミノプロピル)
−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン、α,ω
−ビス(3−アミノプロピル)ポリジメチルシロキサン
、N,N−ビス[(メチルジメトキシシリル)プロピル
]アミン、N,N−ビス[3−(メチルジメトキシシリ
ル)プロピル]エチレンジアミン、N,N−ビス[3−
(トリメトキシシリル)プロピル]アミン、N,N−ビ
ス[3−(トリメトキシシリル)プロピル]エチレンジ
アミン、ヘキサメチルジシラザン、α,ω−ビス(3−
メルカプトプロピル)ポリジメチルシロキサン、1,3
−ビス(3−メルカプトプロピル)−1,1,3,3−
テトラメチルジシロキサン、1,3−ビス(メルカプト
メチル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン
、α,ω−ビス(メルカプトメチル)ポリジメチルシロ
キサン、3−メルカプトプロピルトリス(トリメチルシ
ロキシ)シラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシ
シラン、1−(3−メルカプトプロピル)−1,1,3
,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−メルカプト
メチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサ
ンなどが例示される。これらのシラン化合物は磁性粉末
100重量部当たり0.5重量部から10重量部の範囲
で用いられる。
【0021】本発明の磁気記録媒体には、前記エポキシ
基を含む高分子、アミノ基又はチオール基を含むシラン
化合物に加えて、一般に結合剤として公知のものの併用
が可能である。これらの例としては、ポリウレタン樹脂
、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、アクリロニト
リル−ブタジエン系共重合体、(メタ)アクリル酸エス
テルアクリロニトリル共重合体、(メタ)アクリル酸エ
ステル塩化ビニリデン共重合体、(メタ)アクリル酸エ
ステルスチレン共重合体、ナイロン−シリコン系樹脂、
ニトロセルロース−ポリアミド樹脂、ポリフッ化ビニル
、塩化ビニリデンアクリロニトリル共重合体、スチレン
ブタジエン共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチ
ラール、セルロース誘導体(セルロースアセテートブチ
レート、セルロースアセテートプロピオネート、セルロ
ースダイアセテート、セルローストリアセテート、ニト
ロセルロースなど)、クロロビニルエーテルアクリル酸
エステル共重合体、各種の合成ゴムなどの熱可塑性樹脂
、フェノール樹脂、フェノキシ樹脂、尿素樹脂、メラミ
ン樹脂、アルキッド樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反
応樹脂、ニトロセルロースメラミン樹脂などの熱硬化性
樹脂が挙げられる。また、通常硬化剤として使用される
ポリイソシアネート化合物も結合剤成分として使用可能
であり、これらの例としては、トリレンジイソシアネー
ト−トリメチロールプロパンアダクト、ヘキサメチレン
ジイソシアネート−トリメチロールプロパンアダクト、
トリレンジイソシアネート3量体、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート3量体、磁気硬化ポリウレタン、末端イソ
シアネートウレタンプレポリマーなどの他、ジイソシア
ネートとポリオールとの反応により生成するウレタン結
合を有する樹脂であって、1分子内に平均2.3個以上
のイソシアネート基をもち、数平均分子量が2,000
以上で10,000以下であり、かつ分子量1,000
以下の成分が20%未満であるポリウレタン樹脂などが
例示される。これらの併用可能な樹脂の結合剤成分全量
に対する比率は50%を超えてはならない。
基を含む高分子、アミノ基又はチオール基を含むシラン
化合物に加えて、一般に結合剤として公知のものの併用
が可能である。これらの例としては、ポリウレタン樹脂
、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、アクリロニト
リル−ブタジエン系共重合体、(メタ)アクリル酸エス
テルアクリロニトリル共重合体、(メタ)アクリル酸エ
ステル塩化ビニリデン共重合体、(メタ)アクリル酸エ
ステルスチレン共重合体、ナイロン−シリコン系樹脂、
ニトロセルロース−ポリアミド樹脂、ポリフッ化ビニル
、塩化ビニリデンアクリロニトリル共重合体、スチレン
ブタジエン共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチ
ラール、セルロース誘導体(セルロースアセテートブチ
レート、セルロースアセテートプロピオネート、セルロ
ースダイアセテート、セルローストリアセテート、ニト
ロセルロースなど)、クロロビニルエーテルアクリル酸
エステル共重合体、各種の合成ゴムなどの熱可塑性樹脂
、フェノール樹脂、フェノキシ樹脂、尿素樹脂、メラミ
ン樹脂、アルキッド樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反
応樹脂、ニトロセルロースメラミン樹脂などの熱硬化性
樹脂が挙げられる。また、通常硬化剤として使用される
ポリイソシアネート化合物も結合剤成分として使用可能
であり、これらの例としては、トリレンジイソシアネー
ト−トリメチロールプロパンアダクト、ヘキサメチレン
ジイソシアネート−トリメチロールプロパンアダクト、
トリレンジイソシアネート3量体、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート3量体、磁気硬化ポリウレタン、末端イソ
シアネートウレタンプレポリマーなどの他、ジイソシア
ネートとポリオールとの反応により生成するウレタン結
合を有する樹脂であって、1分子内に平均2.3個以上
のイソシアネート基をもち、数平均分子量が2,000
以上で10,000以下であり、かつ分子量1,000
以下の成分が20%未満であるポリウレタン樹脂などが
例示される。これらの併用可能な樹脂の結合剤成分全量
に対する比率は50%を超えてはならない。
【0022】さらにこれらの結合剤は、それ自体公知の
その他の官能基を有していてもよく、それらの官能基の
中で特に、−SO4M、−SO3M、−SO2M、−C
OOM、−NH2、−N+R3、−OH、リン酸基、リ
ン酸エステル基からなる群から選ばれた少なくとも1種
の官能基(ただし、Mは水素原子又はアルカリ金属原子
を示し、Rはアルキル基、アリル基、アルケニル基又は
アルコキシル基などの有機残基を示す)を有しているも
のが好ましい。これらの官能基の量は樹脂1g当たり1
×10−6〜1×10−2当量含まれていることが好ま
しい。
その他の官能基を有していてもよく、それらの官能基の
中で特に、−SO4M、−SO3M、−SO2M、−C
OOM、−NH2、−N+R3、−OH、リン酸基、リ
ン酸エステル基からなる群から選ばれた少なくとも1種
の官能基(ただし、Mは水素原子又はアルカリ金属原子
を示し、Rはアルキル基、アリル基、アルケニル基又は
アルコキシル基などの有機残基を示す)を有しているも
のが好ましい。これらの官能基の量は樹脂1g当たり1
×10−6〜1×10−2当量含まれていることが好ま
しい。
【0023】本発明の磁気記録媒体の磁性層中の全結合
剤の含有量は、強磁性粉末100重量部に対して10〜
100重量部であり、好ましくは15〜40重量部であ
る。本発明の磁気記録媒体は上記結合剤と、磁性粉、潤
滑剤、研磨剤、帯電防止剤、さらに必要により分散剤な
どの公知の材料とともにケトン類を主体とする溶剤と混
合して、分散処理を行って磁性塗料を得、これをポリエ
ステルフイルムに代表される非磁性フイルム上に塗布、
配向処理、表面形成処置を行った後、用途によって架橋
のための熱処理や表面研磨を行って裁断、組み込みなど
の工程を経て、本発明の磁気記録媒体を得る。
剤の含有量は、強磁性粉末100重量部に対して10〜
100重量部であり、好ましくは15〜40重量部であ
る。本発明の磁気記録媒体は上記結合剤と、磁性粉、潤
滑剤、研磨剤、帯電防止剤、さらに必要により分散剤な
どの公知の材料とともにケトン類を主体とする溶剤と混
合して、分散処理を行って磁性塗料を得、これをポリエ
ステルフイルムに代表される非磁性フイルム上に塗布、
配向処理、表面形成処置を行った後、用途によって架橋
のための熱処理や表面研磨を行って裁断、組み込みなど
の工程を経て、本発明の磁気記録媒体を得る。
【0024】本発明に使用されるシラン化合物を混合分
散工程のどの段階で加えるかは、塗工機の特性に関連し
て重要な点である。すなわち、降伏値の小さな塗料を得
て塗工能率を高め、塗工面の平滑さを確保しようとすれ
ば混合後半のいわゆるレットダウン工程に投入すべきで
ある。
散工程のどの段階で加えるかは、塗工機の特性に関連し
て重要な点である。すなわち、降伏値の小さな塗料を得
て塗工能率を高め、塗工面の平滑さを確保しようとすれ
ば混合後半のいわゆるレットダウン工程に投入すべきで
ある。
【0025】混合分散の前段階ないし中段階で投入する
と、Casson式K1の値の小さな塗料になるが、降
伏値が下がらず平滑な表面の磁性層を得にくく、本発明
の効果が得られない。結合剤としてポリイソシアネート
化合物も併用する場合には、ポリイソシアネート化合物
はシラン化合物との同時期添加は避けるべきである。ま
た本発明の媒体を製造する際、架橋に先立って、磁性層
を水潤滑させるなり、熱処理の雰囲気の相対湿度を50
%以上とするなどして、加湿条件下に行うと、耐久性、
走行性の安定化に有効である。
と、Casson式K1の値の小さな塗料になるが、降
伏値が下がらず平滑な表面の磁性層を得にくく、本発明
の効果が得られない。結合剤としてポリイソシアネート
化合物も併用する場合には、ポリイソシアネート化合物
はシラン化合物との同時期添加は避けるべきである。ま
た本発明の媒体を製造する際、架橋に先立って、磁性層
を水潤滑させるなり、熱処理の雰囲気の相対湿度を50
%以上とするなどして、加湿条件下に行うと、耐久性、
走行性の安定化に有効である。
【0026】本発明で使用される強磁性粉末としては特
に微細なものが好適で、γ−Fe2O3、Fe3O4、
γ−FeOx(1.33<x<1.5)などの強磁性酸
化鉄粉末、Coドープの強磁性酸化鉄粉末、強磁性二酸
化クロム粉末、強磁性金属粉末、バリウムフェライト、
Fe5C2などの炭化鉄粉末、窒化鉄粉末などが挙げら
れる。
に微細なものが好適で、γ−Fe2O3、Fe3O4、
γ−FeOx(1.33<x<1.5)などの強磁性酸
化鉄粉末、Coドープの強磁性酸化鉄粉末、強磁性二酸
化クロム粉末、強磁性金属粉末、バリウムフェライト、
Fe5C2などの炭化鉄粉末、窒化鉄粉末などが挙げら
れる。
【0027】強磁性金属粉末は、鉄、コバルトあるいは
ニッケルを含む強磁性金属粉末であって、例としては、
強磁性金属微粉末中の金属分が75重量%以上であり、
そして金属分の80重量%以上が少なくとも1種類の強
磁性金属あるいは合金(例、Al、Fe、Co、Ni、
Fe−Co、Fe−Ni、Co−Ni、Co−Ni−F
e)であり、該金属分の20重量%以下の範囲内で他の
成分(例、Al、Si、S、Sc、Ti、V、Cr、M
n、Cu、Zn、Y、Mo、Rh、Pd、Ag、Sn、
Sb、Te、Ba、Ta、W、Re、Au、Hg、Pb
、Bi、La、Ce、Pr、Nd、B、P)を含むこと
のある合金を挙げることができる。
ニッケルを含む強磁性金属粉末であって、例としては、
強磁性金属微粉末中の金属分が75重量%以上であり、
そして金属分の80重量%以上が少なくとも1種類の強
磁性金属あるいは合金(例、Al、Fe、Co、Ni、
Fe−Co、Fe−Ni、Co−Ni、Co−Ni−F
e)であり、該金属分の20重量%以下の範囲内で他の
成分(例、Al、Si、S、Sc、Ti、V、Cr、M
n、Cu、Zn、Y、Mo、Rh、Pd、Ag、Sn、
Sb、Te、Ba、Ta、W、Re、Au、Hg、Pb
、Bi、La、Ce、Pr、Nd、B、P)を含むこと
のある合金を挙げることができる。
【0028】これらの強磁性粉末の製造方法はすでに公
知であり、本発明で用いる強磁性粉末についてもこれら
公知の方法に従って製造することができる。
知であり、本発明で用いる強磁性粉末についてもこれら
公知の方法に従って製造することができる。
【0029】強磁性粉末の形状に特に制限はないが、通
常は針状、粒状、サイコロ状、米粒状及び板状のものな
どが使用できる。
常は針状、粒状、サイコロ状、米粒状及び板状のものな
どが使用できる。
【0030】本発明で使用できる潤滑剤の例としては、
炭素数8〜18の脂肪酸、高級アルコール、アミド、脂
肪酸エステルなどが使用可能であり、例えば、カプリル
酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノ
ール酸、リノレン酸、ステアロール酸、ステアリルアル
コール、パルミチルアルコール、ラウリルアミド、ジメ
チルステアリルアミド、ブチルラウリルアミド、ブチル
ステアレート、オクチルステアレート、ソルビタンオレ
エートなどが挙げられる。また、シリコンオイルやポリ
パーフルオロアルキレンオキサイド、パーフルオロアル
カンなどのフッ素系油、パラフィンワックス、酸化ポリ
エチレンなども使用可能である。さらにカーボンブラッ
ク、グラファイト、二硫化モリブデン、二硫化タングス
テンなどの固体の潤滑剤も使用できる。これらの潤滑剤
は、磁粉100重量部に対し、1重量部〜6重量部の範
囲で使用される。
炭素数8〜18の脂肪酸、高級アルコール、アミド、脂
肪酸エステルなどが使用可能であり、例えば、カプリル
酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノ
ール酸、リノレン酸、ステアロール酸、ステアリルアル
コール、パルミチルアルコール、ラウリルアミド、ジメ
チルステアリルアミド、ブチルラウリルアミド、ブチル
ステアレート、オクチルステアレート、ソルビタンオレ
エートなどが挙げられる。また、シリコンオイルやポリ
パーフルオロアルキレンオキサイド、パーフルオロアル
カンなどのフッ素系油、パラフィンワックス、酸化ポリ
エチレンなども使用可能である。さらにカーボンブラッ
ク、グラファイト、二硫化モリブデン、二硫化タングス
テンなどの固体の潤滑剤も使用できる。これらの潤滑剤
は、磁粉100重量部に対し、1重量部〜6重量部の範
囲で使用される。
【0031】また研磨剤としては、TiO2、TiO、
ZnO、CaO、SnO2、SiO2、α−Fe2O3
、Cr2O3、α−Al2O3、ZnS、MoS2、B
aSO4、CaSO4、MgCO3、BN、SiCなど
を挙げることができる。これらの無機質充填材は単独で
使用してもよく、あるいは2種以上を混合して用いても
よい。
ZnO、CaO、SnO2、SiO2、α−Fe2O3
、Cr2O3、α−Al2O3、ZnS、MoS2、B
aSO4、CaSO4、MgCO3、BN、SiCなど
を挙げることができる。これらの無機質充填材は単独で
使用してもよく、あるいは2種以上を混合して用いても
よい。
【0032】さらに帯電防止剤としては、カーボンブラ
ック、カーボンブラックグラフトポリマーなどの導電性
微粉末;サポニンなどの天然界面活性剤;アルキレンオ
キサイド系、グリセリン系及びグリシドール系などのノ
ニオン性界面活性剤;高級アルキルアミン類、第四級ア
ンモニウム塩類、ピリジンその他の複素環化合物の塩類
、ホスホニウム又はスルホニウム類などのカチオン性界
面活性剤;カルボン酸、スルホン酸、リン酸、硫酸エス
テル基、リン酸エステル基などの酸性基を含むアニオン
性界面活性剤;アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミ
ノアルコールの硫酸又はリン酸エステル類などの両性活
性剤などを挙げることができる。
ック、カーボンブラックグラフトポリマーなどの導電性
微粉末;サポニンなどの天然界面活性剤;アルキレンオ
キサイド系、グリセリン系及びグリシドール系などのノ
ニオン性界面活性剤;高級アルキルアミン類、第四級ア
ンモニウム塩類、ピリジンその他の複素環化合物の塩類
、ホスホニウム又はスルホニウム類などのカチオン性界
面活性剤;カルボン酸、スルホン酸、リン酸、硫酸エス
テル基、リン酸エステル基などの酸性基を含むアニオン
性界面活性剤;アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミ
ノアルコールの硫酸又はリン酸エステル類などの両性活
性剤などを挙げることができる。
【0033】本発明の磁気記録媒体には必要に応じ分散
剤を使用することができる。本発明で使用できる分散剤
の例としては、炭素数10〜22の脂肪酸(例、カプリ
ル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、ステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸、リ
ノール酸、リノレン酸、ステアロール酸)、上記脂肪酸
とアルカリ金属(例、リチウム、ナトリウム、カリウム
)又はアルカリ土類金属(例、マグネシウム、カルシウ
ム、バリウム)とからなる金属石鹸、上記の脂肪酸のエ
ステル及びその化合物の水素の一部あるいは全部をフッ
素原子で置換した化合物、上記の脂肪酸のアミド、脂肪
酸アミン、高級アルコール、ポリアルキレンオキサイド
アルキルリン酸エステル、アルキルリン酸エステル、ア
ルキルホウ酸エステル、サルコシネート類、アルキルエ
ーテルエステル類、トリアルキルポリオレフィンオキシ
第四級アンモニウム塩及びレシチンなどの公知の分散剤
を挙げることができる。
剤を使用することができる。本発明で使用できる分散剤
の例としては、炭素数10〜22の脂肪酸(例、カプリ
ル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、ステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸、リ
ノール酸、リノレン酸、ステアロール酸)、上記脂肪酸
とアルカリ金属(例、リチウム、ナトリウム、カリウム
)又はアルカリ土類金属(例、マグネシウム、カルシウ
ム、バリウム)とからなる金属石鹸、上記の脂肪酸のエ
ステル及びその化合物の水素の一部あるいは全部をフッ
素原子で置換した化合物、上記の脂肪酸のアミド、脂肪
酸アミン、高級アルコール、ポリアルキレンオキサイド
アルキルリン酸エステル、アルキルリン酸エステル、ア
ルキルホウ酸エステル、サルコシネート類、アルキルエ
ーテルエステル類、トリアルキルポリオレフィンオキシ
第四級アンモニウム塩及びレシチンなどの公知の分散剤
を挙げることができる。
【0034】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。
に説明する。
【0035】エポキシ基含有高分子合成例1アリルグリ
シジルエーテル、塩化ビニル及び2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレートを過硫酸カリウムにより乳化重合する
ことにより、エポキシ基が3.5重量%、−SO4が0
.7重量%、水酸基が0.7重量%、塩化ビニルが84
重量%、平均重合度が300の塩化ビニル系共重合樹脂
(a)を得た。
シジルエーテル、塩化ビニル及び2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレートを過硫酸カリウムにより乳化重合する
ことにより、エポキシ基が3.5重量%、−SO4が0
.7重量%、水酸基が0.7重量%、塩化ビニルが84
重量%、平均重合度が300の塩化ビニル系共重合樹脂
(a)を得た。
【0036】エポキシ基含有高分子合成例2エポキシ当
量182〜194、分子量355のビスフェノールA型
のエポキシ樹脂を合成し、さらにこの反応物に4,4’
−ジフェニルメタンジイソシアネートを加えて加熱し、
さらに下記化合物を加えて混合反応させることにより分
子量約17,000、エポキシ基の量が10重量%のエ
ポキシ基含有ポリウレタン樹脂(b)を得た。
量182〜194、分子量355のビスフェノールA型
のエポキシ樹脂を合成し、さらにこの反応物に4,4’
−ジフェニルメタンジイソシアネートを加えて加熱し、
さらに下記化合物を加えて混合反応させることにより分
子量約17,000、エポキシ基の量が10重量%のエ
ポキシ基含有ポリウレタン樹脂(b)を得た。
【0037】
【化4】
【0038】これらの試料を使用して、磁性塗料、磁気
テープを作り、次に記す方法で評価を行った。
テープを作り、次に記す方法で評価を行った。
【0039】その結果を第1表に示す。
【0040】実施例1
コバルト被着磁性酸化鉄粉末400重量部(比表面積3
2m2/g)、樹脂(a)50重量部、メチルエチルケ
トン49重量部、トルエン49重量部、シクロヘキサノ
ン32重量部、カーボンブラック3重量部、アルミナ4
重量部、ミリスチン酸1重量部、ブチルステアレート0
.5重量部よりなる混合物を90分間高速剪断分散した
後、樹脂(b)を30重量部とメチルエチルケトン30
重量部、トルエン30重量部、シクロヘキサノン20重
量部を加え30分間分散させ、さらに上記混合溶剤を合
計50重量部、15重量部のγ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン(東芝シリコーン(株)製 TSL−8
331)を加えた後さらに10分間分散させて磁性塗料
とした。得られた磁性塗料をポリエステルフイルム上に
塗膜厚5μmとなるように塗布し、磁場配向処理した後
乾燥した。その磁性塗膜の光沢をグロスメーター(村上
色彩技研MD−3型)にて測定した。
2m2/g)、樹脂(a)50重量部、メチルエチルケ
トン49重量部、トルエン49重量部、シクロヘキサノ
ン32重量部、カーボンブラック3重量部、アルミナ4
重量部、ミリスチン酸1重量部、ブチルステアレート0
.5重量部よりなる混合物を90分間高速剪断分散した
後、樹脂(b)を30重量部とメチルエチルケトン30
重量部、トルエン30重量部、シクロヘキサノン20重
量部を加え30分間分散させ、さらに上記混合溶剤を合
計50重量部、15重量部のγ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン(東芝シリコーン(株)製 TSL−8
331)を加えた後さらに10分間分散させて磁性塗料
とした。得られた磁性塗料をポリエステルフイルム上に
塗膜厚5μmとなるように塗布し、磁場配向処理した後
乾燥した。その磁性塗膜の光沢をグロスメーター(村上
色彩技研MD−3型)にて測定した。
【0041】次いで光沢性の評価に使用した磁性塗膜を
6mm×6mmに切り出して、磁気特性測定機(東英工
業(株)製 VSM−7P型)により磁気特性を測定
した。
6mm×6mmに切り出して、磁気特性測定機(東英工
業(株)製 VSM−7P型)により磁気特性を測定
した。
【0042】また、光沢性評価に用いた磁性塗膜をカレ
ンダーロールで平滑化処理してから60℃、相対湿度6
0%で25時間加熱処理した後、40℃、相対湿度50
%の条件下で荷重100gをかけ、研摩紙を張り付けた
回転ドラムに接触させて、150rpmで10分間回転
させ、磁性塗料が研摩紙に付着した程度を目視してA、
B、Cの4段階で耐久性を判定した。
ンダーロールで平滑化処理してから60℃、相対湿度6
0%で25時間加熱処理した後、40℃、相対湿度50
%の条件下で荷重100gをかけ、研摩紙を張り付けた
回転ドラムに接触させて、150rpmで10分間回転
させ、磁性塗料が研摩紙に付着した程度を目視してA、
B、Cの4段階で耐久性を判定した。
【0043】
A:汚れなし
B:汚れ少しあり
C:汚れ多い
【0044】走行性は耐久性評価と同じ方法で塗膜と回
転ドラム間に発生する力を65℃、相対湿度80%の雰
囲気でUゲージにより測定し、走行抵抗が少ない順にA
、B、Cの3段階で判定した。
転ドラム間に発生する力を65℃、相対湿度80%の雰
囲気でUゲージにより測定し、走行抵抗が少ない順にA
、B、Cの3段階で判定した。
【0045】
A:低い、
B:中くらい、
C:高い
【0046】実施例2
γ−アミノプロピルトリエトキシシランに代えてα,ω
−ビス(3−アミノプロピル)ポリジメチルシロキサン
(東芝シリコーン(株)製 TSL−9386)を使
った以外は、実施例1と同様にして塗膜を得て評価に供
した。
−ビス(3−アミノプロピル)ポリジメチルシロキサン
(東芝シリコーン(株)製 TSL−9386)を使
った以外は、実施例1と同様にして塗膜を得て評価に供
した。
【0047】実施例3
γ−アミノプロピルトリエトキシシランに代えてγ−メ
ルカプトプロピルトリメトキシシラン(東芝シリコーン
(株)製 TSL−8380)を使った以外は、実施
例1と同様にして塗膜を得て評価に供した。
ルカプトプロピルトリメトキシシラン(東芝シリコーン
(株)製 TSL−8380)を使った以外は、実施
例1と同様にして塗膜を得て評価に供した。
【0048】実施例4
樹脂(b)に代えて、ポリブチレンアジペートと、4,
4’−ジフェニルメタンジイソシアネートと、1,4−
ブタンジオールとトリメチロールプロパンからなる水酸
基濃度0.2重量%のエポキシ基を含まないポリウレタ
ン樹脂を使いTSL−8331を10重量部とし、さら
にTSL−8331を添加した後トリレンジイソシアネ
ート−トリメチロールプロパンアダクト(日本ポリウレ
タン(株)製
4’−ジフェニルメタンジイソシアネートと、1,4−
ブタンジオールとトリメチロールプロパンからなる水酸
基濃度0.2重量%のエポキシ基を含まないポリウレタ
ン樹脂を使いTSL−8331を10重量部とし、さら
にTSL−8331を添加した後トリレンジイソシアネ
ート−トリメチロールプロパンアダクト(日本ポリウレ
タン(株)製
【0049】コロネートL)10重量部を加えて混合を
5分間行った以外は、実施例1と同様にして塗膜を得て
評価に供した。
5分間行った以外は、実施例1と同様にして塗膜を得て
評価に供した。
【0050】比較例1
γ−アミノプロピルトリエトキシシランに代えてポリイ
ソシアネート(日本ポリウレタン工業(株)製 コロ
ネートL)を使用した以外は、実施例1と同様に操作し
て塗膜を得て評価に供した。
ソシアネート(日本ポリウレタン工業(株)製 コロ
ネートL)を使用した以外は、実施例1と同様に操作し
て塗膜を得て評価に供した。
【0051】比較例2
樹脂(a)に代えてγ−アミノプロピルトリエトキシシ
ランで変性した塩化ビニル−ビニルアルコール−酢酸ビ
ニル共重合体を使い、γ−アミノプロピルトリエトキシ
シランに代えてコロネートLを使った以外は、実施例4
と同様に操作して塗膜を得て評価に供した。なお、塩化
ビニル−ビニルアルコール−酢酸ビニル共重合体のアミ
ノシラン変性は、特公平1−49426号公報実施例2
の方法に従って行い、得られた変性物の組成は以下の通
りであった。
ランで変性した塩化ビニル−ビニルアルコール−酢酸ビ
ニル共重合体を使い、γ−アミノプロピルトリエトキシ
シランに代えてコロネートLを使った以外は、実施例4
と同様に操作して塗膜を得て評価に供した。なお、塩化
ビニル−ビニルアルコール−酢酸ビニル共重合体のアミ
ノシラン変性は、特公平1−49426号公報実施例2
の方法に従って行い、得られた変性物の組成は以下の通
りであった。
【0052】
塩化ビニル単位 88
ビニルアルコール単位 7.6
酢酸ビニル単位 2.3アミノシラン変
性単位 1.4 平均重合度 330
性単位 1.4 平均重合度 330
【0053
】比較例3 樹脂(a)50重量部に代えてγ−アミノプロピルトリ
エトキシシラン15重量部を使い、γ−アミノプロピル
トリエトキシシラン15重量部に代えてVAGH(UC
C社製 塩化ビニル−ビニルアルコール−酢酸ビニル
共重合体)50重量部を使った以外は、実施例1と同様
に操作して塗膜を得て評価に供した。
】比較例3 樹脂(a)50重量部に代えてγ−アミノプロピルトリ
エトキシシラン15重量部を使い、γ−アミノプロピル
トリエトキシシラン15重量部に代えてVAGH(UC
C社製 塩化ビニル−ビニルアルコール−酢酸ビニル
共重合体)50重量部を使った以外は、実施例1と同様
に操作して塗膜を得て評価に供した。
【0054】第1表に見る通り、本発明によれば磁粉が
良好に分散し、充填性の良好な塗膜を得ることができ、
これをカレンダー処理、架橋、裁断、組み込みを行って
得られる本発明の媒体は良好な耐久性と走行性を示す。
良好に分散し、充填性の良好な塗膜を得ることができ、
これをカレンダー処理、架橋、裁断、組み込みを行って
得られる本発明の媒体は良好な耐久性と走行性を示す。
【0055】
【表1】
【0056】
比較例4
高速剪断分散に先立って、γ−アミノプロピルトリエト
キシシランを磁性酸化鉄、メチルエチルケトン、トルエ
ン、シクロヘキサノンミリスチン酸だけで4時間予備混
合したのち、残りの成分を加える以外は、実施例1と同
様にして(もちろん、レットダウン時にはγ−アミノプ
ロピルトリエトキシシランは加えない)磁性塗料を得て
、その粘度特性を測定し、実施例1と同様にして塗膜を
得、その塗膜の溶剤抽出試験を行った。第2表に実施例
1との比較を示した通り、本発明の塗料は降伏値が小さ
く、塗膜の溶剤抽出分が少ない。
キシシランを磁性酸化鉄、メチルエチルケトン、トルエ
ン、シクロヘキサノンミリスチン酸だけで4時間予備混
合したのち、残りの成分を加える以外は、実施例1と同
様にして(もちろん、レットダウン時にはγ−アミノプ
ロピルトリエトキシシランは加えない)磁性塗料を得て
、その粘度特性を測定し、実施例1と同様にして塗膜を
得、その塗膜の溶剤抽出試験を行った。第2表に実施例
1との比較を示した通り、本発明の塗料は降伏値が小さ
く、塗膜の溶剤抽出分が少ない。
【0057】
【0058】1)
BL型回転粘度計を用いローター#4で測定した。
6回転の粘度をV’6cps、12回転の粘度をV’1
2cpsとした時、下記の式で求められる数値。
2cpsとした時、下記の式で求められる数値。
【数1】
【0059】2)
重量Wgの塗膜を100gのテトラヒドロフランに浸し
、24時間後に超音波分散機で1時間処理した後、超遠
心分離して上澄液を採って液中の固形分濃度(t重量%
)を蒸発法により測定し、下記の式により求めた数値。
、24時間後に超音波分散機で1時間処理した後、超遠
心分離して上澄液を採って液中の固形分濃度(t重量%
)を蒸発法により測定し、下記の式により求めた数値。
【数2】
【0060】
【発明の効果】かくして本発明によれば微細な磁性粉が
安定に分散された低粘度の塗料が得られ、そしてその塗
料を用いて得られる磁気記録媒体は塗膜の表面平滑性及
び耐久性が良好で、走行性、磁気特性の優れたものとな
る。
安定に分散された低粘度の塗料が得られ、そしてその塗
料を用いて得られる磁気記録媒体は塗膜の表面平滑性及
び耐久性が良好で、走行性、磁気特性の優れたものとな
る。
Claims (4)
- 【請求項1】磁性粉を磁性粉の結合剤であるエポキシ基
を含む高分子とともに混合分散した後、アミノ基又はチ
オール基を含むシラン化合物を添加してなることを特徴
とする磁性塗料。 - 【請求項2】磁性粉を磁性粉の結合剤としてエポキシ基
を含む高分子とともに混合分散した後、アミノ基又はチ
オール基を含むシラン化合物を添加して得た磁性層を有
することを特徴とする磁気記録媒体。 - 【請求項3】エポキシ基を含む高分子が塩化ビニル系樹
脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ブタジ
エン系重合体又はビニル系エポキシ重合体である請求項
2記載の磁気記録媒体。 - 【請求項4】エポキシ基を含む高分子がCOOM、SO
3M、SO4M、PO(OM)2、PO4M3又は【化
1】 (Mはアルカリ金属又はアンモニウムを、R1、R2、
R3は炭化水素を、またXは陰イオン団を表す)をも含
むことを特徴とする請求項2記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3026940A JP2658599B2 (ja) | 1990-02-02 | 1991-01-28 | 磁性塗料及び磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2377990 | 1990-02-02 | ||
| JP2-23779 | 1990-02-02 | ||
| JP3026940A JP2658599B2 (ja) | 1990-02-02 | 1991-01-28 | 磁性塗料及び磁気記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04211463A true JPH04211463A (ja) | 1992-08-03 |
| JP2658599B2 JP2658599B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=26361192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3026940A Expired - Lifetime JP2658599B2 (ja) | 1990-02-02 | 1991-01-28 | 磁性塗料及び磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2658599B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5444110A (en) * | 1993-02-02 | 1995-08-22 | Nippon Zeon Co., Ltd. | Crosslinking plastisol and process for crosslinking vinyl chloride resin |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60122712A (ja) * | 1983-12-07 | 1985-07-01 | Daikin Ind Ltd | 表面処理を施した炭化鉄を含有する針状粒子及びこれから成る磁性塗料用材料 |
| JPH01296427A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-11-29 | Dow Corning Corp | 磁気顔料の分散剤としてのアルコキシシランの第四級アンモニウム塩 |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP3026940A patent/JP2658599B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60122712A (ja) * | 1983-12-07 | 1985-07-01 | Daikin Ind Ltd | 表面処理を施した炭化鉄を含有する針状粒子及びこれから成る磁性塗料用材料 |
| JPH01296427A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-11-29 | Dow Corning Corp | 磁気顔料の分散剤としてのアルコキシシランの第四級アンモニウム塩 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5444110A (en) * | 1993-02-02 | 1995-08-22 | Nippon Zeon Co., Ltd. | Crosslinking plastisol and process for crosslinking vinyl chloride resin |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2658599B2 (ja) | 1997-09-30 |
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