JPH04211629A - シクロアルカノンの製造法 - Google Patents

シクロアルカノンの製造法

Info

Publication number
JPH04211629A
JPH04211629A JP3045633A JP4563391A JPH04211629A JP H04211629 A JPH04211629 A JP H04211629A JP 3045633 A JP3045633 A JP 3045633A JP 4563391 A JP4563391 A JP 4563391A JP H04211629 A JPH04211629 A JP H04211629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
tert
carbon atoms
reaction
substituted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3045633A
Other languages
English (en)
Inventor
Christian Dr Paetz
クリスチヤン・ペツツ
Helmut Fiege
ヘルムート・フイーゲ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPH04211629A publication Critical patent/JPH04211629A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/27Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation
    • C07C45/30Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation with halogen containing compounds, e.g. hypohalogenation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は対応するシクロアルカノールを、
酸性媒体中次亜塩素酸塩と反応させるシクロアルカノン
の製造法に関する。
【0002】シクロヘキサノン及びアルキル置換シクロ
ヘキサノンが、初めに対応する随時置換されていて良い
フェノールを水素化して関連するシクロヘキサノールを
得、ついでこれらを重金属塩で酸化して希望の随時置換
されていて良い得られること、あるいは主要生成物とし
て希望のシクロヘキサノン誘導体を含む反応混合物が同
様なフェノール類を部分水素化、通常はそれを気相中で
実施して得られることは公知である[ドイツ国特許公告
明細書(DE−OS)第3,401,343号、Mas
lo−Zhir.Prom−st.1987(1)、2
7、同文献はC.A.107(1987)、17552
4d  に引用されている]。
【0003】このような製造法は、一方で重クロム酸ナ
トリウム、重クロム酸カリウム等の重金属を使用するた
め環境問題を伴い、また一方では気相部分水素化後の反
応混合物の蒸留が、シクロヘキサノール、シクロヘキサ
ノン及びフェノールの沸点が互いに非常に近接している
ために非常に費用がかかるという欠点がある。水素化触
媒を変える2段階水素化の場合でも、70%以上のシク
ロヘキサノン誘導体含量が得られるのは非常に稀である
ので、どうしても高コスト蒸留が必要である[ドイツ国
特許公告明細書(DE−OS)第3,401,343号
]。
【0004】もう一つの可能な随時アルキル−置換シク
ロヘキサノン製造法では、対応するシクロヘキサノール
を上述した重金属(クローム、鉛及びセレンの塩、ある
いは比較的高額な過マンガン酸塩)でではなく、次亜ハ
ロゲン酸塩及びN‐ハロゲン化合物で酸化する(Hou
ben−Weyl、第VII/2a巻(1973)、6
99頁以降、特に758−763頁)。最後の方法で、
酸化反応はそれぞれアルカリ媒体中で実施する。上記文
献の758頁には、遊離ハロゲンを、例えば酸領域で次
亜ハロゲン酸塩とN‐ハロゲン化合物とから生成させる
と、このハロゲンが環の中に入って副反応を起こしやす
いので、特に環状第2級アルコールの酸化には不向きで
あると、明確に述べられているからである。それ故、遊
離ハロゲンが使用されると考えられる例では、生成する
次亜ハロゲン酸塩が酸化剤として実際に作用するように
、酸化はアルカリ領域で実施する。しかしながら、最後
に挙げた方法で得られる反応生成物の収率及び純度は全
く不満足なものであり、工業的には不適当な方法である
【0005】塩酸の存在下に、pH1ないし2で、次亜
塩素酸ナトリウムを使用してカルボニル化合物を得る、
例えば1,4‐ヘキサンジオールを酸化して1,4‐ヘ
キサンジオンを得ようとする試みは既になされている。 この場合反応は水性媒体中塩酸と更に、白金属の群れか
らの触媒、例えばRuCl3の存在下に、触媒量はジア
ルコール基準で2モル%で、実施する。(日本特許第0
1/50,836号、C.A.111,(1989)、
57  114fに引用;及び日本特許第63/174
,946号、C.A.109、(1988)、230 
 388fに引用)。
【0006】この方法の欠点は、反応後反応混合物から
、例えば濾過などで分離するのが非常に困難であるため
再循環できない、非常に高価な塩化ルテニウムを比較的
大量に使用することである。更に酸性媒体中次亜塩素酸
塩から遊離する次亜塩素酸が無水亜酸化塩素(dich
lorine  oxide)と平衡関係にある。しか
し、亜酸化塩素は爆発的に吸熱解離してその構成成分に
分解する化合物である(有機化学教科書参照)。
【0007】過酸化水素は第2級アルコールを酸化して
相当するケトンを得る酸化剤としては不適当である。
【0008】今、シクロアルカノールが、次亜ハロゲン
酸アルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩によって酸性
反応媒体中円滑な反応によって酸化され、反応媒体が有
機/水性の時は相当するシクロアルカノンを与えること
が発見された。
【0009】3ないし8個の環炭素原子を有し、その1
個またはそれ以上の炭素原子がモノ−又はジ−置換する
ことができるシクロアルカノンの製造法において、下記
【0010】
【化2】
【0011】式中mは0から5までの整数を示し、1個
又はそれ以上の炭素原子が互いに独立に、直鎖状又は分
枝鎖状C1−C12‐アルキル、直鎖状又は分枝鎖状C
1−C12‐アルコキシ、弗素、塩素、又は臭素によっ
てモノ‐又はジ‐置換できる、ただし置換基の数は5個
以下である、のシクロアルカノールを、水と水混和性有
機溶剤とからなる有機/水性反応媒体中、次亜ハロゲン
酸アルカリ金属塩又は次亜ハロゲン酸アルカリ土類金属
塩とpH6以下で反応させることを特徴とするシクロア
ルカノンの製造法が発見された。
【0012】直鎖状又は分枝鎖状アルキルは、例えばメ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソ
ブチル、tert.‐ブチル、異性体も含めたペンチル
類、ヘキシル類、オクチル類、デシル類、又はドデシル
類、及び環状アルキル基、シクロペンチル又はシクロヘ
キシルである。アルキルは好ましくは1ないし8個の炭
素原子を有し、特に好ましいのはメチル、tert.‐
ブチル、又はtert.‐オクチルである。
【0013】直鎖状又は分枝鎖状アルコキシはメトキシ
、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、
イソブトキシ、tert.‐ブトキシ、異性体も含めた
ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ、オクチルオキシ、デ
シルオキシ、又はドデシルオキシである。好ましいアル
コキシは1ないし4個の炭素原子を有し、そして特に好
ましいアルコキシは1個又は2個の炭素原子を有する。
【0014】下記式
【0015】
【化3】
【0016】式中nは数0又は1を示し、そして1個又
はそれ以上の炭素原子は互いに独立に、  直鎖状又は
分枝鎖状C1−C12‐アルキル、直鎖状又は分枝鎖状
C1−C12‐アルコキシ、弗素、塩素、又は臭素によ
ってモノ‐又はジ‐置換できる、ただし置換基の数は5
個以下である、のシクロアルカノールは、好ましくは本
発明に従って反応させられる。
【0017】1個又はそれ以上の炭素原子は互いに独立
に、直鎖状又は分枝鎖状C1−C12‐アルキル、直鎖
状又は分枝鎖状C1−C12‐アルコキシ、弗素、塩素
、又は臭素によってモノ‐又はジ‐置換できる、ただし
置換基の数は5個以下である、のシクロヘキサノールは
、特に好ましくは本発明の方法に従って反応させられる
【0018】式(I)の指数mは0から6迄の整数を示
し、従って式(I)はシクロプロパノール、シクロブタ
ノール、シクロペンタノール、シクロヘキサノール、シ
クロヘプタノール、又はシクロオクタノールの誘導体か
らなる。式(II)の指数nは0又は1の数を示し、従
って式(II)はシクロペンタノール又はシクロヘキサ
ノールの誘導体からなる。環を構成する炭素原子の1個
又はそれ以上は上述した方法によって置換することがで
きる。環状脂肪族系でしばしば遭遇するように、環を構
成する炭素原子はジ‐置換することも可能である。この
ジ‐置換は2個の同じ基によって行われる場合が多い[
ジェム(gem‐)置換]。さもなければ、多くの炭素
原子上の置換基は異なることができる。可能な置換基の
数は、シクロプロパノールの場合には4、その他の場合
には5に制限されることは明白である。最後に本発明の
方法により反応する環状化合物は全く置換されなくても
良い。この場合、未置換シクロアルカノールである。
【0019】置換基の数が3以下のシクロアルカノール
が好ましく、2以下のシクロアルカノールが好ましく反
応される。置換基がC1−C12‐アルキル、好ましく
はC1−C8‐アルキルである上述のシクロアルカノー
ルが更に重要である。本発明の方法は、少なくとも1個
の上述のような置換基を有するシクロアルカノールに対
して特に重要である。
【0020】本発明の方法は、有機成分が水と混和性で
ある有機/水性反応媒体中で実施する。使用可能な有機
成分はアルコール、ケトン、水混和性エーテル、又はカ
ルボン酸である。これらの例としては、メタノール、エ
タノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノー
ル、tert.‐ブタノール、アセトン、メチルエチル
ケトン、ジブチルケトン、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、酢酸、プロピオン酸、及び酪酸である。上述した
型のアルコール又はカルボン酸が好ましく使用される。 本発明の方法に特に好ましい有機成分はメタノール、エ
タノール、及び酢酸である。これら有機成分の幾つかの
混合物を使用することも可能である。置換様式によって
は、反応させるシクロアルカノール類も水混和性アルコ
ールになるので、このようなシクロアルカノールの水混
和性が充分ならば、反応混合物として他の有機成分と共
用することも可能である。有機成分の量は、反応混合物
が実質的に均一になるように、例えば反応混合物が確実
に撹拌できるように選ぶ。反応媒体の量は典型的には合
計で(水と有機成分と合わせて)、シクロアルカノール
100g当たり0.4ないし4kg、好ましくは0.6
ないし2kgである。
【0021】水の量及び有機成分の量との重量比は(0
.5−2):1、好ましくは1:1に近い。
【0022】有機成分の量は、反応するシクロアルカノ
ール100g当たり0.2ないし2.6kgである。
【0023】酸化剤は次亜ハロゲン酸アルカリ金属塩又
は次亜ハロゲン酸アルカリ土類金属塩、例えば次亜塩素
酸ナトリウム、次亜臭素酸ナトリウム、次亜塩素酸カリ
ウム、次亜臭素酸カリウム、次亜塩素酸カルシウム又は
次亜臭素酸カルシウムである。次亜ハロゲン酸アルカリ
金属塩、例えば次亜塩素酸、又は臭素酸ナトリウム、又
は次亜塩素酸又は臭素酸カリウムが好ましく使用される
。次亜塩素酸ナトリウムが特に好ましく使用される。 次亜ハロゲン酸塩は純粋な形ででも、あるいは水溶液の
形ででも使用することができる。同溶液は工業用漂白液
の形で使用することもできる。更に次亜ハロゲン酸塩を
使用現場で製造することも可能である。使用現場で製造
するには、ハロゲン、例えば塩素を有機/水性反応媒体
、あるいは更に反応させる随時置換されていて良いシク
ロアルカノール、緩衝剤、例えば希望のpH範囲で作用
する燐酸塩緩衝剤をも含んだ反応媒体中を通過させる。 次亜ハロゲン酸塩あるいは遊離次亜ハロゲン酸は相当す
るハロゲン導入することによって反応混合物中に形成さ
れ、そしてこの生成物を経由して随時置換されていて良
いシクロアルカノンへの酸化が起こる。
【0024】次亜ハロゲン酸塩の使用量は、シクロアル
カノール基準で、当技術分野の熟達者には公知の化学量
論量の70ないし250%、好ましくは化学量論量の1
00ないし150%である。
【0025】本発明の反応のpHは6以下、例えば1な
いし6、好ましくは2ないし4.5である。
【0026】酸又は酸として作用する化合物、例えば無
機酸、例えば塩酸、硫酸、又は燐酸、酸として作用する
無機塩、例えば重硫酸塩、又は第1燐酸塩、又は水混和
性有機酸、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸又は酪酸が
希望のpHを設定するのに使用することができる。無機
又は水混和性有機酸の使用が好ましい。上述した水混和
性有機酸は同時に、有機/水性反応媒体の有機成分とし
て、あるいはその一部であることもできる。これらの酸
の中では酢酸及びプロピオン酸が、特に酢酸が好ましい
【0027】本発明の方法は−20ないし+80℃、好
ましくは0ないし50℃の温度で実施する。
【0028】本発明の方法はバッチ式でもあるいは連続
式でも実施できる。
【0029】本発明の方法では下記式
【0030】
【化4】
【0031】式中mは0から5までの整数を示し、1個
又はそれ以上の炭素原子が互いに独立に、直鎖状又は分
枝鎖状C1−C12‐アルキル、直鎖状又は分枝鎖状C
1−C12‐アルコキシ、弗素、塩素、又は臭素によっ
てモノ‐又はジ‐置換できる、ただし置換基の数は5個
以下である、のシクロアルカノンが得られる。
【0032】本発明の方法は例えば下記式のように表す
ことができる。
【0033】
【化5】
【0034】本発明で使用することができる式(I)の
シクロアルカノールは、当技術分野の熟達者にとっては
公知である。特に重要なシクロヘキサノール及びその置
換誘導体は、例えばフェノール又は置換フェノールの水
素化によって容易に製造することができる。
【0035】随時置換されていて良いシクロアルカノン
は本発明によって、高純度でそして高収率で得られる。
【0036】本発明の方法は環境的に問題のある酸化剤
及び高価な触媒を使用せず、経済的に有利である。本発
明の方法は更に特殊な装置を使用しなくても実施できる
【0037】驚くべきことに本発明の方法は、一般に広
く普及している定説とは対照的に円滑に進行する。更に
驚くべきことは、置換シクロアルカノール、例えばアル
キル置換シクロアルカノールの次亜ハロゲン酸アルカリ
金属塩による酸化は、一般に公知のアルカリ反応条件下
では変化が起こらない。この酸化反応は再使用が出来な
い高価な貴金属塩、例えば塩化ルテニウムを使用しなけ
れば開始することができない。
【0038】本発明の方法で得られる随時置換されてい
て良いシクロアルカノンは、例えば植物保護剤の製造中
間体である。同化合物は更にケトン単位としてフェノー
ルと反応させることによってビスフェノール誘導体が得
られる。同誘導体はポリカーボネート又はポリエステル
のモノマーとして使用される。本発明によって製造され
た特定のビスフェノール類は更に例えば液晶ポリマーの
製造に使用することができる。
【0039】
【実施例】実施例  1   202g(1.27モル)の4‐tert.‐ブチ
ルシクロヘキサノールを800mlのメタノールに溶解
し、この溶液を10%濃度の硫酸を数滴落としてpH4
にし、そして活性塩素を13%含む880gの次亜塩素
酸ナトリウム溶液(1.6モルのNaOCl)を1時間
に亙って滴下し、その間冷却して温度は25℃に保持し
た。同時に10%硫酸を滴下し、pH電極で監視して反
応期間中pHを4±1に維持した。このために198m
lの10%硫酸が必要であった。同混合物をpH4で更
に1時間撹拌し、次いで常圧下に下部温度が100℃に
なるまで加熱してメタノールを溜去し、300mlのト
ルエンで置換した。2相系を冷却し、有機相を分離して
から、水相を200mlのトルエンで抽出した。トルエ
ン相は一緒にし、トッピング蒸留(incipient
  distillation)した。この4‐ter
t.‐ブチルシクロヘキサノンのトルエン溶液はそのま
ま直接更に反応に使用することができる。完全に溶媒を
除いて199.5gの4‐tert.‐ブチルシクロヘ
キサノンが得られ、収率96%、純度96%であった。
【0040】実施例  2   初めに39g(0.25モル)の4‐tert.‐
ブチルシクロヘキサノールを250mlのメタノールに
溶解した溶液を反応容器に導入し、更に100mlの水
に溶解した100gのNaH2PO4を添加、そして1
3%の活性塩素を含むNaOCl溶液165g(0.3
モル)を40℃で1時間に亙って反応混合物に滴下した
。 pHは反応開始時で4.5、反応終了時で3.8であっ
た。得られた混合物は上述温度で更に1時間撹拌し、後
処理は実施例1と同様に行った。37.2gの粗生成物
が得られ、収率は理論量の92.8%、純度は96.6
%であった。
【0041】実施例  3   39g(0.25モル)の4‐tert.‐ブチル
シクロヘキサノールを250mlの酢酸に溶解した溶液
を初めに反応容器に導入し、更に13%の活性塩素を含
むNaOCl溶液165g(0.3モル)を15℃で1
時間に亙って反応混合物に滴下した。はじめは均一であ
った溶液がこの操作の間に僅かに濁った。られた混合物
は上述温度で更に1時間撹拌し、反応混合物を1lの水
に注いだ。水相を200mlのトルエンで3回抽出し、
有機相は水洗して中性にし、引き続いて溶媒を蒸発させ
た。34.9gの粗生成物が得られ、収率は理論量の9
1%、純度は93%であった。
【0042】実施例  4   225gの4‐tert.‐ブチルフェノールを3
00mlのメタノールに溶解した溶液をVAオートクレ
ーブ中、ラネーニッケルの存在下、水素圧150bar
、温度150℃で水素化した。オートクレーブを開いて
から、反応混合物を650mlのメタノールで希釈、水
素化触媒を濾別した。228.7gの4‐tert.‐
ブチルシクロヘキサノールが純度98.7%で得られ、
容量約1150mlの溶液であった。
【0043】1150mlの溶液の中、1,000ml
の溶液を使用して、次亜塩素酸ナトリウムで酸化した。 この1,000mlには202gの4‐tert.‐ブ
チルシクロヘキサノール(98%純度、1.27モル)
が含まれていた。
【0044】13%の活性塩素を含む880gの次亜塩
素酸ナトリウム溶液(即ちNaOCl=1.6モル)を
、この溶液に滴下し、10%濃度の硫酸を数滴加えてp
Hを4にし、1時間に亙って冷却し、温度を25℃に維
持、同時に10%濃度の硫酸を滴下し、その間pH電極
でpHを監視しpHを4±1に保った。約198mlの
10%硫酸を必要とした。
【0045】計量添加が終わってから、反応混合物はp
H4で更に1時間撹拌し、それからメタノールを常圧で
反応混合物の下部温度が100℃に達するまで溜去した
。300mlのトルエンを残渣に添加すると温度が80
℃に下がった。更に冷却して有機相を分離、水相を20
0mlのトルエンで抽出した。トルエン相は一緒にし、
初期蒸留(incipient  distillat
ion)した。得られたトルエン溶液は4‐tert.
‐ブチルシクロヘキサノンを純度96%で199.5g
含み、これは理論量の96%であり、そのまま次の反応
に使用できた。更にこれから溶媒を蒸発すると純粋な融
点、47ないし48℃の化合物が得られた。実施例  
5   初めに32g(0.25モル)の4‐tert.‐
ブチルシクロヘキサノールを250mlのメタノールに
溶解した溶液を反応容器に導入し、更に100mlの水
に溶解した100gのNaH2PO4を添加、そして1
8g(0.25モル)の塩素を、25℃で2時間に亙っ
て反応混合物に導入した(使用現場で製造した塩素水で
酸化)。反応混合物のpHは反応開始時で5.1、それ
が塩素を導入してから1.6まで低下した。塩素導入完
了後、直ちに実施例1と同様に後処理した。38.8g
の粗生成物(理論量の100%)が得られ、これは約6
6%の4‐tert.‐ブチルシクロヘキサノールと約
26%の出発物質から成っていた。残りは9種類の化合
物であったが、同定しなかった。
【0046】実施例  6   メタノールの代わりにエタノールを使用して、他は
実施例2と同様に反応させ、36.1gの粗製成生物を
得た(理論量の94%)。同粗生成物78%の4‐te
rt.‐ブチルシクロヘキサノンと20%の出発物質か
ら成っていた。
【0047】実施例  7   NaOClを、0.3モルに変えて化学量論量の0
.25モルを使用して、後は実施例2と同様に行い、約
85%の4‐tert.‐ブチルシクロヘキサノンと約
12%の出発物質からなる粗生成物を得た。収率は93
%であった。残りの化合物は同定しなかった。
【0048】実施例  8   4‐tert.‐ブチルシクロヘキサノールの代わ
りに、m‐クレゾールを水素化して製造した3‐メチル
シクロヘキサノール28.5g(0.25モル)を使用
して実施例2を繰り返し、10.2gの粗生成物を得た
(理論量の37%)。同粗生成物は79%の目的化合物
と6%の出発物質を含んでいた。
【0049】実施例  9   4‐tert.‐ブチルシクロヘキサノールの代わ
りに、4‐tert.‐オクチルフェノールを水素化し
て製造した4‐tert.‐オクチルシクロヘキサノー
ル53g(0.25モル)を使用して実施例2を繰り返
し、50.4gの粗生成物を得た(理論量の96%)。 同粗生成物は90%の目的化合物と2%の出発物質を含
んでいた。
【0050】実施例  10   4‐tert.‐ブチルシクロヘキサノールの代わ
りに、3,3,5‐トリメチルシクロヘキサノール35
.5g(0.25モル)を使用して実施例2を繰り返し
、33.9gの粗生成物を得た(理論量の96%)。同
粗生成物は83%純度で目的化合物を含んでいた。
【0051】実施例  11   4‐tert.‐ブチルシクロヘキサノールの代わ
りに、3,5‐ジメチルシクロヘキサノール35.5g
(0.25モル)を使用して実施例2を繰り返し、16
.7gの粗生成物を得た(理論量の53%)。同粗生成
物は75%純度で目的化合物を含んでいた。
【0052】本発明の主なる特徴及び態様は下記のよう
である。
【0053】1.3ないし8個の環炭素原子を有し、そ
の1個またはそれ以上の炭素原子がモノ‐又はジ‐置換
することができるシクロアルカノンの製造法において、
下記式
【0054】
【化6】
【0055】式中mは0から5までの整数を示し、1個
又はそれ以上の炭素原子が互いに独立に、直鎖状又は分
枝鎖状C1−C12‐アルキル、直鎖状又は分枝鎖状C
1−C12‐アルコキシ、弗素、塩素、又は臭素によっ
てモノ‐又はジ‐置換できる、ただし置換基の数は5個
以下である、のシクロアルカノールを、水と水混和性有
機溶剤とからなる有機/水性反応媒体中、次亜ハロゲン
酸アルカリ金属塩又は次亜ハロゲン酸アルカリ土類金属
塩とpH6以下で反応させることを特徴とするシクロア
ルカノンの製造法。
【0056】2.上記1の製造法において、下記式
【0
057】
【化7】
【0058】式中nは数0又は1を示す、1個又はそれ
以上の炭素原子は互いに独立に、直鎖状又は分枝鎖状C
1−C12‐アルキル、直鎖状又は分枝鎖状C1−C1
2‐アルコキシ、弗素、塩素、又は臭素によってモノ‐
又はジ‐置換できる、ただし置換基の数は5個以下であ
る、のシクロアルカノールを反応させることを特徴とす
るシクロアルカノンの製造法。
【0059】3.上記第2項において、1個又はそれ以
上の炭素原子は互いに独立に、直鎖状又は分枝鎖状C1
−C12‐アルキル、直鎖状又は分枝鎖状C1−C12
‐アルコキシ、弗素、塩素、又は臭素によってモノ‐又
はジ‐置換できる、ただし置換基の数は5個以下である
、シクロヘキサノールを反応させることを特徴とする製
造法。
【0060】4.上記第1項において、次亜ハロゲン酸
塩として次亜ハロゲン酸ナトリウム、又は次亜ハロゲン
酸カリウム、好ましくは次亜塩素酸又は‐臭素酸ナトリ
ウム、又は次亜塩素酸又は‐臭素酸カリウム、特に好ま
しくは次亜塩素酸ナトリウムを使用することを特徴とす
る製造法。
【0061】5.上記第1項において、次亜塩素酸塩を
、シクロアルカノール基準で化学量論量の70ないし2
50%、好ましくは化学量論量の100ないし150%
使用することを特徴とする製造法。
【0062】6.上記第1項において、反応温度が−2
0ないし+80℃、好ましくは0ないし50℃であるこ
とを特徴とする製造法。
【0063】7.上記第1項において、水混和性溶媒が
アルコール、ケトン、エーテル、又はカルボン酸、好ま
しくはアルコール又はカルボン酸、特に好ましくはメタ
ノール、エタノール又は酢酸であることを特徴とする製
造法。
【0064】8.上記第1項において、pH調整に使用
する酸が無機酸又は水混和性有機酸であることを特徴と
する製造法。
【0065】9.上記第1項において反応の間、pHを
1ないし6、好ましくは2ないし4.5の範囲に保つこ
とを特徴とする製造法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  3ないし8個の環炭素原子を有し、そ
    の1個またはそれ以上の炭素原子がモノ‐又はジ‐置換
    することができるシクロアルカノンの製造法において、
    下記式 【化1】 式中mは0から5までの整数を示し、1個又はそれ以上
    の炭素原子が互いに独立に、直鎖状又は分枝鎖状C1−
    C12‐アルキル、直鎖状又は分枝鎖状C1−C12‐
    アルコキシ、弗素、塩素、又は臭素によってモノ‐又は
    ジ‐置換できる、ただし置換基の数は5個以下である、
    のシクロアルカノールを、水と水混和性有機溶剤とから
    なる有機/水性反応媒体中、次亜ハロゲン酸アルカリ金
    属塩又は次亜ハロゲン酸アルカリ土類金属塩とpH6以
    下で反応させることを特徴とするシクロアルカノンの製
    造法。
JP3045633A 1990-02-25 1991-02-20 シクロアルカノンの製造法 Pending JPH04211629A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4005932A DE4005932A1 (de) 1990-02-25 1990-02-25 Verfahren zur herstellung von cycloalkanonen
DE4005932.4 1990-02-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04211629A true JPH04211629A (ja) 1992-08-03

Family

ID=6400937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3045633A Pending JPH04211629A (ja) 1990-02-25 1991-02-20 シクロアルカノンの製造法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0444287A1 (ja)
JP (1) JPH04211629A (ja)
DE (1) DE4005932A1 (ja)
IL (1) IL97063A0 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998000382A1 (en) * 1996-07-02 1998-01-08 Toray Industries, Inc. Processes for the preparation of optically active ketones

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9323632D0 (en) * 1993-11-16 1994-01-05 Chiros Ltd Oxidation process
CN113698273A (zh) * 2021-08-30 2021-11-26 安徽华甬新材料股份有限公司 一种4-叔丁基环己酮的制备方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5826733B2 (ja) * 1975-06-26 1983-06-04 三菱化学株式会社 エンソカアルデヒドノ セイゾウホウホウ
GB2119362A (en) * 1982-03-30 1983-11-16 Ciba Geigy Ag Process for producing ketones
JPS63145248A (ja) * 1986-12-09 1988-06-17 Mitsubishi Kasei Corp アルコ−ルの酸化によるカルボニル化合物の製造法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998000382A1 (en) * 1996-07-02 1998-01-08 Toray Industries, Inc. Processes for the preparation of optically active ketones

Also Published As

Publication number Publication date
IL97063A0 (en) 1992-03-29
DE4005932A1 (de) 1991-08-29
EP0444287A1 (de) 1991-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110065962A1 (en) Process for the preparation of aromatic alpha-hydroxy ketones
EP0759903B1 (en) Process for the preparation of benzophenthiones and benzophenones
US4434292A (en) Process for the preparation of pyrazole
JPH04211629A (ja) シクロアルカノンの製造法
JP2008291008A (ja) 2,5−ジメチルアセトフェノン誘導体、2,5−ジメチルアセトフェノン誘導体から得られる2,5−ジメチルフェニル酢酸及びその誘導体の製造方法
US4433159A (en) Synthesis of optically active d-alpha tocopherol
EP0219117B1 (en) A method for producing alpha,alpha-dimethyl-delta-valerolactone
JP3663427B2 (ja) シアノフルオロフェノ−ルの製造方法
CA2072084A1 (en) Process for the preparation of 1,4-bis(4-hydroxybenzoyl) benzene
JP4171879B2 (ja) アダマンタンジオール類の製造法
US6037503A (en) Process for the preparation of para-fluorophenol
US5235091A (en) Process for preparing diphenylmethane compounds
KR890003598B1 (ko) 시아노히드린의 제조방법
EP1463706B1 (en) Process for production of 3,3-dimethyl-2-formylcyclopropanecarboxylic acid derivatives
KR910001236B1 (ko) 2-(4-아미노페닐)-2-메틸프로필 알코올의 제조방법
JP3001626B2 (ja) 2―クロロプロピオンアルデヒド三量体およびその製造方法
JP2586949B2 (ja) p―又はm―ヒドロキシベンズアルデヒドの製造法
JP2890155B2 (ja) ジフェニルメタン誘導体の製造法
CN121319099A (zh) 一种由胆固醇合成7-脱氢胆固醇的方法
JP3007449B2 (ja) 3−アリル−2,4−ジヒドロキシアセトフェノンの製造方法
JPS6123788B2 (ja)
CN121991120A (zh) 一种虾青素中间体、虾青素及其制备方法
EP0022482B1 (en) Process for preparing 4-hydroxy-3-methyl-2-(2-propynyl)-2-cyclopentenolone; a gamma-diketone compound and substituted acetonedicarboxylic esters
JPH0421653B2 (ja)
US3014960A (en) Process for making 2-cyclopenteneacetic acids