JPH0421201A - 移相器 - Google Patents

移相器

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JPH0421201A
JPH0421201A JP2126445A JP12644590A JPH0421201A JP H0421201 A JPH0421201 A JP H0421201A JP 2126445 A JP2126445 A JP 2126445A JP 12644590 A JP12644590 A JP 12644590A JP H0421201 A JPH0421201 A JP H0421201A
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JP
Japan
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switch
phase shifter
phase
line
phase shift
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JP2126445A
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Inventor
Hiroyuki Ueda
博之 上田
Takatoshi Kato
貴敏 加藤
Yuichi Tanaka
雄一 田中
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Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
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Priority to CA002042646A priority patent/CA2042646A1/en
Publication of JPH0421201A publication Critical patent/JPH0421201A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/18Phase-shifters
    • H01P1/185Phase-shifters using a diode or a gas filled discharge tube

Landscapes

  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は信号の位相を変更する移相器、特にハイブリッ
ド型の移相器に関する。
[従来の技術] 従来より、各種の移相器が使用されており、電気通信技
術の進歩に伴ない、その重要性が高まっている。
例えば、衛星通信を行う場合には、衛星追尾可能なアン
テナが必要となるが、特に自動車等の移動体に搭載する
追尾用のアンテナは小型、低消費電力であることが要求
される。そこで、移動体用の衛星追尾アンテナとしてフ
ェイズドアレイアンテナが好適であると考えられる。そ
して、フェイズドアレイアンテナでは、アレイを構成す
るアンテナ素子毎に位相を制御する必要があり、移相器
が非常に重要な構成部材の1つとなる。
ここで、このようなフェイズドアレイアンテナ等に使用
される移相器として、スイッチをオンオフすることによ
り移相量を変更するデジタル移相器が利用される。そし
て、この移相器の構成としてはロープイドライン型、ス
イッチドライン型、ハイブリッド型等が知られているが
、比較的簡単な構成で任意の移相量を得ることができる
ハイブリッド型移相器が好適である。
一方、デジタル移相器の移相量切換え用のスイッチとし
ては、ダイオードスイッチまたは電界効果型トランジス
タ(FET)スイッチが用いられる。そして、FETス
イッチは、スイッチングに必要な電力がダイオードに比
べ数桁小さく、DCカットのためのコンデンサが不要で
ある等バイアス回路が簡単でよいため、自動車等の移動
体に搭載するアンテナとして使用する場合には、特に適
していると考えられる。
すなわち、自動車等においては、限られたバッテリの電
力を有効に利用するため、できるだけ電力消費量が小さ
い方がよい。また、走行に伴なう振動と温度変化に耐え
なければならないという苛酷な条件下で使用されるため
、構成ができるだけ簡単であることが望まれるからであ
る。
このように、鯵動体搭載用の移相器としては、ハイブリ
ッド型のものを用い、スイッチとしてFETスイッチを
利用したものが好ましいといえる。
ここで、スイッチによって移相量を切換えられるハイブ
リッド型移相器は、例えば第17図に示すような構成を
有しており、入力した信号が2つの等しい大きさの信号
に分割されて出力される3dBハイブリツド素子10と
、2つの移相量調整回路12からなっている。
ハイブリッド素子10は信号か入力される入力端子10
a及び信号を出力するアイソレーション端子10bの他
にカップリング端子10C1スル一端子10dを有して
おり、2つの移相ffi調整回路12は、このカップリ
ング端子10C1スル端子10dに接続されている。
また、2つの移相量調整回路12は同一の構成を有して
おり、他端が開放されている第1の線路12aと、その
線路とスイッチ12cとの間に縦続接続された第2の線
路12bからなっている。
次に、この移相器の動作原理について、第18図のスミ
ス図表に基づいて説明する。
まず、スイッチ12cの反射係数F(参照面Cよりスイ
ッチ側をみた反射係数)について考える。
この場合、理想的には、スイッチ12cオンの時にr−
−1、オフの時に「−1となる。ところが、スイッチ1
2cがFET等であれば、スイッチ12cに所定の誘導
成分及び容量成分がある。このため、第18図に示すよ
うに、反射係数rはスイッチ12cがオンの場合に「−
−1の近くで誘導成分により時計回りにずれた位置「c
onとなり、またスイッチ12cがオフの場合はr−1
の近くで容量成分により時計回りにずれた位置r’co
rfとなる。
次に、第2の線路12b(特性インピーダンス20)を
含めた参照面りよりスイッチ側をみた反射係数Fについ
て考える。この場合、線路12bの特性インピーダンス
が50Ωであれば、反射係数rは、スイッチ12cのオ
ン、オフ時共に、それぞれ参照面Cにおける反射係数F
を大きさ一定のまま線路122bの電気長だけ電源側(
時計回り)に回転したrDon、 r’Dorf’とな
る。
更に、第1の線路12aを含めた参照面Eからみた反射
係数Fを考える。この場合、反射係数Fはスイッチ12
cのオン、オフ時共に一定フンダクタンス円上で電源側
(時計回り)に回転し、rEon、  r’Eofrと
なる。すなわち、スイッチ12Cのオン、オフ時の参照
面Eからみた反射係数「は、参照面りからみた反射係数
Fの位置によって決定される一定コンダクタンス同上で
回転する。
このため、第1の線路12a、第2の線路12bの長さ
等を変更することによってスイッチ12Cのオンオフに
おける反射係数Fを決定することができる。従って、ス
イッチ12Cのオンオフによる位相の差ψが出力端子1
0bにおける移相量となる。そこで、この第1、第2の
線路12a112bの長さを所定のものに設定すること
によって、スイッチ12cのオンオフによる移相器の移
相量を切換えることができる。
[発明が解決しようとする課al しかしながら、上述した従来の移相器においては、次の
ような問題点がある。
(A)第1、第2の線路12a、12bの両方の調整を
行わなければ、移相量を設定することができず、その調
整が非常に難しいという問題点があった。すなわち、第
1の線路12aの長さの調整による一定フンダクタンス
円上の反射係数Fの調整は、第2の線路12bの長さの
調整と組み合わせて行わなければならず、両者の適正な
組み合わせを見出すのが非常に難しいのである。
(B)FETスイッチは一般にオン特性がオフ特性に比
べて悪く、上述した従来の移相器においては、その点が
十分考慮されていないため、オン時の移相器の損失がオ
フ時のそれに比べてかなり大きくなる。オン時とオフ時
の移相器の損失の差が大きいことは、上述したフェイズ
ドアレイアンテナのアプリケーションに対しては、非常
に有害なものである。
(C)上述した従来の動作原理は、単一の周波数のみに
ついて考慮したものであるが、実際には使用する周波数
帯域全域にわたって動作を考慮する必要がある。上述の
移相器では場合によっては帯域が極端に狭くなる可能性
を有するが、どのような条件で広帯域になるかを見出す
ことは非常に困難である。
また、上述した従来例以外にもいくつかの他の構成が知
られているが、上に述べた3つの問題点を全て解決でき
、任意の移相量が設定できる構成は知られていない。
本発明は、上記問題点を解決することを課題としてなさ
れたものであり、移相量の設定が非常に簡単に行えるデ
ジタル移相器を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る移相器は、第1図に示すように1、信号の
人力、移相された信号の出力を行うハイブリッド素子2
0と、このハイブリッド素子20に接続された位相に所
定量の変化を与えるスイッチ22bと、このスイッチ2
2bに並列接続され、所定の特性インピーダンスを有す
る分布定数線路22aとを備え、スイッチ22bのオン
オフによって出力の位相を切換えることを特徴とする。
ここで、分布定数線路22aは、例えば第19図に示す
ような誘電体板14の片面に接地導体面16をもち、も
う一方の面に導体線路18を設けたマイクロストリップ
線路構成、または第20図に示すような誘電体板14の
両面に接地導体面16をはりつけ、誘電体板14の中に
導体線路18を挿入したトリプレートストリップ線路構
成とされる。
このように、本発明においては、スイッチ22bに分布
定数線路22aを並列接続している。このため、分布定
数線路22aの長さを0〜λ/4まで変更することによ
って、参照面Bよりスイッチ側をみた反射係数Fを短絡
「−−1からスイッチ22bのみを設けた場合に相当す
る反射係数まで変更できる。そこで、分布定数線路22
aの長さを変更するだけで、スイッチ22bのオンオフ
による位相の差、すなわち移相器における移相量を任意
に設定することができる。
また、分布定数線路22aをスイッチ22bと並列して
設けることにより、スイッチ22bのオン時の反射係数
を大きくすることができる。そこで、オン特性がオフ特
性に比べて悪いFETをスイッチ22bとして使用して
も、スィッチ22bオン時の損失が小さくなり、スイッ
チ22bオンオフにおける損失の差を小さくすることが
でき、移相器のアプリケーション上の制約を少なくする
ことできる。
また、この分布定数線路22aの幅を小さくすれば、線
路の特性インピーダンスを高くすることかできる。そし
て、信号の周波数の移相器における移相量に対する影響
は分布定数線路22aの特性インピーダンスか大きいほ
ど小さくなる。そこで、移相器を例えば1.5GHz程
度の周波数の信号に適用する場合には、分布定数線路2
2aとしてその特性インピーダンスが50Ωを越える高
インピーダンスのものを用いることにより、比帯域幅を
充分広いものとすることができる。
本発明によれば、帯域幅の下限が決定でき、極端な狭帯
域になることはない。
更に、スイッチ22bとしてFETを採用し、このゲー
トからバイアス端子に至る線路に抵抗を挿入配置すれば
、ドレインからゲートをみたインピーダンスを高くする
ことができる。そこで、FETのドレインからゲートへ
洩れる高周波を反射させることができ、FETオフ時に
おける損失を低減することができる。
[作用] 本発明に係る移相器によれば、ハイブリッド素子20に
入力端20gより入力された信号は、位相に所定の変化
が与えられて出力端20bより出力される。そして、こ
の出力の位相をスイッチ22bのオンオフによって変更
することができる。
ここで、本発明によれば、このスイッチ22bのオンオ
フによる移相量の設定を非常に効率的に行うことができ
る。そこで、この移相量の調整について第2図の反射係
数を示す図に基づいて説明する。
まず、参照面Aからスイッチ側をみた時のスイッチ22
b(例えばFET)の反射係数rを考える。この場合は
上述の従来例と同様であり、反射係数rは、それぞれス
イッチ22bのオンオフに対応して反射係数r−−1及
びr−1の近辺で誘導成分、容量成分を持つ位置r A
on、  r’ Aofrとなる。
なお、分布定数線路22aの長さを0とすれば、スイッ
チ22bの上端において、短絡したこととなり、反射係
数Fはスイッチ22bのオンオフに拘らず、r−−1の
位置となるはずである。
次に、スイッチ22bとしてFETを用い、分布定数線
路22aをスィッチ22bに並列接続した時のスィッチ
22bオン時の参照面Bからスイッチ側をみた反射係数
rBonについて考える。
この場合アドミッタンス表示が都合がよく、参照面Bか
らスイッチ側をみたスィッチ22bオン時のアドミッタ
ンスY Bon (−1/ Z Bon)は、次のよう
に表す二とができる。ここで、スイッチ22bであるF
ETがオン時のソースドレイン間のアドミッタンスをY
 o n s長さdの分布定数線路22aの特性アドミ
ッタンスをYOOとする。
Y Bon −Yon −j YOOcot (2yr
 d /λ)そこで、特性アドミッタンスYOO(−1
/Z00)を(1150)Sとすると、参照面Bがスイ
ッチ側をみたスイッチオン時の反射係数の時r’Bon
は、 l十Ybon となる。
従って、参照面Bからスイッチ側をみた回路の反射係数
FBonは、分布定数線路の長さをd−λ/4から順次
短くすることによって、Yo++−1/ Z onのコ
ンダクタンス成分によって決定される一定コンダクタン
ス円上、すなわちrBonとr−−1の点を通り中心が
r−1とr−−1を結ぶ直線上にある円の上をスイッチ
22bのアドミッタンスYonにより決定される反射係
数r’Aonからr−−1の点に向けて移動する。
一方、スイッチ22bのオフ時の参照面Bからスイッチ
側をみた反射係数r’Boffは、分布定数線路22a
の長さをλ/4から0に減少するにつれて、スイッチ2
2bがオンの時と同様にスィッチ22bオフ時のアドミ
ッタンスで決定される一定コンダクタンス円上を、スイ
ッチ22bのオフ時のアドミッタンスにより決定される
反射係数rBofrからr−−1の位置に向けて移動す
る。
そして、移相器における移相量は、スイッチ22bがオ
ンの時とスイッチ22bがオフの時の位相差によって決
まるため、分布定数線路22aの長さdを変更するだけ
で、任意の移相量を得ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る移相器によれば、分
布定数線路の長さを調整するだけで、移相量を調整する
ことができる。従って、任意の移相量の調整を簡単、か
つ正確に行うことができる。
更に、移相量を調整する場合に、スイッチオン時の反射
係数を大きくできるため、オン時の損失を低減でき、オ
ン抵抗の高いFETスイッチを使用しても損失の少ない
移相器を得ることができる。
[實流側] 以下、本発明に係る移相器について、図面に基づいて説
明する。
基本構成例 本発明に係る移相器の基本的な構成例を第3図及び第4
図に示す。図において、ハイブリッド素子20は、入力
端子20g、出力端子20b、カップリング端子20C
1スル一端子20dを有している。また、第3図におい
ては、/Xイブリッド素子20として櫛型のマイクロス
トリップ線路を近接配置して結合したレンジカプラを用
い、第4図においては、2つのトリプレート線路を重ね
て配置して結合したブロードサイドオフセットカプラを
用いている。
そして、ハイブリッド素子20のカップリング端子20
c及びスル一端子20dに移相量調整回路22がそれぞ
れ接続されている。
この移相量調整回路22は、特性インピーダンスが50
Ωを超える分布定数線路22aと、FETスイッチ2,
2bからなっており、FETスイッチ22bのゲートに
は抵抗22cが接続されている。 このような移相器に
よれば、入力端子20aから入力された信号はハイブリ
ッド素子20により端子20c、20dに2分割される
。そして、信号はそれぞれ移相量調整回路22で位相変
化を受けた後、再び合成されて、出力端子20bに取り
出される。
ここで、移相量は、FETスイッチ22bのオン時と、
オフ時に現れる分布定数線路22aとFETスイッチ2
2bからなる回路のインピーダンスの変化により決定さ
れる。そして、この回路のFETスイッチ22bのオン
オフによる位相の差は、上述の第2図のスミス図表に示
すように分布定数線路22aの長さを変更することによ
って任意に設定することができる。
従って、移相量の設定を非常に簡単、かつ正確に行うこ
とができる。
また、この移相器を第2図に示したように位相差90″
の90@移相器として利用した場合の分布定数線路22
aの特性インピーダンスと周波数帯域幅の関係を第5図
に示す。この例では、信号の周波数の変化により移相量
が10°ずれる幅を周波数帯域として定義し、分布定数
線路22aの特性インピーダンスを50Ωとした場合を
基準として帯域幅の変化を示しである。
第1図において、参照面Bからみた回路のアドミッタン
スは、前述したように、参照面Aからみたスイッチ22
bのアドミッタンスと他端を短絡した分布定数線路22
aのアドミッタンス−jYoocot(2πd/λ)の
和である。従って、分布定数線路22aの特性インピー
ダンスZ00が高くなる、すなわち特性アドミッタンス
YOO(−1/ 200)が小さくなるに従い、参照面
Bからみた回路のアドミッタンスの周波数、すなわち波
長λの変化に伴う変化は、小さくなる。そこで、分布定
数線路22aの特性インピーダンスを高くすると、周波
数の変化によるアドミッタンスの変化が少ないので、移
相量の変化も少なくなる。
このように、分布定数線路22aを細くし、特性インピ
ーダンスを高くすると、周波数の変化に対する移相量の
大きさの変化が小さくなり、周波数帯域幅が大きくなる
そして、この効果は特性インピーダンスか100Ω程度
で飽和する。これより、分布定数線路22aとして、特
性インピーダンスが約100Ω以上のものを採用すれば
、周波数帯域幅を充分大きなものとできることが理解さ
れる。なお、この点に関しては、90″移相器に限らず
他の移相量を持つ移相器でも同様であり、分布定数線路
22aの特性インピーダンスは100Ω以上とすること
が望ましいといえる。
更に、この構成の移相器においては、第2図に示したよ
うに、FETスィッチ22bオン時の参照面Bからスイ
ッチ側をみた反射係数FBonがF−−1に近く、その
特性が改善されている。従って、FETスイッチ22b
のオンオフによる損失の相違が小さくなり、アブリケー
ショ上の制約を少なくすることができる。
なお、第2図に矢印で示した範囲C(r”−1近辺)で
は、FETスィッチ22bオフ時の参照面Bからスイッ
チ側をみた反射係数r”Bof’f’の絶対値がr’A
of’l’の絶対値より小さくなり、移相器の損失が増
加する。これは、FETスィッチ22b自体の特性に起
因するものであり、FETスイッチ22bのオフ特性を
改善する必要がある。しかし、FETスィッチ22b単
体のオフ時の反射係数は、第6図に示すように、必ずし
もよくない。
これは、FETスイッチ22bのドレインからゲートへ
の高周波の洩れが原因である。そこで、本構成において
は、FETスイッチ22bのゲトに抵抗22cを直列接
続している。このため、FETスイッチ22bのドレイ
ン側からゲート側をみたインピーダンスは大きくなり、
ゲート側に洩れた波を反射することができ、特性を改善
することができる。
従来、FETのゲート特性の改善のためには、ゲートに
長さλ/4の特性インピーダンスの高い分布定数線路と
その先に接続した並列コンデンサからなるバイアス回路
を直列接続することが行われている。しかし、この従来
回路の場合、第6図に示すように、FETスイッチ22
bのオフ特性が改善される帯域が設計周波数付近だけで
ある。
これに対し、本構成によれば、第6図に示すように、周
波数と無関係にFETスイッチ22bのオフ特性を改善
することができる。
以上のように、本構成の移相器によれば、広周波数帯域
において、オンオフ特性の差が少なく、任意の移相量を
簡単に設定することができる。
実施例1 第7図に実施例1の斜視図を示す。この例は上述の第3
図と同様にハイブリッド素子としてレンジカブラを採用
したものである。
図において、所定の誘電率を有する基板110の背面に
は銅張りグランド面110aか形成されている。基板1
10の表面にはマイクロストリップ線路によりハイブリ
ッド素子120が形成されている。このハイブリッド素
子120は入力端子120 a s出力端子120b、
カップリング端子120c、スル一端子120dを有し
ており、カップリング端子120c、スル一端子120
dには、移相量調整回路122がそれぞれ接続されてい
る。
2つの移相量調整回路122は、分布定数線路122a
及びFET122bからなっており、方の移相量調整回
路においては、FET122bのドレインがカップリン
グ端子120cに接続され、ソースはアースパッド12
2Cに接続され、もう一方の移相量調整回路においては
、FETI22bのドレインがスル一端子120dに接
続され、ソースはアースバッド122Cに接続されてい
る。なお、このアースバッド122cは銅張りグランド
面110aにスルーホール等により接続されている。
一方、FETI 22bのゲートには、バイアス端子1
24が線路124aによって接続されており、このバイ
アス端子124に印加する電圧により、FET122b
をオンオフすることができる。
なお、FETはそのゲートパッドからゲートに至る経路
にモノリシック化した抵抗を内蔵している。
ここで、基板110は比誘電率10.2、厚さ1.27
mmのものを使用している(商品名Eps 1lu11
−10又はDuroid RT/6010.5)。
一方、分布定数線路122aは、中50μmの線路で長
さを種々変えたものを作製した。また、バイアス端子1
24からFET122bのゲートへ至る線路124aに
は、FET122bのゲートに抵抗が直列接続されてい
るために、一般に使用される1/4波長の線路と容量か
ら成るバイアス回路は使用せず、単に2つのFETに同
時にバイアスを加えるための配線パターンのみから成−
2ている。
この例に使用したFET122bのソース・ドレイン間
の反射特性を第8図に示す。抵抗をモノリシック化して
いるため、オフ時の反射係数の絶対値は1〜2GHzの
間はもちろんのこと、更に高い周波数帯域にわたって1
.0に近い良好な値を示している。一方、オン時の反射
係数の絶対値は、オン抵抗2Ωという値から算出される
0、94という少し低い値になる。
充分に検討されていない従来の移相量調整回路において
は、上に示したようなオン時とオフ時の反射損失の差が
そのまま移相器の特性に現われるのが普通であり、この
差を打ち消す設計を行うためには、専門的なカンと試行
錯誤が要求されるものであった。
しかし、本発明による構成では、分布定数線路122a
の長さ調整により、移相量を調整する際に、オン時の反
射係数を大きくてきるため、容易にオンオフ間の特性差
を打ち消すことができる。
第9図に90″度移相器における1、55GHzから1
.65GHzの間の移相器の損失の大きさを示す。1.
6GH2においてオン時0.49dB1オフ時0.46
dBとわずか0.03dBの差となっており、FET1
22bのオンとオフの損失差をうまく打ち消しているこ
とがわかる。
そして、本実施例によれば、FET122bのソース・
ドレイン間に並列に設けた分布定数線路122aの長さ
を変えることにより、任意の移相量を有する移相器が作
製できる。
第10図は分布定数線路の長さを変えた時の移相器の移
相量を示したものである。本実施例においては、基板1
10上の分布定数線路122aの長さを0から30mm
程度まで変えることにより、移相量を1.6GH2にお
いて0〜180″まで変えることができる。なお、基板
110の誘電率、厚み、あるいは設計周波帯域が変われ
ば分布定数線路122aの長さが変わるが、その場合で
も任意の移相量が得られることはいうまでもない。
次に、45″、90″、180°の3個の移相器を直列
に接続して、45″ごとに3600まで任意の移相量を
得る構成の移相器(3bit移相器)を作製したものを
第11図に示す。本移相器では、3個とも本発明による
構成を使用している。
この例における移相器の損失、移相量をそれぞれ第12
図、第13図に示す。
このように、損失は、1.7〜2.0dBと良好な値を
示し、その範囲も0.3dBとなって非常に小さいこと
がわかる。また、移相量は1.54〜1.66GHzの
間で±10度以内におさまっており、周波数帯域が充分
広いことかわかる。
実施例2 第14図に実施例2の構成を示す。スイッチ用のFET
122bは第1の実施例と同じものである。そして、本
実施例においては、トリプレートストリップ線路によっ
て構成している。
すなわち、基板110は、比誘電率2.2、厚さ0.1
27mmの基板110aと、比誘電率2.2、厚さ0.
787mmの基板110b110cからなっている。ま
た基板110b110Cの外側面には、銅張りグランド
面112b、112Cが形成されている。なお、これら
基板110は商品名Duroid RT15880によ
って構成した。
基板110aはその両面に線路パターンを施しである。
そして、この線路パターンにより形成されたハイブリッ
ド素子120は、ブロードサイドオフセットカップルド
ラインによる3dB結合器を構成している。そこで、入
力端120a、スル一端子120dは基板110aの表
面側、出力端120b、カップリング端子120cは裏
面側に配置されている。
FET122bと分布定数線路122aにより実施例1
と同様の移相量調整回路122を構成している。
ここで、第14A図に第14図で丸印で示したハイブリ
ッド素子122aのスル一端子120dに接続されてい
るFET122bと分布定数線路122aの部分の拡大
平面図を示す。FET122bはソース122b s、
  ドレイン122bd。
ゲート122bgの3つの端子を有しており、ドレイン
122bdはハイブリッド素子120のスル一端子12
0dに接続されている。また、ソス122bsはアース
バッド122cに接続され、ゲート122bgはバイア
ス端子124に接続された線路124aに接続されてい
る。
なお、基板110aの裏面側に形成されているもう一方
の移相量調整回路においてはFET122bのドレイン
122bgがハイブリッド素子120のカップリング端
子120cに接続され、ソースはアースバッド122c
に接続されている。
なお、このアースバッド122cはスルーホール132
によって銅張りグランド面112b、112cと接続さ
れている。
そして、本回路はトリプレートストリップ線路で構成さ
れるため、基板110bと基板110cにより基板11
0aがはさみこまれる。そのとき、厚みを有するFET
122bの厚みをにがすため基板110bに穴130を
形成しである。また、アースバッド122Cの接地を完
全にするため基板110g、110b、110cにスル
ーホール132を施しである。
本移相器によって形成した90″移相器の挿入損失につ
いて第15図に示す。
挿入損失1.6GHzにおいて、オン時0. 58dB
、オフ時0.43dBとなり、その差は0゜15dBと
小さく、また損失量そのものも小さく、良好な値を示し
ている。
本実施例における分布定数線路の長さと移相量との関係
を第16図に示す。やはり30mm以下の範囲で移相量
が180°まで可変となり、その効果は、マイクロスト
リップ線路の時と同様であることかたしかめられた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る移相器の構成を示すブロック図、 第2図は移相器の移相量調整の原理を説明するための特
性図、 第3図はハイブリッド素子としてレンジカブラを用いた
基本的な構成例を示すブロック図、第4図はハイブリッ
ド素子としてブロードサイドオフセットカブラを用いた
基本的な構成例を示すブロック図、 第5図は分布定数線路の特性インピーダンスと周波数帯
域幅の関係を示す特性図、 第6図はFETの反射係数を示す特性図、第7図は実施
例1の構成を示す斜視図、第8図は使用FETの反射特
性を示す特性図、第9図は90″移相器の損失を示す特
性図、第10図は分布定数線路の長さと移相量の関係を
示す特性図、 第11図は第1実施例の3ビツト移相器の構成図、 第12図は3ビツト移相器の損失を示す特性図、第13
図は3ビツト移相器の移相特性を示す特性図、 第14図は実施例2の構成を示す説明図であり、第14
図Aはその要部拡大平面図、 第15図は90″移相器の損失を示す特性図、第16図
は分布定数線路の長さと移相量の関係を示す特性図、 第17図は従来の移相器の構成例を示すブロック図、 第18図は従来の移相器の動作原理を説明するための特
性図、 第19図はマイクロストリップ線路の構成図、第20は
図はトリプレートストリップ線路の構成図である。 20 ・・・ ハイブリッド素子 22a、122a  ・・・ 分布定数線路22b、1
22b  ・・・ スイッチ出願人 株式会社 豊田中
央研究所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 信号の入力、移相された信号の出力を行うハイブリッド
    素子と、 このハイブリッド素子に接続され、位相に所定量の変化
    を与えるスイッチと、 このスイッチに並列接続され、所定の特性インピーダン
    スを有する分布定数線路と、 を備え、 スイッチのオンオフによって出力の位相を切換えること
    を特徴とする移相器。
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AU7708591A (en) 1991-11-21
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