JPH04212938A - 波長変換素子 - Google Patents
波長変換素子Info
- Publication number
- JPH04212938A JPH04212938A JP40070490A JP40070490A JPH04212938A JP H04212938 A JPH04212938 A JP H04212938A JP 40070490 A JP40070490 A JP 40070490A JP 40070490 A JP40070490 A JP 40070490A JP H04212938 A JPH04212938 A JP H04212938A
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- Japan
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- thin film
- film
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- conversion element
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は波長変換素子、特に、非
線形光学材料を利用した波長変換素子に関する。
線形光学材料を利用した波長変換素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、SHG(second−harm
onic generation)高出力化のために、
図3の模式図に示されるようなFabry−perot
共振器を備えた波長変換素子が提案されている。この
素子はいわゆる従来の III−V族半導体レーザの共
振器120の先にII−VI族の薄膜140を付加した
ものである。共振器120の後端および薄膜140の前
端には反射膜151,155がそれぞれ設けられる。そ
して、GaAlAs/GaAs 等の III−V族で
形成された導波路125へ電流注入を行うことにより、
近赤外の光が発振する。このように発振した光は導波路
125に沿って伝搬し、ZnS/ZnSe等のII−V
I族の超格子(薄膜)140へ到達する。上記II−V
I族の半導体は、SHG活性があり、これにより前記共
振器で増大された近赤外の波長変換を行い青色コヒーレ
ント光を得ることができる。 この超格子140は、発振された光に対して丁度、共振
条件を満たすような膜厚(相互作用長)L1に選定され
なければならない。位相整合を満足しなければ大きな波
長変換効率が期待できないからである。
onic generation)高出力化のために、
図3の模式図に示されるようなFabry−perot
共振器を備えた波長変換素子が提案されている。この
素子はいわゆる従来の III−V族半導体レーザの共
振器120の先にII−VI族の薄膜140を付加した
ものである。共振器120の後端および薄膜140の前
端には反射膜151,155がそれぞれ設けられる。そ
して、GaAlAs/GaAs 等の III−V族で
形成された導波路125へ電流注入を行うことにより、
近赤外の光が発振する。このように発振した光は導波路
125に沿って伝搬し、ZnS/ZnSe等のII−V
I族の超格子(薄膜)140へ到達する。上記II−V
I族の半導体は、SHG活性があり、これにより前記共
振器で増大された近赤外の波長変換を行い青色コヒーレ
ント光を得ることができる。 この超格子140は、発振された光に対して丁度、共振
条件を満たすような膜厚(相互作用長)L1に選定され
なければならない。位相整合を満足しなければ大きな波
長変換効率が期待できないからである。
【0003】従来の前記提案では上記II−VI族の半
導体薄膜140をコヒーレンス長より短く、例えば60
0nmの相互作用長とし、位相整合を行っている。
導体薄膜140をコヒーレンス長より短く、例えば60
0nmの相互作用長とし、位相整合を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、波長変換さ
れた第二高調波光の出力P2wは、下記式で表されるよ
うに、非線形光学定数αと、基本波光(一次光)の出力
Pw と、相互作用長Lとの関数である。 P2w=α2 Pw 2 L2 すなわち、変換効率は、非線形光学定数α、基本波光(
一次光)の出力Pwおよび相互作用長Lのそれぞれの2
乗に比例する。
れた第二高調波光の出力P2wは、下記式で表されるよ
うに、非線形光学定数αと、基本波光(一次光)の出力
Pw と、相互作用長Lとの関数である。 P2w=α2 Pw 2 L2 すなわち、変換効率は、非線形光学定数α、基本波光(
一次光)の出力Pwおよび相互作用長Lのそれぞれの2
乗に比例する。
【0005】しかしながら、上記提案の従来例のものは
相互作用長Lがあまり大きく取れず、また非線形光学定
数αもあまり大きいとは言えない。従って、上記提案の
変換効率は今だ十分とは言えず、さらに変換効率が良く
、実用に供するレベルの波長変換素子の開発が要望され
ている。このような実情に鑑み本発明は創案されたもの
であり、その目的は上記従来の問題点を解決し、第二高
調波光の変換効率が従来のものと比べて極めて大きい波
長変換素子を提供することにある。
相互作用長Lがあまり大きく取れず、また非線形光学定
数αもあまり大きいとは言えない。従って、上記提案の
変換効率は今だ十分とは言えず、さらに変換効率が良く
、実用に供するレベルの波長変換素子の開発が要望され
ている。このような実情に鑑み本発明は創案されたもの
であり、その目的は上記従来の問題点を解決し、第二高
調波光の変換効率が従来のものと比べて極めて大きい波
長変換素子を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、 III−V族の半導体レーザの共振器の
先端部に、II−IV族の一の薄膜と、この薄膜と膜厚
の異なるII−IV族の他の一の薄膜を交互に多重積層
させて、構造が非対称な多重量子井戸構造の量子化準位
間遷移を用いるように構成した。
に本発明は、 III−V族の半導体レーザの共振器の
先端部に、II−IV族の一の薄膜と、この薄膜と膜厚
の異なるII−IV族の他の一の薄膜を交互に多重積層
させて、構造が非対称な多重量子井戸構造の量子化準位
間遷移を用いるように構成した。
【0007】
【作用】本発明の波長変換素子は、 III−V族の半
導体レーザの共振器の先端部に、II−IV族の一の薄
膜と、この薄膜と膜厚の異なるII−IV族の他の一の
薄膜を交互に多重積層させて構造が非対称な多重量子井
戸構造の量子化準位間遷移を用いるように構成したので
、非線形光学定数αは格段と大きくなり、これにより第
二高調波光の変換効率は格段と向上する。
導体レーザの共振器の先端部に、II−IV族の一の薄
膜と、この薄膜と膜厚の異なるII−IV族の他の一の
薄膜を交互に多重積層させて構造が非対称な多重量子井
戸構造の量子化準位間遷移を用いるように構成したので
、非線形光学定数αは格段と大きくなり、これにより第
二高調波光の変換効率は格段と向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の波長変換素子を図1に基づい
て説明する。図1は本発明の波長変換素子1(以下、単
に変換素子1という)の1実施例を示す概略構成斜視図
である。変換素子1は、レーザ共振器Hと、多重量子井
戸構造部Wとに大別される。
て説明する。図1は本発明の波長変換素子1(以下、単
に変換素子1という)の1実施例を示す概略構成斜視図
である。変換素子1は、レーザ共振器Hと、多重量子井
戸構造部Wとに大別される。
【0009】レーザ共振器Hは、活性層51と、これを
挟むクラッド層41、クラッド層61を有し、クラッド
層41、クラッド層61および活性層51の片側端面(
図面の右端)には誘電体反射ミラー91が設けられる。 さらに、クラッド層41およびクラッド層61の表面に
は、それぞれ、電極81,85が被着される。本実施例
の場合、レーザ発振器Hは、例えばGaAs,GaAl
As等のIII−V族半導体レーザである。例えば、G
aAsの III−V族の活性層51は、例えば、Ga
AlAsの III−V族のp形とn形のクラッド層4
1およびクラッド層61で挟まれている。活性層51は
、通常、クラッド層41,61に比べ屈折率が、5%程
度高く、活性層51の厚さは、0.1μm程度であり、
光は活性層51に沿って、1μm程度の幅に広がって導
波される。キャリアの注入には活性層51の禁制帯の幅
に相当する電圧を印加する。この電圧は0.7〜1.5
V程度である。
挟むクラッド層41、クラッド層61を有し、クラッド
層41、クラッド層61および活性層51の片側端面(
図面の右端)には誘電体反射ミラー91が設けられる。 さらに、クラッド層41およびクラッド層61の表面に
は、それぞれ、電極81,85が被着される。本実施例
の場合、レーザ発振器Hは、例えばGaAs,GaAl
As等のIII−V族半導体レーザである。例えば、G
aAsの III−V族の活性層51は、例えば、Ga
AlAsの III−V族のp形とn形のクラッド層4
1およびクラッド層61で挟まれている。活性層51は
、通常、クラッド層41,61に比べ屈折率が、5%程
度高く、活性層51の厚さは、0.1μm程度であり、
光は活性層51に沿って、1μm程度の幅に広がって導
波される。キャリアの注入には活性層51の禁制帯の幅
に相当する電圧を印加する。この電圧は0.7〜1.5
V程度である。
【0010】非対称な多重量子井戸構造部Wは、II−
IV族の一の薄膜11と、この薄膜11と膜厚の異なる
II−IV族の他の一の薄膜15を交互に積層させて形
成される。これらの膜は前記活性層51に沿って導波さ
れる光の進行方向に直交するように積層される。具体的
には、例えば、II−IV族の一の薄膜11をZnSe
膜、II−IV族の他の一の薄膜15をZnS膜とする
。ZnSe膜の膜厚は5〜10nm程度、ZnS膜の膜
厚は25〜35nm程度とされる。
IV族の一の薄膜11と、この薄膜11と膜厚の異なる
II−IV族の他の一の薄膜15を交互に積層させて形
成される。これらの膜は前記活性層51に沿って導波さ
れる光の進行方向に直交するように積層される。具体的
には、例えば、II−IV族の一の薄膜11をZnSe
膜、II−IV族の他の一の薄膜15をZnS膜とする
。ZnSe膜の膜厚は5〜10nm程度、ZnS膜の膜
厚は25〜35nm程度とされる。
【0011】本発明の多重量子井戸構造部Wは非対称な
構造をとる。すなわち、図2の拡大図に示されるように
一周期を構成するZnSとZnSeとの積層ユニットU
は、単にZnSとZnSeの膜をそれぞれ同一の膜厚で
形成するのではなく、不規則に形成される。具体的には
、ZnS膜15aを12.5nm厚、ZnSe膜11a
を7.5nm厚、ZnS膜15bを15nm厚、ZnS
e膜11bを5nm厚に形成する。
構造をとる。すなわち、図2の拡大図に示されるように
一周期を構成するZnSとZnSeとの積層ユニットU
は、単にZnSとZnSeの膜をそれぞれ同一の膜厚で
形成するのではなく、不規則に形成される。具体的には
、ZnS膜15aを12.5nm厚、ZnSe膜11a
を7.5nm厚、ZnS膜15bを15nm厚、ZnS
e膜11bを5nm厚に形成する。
【0012】このような2種の膜で形成される積層ユニ
ットU(一周期)の繰り返し回数は、50〜60程度で
ある。これにより、多重量子井戸構造部Wが形成される
。繰り返し積層される積層ユニットは、一般に、略同一
膜厚とされるが、必要に応じて異なる膜厚とすることも
できる。また、積層ユニットUの層構成も4層に限定さ
れるものではない。このような非対称な多重量子井戸構
造の先端部には誘電体反射ミラー95が被着される。 このような多重量子井戸構造とすることにより、相互作
用長Lは上記従来例の場合と同様に小さく変りはないが
、非線形光学定数αの増加はZnSeなどの物質そのも
のの1000倍にもなり、波長変換効率は格段と向上す
る。
ットU(一周期)の繰り返し回数は、50〜60程度で
ある。これにより、多重量子井戸構造部Wが形成される
。繰り返し積層される積層ユニットは、一般に、略同一
膜厚とされるが、必要に応じて異なる膜厚とすることも
できる。また、積層ユニットUの層構成も4層に限定さ
れるものではない。このような非対称な多重量子井戸構
造の先端部には誘電体反射ミラー95が被着される。 このような多重量子井戸構造とすることにより、相互作
用長Lは上記従来例の場合と同様に小さく変りはないが
、非線形光学定数αの増加はZnSeなどの物質そのも
のの1000倍にもなり、波長変換効率は格段と向上す
る。
【0013】本発明の非対称多重量子井戸構造で非線形
光学定数αが増大するのは、同一エネルギーバンド内で
量子閉込め効果により形成される複数のサブ・バンド間
の光遷移を利用することにより、光非線形効果が増強す
ることに起因する。すなわち、n番目のサブ・バンドか
らm番目への振動子強度fは、非対称多重量子井戸構造
で増大し、二次の非線形光学定数αは振動子強度fの1
/2乗に比例するからである。
光学定数αが増大するのは、同一エネルギーバンド内で
量子閉込め効果により形成される複数のサブ・バンド間
の光遷移を利用することにより、光非線形効果が増強す
ることに起因する。すなわち、n番目のサブ・バンドか
らm番目への振動子強度fは、非対称多重量子井戸構造
で増大し、二次の非線形光学定数αは振動子強度fの1
/2乗に比例するからである。
【0014】このような変換素子は、気相ないし液相の
エピタキシャル成長法、デポジッション法、イオン交換
法、熱拡散法、イオン注入法等の公知の種々の製造方法
で形成できる。
エピタキシャル成長法、デポジッション法、イオン交換
法、熱拡散法、イオン注入法等の公知の種々の製造方法
で形成できる。
【0015】
【発明の効果】本発明の波長変換素子は、 III−V
族の半導体レーザの共振器の先端部に、II−IV族の
一の薄膜と、この薄膜と膜厚の異なるII−IV族の他
の一の薄膜を交互に多重積層させ、非対称な多重量子井
戸構造を形成している。従って、本発明の波長変換素子
の非線形光学定数αの増加は本発明の構造を導入しない
物質の1000倍にもなりることが確認されており、素
子の波長変換効率は格段と向上するという効果を奏する
。
族の半導体レーザの共振器の先端部に、II−IV族の
一の薄膜と、この薄膜と膜厚の異なるII−IV族の他
の一の薄膜を交互に多重積層させ、非対称な多重量子井
戸構造を形成している。従って、本発明の波長変換素子
の非線形光学定数αの増加は本発明の構造を導入しない
物質の1000倍にもなりることが確認されており、素
子の波長変換効率は格段と向上するという効果を奏する
。
【図1】本発明の波長変換素子の一実施例を示す概略構
成斜視図である。
成斜視図である。
【図2】多重量子井戸構造部Wの部分拡大模式図である
。
。
【図3】従来のFabry−perot 共振器を備え
た波長変換素子の模式図である。
た波長変換素子の模式図である。
H レーザ共振部
W 多重量子井戸構造部
11 一の薄膜
15 他の一の薄膜
Claims (2)
- 【請求項1】 III−V族の半導体レーザの共振
器の先端部に、II−IV族の一の薄膜と、この薄膜と
膜厚の異なるII−IV族の他の一の薄膜を交互に多重
積層させて非対称な多重量子井戸構造を設けることを特
徴とする波長変換素子。 - 【請求項2】 II−IV族の一の薄膜はZnS膜で
あり、II−IV族の他の一の薄膜はZnSe膜である
ことを特徴とする請求項1記載の波長変換素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40070490A JPH04212938A (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 波長変換素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40070490A JPH04212938A (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 波長変換素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04212938A true JPH04212938A (ja) | 1992-08-04 |
Family
ID=18510585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40070490A Pending JPH04212938A (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 波長変換素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04212938A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06252490A (ja) * | 1993-02-23 | 1994-09-09 | Hitachi Ltd | 光半導体素子 |
| WO2009074149A3 (de) * | 2007-12-11 | 2009-09-11 | Lumics Gmbh | Passivierung einer resonator-endfläche eines halbleiter-lasers mit einem halbleiter-übergitter |
-
1990
- 1990-12-06 JP JP40070490A patent/JPH04212938A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06252490A (ja) * | 1993-02-23 | 1994-09-09 | Hitachi Ltd | 光半導体素子 |
| WO2009074149A3 (de) * | 2007-12-11 | 2009-09-11 | Lumics Gmbh | Passivierung einer resonator-endfläche eines halbleiter-lasers mit einem halbleiter-übergitter |
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