JPH04215100A - X線回折装置のスリット制御装置 - Google Patents
X線回折装置のスリット制御装置Info
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- JPH04215100A JPH04215100A JP2409829A JP40982990A JPH04215100A JP H04215100 A JPH04215100 A JP H04215100A JP 2409829 A JP2409829 A JP 2409829A JP 40982990 A JP40982990 A JP 40982990A JP H04215100 A JPH04215100 A JP H04215100A
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- 238000002441 X-ray diffraction Methods 0.000 title claims description 9
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 19
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract description 3
- 102100027340 Slit homolog 2 protein Human genes 0.000 description 8
- 101710133576 Slit homolog 2 protein Proteins 0.000 description 8
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線回折装置に用いら
れるX線幅調節用のスリットの幅を調節するためのスリ
ット制御装置に関する。
れるX線幅調節用のスリットの幅を調節するためのスリ
ット制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にX線回折装置においては、試料へ
のX線の入射角を変化させながら回折X線の強度が測定
され、その測定結果に基づいて試料の結晶構造が解析さ
れる。また、試料へ入射するX線の線幅は、X線源と試
料との間に配置された発散スリットによって決定される
。この場合、仮に、発散スリットによって決定されるX
線線幅が一定値に決められているとすると、試料へのX
線入射角度が変化した場合に、試料を照射するX線の面
積が変化してしまう。このように、試料に対するX線の
照射面積が変化すると、実質的に回折に寄与する試料の
結晶数が変化することになり、その結果、精度の高い測
定結果が得られなくなる。
のX線の入射角を変化させながら回折X線の強度が測定
され、その測定結果に基づいて試料の結晶構造が解析さ
れる。また、試料へ入射するX線の線幅は、X線源と試
料との間に配置された発散スリットによって決定される
。この場合、仮に、発散スリットによって決定されるX
線線幅が一定値に決められているとすると、試料へのX
線入射角度が変化した場合に、試料を照射するX線の面
積が変化してしまう。このように、試料に対するX線の
照射面積が変化すると、実質的に回折に寄与する試料の
結晶数が変化することになり、その結果、精度の高い測
定結果が得られなくなる。
【0003】上記の問題点を解消するため、試料へのX
線入射角が変化するのに対応させて発散スリットのスリ
ット幅を変化させ、これにより、試料におけるX線照射
面積を常に一定の面積に維持しようとする技術が、既に
いくつか提案されている。例えば、特開平1−1727
40号あるいは実開平1−102857号によれば、平
行四節リンク機構を用いてスリット片を開閉することに
よりスリット幅を制御する技術が開示されている。
線入射角が変化するのに対応させて発散スリットのスリ
ット幅を変化させ、これにより、試料におけるX線照射
面積を常に一定の面積に維持しようとする技術が、既に
いくつか提案されている。例えば、特開平1−1727
40号あるいは実開平1−102857号によれば、平
行四節リンク機構を用いてスリット片を開閉することに
よりスリット幅を制御する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置においては、スリットを形成しているスリット
片を動かすために比較的大きなトルクが必要とされた。 従って、平行四節リンク機構を作動させるための駆動源
として出力トルクが高く、しかも精度の高い動作が可能
なものが要求されていた。例えば、特開平1−1727
40号などに開示された駆動源について考えると、高ト
ルクの駆動用モータが必要であり、しかもウオームなど
を強度の高い材料で精密に作る必要があった。本発明は
従来装置における上記の問題点に鑑みてなされたもので
あって、駆動源の出力トルクが小さい場合でも確実にス
リット片を開閉することができ、しかも構造が極めて簡
単であるスリット制御装置を提供することを目的とする
。
来の装置においては、スリットを形成しているスリット
片を動かすために比較的大きなトルクが必要とされた。 従って、平行四節リンク機構を作動させるための駆動源
として出力トルクが高く、しかも精度の高い動作が可能
なものが要求されていた。例えば、特開平1−1727
40号などに開示された駆動源について考えると、高ト
ルクの駆動用モータが必要であり、しかもウオームなど
を強度の高い材料で精密に作る必要があった。本発明は
従来装置における上記の問題点に鑑みてなされたもので
あって、駆動源の出力トルクが小さい場合でも確実にス
リット片を開閉することができ、しかも構造が極めて簡
単であるスリット制御装置を提供することを目的とする
。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るスリット制御装置においては、スリッ
ト片を駆動するための平行四節リンク機構が、固定ピン
を中心として回動可能であり互いに対向する一対の回動
リンクと、それらの回動リンクに回転自在に連結された
一対の平行移動リンクとによって構成されており、さら
にそれらの平行移動リンクは、上記回動リンクの回動に
対応して、X線経路に対して近づき、あるいは遠ざかる
方向に進退移動する。また、上記一対のスリット片は上
記の各平行移動リンクの進退方向に対して直交する方向
に延びるように、各平行移動リンクに固定されることに
よって上記のスリットが形成されており、そして少なく
とも1つの平行移動リンクをX線経路へ向けて直進移動
するように押圧する直進駆動手段と、上記少なくとも1
つの平行移動リンクを直進駆動手段へ押し付けるように
付勢する弾性手段とを有することを特徴としている。
め、本発明に係るスリット制御装置においては、スリッ
ト片を駆動するための平行四節リンク機構が、固定ピン
を中心として回動可能であり互いに対向する一対の回動
リンクと、それらの回動リンクに回転自在に連結された
一対の平行移動リンクとによって構成されており、さら
にそれらの平行移動リンクは、上記回動リンクの回動に
対応して、X線経路に対して近づき、あるいは遠ざかる
方向に進退移動する。また、上記一対のスリット片は上
記の各平行移動リンクの進退方向に対して直交する方向
に延びるように、各平行移動リンクに固定されることに
よって上記のスリットが形成されており、そして少なく
とも1つの平行移動リンクをX線経路へ向けて直進移動
するように押圧する直進駆動手段と、上記少なくとも1
つの平行移動リンクを直進駆動手段へ押し付けるように
付勢する弾性手段とを有することを特徴としている。
【0006】
【作用】スリットを形成している一対のスリット片は、
平行移動リンクに対して直角に、従って回動リンクの長
手方向に延びている。その結果、回動リンクの回動中心
から平行移動リンクまでの長さが比較的長くなる。それ
故、スリット片を開閉するにあたって、平行移動リンク
を直進駆動させてそれらを平行移動(X線経路に対する
進退移動)させるように構成しておけば、小さなトルク
で確実にスリット片を開閉移動させることが可能となる
。
平行移動リンクに対して直角に、従って回動リンクの長
手方向に延びている。その結果、回動リンクの回動中心
から平行移動リンクまでの長さが比較的長くなる。それ
故、スリット片を開閉するにあたって、平行移動リンク
を直進駆動させてそれらを平行移動(X線経路に対する
進退移動)させるように構成しておけば、小さなトルク
で確実にスリット片を開閉移動させることが可能となる
。
【0007】
【実施例】本発明に係るスリット制御装置について説明
するのに先立って、まず、そのスリット制御装置が用い
られるX線回折装置について簡単に説明しておくことに
する。
するのに先立って、まず、そのスリット制御装置が用い
られるX線回折装置について簡単に説明しておくことに
する。
【0008】図3は、そのX線回折装置の一例の概略を
示している。同図において、X線源1から放射されたX
線は、発散スリット2によって水平面内の発散角が制限
された後、試料3に入射する。試料3に入射したX線は
そこで回折し、さらに散乱防止スリット4および受光ス
リット5を通過してX線検出器6に入射し、そのX線検
出器6によってX線強度が測定される。上記散乱防止ス
リット4は、回折X線以外の散乱X線の通過を防止する
ものである。また、受光スリット5は、回折X線の集束
点に配置されていて、測定すべき特性X線のみを通過さ
せるためのものである。
示している。同図において、X線源1から放射されたX
線は、発散スリット2によって水平面内の発散角が制限
された後、試料3に入射する。試料3に入射したX線は
そこで回折し、さらに散乱防止スリット4および受光ス
リット5を通過してX線検出器6に入射し、そのX線検
出器6によってX線強度が測定される。上記散乱防止ス
リット4は、回折X線以外の散乱X線の通過を防止する
ものである。また、受光スリット5は、回折X線の集束
点に配置されていて、測定すべき特性X線のみを通過さ
せるためのものである。
【0009】試料3は、紙面垂直方向に延びるように配
置された円柱状の試料台7の上に装着されている。上記
のX線強度測定の間試料3は、試料3の回折面の中心に
おいて紙面垂直方向に延びる軸線ωを中心として、微少
回転速度で回転する。以下、この回転を試料のθ回転と
いう。試料台7と同軸に配設された回転台8にはカウン
タアーム9が固定されており、そのカウンタアーム9上
に上記の散乱防止スリット4、受光スリット5およびX
線検出器6が固定して配置されている。回転台8、従っ
てカウンタアーム9は、試料回転軸ωを中心として試料
3のθ回転の2倍の回転速度で試料3と同じ方向へ走査
回転する。以下、この回転をカウンタアーム9の2θ回
転という。
置された円柱状の試料台7の上に装着されている。上記
のX線強度測定の間試料3は、試料3の回折面の中心に
おいて紙面垂直方向に延びる軸線ωを中心として、微少
回転速度で回転する。以下、この回転を試料のθ回転と
いう。試料台7と同軸に配設された回転台8にはカウン
タアーム9が固定されており、そのカウンタアーム9上
に上記の散乱防止スリット4、受光スリット5およびX
線検出器6が固定して配置されている。回転台8、従っ
てカウンタアーム9は、試料回転軸ωを中心として試料
3のθ回転の2倍の回転速度で試料3と同じ方向へ走査
回転する。以下、この回転をカウンタアーム9の2θ回
転という。
【0010】試料3がθ回転する際、発散スリット2の
スリット幅が一定不変に設定されていると、試料3を照
射するX線の照射面積がθ回転に対応して変化してしま
う。X線照射面積の変動は、測定結果に悪影響を及ぼす
ので、防止する必要がある。そのため、発散スリット2
に付設したスリット制御装置10によって発散スリット
2のスリット幅を試料3のθ回転に応じて変化させる。
スリット幅が一定不変に設定されていると、試料3を照
射するX線の照射面積がθ回転に対応して変化してしま
う。X線照射面積の変動は、測定結果に悪影響を及ぼす
ので、防止する必要がある。そのため、発散スリット2
に付設したスリット制御装置10によって発散スリット
2のスリット幅を試料3のθ回転に応じて変化させる。
【0011】一方、試料3がθ回転する際、試料3で回
折した回折X線の幅も変化する。よって、精度の高い測
定結果を得るためには、散乱防止スリット4および受光
スリット5のスリット幅も、試料3のθ回転に従って変
化させる必要がある。そのため、両スリット4および5
にもスリット制御装置10が付設されている。
折した回折X線の幅も変化する。よって、精度の高い測
定結果を得るためには、散乱防止スリット4および受光
スリット5のスリット幅も、試料3のθ回転に従って変
化させる必要がある。そのため、両スリット4および5
にもスリット制御装置10が付設されている。
【0012】以下、スリット制御装置10について詳細
に説明する。各スリット2,4,5に付設されるスリッ
ト制御装置10はいずれも同一構成であるので、ここで
は発散スリット2に付設されるものを例にあげて説明す
る。図1は、図3において矢印I方向から発散スリット
2およびスリット制御装置10を見た場合を示している
。発散スリット2は、互いに対向する一対のスリット片
11aおよび11bによって構成されている。これらの
スリット片によってスリットLが形成されており、X線
経路Q(図3参照)はそのスリットL内に設定される。
に説明する。各スリット2,4,5に付設されるスリッ
ト制御装置10はいずれも同一構成であるので、ここで
は発散スリット2に付設されるものを例にあげて説明す
る。図1は、図3において矢印I方向から発散スリット
2およびスリット制御装置10を見た場合を示している
。発散スリット2は、互いに対向する一対のスリット片
11aおよび11bによって構成されている。これらの
スリット片によってスリットLが形成されており、X線
経路Q(図3参照)はそのスリットL内に設定される。
【0013】スリット制御装置10は、X線回折装置の
機枠に固定されていて位置不変なベース12と、そのベ
ース12上に設けられた2つのピン13,13と、それ
らのピン13に回転自在に取り付けられた2本の回動リ
ンク14,14と、それらの回動リンク14の両端に回
転自在に連結された2本の平行移動リンク15,15と
を有している。回動リンク14および平行移動リンク1
5は平行四節リンク機構を構成しており、2本の平行移
動リンク15のそれぞれには、発散スリット2のスリッ
ト片11aおよび11bがそれぞれ1つづつ固定されて
いる。この場合、各スリット片11a,11bは、平行
移動リンク15と直交する方向、すなわち回動リンク1
4の長手方向に延びている。
機枠に固定されていて位置不変なベース12と、そのベ
ース12上に設けられた2つのピン13,13と、それ
らのピン13に回転自在に取り付けられた2本の回動リ
ンク14,14と、それらの回動リンク14の両端に回
転自在に連結された2本の平行移動リンク15,15と
を有している。回動リンク14および平行移動リンク1
5は平行四節リンク機構を構成しており、2本の平行移
動リンク15のそれぞれには、発散スリット2のスリッ
ト片11aおよび11bがそれぞれ1つづつ固定されて
いる。この場合、各スリット片11a,11bは、平行
移動リンク15と直交する方向、すなわち回動リンク1
4の長手方向に延びている。
【0014】回動リンク14,14がピン13を中心と
して図の正時計方向へ回動すると、それらに連結された
上側平行移動リンク15aはX線経路Qへ近づく方向へ
、そして下側平行移動リンク15bはX線経路Qから離
れる方向へ平行直進移動する。これにより、スリットL
の幅は狭められる。回動リンク14,14が図の反時計
方向へ回動すると、各平行移動リンク15a,15bが
上記の場合と逆方向に動き、スリットLの幅が広くなる
。
して図の正時計方向へ回動すると、それらに連結された
上側平行移動リンク15aはX線経路Qへ近づく方向へ
、そして下側平行移動リンク15bはX線経路Qから離
れる方向へ平行直進移動する。これにより、スリットL
の幅は狭められる。回動リンク14,14が図の反時計
方向へ回動すると、各平行移動リンク15a,15bが
上記の場合と逆方向に動き、スリットLの幅が広くなる
。
【0015】下側平行移動リンク15bの左側には、各
リンク14および15を駆動するための直進駆動装置1
6が配設されている。この直進駆動装置16は、制御装
置17から送られてくるパルス信号Sに基づいて回転移
動軸18を軸回転(φ)させるパルスモータ部26と、
回転移動軸18の軸回転(φ)を図の左右方向の直進運
動に変換する動力変換装置19とを有している。この構
成により、制御装置17から適宜の数のパルス信号Sが
送られると、回転移動軸18は、軸回転(φ)しながら
、それと同時に図の左右方向へ直進移動する。
リンク14および15を駆動するための直進駆動装置1
6が配設されている。この直進駆動装置16は、制御装
置17から送られてくるパルス信号Sに基づいて回転移
動軸18を軸回転(φ)させるパルスモータ部26と、
回転移動軸18の軸回転(φ)を図の左右方向の直進運
動に変換する動力変換装置19とを有している。この構
成により、制御装置17から適宜の数のパルス信号Sが
送られると、回転移動軸18は、軸回転(φ)しながら
、それと同時に図の左右方向へ直進移動する。
【0016】回転移動軸18の右側先端は、下側平行移
動リンク15bの左端に当接している。また、下側平行
移動リンク15bとベース12の下端との間に張設した
引張バネ20により、下側平行移動リンク15bは常に
一定圧力下で回転移動軸18の右端に押し付けられてい
る。回転移動軸18の左端部には、移動片21が固定し
て取り付けられている。この移動片21は、図2に示す
ように、概ね細長い長方形状をしており、回転移動軸1
8の軸回転(φ)に従って矢印B−Bのように回動し、
それと同時に回転移動軸18の軸方向直進移動(図1の
左右方向)に従って図1の矢印Aのように左右方向にも
移動する。図1において、移動片21の先端、すなわち
係合端21aの両側には、互いに適宜の間隔をおいて2
つのストッパ22および23が位置固定状態で設けられ
ている。移動片係合端21aは両方のストッパ22,2
3に係合、すなわちぶつかることができるようになって
おり、両者がそのように係合した場合には、ストッパ2
2あるいは23によって移動片21の回転、従って回転
移動軸18の軸回転(φ)が阻止される。
動リンク15bの左端に当接している。また、下側平行
移動リンク15bとベース12の下端との間に張設した
引張バネ20により、下側平行移動リンク15bは常に
一定圧力下で回転移動軸18の右端に押し付けられてい
る。回転移動軸18の左端部には、移動片21が固定し
て取り付けられている。この移動片21は、図2に示す
ように、概ね細長い長方形状をしており、回転移動軸1
8の軸回転(φ)に従って矢印B−Bのように回動し、
それと同時に回転移動軸18の軸方向直進移動(図1の
左右方向)に従って図1の矢印Aのように左右方向にも
移動する。図1において、移動片21の先端、すなわち
係合端21aの両側には、互いに適宜の間隔をおいて2
つのストッパ22および23が位置固定状態で設けられ
ている。移動片係合端21aは両方のストッパ22,2
3に係合、すなわちぶつかることができるようになって
おり、両者がそのように係合した場合には、ストッパ2
2あるいは23によって移動片21の回転、従って回転
移動軸18の軸回転(φ)が阻止される。
【0017】移動片係合端21aが左側のストッパ、す
なわちスリット閉側ストッパ22に係合して回転移動軸
18の軸回転(φ)が止まった場合には、回転移動軸1
8が最も左側の位置に来る。よって、バネ20のバネ力
により、スリット片11aおよび11bが最も近づいて
スリットLが最小幅に閉じる。他方、移動片係合端21
aが右側のストッパ、すなわちスリット開側ストッパ2
3に係合して回転移動軸18が最も右側の位置に来て停
止した場合には、スリットLが最大幅に開く。
なわちスリット閉側ストッパ22に係合して回転移動軸
18の軸回転(φ)が止まった場合には、回転移動軸1
8が最も左側の位置に来る。よって、バネ20のバネ力
により、スリット片11aおよび11bが最も近づいて
スリットLが最小幅に閉じる。他方、移動片係合端21
aが右側のストッパ、すなわちスリット開側ストッパ2
3に係合して回転移動軸18が最も右側の位置に来て停
止した場合には、スリットLが最大幅に開く。
【0018】図1において、移動片係合端21aの左側
に検知端21bが形成されている。この検知端21bは
、移動片係合端21aがスリット閉側ストッパ22にぶ
つかって移動片21の左右方向の移動が止まった時、セ
ンサ24によって検知される。センサ24によるその検
知信号は、制御装置17へ送られる。
に検知端21bが形成されている。この検知端21bは
、移動片係合端21aがスリット閉側ストッパ22にぶ
つかって移動片21の左右方向の移動が止まった時、セ
ンサ24によって検知される。センサ24によるその検
知信号は、制御装置17へ送られる。
【0019】ストッパ22に移動片係合端21aをぶつ
けることによって機械的に移動片21の回転、従って回
転移動軸18の直進移動を停止させるのではなく、セン
サ24によって移動片検知端21bを検知した時に、パ
ルスモータ26を停止させて回転移動軸18の移動を止
めるようにすることもできる。
けることによって機械的に移動片21の回転、従って回
転移動軸18の直進移動を停止させるのではなく、セン
サ24によって移動片検知端21bを検知した時に、パ
ルスモータ26を停止させて回転移動軸18の移動を止
めるようにすることもできる。
【0020】以下、上記構成より成るスリット制御装置
の作用について説明する。制御装置17は、まず、回転
移動軸18を軸回転(φ)させてその回転移動軸18を
図の左方向へ移動させる。回転移動軸18の軸回転(φ
)に伴って、移動片21は回転移動軸18を中心として
回転(図2のB−B回転)しながら図1の左方向へ移動
し、その係合端21aがスリット閉側ストッパ22に係
合した時点で回転移動軸18の直進移動が止まる。 この間、バネ20のバネ力により下側平行移動リンク1
5bが図の左方へ平行移動し、一方、上側平行移動リン
ク15aが図の右方へ平行移動する。その結果、スリッ
ト片11aおよび11bの間に形成されるスリットLの
幅は最小値となる。この時、移動片検知端21bがセン
サ24によって検知され、制御装置17はその位置をス
リットLのゼロ位置と設定する。
の作用について説明する。制御装置17は、まず、回転
移動軸18を軸回転(φ)させてその回転移動軸18を
図の左方向へ移動させる。回転移動軸18の軸回転(φ
)に伴って、移動片21は回転移動軸18を中心として
回転(図2のB−B回転)しながら図1の左方向へ移動
し、その係合端21aがスリット閉側ストッパ22に係
合した時点で回転移動軸18の直進移動が止まる。 この間、バネ20のバネ力により下側平行移動リンク1
5bが図の左方へ平行移動し、一方、上側平行移動リン
ク15aが図の右方へ平行移動する。その結果、スリッ
ト片11aおよび11bの間に形成されるスリットLの
幅は最小値となる。この時、移動片検知端21bがセン
サ24によって検知され、制御装置17はその位置をス
リットLのゼロ位置と設定する。
【0021】図1において、X線回折測定が行われる間
、試料台7上の試料3が試料駆動装置25によってθ回
転される。この時、制御装置17は試料3のθ回転に対
応したパルス信号Sを直進駆動装置16内のパルスモー
タ部26へ送り込む。これにより回転移動軸18が、送
られてきたパルス数に応じた角度だけ回転し、そしてそ
の回転角度に応じた距離だけ図の右方向へ直進移動する
。これにより、下側平行移動リンク15bがX線経路Q
方向へ、一方、上側平行移動リンク15aがそれと反対
方向へ直進平行移動し、スリットLの幅が広められ、試
料3へのX線照射面積が一定に保持される。
、試料台7上の試料3が試料駆動装置25によってθ回
転される。この時、制御装置17は試料3のθ回転に対
応したパルス信号Sを直進駆動装置16内のパルスモー
タ部26へ送り込む。これにより回転移動軸18が、送
られてきたパルス数に応じた角度だけ回転し、そしてそ
の回転角度に応じた距離だけ図の右方向へ直進移動する
。これにより、下側平行移動リンク15bがX線経路Q
方向へ、一方、上側平行移動リンク15aがそれと反対
方向へ直進平行移動し、スリットLの幅が広められ、試
料3へのX線照射面積が一定に保持される。
【0022】移動片係合端21aがスリット開側ストッ
パ23に係合するまで回転移動軸18が右方向へ進行す
ると、係合端21aとストッパ23との係合により回転
移動軸18の回転、従って右方向への進行が阻止される
。この時のスリットLの幅が許容最大幅である。
パ23に係合するまで回転移動軸18が右方向へ進行す
ると、係合端21aとストッパ23との係合により回転
移動軸18の回転、従って右方向への進行が阻止される
。この時のスリットLの幅が許容最大幅である。
【0023】図4は、本発明に係るスリット制御装置の
他の実施例を示している。この実施例が、図1に示した
第1の実施例と異なる点は、直進駆動装置16に代えて
別の直進駆動装置36を用いていることである。この直
進駆動装置36によって駆動されるリンク機構14,1
5についての構造は図1のものと全く同じであるので、
それらのリンク機構などの説明は省略する。
他の実施例を示している。この実施例が、図1に示した
第1の実施例と異なる点は、直進駆動装置16に代えて
別の直進駆動装置36を用いていることである。この直
進駆動装置36によって駆動されるリンク機構14,1
5についての構造は図1のものと全く同じであるので、
それらのリンク機構などの説明は省略する。
【0024】直進駆動装置36は、下側平行移動リンク
15bの左端に当接すると共に矢印A方向へ往復直進移
動可能な直進移動軸38と、その直進移動軸38の左端
に固定された方形平板状の被圧板31と、パルスモータ
32によって駆動されて軸33を中心として矢印C−C
′のように往復回転する回転駆動板34とを有している
。回転駆動板34の上面の最外周部の一つの位置には、
回転駆動体としてのローラ35が回転自在に設けられて
おり、このローラ35が被圧板31の左側に、ばね20
のばね力の下に当接している。パルスモータ32は、図
3における試料3の回転速度θと同じ角速度θで回転板
34を回転駆動するようになっている。
15bの左端に当接すると共に矢印A方向へ往復直進移
動可能な直進移動軸38と、その直進移動軸38の左端
に固定された方形平板状の被圧板31と、パルスモータ
32によって駆動されて軸33を中心として矢印C−C
′のように往復回転する回転駆動板34とを有している
。回転駆動板34の上面の最外周部の一つの位置には、
回転駆動体としてのローラ35が回転自在に設けられて
おり、このローラ35が被圧板31の左側に、ばね20
のばね力の下に当接している。パルスモータ32は、図
3における試料3の回転速度θと同じ角速度θで回転板
34を回転駆動するようになっている。
【0025】この実施例は以上のように構成されている
ので、回転駆動板34上に設けられたローラ35は、図
に実線で示すゼロ位置状態を基準として、角速度θで回
転移動する。ローラ35が角速度θで回転移動する場合
、そのローラ35によって押圧される被圧板31は、W
=sinθの速度で直進移動し、その結果、上下平行リ
ンク15a,15bに支持されたスリット片11aおよ
び11bが、sinθの速度で間隔変化する。すなわち
、スリットLがsinθの速度で間隔変化する。
ので、回転駆動板34上に設けられたローラ35は、図
に実線で示すゼロ位置状態を基準として、角速度θで回
転移動する。ローラ35が角速度θで回転移動する場合
、そのローラ35によって押圧される被圧板31は、W
=sinθの速度で直進移動し、その結果、上下平行リ
ンク15a,15bに支持されたスリット片11aおよ
び11bが、sinθの速度で間隔変化する。すなわち
、スリットLがsinθの速度で間隔変化する。
【0026】図3で説明したように、試料3がθの角速
度で回転することを考えれば、本実施例においてスリッ
トLがsinθの速度で間隔変化するということは、試
料3へのX線入射角度が変化する場合にも、試料3に関
するX線照射面積を非常に精度良く一定に保持できると
いうことである。なお、図4に示した実施例では、回転
駆動板34を駆動する方式として、パルスモータ34に
よる、いわゆるダイレクトドライブ方式を採用したが、
これに代えてウオームとウオームホイールによる回転駆
動機構あるいはその他任意の駆動機構を採用することも
できる。
度で回転することを考えれば、本実施例においてスリッ
トLがsinθの速度で間隔変化するということは、試
料3へのX線入射角度が変化する場合にも、試料3に関
するX線照射面積を非常に精度良く一定に保持できると
いうことである。なお、図4に示した実施例では、回転
駆動板34を駆動する方式として、パルスモータ34に
よる、いわゆるダイレクトドライブ方式を採用したが、
これに代えてウオームとウオームホイールによる回転駆
動機構あるいはその他任意の駆動機構を採用することも
できる。
【0027】以上、好ましい実施例をあげて本発明を説
明したが、本発明はその実施例に限定されるものではな
い。例えば、直進駆動手段は図1に示したパルス信号駆
動による駆動手段、あるいは図4に示した回転駆動板3
4を用いたsinθ送り機構に限らず、他の任意の直進
駆動機構を採用できる。
明したが、本発明はその実施例に限定されるものではな
い。例えば、直進駆動手段は図1に示したパルス信号駆
動による駆動手段、あるいは図4に示した回転駆動板3
4を用いたsinθ送り機構に限らず、他の任意の直進
駆動機構を採用できる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、スリット片を平行移動
リンクと直交する方向に延びるように取り付け、さらに
、平行四節リンク機構を作動させるために、平行移動リ
ンクを直進駆動させるようにしたので、平行四節リンク
機構の駆動源として出力トルクの小さなものを使うこと
ができて経済的である。また、バネなどの弾性手段を用
いて平行移動リンクを常に直進駆動手段へ押し付けてい
るので、スリット片の振動を低く抑えて、精度の高いス
リット開閉制御をすることもできる。また、平行移動リ
ンクの駆動源として出力トルクの小さいものが使用可能
であるため、請求項2に記載の装置のようにスリットの
最小幅と最大幅を規制するためのストッパ機構を容易に
その駆動源に付設することもできる。これにより、スリ
ット片、リンク機構などの可動部分には一切ストッパ機
構が不要となり、より一層構造を簡単にすることができ
るようになった。さらに、請求項3に記載の装置のよう
に、試料へのX線入射角度の変化速度θと等しい角速度
θで回転する回転駆動体(ローラ35)によってリンク
機構を直進駆動させるようにしておけば、より一層正確
に試料に対するX線照射面積を一定に保持できる。
リンクと直交する方向に延びるように取り付け、さらに
、平行四節リンク機構を作動させるために、平行移動リ
ンクを直進駆動させるようにしたので、平行四節リンク
機構の駆動源として出力トルクの小さなものを使うこと
ができて経済的である。また、バネなどの弾性手段を用
いて平行移動リンクを常に直進駆動手段へ押し付けてい
るので、スリット片の振動を低く抑えて、精度の高いス
リット開閉制御をすることもできる。また、平行移動リ
ンクの駆動源として出力トルクの小さいものが使用可能
であるため、請求項2に記載の装置のようにスリットの
最小幅と最大幅を規制するためのストッパ機構を容易に
その駆動源に付設することもできる。これにより、スリ
ット片、リンク機構などの可動部分には一切ストッパ機
構が不要となり、より一層構造を簡単にすることができ
るようになった。さらに、請求項3に記載の装置のよう
に、試料へのX線入射角度の変化速度θと等しい角速度
θで回転する回転駆動体(ローラ35)によってリンク
機構を直進駆動させるようにしておけば、より一層正確
に試料に対するX線照射面積を一定に保持できる。
【図1】本発明に係るスリット制御装置の一実施例を示
す側面図である。
す側面図である。
【図2】図1の矢印IIに従った側面図である。
【図3】上記スリット制御装置が用いられるX線回折装
置の一例を示す平面概略図である。
置の一例を示す平面概略図である。
【図4】本発明に係るスリット制御装置の他の実施例を
示す側面図である。
示す側面図である。
3 試料
11a,11b スリット片 10 スリット制御装置
14 回動リンク 15 平行移動リンク
13 固定ピン 16 直進駆動装置
20 引張バネ 18 回転移動軸
21 移動片22,23 ストッパ
38 直進移動
軸 35 ローラ(回転駆動体)
34 回転駆動板 32 パルスモータ
11a,11b スリット片 10 スリット制御装置
14 回動リンク 15 平行移動リンク
13 固定ピン 16 直進駆動装置
20 引張バネ 18 回転移動軸
21 移動片22,23 ストッパ
38 直進移動
軸 35 ローラ(回転駆動体)
34 回転駆動板 32 パルスモータ
Claims (3)
- 【請求項1】 試料に入射するX線の入射角度を角速
度θで変化させながら、試料で回折するX線の強度を測
定するX線回折装置に用いられるスリット制御装置であ
って、スリットを形成する一対のスリット片を平行四節
リンク機構によって駆動するようにしたスリット制御装
置において、上記平行四節リンク機構は、固定ピンを中
心として回動可能であり互いに対向する一対の回動リン
クと、それらの回動リンクに回転自在に連結された一対
の平行移動リンクとによって構成されており、それらの
平行移動リンクは、上記回動リンクの回動に対応して、
X線経路に対して近づき、あるいは遠ざかる方向に進退
移動し、上記一対のスリット片は上記の各平行移動リン
クの進退方向に対して直交する方向に延びるように各平
行移動リンクに固定されることによって上記のスリット
が形成されており、少なくとも1つの平行移動リンクを
X線経路へ向けて直進移動するように押圧する直進駆動
手段と、上記少なくとも1つの平行移動リンクを直進駆
動手段へ押し付け付勢する弾性手段とを有することを特
徴とするスリット制御装置。 - 【請求項2】 上記直進駆動手段は、電気的パルス信
号に応じて軸回転し、しかも同時に上記少なくとも1つ
の平行移動リンクを押圧するために直進移動する回転移
動軸と、その回転移動軸に固定して取り付けられる移動
片と、その移動片と係合可能であって上記回転移動軸の
直進移動方向に沿って適宜の間隔をおいて配置されたス
リット閉側ストッパ部材およびスリット開側ストッパ部
材とを有することを特徴とする請求項1記載のスリット
制御装置。 - 【請求項3】 上記直進駆動手段は、少なくとも1つ
の平行移動リンクを押圧するために直進移動する直進移
動軸と、回転移動することによって直進移動軸を直進移
動させる回転駆動体とを有しており、上記回転駆動体の
回転速度は、試料へのX線の入射角度の変化速度θと等
しく設定されていることを特徴とする請求項1記載のス
リット制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2409829A JP2980252B2 (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | X線回折装置のスリット制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2409829A JP2980252B2 (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | X線回折装置のスリット制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04215100A true JPH04215100A (ja) | 1992-08-05 |
| JP2980252B2 JP2980252B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=18519107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2409829A Expired - Fee Related JP2980252B2 (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | X線回折装置のスリット制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2980252B2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-12 JP JP2409829A patent/JP2980252B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2980252B2 (ja) | 1999-11-22 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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