JPH042160Y2 - - Google Patents

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JPH042160Y2
JPH042160Y2 JP3817989U JP3817989U JPH042160Y2 JP H042160 Y2 JPH042160 Y2 JP H042160Y2 JP 3817989 U JP3817989 U JP 3817989U JP 3817989 U JP3817989 U JP 3817989U JP H042160 Y2 JPH042160 Y2 JP H042160Y2
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duct
thruster
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buoyancy
ducts
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、潜水船や無人潜水機等(以下、単
に潜水船という)を推進させるために用いられる
スラスタ装置のダクト部を構成する、スラスタダ
クトの改良に関するものである。
[従来の技術] 前記スラスタダクトは、潜水船等に装備される
スラスタ装置を取り囲み、潜水船の外殻内を貫通
して設けられ、その中間位置付近にスラスタ装置
が配備される。
従来のスラスタダクト13は、第3図及び第4
図に示すように、スラスタ装置5を支持部材6で
支持するダクト13aと、その両側の中間ダクト
13b,13cと、両端ダクト13d,13eと
で構成される。ダクト13a,13b,13c
は、アルミニウム合金やステンレスなどの材料に
より薄肉円筒体として、その外周を複数のリブ材
で補強した構造としており、また両端ダクト13
d,13eは、アルミニウム合金やF.R.Pなどの
材料により薄肉円筒体としてその開口端周縁部
は、潜水船1の外殻を構成する外板2の形状に合
わせたものとし、かつ所定の丸み(いわゆる、
R)をもつように曲面仕上げした構造としてい
た。
ところで、潜水船1は、その重量とその浮量と
を釣り合わせ、いわゆる中正浮量にして潜航させ
る必要があるが、そのような中正浮量に調整する
ための方法に関する先行技術文献として、特開昭
48−24484号公報がある。
[考案が解決しようとする課題] 従来のスラスタダクト13は、上記したとお
り、アルミニウム合金のような金属材やF.R.Pな
どの、負浮量(水中で沈降する)の材料が使われ
ている。したがつて、スラスタダクト13だけを
独立して考えた場合、これを中正浮量にするため
には、浮力体で補う必要があつた。
また、スラスタダクト13を設ける潜水船1の
位置によつて、ダクト13の開口端部の形状が変
わるうえに、その位置によつては形状が非常に複
雑になることがあるため、各々の位置に応じた複
雑な形状にダクト13d,13eを成形しなけれ
ならず、かつ取付に際しては、実際の外板2と面
一になるよう修正する必要がある。しかも、ダク
ト13自体をいかに外板2に面一に成形すること
ができても、スラスタ装置5を支持するダクト1
3aを取り付けた後、そのダクト13aの両側に
中間ダクト13b,13cをそれぞれボルト等で
連結して取り付け、更に中間ダクト13b,13
cの一端に両端ダクト13d,13eをボルト等
で連結して取り付けるため、それらとのダクト内
径合わせやダクトフランジ当たり面合わせなどが
必要で、非常に手間のかかる作業であつた。
この考案は上記した従来の問題点を解決するた
めになされたもので、スラスタダクト自体に浮力
をもたせること、両端開口部を所定形状に仕上げ
るための成形作業やダクト内径合わせ、ダクトフ
ランジ面合わせ作業を容易にして、艤装工数を低
減することを主な目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するためにこの考案のスラ
スタダクトは、少なくともその両端部分を、所定
の厚みを有する円筒状の浮力材で形成している。
[作用] 上記の構成を有するこの考案のスラスタダクト
によれば、浮量が重量より大となり、潜水船にお
ける浮力体として作用する。また、そのダクト材
料である浮力材が円筒状で所定の厚みをもつの
で、潜水船外板の所定位置にあらかじめダクト挿
入孔を開設しておけば、この挿入孔に前記円筒状
の浮力材を挿入して一部を外方に突出させ、潜水
船の外板面に合わせてその突出部分を切断したう
え、浮力材の開口端部を所定の丸みをもつように
R取り加工することができるため、簡単にスラス
タダクトを形成できる。
[実施例] 以下、この考案のスラスタダクトの実施例を図
面に基づいて説明する。
第1図は潜水船のスラスタダクト部位の概要を
示す、一部拡大断面図を含む縦断面図、第2図は
第1図の−線矢視図である。
図において、潜水船1の垂直方向に、外殻を構
成する外板2を貫通してスラスタダクト3用の挿
入孔4が開設されている。
挿入孔4の中間部付近に、スラスタ装置5を支
持するためのダクト3aが配置されている。この
ダクト3aは、従来と同様に、アルミニウム合金
などの薄肉金属製の円筒体からなり、その外周の
垂直方向に複数の金属製リブ材が、円周方向に間
隔をあけて突設されており、潜水船1内のフレー
ム1aに、一組の固定金具15を介して支持され
ている(第4図参照)。ダクト3a内の中心線上
に、スラスタ装置5が支持部材6を介して配置さ
れている。スラスタ装置5は、内部に油圧モータ
(図示せず)を備え、潜水船1内に搭載されてい
る油圧源(図示せず)から供給される圧油によ
り、油圧モータ(図示せず)を駆動させてプロペ
ラ5bを回転させる。
前記ダクト3aを挟んでその上下に配置されて
いる各スラスタダクト3b,3cは、それぞれ所
定厚みの円筒状の浮力材から形成されており、本
考案の特徴部分をなすものである。浮力材として
は、本実施例では、中空樹脂球又は中空ガラス球
を合成樹脂で固化したシンタクテイツクフオーム
を使用した。また、前記所定の厚みとは、スラス
タ装置5の推進性能を有効に発揮させるためのダ
クト外板側端部のR取りが可能な厚みである。各
スラスタダクト3b,3cを形成するための浮力
材としては、それぞれ挿入孔4内に挿入し前記ダ
クト3aに接続した状態で、その一部が外方に突
出する長さを有するものを使用する。そして、外
板2より外の浮力材の突出部分は、外板2と面一
となるように罫書き、その罫書き線に沿つて切断
する。また、浮力材の突出部分を切断した後、浮
力材の開口周縁部は、切削加工により第1図のよ
うに所定のR取り3b′,3c′を行う。
このようにして所定の形状に加工した各スラス
トダクト3b,3cは、前記挿入孔4内に挿入さ
れて、前記ダクト3aと接続される。各スラスト
ダクト3b,3cの内端側は、前記ダクト3aの
両端の外側周囲に延設したリング部3d内にイン
ローで差し込み、インロー部の隙間をクツシヨン
片8で埋め、ガタツキをなくすと共に、ダクト3
a,3b又は3cの内径合わせを行う。そしてリ
ング部3d及びスラストダクト3b又は3cを貫
通してその半径方向内方に突出させたボルト7の
先端部に、クツシヨン片8を介してナツト9を螺
合し、ダクト3b又は3cをダクト3aにしつか
りと固定する。他方、浮力材としてシンタクテイ
ツクフオームを使用した場合は、剛性が高い反面
やや脆い性質があるので、ダクト3b又は3cの
外板2部は若干フレキシブルな支持方法とする必
要がある。このため、各スラストダクト3b,3
cの外端側は、第2図のようにその周囲にリング
状のクツシヨンバンド10を巻装し、潜水船1内
の各フレーム1a〜1cから複数の支持体11を
スラストダクト3b,3cに向けて突設し、それ
らの支持体11の先端に取着した支持具12の半
球形の頭部を、前記クツシヨンバンド10に当接
させて定位置に支持する。このことにより、潜水
船1を空中から水中に吊り降ろしたり、或は水中
から空中に吊り上げたりした際に、潜水船1の外
板2部と船体中央部とで相対変形が生じても、ダ
クト上下方向にスライドでき、またダクト半径方
向にクツシヨンバンド10により若干変位できる
ことにより、各スラストダクト3b,3cには無
理な力がかからなくなる。
ところで、上記実施例では、浮力材としてシン
タクテイツクフオームを用いる場合について説明
したがこれに限定するものではない。また、本考
案のスラストダクトは、潜水船1の外部に露出し
て配備されるスラスタ装置5のプロペラ5bの周
りに推進力を高めるために取り付けられる、プロ
ペラノズル(図示せず、一種のダクト)にも同様
に実施できる。
[考案の効果] 以上説明したことから明らかなように、この考
案のスラスタダクトは下記の効果がある。
(1) スラスタダクトが浮力を有するので、従来の
ようにスラスタダクトを中正浮量に調整するた
めの浮力体が不要になるうえに、負浮量材から
なる他の機器の浮量(浮力体)としても利用で
きる。
(2) 従来は別体であつた中間スラスタダクトと端
部スラスタダクトを浮力材により一体に形成で
きるので、それらの位置合わせ作業が不要にな
る。
(3) スラスタダクトの開口周縁部に所定のR取り
が可能な厚みをもつ円筒状の浮力材を用いたの
で、潜水船にスラスタダクトを設けるための挿
入孔をあらかじめ開設しておけば、その挿入孔
にダクト材としての浮力材を挿入し現場で罫書
きができ、ダクト開口周縁部の所定のR取りを
切削するだけで加工できるため、スラスタダク
トを外板と面一に仕上げるための成形作業やダ
クト内径合わせ作業などが容易になり、艤装工
数も低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例にかかるスラスタダ
クトを備えた潜水船のスラスタダクト部位の概要
を示す、一部拡大断面図を含む縦断面図、第2図
は第1図の−線矢視図である。第3図は従来
の一般的なスラストダクトを示す、第1図に対応
した縦断面図、第4図は第3図の−線矢視図
である。 1……潜水船、2……外板、3,3a,3b,
3c……スラスタダクト、4……挿入孔、5……
スラスタ装置、8……クツシヨン片、10……ク
ツシヨンバンド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 潜水船等に装備されるスラスタ装置を取り囲む
    スラスタダクトにおいて、 少なくともその両端部分を、所定の厚みを有す
    る円筒状の浮力材で形成したことを特徴とする潜
    水船等のスラスタダクト。
JP3817989U 1989-03-31 1989-03-31 Expired JPH042160Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3817989U JPH042160Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3817989U JPH042160Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02128697U JPH02128697U (ja) 1990-10-23
JPH042160Y2 true JPH042160Y2 (ja) 1992-01-24

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