JPH0421695A - 高血圧治療剤および新規なステロイド化合物 - Google Patents

高血圧治療剤および新規なステロイド化合物

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JPH0421695A
JPH0421695A JP12473490A JP12473490A JPH0421695A JP H0421695 A JPH0421695 A JP H0421695A JP 12473490 A JP12473490 A JP 12473490A JP 12473490 A JP12473490 A JP 12473490A JP H0421695 A JPH0421695 A JP H0421695A
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JP
Japan
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ene
dione
hypertension
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Application number
JP12473490A
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English (en)
Inventor
Fumimaro Takaku
高久 史麿
Hisahiko Sekihara
関原 久彦
Kazumasa Nitta
新田 一誠
Seiichiro Maikuma
毎熊 誠一郎
Hiroaki Ueno
裕明 上野
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規な作用機作(こよる高血圧治療剤および
新規なステロイド化合物に関する。
[従来の技術および発明が解決しようとする問題点]高
血圧は、その病因の9割近くが不明とされている疾患で
あり、人口の高齢化に伴い、患者数は金後とも増加の傾
向にある。
しかし高血圧症は根本的な治療がi、ILL <、月症
療法として一般的には抗高血圧楽の長期連用が行われて
いるため、各種の抗高血圧薬の研究が盛んに行われてい
る。
現在、抗高血圧薬として広く用いられている薬物を大き
く分類すると、以下の7種に分けられている。
■ 降圧利尿薬 ■ アドレナリン受容体拮抗薬 (α1−遮断薬、B−遮断薬) ■ レニン阻害薬 ■ アンギオテンシン変換酵素阻害薬 ■ カルシウム拮抗薬 ■ セロトニン拮抗薬 ■ 血管平滑筋弛緩薬 しかし、従来の抗高血圧薬にはそれぞれ一長一短があり
、時代の流れとともに新しい作用機作による抗高血圧薬
の出現が待ち望まれていた。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らの一部は、19−ヒドロキシアンドロスト−
4−エン−3,17−ジオン(以下、r 19− OH
−ADJと略す)が副腎より分泌され、法相血中に存在
し、副腎皮質刺激ホルモンに加えてアンギオテンシンI
Iの支配下にあること、そしてその作用はそれ自身ミネ
ラルコルチコイド作用はないが、閾値下投与のアルドス
テロン存在下でその作用を増強し、昇圧作用を示すこと
を明らかにした(H。
5ekihara、 19− Hydroxyandr
ostenedione、 Evidencefor 
a new class of sodium −re
taining and hyper −tensin
ogenic 5teroids、、 Endocri
nology 113.1141−1148、 198
3 ;  H,5ekihara、 19− Hydr
oxy −androstenedione as a
 new hypertensinogenicage
nt、、 J、 5teroid Biochem、、
 16.329−331.1982 ;関原久彦、日本
臨床、42巻、11号、2552−2556.1984
 ; H,5ekihara、 Angiotensi
n II 1nduces therelease o
f 19−hydroxyandrostenedio
ne in man、、 J。
Cl1n、 Endocrinol、 Metab、、
 61.291−296.1985)。そして、低レニ
ン性本態性高血圧症のアルドステロン値が増加していな
い例において19− OH−AD値が有意に増加してい
る例があることも実証した。
更に、妊婦高血圧患者で血中の19− OH−AD値が
有意に上昇していることも報告されている(J、D。
Martin et al、 19− hydroxy
androstenedione −−afactor
 in pregnancy hypertentio
n、、 CLIN、 ANDEXPER,−HYPER
,IN PREGNANCY、 R4(2& 3)。
127−139.1985)。
本発明者らは、以上のように19−0H−ADが本態性
高血圧の発症要因となる可能性がきわめて高いと考えら
れることから、19−0H−ADの拮抗物質あるいはそ
の生合成阻害物質が新しいタイプの高血圧の治療薬と成
りうると考え、本発明を完成するに至った。
即ち本発明の要旨は、19− OH−ADの拮抗作用物
質を有効成分とすることを特徴とする高血圧治療剤およ
び下記−最大(II)で表わされる新規なステロイド化
合物に存する。
(式中、R3はメルカプト基、アシルチオ基またはアル
コキシジチオカルボキシ基を表わす。)以下、本発明に
つき詳細に説明する。
本発明における高血圧治療剤の有効成分は、19−0H
−ADに対する拮抗作用を有する物質であればいずれの
ものでも構わないが、特に下記CI1式で表わされるス
テロイド化合物が好ましい。
(式中、R1は水素原子、メルカプト基、アシルチオ基
またはアルコキシジチオカルボキシ基を表わし、R2は
水素原子、メルカプト基またはアシルチ表わす。) 前記−最大[I]および(II)におけるアシルチオ基
は一8COR’で表わされ、R4としては、水素原子:
メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基
、n−ブチル基、t−ブチル基、イソブチル基、n−ペ
ンチル基、ネオペンチル基、イソペンチル基、n−ヘキ
シル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、n−ノニル
基、n−デシル基、n−ドデシル基、n−テトラデシル
基、n−ヘキサデシル基、n−ヘプタデシル基、n−オ
クタデシル基、n−エイコシル基等の01〜C20のア
ルキル基:ビニル基、プロペニル基、ブテニル基、ペン
テニル基、ヘキセニル基、デセニル基、トリデセニル基
、ヘプタデセニル基、エイコシニル基等のC2〜C20
のアルケニル基、:エチニル基、プロピニル基、ブチニ
ル基、ペンチニル基、ヘキシニル基、オクチニル基、テ
トラデシニル基、オクタデシニル基、エイコシニル基等
のC2〜C20のアルキニル基またはメトキシ基、エト
キシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブ
トキシ基、t−ブトキシ基、イソブトキシ基、n−ペン
トキシ基、ネオペントキシ基、イソペントキシ基、n−
へキシルオキシ基、n−へブチルオキシ基、n−オクチ
ルオキシ基、n−ノニルオキシ基、n−デシルオキシ基
、n−ドデシルオキシ基、n−テトラデシルオキシ基、
n−ヘキサデシルオキシ基、n−ヘプタデシルオキシ基
、n−オクタデシルオキシ基、n−エイコシルオキシ基
等の01〜C20のアルコキシ基等が挙げられる。
また前記−最大(I)および(II)におけるアルコキ
シジチオカルボキシ基は一8C8R5で表わされ、R5
としては上記R4の置換基として例示した01〜C20
のアルコキシ基が挙げられる。
前記一般式〔I〕で表わされるステロイド化合物として
は、例えば以下のようなものが挙げられるが、本発明は
以下に限定されるものではない。
19−(エトキシジチオカルボキシ)−17−ヒドロキ
シ−3−オキソ−プレダン−4−二ンー21−カルボン
酸 了−ラクトン 19−(メキトシジチオ力ルボキシ)−17−ヒドロキ
シ−3−オキソ−プレダン−4−エン−21−カルボン
酸 γ−ラクトン 19−(プロポキシジチオカルボキシ)−17−ヒドロ
キシ−3−オキソ−プレダン−4−エン−21−カルボ
ン酸 γ−ラクトン 19−アセチルチオ−17−ヒドロキシ−3−オキソ−
プレダン−4−エン−21−カルボン酸 Y−ラクトン 19−メルカプト−17−ヒドロキシ−3−オキソ−プ
レダン−4−エン−21−カルボン酸 、−ラクトン1
9−(エトキシジチオカルボキシ)−17−ヒドロキシ
−3−オキソ−プレグナ−1,4−ジエン−21−カル
ボン酸 γ−ラクトン 4−アセチルチオ−17−ヒドロキシ−3−オキソ−プ
レダン−4−エン−21−カルボン酸 γ−ラクトン1
9−(エトキシジチオカルボキシ)−アンドロスト−4
−エン−3,17−ジオン 19−メルカプト−アンドロスト−4−エン−3,17
−ジオン 19−アセチルチオ−アンドロスト−4−エン−3゜1
7−ジオン 19−(エトキシジチオカルボキシ)−アンドロスタ−
1,4−エン−3,17−ジオン 4−アセチルチオ−アンドロスト−4−エン−3゜17
−ジオン 4−メルカプト−アンドロスト−4−エン−3,17−
ジオン 次に、これらのステロイド化合物の製造法について説明
する。
例えば19位置換体ステロイドは、17.19−ジヒド
ロキシ−3−オキソ−プレダン−4−二ンー21−カル
ボン酸 Y−ラクトン、17.19−ジヒドロキシ−3
−オキソ−プレグナ−1,4−ジエン−21−カルボン
酸Y−ラクトン、19−ヒドロキシ−アンドロスト−4
−エン−3,17−ジオン、19−ヒドロキシ−アンド
ロスト−1,4−ジエン−3,17−ジオン等(いずれ
も公知)を出発物質として、トシレート、トリフレート
等のスルホン酸エステルに変換する。このスルホン酸エ
ステルとキサントゲン酸カリウム(0−エチルジチオ炭
酸カリウム)、0−メチルジチオ炭酸カリウム、0−プ
ロピルジチオ炭酸カリウム等のアルキルジチオ炭酸塩と
を反応させることにより、19−アルキルジチオ炭酸エ
ステル類が製造できる。このとき、触媒としてクラウン
エーテル類を加えてもよい。反応温度は0〜100℃が
好ましく、更に好ましくは10〜50℃である。溶媒と
してはテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性溶媒
が好ましく用いられる。
上記の方法によって得られたスルホン酸エステル化合物
にチオ酢酸カリウム、チオプロピオン酸カリウム、チオ
安息香酸カリウム等のチオカルボン酸塩を作用させるこ
とにより、19−アシルチオステロイド類が得られる。
反応温度としては0〜100°Cが好ましく、更には1
0〜50℃であることが好ましい。溶媒としてはテトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド等の非プロトン性溶媒が好適に用い
られる。
また、上記の方法によって得られた19−アシルチオス
テロイド化合物をアルコール溶媒中、ナトリウムアルコ
キシド、カリウムアルコキシド等の塩基の存在下でアル
コール分解すると、19−メルカプトステロイド類が得
られる。アルコール溶媒としてはエタノール、メタノー
ル等の低級アルコール類が好適に用いられ、塩基として
はナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等が好
適に使用される。このときの反応温度は0〜100℃で
あることが好ましく、更に好ましくは10〜40°Cで
ある。
また4位置換のアシルチオステロイド類は、4,5−エ
ポキシステロイド類にチオ酢酸、チオプロピオン酸等の
チオカルボン酸;チオ酢酸カリウム等のチオカルボン酸
塩またはチオカルボン酸とチオカルボン酸塩の共存下に
反応させることにより4−アシルチオステロイド類が得
られる。
また、この4−アシルチオステロイド類をアルコール溶
媒中、ナトリウムアルコキシド等の塩基の存在下にアル
コール分解すると、4−メルカプトステロイド類を得る
ことができる。
かくして得られる本発明化合物は、これを医薬として用
いるにあたり、通常の製剤担体と共に、各種投与経路に
応じた製剤とすることができる。
例えば経口投与では錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、
液剤等に、非経口投与では注射剤、坐剤等の形態に調剤
される。経口投与用固形製剤を調製するにあたり用いる
担体としては、慣用の賦形剤、結合剤、滑沢剤、その他
着色剤、崩壊剤等を用いることができる。賦形剤として
は、例えば乳糖、ショ糖、デンプン、タルク、ステアリ
ン酸マグネシウム、結晶セルロース、メチルセルロース
、カルボキシメチルセルロース、グリセリン、アルギン
酸ナトリウム、アラビアゴム等を、結合剤としてはポリ
ビニルアルコール、ポリビニルエーテル、エチルセルロ
ース、アラビアゴム、シェラツク、白糖等を、滑沢剤と
してはステアリ酸マグネシウム、タルク等を、その他着
色剤、崩壊剤等は、通常用いられる公知のものを用いる
ことができる。なお錠剤を製造するにあたり、周知の方
法によりコーティングすることも可能である。また液体
製剤は、水性または油性の懸濁液、溶液、シロップ、エ
リキシル剤その他であってもよく、常法に従って調製さ
れる。注射剤を製造する場合は、例えば上記の本発明化
合物にpH調製剤、緩衝剤、安定化剤、等張化剤、局所
麻酔剤等を添加し、常法により皮下、筋肉内、静脈内用
等の注射剤を製造することができる。坐剤を製造する際
の基剤としては、例えばカカオ脂、ポリエチレングリコ
ール、ラノリン、脂肪酸トリグリセライド、ウイテブゾ
ール(登録商標、ダイナマイトノーベル社製)等の油脂
性基剤を用いることができる。 かくして調製される製
剤の投与量は、患者の症状、体重、年令等によって異な
り、−概に限定することはできないが、通常成人1日あ
たり本発明ステロイド化合物等の19− OH−AD拮
抗作用物質を50〜1000mgの範囲となる量とする
のがよく、これは通常1日1〜4回に分けて投与される
のが好ましい。
[実施例] 以下に実例を挙げて本発明の詳細な説明するが、その要
旨を越えない限り、以下に限定されるものではない。
(実施例1) 19−(エトキシジチオカルボキシ)−17−ヒドロキ
シ−3−オキソ−プレダン−4−二ンー21−カルボン
酸 、−ラクトン。
17、19−ジヒドロキシ−3−オキソ−プレダン−4
−エン−21−カルボン酸 γ−ラクトン3.72 g
 (ICL4mmole)にジクロロメタン74m1.
ピリジン2.7 mlを加え溶解する。0℃でトリフル
オロメタンスルホン酸無水物2.33m1をジクロロメ
タン13m1に溶解した溶液を滴下して、0℃で30分
間攪拌する。0.5N塩酸水溶液130m1を加えて分
液し、有機層は更に水洗する。硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を留去し更に減圧下に乾固して、トリフルオロ
メタンスルホン酸エステルを得た。
上記のトリフルオロメタンスルホン酸エステルをテトラ
ヒドロフラン130m1に溶解し、クラウンエーテル(
18−Crown −6) 0.28 g、続いてキサ
ントゲン酸カリウム3.3gを加え室温で24時間攪拌
する。
その後酢酸エチル650m1を加え、水洗後乾燥して溶
媒を留去して、固体のエチルジチオ炭酸エステルを得た
。シリカゲル100gを充填したカラムクロマトグラフ
ィーにより分離精製し下記構造式で表わされる標題化合
物1.35 gを得た。尚、本化合物のNMRスペクト
ラムは以下の通りある。
IH−NMR(CDC13)δppm : 1.04 
(s、 3H,18−CH3)。
1.42 (t、 3H,J = 7.OH2,0CH
2Cル)、 3.52 (d、 LH,J −13,3
Hz、 Cル5C8OEt)、 3.76 (d、 L
H,J = 13.3 Hz、 Cル5C8OEt)、
 4.65 (q、 2H,J = 7.OHz、 0
CH2CH3)、 5.88(s、 LH,4−H) (実施例2) 19−アセチルチオ−17−ヒドロキシ−3−オキソ−
プレダン−4−エン−21−カルボン酸 Y−ラクトン 17、19−ジヒドロキシ−3−オキソ−プレダン−4
−エン−21−カルボン酸 Y−ラクトン4゜Og (
11,2mmole)をジクロロメタン80m1に溶解
し、ピリジン2.8 mlを添加する。0℃に冷却し、
トリフルオロメタンスルホン酸無水物2.6 mlをジ
クロロメタン13m1に溶解した溶液を滴下する。0℃
で30分間攪拌したのち、0.5N塩酸水溶液100m
1を加えて分液する。有機層は水洗後、乾燥したのち溶
媒を留去し、トリフルオロメタンスルホン酸エステルを
得た。
上記トリフルオロメタンスルホン酸エステルにジメチル
ホルムアミドを140 ml 、チオ酢酸カワラムを3
.8g加え室温で2時間攪拌する。140m1の食塩水
を加え酢酸エチル140m1で2回抽出する。酢酸エチ
ル層は水洗後、乾燥し溶媒を留去する。得られた油状物
質を90gのシリカゲルを充填したカラムクロマトグラ
フィーにより分離精製し、下記構造式で表わされる表題
化合物4.64 gを得た。
尚、本化合物のNMRスペクトラムは以下に示す通りあ
る。
IH−NMR(CDC13)δppm :  1.02
 (s、 3H,18−CH3)。
2.34 (s、 3H,C3CO8)、  3.19
 (d、 LH,J = 13.7 Hz。
C45Ac)、 3.52 (d、 IH,J = 1
3.7 Hz、 CH25AC)、 5.89 (S。
LH,4−H) (実施例3) (19−メルカプト−17−ヒドロキシ−3−オキソプ
レダン−4−エン−21−カルボン酸 Y−ラクトン 実施例2で合成された19−アセチルチオ−17−ヒド
ロキシ−3−オキソ−プレダン−4−エン−21−カル
ボン酸 Y−ラクトン4.64 g (11,1mmo
le)を200m1のメタノールに溶解し、ナトリウム
メトキシド0.65 g加え室温で1時間攪拌する。
50%酢酸水溶液1.4mlを加えたのち、水200m
1を加えて酢酸エチル400m1で抽出する。酢酸エチ
ル層を乾燥したのち溶媒を留去すると3.3gの油状物
質が得られる。シリカゲル60gを充填したカラムクロ
マトグラフィーにより精製し2.91gの結晶を得た。
その後アセトン(2ml)−n−ヘキサン(20ml)
より再結晶し、下記構造式で表される標題化合物2.4
7 gを得た(融点156−158℃)。尚、本化合物
のNMRスペクトラムは以下の通りある。
’H−NMR(CDCl2)δppm :  0.99
 (s、 3H,18−CH3)。
2.69 (dd、 LH,J = 13.5 Hz、
 J = 9.6 Hz、 CルSH)、 3.1.8
(dd、 IH,J = 13.5 Hz、 J = 
9.6 H7,CH25H)、 5.98 (S。
IH,4−H) (実施例4) 19−アセチルチオアンドロスト−4−エン−3,17
−ジオン 19−ヒドロキシアンドロスト−4−エン−3,17−
ジオンー19−トリフルオロメタンスルホン酸1.0g
をジメチルホルムアミド33m1に溶解しチオ酢酸カリ
ウム1.66 gを添加して1時間室温で攪拌する。水
100m1を加えジクロロメタン−テトラヒドロフラン
(1: 1)の混合溶媒100m1で2回抽出し、有機
層は硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を留去して1.
62 gの油状物質を得た。シリカゲル25gを充填し
たカラムクロマトグラフィーにより精製し、下記構造式
で表わされる標題化合物0.92 gを得た。
尚、本化合物のNMRスペクトラムは以下の通りある。
’H−NMR(CDC13)δppm : 0.94 
(s、 3H,18−CH3)。
2.30 (s、 3H,CH3C0)、  3.17
 (d、 IH,J =13.6 Hz。
C45Ac)、 3.48 (d、 LH,J = 1
3.6 Hz、 C45Ac)、 5.95 (S。
LH,4+ H) (実施例5) 19−メルカプトアンドロスト−4−エン−3,17−
ジオン 実施例4で合成された19−アセチルチオアンドロスト
−4−エン−3,17−ジオン2.08 gをメタノー
ル104 mlに溶解し、ナトリウムメトキシド0.3
35 gを加え室温で1時間攪拌した。酢酸を加えて中
和したのち水500 mlを加えジクロロメタン250
 mlで2回抽出した。ジクロロメタン層を水洗後、乾
燥して溶媒を留去した。得られた油状物質を33gのシ
リカゲルを充填したカラムクロマトグラフィーで精製し
0.88 gの結晶を得た。その後ジクロロメタン−エ
チルエーテル(1: 12)より再結晶して、下記構造
式で表わされる標題化合物0.15 gを得た(融点1
33−135°C)。
尚、本化合物のNMRスペクトラムは以下の通りである
。
’H−NMR(CDC13)δppm : 0.88 
(s、 3H,18−CH3)。
2.69 (dd、 LH,J = 13.4 Hz、
 9.6 H7,CH25H)、 3.14 (dd。
IH,J = 13.4 Hz、 6.2Hz、 C4
5H)、 5.95 (s、 LH,4−H)(実施例
6) 4−アセチルチオアンドロスト−4−エン−3,17−
ジオン 4.5−エポキシアンドロスト−4−エン−3,17−
ジオン4.33 gを18m1のジオキサンに溶解し0
℃に冷却し、これにチオ酢酸5.2 mlを滴下した。
室温まで昇温したのち、チオ酢酸カリウム1.2gを添
加し室温で24時間攪拌した。
重曹水100 mlを加え酢酸エチル100 mlで抽
出し有機層は水洗後乾燥した。溶媒を留去し得られた油
状物質を80gのシリカゲルを充填したカラムクロマト
グラフィーで分離精製し]、、22 gの結晶を得た。
その後アセトン−ヘキサン(1: 2)より再結晶し、
下記構造式で表わされる標題化合物0.83 gを得た
。
尚、本化合物のNMRスペクトラムは以下の通りある。
Ac IH−NMR(CDC13)δppm :0.90 (
s、 3H,18−CH3)、 1.29(s、 3H
,19−CH3)、 2.35 (S、 3H,CH3
CO8−)、 3.08−3.21 (m、 LH,6
−04) (実施例7) 19−(エトキシジチオカルボキシ)−17−ヒドロキ
シ−3−オキソ−プレダン−4−二ンー21−カルホン
酸 γ−ラクトンの19−0H−ADに対する拮抗作用
SD系雌雄ラット5週令)をコントロール群6匹、19
− OH−AD投与群7匹および19− OH−AD並
びに試験サンプルの前記実施例1で合成した19−(エ
トキシジチオカルボキシ)−17−ヒドロキシ−3−オ
キソ−プレダン−4−エン−21−カルボン酸 Y−ラ
クトン投与群6匹に群分けし、19− OR−AD投与
u−ri+ IQ  nTJ   AT”I Q −−
f−1−−yンrb 1−11、− ;丈9+?? l
  :AA1回の割合で皮下に注射し9週間投与した。
19−0H−ADおよび試験サンプル投与群では19−
 OH−AD3mgをゴマ油1 mlに溶解させたもの
と試験サンプル30mgをゴマ?r 1 mlに溶解さ
せたものを週1回の割合で別々に皮下に注射し、9週間
連続投与した。
連続投与の間、週1回の割合でテイルプレテイスモグラ
フイ(tail plethysmography)法
により血圧測定を行った。表−1に第9週までのコント
ロール群およびそれぞれの投与群の血圧測定値を示す。
これより、本化合物は19−0H−ADによって誘発さ
れる血圧上昇を有意に抑制することがわかる。
表−1 (注)表中の*およびψは以下のように定義される。
コントロール群に対しP < 0.05コントロ一ル群
に対しP < 0.01ψ・・・19− OH−AD群
に対しP < 0.05ψψ・・・19−0H−AD群
に対しP < 0.01ψψψ・・・19−0H−AD
群に対しP < 0.001(実施例8) 19−(エトキシジチオカルボキシ)−17−ヒドロキ
シ−3−オキソ−プレダン−4−二ンー21−カルボン
酸 Y−ラクトンの血圧に対する作用 SD系雌雄ラット5週令)をコントロール群6匹および
試験サンプルの実施例1で合成した19−(エトキシジ
チオカルボキシ)−17−ヒドロキシ−3−オキソ−ブ
レダン−4−二ンー21−カルボン酸 Y−ラクトン投
与群5匹に群分けし、実施例7と同様にして5週間連続
投与し、血圧測定を行った。表−2に第5週までのコン
トロール群および試験サンプル投与群の血圧測定値を示
す。これより、本化合物は、単独投与では血圧に何ら影
響を与えないことがわ表−2 (実施例9) 19−メルカプトアンドロスト−4−エン−3,17−
ジオンの19−0H−ADに対する拮抗作用SD系雌雄
ラット5週令)を実施例7と同様にコントロール群、1
9−0H−ADD与群および19− OH−AD並びに
試験サンプル投与群に群分けし、試験サンプルとして実
施例5で合成した19−メルカプトアンドロスト−4−
エン−3,17−ジオンを用いて行った。19−0H−
ADD与群では1919−0H−ADlをコ゛マン由1
mlに溶解させたものを、19− OH−ADおよび試
験サンプル投与群では19工OH−AD 1 mgをゴ
マ油1mlに溶解させたものと試験サンプル10mgを
ゴマ油1mlに溶解させたものを別々に、週1回の割合
で皮下に注射し、5週間連続投与して血圧測定を行った
。
表−3に第5週までのコントロール群およびそれぞれの
投与群の血圧測定値を示す。これより、本化合物は19
−0H−ADによって誘導される昇圧作用を有意に抑制
することがわかる。
表−3 (注) 表中のψは表−1と同義である。
(実施例10) 4−アセチルチオアンドロスト−4−エン−317−ジ
オンの17−0H−ADに対する拮抗作用SD系雌雄ラ
ット5週令)を実施例7と同様にコントロール群、19
− OH−AD投与群および19− OH−AD並びに
試験サンプル投与群に群分けし、試験サンプルとして実
施例6で合成した4−アセチルチオアンドロスト−4−
エン−3,17−ジオンを用いて行った。投与量および
投与方法については実施例9と同様にして4週間連続投
与して血圧測定を行った。
表−4に第4週までのコントロール群およびそれぞれの
投与群の血圧測定値を示す。これより、本化合物は19
− OH−ADによって誘導される昇圧作用を有意に抑
制することがわかる。
表−4 (注) 表中のψは表−1と同義である。
[発明の効果] 上記実施例からも明らかなように、 本発明化合 物は19−0H−ADにより誘導される昇圧作用を有意
に抑制し、 新しいタイプの高血圧治療薬として 期待される。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)19−ヒドロキシアンドロスト−4−エン−3,
    17−ジオンに対する拮抗作用物質を有効成分とするこ
    とを特徴とする高血圧治療剤。
  2. (2)19−ヒドロキシアンドロスト−4−エン−3,
    17−ジオンの拮抗作用物質が下記一般式〔 I 〕で表
    わされることを特徴とする請求項1記載の高血圧治療剤
    。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (上記式中、R^1は水素原子、メルカプト基、アシル
    チオ基またはアルコキシジチオカルボキシ基を表わし、
    R^2は水素原子、メルカプト基またはアシルチオ基を
    表わし、Xはカルボニル基または▲数式、化学式、表等
    があります▼を表わす。)
  3. (3)下記一般式〔II〕で表わされるステロイド化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (上記式中、R^3はメルカプト基、アシルチオ基また
    はアルコキシジチオカルボキシ基を表わす。)
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