JPH04219322A - ゲーサイトの製造方法 - Google Patents
ゲーサイトの製造方法Info
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- JPH04219322A JPH04219322A JP2410594A JP41059490A JPH04219322A JP H04219322 A JPH04219322 A JP H04219322A JP 2410594 A JP2410594 A JP 2410594A JP 41059490 A JP41059490 A JP 41059490A JP H04219322 A JPH04219322 A JP H04219322A
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- JP
- Japan
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- goethite
- hydroxide
- oxidation
- ferrous
- oxidizing
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粒度分布の揃った、軸比
L/Dが小さい針状ゲーサイトの製造法に関し、特に高
記録密度が必要な8mmビデオテープ用、高級オーディ
オテープ用、ハイビジョンテープ用等優れた磁気特性が
要求される磁気記録用磁性材料の原料として好適なゲー
サイト(FeO・OH)の製造方法に関するものである
。
L/Dが小さい針状ゲーサイトの製造法に関し、特に高
記録密度が必要な8mmビデオテープ用、高級オーディ
オテープ用、ハイビジョンテープ用等優れた磁気特性が
要求される磁気記録用磁性材料の原料として好適なゲー
サイト(FeO・OH)の製造方法に関するものである
。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】粉末原
料を加工して有用な製品とするときには、その粒子形態
に起因する特性が重要な役割を果す。磁性材料において
も、出発原料であるゲーサイト粒子の影響がそれから得
られる磁性材料の特性を大きく左右する。このような形
態制御に関しては、今までに多くの検討がなされてきた
が、中でも軸比L/Dを小さく且つ均一な粒度分布のも
のを得ることは非常に困難であった。
料を加工して有用な製品とするときには、その粒子形態
に起因する特性が重要な役割を果す。磁性材料において
も、出発原料であるゲーサイト粒子の影響がそれから得
られる磁性材料の特性を大きく左右する。このような形
態制御に関しては、今までに多くの検討がなされてきた
が、中でも軸比L/Dを小さく且つ均一な粒度分布のも
のを得ることは非常に困難であった。
【0003】粒度分布を揃える方法としては、例えば(
イ)特公昭52−21720号公報のように非酸化性の
状態で数時間強力攪拌して均一な水酸化物とした後酸化
してゲーサイトとする方法、 (ロ)特開昭53−56196号、同53−57200
号、同53−75199号、同54−20998号、同
54−79200号、同54−93697号公報などに
は可溶性ケイ酸塩の共存下に中和反応を行なって均一な
水酸化物よりなるフロックの均斎化を計り、且つその後
に針状晶ゲーサイト粒子の均一な生成反応を行なう方法
、 (ハ)特開昭51−86795号、同52−59095
号、同52−59096号、同52−59097号公報
などには水酸化第1鉄の酸化速度を制限してゲーサイト
に酸化する方法、 (ニ)特開昭56−22637号、同56−22638
号公報などには常温で調製した種晶を用いる方法などが
記載されている。
イ)特公昭52−21720号公報のように非酸化性の
状態で数時間強力攪拌して均一な水酸化物とした後酸化
してゲーサイトとする方法、 (ロ)特開昭53−56196号、同53−57200
号、同53−75199号、同54−20998号、同
54−79200号、同54−93697号公報などに
は可溶性ケイ酸塩の共存下に中和反応を行なって均一な
水酸化物よりなるフロックの均斎化を計り、且つその後
に針状晶ゲーサイト粒子の均一な生成反応を行なう方法
、 (ハ)特開昭51−86795号、同52−59095
号、同52−59096号、同52−59097号公報
などには水酸化第1鉄の酸化速度を制限してゲーサイト
に酸化する方法、 (ニ)特開昭56−22637号、同56−22638
号公報などには常温で調製した種晶を用いる方法などが
記載されている。
【0004】しかしながら、(イ)法においては数時間
、好ましくは2〜4時間の強力攪拌を要し、しかもこの
攪拌手段のみでは不均斎な水酸化第1鉄粒子からなるフ
ロックを充分に均一化することが困難である。(ロ)法
においては使用する可溶性ケイ酸塩はSiとしてFeに
対し0.1〜1.7原子%用いる必要があり、しかもゲ
ーサイトはケイ酸塩をとり込んであたかもケイ酸塩で希
釈されたと同じ形になるので、これを常法によって還元
して得られる鉄粉末の磁気的性質は低下する。(ハ)法
においてはゲーサイト製造工程において酸化速度を種々
変化させねばならず時間がかかるとともに酸化速度の微
妙な制御が必要である。(ニ)法においては種晶を用い
てはいるが、反応条件、特に温度条件を厳密に管理しな
いとゲーサイトよりもマグネタイトが生成する危険性が
あるなどの問題点を含んでいる。
、好ましくは2〜4時間の強力攪拌を要し、しかもこの
攪拌手段のみでは不均斎な水酸化第1鉄粒子からなるフ
ロックを充分に均一化することが困難である。(ロ)法
においては使用する可溶性ケイ酸塩はSiとしてFeに
対し0.1〜1.7原子%用いる必要があり、しかもゲ
ーサイトはケイ酸塩をとり込んであたかもケイ酸塩で希
釈されたと同じ形になるので、これを常法によって還元
して得られる鉄粉末の磁気的性質は低下する。(ハ)法
においてはゲーサイト製造工程において酸化速度を種々
変化させねばならず時間がかかるとともに酸化速度の微
妙な制御が必要である。(ニ)法においては種晶を用い
てはいるが、反応条件、特に温度条件を厳密に管理しな
いとゲーサイトよりもマグネタイトが生成する危険性が
あるなどの問題点を含んでいる。
【0005】ゲーサイト粒子を製造する際、生起する化
学反応は極く有りふれた無機化学の反応式で表わされ、
技術的にはさほど難しくないと思われるが、製品となる
粒子は■成分及び組成(金属成分の重量比で表わす)■
比表面積■粒径分布(変動係数:σL/L〔−〕で表わ
す)、■形状(軸比;L/D〔−〕で表わす)が所定の
値になるように制御する必要がある。
学反応は極く有りふれた無機化学の反応式で表わされ、
技術的にはさほど難しくないと思われるが、製品となる
粒子は■成分及び組成(金属成分の重量比で表わす)■
比表面積■粒径分布(変動係数:σL/L〔−〕で表わ
す)、■形状(軸比;L/D〔−〕で表わす)が所定の
値になるように制御する必要がある。
【0006】しかして、一般的な化学製品ならば、■項
のみに着目して製造すれば良いのに対し、この粒子は、
例えば、Fe:Ni=100:0.5(重量比)、比表
面積:S=35±1.8、変動係数:σL/L=0.5
5±0.05、軸比;L/D=11±1(L:長軸,D
:短軸)等の値が指定され、■以外に■、■、■という
粒子形態の条件を満たすように制御ながら製造すること
が要求される。
のみに着目して製造すれば良いのに対し、この粒子は、
例えば、Fe:Ni=100:0.5(重量比)、比表
面積:S=35±1.8、変動係数:σL/L=0.5
5±0.05、軸比;L/D=11±1(L:長軸,D
:短軸)等の値が指定され、■以外に■、■、■という
粒子形態の条件を満たすように制御ながら製造すること
が要求される。
【0007】対象とする化学反応自体は単純ではあるが
、現実に粒子が生成・成長する間で起る現象は、少なく
とも空気の気相、反応液の液相、水酸化第1鉄の固相−
1、ゲーサイトの固相−2からなる四相が関与する異相
系反応であって、然も、粒子の大きさ、形状、個数も同
時に経時変化するきわめて複雑な現象なのである。従っ
て、単なる経験的、定性的手法では所定の形態をもつ粒
子を再現性よく製造したり優れた性能をもつ粒子を開発
するのは困難であった。
、現実に粒子が生成・成長する間で起る現象は、少なく
とも空気の気相、反応液の液相、水酸化第1鉄の固相−
1、ゲーサイトの固相−2からなる四相が関与する異相
系反応であって、然も、粒子の大きさ、形状、個数も同
時に経時変化するきわめて複雑な現象なのである。従っ
て、単なる経験的、定性的手法では所定の形態をもつ粒
子を再現性よく製造したり優れた性能をもつ粒子を開発
するのは困難であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記問題点
に鑑み鋭意検討の結果、次の事実を見出して本発明に到
達した。
に鑑み鋭意検討の結果、次の事実を見出して本発明に到
達した。
【0009】すなわち、可能な限り規模の大きな反応装
置を用い、該反応装置内で行われている複雑な現象を定
量的に整理した結果、初期の酸化反応速度が上記因子に
対し、決定的な影響を及ぼしていると云う意外な事実を
見出したのである。すなわち、第1鉄塩水溶液とアルカ
リ水溶液とを反応させて得られる水酸化物を酸化してゲ
ーサイトを製造する時に全Fe濃度とFe2+→Fe3
+への変化量の測定により酸化率の経時変化曲線を採り
、これを様々な酸化率の経時変化の形について粒子数の
経時変化とL/Dの経時変化を求め、結果と対比すると
、酸化反応開始直後に急速酸化させるほど、粒子数、L
/Dともに反応終了までの経時変化が小さく、L/Dが
小さく、且つ均一な粒度分布となることを見出した。
置を用い、該反応装置内で行われている複雑な現象を定
量的に整理した結果、初期の酸化反応速度が上記因子に
対し、決定的な影響を及ぼしていると云う意外な事実を
見出したのである。すなわち、第1鉄塩水溶液とアルカ
リ水溶液とを反応させて得られる水酸化物を酸化してゲ
ーサイトを製造する時に全Fe濃度とFe2+→Fe3
+への変化量の測定により酸化率の経時変化曲線を採り
、これを様々な酸化率の経時変化の形について粒子数の
経時変化とL/Dの経時変化を求め、結果と対比すると
、酸化反応開始直後に急速酸化させるほど、粒子数、L
/Dともに反応終了までの経時変化が小さく、L/Dが
小さく、且つ均一な粒度分布となることを見出した。
【0010】すなわち本発明は、第1鉄塩水溶液とアル
カリ水溶液とを反応せしめて得られる水酸化物の懸濁液
を酸化性ガスにより酸化してゲーサイトを製造する方法
において、第1鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とを反応せ
しめて得られる水酸化第1鉄の酸化を速かに開始し、第
1鉄イオンから第2鉄イオンへの酸化率の経時変化曲線
に基づき反応開始後1〜15分間で該水酸化物の7〜5
0%を急速酸化し、次いで残りを通常酸化することによ
り軸比L/Dが10未満で均一な粒度分布(σL/Lが
0.4未満)の針状結晶を得ることを特徴とするゲーサ
イトの製造方法、を提供するものである。
カリ水溶液とを反応せしめて得られる水酸化物の懸濁液
を酸化性ガスにより酸化してゲーサイトを製造する方法
において、第1鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とを反応せ
しめて得られる水酸化第1鉄の酸化を速かに開始し、第
1鉄イオンから第2鉄イオンへの酸化率の経時変化曲線
に基づき反応開始後1〜15分間で該水酸化物の7〜5
0%を急速酸化し、次いで残りを通常酸化することによ
り軸比L/Dが10未満で均一な粒度分布(σL/Lが
0.4未満)の針状結晶を得ることを特徴とするゲーサ
イトの製造方法、を提供するものである。
【0011】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいては、反応に用いる第1鉄塩水溶液のFe2+イオ
ン濃度は10〜50g/l程度が望ましい。濃度の低い
方が急速酸化には有利であるが、工業的には容積効率が
低下するので、10g/l未満のものは好ましくない。 逆に50g/lより高すぎると容積効率の点では有利と
なるが、本発明の特徴とする急速酸化が困難となり好ま
しくない。
おいては、反応に用いる第1鉄塩水溶液のFe2+イオ
ン濃度は10〜50g/l程度が望ましい。濃度の低い
方が急速酸化には有利であるが、工業的には容積効率が
低下するので、10g/l未満のものは好ましくない。 逆に50g/lより高すぎると容積効率の点では有利と
なるが、本発明の特徴とする急速酸化が困難となり好ま
しくない。
【0012】本発明において第1鉄塩水溶液とアルカリ
水溶液とを反応せしめて得られる水酸化第1鉄は、速か
に、望ましくは5分以内に酸化開始するのが好ましい。 水酸化第1鉄のままで放置することは該水酸化物の望ま
しからざる結晶成長および/あるいは結晶同士の凝集を
招きもはや次なる急速酸化の目的を達せられなくなるの
で好ましくない。
水溶液とを反応せしめて得られる水酸化第1鉄は、速か
に、望ましくは5分以内に酸化開始するのが好ましい。 水酸化第1鉄のままで放置することは該水酸化物の望ま
しからざる結晶成長および/あるいは結晶同士の凝集を
招きもはや次なる急速酸化の目的を達せられなくなるの
で好ましくない。
【0013】本発明において第1鉄イオンから第2鉄イ
オンへの酸化はその酸化率の経時変化曲線に基づき、反
応開始後2〜15分間で該水酸化物の7〜15%を急速
酸化することが好ましい。
オンへの酸化はその酸化率の経時変化曲線に基づき、反
応開始後2〜15分間で該水酸化物の7〜15%を急速
酸化することが好ましい。
【0014】水酸化物を7〜50%酸化するのに15分
以上を費やすことは、水酸化物結晶表面からゲーサイト
結晶が生成して表面を覆う前に、水酸化物結晶の成長を
招き、目的のゲーサイト粒子を得ることが出来なくなる
ので好ましくない。一方、1分未満で急速酸化すること
は良好なゲーサイト粒子が得られる点では問題ないが、
反応に伴なう熱除去等工業的に行うに当っては実用的で
ない。
以上を費やすことは、水酸化物結晶表面からゲーサイト
結晶が生成して表面を覆う前に、水酸化物結晶の成長を
招き、目的のゲーサイト粒子を得ることが出来なくなる
ので好ましくない。一方、1分未満で急速酸化すること
は良好なゲーサイト粒子が得られる点では問題ないが、
反応に伴なう熱除去等工業的に行うに当っては実用的で
ない。
【0015】本発明において、反応温度は低いほど酸化
速度が速くなり本発明の目的を達し易いが、低温の冷媒
を用いることはエネルギー面で経済的ではないため20
〜50℃程度が好ましい。空気等の酸化性ガスは反応条
件により最適値はあるが、通常反応による溶存酸素の消
費を補充するに十二分な量を通気することが好ましく、
その範囲は上記Fe2+イオン濃度に対して好適には1
00〜200Nm3 /hr・KgモルFe2+程度で
ある。本発明において、急速酸化では通常少なくともこ
の下限値以上の酸化性ガスの通気量とするが、急速酸化
を実現するのに、系を加圧したり、酸化濃度を高めたり
する方法も有効である。
速度が速くなり本発明の目的を達し易いが、低温の冷媒
を用いることはエネルギー面で経済的ではないため20
〜50℃程度が好ましい。空気等の酸化性ガスは反応条
件により最適値はあるが、通常反応による溶存酸素の消
費を補充するに十二分な量を通気することが好ましく、
その範囲は上記Fe2+イオン濃度に対して好適には1
00〜200Nm3 /hr・KgモルFe2+程度で
ある。本発明において、急速酸化では通常少なくともこ
の下限値以上の酸化性ガスの通気量とするが、急速酸化
を実現するのに、系を加圧したり、酸化濃度を高めたり
する方法も有効である。
【0016】又反応に際して第1鉄塩水溶液に共沈物と
してNi、Cr、Al、Mn、Co、Zn、Ti、Si
、Mg等の硫酸塩あるいは硝酸塩の内一種又は二種をF
e2+イオン100部に対し0.3〜3部程度添加する
ことが好ましい。又急速酸化時間は原料の組成、濃度、
反応温度等により各々最適範囲が決められる。
してNi、Cr、Al、Mn、Co、Zn、Ti、Si
、Mg等の硫酸塩あるいは硝酸塩の内一種又は二種をF
e2+イオン100部に対し0.3〜3部程度添加する
ことが好ましい。又急速酸化時間は原料の組成、濃度、
反応温度等により各々最適範囲が決められる。
【0017】
【実施例】次に実施例により更に詳しく説明する。
実施例1
温度調節手段及び攪拌手段を備えた内容積8m3 のス
テンレススチール製の容器に、苛性ソーダ水溶液(濃度
2.8モル/l)3.5m3 を加えた。容器底部に同
心円状にめぐらせたガス供給手段より、窒素ガスを5.
0 l/min.の流量で苛性ソーダ溶液に供給を開始
した。苛性ソーダ水溶液を攪拌しながら硫酸第1鉄水溶
液(濃度0.9モル/l)と硫酸亜鉛水溶液(濃度0.
0044モル/l)の混合溶液3.5m3 を加えた。 混合と同時に硫酸亜鉛を0.5モル%含む硫酸第1鉄水
溶液は中和され、水酸化第1鉄粒子のスラリーが得られ
た。中和混合を充分に行う為に10分間混合を行った。
テンレススチール製の容器に、苛性ソーダ水溶液(濃度
2.8モル/l)3.5m3 を加えた。容器底部に同
心円状にめぐらせたガス供給手段より、窒素ガスを5.
0 l/min.の流量で苛性ソーダ溶液に供給を開始
した。苛性ソーダ水溶液を攪拌しながら硫酸第1鉄水溶
液(濃度0.9モル/l)と硫酸亜鉛水溶液(濃度0.
0044モル/l)の混合溶液3.5m3 を加えた。 混合と同時に硫酸亜鉛を0.5モル%含む硫酸第1鉄水
溶液は中和され、水酸化第1鉄粒子のスラリーが得られ
た。中和混合を充分に行う為に10分間混合を行った。
【0018】このスラリーにガス供給装置より供給を窒
素ガスから空気に切り換えて、空気を3.0Nm3 /
min.で供給し急速酸化を開始した。中和反応から酸
化反応までの間懸濁液温度を40℃に保持した。懸濁液
中の2価の鉄イオン濃度を過マンガン酸カリウムによる
自動滴定法で測定し酸化率を算出した。
素ガスから空気に切り換えて、空気を3.0Nm3 /
min.で供給し急速酸化を開始した。中和反応から酸
化反応までの間懸濁液温度を40℃に保持した。懸濁液
中の2価の鉄イオン濃度を過マンガン酸カリウムによる
自動滴定法で測定し酸化率を算出した。
【0019】酸化率が10%のところで空気量を0.5
Nm3 /min.に減らし更に酸化を進めた。酸化反
応が99.7%以上達成後更に1時間空気の供給を続け
た。
Nm3 /min.に減らし更に酸化を進めた。酸化反
応が99.7%以上達成後更に1時間空気の供給を続け
た。
【0020】酸化率10%迄に2分間、酸化率99.7
%迄に2時間15分で酸化反応を進めた。
%迄に2時間15分で酸化反応を進めた。
【0021】得られたスラリーを水洗後、透過型電子顕
微鏡(TEM)で粒子形態の観察を行ったところ、針状
の粒子が観察された。500個の代表粒子を測定した結
果、粒子の平均長さは、0.095μmであり平均長軸
/短軸比8.5であった。標準偏差を計算し、平均長さ
との比から変動係数(σL/L)を求めた結果、σL/
L=0.35であった。
微鏡(TEM)で粒子形態の観察を行ったところ、針状
の粒子が観察された。500個の代表粒子を測定した結
果、粒子の平均長さは、0.095μmであり平均長軸
/短軸比8.5であった。標準偏差を計算し、平均長さ
との比から変動係数(σL/L)を求めた結果、σL/
L=0.35であった。
【0022】実施例2〜6
実施例1において、共沈組成、初期酸化率、酸化空気量
、反応温度を変更した。変更条件及び得られた結果を第
1表に示す。いずれの場合も長軸/短軸比が10以下で
あり且つ変動係数が0.4未満の優れた粒度分布を有す
る高性能ゲーサイトが得られている。
、反応温度を変更した。変更条件及び得られた結果を第
1表に示す。いずれの場合も長軸/短軸比が10以下で
あり且つ変動係数が0.4未満の優れた粒度分布を有す
る高性能ゲーサイトが得られている。
【0023】比較例1
実施例1において、空気量を3.0Nm3 /min.
のまま連続に流し続けた。99.7%の酸化率を得るま
での時間は1時間5分であった。実施例1同様に1時間
そのまま熟成し、水洗後TEM観察を行った。得られた
ゲーサイトの粒子は、粒子平均長さ0.093μmであ
り、平均長軸/短軸比は8.0であった。標準偏差を計
算し変動係数を求めた結果、σL/L=0.55であり
粒度分布が劣るゲーサイトであった。
のまま連続に流し続けた。99.7%の酸化率を得るま
での時間は1時間5分であった。実施例1同様に1時間
そのまま熟成し、水洗後TEM観察を行った。得られた
ゲーサイトの粒子は、粒子平均長さ0.093μmであ
り、平均長軸/短軸比は8.0であった。標準偏差を計
算し変動係数を求めた結果、σL/L=0.55であり
粒度分布が劣るゲーサイトであった。
【0024】比較例2
実施例1において、空気量を0.5Nm3 /min.
として、そのまま連続に酸化を行った。7%迄の酸化時
間が20分であり、99.7%の酸化率を得るまでの時
間は6時間10分であった。実施例1と同様に1時間そ
のまま熟成し水洗後TEM観察を行った。得られたゲー
サイトの粒子は、平均粒子長さ0.27μmで、長軸/
短軸比15.8であった。標準偏差を計算し変動係数を
求めた結果、σL/L=0.49であった。軸比が大き
く、更に変動係数の高い粒度の不揃いなゲーサイトが得
られている。
として、そのまま連続に酸化を行った。7%迄の酸化時
間が20分であり、99.7%の酸化率を得るまでの時
間は6時間10分であった。実施例1と同様に1時間そ
のまま熟成し水洗後TEM観察を行った。得られたゲー
サイトの粒子は、平均粒子長さ0.27μmで、長軸/
短軸比15.8であった。標準偏差を計算し変動係数を
求めた結果、σL/L=0.49であった。軸比が大き
く、更に変動係数の高い粒度の不揃いなゲーサイトが得
られている。
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】本発明方法によれば、粒度分布の揃った
、軸比L/Dが小さい針状ゲーサイトを得ることができ
る。
、軸比L/Dが小さい針状ゲーサイトを得ることができ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 第1鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とを
反応せしめて得られる水酸化物の懸濁液を酸化性ガスに
より酸化してゲーサイトを製造する方法において、第1
鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とを反応せしめて得られる
水酸化第1鉄の酸化を速かに開始し、第1鉄イオンから
第2鉄イオンへの酸化率の経時変化曲線に基づき反応開
始後1〜15分間で該水酸化物の7〜50%を急速酸化
し、次いで残りを通常酸化することにより軸比L/Dが
10未満で均一な粒度分布σL/Lが0.4未満の針状
結晶を得ることを特徴とする高性能ゲーサイトの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2410594A JPH04219322A (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | ゲーサイトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2410594A JPH04219322A (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | ゲーサイトの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04219322A true JPH04219322A (ja) | 1992-08-10 |
Family
ID=18519734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2410594A Pending JPH04219322A (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | ゲーサイトの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04219322A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5641470A (en) * | 1995-07-17 | 1997-06-24 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Process for making goethite |
-
1990
- 1990-12-14 JP JP2410594A patent/JPH04219322A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5641470A (en) * | 1995-07-17 | 1997-06-24 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Process for making goethite |
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