JPH04219322A - ゲーサイトの製造方法 - Google Patents

ゲーサイトの製造方法

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JPH04219322A
JPH04219322A JP2410594A JP41059490A JPH04219322A JP H04219322 A JPH04219322 A JP H04219322A JP 2410594 A JP2410594 A JP 2410594A JP 41059490 A JP41059490 A JP 41059490A JP H04219322 A JPH04219322 A JP H04219322A
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JP
Japan
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goethite
hydroxide
oxidation
ferrous
oxidizing
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Pending
Application number
JP2410594A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Iwasaki
岩崎 晃三
Kimiteru Tagawa
公照 田川
Mitsuyoshi Hashimoto
順義 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粒度分布の揃った、軸比
L/Dが小さい針状ゲーサイトの製造法に関し、特に高
記録密度が必要な8mmビデオテープ用、高級オーディ
オテープ用、ハイビジョンテープ用等優れた磁気特性が
要求される磁気記録用磁性材料の原料として好適なゲー
サイト(FeO・OH)の製造方法に関するものである
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】粉末原
料を加工して有用な製品とするときには、その粒子形態
に起因する特性が重要な役割を果す。磁性材料において
も、出発原料であるゲーサイト粒子の影響がそれから得
られる磁性材料の特性を大きく左右する。このような形
態制御に関しては、今までに多くの検討がなされてきた
が、中でも軸比L/Dを小さく且つ均一な粒度分布のも
のを得ることは非常に困難であった。
【0003】粒度分布を揃える方法としては、例えば(
イ)特公昭52−21720号公報のように非酸化性の
状態で数時間強力攪拌して均一な水酸化物とした後酸化
してゲーサイトとする方法、 (ロ)特開昭53−56196号、同53−57200
号、同53−75199号、同54−20998号、同
54−79200号、同54−93697号公報などに
は可溶性ケイ酸塩の共存下に中和反応を行なって均一な
水酸化物よりなるフロックの均斎化を計り、且つその後
に針状晶ゲーサイト粒子の均一な生成反応を行なう方法
、 (ハ)特開昭51−86795号、同52−59095
号、同52−59096号、同52−59097号公報
などには水酸化第1鉄の酸化速度を制限してゲーサイト
に酸化する方法、 (ニ)特開昭56−22637号、同56−22638
号公報などには常温で調製した種晶を用いる方法などが
記載されている。
【0004】しかしながら、(イ)法においては数時間
、好ましくは2〜4時間の強力攪拌を要し、しかもこの
攪拌手段のみでは不均斎な水酸化第1鉄粒子からなるフ
ロックを充分に均一化することが困難である。(ロ)法
においては使用する可溶性ケイ酸塩はSiとしてFeに
対し0.1〜1.7原子%用いる必要があり、しかもゲ
ーサイトはケイ酸塩をとり込んであたかもケイ酸塩で希
釈されたと同じ形になるので、これを常法によって還元
して得られる鉄粉末の磁気的性質は低下する。(ハ)法
においてはゲーサイト製造工程において酸化速度を種々
変化させねばならず時間がかかるとともに酸化速度の微
妙な制御が必要である。(ニ)法においては種晶を用い
てはいるが、反応条件、特に温度条件を厳密に管理しな
いとゲーサイトよりもマグネタイトが生成する危険性が
あるなどの問題点を含んでいる。
【0005】ゲーサイト粒子を製造する際、生起する化
学反応は極く有りふれた無機化学の反応式で表わされ、
技術的にはさほど難しくないと思われるが、製品となる
粒子は■成分及び組成(金属成分の重量比で表わす)■
比表面積■粒径分布(変動係数:σL/L〔−〕で表わ
す)、■形状(軸比;L/D〔−〕で表わす)が所定の
値になるように制御する必要がある。
【0006】しかして、一般的な化学製品ならば、■項
のみに着目して製造すれば良いのに対し、この粒子は、
例えば、Fe:Ni=100:0.5(重量比)、比表
面積:S=35±1.8、変動係数:σL/L=0.5
5±0.05、軸比;L/D=11±1(L:長軸,D
:短軸)等の値が指定され、■以外に■、■、■という
粒子形態の条件を満たすように制御ながら製造すること
が要求される。
【0007】対象とする化学反応自体は単純ではあるが
、現実に粒子が生成・成長する間で起る現象は、少なく
とも空気の気相、反応液の液相、水酸化第1鉄の固相−
1、ゲーサイトの固相−2からなる四相が関与する異相
系反応であって、然も、粒子の大きさ、形状、個数も同
時に経時変化するきわめて複雑な現象なのである。従っ
て、単なる経験的、定性的手法では所定の形態をもつ粒
子を再現性よく製造したり優れた性能をもつ粒子を開発
するのは困難であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記問題点
に鑑み鋭意検討の結果、次の事実を見出して本発明に到
達した。
【0009】すなわち、可能な限り規模の大きな反応装
置を用い、該反応装置内で行われている複雑な現象を定
量的に整理した結果、初期の酸化反応速度が上記因子に
対し、決定的な影響を及ぼしていると云う意外な事実を
見出したのである。すなわち、第1鉄塩水溶液とアルカ
リ水溶液とを反応させて得られる水酸化物を酸化してゲ
ーサイトを製造する時に全Fe濃度とFe2+→Fe3
+への変化量の測定により酸化率の経時変化曲線を採り
、これを様々な酸化率の経時変化の形について粒子数の
経時変化とL/Dの経時変化を求め、結果と対比すると
、酸化反応開始直後に急速酸化させるほど、粒子数、L
/Dともに反応終了までの経時変化が小さく、L/Dが
小さく、且つ均一な粒度分布となることを見出した。
【0010】すなわち本発明は、第1鉄塩水溶液とアル
カリ水溶液とを反応せしめて得られる水酸化物の懸濁液
を酸化性ガスにより酸化してゲーサイトを製造する方法
において、第1鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とを反応せ
しめて得られる水酸化第1鉄の酸化を速かに開始し、第
1鉄イオンから第2鉄イオンへの酸化率の経時変化曲線
に基づき反応開始後1〜15分間で該水酸化物の7〜5
0%を急速酸化し、次いで残りを通常酸化することによ
り軸比L/Dが10未満で均一な粒度分布(σL/Lが
0.4未満)の針状結晶を得ることを特徴とするゲーサ
イトの製造方法、を提供するものである。
【0011】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいては、反応に用いる第1鉄塩水溶液のFe2+イオ
ン濃度は10〜50g/l程度が望ましい。濃度の低い
方が急速酸化には有利であるが、工業的には容積効率が
低下するので、10g/l未満のものは好ましくない。 逆に50g/lより高すぎると容積効率の点では有利と
なるが、本発明の特徴とする急速酸化が困難となり好ま
しくない。
【0012】本発明において第1鉄塩水溶液とアルカリ
水溶液とを反応せしめて得られる水酸化第1鉄は、速か
に、望ましくは5分以内に酸化開始するのが好ましい。 水酸化第1鉄のままで放置することは該水酸化物の望ま
しからざる結晶成長および/あるいは結晶同士の凝集を
招きもはや次なる急速酸化の目的を達せられなくなるの
で好ましくない。
【0013】本発明において第1鉄イオンから第2鉄イ
オンへの酸化はその酸化率の経時変化曲線に基づき、反
応開始後2〜15分間で該水酸化物の7〜15%を急速
酸化することが好ましい。
【0014】水酸化物を7〜50%酸化するのに15分
以上を費やすことは、水酸化物結晶表面からゲーサイト
結晶が生成して表面を覆う前に、水酸化物結晶の成長を
招き、目的のゲーサイト粒子を得ることが出来なくなる
ので好ましくない。一方、1分未満で急速酸化すること
は良好なゲーサイト粒子が得られる点では問題ないが、
反応に伴なう熱除去等工業的に行うに当っては実用的で
ない。
【0015】本発明において、反応温度は低いほど酸化
速度が速くなり本発明の目的を達し易いが、低温の冷媒
を用いることはエネルギー面で経済的ではないため20
〜50℃程度が好ましい。空気等の酸化性ガスは反応条
件により最適値はあるが、通常反応による溶存酸素の消
費を補充するに十二分な量を通気することが好ましく、
その範囲は上記Fe2+イオン濃度に対して好適には1
00〜200Nm3 /hr・KgモルFe2+程度で
ある。本発明において、急速酸化では通常少なくともこ
の下限値以上の酸化性ガスの通気量とするが、急速酸化
を実現するのに、系を加圧したり、酸化濃度を高めたり
する方法も有効である。
【0016】又反応に際して第1鉄塩水溶液に共沈物と
してNi、Cr、Al、Mn、Co、Zn、Ti、Si
、Mg等の硫酸塩あるいは硝酸塩の内一種又は二種をF
e2+イオン100部に対し0.3〜3部程度添加する
ことが好ましい。又急速酸化時間は原料の組成、濃度、
反応温度等により各々最適範囲が決められる。
【0017】
【実施例】次に実施例により更に詳しく説明する。 実施例1 温度調節手段及び攪拌手段を備えた内容積8m3 のス
テンレススチール製の容器に、苛性ソーダ水溶液(濃度
2.8モル/l)3.5m3 を加えた。容器底部に同
心円状にめぐらせたガス供給手段より、窒素ガスを5.
0 l/min.の流量で苛性ソーダ溶液に供給を開始
した。苛性ソーダ水溶液を攪拌しながら硫酸第1鉄水溶
液(濃度0.9モル/l)と硫酸亜鉛水溶液(濃度0.
0044モル/l)の混合溶液3.5m3 を加えた。 混合と同時に硫酸亜鉛を0.5モル%含む硫酸第1鉄水
溶液は中和され、水酸化第1鉄粒子のスラリーが得られ
た。中和混合を充分に行う為に10分間混合を行った。
【0018】このスラリーにガス供給装置より供給を窒
素ガスから空気に切り換えて、空気を3.0Nm3 /
min.で供給し急速酸化を開始した。中和反応から酸
化反応までの間懸濁液温度を40℃に保持した。懸濁液
中の2価の鉄イオン濃度を過マンガン酸カリウムによる
自動滴定法で測定し酸化率を算出した。
【0019】酸化率が10%のところで空気量を0.5
Nm3 /min.に減らし更に酸化を進めた。酸化反
応が99.7%以上達成後更に1時間空気の供給を続け
た。
【0020】酸化率10%迄に2分間、酸化率99.7
%迄に2時間15分で酸化反応を進めた。
【0021】得られたスラリーを水洗後、透過型電子顕
微鏡(TEM)で粒子形態の観察を行ったところ、針状
の粒子が観察された。500個の代表粒子を測定した結
果、粒子の平均長さは、0.095μmであり平均長軸
/短軸比8.5であった。標準偏差を計算し、平均長さ
との比から変動係数(σL/L)を求めた結果、σL/
L=0.35であった。
【0022】実施例2〜6 実施例1において、共沈組成、初期酸化率、酸化空気量
、反応温度を変更した。変更条件及び得られた結果を第
1表に示す。いずれの場合も長軸/短軸比が10以下で
あり且つ変動係数が0.4未満の優れた粒度分布を有す
る高性能ゲーサイトが得られている。
【0023】比較例1 実施例1において、空気量を3.0Nm3 /min.
のまま連続に流し続けた。99.7%の酸化率を得るま
での時間は1時間5分であった。実施例1同様に1時間
そのまま熟成し、水洗後TEM観察を行った。得られた
ゲーサイトの粒子は、粒子平均長さ0.093μmであ
り、平均長軸/短軸比は8.0であった。標準偏差を計
算し変動係数を求めた結果、σL/L=0.55であり
粒度分布が劣るゲーサイトであった。
【0024】比較例2 実施例1において、空気量を0.5Nm3 /min.
として、そのまま連続に酸化を行った。7%迄の酸化時
間が20分であり、99.7%の酸化率を得るまでの時
間は6時間10分であった。実施例1と同様に1時間そ
のまま熟成し水洗後TEM観察を行った。得られたゲー
サイトの粒子は、平均粒子長さ0.27μmで、長軸/
短軸比15.8であった。標準偏差を計算し変動係数を
求めた結果、σL/L=0.49であった。軸比が大き
く、更に変動係数の高い粒度の不揃いなゲーサイトが得
られている。
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】本発明方法によれば、粒度分布の揃った
、軸比L/Dが小さい針状ゲーサイトを得ることができ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とを
    反応せしめて得られる水酸化物の懸濁液を酸化性ガスに
    より酸化してゲーサイトを製造する方法において、第1
    鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とを反応せしめて得られる
    水酸化第1鉄の酸化を速かに開始し、第1鉄イオンから
    第2鉄イオンへの酸化率の経時変化曲線に基づき反応開
    始後1〜15分間で該水酸化物の7〜50%を急速酸化
    し、次いで残りを通常酸化することにより軸比L/Dが
    10未満で均一な粒度分布σL/Lが0.4未満の針状
    結晶を得ることを特徴とする高性能ゲーサイトの製造方
    法。
JP2410594A 1990-12-14 1990-12-14 ゲーサイトの製造方法 Pending JPH04219322A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5641470A (en) * 1995-07-17 1997-06-24 Minnesota Mining And Manufacturing Company Process for making goethite

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5641470A (en) * 1995-07-17 1997-06-24 Minnesota Mining And Manufacturing Company Process for making goethite

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