JPH04221090A - ニッケル電解用種板の製造方法 - Google Patents
ニッケル電解用種板の製造方法Info
- Publication number
- JPH04221090A JPH04221090A JP41181690A JP41181690A JPH04221090A JP H04221090 A JPH04221090 A JP H04221090A JP 41181690 A JP41181690 A JP 41181690A JP 41181690 A JP41181690 A JP 41181690A JP H04221090 A JPH04221090 A JP H04221090A
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- JP
- Japan
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- plate
- nickel
- seed
- seed plate
- mother
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ニッケル電解に用いる
種板を製造する方法に関する。
種板を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ニッケル電解法では、陽極に不溶性電極
、ニッケルマットまたはニッケルメタル、陰極にはニッ
ケル種板を使用し、硫酸ニッケル、塩化ニッケルまたは
これらの混合物の水溶液を電解液として電解し、該種板
に金属ニッケルを電着させ、製品電気ニッケルを製造し
ている。
、ニッケルマットまたはニッケルメタル、陰極にはニッ
ケル種板を使用し、硫酸ニッケル、塩化ニッケルまたは
これらの混合物の水溶液を電解液として電解し、該種板
に金属ニッケルを電着させ、製品電気ニッケルを製造し
ている。
【0003】ここで使用されるニッケル種板は、予め種
板製造用電解槽において、ステンレス鋼板、チタン板や
鉛板などの母板と称される陰極を用いて電解した後、母
板上に薄く電着したニッケルをはぎ取り製造される。一
般には電解液に対する耐食性からチタン板が使用される
ことが多い。
板製造用電解槽において、ステンレス鋼板、チタン板や
鉛板などの母板と称される陰極を用いて電解した後、母
板上に薄く電着したニッケルをはぎ取り製造される。一
般には電解液に対する耐食性からチタン板が使用される
ことが多い。
【0004】しかし、ニッケルの電着応力は大きく、特
に電解液として塩化ニッケル水溶液を使用した場合には
30kg/mm2 以上の高い値を示す。また得られる
電気ニッケルは高硬度になり柔軟性に欠けるので、種板
製造時に母板から所定の厚さにまで電着が進行する前に
剥離して落下してしまう。
に電解液として塩化ニッケル水溶液を使用した場合には
30kg/mm2 以上の高い値を示す。また得られる
電気ニッケルは高硬度になり柔軟性に欠けるので、種板
製造時に母板から所定の厚さにまで電着が進行する前に
剥離して落下してしまう。
【0005】このため、グラインダーなどで母板の表面
を粗くしたものを陰極に用いて母板と電着ニッケルとの
密着力を増したり、母板の一部に小さな穴を開け、母板
の表裏に電着したニッケルを穴を通して架橋したりして
、母板からの剥離防止を行っている。また、電着ニッケ
ルの母板からの剥離現像が電解初期では余り観察されず
、時間が立つにしたがって、言い換えると、ニッケルが
厚く電着されるにしたがって、剥離現象が起こりやすい
ことから、陰極近くに遮蔽板を取り付け電着ニッケルの
周辺部を薄くすることで剥離を防止する試みもなされて
いる。
を粗くしたものを陰極に用いて母板と電着ニッケルとの
密着力を増したり、母板の一部に小さな穴を開け、母板
の表裏に電着したニッケルを穴を通して架橋したりして
、母板からの剥離防止を行っている。また、電着ニッケ
ルの母板からの剥離現像が電解初期では余り観察されず
、時間が立つにしたがって、言い換えると、ニッケルが
厚く電着されるにしたがって、剥離現象が起こりやすい
ことから、陰極近くに遮蔽板を取り付け電着ニッケルの
周辺部を薄くすることで剥離を防止する試みもなされて
いる。
【0006】しかしながらグラインダーにより表面を粗
にした母板を使用すると密着性は増すものの、きずが大
きいため電着ニッケルの表面が荒れる原因となり、その
後に行われる種板上ニッケルの電析中に粒や塊が発生し
やすくなる欠点がある。また母板の表面粗さの管理も行
われにくく、勘にたよってグラインダーで凹凸をつけて
いることになり、必要以上の凹凸を付与しがちである。 一方、母板に穴を開けて裏表の電着ニッケルを架橋する
方法では、種板製造中ニッケルが剥離しやすいため、穴
を多数開け架橋を強固にする必要があり、架橋部を切断
するときにかなりの力を要し、安全面でも問題があり、
実際的ではない。さらに遮蔽板の取り付けに関しては、
電着ニッケルの周辺部のみが薄くなり、そのため母板か
らの剥ぎ取りが困難となり、また種板として使用する際
には周辺部の薄い部分を切断して整形し直さなければな
らない。
にした母板を使用すると密着性は増すものの、きずが大
きいため電着ニッケルの表面が荒れる原因となり、その
後に行われる種板上ニッケルの電析中に粒や塊が発生し
やすくなる欠点がある。また母板の表面粗さの管理も行
われにくく、勘にたよってグラインダーで凹凸をつけて
いることになり、必要以上の凹凸を付与しがちである。 一方、母板に穴を開けて裏表の電着ニッケルを架橋する
方法では、種板製造中ニッケルが剥離しやすいため、穴
を多数開け架橋を強固にする必要があり、架橋部を切断
するときにかなりの力を要し、安全面でも問題があり、
実際的ではない。さらに遮蔽板の取り付けに関しては、
電着ニッケルの周辺部のみが薄くなり、そのため母板か
らの剥ぎ取りが困難となり、また種板として使用する際
には周辺部の薄い部分を切断して整形し直さなければな
らない。
【0007】このようにニッケル電解種板の製造には困
難な問題があった。
難な問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記問
題点を解決し、架橋用穴を有しない表面平滑な母板を使
用し、電着の途中で剥離せず、電着後剥ぎ取りが容易で
、かつ周辺部を切断整形する必要のないニッケル電解用
種板の製造方法を提供することにある。
題点を解決し、架橋用穴を有しない表面平滑な母板を使
用し、電着の途中で剥離せず、電着後剥ぎ取りが容易で
、かつ周辺部を切断整形する必要のないニッケル電解用
種板の製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
種々検討した結果、グリッドブラストやサンドブラスト
により母板表面の粗さを十点平均粗さ(Rz )で5〜
40μmとすることで、母板からの剥離落下を防止しつ
つ表面の平滑な種板を製造できることがわかった。
種々検討した結果、グリッドブラストやサンドブラスト
により母板表面の粗さを十点平均粗さ(Rz )で5〜
40μmとすることで、母板からの剥離落下を防止しつ
つ表面の平滑な種板を製造できることがわかった。
【0010】
【作用】本発明では、種板との機械的密着性を増すため
に施されている母板表面の凹凸をグラインダーによる凹
凸よりは微細にし、JISB0601に基づき測定され
る十点平均粗さ(Rz )で5〜40μmの粗さとした
種板を製造する。表1には母板の表面粗さ(Rz )を
変えた場合の種板製造試験結果を示すが、それによれば
種板製造には母板の表面粗さがRz で5〜40μmが
望ましいことがわかる。すなわち、5μmより小さいR
z 値の表面粗さを有する母板では、電着するニッケル
との密着性が充分でないため、種板製造時に母板からの
剥離が認められる。一方、40μmを越える表面粗さの
母板では、過度の密着力のため、製造された種板を母板
から剥し取れなくなる。
に施されている母板表面の凹凸をグラインダーによる凹
凸よりは微細にし、JISB0601に基づき測定され
る十点平均粗さ(Rz )で5〜40μmの粗さとした
種板を製造する。表1には母板の表面粗さ(Rz )を
変えた場合の種板製造試験結果を示すが、それによれば
種板製造には母板の表面粗さがRz で5〜40μmが
望ましいことがわかる。すなわち、5μmより小さいR
z 値の表面粗さを有する母板では、電着するニッケル
との密着性が充分でないため、種板製造時に母板からの
剥離が認められる。一方、40μmを越える表面粗さの
母板では、過度の密着力のため、製造された種板を母板
から剥し取れなくなる。
【0011】したがって、本発明のニッケル電解用種板
の製造方法では、母板の表面粗さをRz :5〜40μ
mとする。このように、本発明では、母板表面の状態を
表面粗さで管理するので、製造された種板が母板から剥
し取れなくなるようなことは起こらないし、種板製造中
に種板が母板から剥離することもない。
の製造方法では、母板の表面粗さをRz :5〜40μ
mとする。このように、本発明では、母板表面の状態を
表面粗さで管理するので、製造された種板が母板から剥
し取れなくなるようなことは起こらないし、種板製造中
に種板が母板から剥離することもない。
【0012】グラインダーによる凹凸を付けられた従来
の母板の表面粗さは大体70μm程度である。従って、
本発明の母板表面の凹凸はグラインダーによる凹凸に比
べ小さい。このように、本発明では母板表面の凹凸を微
細にしたことにより、むしろ母板表面と電着ニッケルと
の界面面積が増えて密着性が増大し、種板製造時に種板
の剥離が観察されない。
の母板の表面粗さは大体70μm程度である。従って、
本発明の母板表面の凹凸はグラインダーによる凹凸に比
べ小さい。このように、本発明では母板表面の凹凸を微
細にしたことにより、むしろ母板表面と電着ニッケルと
の界面面積が増えて密着性が増大し、種板製造時に種板
の剥離が観察されない。
【0013】Rz 値で5〜40μmの表面粗さを有す
る母板は表面の凹凸が小さいので、この母板を使用して
製造される種板の表面はRz 値10μm程度と非常に
なめらかとなり、粒や塊の発生は認められない。これに
対し、従来行われているグラインダー等による母板表面
の凹凸は大きく、Rz で70μm程度であるから、得
られる種板には粒の発生が認められ、表面の荒れたもの
となり、種板の表面粗さもRz で70μmと大きな値
を示すことになる。
る母板は表面の凹凸が小さいので、この母板を使用して
製造される種板の表面はRz 値10μm程度と非常に
なめらかとなり、粒や塊の発生は認められない。これに
対し、従来行われているグラインダー等による母板表面
の凹凸は大きく、Rz で70μm程度であるから、得
られる種板には粒の発生が認められ、表面の荒れたもの
となり、種板の表面粗さもRz で70μmと大きな値
を示すことになる。
【0014】上述のようなRz 値:5〜40μmの微
細な凹凸を均一に付与するには、グリットブラストやサ
ンドブラストによることが望ましい。これらを用いて施
された金属表面の凹凸は均一であり、処理された金属表
面粗さの管理も容易であることによる。また、グリット
やサンドは鋭利な角を有する粒体であるため、これを用
いて処理された母板の表面状態は種板との密着性に優れ
たものとなる。更に、グリットブラストやサンドブラス
トは錆落しやスケール落しなどに広く使用されており、
実際的である。
細な凹凸を均一に付与するには、グリットブラストやサ
ンドブラストによることが望ましい。これらを用いて施
された金属表面の凹凸は均一であり、処理された金属表
面粗さの管理も容易であることによる。また、グリット
やサンドは鋭利な角を有する粒体であるため、これを用
いて処理された母板の表面状態は種板との密着性に優れ
たものとなる。更に、グリットブラストやサンドブラス
トは錆落しやスケール落しなどに広く使用されており、
実際的である。
【0015】種板製造用母板材としては、従来使用され
ているチタン板、ステンレス鋼板やアルミ板などが使用
できるが、ニッケル電解液に対する耐食性からチタン板
が望ましい。
ているチタン板、ステンレス鋼板やアルミ板などが使用
できるが、ニッケル電解液に対する耐食性からチタン板
が望ましい。
【0016】
【実施例】つぎに、本発明の実施例について述べる。
【0017】[実施例1] 電解液として塩化ニッケ
ル水溶液を用い、陰極として電解面積40cm×32c
mのチタン製母板を、陽極としてニッケルメタルを使用
してニッケル電解用種板の製造試験を行った。母板はサ
ンドブラストにより表面粗さをRz :12μmに調節
し使用した。陰極電流密度2A/dm2 で、2日間電
解した。この結果、種板製造途中に母板から電着ニッケ
ルが剥離落下することはなく、電着面が均一で、その粗
さがRz :10μmで、厚み1.5mmのニッケル種
板が得られた。得られたニッケル種板は、母板からの剥
ぎ取りが容易であった。また、母板の表面粗さが小さい
ため、種板表面は外見上滑らかであった。
ル水溶液を用い、陰極として電解面積40cm×32c
mのチタン製母板を、陽極としてニッケルメタルを使用
してニッケル電解用種板の製造試験を行った。母板はサ
ンドブラストにより表面粗さをRz :12μmに調節
し使用した。陰極電流密度2A/dm2 で、2日間電
解した。この結果、種板製造途中に母板から電着ニッケ
ルが剥離落下することはなく、電着面が均一で、その粗
さがRz :10μmで、厚み1.5mmのニッケル種
板が得られた。得られたニッケル種板は、母板からの剥
ぎ取りが容易であった。また、母板の表面粗さが小さい
ため、種板表面は外見上滑らかであった。
【0018】[実施例2] グリットブラストにより
母板の表面粗さをRz :23μmとした以外は実施例
1と同じ条件で種板製造を行ったが、種板製造途中に母
板から電着ニッケルが剥離落下することはなく、電着面
が均一で、その粗さがRz :7μmで、表面が外見上
なめらかな厚み1.5mmのニッケル種板が得られた。
母板の表面粗さをRz :23μmとした以外は実施例
1と同じ条件で種板製造を行ったが、種板製造途中に母
板から電着ニッケルが剥離落下することはなく、電着面
が均一で、その粗さがRz :7μmで、表面が外見上
なめらかな厚み1.5mmのニッケル種板が得られた。
【0019】[比較例1] 母板をグラインダーで処
理し表面粗さをRz :60μmとした以外は実施例1
と同様に試験したが、下部において母板と種板との剥離
が観察され、また得られた種板はRz :70μmの粒
の多い表面であった。
理し表面粗さをRz :60μmとした以外は実施例1
と同様に試験したが、下部において母板と種板との剥離
が観察され、また得られた種板はRz :70μmの粒
の多い表面であった。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るニッ
ケル電解用種板の製造では、グリットブラストまたはサ
ンドブラストによって表面粗さを十点平均粗さ(Rz
)で5〜40μmとした母板を使用するので以下の効果
を有する。(1)種板が母板から剥離落下することがな
い。(2)種板の剥ぎ取りが容易で、周辺部を整形する
必要がない。(3)種板の表面状態が良い。
ケル電解用種板の製造では、グリットブラストまたはサ
ンドブラストによって表面粗さを十点平均粗さ(Rz
)で5〜40μmとした母板を使用するので以下の効果
を有する。(1)種板が母板から剥離落下することがな
い。(2)種板の剥ぎ取りが容易で、周辺部を整形する
必要がない。(3)種板の表面状態が良い。
Claims (2)
- 【請求項1】 電解液として塩化ニッケル水溶液、硫
酸ニッケル水溶液またはこれらの混合溶液を使用するニ
ッケル電解用種板の製造方法において、十点平均粗さ(
Rz )で5〜40μmの表面粗さを有する母板に前記
種板を形成することを特徴とするニッケル電解用種板の
製造方法。 - 【請求項2】 ブラスト処理により作製した母板を使
用することを特徴とする請求項1記載のニッケル電解種
板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41181690A JPH04221090A (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | ニッケル電解用種板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41181690A JPH04221090A (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | ニッケル電解用種板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04221090A true JPH04221090A (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=18520749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41181690A Pending JPH04221090A (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | ニッケル電解用種板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04221090A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104073842A (zh) * | 2011-10-13 | 2014-10-01 | 金川集团有限公司 | 一种电积、电解镍的阴极板 |
| JP2017088954A (ja) * | 2015-11-10 | 2017-05-25 | 住友金属鉱山株式会社 | 電解採取用母板の再生方法 |
-
1990
- 1990-12-20 JP JP41181690A patent/JPH04221090A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104073842A (zh) * | 2011-10-13 | 2014-10-01 | 金川集团有限公司 | 一种电积、电解镍的阴极板 |
| JP2017088954A (ja) * | 2015-11-10 | 2017-05-25 | 住友金属鉱山株式会社 | 電解採取用母板の再生方法 |
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