JPH0422143Y2 - - Google Patents

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JPH0422143Y2
JPH0422143Y2 JP1987028050U JP2805087U JPH0422143Y2 JP H0422143 Y2 JPH0422143 Y2 JP H0422143Y2 JP 1987028050 U JP1987028050 U JP 1987028050U JP 2805087 U JP2805087 U JP 2805087U JP H0422143 Y2 JPH0422143 Y2 JP H0422143Y2
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spring
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えばエンジンのアイドル回転数
制御に用いられる電磁弁に関する。
(従来の技術) 従来、自動車等においてエンジンのアイドル回
転数を制御するためには、第10図に示すような
アイドル回転数制御機構51が用いられている。
かかるアイドル回転数制御機構51は、エンジン
52の吸気通路53に配設されたスロツトル弁5
4のバイパス通路55と、該バイパス通路55に
介装された電磁弁56、該電磁弁56の作動を図
示しない水温センサ等の種々のセンサ類からの信
号に基づき制御するアイドル回転数制御装置57
により構成されている。そして、アイドル回転数
制御装置57の指令によつて前記電磁弁56を作
動をさせ、これにより前記バイパス通路55を通
流する空気量を制御してエンジン52のアイドル
回転数を制御するというものである。一方、前記
電磁弁56は、第9図に示すような構造を有して
いる。
即ち、流体入口1及び流体出口2を備えたブロ
ツク3の内部には、流量制御穴4を有する筒状の
シート5が固定され、ブロツク3の側壁との間に
環状空間6が形成されている。ブロツク3にはヨ
ーク7が固定され、ヨーク7の側壁内には、ボビ
ン8に捲かれた電磁ソレノイド9が収設され、ソ
レノイド9の内側には、ヨーク7と一体結合して
コア10が固定されている。シート5の内側には
プランジヤ11及びこれと一体的に形成されたバ
ルブ12が軸線方向に摺動可能に嵌装され、プラ
ンジヤ11の一端部とコア10との間にはスプリ
ング13が縮設されている。
作用を述べると、第10図に示した前記アイド
ル回転制御装置57から発せられる電気信号がな
く、ソレノイド9が非励磁のときは、プランジヤ
11及びバルブ12はスプリング13の弾撥力に
より図で右方に押されていて、バルブ12の先端
部が流量制御穴4を完全に、もしくは該穴の大部
分を塞いでいるので、流体流量は零もしくは微量
である。
ソレノイド9に電気入力が与えられて励磁する
と、電気量即ち電流の強さ、デユーテイ比等に応
じて発生する電磁吸引力により、プランジヤ11
及びバルブ12はスプリング13の弾撥力に抗し
て図で左方に移動し、流量制御穴4の開口面積を
増すので、流体入口1から環状空間6及び流量制
御穴4を通つて流体出口2へと流れる流体流量は
増加する。このように入力電気量に対応させて流
体流量を制御している。
一方、アイドル回転数制御機構51(第10
図)においては、電磁弁56における制御電流が
零もしくは微量である場合には、バイパス通路5
5における空気の通流がほぼ阻止されるため、ス
ロツトル弁54の下流側(エンジン52側)にお
ける吸気通路53内の空気の流量は、スロツトル
弁54の開度のみによつて決定された流量とな
る。逆に、前記制御流量が増加された場合には、
バイパス通路55を通流する空気電流が増加され
てバイパス通路55を介してスロツトル弁54の
下流側へ供給される空気の流量が増加する。従つ
て、電磁弁56における制御流量を増減させるこ
とによつてエンジン52側へ供給される空気流量
が変化され、またスロツトル弁54の全開時にお
ける前記空気流量の最大値が変化され、これに伴
いエンジン52のアイドル回転数の高低及び最大
回転数が制御されるのである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の電磁弁にあつ
ては、アイドル回転数制御装置57から発せられ
る電気量に誤差があつた場合、例えばエンジンの
要求に反し電気ノイズ等により異常に過大な信号
が生じた場合、電磁弁56は電気量に従つて過大
に流体流量を流すことになり、エンジンは予め設
定された回転数を越える高回転となる。
また、寒冷時における暖機運転では、エンジン
の暖機状態に応じて種々のセンサ類からの信号に
よりアイドル回転数制御装置57を働かせて種々
の演算を行わせ、電磁弁56へ送る電気量を遂次
変化させなくてはならないが、これらの制御プロ
グラムは複雑になり過ぎるという問題点もあつ
た。
(課題を解決するための手段) この考案は、上記のごとき従来の問題点を解決
するためになされたもので、たとえアイドル回転
数制御装置からの過大な電気量により電磁弁の開
弁度が過大となつたとしても、エンジンの回転状
態即ち制御流体の温度により、本考案に係る第2
のバルブで閉弁操作することにより過大な流体流
量となることを防ぐとともに、アイドル回転数制
御装置における寒冷時暖機における制御プログラ
ムを不要にするようにしたものである。
即ち、本考案にあつては、電磁ソレノイドの磁
気吸引力に比例して応動するプランジヤと、該プ
ランジヤに設けられたバルブと、このバルブの摺
動ガイド筒体であつて、その筒体側面に流量制御
穴を有するシートとを備え、入力電気量に比例し
て前記流量制御穴の開口面積を変えることにより
流体流量を比例制御する電磁弁において、前記シ
ートの外径部に筒状の第2のバルブを摺動可能に
設置するとともにこの第2のバルブに温度変化に
伴い変形する感温部材を作用させ、この第2のバ
ルブを制御流体の温度の変化による前記感温部材
の変形に基づいて移動させることにより、前記流
量制御穴の最大開口面積を規制するようにした。
(作用) 例えば第2図において、寒冷時、始動時等には
感温部材である感温スプリング21が収縮してお
り、しかも第2のバルブ20はバイアススプリン
グ22により押されているため、流量制御穴4は
完全に開かれており、このときの該制御穴4の最
大開口面積は該穴の正味開口面積Mと等しい。
一方、流体温度が上昇すると、感温スプリング
21が形状回復(伸張)してバイアススプリング
22を圧縮するため、第2のバルブ20は流量制
御穴4をある程度覆うことになり、このとき制御
穴4の最大開口面積は正味開口面積Mよりも少な
くなる。
このように、流体温度に応じて流量制御穴4の
最大開口面積を規制する。
(実施例) 第1図はこの考案の第一の実施例を示す縦断面
図、第2,3図は第1図中の流量制御穴4と第2
のバルブ20との関係を示す説明図である。従来
例(第9図)と同一機能を有する部材には第9図
と同じ符号を付し、それらの詳細説明は省略し、
異なる部分についてのみ説明する。
本実施例では、流量制御穴4の形状は第2図に
示すように矩形の場合、第3図に示すように凸字
形のものを例として選んである。いずれも正味開
口面積はMとする。
第1図で20は環状空間6内にあつてシート5
の外形部に摺動可能に嵌装された第2のバルブで
ある。21は第2のバルブ20とシート5側部材
との間に縮設された感温部材である感温スプリン
グで、この感温スプリング21は環境温度の変化
により変位、力、ばね定数等が変化するスプリン
グで、形状記憶合金製のもの又はバイメタル製の
もの等がある。22は感温スプリング21の付勢
力と対抗するごとくに第2のバルブ20を付勢す
るように第2のバルブ20とブロツク3との間に
縮設されたバイアススプリングである。
作用を述べると、従来例(第9図)で述べたと
同様に、プランジヤ11はソレノイド9の励磁に
よつて生じる磁気吸引力とスプリング13の反撥
力により、ソレノイド9に入力される電気量に対
し比例変位し、プランジヤ11と一体的に形成さ
れたバルブ12はシート5の流量制御穴4の内側
を摺動し、流量制御穴4の開口面積を変化させる
ことにより流量を制御する。
一方、第2のバルブ20は制御流体の温度が低
いときには、感温スプリング21がバイアススプ
リング22の反撥力により圧縮されていて、第2
図又は第3図において流量制御穴4は全開となつ
ている。したがつてソレノイド9への入力電気量
に対する流体流量の変化は第2図の場合は第4図
における実線t0のように、第3図の場合は第5図
における実線t0のようになる。
逆に、制御流体の温度が上昇すると、感温スプ
リング21が形状回復(伸張)してバイアススプ
リング22を圧縮させるため、第2のバルブ20
は第2図又は第3図において右方向に移動し、両
スプリングの力の釣合つた位置で静止し、流量制
御穴4をある程度覆うことになる。
したがつてソレノイド9に入力される電気量に
対する流体流量の変化は第2図の場合は第4図に
おける破線t1のように、第3図の場合は第5図に
おける破線t1のようになる。即ち、流体温度の上
昇に応じて流量制御穴4の最大開口面積が規制さ
れ、これにより最大流量も規制されるのである。
以上の実施例では感温スプリング21の性質と
して制御流体の温度の上昇により反撥力が増加す
る感温スプリングを使用しているが、逆に制御流
体の温度の上昇により反撥力が減少する性質を有
する感温スプリングを使用することもでき、この
場合には、感温スプリング21の位置とバイアス
スプリング22の位置とを図とは反対にすること
により同様な効果が得られる。
また、感温スプリングが二方向性形状記憶合金
製のもの又はバイメタルである場合にはバイアス
スプリングを無くすこともできる。ただし、この
場合は、感温スプリングの収縮時における第2の
バルブ20の追従動作(図で左行)ができるよう
に、感温スプリング21の両端部をそれぞれシー
ト5側及び第2のバルブ20側に係着する必要が
ある。
第6,7,8図には本考案の第二の実施例を示
す。これらの図においても、第一の実施例(第1
図等)と同じ機能を有する部材には第1図と同じ
符号を付し、これらの詳細説明は省略し、異なる
部分についてのみ説明する。
この実施例では、第2のバルブ2′とブロツク
3との間に、互いに円周方向逆向きに付勢する感
温部材である感温渦巻型スプリング23とバイア
ス渦巻型スプリング24とが係着されている。感
温渦巻型スプリング23は環境温度の変化により
変化しばね定数等が変化するスプリングで、形状
記憶合金製のもの又はバイメタル製のものがあ
る。
制御流体の温度が低いときは、感温渦巻型スプ
リング23はバイアス渦巻型スプリング24の反
撥力により圧縮されていて、第7図又は第8図に
みられるように、第2のバルブ20′の規制面2
0′aは手前側下方に位置し、流量制御穴4は全
開となつている。したがつてソレノイド9に入力
される電気量に対する流体流量の変化は、第7図
の場合は第4図における実線t0のように、第8図
の場合は第5図における実線t0のようになる。
一方、制御流体の温度が上昇すると感温渦巻型
スプリング23は形状回復(伸張)してバイアス
渦巻型スプリング24を圧縮するため、第2のバ
ルブ20′は第7図又は第8図において手前側に
ある規制面20′aが上方に回転し、両渦巻型ス
プリングの反撥力が釣合つた位置で静止し、流量
制御穴4を部分的に覆い、流量制御穴4の最大開
口面積を規制する。したがつて、ソレノイド9に
入力される電気量に対する流体流量の変化は、第
7図の場合は第4図における一点鎖線t2のよう
に、第8図の場合は第5図における一点鎖線t2
ようになる。
なお、この実施例においても、感温渦巻型スプ
リング23が二方向性形状記憶合金製のもの又は
バイメタル製のものである場合にはバイアス渦巻
型スプリング24は無くしても良い。
また、感温渦巻型スプリングとバイアス渦巻型
スプリングとの付勢方向をそれぞれ逆にすること
により、流体温度の上昇に応じて流体流量を増加
させることも可能である。
(考案の効果) 以上述べてきたように、本考案によればその構
成を、シートの外径部に筒状の第2のバルブを摺
動可能に設置するとともにこの第2のバルブに感
温部材を作用させ、この第2のバルブを制御流体
の温度変化による前記感温部材の変形に基づいて
移動させることにより前記流量制御穴の最大開口
面積を規制するようにしたので、エンジンの暖機
後は、流体温度の上昇により第2のバルブがある
程度閉じて制御流体を制限するため、たとえアイ
ドル回転数制御装置から発せられる電気信号に誤
差が生じ、エンジンの要求に対して異常に過大な
信号が入力されたとしても、エンジンは予め設定
された回転数を超えた高回転とはならない。また
アイドル回転数制御装置の制御プログラムも複雑
にならないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す縦断面
図、第2図及び第3図は第1図における流量制御
穴と第2のバルブとの関係を示す説明図、第4図
及び第5図は本考案による電気入力に対する流体
流量特性図で、第4図は流量制御穴が矩形の場
合、第5図は流量制御穴が凸形の場合、第6図は
本考案の第2の実施例を示す縦断面図、第7図及
び第8図は第6図における流量制御穴と第2のバ
ルブとの関係を示す説明図、第9図は従来の電磁
弁の縦断面図、第10図はアイドル回転数制御機
構の概念図である。 1……流体入口、2……流体出口、3……ブロ
ツク、4……流量制御穴、5……シート、6……
環状空間、7……ヨーク、8……ボビン、9……
ソレノイド、10……コア、11……プランジ
ヤ、12……バルブ、13……スプリング、2
0,20′……第2のバルブ、20′a……規制
面、21……感温スプリング(感温部材)、23
……感温渦巻型スプリング(感温部材)、24…
…バイアス渦巻型スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電磁ソレノイドの磁気吸引力に比例して応動
    するプランジヤと、該プランジヤに設けられた
    バルブと、このバルブの摺動ガイド筒体であつ
    て、その筒体側面に流量制御穴を有するシート
    とを備え、入力電気量に比例して前記流量制御
    穴の開口面積を変えることにより流体流量を比
    例制御する電磁弁において、前記シートの外径
    部に筒状の第2のバルブを摺動可能に設置する
    とともにこの第2のバルブに温度変化に伴い変
    形する感温部材を作用させ、この第2のバルブ
    を制御流体の温度の変化による前記感温部材の
    変形に基づいて移動させることにより、前記流
    量制御穴の最大開口面積を規制するようにした
    ことを特徴とする電磁弁。 (2) 感温部材がコイルスプリング型のものであつ
    て、第2のバルブがシートの軸線方向に摺動す
    るものである実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の電磁弁。 (3) 感温部材が渦巻型スプリングであつて、第2
    のバルブがシートの円周方向に摺動するもので
    ある実用新案登録請求の範囲第1項記載の電磁
    弁。 (4) 第2のバルブが感温部材の付勢力に対向して
    バイアススプリングの付勢力を受けるものであ
    る実用新案登録請求の範囲第2項又は第3項記
    載の電磁弁。
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