JPH04221834A - ダブルヘテロバイポーラトランジスタ - Google Patents
ダブルヘテロバイポーラトランジスタInfo
- Publication number
- JPH04221834A JPH04221834A JP2412777A JP41277790A JPH04221834A JP H04221834 A JPH04221834 A JP H04221834A JP 2412777 A JP2412777 A JP 2412777A JP 41277790 A JP41277790 A JP 41277790A JP H04221834 A JPH04221834 A JP H04221834A
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- Japan
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- collector
- ingaas
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速動作に適したII
I−V族化合物半導体を用いたダブルヘテロバイポーラ
トランジスタ(以下、DHBTと称する)の構造に関す
るものである。
I−V族化合物半導体を用いたダブルヘテロバイポーラ
トランジスタ(以下、DHBTと称する)の構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】N−p−N型DHBTでは、ベース/コ
レクタ間のヘテロ接合部分での伝導帯不連続により生じ
る三角バリアが存在する。この三角バリアは、電子がベ
ースからコレクタへ走行するのを妨げ、電流利得を減少
させる。従って、特性の良いDHBTを作製するには、
この三角バリアを消滅させる,あるいはこの三角バリア
の影響を少なくすることが必要である。
レクタ間のヘテロ接合部分での伝導帯不連続により生じ
る三角バリアが存在する。この三角バリアは、電子がベ
ースからコレクタへ走行するのを妨げ、電流利得を減少
させる。従って、特性の良いDHBTを作製するには、
この三角バリアを消滅させる,あるいはこの三角バリア
の影響を少なくすることが必要である。
【0003】上記三角バリアの影響を少なくするために
、従来より以下のような方法があった。その1つは、図
5に示したように、p+−InGaAsベース層4とN
−InPコレクタ層7の間に、n−InxGa1−xA
syP1−yのグレーディング層(徐々に組成を変化さ
せた層)10を挿入したDHBT構造がある。この場合
のバンドダイヤフラムを図6に示し、同図中矢印20は
電子(e)の進行方向を示している。図6の点線はグレ
ーディング層10のない場合であり、三角バリア21が
形成されている。これに対して、図6の実線で示したよ
うに、グレーディング層10を挿入して、バンドギャッ
プを徐々に変化させることにより、三角バリア21を消
滅させることができる。なお、これについては例えば文
献1(R.N.Nottenburg, J.C.Bi
schoff, M.B.Panish and H.
Tempkin : IEEE Electron D
evice Lett. EDL−8 282 (19
87))がある。
、従来より以下のような方法があった。その1つは、図
5に示したように、p+−InGaAsベース層4とN
−InPコレクタ層7の間に、n−InxGa1−xA
syP1−yのグレーディング層(徐々に組成を変化さ
せた層)10を挿入したDHBT構造がある。この場合
のバンドダイヤフラムを図6に示し、同図中矢印20は
電子(e)の進行方向を示している。図6の点線はグレ
ーディング層10のない場合であり、三角バリア21が
形成されている。これに対して、図6の実線で示したよ
うに、グレーディング層10を挿入して、バンドギャッ
プを徐々に変化させることにより、三角バリア21を消
滅させることができる。なお、これについては例えば文
献1(R.N.Nottenburg, J.C.Bi
schoff, M.B.Panish and H.
Tempkin : IEEE Electron D
evice Lett. EDL−8 282 (19
87))がある。
【0004】もう1つは、図7に示したように、P+−
InGaAsベース層4とアンドープInPコレクタ層
7界面のコレクタ側の三角バリア21に、300 程
度の厚さの薄いN−InPドーピング層11を例えば濃
度にして1×1017cm−3程度で形成する方法があ
り、これは、例えば文献2(O.Sugiura, A
.G.Dentai, C.H.Joyner, S.
Chandrasekhar and J.C.Cam
pbell : IEEE Electron Dev
ice Lett. EDL−9 253 (1988
))、あるいは文献3(P.Speier, U.Ko
erner, A.Nowitzki, F.Grot
jahn, F.J.Tegude and K.Wu
nstel : J.Cryst. Growth 9
3 (1988) 885)がある。この場合のバンド
ダイヤグラムを示したのが図8である。図8はn−In
Pドーピング層11を挿入した場合としない場合を比較
して示したものであり、同図(b)に示したように、ド
ーピング層11を形成した場合には、ドーピング層11
を形成しないものに比べて(同図(a)参照)、ベース
層4とコレクタ層7間に生じた三角バリア21が薄くな
る。このため、電子のトンネル確率が増加するので、電
子(図中e)はベース層4からコレクタ層7へ走行しや
すくなる。
InGaAsベース層4とアンドープInPコレクタ層
7界面のコレクタ側の三角バリア21に、300 程
度の厚さの薄いN−InPドーピング層11を例えば濃
度にして1×1017cm−3程度で形成する方法があ
り、これは、例えば文献2(O.Sugiura, A
.G.Dentai, C.H.Joyner, S.
Chandrasekhar and J.C.Cam
pbell : IEEE Electron Dev
ice Lett. EDL−9 253 (1988
))、あるいは文献3(P.Speier, U.Ko
erner, A.Nowitzki, F.Grot
jahn, F.J.Tegude and K.Wu
nstel : J.Cryst. Growth 9
3 (1988) 885)がある。この場合のバンド
ダイヤグラムを示したのが図8である。図8はn−In
Pドーピング層11を挿入した場合としない場合を比較
して示したものであり、同図(b)に示したように、ド
ーピング層11を形成した場合には、ドーピング層11
を形成しないものに比べて(同図(a)参照)、ベース
層4とコレクタ層7間に生じた三角バリア21が薄くな
る。このため、電子のトンネル確率が増加するので、電
子(図中e)はベース層4からコレクタ層7へ走行しや
すくなる。
【0005】しかしながら、この方法では完全に三角バ
リア21が消滅したわけでない。図9に示したように、
ベース層4とコレクタ層7の間に生じる量子準位22が
存在する。そのためこの量子準位に電子が蓄積し、その
電子の空間電荷効果により、三角バリア21が電流の増
加と共に高くなる。なお、これについては例えば文献4
(H.Nakajima, T.Ishibashi
and M.Tomizawa : Extended
Abstracts of the 22nd Co
nference on Solid State D
evices and Materials p.63
(1990))がある。したがって、この構造では、
電流を多く流すことができず、高速動作ができなくなる
。
リア21が消滅したわけでない。図9に示したように、
ベース層4とコレクタ層7の間に生じる量子準位22が
存在する。そのためこの量子準位に電子が蓄積し、その
電子の空間電荷効果により、三角バリア21が電流の増
加と共に高くなる。なお、これについては例えば文献4
(H.Nakajima, T.Ishibashi
and M.Tomizawa : Extended
Abstracts of the 22nd Co
nference on Solid State D
evices and Materials p.63
(1990))がある。したがって、この構造では、
電流を多く流すことができず、高速動作ができなくなる
。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記した
図5に示す従来のDHBT構造では、グレーディング層
10において極めて薄い領域で組成を精密に変化せさる
ため、高度な結晶成長技術が必要であるという欠点があ
る。また、DHBTを作製する際には、ある種の液体あ
るいは気体を用いて、材料によりエッチング速度が異な
る選択性エッチングを用いる。このときベース層4およ
びコレクタ層7の半導体材料が異なるため、グレーディ
ング層10がない場合には、選択性エッチングを用いる
ことができる。しかしながら、グレーディング層10が
存在する場合いは、グレーディング層10でのエッチン
グ速度はベース層4の材料とコレクタ層7の材料のエッ
チング速度の間の値をとるために、選択性が無くなって
しまう。従って、選択性エッチングを用いることができ
ず、DHBT作製プロセスが複雑になり、DHBTの歩
留りが低下するという欠点がある。
図5に示す従来のDHBT構造では、グレーディング層
10において極めて薄い領域で組成を精密に変化せさる
ため、高度な結晶成長技術が必要であるという欠点があ
る。また、DHBTを作製する際には、ある種の液体あ
るいは気体を用いて、材料によりエッチング速度が異な
る選択性エッチングを用いる。このときベース層4およ
びコレクタ層7の半導体材料が異なるため、グレーディ
ング層10がない場合には、選択性エッチングを用いる
ことができる。しかしながら、グレーディング層10が
存在する場合いは、グレーディング層10でのエッチン
グ速度はベース層4の材料とコレクタ層7の材料のエッ
チング速度の間の値をとるために、選択性が無くなって
しまう。従って、選択性エッチングを用いることができ
ず、DHBT作製プロセスが複雑になり、DHBTの歩
留りが低下するという欠点がある。
【0007】また、図7に示した従来構造では、ベース
層4とコレクタ層7の間に生じる量子準位が存在するた
め、この量子準位に電子が蓄積して、その電子の空間電
荷効果により三角バリアが電流の増加と共に高くなる。 そのため電流を多く流すことができず、高速動作ができ
ないという欠点がある。本発明は以上の点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、簡単な構造によて、高速
,高電流利得を得るとともに、高い歩留り,高耐圧を同
時に達成するDHBT構造を提供することである。
層4とコレクタ層7の間に生じる量子準位が存在するた
め、この量子準位に電子が蓄積して、その電子の空間電
荷効果により三角バリアが電流の増加と共に高くなる。 そのため電流を多く流すことができず、高速動作ができ
ないという欠点がある。本発明は以上の点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、簡単な構造によて、高速
,高電流利得を得るとともに、高い歩留り,高耐圧を同
時に達成するDHBT構造を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、DHBTにおいて、p型ベース層と同一もし
くはベース層よりも大きくコレクタ層よりも小さいバン
ドギャップでi/nのドーピングプロファイルを持つ層
,あるいはn型にドープした層を、第2のコレクタとし
てベース層とコレクタ層の界面に挿入することにより、
DHBTのベース/コレクタ界面に生じる三角バリアの
影響を低減することを最も主要な特徴とする。
本発明は、DHBTにおいて、p型ベース層と同一もし
くはベース層よりも大きくコレクタ層よりも小さいバン
ドギャップでi/nのドーピングプロファイルを持つ層
,あるいはn型にドープした層を、第2のコレクタとし
てベース層とコレクタ層の界面に挿入することにより、
DHBTのベース/コレクタ界面に生じる三角バリアの
影響を低減することを最も主要な特徴とする。
【0009】
【作用】本発明のDHBTによると、ベース層とコレク
タ層の間に挿入した第2のコレクタ層の一部もしくは全
ての領域に必要とされるn型ドーピングを行うことによ
って、そのベースとコレクタ界面の伝導帯不連続により
生じる量子準位を上昇させ、実効的に三角バリアの悪影
響を抑制することができる。
タ層の間に挿入した第2のコレクタ層の一部もしくは全
ての領域に必要とされるn型ドーピングを行うことによ
って、そのベースとコレクタ界面の伝導帯不連続により
生じる量子準位を上昇させ、実効的に三角バリアの悪影
響を抑制することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例としてN−InP(エ
ミッタ)/p−InGaAs(ベース)/アンドープI
nP(コレクタ)DHBTについて説明する。図1に本
発明の構造の一例を示す。同図において、1はn+−I
nGaAs層であり、エミッタ電極12をとるためのキ
ャップ層である。2はN−InPエミッタ層、3は不純
物の拡散の影響を防ぐアンドープInGaAsスペーサ
層、4は例えば厚さ680のp+−InGaAsベース
層、5および6は第2のコレクタ層であり、それぞれア
ンドープInGaAs層,n+−InGaAs層である
。7は厚さ4000 のアンドープInPコレクタ層
、8はコレクタ電極14をとるためのn+−InGaA
s層、9はFeがドープされた(001)面のInP基
板である。ここで、p+−InGaAsベース層4とI
nPコレクタ層7の界面に挿入した第2のコレクタ層で
あるアンドープInGaAs層5およびn+−InGa
As層6の厚さは、それぞれ50 ,20 であり
、そのn+−InGaAs層6のドーピング濃度は例え
ば2×1019cm−3である。また、p+−InGa
Asベース層4のドーピング濃度は1×1019cm−
3である。図中13はベース電極である。
ミッタ)/p−InGaAs(ベース)/アンドープI
nP(コレクタ)DHBTについて説明する。図1に本
発明の構造の一例を示す。同図において、1はn+−I
nGaAs層であり、エミッタ電極12をとるためのキ
ャップ層である。2はN−InPエミッタ層、3は不純
物の拡散の影響を防ぐアンドープInGaAsスペーサ
層、4は例えば厚さ680のp+−InGaAsベース
層、5および6は第2のコレクタ層であり、それぞれア
ンドープInGaAs層,n+−InGaAs層である
。7は厚さ4000 のアンドープInPコレクタ層
、8はコレクタ電極14をとるためのn+−InGaA
s層、9はFeがドープされた(001)面のInP基
板である。ここで、p+−InGaAsベース層4とI
nPコレクタ層7の界面に挿入した第2のコレクタ層で
あるアンドープInGaAs層5およびn+−InGa
As層6の厚さは、それぞれ50 ,20 であり
、そのn+−InGaAs層6のドーピング濃度は例え
ば2×1019cm−3である。また、p+−InGa
Asベース層4のドーピング濃度は1×1019cm−
3である。図中13はベース電極である。
【0011】図2に示したように、n+−InGaAs
層6が形成されていない、あるいはドーピングされてい
てもその濃度が低い場合には、ベース層4とコレクタ層
7間に生じる三角バリア21により量子準位22が界面
に形成される。この量子準位22のエネルギーE0はア
ンドープInGaAs領域5の内部電界Fに依存する。 計算を単純化するために、無限大のヘテロバリアモデル
で考えると、E0とFの関係は次式の通りである。
層6が形成されていない、あるいはドーピングされてい
てもその濃度が低い場合には、ベース層4とコレクタ層
7間に生じる三角バリア21により量子準位22が界面
に形成される。この量子準位22のエネルギーE0はア
ンドープInGaAs領域5の内部電界Fに依存する。 計算を単純化するために、無限大のヘテロバリアモデル
で考えると、E0とFの関係は次式の通りである。
【0012】
【数1】
【0013】ただしhはプランク定数、mは電子の質量
、qは電荷素量である。また、アンドープInGaAs
層5にかかる電界Fは、次式のように近似される。
、qは電荷素量である。また、アンドープInGaAs
層5にかかる電界Fは、次式のように近似される。
【0014】
【数2】
【0015】ただしNはn+−InGaAs層6のドー
ピング濃度、dはn+−InGaAs層6の厚さ、εは
InGaAsの誘電率である。以上の関係から、E0と
Fの関係を計算すると図3のようになる。N・d≧2.
5×1012cm−2で、E0≧250 meVとなる
。InPとInGaAsのバンド不連続は250 me
V程度であるので、N・d≧2.5×1012cm−2
の条件では、量子準位22が十分浅くなる。従って、こ
の場合には、図4に示すように、電子に対するポテンシ
ャルは実線のようになり、ベース層4とコレクタ層7間
のバンド不連続はもはや電子に対して三角バリア21と
して作用しなくなる。なお、図4中23は電子に対する
ポテンシャルを、24は伝導帯下端のバンドダイヤグラ
ムをそれぞれ示す。
ピング濃度、dはn+−InGaAs層6の厚さ、εは
InGaAsの誘電率である。以上の関係から、E0と
Fの関係を計算すると図3のようになる。N・d≧2.
5×1012cm−2で、E0≧250 meVとなる
。InPとInGaAsのバンド不連続は250 me
V程度であるので、N・d≧2.5×1012cm−2
の条件では、量子準位22が十分浅くなる。従って、こ
の場合には、図4に示すように、電子に対するポテンシ
ャルは実線のようになり、ベース層4とコレクタ層7間
のバンド不連続はもはや電子に対して三角バリア21と
して作用しなくなる。なお、図4中23は電子に対する
ポテンシャルを、24は伝導帯下端のバンドダイヤグラ
ムをそれぞれ示す。
【0016】以上の計算では、無限大のポテンシャルを
仮定して計算を行なった。実際には、ポテンシャルの高
さは有限であるので、E0を変化させるN・d積は上記
の値よりも少し大きくしなければならない。この効果は
高々50%程度であり、N・d≧4×1012cm−2
であれば問題がない。図1の場合、N・d≧4×101
2cm−2の条件を満たしており、量子準位22は十分
浅くなることが分かる。この構造において、電流密度を
4×104 A/cm2としても電流利得は減少せず、
高電流を流すことができるようになった。この電流密度
の値は図5に示したようなグレーディング層10を形成
したDHBTの場合と同じである。また、図7に示した
ような構造の4倍以上の電流密度である。このようなこ
とから、本発明により、簡単なDHBT構造で高速動作
が可能となる。
仮定して計算を行なった。実際には、ポテンシャルの高
さは有限であるので、E0を変化させるN・d積は上記
の値よりも少し大きくしなければならない。この効果は
高々50%程度であり、N・d≧4×1012cm−2
であれば問題がない。図1の場合、N・d≧4×101
2cm−2の条件を満たしており、量子準位22は十分
浅くなることが分かる。この構造において、電流密度を
4×104 A/cm2としても電流利得は減少せず、
高電流を流すことができるようになった。この電流密度
の値は図5に示したようなグレーディング層10を形成
したDHBTの場合と同じである。また、図7に示した
ような構造の4倍以上の電流密度である。このようなこ
とから、本発明により、簡単なDHBT構造で高速動作
が可能となる。
【0017】高耐圧化のためには、p+−InGaAs
ベース層4とアンドープInPコレクタ層7の界面に挿
入した第2のコレクタ層であるアンドープInGaAs
層5およびp+−InGaAs層6の厚さを、p+−I
nGaAs層6が完全に空乏化する程度に薄くしなけれ
ばならない。p+−InGaAs層6のドーピング濃度
および厚さが規定された場合、アンドープInGaAs
層5のポテンシャル変化はアンドープInGaAs層5
の厚さをDとすると、Δφ〜D・Fであり、接合のトン
ネル電流を抑えるためにはΔφ≦Eg(Eg:InGa
As層のバンドギャップ)の条件が必要である。すなわ
ち、Dに関しては
ベース層4とアンドープInPコレクタ層7の界面に挿
入した第2のコレクタ層であるアンドープInGaAs
層5およびp+−InGaAs層6の厚さを、p+−I
nGaAs層6が完全に空乏化する程度に薄くしなけれ
ばならない。p+−InGaAs層6のドーピング濃度
および厚さが規定された場合、アンドープInGaAs
層5のポテンシャル変化はアンドープInGaAs層5
の厚さをDとすると、Δφ〜D・Fであり、接合のトン
ネル電流を抑えるためにはΔφ≦Eg(Eg:InGa
As層のバンドギャップ)の条件が必要である。すなわ
ち、Dに関しては
【0018】
【数3】
【0019】の条件が必要である。ここでは、D<12
5 であり、図1の構造ではこの条件を満たしている
ことが分かる。この場合、降伏電圧は5V以上であり、
実用上問題がない。
5 であり、図1の構造ではこの条件を満たしている
ことが分かる。この場合、降伏電圧は5V以上であり、
実用上問題がない。
【0020】以上は、計算を単純化させるために、ベー
ス層4とコレクタ層7の界面に第2のコレクタ層である
アンドープInGaAs層5およびp+−InGaAs
層6を挿入した場合について述べた。しかしながら、ベ
ース層4とコレクタ層7間に生じる三角バリア21によ
り形成された量子準位22を十分浅くするためには、量
子井戸の幅を狭くすることが本質であるから、アンドー
プInGaAs層5は特に必要がない。また、ここでは
、N−InPエミッタ層2/p+−InGaAsベース
層4/アンドープInPコレクタ層7からなるDHBT
に関して説明を行ったきたが、伝導帯不連続によりベー
ス層4とコレクタ層7界面に三角バリア21が形成され
る他の材料構成のDHBTにも本発明を適用できること
は明らかである。
ス層4とコレクタ層7の界面に第2のコレクタ層である
アンドープInGaAs層5およびp+−InGaAs
層6を挿入した場合について述べた。しかしながら、ベ
ース層4とコレクタ層7間に生じる三角バリア21によ
り形成された量子準位22を十分浅くするためには、量
子井戸の幅を狭くすることが本質であるから、アンドー
プInGaAs層5は特に必要がない。また、ここでは
、N−InPエミッタ層2/p+−InGaAsベース
層4/アンドープInPコレクタ層7からなるDHBT
に関して説明を行ったきたが、伝導帯不連続によりベー
ス層4とコレクタ層7界面に三角バリア21が形成され
る他の材料構成のDHBTにも本発明を適用できること
は明らかである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、DHBT
において、p型ベース層と同じ材料でi型にドープした
層とn型にドープした二重層、あるいはp型ベース層と
同じ材料でn型にドープした層を、ベース層とコレクタ
層の界面に挿入することにより、簡単な構造で、高耐圧
,高電流利得,高速のDHBTを作製できるという効果
がある。
において、p型ベース層と同じ材料でi型にドープした
層とn型にドープした二重層、あるいはp型ベース層と
同じ材料でn型にドープした層を、ベース層とコレクタ
層の界面に挿入することにより、簡単な構造で、高耐圧
,高電流利得,高速のDHBTを作製できるという効果
がある。
【図1】本発明の一実施例によるDHBT構造の断面図
である。
である。
【図2】図1の実施例におけるベース/コレクタ間のエ
ネルギーバンド図である。
ネルギーバンド図である。
【図3】本実施例による量子準位のエネルギーE0と内
部電界Fの関係の計算結果を示す図である。
部電界Fの関係の計算結果を示す図である。
【図4】本実施例における第2のコレクタ層であるn+
−InGaAs層に高濃度ドーピングした場合のバンド
ダイヤグラムである。
−InGaAs層に高濃度ドーピングした場合のバンド
ダイヤグラムである。
【図5】従来技術の一例を示すDHBT構造の一部断面
図である。
図である。
【図6】図5の構造に対応するエネルギーバンド図であ
る。
る。
【図7】従来技術の他の例を示すDHBT構造の一部断
面図である。
面図である。
【図8】図7の構造においてベース層とコレクタ層界面
のコレクタ側の薄い領域だけにN型ドーピングを行い三
角バリアを薄くした様子を示すバンド図であり、N−I
nP層を挿入した場合としない場合とを比較して示した
図である。
のコレクタ側の薄い領域だけにN型ドーピングを行い三
角バリアを薄くした様子を示すバンド図であり、N−I
nP層を挿入した場合としない場合とを比較して示した
図である。
【図9】図7の従来構造においてベース/コレクタ界面
で量子準位が形成されることを示す図である。
で量子準位が形成されることを示す図である。
1 n+−InGaAsキャップ層
2 InPエミッタ層
3 InGaAsスペーサ層
4 p+−InGaAsベース層
5 第2のコレクタ層であるアンドープInGaAs
層6 第2のコレクタ層であるn+−InGaAs層
7 InPコレクタ層 8 電極をとるためのn+−InGaAs層9 I
nP基板
層6 第2のコレクタ層であるn+−InGaAs層
7 InPコレクタ層 8 電極をとるためのn+−InGaAs層9 I
nP基板
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体基板上に第1導電型の第1のコ
レクタ層,該第1のコレクタ層よりもバンドギャップの
小さな第2導電型のベース層,該ベース層よりもバンド
ギャップの大きなエミッタ層の順に、あるいは上記エミ
ッタ層,上記ベース層,上記コレクタ層の順で構成され
たダブルヘテロバイポーラトランジスタにおいて、上記
第1のコレクタ層よりもバンドギャップの小さな第2の
コレクタ層を上記ベース層と該第1のコレクタ層の間に
設け、その第2のコレクタ層の一部もしくはすべての領
域に第1導電型の不純物があらかじめ決められた濃度で
ドーピングされ、かつ第1のコレクタ層と第2のコレク
タ層の界面に形成されるポテンシャル井戸の量子準位を
変化させてなることを特徴とするダブルヘテロバイポー
ラトランジスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2412777A JPH04221834A (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | ダブルヘテロバイポーラトランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2412777A JPH04221834A (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | ダブルヘテロバイポーラトランジスタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04221834A true JPH04221834A (ja) | 1992-08-12 |
Family
ID=18521548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2412777A Pending JPH04221834A (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | ダブルヘテロバイポーラトランジスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04221834A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5349201A (en) * | 1992-05-28 | 1994-09-20 | Hughes Aircraft Company | NPN heterojunction bipolar transistor including antimonide base formed on semi-insulating indium phosphide substrate |
| US5557117A (en) * | 1993-05-12 | 1996-09-17 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Heterojunction bipolar transistor and integrated circuit device using the same |
| EP1329959A1 (en) * | 2002-01-18 | 2003-07-23 | NEC Compound Semiconductor Devices, Ltd. | Heterojunction biopolar transistor and semiconductor integrated circuit device using the same |
| US7038254B2 (en) * | 2002-12-19 | 2006-05-02 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Hetero-junction bipolar transistor having a transition layer between the base and the collector |
| JP2007059871A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-03-08 | Sony Corp | 半導体装置 |
-
1990
- 1990-12-21 JP JP2412777A patent/JPH04221834A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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| KR100508894B1 (ko) * | 2002-01-18 | 2005-08-18 | 엔이씨 가꼬오부쯔 디바이스 가부시끼가이샤 | 헤테로접합 바이폴라트랜지스터 및 이를 이용한반도체집적회로장치 |
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