JPH04224599A - アルキルグリコシドの製造方法 - Google Patents
アルキルグリコシドの製造方法Info
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- JPH04224599A JPH04224599A JP40661090A JP40661090A JPH04224599A JP H04224599 A JPH04224599 A JP H04224599A JP 40661090 A JP40661090 A JP 40661090A JP 40661090 A JP40661090 A JP 40661090A JP H04224599 A JPH04224599 A JP H04224599A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
造方法に関し、詳しくは未反応高級アルコールの含量の
少ない洗浄剤として有用なアルキルグリコシドの製造方
法に関する。
体界面活性剤であるアルキルグリコシドは、低刺激性界
面活性剤であり、しかも非イオン性界面活性剤であるに
も拘わらず、それ自身、安定な泡を生成するだけでなく
、他の陰イオン性界面活性剤に対して泡安定化剤として
作用することが知られており近年注目されつつある。
以上の高級アルコールとの反応によって製造されるため
、反応生成物は未反応高級アルコールを多量に含有して
いる。従って、界面活性剤として実際に使用する前には
、アルキルグリコシドと未反応高級アルコールを分離す
る必要があり、反応生成物から極力、未反応高級アルコ
ールを除去することが望ましい。なぜならば、残存高級
アルコールそれ自体の匂いがアルキルグリコシドを配合
した製品の匂いの悪化につながるからである。
段により分離除去できるが、一般にアルキルグリコシド
の融点は高く、実際にポンプで輸送できるようにするた
めには、加熱により高温にする必要がある。他方、大部
分のアルキルグリコシドの熱安定性は限られており、若
干の熱履歴によっても、生成物の色相が悪化し、糖アル
コールが生成する傾向がある。
の色相の悪化を起こさずに未反応高級アルコールを除去
する方法が研究されており、いくつかの方法が提案され
ている。例えば、未反応高級アルコールを含んだ反応生
成物の薄膜を形成し、比較的高温で短い滞留時間で過剰
のアルコールを蒸発させる方法(特開昭59−5199
号、特開昭58−194902号、特開昭58−194
901号各公報)、あるいは、未反応高級アルコールの
留去を二工程で行い、第1の工程では薄相蒸発器内で、
アルコール含量を約40〜20重量%にし、第2の工程
では、短路蒸発器内でアルコール含量を3〜5重量%に
する方法(特開昭64−47796 号公報)、更には
、場合により少量の短鎖アルキルグリコシド(炭素数1
〜5)糖類を存在させ、より低温での流動性を改善し、
過剰の未反応高級アルコールを蒸発させる方法(特開昭
58−194902号、特開昭58−194901号各
公報)、又、更には 760ミリバールにおける沸点が
含有未反応高級アルコールよりも50℃以上高く、洗浄
剤、乳化剤、洗浄促進剤等としての活性を有する一種又
は数種の粘度減少剤を添加し、アルキルグリコシドの分
解温度より少なくとも20℃低い温度で、過剰の未反応
高級アルコールを蒸留除去する方法(特開昭62−19
2396号公報)等の提案がなされている。
シドの融点が高いため、未反応高級アルコール蒸留時の
高温での着色を極力抑えるため、滞留時間が短く熱履歴
の小さい薄膜状にして処理する薄膜蒸発機、特には強制
的に薄膜状にするかきとり式蒸発機等を用いるのが望ま
しいとうたっている。
は、該アルコールの蒸気圧が非常に低いこと及び熱履歴
によるアルキルグリコシドの着色を抑える必要があるこ
とにより、通常、数Torr以下の高真空下での操作と
なる。
ルの留去を行う場合、即ち、高真空下で薄膜蒸発機によ
りアルコールを蒸発する場合、薄膜蒸発機から真空ポン
プ迄、特にアルコール蒸発面から凝縮器迄の圧力損失を
できるだけ小さくするため、ベーパーの凝縮器を蒸発面
の近くにとった蒸発機内部に凝縮器を有する Wipe
dFilm Evaporator (神鋼パンテック
(株))等が高真空下での薄膜蒸発機として用いられる
。
パレーター等を設置しても、アルキルグリコシドをはじ
めとする糖分等が飛沫同伴し、留出高級アルコール(以
下、留出アルコールと称す)への混入が避けられず、ま
た、特開昭64−47796 号公報に示されるように
アルコールの留去を二工程で行っても、第一の工程で未
反応高級アルコールを20重量%迄除去すると、留出ア
ルコール中への糖分等の飛沫同伴等が生じ、留出アルコ
ールの品質は良いとは言えない。
存在すると、少量であっても、この留出アルコールを用
いてアルキルグリコシドを製造した場合、アルキルグリ
コシドの色相が悪化したり、アルキルグリコシドを生成
する反応速度の低下を招き、反応時間が長くなる等の好
ましからざる結果を引き起こす。かくして、留出アルコ
ールをアルキルグリコシド製造用の原料アルコールとし
て再使用するには、何らかの精製を行う必要が出てくる
。それにもかかわらず、先に挙げた従来技術は、いずれ
も、一般にアルキルグリコシドを製造する際、高級アル
コールの過剰系で行い、反応生成物中に多量の未反応高
級アルコールが残存するにもかかわらず、留出アルコー
ルの再使用はうたっておらず、フレッシュなアルコール
のみで製造している。
に薄膜状にして蒸留する蒸発機は、他の蒸発機と比較し
て、伝熱面積当たりの装置コストが高価であり、該蒸発
機一段で未反応高級アルコールを除去するには、伝熱面
積の大きな大型の薄膜蒸発機が必要となったり、あるい
は、何基も必要となったりして、設備費が巨額になる傾
向にある。
アルコールの効率的な除去法及びその時得られる留出ア
ルコールがフレッシュな高級アルコールと同等の品質を
有し、未処理のままで再利用できるアルキルグリコシド
の製造法が望まれていた。
解決すべく鋭意研究の結果、アルキルグリコシド反応生
成物から、熱履歴を極力抑え、過剰の未反応高級アルコ
ールを効率的に蒸発除去し、しかもこの除去された高級
アルコールが、アルキルグリコシド製造の再使用に耐え
うる品質とし、更には、設備費を極力抑えることのでき
るアルキルグリコシドの製造方法を見出し、本発明を完
成するに到った。
いてアルキルグリコシドを製造するに際し、まず酸触媒
を使用して糖と高級アルコールを反応させた後、熟成反
応を行うと同時に反応混合物から未反応高級アルコール
を留去して高級アルコールの濃度を30〜60重量%に
し触媒を中和して反応を停止し(以下第1工程という)
、次いで未反応高級アルコールを留去し高級アルコール
の濃度を5重量%以下にする(以下第2工程という)こ
とを特徴とするアルキルグリコシドの製造方法を提供す
るものである。
いられる酸触媒としては、パラトルエンスルホン酸、硫
酸、燐酸、強酸性イオン交換樹脂等が挙げられる。酸触
媒の使用量は糖1モル当たり0.001 〜0.10モ
ルが好ましく、この範囲未満では反応速度が著しく低下
し、この範囲を超えるとアルキルグリコシドの色相が良
好でなくなる。
単糖類、オリゴ糖類、多糖類が用いられ、単糖類として
は、例えばアロース、アルトロース、グルコース、マン
ノース、グロース、イドース、ガラクトース、タロース
、リボース、アラビノース、キシロース、リキソース等
のアルドース類が挙げられ、オリゴ糖類としては、マル
トース、ラクトース、スクロース、マルトトリオース等
が挙げられ、多糖類としては、ヘミセルロース、イヌリ
ン、デキストリン、デキストラン、キシラン、デンプン
、加水分解デンプン等が挙げられる。これらのうち望ま
しいものは炭素数6以下の還元糖である。
ルとしては、直鎖もしくは分岐鎖の炭素数8〜18の飽
和又は不飽和アルコール又はそのアルキレンオキサイド
付加物が好ましく用いられる。
以上の高級アルコールとの反応によって得るが、反応が
ほぼ終了した段階(反応率95%以上)において、未反
応溶解糖が1000〜3000ppm 残存している。 未反応溶解糖は着色の原因となるので、これを低減する
為に更に反応を続け未反応溶解糖の量を500 ppm
以下にする必要がある。(これを熟成反応という)。 しかし、この段階ではもはや高級アルコールは糖に対し
て過剰である必要はない。反応は脱水反応であるから、
水を留去させるのと同時に未反応高級アルコールも留去
させれば後の未反応高級アルコール分離工程の負担が軽
減でき、設備費も抑えることが出来る。本発明の方法に
おいては、まずこの熟成反応を行うと同時に反応混合物
から未反応高級アルコールを留去して高級アルコールの
濃度を30〜60重量%にし触媒を中和して反応を停止
する(第1工程)。
未反応高級アルコールの除去を同時に行う装置としては
、攪拌槽でも良いが熱履歴が少なく、着色が抑えられ、
且つ蒸発効率の良い薄膜反応器(流下液膜反応器、上昇
液膜式反応器、ワイプトフィルム蒸発器、ドラム蒸発器
等)を用いることが好ましい。膜厚みは5mm以下が好
ましく、更に好ましくは2mm以下である。
〜130 ℃が好ましく、更に好ましくは70℃〜12
0 ℃である。反応温度が130 ℃を超えると色相劣
化が大きいばかりではなく、アルキルグリコシドの平均
縮合度が増大し所望の品質のものを得ることが困難にな
る。一方、60℃未満では、反応速度が遅くなるばかり
ではなく、反応液の粘度が大きくなり、伝熱効率が悪く
なり、未反応高級アルコールの蒸発速度が遅くなる。
ルコールを留去して得られる反応液中の未反応高級アル
コールの濃度((未反応高級アルコール重量)/{(ア
ルキルグリコシド重量)+(未反応高級アルコール重量
)}×100 )は、30〜60重量%である。未反応
高級アルコールの濃度が60重量%を超えると、次の第
2工程での未反応高級アルコールの蒸発量は、熟成反応
時に未反応高級アルコールを留去してもしなくてもそれ
程変わらず、メリットは少ない。一方30重量%未満で
あれば、触媒濃度が高くなり、色相が劣化し易くなる。
高級アルコールを留去し、得られるアルキルグリコシド
中の未反応高級アルコールの濃度((未反応高級アルコ
ール重量/{(アルキルグリコシド重量)+(未反応高
級アルコール重量)}×100)を、5重量%以下とす
る。未反応高級アルコールの濃度が5重量%を超えると
、未反応高級アルコール自体の匂いにより、配合して得
られる製品の品質が悪くなる。
好ましく、ここで用いられる装置としては、薄膜蒸発器
(流下液膜式、上昇液膜式、ワイプトフィルム式、ドラ
ム蒸発器等)等が挙げられる。
気圧にもよるが蒸留残渣(アルキルグリコシド)液温は
100 〜250 ℃、好ましくは120 〜180
℃が良い。この範囲より高温で行えば、アルキルグリコ
シドの色相が劣化し、この温度以下では液の粘度が高く
なり伝熱効率が悪くなり、アルコールの蒸発速度が遅く
なる。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。尚、例中の%は特記しない限り重量基準である。
て5モル倍、またパラトルエンスルホン酸1水和物を無
水グルコースに対して0.0035モル倍使用し、温度
110 ℃、圧力40mmHgで攪拌槽で反応を行い、
5.0 時間後にグルコースの反応率が97%に達した
。反応生成物の未反応溶解グルコースの量は2000p
pm 、色相はガードナー1であった。
器(伝熱面積0.079m2)に導入し、90℃、1m
mHgで30分間熟成反応を行った。反応生成物の未反
応溶解グルコースの量は40ppm 、未反応n−デシ
ルアルコールの濃度は53.7%であった。また、未反
応n−デシルアルコールの濃度を留去前の濃度(72.
0%)に調製したものの色相はガードナー1であった。 反応生成物に水酸化ナトリウムを加えて中和した。
コシドをスミス薄膜蒸発機(神鋼パンテック(株) 製
、伝熱面積0.034m2)に 300ml/min
で導入し、160 ℃、0.3mmHg で処理した。 得られたアルキルグルコシドの未反応アルコール濃度は
0.7 %であった。その35%水溶液の色相はガード
ナー2〜3であった。
て5モル倍、またパラトルエンスルホン酸1水和物を無
水グルコースに対して0.0035モル倍使用し、実施
例1(a) と同様な方法で反応を行い、その後、水酸
化ナトリウムにて触媒を中和した。反応には5.0 時
間かかりグルコースの反応率は97%、未反応溶解グル
コースの量は2000ppm 、色相はガードナー1で
あった。
コシドを、実施例1(c) と同様な方法で処理した結
果、得られたアルキルグルコシドの未反応n−デシルア
ルコール濃度は、7.0 %であった。その35%水溶
液の色相はガードナー5であった。
ルキルグルコシドを0.08m2の流下式薄膜蒸発器に
て循環流量2.0 l/min ,140℃, 0.2
mmHgで20分間処理した。得られたアルキルグル
コシドの未反応アルコール濃度は0.7 %であった。 その35%水溶液の色相はガードナー2〜3であった。
件及び反応結果をまとめて表1に示す。
の濃度を第1工程実施前の濃度(72%)に調製し、色
相を測定した。
従来法にくらべ、色、匂いとも良好なアルキルグルコシ
ドを得ることが出来た。
級アルコールの一部除去を同時に行うことにより、第2
工程である、未反応高級アルコールの完全留去工程の負
担が軽減され、設備費が低減できる。更に、熟成反応に
おいて、脱水と同時に未反応高級アルコールを留去させ
ることは、脱水効率が高まり、反応速度が速くなる。即
ち、本発明の方法は着色の原因となる未反応溶解糖をす
ばやく低減できるという効果も有する。
Claims (2)
- 【請求項1】 糖と高級アルコールを用いてアルキル
グリコシドを製造するに際し、まず酸触媒を使用して糖
と高級アルコールを反応させた後、熟成反応を行うと同
時に反応混合物から未反応高級アルコールを留去して高
級アルコールの濃度を30〜60重量%にし触媒を中和
して反応を停止し(以下第1工程という)、次いで未反
応高級アルコールを留去し高級アルコールの濃度を5重
量%以下にする(以下第2工程という)ことを特徴とす
るアルキルグリコシドの製造方法。 - 【請求項2】 第2工程を薄膜状態にて行うことを特
徴とする請求項1記載の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40661090A JP2816026B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | アルキルグリコシドの製造方法 |
| EP91121698A EP0492397A1 (en) | 1990-12-26 | 1991-12-18 | Process for producing alkyl glycoside |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40661090A JP2816026B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | アルキルグリコシドの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04224599A true JPH04224599A (ja) | 1992-08-13 |
| JP2816026B2 JP2816026B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=18516232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40661090A Expired - Fee Related JP2816026B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | アルキルグリコシドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2816026B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007176893A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Kao Corp | アルキルガラクトシドの製造方法 |
| JP2008156271A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Kao Corp | アルキルガラクトシドの製造方法 |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP40661090A patent/JP2816026B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007176893A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Kao Corp | アルキルガラクトシドの製造方法 |
| JP2008156271A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Kao Corp | アルキルガラクトシドの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2816026B2 (ja) | 1998-10-27 |
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