JPH0422694B2 - - Google Patents
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- JPH0422694B2 JPH0422694B2 JP56019660A JP1966081A JPH0422694B2 JP H0422694 B2 JPH0422694 B2 JP H0422694B2 JP 56019660 A JP56019660 A JP 56019660A JP 1966081 A JP1966081 A JP 1966081A JP H0422694 B2 JPH0422694 B2 JP H0422694B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- electron beam
- impregnated
- decorative
- decorative paper
- Prior art date
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- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は化粧板に利用される化粧紙の製造方法
に関する。
に関する。
「従来の技術」
化粧板の製造に利用される化粧紙には、表面硬
度、耐溶剤性、耐熱性等に優れた性質を有するメ
ラミン化粧板、ジアリルフタレート化粧板、ポリ
エステル化粧板等に利用される化粧紙や、化粧板
を製造する際に化粧紙を接着剤で化粧板用基板に
貼り合わせるだけで済む塩化ビニル化粧紙等があ
る。
度、耐溶剤性、耐熱性等に優れた性質を有するメ
ラミン化粧板、ジアリルフタレート化粧板、ポリ
エステル化粧板等に利用される化粧紙や、化粧板
を製造する際に化粧紙を接着剤で化粧板用基板に
貼り合わせるだけで済む塩化ビニル化粧紙等があ
る。
「発明が解決しようとする課題」
前者の化粧紙による化粧板は、諸物性に対して
優れた作用を有するようになるが、化粧紙の製造
の際に合成樹脂含浸液を乾燥させる工程が必要で
あり、また、化粧板の製造の際には、例えばメラ
ミン化粧板においては、化粧紙を別製のコアー紙
やオーバーレイ紙等と積層し、これを熱プレスす
る工程が必要であるため、これらの各工程におい
て煩雑な手間と大量の熱エネルギーとを要する。
優れた作用を有するようになるが、化粧紙の製造
の際に合成樹脂含浸液を乾燥させる工程が必要で
あり、また、化粧板の製造の際には、例えばメラ
ミン化粧板においては、化粧紙を別製のコアー紙
やオーバーレイ紙等と積層し、これを熱プレスす
る工程が必要であるため、これらの各工程におい
て煩雑な手間と大量の熱エネルギーとを要する。
また、後者の塩化ビニル化粧紙は、該化粧紙を
利用する化粧板の製造自体は簡単であるが、得ら
れる化粧板の表面硬度、耐溶剤性、耐熱性等の物
性が著しく劣るという欠点を有する。
利用する化粧板の製造自体は簡単であるが、得ら
れる化粧板の表面硬度、耐溶剤性、耐熱性等の物
性が著しく劣るという欠点を有する。
これらの問題を解決する方法として、片面に絵
柄模様の印刷が施されている薄手の紙に合成樹脂
溶液からなるコーテイング剤をオーバーコートし
たもの、あるいは、同じく片面に絵柄模様の印刷
が施されている浸透性の良好な紙に、触媒が添加
されている合成樹脂溶液を含浸させ、これを加
熱、硬化させた加熱硬化型の化粧紙が提案された
が、オーバーコートによる化粧紙は、依然として
表面硬度、耐溶剤性、耐熱性等の物性が不十分で
あり、また、加熱硬化型の化粧紙は、その製造に
際して多量のエネルギーを必要とする。
柄模様の印刷が施されている薄手の紙に合成樹脂
溶液からなるコーテイング剤をオーバーコートし
たもの、あるいは、同じく片面に絵柄模様の印刷
が施されている浸透性の良好な紙に、触媒が添加
されている合成樹脂溶液を含浸させ、これを加
熱、硬化させた加熱硬化型の化粧紙が提案された
が、オーバーコートによる化粧紙は、依然として
表面硬度、耐溶剤性、耐熱性等の物性が不十分で
あり、また、加熱硬化型の化粧紙は、その製造に
際して多量のエネルギーを必要とする。
このため、多量のエネルギーを必要とすること
なく、しかも、表面硬度、耐溶剤性、耐熱性等の
物性に対して良好な性質を有する化粧紙を得る方
法として、電子線硬化性樹脂の含浸工程と電子線
の照射とによる化粧紙の製造が検討され始めた
が、1回だけの電子線の照射により、すなわち、
効率の良い製造方法により、表面硬度、耐溶剤
性、耐熱性等の物性を十分に満足する化粧紙が得
られるような条件については、未だ解明されてい
ない。
なく、しかも、表面硬度、耐溶剤性、耐熱性等の
物性に対して良好な性質を有する化粧紙を得る方
法として、電子線硬化性樹脂の含浸工程と電子線
の照射とによる化粧紙の製造が検討され始めた
が、1回だけの電子線の照射により、すなわち、
効率の良い製造方法により、表面硬度、耐溶剤
性、耐熱性等の物性を十分に満足する化粧紙が得
られるような条件については、未だ解明されてい
ない。
これに対して、本発明方法は、通常使用されて
いる自己遮蔽型の電子線照射装置による1回だけ
の電子線の照射により、表面硬度、耐溶剤性、耐
熱性等に優れた性質を有する化粧紙が得られる方
法を提供する。
いる自己遮蔽型の電子線照射装置による1回だけ
の電子線の照射により、表面硬度、耐溶剤性、耐
熱性等に優れた性質を有する化粧紙が得られる方
法を提供する。
なお、因みに、紫外線硬化型の樹脂を利用する
場合には、含浸剤(コーテイング剤)中に添加さ
れる増感剤の量を加減しても、含浸用紙に含浸さ
れている紫外線硬化型樹脂を、1回の紫外線の照
射処理で完全に硬化させることは困難である。
場合には、含浸剤(コーテイング剤)中に添加さ
れる増感剤の量を加減しても、含浸用紙に含浸さ
れている紫外線硬化型樹脂を、1回の紫外線の照
射処理で完全に硬化させることは困難である。
「課題を解決するための手段」
本発明の化粧紙の製造方法は、片面に絵柄印刷
が付されている坪量20〜300g/m2の浸透性の良
好な紙を含浸用紙として利用し、該含浸用紙に対
して、分子中にエチレン性二重結合を有するプレ
ポリマーもしくはオリゴマー5重量%以上と分子
中にエチレン性二重結合を有する多官能性モノマ
ー及び/又はポリチオール95重量%以下とによる
電子線硬化性混合物を含有する100ポイズ(25℃)
以下の含浸剤を、5〜150g/m2の割合で含浸さ
せる工程と、加速電圧100〜300KVの電子線を1
回だけ照射することによつて0.5〜30Mradの線量
の電子線を照射し、含浸用紙に含浸されている電
子線硬化性混合物を硬化させ工程とにより、目的
とする化粧紙を得ることからなる。
が付されている坪量20〜300g/m2の浸透性の良
好な紙を含浸用紙として利用し、該含浸用紙に対
して、分子中にエチレン性二重結合を有するプレ
ポリマーもしくはオリゴマー5重量%以上と分子
中にエチレン性二重結合を有する多官能性モノマ
ー及び/又はポリチオール95重量%以下とによる
電子線硬化性混合物を含有する100ポイズ(25℃)
以下の含浸剤を、5〜150g/m2の割合で含浸さ
せる工程と、加速電圧100〜300KVの電子線を1
回だけ照射することによつて0.5〜30Mradの線量
の電子線を照射し、含浸用紙に含浸されている電
子線硬化性混合物を硬化させ工程とにより、目的
とする化粧紙を得ることからなる。
本発明の化粧紙の製造方法の各工程を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
本発明の化粧紙の製造方法において含浸用紙と
して利用される片面に絵柄印刷が付されている坪
量20〜300g/m2の浸透性の良好な紙2は、例え
ば、チタン紙、リンター紙、クラフト紙、上質紙
等からなる。含浸用紙の坪量が20g/m2未満の場
合には紙力不足のために、含浸剤を塗工方法にて
含浸させる場合に、均一に含浸させることが困難
となり、また、含浸用紙の坪量が300g/m2を超
えるような場合には、含浸剤の含浸作用が低下す
るため、含浸用紙の裏面に至るまで略均一に含浸
剤を含浸させ得るだけの含浸剤の浸透作用と、1
回の電子線の照射で電子線硬化性混合物を完全に
硬化させ得る電子線照射適性とが得られなくな
る。
して利用される片面に絵柄印刷が付されている坪
量20〜300g/m2の浸透性の良好な紙2は、例え
ば、チタン紙、リンター紙、クラフト紙、上質紙
等からなる。含浸用紙の坪量が20g/m2未満の場
合には紙力不足のために、含浸剤を塗工方法にて
含浸させる場合に、均一に含浸させることが困難
となり、また、含浸用紙の坪量が300g/m2を超
えるような場合には、含浸剤の含浸作用が低下す
るため、含浸用紙の裏面に至るまで略均一に含浸
剤を含浸させ得るだけの含浸剤の浸透作用と、1
回の電子線の照射で電子線硬化性混合物を完全に
硬化させ得る電子線照射適性とが得られなくな
る。
なお、浸透性の良好な紙2に付されている絵柄
模様Mは、従来の化粧紙における絵柄模様と同様
に、既存の印刷インキ及び印刷手段によつて容易
に形成される。
模様Mは、従来の化粧紙における絵柄模様と同様
に、既存の印刷インキ及び印刷手段によつて容易
に形成される。
浸透性の良好な紙2による含浸用紙に含浸され
る含浸剤は、分子中にエチレン性二重結合を有す
るプレポリマーもしくはオリゴマー5重量%以上
と分子中にエチレン性二重結合を有する多官能性
モノマー及び/又はポリチオール95重量%以下と
による電子線硬化性混合物を含有する100ポイズ
(25℃)以下のものである。
る含浸剤は、分子中にエチレン性二重結合を有す
るプレポリマーもしくはオリゴマー5重量%以上
と分子中にエチレン性二重結合を有する多官能性
モノマー及び/又はポリチオール95重量%以下と
による電子線硬化性混合物を含有する100ポイズ
(25℃)以下のものである。
電子線硬化性混合物に利用される分子中にエチ
レン性二重結合を有するプレポリマーもしくはオ
リゴマーは、例えば、不飽和ポリエステル類、ポ
リエステルアクリレート、エポキシアクリレー
ト、ウレタンアクリレート、ポリエーテルアクリ
レート、ポリオールアクリレート、メラミンアク
リレート等による各種のアクリレート類、ポリエ
ステルメタクリレート、エポキシメタクリレー
ト、ウレタンメタクリレート、ポリエーテルメタ
クリレート、ポリオールメタクリレート、メラミ
ンメタクリレート等による各種のメタクリレート
類の1種または2種以上の混合物等である。
レン性二重結合を有するプレポリマーもしくはオ
リゴマーは、例えば、不飽和ポリエステル類、ポ
リエステルアクリレート、エポキシアクリレー
ト、ウレタンアクリレート、ポリエーテルアクリ
レート、ポリオールアクリレート、メラミンアク
リレート等による各種のアクリレート類、ポリエ
ステルメタクリレート、エポキシメタクリレー
ト、ウレタンメタクリレート、ポリエーテルメタ
クリレート、ポリオールメタクリレート、メラミ
ンメタクリレート等による各種のメタクリレート
類の1種または2種以上の混合物等である。
また、分子中にエチレン性二重結合を有する多
官能性モノマーとしては、 スチレン、α・メチルスチレン等によるスチレ
ン系モノマー、 アクリル酸メチル、アクリル酸−2−エチルヘ
キシル、アクリル酸メトキシエチル、アクリル酸
ブトキシエチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸
メトキシブチル、アクリル酸フエニル等によるア
クリル酸エステル類、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタク
リル酸メトキシエチル、メタクリル酸エトキシメ
チル、メタクリル酸フエニル、メタクリル酸ラウ
リル等によるメタクリル酸エステル類、 アクリルアミド、メタクリルアミド等による不
飽和カルボン酸アミド、 アクリル酸−2−(N,N−ジエチルアミノ)
エチル、メタクリル酸(N,N−ジメチルアミ
ノ)エチル、アクリル酸−2−(N,N−ジベン
ジルアミノ)エチル、メタクリル酸(N,N−ジ
メチルアミノ)メチル、アクリル酸−2−(N,
N−ジエチルアミノ)プロピル等による不飽和酸
の置換アミノアルコールエステル類、 エチレングリコールジアクリレート、プロピレ
ングリコールジアクリレート、ネオペチルグリコ
ールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオール
ジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリ
レート、トレエチレングリコールジアクリレー
ト、ジプロピレングリコールジアクリレート、エ
チレングリコールジメタクリレート、ポロピレン
グリコールジメタクリレート、ジエチレングリコ
ールジメタクリレート等による多官能性化合物が
利用される。
官能性モノマーとしては、 スチレン、α・メチルスチレン等によるスチレ
ン系モノマー、 アクリル酸メチル、アクリル酸−2−エチルヘ
キシル、アクリル酸メトキシエチル、アクリル酸
ブトキシエチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸
メトキシブチル、アクリル酸フエニル等によるア
クリル酸エステル類、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタク
リル酸メトキシエチル、メタクリル酸エトキシメ
チル、メタクリル酸フエニル、メタクリル酸ラウ
リル等によるメタクリル酸エステル類、 アクリルアミド、メタクリルアミド等による不
飽和カルボン酸アミド、 アクリル酸−2−(N,N−ジエチルアミノ)
エチル、メタクリル酸(N,N−ジメチルアミ
ノ)エチル、アクリル酸−2−(N,N−ジベン
ジルアミノ)エチル、メタクリル酸(N,N−ジ
メチルアミノ)メチル、アクリル酸−2−(N,
N−ジエチルアミノ)プロピル等による不飽和酸
の置換アミノアルコールエステル類、 エチレングリコールジアクリレート、プロピレ
ングリコールジアクリレート、ネオペチルグリコ
ールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオール
ジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリ
レート、トレエチレングリコールジアクリレー
ト、ジプロピレングリコールジアクリレート、エ
チレングリコールジメタクリレート、ポロピレン
グリコールジメタクリレート、ジエチレングリコ
ールジメタクリレート等による多官能性化合物が
利用される。
さらに、ポリチオールとしては、トリメチロー
ルプロパントリチオグリコレート、トリメチロー
ルプロパントリチオプロピオネート、ペンタエリ
スリトールテトラチオグリコーレート等が利用さ
れる。
ルプロパントリチオグリコレート、トリメチロー
ルプロパントリチオプロピオネート、ペンタエリ
スリトールテトラチオグリコーレート等が利用さ
れる。
なお、分子中にエチレン性二重結合を有するプ
レポリマーもしくはオリゴマー5重量%以上と分
子中にエチレン性二重結合を有する多官能性モノ
マー及び/又はポリチオール95重量%以下とによ
る電子線硬化性混合物を含有する含浸剤中には、
例えば、ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメ
チルエテール、ベンゾキノン等の重合禁止剤が、
電子線の照射前に電子線硬化性混合物が硬化する
のを防止し、含浸剤による含浸工程を容易に行な
うために、必要に応じて添加される。
レポリマーもしくはオリゴマー5重量%以上と分
子中にエチレン性二重結合を有する多官能性モノ
マー及び/又はポリチオール95重量%以下とによ
る電子線硬化性混合物を含有する含浸剤中には、
例えば、ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメ
チルエテール、ベンゾキノン等の重合禁止剤が、
電子線の照射前に電子線硬化性混合物が硬化する
のを防止し、含浸剤による含浸工程を容易に行な
うために、必要に応じて添加される。
含浸剤中の電子線硬化性混合物には、該電子線
硬化性混合物を含有する含浸剤の含浸適性の点か
ら、分子中にエチレン性二重結合を有するプレポ
リマーもしくはオリゴマー5重量%以上と分子中
にエチレン性二重結合を有する多官能性モノマー
及び/又はポリチオール95重量%以下との混合物
が利用される。
硬化性混合物を含有する含浸剤の含浸適性の点か
ら、分子中にエチレン性二重結合を有するプレポ
リマーもしくはオリゴマー5重量%以上と分子中
にエチレン性二重結合を有する多官能性モノマー
及び/又はポリチオール95重量%以下との混合物
が利用される。
また、含浸剤の粘度が100ポイズ(25℃)を超
える場合には、紙2に対する含浸剤の浸透作用が
悪くなり、硬化型樹脂によつて紙2の層間強度を
高めることができなくなる。なお、含浸剤の粘度
は、含浸剤中の分子中にエチレン性二重結合を有
するプレポリマーもしくはオリゴマーと分子中に
エチレン性二重結合を有する多官能性モノマー及
び/又はポリチオールとの割合によつて、あるい
は、含浸剤を紙2の含浸させる際に、含浸剤を含
浸剤中の電子線硬化性混合物が蒸発することのな
い温度に加温する等によつて、適宜低下させ得
る。
える場合には、紙2に対する含浸剤の浸透作用が
悪くなり、硬化型樹脂によつて紙2の層間強度を
高めることができなくなる。なお、含浸剤の粘度
は、含浸剤中の分子中にエチレン性二重結合を有
するプレポリマーもしくはオリゴマーと分子中に
エチレン性二重結合を有する多官能性モノマー及
び/又はポリチオールとの割合によつて、あるい
は、含浸剤を紙2の含浸させる際に、含浸剤を含
浸剤中の電子線硬化性混合物が蒸発することのな
い温度に加温する等によつて、適宜低下させ得
る。
紙2に対する含浸剤の含浸は、デイツピングに
よつて、あるいは、ロールコート、カーテンフロ
ーコート、ミヤバーコート、グラビアロールコー
ト、エアナイフコート等の塗工によつて行なわれ
る。
よつて、あるいは、ロールコート、カーテンフロ
ーコート、ミヤバーコート、グラビアロールコー
ト、エアナイフコート等の塗工によつて行なわれ
る。
紙2に含浸された含浸剤中の電子線硬化性混合
物を硬化させるための電子線の照射工程は、例え
ば、窒素雰囲気中での低エネルギー電子加速器、
例えば、エネルギーサイエンスインコーポレーシ
ヨン社製のエレクトロカーテン CB 200/50/
30や、オツトデユール社製のNP−ESH150等を
利用し、加速電圧100〜300KV、照射電流0〜
100mAにより、0.5〜30Mradの線量の電子線を
1回だけ照射することによつて行なわれる。
物を硬化させるための電子線の照射工程は、例え
ば、窒素雰囲気中での低エネルギー電子加速器、
例えば、エネルギーサイエンスインコーポレーシ
ヨン社製のエレクトロカーテン CB 200/50/
30や、オツトデユール社製のNP−ESH150等を
利用し、加速電圧100〜300KV、照射電流0〜
100mAにより、0.5〜30Mradの線量の電子線を
1回だけ照射することによつて行なわれる。
本発明の化粧紙の製造方法によつて得られる化
粧紙1は、片面に絵柄印刷Mが付されている坪量
20〜300g/m2の浸透性の良好な紙2に含浸され
た電子線硬化性混合物が電子線の照射で硬化され
ており、その最外表面が電子線の照射で硬化され
た硬化樹脂3層で形成され、化粧紙1の全体が三
次元的に架橋した硬化樹脂3で形成される。この
ため、表面硬度、耐溶剤性、耐熱性等において極
めて優れた性質の化粧紙になる。
粧紙1は、片面に絵柄印刷Mが付されている坪量
20〜300g/m2の浸透性の良好な紙2に含浸され
た電子線硬化性混合物が電子線の照射で硬化され
ており、その最外表面が電子線の照射で硬化され
た硬化樹脂3層で形成され、化粧紙1の全体が三
次元的に架橋した硬化樹脂3で形成される。この
ため、表面硬度、耐溶剤性、耐熱性等において極
めて優れた性質の化粧紙になる。
また、本発明の化粧紙の製造方法によつて得ら
れた化粧紙は、該化粧紙を利用する化粧板に製造
に際しては、化粧板用基材に対して接着剤で貼着
するだけで良く、化粧板の製造工程が簡単かつ容
易である。
れた化粧紙は、該化粧紙を利用する化粧板に製造
に際しては、化粧板用基材に対して接着剤で貼着
するだけで良く、化粧板の製造工程が簡単かつ容
易である。
本発明の化粧紙の製造方法は、1回だけの電子
線の照射によつて含浸剤中の電子線硬化性混合物
を硬化させるものであることから、電子線の照射
を連続的に行なうことができる。このため、本発
明の化粧紙の製造方法においては、電子線の照射
によつて含浸剤中の電子線硬化性混合物を硬化さ
せた後に、得られた化粧紙を巻き取る工程を連続
して行なうことができる。したがつて、その工程
中に、煩雑な操作が必要で無く、化粧紙を効率良
く製造し得る。
線の照射によつて含浸剤中の電子線硬化性混合物
を硬化させるものであることから、電子線の照射
を連続的に行なうことができる。このため、本発
明の化粧紙の製造方法においては、電子線の照射
によつて含浸剤中の電子線硬化性混合物を硬化さ
せた後に、得られた化粧紙を巻き取る工程を連続
して行なうことができる。したがつて、その工程
中に、煩雑な操作が必要で無く、化粧紙を効率良
く製造し得る。
また、本発明の化粧紙の製造方法は、その工程
中に、溶剤を乾燥させる工程や、含浸用紙に含浸
されているコーテイング剤中の硬化性組成物を硬
化させるための熱エネルギーを消費する工程を必
要としないため、安価な化粧紙を供給し得る。
中に、溶剤を乾燥させる工程や、含浸用紙に含浸
されているコーテイング剤中の硬化性組成物を硬
化させるための熱エネルギーを消費する工程を必
要としないため、安価な化粧紙を供給し得る。
「実施例」
以下、本発明の化粧紙の製造方法の具体的な構
成と、得られた化粧紙の性質とを、実施例をもつ
て説明する。
成と、得られた化粧紙の性質とを、実施例をもつ
て説明する。
実施例 1
坪量55g/m2のチタン紙の片面にグラビア印刷
による木目柄の絵柄印刷を付した含浸用紙を得
た。
による木目柄の絵柄印刷を付した含浸用紙を得
た。
次いで、この絵柄印刷面に、下記の組成〔A〕
による含浸剤を50g/m2の割合にミヤバーコート
法によつて塗布し、含浸用紙の全体に対して略均
一に含浸させた。
による含浸剤を50g/m2の割合にミヤバーコート
法によつて塗布し、含浸用紙の全体に対して略均
一に含浸させた。
組成 〔A〕
(1) アクリレートオリゴマー[諸星インキ(株)]
……60重量部 (2) 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート
[日本化薬(株)] ……40重量部 粘度:1ポイズ(25℃) 次いで、前記含浸剤の塗布面から、酸素濃度
300ppm以下の窒素雰囲気中にて、175KVに加速
されている電子線の5Mradの照射を1回だけ行
なうことにより、目的の化粧紙を得た。
……60重量部 (2) 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート
[日本化薬(株)] ……40重量部 粘度:1ポイズ(25℃) 次いで、前記含浸剤の塗布面から、酸素濃度
300ppm以下の窒素雰囲気中にて、175KVに加速
されている電子線の5Mradの照射を1回だけ行
なうことにより、目的の化粧紙を得た。
得られた化粧紙の表面硬度は鉛筆硬度の4H以
上であり、耐薬品性、耐溶剤性、耐汚染性に優れ
ていた。
上であり、耐薬品性、耐溶剤性、耐汚染性に優れ
ていた。
また、この化粧紙をパーテイクルボードにウレ
タン系接着剤で貼着したところ、積層板に必要と
されるに十分な接着強度が得られた。
タン系接着剤で貼着したところ、積層板に必要と
されるに十分な接着強度が得られた。
実施例 2
実施例1で利用したものと同一の木目柄の絵柄
印刷を有するチタン紙からなる含浸用紙の絵柄印
刷面に、下記の組成[B]による含浸剤を30g/
m2の割合にフアウンテンコート法によつて塗布
し、含浸用紙の全体に対して略均一に含浸させ
た。
印刷を有するチタン紙からなる含浸用紙の絵柄印
刷面に、下記の組成[B]による含浸剤を30g/
m2の割合にフアウンテンコート法によつて塗布
し、含浸用紙の全体に対して略均一に含浸させ
た。
組成 〔B〕
(1) 分子中にエチレン性二重結合を有するプレポ
リマー ……20重量部 (2) ポリチオール ……80重量部 粘度:3.4ポイズ(25℃) 次いで、前記含浸剤の塗布面から、酸素濃度
300ppm以下の窒素雰囲気中にて、175KVに加速
されている電子線による3Mradの照射を1回だ
け行なうことにより、目的の化粧紙を得た。
リマー ……20重量部 (2) ポリチオール ……80重量部 粘度:3.4ポイズ(25℃) 次いで、前記含浸剤の塗布面から、酸素濃度
300ppm以下の窒素雰囲気中にて、175KVに加速
されている電子線による3Mradの照射を1回だ
け行なうことにより、目的の化粧紙を得た。
得られた化粧紙の表面硬度は鉛筆硬度の2H以
上であり、耐薬品性、耐溶剤性、耐汚染性に優れ
ていた。
上であり、耐薬品性、耐溶剤性、耐汚染性に優れ
ていた。
また、この化粧紙をパーテイクルボードにウレ
タン系接着剤で貼着したところ、積層板に必要と
されるに十分な接着強度が得られた。
タン系接着剤で貼着したところ、積層板に必要と
されるに十分な接着強度が得られた。
「効果」
本発明の化粧紙の製造方法においては、坪量20
〜300g/m2の浸透性の良好な紙を含浸用紙とし
て利用し、分子中にエチレン性二重結合を有する
プレポリマーもしくはオリゴマー5重量%以上と
分子中にエチレン性二重結合を有する多官能性モ
ノマー及び/又はポリチオール95重量%以下とに
よる電子線硬化性混合物を含有する100ポイズ
(25℃)以下の含浸剤を、5〜150g/m2の割合で
含浸させ、かつ、加速電圧100〜300KVの電子線
を0.5〜30Mradの線量で照射する等の構成を組み
合わせて利用することにより、含浸用紙に対して
は、電子線硬化性混合物を含有する含浸剤を含浸
用紙の裏面に至るまで略均一に含浸させることが
でき、また、含浸用紙中に含浸、保持させてある
電子線硬化性混合物を、通常利用されている自己
遮蔽型電子線加速装置による1回だけの電子線の
照射により、含浸用紙の裏面側に位置する電子線
硬化性混合物までも完全に硬化させ得る電子線照
射適性とを満足する。
〜300g/m2の浸透性の良好な紙を含浸用紙とし
て利用し、分子中にエチレン性二重結合を有する
プレポリマーもしくはオリゴマー5重量%以上と
分子中にエチレン性二重結合を有する多官能性モ
ノマー及び/又はポリチオール95重量%以下とに
よる電子線硬化性混合物を含有する100ポイズ
(25℃)以下の含浸剤を、5〜150g/m2の割合で
含浸させ、かつ、加速電圧100〜300KVの電子線
を0.5〜30Mradの線量で照射する等の構成を組み
合わせて利用することにより、含浸用紙に対して
は、電子線硬化性混合物を含有する含浸剤を含浸
用紙の裏面に至るまで略均一に含浸させることが
でき、また、含浸用紙中に含浸、保持させてある
電子線硬化性混合物を、通常利用されている自己
遮蔽型電子線加速装置による1回だけの電子線の
照射により、含浸用紙の裏面側に位置する電子線
硬化性混合物までも完全に硬化させ得る電子線照
射適性とを満足する。
したがつて、本発明の化粧紙の製造方法におい
ては、1回の電子線の照射により、表面硬度、耐
溶剤性、耐熱性等の物性を十分に満足する化粧紙
が、効率の良い製造条件にて得られる。
ては、1回の電子線の照射により、表面硬度、耐
溶剤性、耐熱性等の物性を十分に満足する化粧紙
が、効率の良い製造条件にて得られる。
図は、本発明の化粧紙の製造方法によつて得ら
れた化粧紙の1例を模型的に示す断面図である。 1……化粧紙、2……坪量20〜300g/m2の浸
透性の良好な紙による含浸用紙、3……電子線に
よつて硬化された樹脂、M……絵柄模様。
れた化粧紙の1例を模型的に示す断面図である。 1……化粧紙、2……坪量20〜300g/m2の浸
透性の良好な紙による含浸用紙、3……電子線に
よつて硬化された樹脂、M……絵柄模様。
Claims (1)
- 1 片面に絵柄印刷が付されている坪量20〜
300g/m2の浸透性の良好な紙に対して、分子中
にエチレン性二重結合を有するプレポリマーもし
くはオリゴマー5重量%以上と分子中にエチレン
性二重結合を有する多官能性モノマー及び/又は
ポリチオール95重量%以下とによる電子線硬化性
混合物を含有する100ポイズ(25℃)以下の含浸
剤を、5〜150g/m2の割合で含浸させた後、加
速電圧100〜300KVの電子線を1回だけ照射する
ことによつて0.5〜30Mradの電子線量を照射し、
含浸されている電子線硬化性混合物を硬化させる
ことを特徴とする化粧紙の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1966081A JPS57133066A (en) | 1981-02-13 | 1981-02-13 | Decorative paper |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1966081A JPS57133066A (en) | 1981-02-13 | 1981-02-13 | Decorative paper |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57133066A JPS57133066A (en) | 1982-08-17 |
| JPH0422694B2 true JPH0422694B2 (ja) | 1992-04-20 |
Family
ID=12005395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1966081A Granted JPS57133066A (en) | 1981-02-13 | 1981-02-13 | Decorative paper |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57133066A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59112095A (ja) * | 1982-12-15 | 1984-06-28 | 東洋インキ製造株式会社 | 化粧板の製造法 |
| DE3418282A1 (de) * | 1984-05-17 | 1985-11-21 | Hoechst Ag, 6230 Frankfurt | Dekorative platte mit verbesserten oberflaecheneigenschaften |
| JPS62142527U (ja) * | 1986-03-04 | 1987-09-08 | ||
| JPH0661839B2 (ja) * | 1988-12-14 | 1994-08-17 | 凸版印刷株式会社 | 化粧板用エンボス型の製造方法 |
| CN108049246A (zh) * | 2018-01-22 | 2018-05-18 | 中山松德印刷机械有限公司 | 一种生产木纹纸浸渍纸的生产设备 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS555912A (en) * | 1978-06-28 | 1980-01-17 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Half-cured sheet forming material |
-
1981
- 1981-02-13 JP JP1966081A patent/JPS57133066A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57133066A (en) | 1982-08-17 |
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