JPH04228206A - 板ばね製造装置 - Google Patents
板ばね製造装置Info
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- JPH04228206A JPH04228206A JP40794190A JP40794190A JPH04228206A JP H04228206 A JPH04228206 A JP H04228206A JP 40794190 A JP40794190 A JP 40794190A JP 40794190 A JP40794190 A JP 40794190A JP H04228206 A JPH04228206 A JP H04228206A
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims abstract description 62
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21H—MAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
- B21H7/00—Making articles not provided for in the preceding groups, e.g. agricultural tools, dinner forks, knives, spoons
- B21H7/007—Taper rolling, e.g. leaf springs
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の懸架ばね等に
使われる板ばねを製造する装置に関する。
使われる板ばねを製造する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両のサスペンションシステ
ムに使われる鋼製の懸架ばねは軽量化が強く望まれてお
り、様々な軽量化対策が講じられている。例えば板ばね
を高硬度化し、引張り強度を高めることにより高応力で
使用すれば軽量化に役立つ。しかし、高硬度化によって
板ばねの靱性が低下したり、板ばね表面の切欠き感受性
が増大するため、耐久性が下がるおそれがある。これを
回避するために、圧延と焼入れ等の熱処理を組合わせた
加工熱処理を板ばね製造工程中に含ませることにより、
調質を行うことが本発明者らによって研究されている。
ムに使われる鋼製の懸架ばねは軽量化が強く望まれてお
り、様々な軽量化対策が講じられている。例えば板ばね
を高硬度化し、引張り強度を高めることにより高応力で
使用すれば軽量化に役立つ。しかし、高硬度化によって
板ばねの靱性が低下したり、板ばね表面の切欠き感受性
が増大するため、耐久性が下がるおそれがある。これを
回避するために、圧延と焼入れ等の熱処理を組合わせた
加工熱処理を板ばね製造工程中に含ませることにより、
調質を行うことが本発明者らによって研究されている。
【0003】加工熱処理によって調質された板ばねは、
例えば結晶粒が微細化したり組織の方向性が揃う等によ
って強靭化され、高応力化に対応できるものとなる。ま
た、軽量化を図るためには、板ばねの長手方向の応力分
布を均等化できるテ−パ板ばねも有効である。更には、
重ね板ばね装置にあっては板ばね枚数を減らすことも、
軽量化を図る上で有効である。
例えば結晶粒が微細化したり組織の方向性が揃う等によ
って強靭化され、高応力化に対応できるものとなる。ま
た、軽量化を図るためには、板ばねの長手方向の応力分
布を均等化できるテ−パ板ばねも有効である。更には、
重ね板ばね装置にあっては板ばね枚数を減らすことも、
軽量化を図る上で有効である。
【0004】以上のような観点から、最近は、厚みの大
きな板ばね素材を使ってテ−パ板ばねが製造される傾向
にある。しかも前述した加工熱処理効果を得るには、テ
−パ板ばねの長手方向中央部(最大板厚部)も圧延する
必要がある。従って、板ばね素材の長手方向全長を圧延
することによってテ−パ板ばねを得るようにしている。 しかしこの場合は大きな最終圧下率となるため、圧延装
置にもそれなりの対策が必要である。
きな板ばね素材を使ってテ−パ板ばねが製造される傾向
にある。しかも前述した加工熱処理効果を得るには、テ
−パ板ばねの長手方向中央部(最大板厚部)も圧延する
必要がある。従って、板ばね素材の長手方向全長を圧延
することによってテ−パ板ばねを得るようにしている。 しかしこの場合は大きな最終圧下率となるため、圧延装
置にもそれなりの対策が必要である。
【0005】図4は従来のテ−パ板ばね製造装置2の一
例を示している。この従来装置2は板ばね素材1を加熱
する炉3と、素材1の表面の酸化スケ−ルを除去する高
圧水デスケ−ラ4と、素材1の幅方向に配された一対の
エッジロ−ル5(一方のみ図示する)と、圧下量を可変
設定可能な可変ロ−ル6などを備えている。
例を示している。この従来装置2は板ばね素材1を加熱
する炉3と、素材1の表面の酸化スケ−ルを除去する高
圧水デスケ−ラ4と、素材1の幅方向に配された一対の
エッジロ−ル5(一方のみ図示する)と、圧下量を可変
設定可能な可変ロ−ル6などを備えている。
【0006】上記従来装置2を用いた第1の従来方法(
1パスで圧延する方法)は、炉3から出炉した板ばね素
材1を、エッジロ−ル5によって、予め幅広がり分に見
合った板幅パターンに幅寄せをしておく。そののち、可
変ロ−ル6によって厚み方向の圧延を実施し、所定のテ
−パ形状に圧延後、所定長さに切断するようにしている
。図5の(A),(B),(C)は、上述した第1の従
来方法を実施した場合の板ばね素材1の形状変化を模式
的に示している。すなわち、図5(A)に示される形状
の板ばね素材1は、エッジロ−ル5によって図5(B)
の形状に幅寄せが行われ、更に可変ロ−ル6によって図
5(C)に示されるテ−パ形状に仕上げられる。 なお、各図中のaは素材1の側面形状、bは平面形状、
cは正面形状を表わしている。
1パスで圧延する方法)は、炉3から出炉した板ばね素
材1を、エッジロ−ル5によって、予め幅広がり分に見
合った板幅パターンに幅寄せをしておく。そののち、可
変ロ−ル6によって厚み方向の圧延を実施し、所定のテ
−パ形状に圧延後、所定長さに切断するようにしている
。図5の(A),(B),(C)は、上述した第1の従
来方法を実施した場合の板ばね素材1の形状変化を模式
的に示している。すなわち、図5(A)に示される形状
の板ばね素材1は、エッジロ−ル5によって図5(B)
の形状に幅寄せが行われ、更に可変ロ−ル6によって図
5(C)に示されるテ−パ形状に仕上げられる。 なお、各図中のaは素材1の側面形状、bは平面形状、
cは正面形状を表わしている。
【0007】また、上記従来装置2を用いた第2の方法
として、2パスで圧延する方法も考えられる。図6はこ
の第2の従来方法を実施した場合の板ばね素材1の形状
変化を示している。第2の従来方法は、エッジロ−ル5
による幅寄せ工程までは第1の従来方法と同様であり、
素材1が図6(B)に示す形状に幅寄せされるが、その
後に行われる可変ロ−ル6によるテ−パ圧延工程におい
ては、まず、1パス目で、図6(C)に示すように所定
板厚まで平行圧延が行われ、2パス目で素材1の移動方
向が反転し、図6(D)に示すように最終形状へのテ−
パ圧延が行われる。従って第2の従来方法では、板ばね
素材1は可変ロ−ル6を往復することになる。
として、2パスで圧延する方法も考えられる。図6はこ
の第2の従来方法を実施した場合の板ばね素材1の形状
変化を示している。第2の従来方法は、エッジロ−ル5
による幅寄せ工程までは第1の従来方法と同様であり、
素材1が図6(B)に示す形状に幅寄せされるが、その
後に行われる可変ロ−ル6によるテ−パ圧延工程におい
ては、まず、1パス目で、図6(C)に示すように所定
板厚まで平行圧延が行われ、2パス目で素材1の移動方
向が反転し、図6(D)に示すように最終形状へのテ−
パ圧延が行われる。従って第2の従来方法では、板ばね
素材1は可変ロ−ル6を往復することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置2を用い
る第1の従来方法の場合、可変ロ−ル6による1回のパ
スで最終形状に仕上げるため、ロ−ル径や荷重、トルク
を大きくする必要があり、圧延設備全体が大形化し、設
備費が大幅に増大する。また、板ばね素材1の幅広がり
量が大きくなるため、エッジロ−ル5も大形のものを用
いる必要がある。そしてエッジロ−ル5や可変ロ−ル6
の大形化に伴い、圧延装置前後の周辺設備の距離が長く
なるために、短尺材のテ−パ加工が不可能になる。
る第1の従来方法の場合、可変ロ−ル6による1回のパ
スで最終形状に仕上げるため、ロ−ル径や荷重、トルク
を大きくする必要があり、圧延設備全体が大形化し、設
備費が大幅に増大する。また、板ばね素材1の幅広がり
量が大きくなるため、エッジロ−ル5も大形のものを用
いる必要がある。そしてエッジロ−ル5や可変ロ−ル6
の大形化に伴い、圧延装置前後の周辺設備の距離が長く
なるために、短尺材のテ−パ加工が不可能になる。
【0009】一方、前述した第2の従来方法の場合には
、1パス目と2パス目とで可変ロ−ル6を逆転させて最
終製品に仕上げるため、素材1を往復移動させるための
周辺設備やその制御が複雑化し、生産タクトも大幅に低
下する。また、エッジロ−ル5の出口側で圧延を2回実
施するため、素材1の幅広がり量を予測することが困難
となり、最終製品の板幅のばらつきが大きくなるなどの
問題がある。また、加工熱処理を行なう場合には、圧延
後に速やかに焼入れする必要があるため、圧延工程に時
間がかかるこの従来方法は不適である。
、1パス目と2パス目とで可変ロ−ル6を逆転させて最
終製品に仕上げるため、素材1を往復移動させるための
周辺設備やその制御が複雑化し、生産タクトも大幅に低
下する。また、エッジロ−ル5の出口側で圧延を2回実
施するため、素材1の幅広がり量を予測することが困難
となり、最終製品の板幅のばらつきが大きくなるなどの
問題がある。また、加工熱処理を行なう場合には、圧延
後に速やかに焼入れする必要があるため、圧延工程に時
間がかかるこの従来方法は不適である。
【0010】従って本発明の目的は、簡単な構成の付加
によって、テ−パ板ばねの成形を行うことができるとと
もに板ばねの加工熱処理効果も期待できるような板ばね
の製造装置を提供することにある。
によって、テ−パ板ばねの成形を行うことができるとと
もに板ばねの加工熱処理効果も期待できるような板ばね
の製造装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を果たすために
開発された本発明の板ばね製造装置は、加熱された板ば
ね素材を所定の板厚まで平行圧延するフラットロ−ルと
、このフラットロ−ルの出口側に配置されていて上記板
ばね素材の両側縁を板幅方向に圧延することにより所定
の板幅パタ−ンに幅寄せするエッジロ−ルと、圧下量を
調整可能で上記幅寄せされた板ばね素材を厚み方向に圧
延することにより所定のテ−パ形状に成形する可変ロ−
ルとを具備している。
開発された本発明の板ばね製造装置は、加熱された板ば
ね素材を所定の板厚まで平行圧延するフラットロ−ルと
、このフラットロ−ルの出口側に配置されていて上記板
ばね素材の両側縁を板幅方向に圧延することにより所定
の板幅パタ−ンに幅寄せするエッジロ−ルと、圧下量を
調整可能で上記幅寄せされた板ばね素材を厚み方向に圧
延することにより所定のテ−パ形状に成形する可変ロ−
ルとを具備している。
【0012】
【作用】鋼製の板ばね素材は炉によって、例えばオ−ス
テナイト化される温度まで加熱され、出炉後にスケ−ル
が除去されたのち、上記フラットロ−ルによって所定厚
みまで平行圧延される。ここでいう所定厚みとは、上記
可変ロ−ルが咬込むことのできる板厚あるいはテ−パ板
ばねの長手方向中央の平行板厚部(最大板厚部)の厚み
である。フラットロ−ルによって平行圧延された素材は
、エッジロ−ルによって、可変ロ−ルによるテ−パ圧延
時の板幅増加を見込んだ分だけ幅寄せされる。そののち
、可変ロ−ルによって素材が所定のテ−パ形状に1パス
で圧延される。
テナイト化される温度まで加熱され、出炉後にスケ−ル
が除去されたのち、上記フラットロ−ルによって所定厚
みまで平行圧延される。ここでいう所定厚みとは、上記
可変ロ−ルが咬込むことのできる板厚あるいはテ−パ板
ばねの長手方向中央の平行板厚部(最大板厚部)の厚み
である。フラットロ−ルによって平行圧延された素材は
、エッジロ−ルによって、可変ロ−ルによるテ−パ圧延
時の板幅増加を見込んだ分だけ幅寄せされる。そののち
、可変ロ−ルによって素材が所定のテ−パ形状に1パス
で圧延される。
【0013】
【実施例】以下に本発明の第1実施例について、図1な
いし図3を参照して説明する。図1に示される板ばね製
造装置10は、鋼製の板ばね素材1を加熱する加熱炉1
1と、加熱炉11の出口側に、順に、高圧水デスケ−ラ
12と、板ばね素材1の厚み方向に配置された上ロ−ル
13aおよび下ロール13bからなるフラットロ−ル1
3と、板ばね素材1の幅方向両側に配置された一対のエ
ッジロ−ル14(一方のみ図示する)と、板ばね素材1
の厚み方向に配置された上ロ−ル15aおよび下ロ−ル
15bからなる可変ロ−ル15等を備えている。加熱炉
11は、板ばね素材1を加工熱処理可能な温度以上に加
熱することができる。高圧水デスケ−ラ12は、板ばね
素材1の表面の酸化スケ−ルを除去する機能をもってい
る。
いし図3を参照して説明する。図1に示される板ばね製
造装置10は、鋼製の板ばね素材1を加熱する加熱炉1
1と、加熱炉11の出口側に、順に、高圧水デスケ−ラ
12と、板ばね素材1の厚み方向に配置された上ロ−ル
13aおよび下ロール13bからなるフラットロ−ル1
3と、板ばね素材1の幅方向両側に配置された一対のエ
ッジロ−ル14(一方のみ図示する)と、板ばね素材1
の厚み方向に配置された上ロ−ル15aおよび下ロ−ル
15bからなる可変ロ−ル15等を備えている。加熱炉
11は、板ばね素材1を加工熱処理可能な温度以上に加
熱することができる。高圧水デスケ−ラ12は、板ばね
素材1の表面の酸化スケ−ルを除去する機能をもってい
る。
【0014】フラットロ−ル13は、上ロ−ル13aと
下ロ−ル13bとによって板ばね素材1を所定厚み、す
なわち成形すべきテ−パ板ばね1′の長手方向中間部の
最大板厚部18に相当する板厚まで平行圧延を行う。こ
のフラットロ−ル13は、可変ロ−ル15のロ−ル径で
決定される咬込み可能な最大板厚以上の板ばね素材1を
、可変ロ−ル15が咬込むことのできる板厚まで平行圧
延する機能をもっていれば足りる。従って、フラットロ
−ル13のロール径や圧延荷重、圧延トルクは小さくて
よい。エッジロ−ル14の外周部には、板ばね素材1の
左右両側縁(いわゆる丸コバ部)に対応した形状の溝が
全周にわたって設けられている。
下ロ−ル13bとによって板ばね素材1を所定厚み、す
なわち成形すべきテ−パ板ばね1′の長手方向中間部の
最大板厚部18に相当する板厚まで平行圧延を行う。こ
のフラットロ−ル13は、可変ロ−ル15のロ−ル径で
決定される咬込み可能な最大板厚以上の板ばね素材1を
、可変ロ−ル15が咬込むことのできる板厚まで平行圧
延する機能をもっていれば足りる。従って、フラットロ
−ル13のロール径や圧延荷重、圧延トルクは小さくて
よい。エッジロ−ル14の外周部には、板ばね素材1の
左右両側縁(いわゆる丸コバ部)に対応した形状の溝が
全周にわたって設けられている。
【0015】可変ロ−ル15は、圧下量を可変設定可能
な油圧サーボシリンダ等を備えた圧下量可変機構21や
、板ばね素材1の長手方向位置を検出するためのセンサ
22等を備えており、マイクロコンピュ−タ等を用いた
制御部23からの指令に基づいて、板ばね素材1の長手
方向位置に応じて圧下量を逐次変化させることにより、
所望のテ−パ圧延を行うようになっている。可変ロール
15は、フラットロール13が無い場合(例えば図4に
示される従来装置)と比較して、ロール径や圧延荷重、
トルクは小さくてよい。
な油圧サーボシリンダ等を備えた圧下量可変機構21や
、板ばね素材1の長手方向位置を検出するためのセンサ
22等を備えており、マイクロコンピュ−タ等を用いた
制御部23からの指令に基づいて、板ばね素材1の長手
方向位置に応じて圧下量を逐次変化させることにより、
所望のテ−パ圧延を行うようになっている。可変ロール
15は、フラットロール13が無い場合(例えば図4に
示される従来装置)と比較して、ロール径や圧延荷重、
トルクは小さくてよい。
【0016】次に上記構成の板ばね製造装置10の作用
について説明する。図2(A)〜(D)は、この装置1
0を用いて圧延を行った場合の板ばね素材1の形状変化
を示している。各図において、それぞれ、aは側面形状
、bは平面形状、cは正面形状を表している。
について説明する。図2(A)〜(D)は、この装置1
0を用いて圧延を行った場合の板ばね素材1の形状変化
を示している。各図において、それぞれ、aは側面形状
、bは平面形状、cは正面形状を表している。
【0017】板ばね素材1は、炉11において加工熱処
理の可能な温度に加熱された状態で炉11から出炉する
。そしてデスケーラ12によってスケ−ルが除去される
。図2(A)は圧延前の板ばね素材1の形状例を示し、
この板ばね素材1は、小径なフラットロ−ル13によっ
て、図2(B)に示されるように所定の厚みに平行圧延
される。本実施例における所定の厚みとは、最終製品で
あるテ−パ板ばね1′における長手方向中間部の最大板
厚部(平行板厚部)18の厚みをいう。
理の可能な温度に加熱された状態で炉11から出炉する
。そしてデスケーラ12によってスケ−ルが除去される
。図2(A)は圧延前の板ばね素材1の形状例を示し、
この板ばね素材1は、小径なフラットロ−ル13によっ
て、図2(B)に示されるように所定の厚みに平行圧延
される。本実施例における所定の厚みとは、最終製品で
あるテ−パ板ばね1′における長手方向中間部の最大板
厚部(平行板厚部)18の厚みをいう。
【0018】フラットロ−ル13による平行圧延が終了
したのち、エッジロ−ル14によって幅寄せが行われる
。この場合、図2(C)に示されるように、その後に行
われる板厚方向のテーパ圧延による板幅増加分を見越し
たパタ−ンで幅寄せが行われる。
したのち、エッジロ−ル14によって幅寄せが行われる
。この場合、図2(C)に示されるように、その後に行
われる板厚方向のテーパ圧延による板幅増加分を見越し
たパタ−ンで幅寄せが行われる。
【0019】幅寄せされた板ばね素材1は、上記フラッ
トロール13よりも大径な可変ロ−ル15によって、所
定のテ−パ形状に圧延されたのち、所定長さに切断され
、図2(D)に示すような最終製品の板ばね1′が仕上
がる。この可変ロ−ル15においては、位置センサ22
によって検出される板ばね素材1の長手方向位置が追跡
され、この位置信号に基づいて、予め制御部23に記憶
させておいた制御プログラムによって圧下量が制御され
つつ、目的とするテ−パ形状への圧延がなされる。
トロール13よりも大径な可変ロ−ル15によって、所
定のテ−パ形状に圧延されたのち、所定長さに切断され
、図2(D)に示すような最終製品の板ばね1′が仕上
がる。この可変ロ−ル15においては、位置センサ22
によって検出される板ばね素材1の長手方向位置が追跡
され、この位置信号に基づいて、予め制御部23に記憶
させておいた制御プログラムによって圧下量が制御され
つつ、目的とするテ−パ形状への圧延がなされる。
【0020】この可変ロ−ル15では、板ばね1′の長
手方向中間部すなわち最大板厚部18の圧延は実質的に
行われない。しかし最大板厚部18は、前述したフラッ
トロ−ル13によってある程度の減面率で予め平行圧延
されているから、板ばね1′の長手方向全体にわたって
、所望の加工熱処理効果が発揮され、高強度で強靭なテ
−パ板ばね1′が得られる。
手方向中間部すなわち最大板厚部18の圧延は実質的に
行われない。しかし最大板厚部18は、前述したフラッ
トロ−ル13によってある程度の減面率で予め平行圧延
されているから、板ばね1′の長手方向全体にわたって
、所望の加工熱処理効果が発揮され、高強度で強靭なテ
−パ板ばね1′が得られる。
【0021】フラットロール13で圧延される素材1は
、可変ロール15の咬込み可能な最大板厚を上回る板厚
のものだけであり、それ以下の板厚の素材はフラットロ
ール13では実質的な圧延は行われずに下ロール13b
の上を通過させるだけでもよい。従って、フラットロー
ル13の圧下率は例えば15〜20%位で充分であり、
フラットロール13のロール径や圧延荷重、トルクは小
さくてすみ、平行圧延の機能のみを備えていればよいか
ら、小形化が可能である。
、可変ロール15の咬込み可能な最大板厚を上回る板厚
のものだけであり、それ以下の板厚の素材はフラットロ
ール13では実質的な圧延は行われずに下ロール13b
の上を通過させるだけでもよい。従って、フラットロー
ル13の圧下率は例えば15〜20%位で充分であり、
フラットロール13のロール径や圧延荷重、トルクは小
さくてすみ、平行圧延の機能のみを備えていればよいか
ら、小形化が可能である。
【0022】そして本実施例装置10では、フラットロ
ール13によって予め板ばね1′の長手方向中間部の最
大板厚部18の板厚まで平行圧延しておくため、可変ロ
ール15は前述した第1の従来方法の場合よりも小径な
もので充分であり、圧延荷重とトルクも小さくてすむ。 また、前述した第2の従来方法のように素材の移動方向
を反転させるといった余計な動きが無いため、生産タク
トが低下することもない。
ール13によって予め板ばね1′の長手方向中間部の最
大板厚部18の板厚まで平行圧延しておくため、可変ロ
ール15は前述した第1の従来方法の場合よりも小径な
もので充分であり、圧延荷重とトルクも小さくてすむ。 また、前述した第2の従来方法のように素材の移動方向
を反転させるといった余計な動きが無いため、生産タク
トが低下することもない。
【0023】図3に示されるテ−パ板ばね1′をモデル
にして、本実施例の装置10によって圧延した場合と、
前述した従来装置2を用いて第1の従来方法によって圧
延した場合を比較すると、下記に示すように、本実施例
装置10による方が、ロ−ル径や圧延荷重、圧延トルク
が少なくてすむことが確認された。なお、図3のモデル
の寸法の一例は、L1 =L3 =L5 =100mm
、L2 =L4 =400 mm、t1 =32mm、
t2 =16mmであり、素材サイズはt0 =40m
m、板幅は全て100 mmで共通である。従来装置(
図4参照)
にして、本実施例の装置10によって圧延した場合と、
前述した従来装置2を用いて第1の従来方法によって圧
延した場合を比較すると、下記に示すように、本実施例
装置10による方が、ロ−ル径や圧延荷重、圧延トルク
が少なくてすむことが確認された。なお、図3のモデル
の寸法の一例は、L1 =L3 =L5 =100mm
、L2 =L4 =400 mm、t1 =32mm、
t2 =16mmであり、素材サイズはt0 =40m
m、板幅は全て100 mmで共通である。従来装置(
図4参照)
【0024】
エッジロ−ル5 [ロ−ル径210 mm,圧
延荷重42ton ,圧延トルク3.2 ton ] 可変ロ−ル6 [ロ−ル径550 mm,
圧延荷重273ton,圧延トルク21.7ton ] 本実施例装置 フラットロ−ル13[ロ−ル径250 mm]
エッジロ−ル14 [ロ−ル径150 mm,圧延荷
重24ton ,圧延トルク1.4 ton ] 可変ロ−ル15 [ロ−ル径370 mm,
圧延荷重197ton,圧延トルク10.1ton ]
延荷重42ton ,圧延トルク3.2 ton ] 可変ロ−ル6 [ロ−ル径550 mm,
圧延荷重273ton,圧延トルク21.7ton ] 本実施例装置 フラットロ−ル13[ロ−ル径250 mm]
エッジロ−ル14 [ロ−ル径150 mm,圧延荷
重24ton ,圧延トルク1.4 ton ] 可変ロ−ル15 [ロ−ル径370 mm,
圧延荷重197ton,圧延トルク10.1ton ]
【0025】なお、上記板ばね製造装置10は、テ−パ
板ばねを製造する場合に好適であるが、場合によっては
、この板ばね製造装置10を使って長手方向に板厚が等
しい板ばねを製造することも可能である。
板ばねを製造する場合に好適であるが、場合によっては
、この板ばね製造装置10を使って長手方向に板厚が等
しい板ばねを製造することも可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、フラットロールによっ
て予め平行圧延しておくため、可変ロ−ルにおいて1パ
スで板ばね素材を所望のテ−パ形状に正確に圧延するこ
とができ、板厚の薄いものから厚いものまで、同一ライ
ンでテ−パ圧延できる板厚の許容範囲が大きい。また、
エッジロ−ルの信頼性が向上し、装置全体として故障が
極端に減少した。
て予め平行圧延しておくため、可変ロ−ルにおいて1パ
スで板ばね素材を所望のテ−パ形状に正確に圧延するこ
とができ、板厚の薄いものから厚いものまで、同一ライ
ンでテ−パ圧延できる板厚の許容範囲が大きい。また、
エッジロ−ルの信頼性が向上し、装置全体として故障が
極端に減少した。
【0027】そして本発明によれば、従来装置に比べて
ロール径や圧延荷重、トルクが小さくてよいから、圧延
設備を小形化でき、設備費も低く抑えることができる。 また、従来装置を用いた2パス圧延の場合に比べて生産
タクトが短く、加工熱処理を実施する場合に有利である
とともに、生産コストも低くなる。
ロール径や圧延荷重、トルクが小さくてよいから、圧延
設備を小形化でき、設備費も低く抑えることができる。 また、従来装置を用いた2パス圧延の場合に比べて生産
タクトが短く、加工熱処理を実施する場合に有利である
とともに、生産コストも低くなる。
【0028】更には、最終製品であるテ−パ板ばねの板
厚と板幅のばらつきが小さくなり、板曲がり(長手方向
の反りや曲がり)も極端に減少し、エッジロールによる
丸コバ部の曲面が極めて滑らかなものになり、板ばねそ
のものの耐久性が向上した。
厚と板幅のばらつきが小さくなり、板曲がり(長手方向
の反りや曲がり)も極端に減少し、エッジロールによる
丸コバ部の曲面が極めて滑らかなものになり、板ばねそ
のものの耐久性が向上した。
【図1】本発明の一実施例による板ばね製造装置の概略
を示す側面図。
を示す側面図。
【図2】(A)ないし(D)は図1に示された装置を用
いて板ばねを製造する場合の素材の形状変化を工程順に
示す図。
いて板ばねを製造する場合の素材の形状変化を工程順に
示す図。
【図3】テ−パ板ばねの形状モデルを示す側面図。
【図4】従来の板ばね製造装置の概略を示す側面図。
【図5】(A)ないし(C)は第1の従来方法による板
ばね素材の形状変化を工程順に示す図。
ばね素材の形状変化を工程順に示す図。
【図6】(A)ないし(D)は第2の従来方法による板
ばね素材の形状変化を工程順に示す図。
ばね素材の形状変化を工程順に示す図。
1…板ばね素材、1′…テーパ板ばね、10…板ばね製
造装置、11…炉、13…フラットロ−ル、14…エッ
ジロール、15…可変ロール。
造装置、11…炉、13…フラットロ−ル、14…エッ
ジロール、15…可変ロール。
Claims (1)
- 【請求項1】板ばね素材を所定形状に圧延する板ばね製
造装置であって、加熱された板ばね素材を所定の板厚ま
で平行圧延するフラットロ−ルと、このフラットロ−ル
の出口側に配置されていて上記板ばね素材の両側縁を板
幅方向に圧延することにより所定の板幅パタ−ンに幅寄
せするエッジロ−ルと、圧下量を調整可能で上記幅寄せ
された板ばね素材を厚み方向に圧延することにより所定
のテ−パ形状に成形する可変ロ−ルとを具備したことを
特徴とする板ばね製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2407941A JP2665402B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 板ばね製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2407941A JP2665402B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 板ばね製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04228206A true JPH04228206A (ja) | 1992-08-18 |
| JP2665402B2 JP2665402B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=18517459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2407941A Expired - Lifetime JP2665402B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 板ばね製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2665402B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1138432A3 (en) * | 2000-03-25 | 2002-07-31 | Tinsley Bridge Limited | Motor vehicle suspension arm and its manufacturing process |
| JP2002307123A (ja) * | 2001-04-09 | 2002-10-22 | Nippon Metal Ind Co Ltd | ラウンドエッジフラットバー製造方法及びその装置 |
| CN112171191A (zh) * | 2020-09-18 | 2021-01-05 | 河南凯银机械设备科技有限公司 | 汽车板簧短流程加工工艺 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5947617B2 (ja) | 2011-05-19 | 2016-07-06 | 日本放送協会 | 放送通信連携受信装置および不足リソース管理プログラム |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP2407941A patent/JP2665402B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1138432A3 (en) * | 2000-03-25 | 2002-07-31 | Tinsley Bridge Limited | Motor vehicle suspension arm and its manufacturing process |
| JP2002307123A (ja) * | 2001-04-09 | 2002-10-22 | Nippon Metal Ind Co Ltd | ラウンドエッジフラットバー製造方法及びその装置 |
| CN112171191A (zh) * | 2020-09-18 | 2021-01-05 | 河南凯银机械设备科技有限公司 | 汽车板簧短流程加工工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2665402B2 (ja) | 1997-10-22 |
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