JPH04230602A - フェロモン徐放性製剤 - Google Patents
フェロモン徐放性製剤Info
- Publication number
- JPH04230602A JPH04230602A JP2416592A JP41659290A JPH04230602A JP H04230602 A JPH04230602 A JP H04230602A JP 2416592 A JP2416592 A JP 2416592A JP 41659290 A JP41659290 A JP 41659290A JP H04230602 A JPH04230602 A JP H04230602A
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- JP
- Japan
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- pheromone
- release
- sustained release
- sustained
- decomposition accelerator
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフェロモンを収納し、所
定の場所に長期間放置し、フェロモンを一定量ずつ継続
的に揮散させることにより、昆虫の交信を撹乱して、そ
の防除を図るフェロモン徐放性製剤に関するものである
。
定の場所に長期間放置し、フェロモンを一定量ずつ継続
的に揮散させることにより、昆虫の交信を撹乱して、そ
の防除を図るフェロモン徐放性製剤に関するものである
。
【0002】
【従来の技術】最近、殺虫剤に対する害虫の抵抗性や、
農産物に対する残留農薬などの問題から、フェロモンに
よる害虫防除が関心を集め実用化が進められている。フ
ェロモンによる害虫の防除には、防除に必要なフェロモ
ン蒸気量を防除地域内に常に確保するために、徐放性製
剤からのフェロモンの均一かつ長時間の放出制御が必要
である。
農産物に対する残留農薬などの問題から、フェロモンに
よる害虫防除が関心を集め実用化が進められている。フ
ェロモンによる害虫の防除には、防除に必要なフェロモ
ン蒸気量を防除地域内に常に確保するために、徐放性製
剤からのフェロモンの均一かつ長時間の放出制御が必要
である。
【0003】そのための方法が幾つか提案されているが
、その一つが特公昭61−16361号公報に示されて
いる。これは高分子材料からなる細管に揮発性物質を充
填し、さらにその細管に金属線を添付することにより賦
形性を持たせた徐放性製剤である。また、特開平2−4
9702号公報には袋状のフェロモン徐放性製剤が提案
されている。これらはいずれもフェロモンを長期間にわ
たって均一に放出をさせるために、ポリオレフィンやそ
の共重合体、ポリ塩化ビニリデンなどの高分子材料製の
容器にフェロモンを液状のまま充填し、その放出速度を
制御するものである。しかしながら、これらの徐放性製
剤は崩壊性がないために、使用を重ねるにしたがって残
り滓が圃場に残留し、土壌に埋没した物も腐敗せずにそ
のままいつまでも残存することから環境破壊に繋がる欠
点がある。また、これを防ぐために回収するとなると、
そのコストは莫大なものとなる。
、その一つが特公昭61−16361号公報に示されて
いる。これは高分子材料からなる細管に揮発性物質を充
填し、さらにその細管に金属線を添付することにより賦
形性を持たせた徐放性製剤である。また、特開平2−4
9702号公報には袋状のフェロモン徐放性製剤が提案
されている。これらはいずれもフェロモンを長期間にわ
たって均一に放出をさせるために、ポリオレフィンやそ
の共重合体、ポリ塩化ビニリデンなどの高分子材料製の
容器にフェロモンを液状のまま充填し、その放出速度を
制御するものである。しかしながら、これらの徐放性製
剤は崩壊性がないために、使用を重ねるにしたがって残
り滓が圃場に残留し、土壌に埋没した物も腐敗せずにそ
のままいつまでも残存することから環境破壊に繋がる欠
点がある。また、これを防ぐために回収するとなると、
そのコストは莫大なものとなる。
【0004】一方、徐放性製剤を天然崩壊性材料で作る
こともよく知られていて、例えば、特開昭61−413
21号公報には人間や動物に対して薬剤が徐々に効力を
発するようにポリ乳酸などのポリヒドロキシ酸、ポリグ
ルタミン酸などのポリ(α−アミノ酸)といった生物分
解性重合体からなる中空繊維に、フェロモンなどの活性
物質を充填したものが示されている。しかし、このよう
な生物分解性重合体にはフェロモンの放出速度を均一に
制御することが難しい、分解速度が速すぎて長期間の使
用に適さない、フェロモンの種類に対する適応範囲が小
さいなどの問題がある。このように、各種フェロモンを
長期間均一に放出制御した後に、それ自体が劣化分解し
て環境を汚染しないようなフェロモン徐放性製剤は現在
のところ見出されていない。
こともよく知られていて、例えば、特開昭61−413
21号公報には人間や動物に対して薬剤が徐々に効力を
発するようにポリ乳酸などのポリヒドロキシ酸、ポリグ
ルタミン酸などのポリ(α−アミノ酸)といった生物分
解性重合体からなる中空繊維に、フェロモンなどの活性
物質を充填したものが示されている。しかし、このよう
な生物分解性重合体にはフェロモンの放出速度を均一に
制御することが難しい、分解速度が速すぎて長期間の使
用に適さない、フェロモンの種類に対する適応範囲が小
さいなどの問題がある。このように、各種フェロモンを
長期間均一に放出制御した後に、それ自体が劣化分解し
て環境を汚染しないようなフェロモン徐放性製剤は現在
のところ見出されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は各種フェロモンの長期間にわたる放出制御など、
フェロモン徐放性製剤としての機能を損なうことなく天
然崩壊性を持たせたフェロモン徐放性製剤を提供しよう
とするものである。
目的は各種フェロモンの長期間にわたる放出制御など、
フェロモン徐放性製剤としての機能を損なうことなく天
然崩壊性を持たせたフェロモン徐放性製剤を提供しよう
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究の
結果、フェロモンの放出制御性、製剤の取り付け部分や
容器の強度など、フェロモン徐放性製剤の性能を生かし
たままで崩壊性を付与させるためには、フェロモン徐放
性製剤を形成するための高分子材料に分解促進剤を加え
れば上記目的の達成できることを見出し本発明を完成し
た。すなわち、本発明によるフェロモン徐放性製剤は、
フェロモンを収納する高分子材料に、生分解性もしくは
光分解性、またはその混合系からなる分解促進剤を1〜
40重量%添加してなるものとしたことを特徴とするも
のである。
結果、フェロモンの放出制御性、製剤の取り付け部分や
容器の強度など、フェロモン徐放性製剤の性能を生かし
たままで崩壊性を付与させるためには、フェロモン徐放
性製剤を形成するための高分子材料に分解促進剤を加え
れば上記目的の達成できることを見出し本発明を完成し
た。すなわち、本発明によるフェロモン徐放性製剤は、
フェロモンを収納する高分子材料に、生分解性もしくは
光分解性、またはその混合系からなる分解促進剤を1〜
40重量%添加してなるものとしたことを特徴とするも
のである。
【0007】これを説明すると、フェロモン徐放性製剤
を形成するための高分子材料としては、ポリエチレン、
ポリプロピレン、4−メチルペンテン−1などのポリオ
レフィン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミド
、ポリスチレン、ポリカーボネートなど、通常用いられ
る高分子材料なら特に限定されることなく用いることが
できるが、フェロモンの放出制御性、分解促進剤との混
練性、加工性の点でポリエチレンまたはその共重合体が
好ましい。なお、エチレン共重合体については放出速度
や製剤強度の点からエチレン含有率を70%以上のもの
とすることが望ましい。
を形成するための高分子材料としては、ポリエチレン、
ポリプロピレン、4−メチルペンテン−1などのポリオ
レフィン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミド
、ポリスチレン、ポリカーボネートなど、通常用いられ
る高分子材料なら特に限定されることなく用いることが
できるが、フェロモンの放出制御性、分解促進剤との混
練性、加工性の点でポリエチレンまたはその共重合体が
好ましい。なお、エチレン共重合体については放出速度
や製剤強度の点からエチレン含有率を70%以上のもの
とすることが望ましい。
【0008】これら高分子材料に添加する分解促進剤と
しては、現在開発されている天然崩壊性材料のうち、多
くの材料を用いることができる。すなわち、澱粉やセル
ロースなどの多糖類およびその誘導体、ポリε−カプロ
ラクトン、ポリβ−ヒドロキシ酪酸、ポリ乳酸、ポリグ
リコール酸などのポリヒドロキシ酸およびその誘導体ま
たは共重合体、キチンおよびその誘導体、ポリグルタミ
ン酸などのポリα−アミノ酸およびその誘導体または共
重合体など、微生物が分解するような添加剤、さらに、
遷移金属と光活性化剤の配合物やエチレン−一酸化炭素
共重合体など、光により高分子材料を崩壊するような添
加剤を用いることができる。さらに、これらの中でもで
ん粉などの多糖類、ポリε−カプロラクトンなどのポリ
ヒドロキシ酸が高分子材料との混練性、加工性の点から
望ましい。
しては、現在開発されている天然崩壊性材料のうち、多
くの材料を用いることができる。すなわち、澱粉やセル
ロースなどの多糖類およびその誘導体、ポリε−カプロ
ラクトン、ポリβ−ヒドロキシ酪酸、ポリ乳酸、ポリグ
リコール酸などのポリヒドロキシ酸およびその誘導体ま
たは共重合体、キチンおよびその誘導体、ポリグルタミ
ン酸などのポリα−アミノ酸およびその誘導体または共
重合体など、微生物が分解するような添加剤、さらに、
遷移金属と光活性化剤の配合物やエチレン−一酸化炭素
共重合体など、光により高分子材料を崩壊するような添
加剤を用いることができる。さらに、これらの中でもで
ん粉などの多糖類、ポリε−カプロラクトンなどのポリ
ヒドロキシ酸が高分子材料との混練性、加工性の点から
望ましい。
【0009】分解促進剤の添加量としては、高分子材料
や分解促進剤の種類、劣化速度、使用環境などにより様
々であるが、フェロモン徐放性製剤は各種フェロモンを
長期間均一に放出制御させた後に分解することが必要で
あり、そのためには分解促進剤の添加量を1〜40重量
%とすることが必要である。劣化速度は高分子材料の厚
みにも大きく依存することから、フィルムのような肉厚
の薄いものでは分解促進剤の添加量は少なくてもよいが
、1重量%以下の添加量では分解速度が遅くなり過ぎ、
本発明の目的を達成することができない。また、製剤の
取付け部分など強度を必要とするところは、肉厚の厚い
ことから添加量を多くしなければならないが、添加量を
40重量%以上とすると分解速度が速くなり過ぎ、製剤
としての使用期間に影響を及ぼしたり、加工条件やフェ
ロモンの放出速度に大きな変化を生じてしまうため好ま
しくない。さらに望ましくは、フェロモンの放出制御性
、加工性などの点から、添加量は2〜30重量%がよい
。
や分解促進剤の種類、劣化速度、使用環境などにより様
々であるが、フェロモン徐放性製剤は各種フェロモンを
長期間均一に放出制御させた後に分解することが必要で
あり、そのためには分解促進剤の添加量を1〜40重量
%とすることが必要である。劣化速度は高分子材料の厚
みにも大きく依存することから、フィルムのような肉厚
の薄いものでは分解促進剤の添加量は少なくてもよいが
、1重量%以下の添加量では分解速度が遅くなり過ぎ、
本発明の目的を達成することができない。また、製剤の
取付け部分など強度を必要とするところは、肉厚の厚い
ことから添加量を多くしなければならないが、添加量を
40重量%以上とすると分解速度が速くなり過ぎ、製剤
としての使用期間に影響を及ぼしたり、加工条件やフェ
ロモンの放出速度に大きな変化を生じてしまうため好ま
しくない。さらに望ましくは、フェロモンの放出制御性
、加工性などの点から、添加量は2〜30重量%がよい
。
【0010】一方、フェロモンの安定性を向上させるた
めの各種安定剤、高分子材料の強度を向上させるための
充填剤などの添加については、これを妨げるものではな
い。フェロモン徐放性製剤の形状としては特に限定され
るものではなく、チューブ状、袋状、マイクロカプセル
、ビーズ状、ボトル状、テープ状、ファイバー状、ステ
ィック状など、どのような形態のものでもよい。
めの各種安定剤、高分子材料の強度を向上させるための
充填剤などの添加については、これを妨げるものではな
い。フェロモン徐放性製剤の形状としては特に限定され
るものではなく、チューブ状、袋状、マイクロカプセル
、ビーズ状、ボトル状、テープ状、ファイバー状、ステ
ィック状など、どのような形態のものでもよい。
【0011】
【実施例】つぎに、本発明の具体的態様を実施例および
比較例によって説明するが、本発明はこれら実施例の記
載に限定されるものではない。 実施例1 生物分解性と光分解性とを兼ね備えたでん粉を主成分と
する分解促進剤であるエコスタープラス(萩原工業社製
)を表1に示す各種高分子材料に10重量%添加し、T
ダイ押出し成形により厚み0.5mmのシ−トを作成し
た。さらに、このシ−トを耐候性試験機にて15日間暴
露し、加速劣化試験を行った後、引張り伸び残存率を測
定し、この結果を表1に併記した。
比較例によって説明するが、本発明はこれら実施例の記
載に限定されるものではない。 実施例1 生物分解性と光分解性とを兼ね備えたでん粉を主成分と
する分解促進剤であるエコスタープラス(萩原工業社製
)を表1に示す各種高分子材料に10重量%添加し、T
ダイ押出し成形により厚み0.5mmのシ−トを作成し
た。さらに、このシ−トを耐候性試験機にて15日間暴
露し、加速劣化試験を行った後、引張り伸び残存率を測
定し、この結果を表1に併記した。
【0012】
【表1】
【0013】これより、ポリエチレンおよびその共重合
体が分解促進剤との混練の均一性、加工性の点で良好で
あった。さらに耐候性のよい高密度ポリエチレンについ
て分解促進剤の添加により顕著な劣化促進がなされた。
体が分解促進剤との混練の均一性、加工性の点で良好で
あった。さらに耐候性のよい高密度ポリエチレンについ
て分解促進剤の添加により顕著な劣化促進がなされた。
【0014】実施例2
高密度ポリエチレンに澱粉を主成分とする分解促進剤で
あるエコスター(同前)を12重量%添加し、押出成形
により平均内径0.9mm、肉厚0.3mmのチューブ
を作製した。このチューブを20cmの長さに切断し、
これにワタアカミムシの性フェロモンである7,11−
ヘキサデカジエニルアセテートを80mg充填した後、
屋外に2ヶ月放置して重量減少を測定することにより放
出速度の測定を行った。この時の平均の放出速度は0.
9mg/日であり、分解促進剤を添加する前と同等の値
を示した。さらに、放出試験終了後、このチューブを通
気条件下の活性汚泥に4ヶ月間浸漬したところ、チュー
ブは微生物による分解を受け、手で容易に分断できるほ
どに劣化していた。
あるエコスター(同前)を12重量%添加し、押出成形
により平均内径0.9mm、肉厚0.3mmのチューブ
を作製した。このチューブを20cmの長さに切断し、
これにワタアカミムシの性フェロモンである7,11−
ヘキサデカジエニルアセテートを80mg充填した後、
屋外に2ヶ月放置して重量減少を測定することにより放
出速度の測定を行った。この時の平均の放出速度は0.
9mg/日であり、分解促進剤を添加する前と同等の値
を示した。さらに、放出試験終了後、このチューブを通
気条件下の活性汚泥に4ヶ月間浸漬したところ、チュー
ブは微生物による分解を受け、手で容易に分断できるほ
どに劣化していた。
【0015】比較例1
分解促進剤であるエコスターを添加しなかったほかは実
施例1と同様にして高密度ポリエチレンのチューブを作
製し、同様に7,11−ヘキサデカジエニルアセテート
の放出速度を測定した。2ヶ月間の平均の放出速度は0
.9mg/日であった。さらに、このチューブを実施例
2と同様に4ヶ月間、通気条件下の活性汚泥に浸漬した
ところチューブの劣化は見られず、強度も充分なもので
あり、手で分断することはできなかった。
施例1と同様にして高密度ポリエチレンのチューブを作
製し、同様に7,11−ヘキサデカジエニルアセテート
の放出速度を測定した。2ヶ月間の平均の放出速度は0
.9mg/日であった。さらに、このチューブを実施例
2と同様に4ヶ月間、通気条件下の活性汚泥に浸漬した
ところチューブの劣化は見られず、強度も充分なもので
あり、手で分断することはできなかった。
【0016】実施例3
酢酸ビニル含有率が6%のエチレン−酢酸ビニル共重合
体に、生物分解性と光分解性を兼ね備えた分解促進剤で
あるエコスタープラスを20重量%添加し、押出成形に
より平均内径1.0mm、肉厚0.5mmのチューブを
作製した。このチューブを20cmの長さとし、これに
コドリンドガの性フェロモンである8,10−ドデカジ
エニルアルコールを160mg充填した。これを樹木に
4ヶ月間取付けて放置し平均の放出速度を測定したとこ
ろ、1.9mg/日であった。さらに、このチューブを
1年間放置したところ劣化のため自然落下をした。
体に、生物分解性と光分解性を兼ね備えた分解促進剤で
あるエコスタープラスを20重量%添加し、押出成形に
より平均内径1.0mm、肉厚0.5mmのチューブを
作製した。このチューブを20cmの長さとし、これに
コドリンドガの性フェロモンである8,10−ドデカジ
エニルアルコールを160mg充填した。これを樹木に
4ヶ月間取付けて放置し平均の放出速度を測定したとこ
ろ、1.9mg/日であった。さらに、このチューブを
1年間放置したところ劣化のため自然落下をした。
【0017】比較例2
分解促進剤であるエコスタープラスを添加しなかったほ
かは実施例3と同様にして酢酸ビニル含有率が6%のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体チューブを作製した。これ
に8,10−ドデカジエニルアルコールを160mg充
填し、実施例3と同様に屋外に2ヶ月間放置して平均放
出速度を測定したところ、2.1mg/日であった。さ
らに、このチューブを1年間放置したところ殆ど劣化は
見られず、そのまま残存していた。
かは実施例3と同様にして酢酸ビニル含有率が6%のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体チューブを作製した。これ
に8,10−ドデカジエニルアルコールを160mg充
填し、実施例3と同様に屋外に2ヶ月間放置して平均放
出速度を測定したところ、2.1mg/日であった。さ
らに、このチューブを1年間放置したところ殆ど劣化は
見られず、そのまま残存していた。
【0018】比較例3
分解促進剤であるエコスタ−プラスを45重量%添加し
たほかは実施例3と同様にして酢酸ビニル含有率が6%
のエチレン−酢酸ビニル共重合体チュ−ブを作成した。 これに8,10−ドデカジエニルアルコ−ルを160m
g充填し、実施例3と同様に屋外に放置したところ、2
ヵ月でひび割れなどの劣化が起こり、フェロモンが漏れ
るなど長期放出制御に適さないものであった。
たほかは実施例3と同様にして酢酸ビニル含有率が6%
のエチレン−酢酸ビニル共重合体チュ−ブを作成した。 これに8,10−ドデカジエニルアルコ−ルを160m
g充填し、実施例3と同様に屋外に放置したところ、2
ヵ月でひび割れなどの劣化が起こり、フェロモンが漏れ
るなど長期放出制御に適さないものであった。
【0019】実施例4および5、比較例4分解促進剤A
を2重量%添加したエチレン−ビニルアルコ−ルフィル
ム10μmの片面に、分解促進剤Aを10重量%添加し
た低密度ポリエチレンフィルム50μmを張り合わせ、
このフィルムの四辺を放出面積が15cm2となるよう
にシ−ルすると同時にチャハマキの性フェロモンである
11−テトラデセニルアセテート160mgを充填した
。さらに、この袋状フェロモン徐放性製剤の取り付け用
フックとして、分解促進剤Bを35重量%含有する厚み
0.5mmの高密度ポリエチレンを取り付け、1年間屋
外に放置した。また、この袋状製剤を通気条件下の活性
汚泥に4ヶ月間浸漬し劣化させた。以上の結果を表2に
示した。
を2重量%添加したエチレン−ビニルアルコ−ルフィル
ム10μmの片面に、分解促進剤Aを10重量%添加し
た低密度ポリエチレンフィルム50μmを張り合わせ、
このフィルムの四辺を放出面積が15cm2となるよう
にシ−ルすると同時にチャハマキの性フェロモンである
11−テトラデセニルアセテート160mgを充填した
。さらに、この袋状フェロモン徐放性製剤の取り付け用
フックとして、分解促進剤Bを35重量%含有する厚み
0.5mmの高密度ポリエチレンを取り付け、1年間屋
外に放置した。また、この袋状製剤を通気条件下の活性
汚泥に4ヶ月間浸漬し劣化させた。以上の結果を表2に
示した。
【0020】
【表2】
【0021】
【発明の効果】本発明のフェロモン徐放性製剤によれば
、徐放性製剤としての使用期間を過ぎた後に、光や微生
物などにより分解され、製剤としての形状を残さないこ
とから回収をする必要がなく、また環境への影響も少な
いものである。また、現在実用化されているフェロモン
徐放性製剤の放出制御のための素材に容易に天然崩壊性
を付与させることができることから、その工業的価値は
極めて大である。
、徐放性製剤としての使用期間を過ぎた後に、光や微生
物などにより分解され、製剤としての形状を残さないこ
とから回収をする必要がなく、また環境への影響も少な
いものである。また、現在実用化されているフェロモン
徐放性製剤の放出制御のための素材に容易に天然崩壊性
を付与させることができることから、その工業的価値は
極めて大である。
Claims (1)
- 【請求項1】フェロモンを収納する高分子材料に、生分
解性もしくは光分解性、またはその混合系からなる分解
促進剤を1〜40重量%添加してなるフェロモン徐放性
製剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2416592A JP3047925B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | フェロモン徐放性製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2416592A JP3047925B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | フェロモン徐放性製剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04230602A true JPH04230602A (ja) | 1992-08-19 |
| JP3047925B2 JP3047925B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=18524808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2416592A Expired - Fee Related JP3047925B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | フェロモン徐放性製剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3047925B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0816430A3 (en) * | 1996-06-28 | 2001-03-07 | Research Association For Biotechnology Of Agricultural Chemicals | Biodegradable sustained-release preparation, biodegradable pheromone dispenser and biodegradable pest controlling agent |
| WO2001026462A1 (en) * | 1999-10-12 | 2001-04-19 | Isagro S.P.A. | Biodegradable pheromone dispensing devices |
| JP2002363003A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-18 | Hokko Chem Ind Co Ltd | 徐放性農薬粒剤およびその施用方法 |
| CN102926217A (zh) * | 2012-12-03 | 2013-02-13 | 上海洋帆实业有限公司 | 一种光-生物可降解丙纶纤维及其制备方法 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP2416592A patent/JP3047925B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0816430A3 (en) * | 1996-06-28 | 2001-03-07 | Research Association For Biotechnology Of Agricultural Chemicals | Biodegradable sustained-release preparation, biodegradable pheromone dispenser and biodegradable pest controlling agent |
| US6419943B1 (en) | 1996-06-28 | 2002-07-16 | Research Association For Biotechnology Of Agricultural Chemicals | Biodegradable sustained-release preparation, biodegradable pheromone dispenser and biodegradable pest controlling agent |
| EP1493332A1 (en) * | 1996-06-28 | 2005-01-05 | Research Association For Biotechnology Of Agricultural Chemicals | Biodegradeable sustained release pest controlling agent |
| WO2001026462A1 (en) * | 1999-10-12 | 2001-04-19 | Isagro S.P.A. | Biodegradable pheromone dispensing devices |
| JP2002363003A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-18 | Hokko Chem Ind Co Ltd | 徐放性農薬粒剤およびその施用方法 |
| CN102926217A (zh) * | 2012-12-03 | 2013-02-13 | 上海洋帆实业有限公司 | 一种光-生物可降解丙纶纤维及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3047925B2 (ja) | 2000-06-05 |
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