JPH04230714A - 難燃性防水組成物およびそれを充填した光ファイバケーブルまたは通信用金属導体ケーブル - Google Patents
難燃性防水組成物およびそれを充填した光ファイバケーブルまたは通信用金属導体ケーブルInfo
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- JPH04230714A JPH04230714A JP3096974A JP9697491A JPH04230714A JP H04230714 A JPH04230714 A JP H04230714A JP 3096974 A JP3096974 A JP 3096974A JP 9697491 A JP9697491 A JP 9697491A JP H04230714 A JPH04230714 A JP H04230714A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、難燃性防水組成物とそ
れを用いた光ファイバケーブルまたは通信用金属導体ケ
ーブルに関する。
れを用いた光ファイバケーブルまたは通信用金属導体ケ
ーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバケーブルにおいては、その火
災防止や水の浸入に基づく伝送ロスの増加防止のために
、また通信用金属導体ケーブルの場合は、同じく火災防
止や水の浸入に基づく混練などの防止のために、いずれ
も、様々な難燃化対策と防水化対策が立てられている。
災防止や水の浸入に基づく伝送ロスの増加防止のために
、また通信用金属導体ケーブルの場合は、同じく火災防
止や水の浸入に基づく混練などの防止のために、いずれ
も、様々な難燃化対策と防水化対策が立てられている。
【0003】それら対策のうち、オイル成分に難燃剤を
混和してジェリー混和物とし、この混和物をケーブル内
に充填することにより光ファイバや金属導体を封入して
ケーブル全体としての難燃性と防水性を発現させること
が行なわれている。
混和してジェリー混和物とし、この混和物をケーブル内
に充填することにより光ファイバや金属導体を封入して
ケーブル全体としての難燃性と防水性を発現させること
が行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなジェリー混
和物としては、シリコーン系オイルに白金または白金系
化合物を添加したものがある。しかしこの混和物は、白
金が非常に高価であり、製造コストが高くなるという問
題がある。また、パラフィン系オイルにハロゲン系難燃
剤を添加したジェリー混和物がある。しかし、この混和
物は、燃焼時に有害ガスを発生するという問題がある。
和物としては、シリコーン系オイルに白金または白金系
化合物を添加したものがある。しかしこの混和物は、白
金が非常に高価であり、製造コストが高くなるという問
題がある。また、パラフィン系オイルにハロゲン系難燃
剤を添加したジェリー混和物がある。しかし、この混和
物は、燃焼時に有害ガスを発生するという問題がある。
【0005】その他、オイルに水酸化マグネシウムを配
合したジェリー混和物がある。しかし、この混和物の難
燃性を実用上満足できるまで高めるためには多量の水酸
化マグネシウムを配合することが必要であるが、その場
合には混和物の粘度が高くなりすぎてケーブル内への充
填作業が困難となる。本発明は、従来のジェリー混和物
における上記した問題を解決し、難燃性や防水性が優れ
ていることは勿論、安価であり、燃焼時においても有害
ガスを発生することがない難燃性防水組成物と、それを
用いた光ファイバケーブルおよび通信用金属導体ケーブ
ルの提供を目的とする。
合したジェリー混和物がある。しかし、この混和物の難
燃性を実用上満足できるまで高めるためには多量の水酸
化マグネシウムを配合することが必要であるが、その場
合には混和物の粘度が高くなりすぎてケーブル内への充
填作業が困難となる。本発明は、従来のジェリー混和物
における上記した問題を解決し、難燃性や防水性が優れ
ていることは勿論、安価であり、燃焼時においても有害
ガスを発生することがない難燃性防水組成物と、それを
用いた光ファイバケーブルおよび通信用金属導体ケーブ
ルの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、オイル成分100重量部、
ハンタイト粉末40〜80重量%とハイドロマグネサイ
ト粉末20〜60重量%とを含む混合粉末20〜400
重量部から成るジェリー混和物であることを特徴とする
難燃性防水組成物(以下、第1組成物という)、オイル
成分100重量部、ハンタイト粉末20〜40重量%と
ハイドロマグネサイト粉末10〜30重量%と水酸化マ
グネシウム粉末30〜70重量%とを含む混合粉末20
〜400重量部から成るジェリー混和物であることを特
徴とする難燃性防水組成物(以下、第2組成物という)
、およびオイル成分100重量部、ならびに前記第1お
よび/または第2組成物における混合粉末の全体を表面
処理剤で処理した処理粉末20〜400重量部のジェリ
ー混和物であることを特徴とする難燃性防水組成物(以
下、第3組成物という)が提供され、1本または複数の
光ファイバ心線が配設されたコアと、前記コアの外側に
順次形成された押え巻き層とシース層とを有する光ファ
イバケーブルにおいて、前記光ファイバ心線が、前記第
1〜第3組成物のいずれかによって封入され、少なくと
も前記シース層が非ハロゲン系難燃性樹脂組成物から形
成されていることを特徴とする難燃性防水型光ファイバ
ケーブル、また、1本または複数本の金属導体の外側に
順次形成された押え巻き層と金属層とシース層とを有す
る通信用金属導体ケーブルにおいて、前記金属導体が、
前記第1〜第3組成物のいずれかによって封入され、少
なくとも前記シース層が非ハロゲン系難燃性樹脂組成物
で形成されていることを特徴とする難燃性防水型通信金
属導体ケーブルが提供される。
ために、本発明においては、オイル成分100重量部、
ハンタイト粉末40〜80重量%とハイドロマグネサイ
ト粉末20〜60重量%とを含む混合粉末20〜400
重量部から成るジェリー混和物であることを特徴とする
難燃性防水組成物(以下、第1組成物という)、オイル
成分100重量部、ハンタイト粉末20〜40重量%と
ハイドロマグネサイト粉末10〜30重量%と水酸化マ
グネシウム粉末30〜70重量%とを含む混合粉末20
〜400重量部から成るジェリー混和物であることを特
徴とする難燃性防水組成物(以下、第2組成物という)
、およびオイル成分100重量部、ならびに前記第1お
よび/または第2組成物における混合粉末の全体を表面
処理剤で処理した処理粉末20〜400重量部のジェリ
ー混和物であることを特徴とする難燃性防水組成物(以
下、第3組成物という)が提供され、1本または複数の
光ファイバ心線が配設されたコアと、前記コアの外側に
順次形成された押え巻き層とシース層とを有する光ファ
イバケーブルにおいて、前記光ファイバ心線が、前記第
1〜第3組成物のいずれかによって封入され、少なくと
も前記シース層が非ハロゲン系難燃性樹脂組成物から形
成されていることを特徴とする難燃性防水型光ファイバ
ケーブル、また、1本または複数本の金属導体の外側に
順次形成された押え巻き層と金属層とシース層とを有す
る通信用金属導体ケーブルにおいて、前記金属導体が、
前記第1〜第3組成物のいずれかによって封入され、少
なくとも前記シース層が非ハロゲン系難燃性樹脂組成物
で形成されていることを特徴とする難燃性防水型通信金
属導体ケーブルが提供される。
【0007】まず、本発明において、ケーブル内に充填
して光ファイバや金属導体を封入するジェリー混和物は
、ベース成分となるオイル成分と後述する組成物粉末と
を含有するものである。オイル成分としては、パラフィ
ン系オイル、シリコーン系オイル、エチレンとα−オレ
フィン共重合体のオイルおよびポリブテン系オイルなど
を用いることができる。
して光ファイバや金属導体を封入するジェリー混和物は
、ベース成分となるオイル成分と後述する組成物粉末と
を含有するものである。オイル成分としては、パラフィ
ン系オイル、シリコーン系オイル、エチレンとα−オレ
フィン共重合体のオイルおよびポリブテン系オイルなど
を用いることができる。
【0008】これらのオイル成分は、ケーブル内への充
填作業性や充填後のケーブル内部における保持性等を考
慮し、適宜な粘度に調節することが好ましい。例えば、
シリコーン系オイルの場合には、25℃における粘度が
70〜15,000cStのものが好ましい。このオイ
ル成分に難燃性粉末を混和して、ジェリー混和物である
前記した第1組成物、第2組成物または第3組成物が調
製される。
填作業性や充填後のケーブル内部における保持性等を考
慮し、適宜な粘度に調節することが好ましい。例えば、
シリコーン系オイルの場合には、25℃における粘度が
70〜15,000cStのものが好ましい。このオイ
ル成分に難燃性粉末を混和して、ジェリー混和物である
前記した第1組成物、第2組成物または第3組成物が調
製される。
【0009】まず、第1組成物は、オイル成分に、ハン
タイト粉末とハイドロマグネサイト粉末との混合粉末を
混和したものである。この場合の混合粉末は、酸素指数
が25以上であることが好ましい。ここで、ハンタイト
は、Mg3・Ca(CO3 )4 の式で示される白色
の結晶体である。また、ハイドロマグネサイトは、例え
ば、Mg4 (CO3 )3 ・(OH)2 ・3H2
Oの式またはMg5 (CO3 )4 ・(OH)2
・4H2 Oの式で示されるもので、水菱苦土石とも
呼ばれるものである。
タイト粉末とハイドロマグネサイト粉末との混合粉末を
混和したものである。この場合の混合粉末は、酸素指数
が25以上であることが好ましい。ここで、ハンタイト
は、Mg3・Ca(CO3 )4 の式で示される白色
の結晶体である。また、ハイドロマグネサイトは、例え
ば、Mg4 (CO3 )3 ・(OH)2 ・3H2
Oの式またはMg5 (CO3 )4 ・(OH)2
・4H2 Oの式で示されるもので、水菱苦土石とも
呼ばれるものである。
【0010】混合粉末におけるハンタイト粉末とハイド
ロマグネサイト粉末の混合割合は、ハンタイト粉末が4
0〜80重量%で、ハイドロマグネサイト粉末が20〜
60重量%である。ハンタイト粉末の割合が40重量%
未満の場合は、ジェリー混和物の低温における流動性が
低下し、ハンタイト粉末の割合が80重量%を超える場
合はジェリー混和物の難燃性が低下する。好ましい混合
割合は、ハンタイト粉末が60〜70重量%で、ハイド
ロマグネサイト粉末が40〜30重量%である。
ロマグネサイト粉末の混合割合は、ハンタイト粉末が4
0〜80重量%で、ハイドロマグネサイト粉末が20〜
60重量%である。ハンタイト粉末の割合が40重量%
未満の場合は、ジェリー混和物の低温における流動性が
低下し、ハンタイト粉末の割合が80重量%を超える場
合はジェリー混和物の難燃性が低下する。好ましい混合
割合は、ハンタイト粉末が60〜70重量%で、ハイド
ロマグネサイト粉末が40〜30重量%である。
【0011】この混合粉末には、更に、炭酸マグネシウ
ム、炭酸カルシウムなどの炭酸塩、その他アルミニウム
、鉄、カリウム、ケイ素などを含む無機塩類を混合して
もよく、また、公知の難燃剤、例えば、水酸化アルミニ
ウム、水酸化マグネシウム、ハイドロサルタイト、赤リ
ン、ポリリン酸アンモニウム、カーボンブラックを混合
してもよい。
ム、炭酸カルシウムなどの炭酸塩、その他アルミニウム
、鉄、カリウム、ケイ素などを含む無機塩類を混合して
もよく、また、公知の難燃剤、例えば、水酸化アルミニ
ウム、水酸化マグネシウム、ハイドロサルタイト、赤リ
ン、ポリリン酸アンモニウム、カーボンブラックを混合
してもよい。
【0012】この混合粉末のオイル成分への配合量は、
オイル成分100重量部に対して混合粉末が20〜40
0重量部である。混合粉末の配合量が20重量部未満の
場合は難燃性の低下が認められ、また、400重量部を
超える場合は得られた組成物(ジェリー混合物)の流動
性が低下してケーブルへの充填作業が困難となり、しか
も防水性が低下するからである。
オイル成分100重量部に対して混合粉末が20〜40
0重量部である。混合粉末の配合量が20重量部未満の
場合は難燃性の低下が認められ、また、400重量部を
超える場合は得られた組成物(ジェリー混合物)の流動
性が低下してケーブルへの充填作業が困難となり、しか
も防水性が低下するからである。
【0013】次の第2組成物は、上記した第1組成物に
おける混合粉末に更に水酸化マグネシウム粉末を混合し
、得られたその混合粉末をオイル成分に混和したジェリ
ー混和物である。この第2組成物は前記第1組成物より
も難燃性と防水性を向上させる。第2組成物における混
合粉末は、第1組成物における混合粉末に比べて、その
混合粉末の粒径よりも小さい粒径の水酸化マグネシウム
粉末を含んでいるので、全体として、オイル成分への分
散性が良好で、またオイル成分との分離も起こりずらい
という利点を備えているからである。
おける混合粉末に更に水酸化マグネシウム粉末を混合し
、得られたその混合粉末をオイル成分に混和したジェリ
ー混和物である。この第2組成物は前記第1組成物より
も難燃性と防水性を向上させる。第2組成物における混
合粉末は、第1組成物における混合粉末に比べて、その
混合粉末の粒径よりも小さい粒径の水酸化マグネシウム
粉末を含んでいるので、全体として、オイル成分への分
散性が良好で、またオイル成分との分離も起こりずらい
という利点を備えているからである。
【0014】この混合粉末における各粉末の混合割合は
、ハンタイト粉末20〜40重量%、ハイドロマグネサ
イト粉末10〜30重量%、水酸化マグネシウム粉末3
0〜70重量%に設定される。ここで、水酸化マグネシ
ウム粉末の混合量が30重量%未満の場合は、混和され
た組成物(ジェリー混和物)の低温下における流動性が
前記した第1の組成物より向上せず、更に、オイル成分
との分散性も向上しなくなり、また、70重量%を超え
ると、混和された組成物の難燃性が低下するようになり
、そしてこの難燃性を前記した第1組成物の難燃性と同
等にすると、流動性の低下が引き起こされてケーブルへ
の重点作業性が悪くなるからである。
、ハンタイト粉末20〜40重量%、ハイドロマグネサ
イト粉末10〜30重量%、水酸化マグネシウム粉末3
0〜70重量%に設定される。ここで、水酸化マグネシ
ウム粉末の混合量が30重量%未満の場合は、混和され
た組成物(ジェリー混和物)の低温下における流動性が
前記した第1の組成物より向上せず、更に、オイル成分
との分散性も向上しなくなり、また、70重量%を超え
ると、混和された組成物の難燃性が低下するようになり
、そしてこの難燃性を前記した第1組成物の難燃性と同
等にすると、流動性の低下が引き起こされてケーブルへ
の重点作業性が悪くなるからである。
【0015】そして、この混合粉末において、残りの必
須成分はハンタイト粉末とハイドロマグネシウム粉末の
混合粉末になるが、この場合のハンタイト粉末とハイド
ロマグネサイト粉末との混合割合は、前記した第1組成
物における混合粉末の場合と同じ理由によって、両者の
間では、それぞれ、40〜80重量%,20〜60重量
%となるように調整される。
須成分はハンタイト粉末とハイドロマグネシウム粉末の
混合粉末になるが、この場合のハンタイト粉末とハイド
ロマグネサイト粉末との混合割合は、前記した第1組成
物における混合粉末の場合と同じ理由によって、両者の
間では、それぞれ、40〜80重量%,20〜60重量
%となるように調整される。
【0016】上記した混合粉末のオイル成分への配合量
は、前記した第1組成物の場合と同じ理由によって、オ
イル成分100重量部に対し20〜400重量部に設定
される。第3組成物は、前記した第1組成物または第2
組成物の調製に用いる各混合粉末の全体に、予め、表面
処理剤で表面処理を施し、得られた処理粉末をオイル成
分に配合したジェリー混和物である。
は、前記した第1組成物の場合と同じ理由によって、オ
イル成分100重量部に対し20〜400重量部に設定
される。第3組成物は、前記した第1組成物または第2
組成物の調製に用いる各混合粉末の全体に、予め、表面
処理剤で表面処理を施し、得られた処理粉末をオイル成
分に配合したジェリー混和物である。
【0017】この第3組成物においては、前記処理粉末
のオイル成分への分散性が前記第2組成物の混合粉末の
場合よりも格段に向上し、オイル成分との分離も起こら
ず、ケーブルに充填したときに、全体の難燃性と防水性
を顕著に高めることができる。上記した効果の理由はい
まだ明らかではないが、表面処理を施さない異種の複数
粉末を表面処理剤とともに攪拌混合すると、性質の異な
る粒子相互間の接触が起こり、このため同種の粒子相互
間の接触の場合よりも互いの接触機会が増大し、その結
果、それぞれを個別に表面処理したものを混合した場合
では得られなかった表面処理状態が形成されるものと考
えられる。
のオイル成分への分散性が前記第2組成物の混合粉末の
場合よりも格段に向上し、オイル成分との分離も起こら
ず、ケーブルに充填したときに、全体の難燃性と防水性
を顕著に高めることができる。上記した効果の理由はい
まだ明らかではないが、表面処理を施さない異種の複数
粉末を表面処理剤とともに攪拌混合すると、性質の異な
る粒子相互間の接触が起こり、このため同種の粒子相互
間の接触の場合よりも互いの接触機会が増大し、その結
果、それぞれを個別に表面処理したものを混合した場合
では得られなかった表面処理状態が形成されるものと考
えられる。
【0018】この処理粉末の調製時に用いる表面処理剤
としては、ビニルエトキシシラン、γ−メルカプトプロ
ピルトリメトキシシランのようなシラン系カップリング
剤;イソプロピルトリイソステアロイルチタネートのよ
うなチタネート系カップリング剤;ステアリン酸、オレ
イン酸などの脂肪酸およびそれらの金属塩など公知のも
のをあげることができる。
としては、ビニルエトキシシラン、γ−メルカプトプロ
ピルトリメトキシシランのようなシラン系カップリング
剤;イソプロピルトリイソステアロイルチタネートのよ
うなチタネート系カップリング剤;ステアリン酸、オレ
イン酸などの脂肪酸およびそれらの金属塩など公知のも
のをあげることができる。
【0019】なお、この表面処理の方法については特に
限定されるものではない。すなわち、前記した第1組成
物または第2組成物における混合粉末と前記した表面処
理剤とを例えばヘンシェルミキサーを用いて直接混合し
てもよく、また表面処理剤を一旦溶媒に分散せしめてか
ら、得られた溶液と前記混合粉末を混合したのち、溶媒
を揮発させるという方法で行なってもよい。この場合に
用いる溶媒としては、有害な廃棄物を発生させることも
なく、経済的にも有利であるという点で水を用いること
が望ましい。
限定されるものではない。すなわち、前記した第1組成
物または第2組成物における混合粉末と前記した表面処
理剤とを例えばヘンシェルミキサーを用いて直接混合し
てもよく、また表面処理剤を一旦溶媒に分散せしめてか
ら、得られた溶液と前記混合粉末を混合したのち、溶媒
を揮発させるという方法で行なってもよい。この場合に
用いる溶媒としては、有害な廃棄物を発生させることも
なく、経済的にも有利であるという点で水を用いること
が望ましい。
【0020】処理粉末を調製する際における表面処理剤
の配合量としては、前記混合粉末100重量部に対し、
0.3〜8重量部、好ましくは0.5〜5重量部である
。この配合量が0.3重量部未満の場合には効果が不充
分であり、また8重量部を超えてもその効果は飽和に達
して変わらないためである。このジェリー混和物には、
上記成分のほかにも本発明の目的を損なわない範囲内で
、公知の、酸化防止剤、紫外線防止剤、熱安定剤、無機
または有機顔料、放射線防御剤、分散剤、中和剤、可塑
剤、気泡防止剤、増粘剤などを配合することができる。 本発明の難燃性防水型光ファイバケーブルのスペーサタ
イプのものを断面図として図1に示す。
の配合量としては、前記混合粉末100重量部に対し、
0.3〜8重量部、好ましくは0.5〜5重量部である
。この配合量が0.3重量部未満の場合には効果が不充
分であり、また8重量部を超えてもその効果は飽和に達
して変わらないためである。このジェリー混和物には、
上記成分のほかにも本発明の目的を損なわない範囲内で
、公知の、酸化防止剤、紫外線防止剤、熱安定剤、無機
または有機顔料、放射線防御剤、分散剤、中和剤、可塑
剤、気泡防止剤、増粘剤などを配合することができる。 本発明の難燃性防水型光ファイバケーブルのスペーサタ
イプのものを断面図として図1に示す。
【0021】図において、中心に抗張力体から成る芯材
1で支持されたスペーサ2の周囲には、複数個(図では
4個)の溝3が長手方向に延びて形成され、この各溝3
の中に、複数枚(図では3枚)の光ファイバ心線4が収
容され、これらの溝に前記した第1組成物、第2組成物
または第3組成物であるジェリー混合物5を充填して、
前記光ファイバ心線4が封入されている。
1で支持されたスペーサ2の周囲には、複数個(図では
4個)の溝3が長手方向に延びて形成され、この各溝3
の中に、複数枚(図では3枚)の光ファイバ心線4が収
容され、これらの溝に前記した第1組成物、第2組成物
または第3組成物であるジェリー混合物5を充填して、
前記光ファイバ心線4が封入されている。
【0022】そして、スペーサ2の外周に押え巻きテー
プを巻いて押え巻き層6を形成し、更にその外周に非ハ
ロゲン系難燃性樹脂組成物を例えば押出被覆してシース
層7が形成されている。押え巻き層6の形成に用いるテ
ープは非ハロゲン系難燃性テープであることが好ましい
が、非難燃性のテープであってもよい。
プを巻いて押え巻き層6を形成し、更にその外周に非ハ
ロゲン系難燃性樹脂組成物を例えば押出被覆してシース
層7が形成されている。押え巻き層6の形成に用いるテ
ープは非ハロゲン系難燃性テープであることが好ましい
が、非難燃性のテープであってもよい。
【0023】例えば、非ハロゲン系難燃性テープは、不
織布、綿布、麻布などの基材の上に、水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム、赤リン、ポリリン酸アンモニ
ウム、カーボン、ハンタイト粉末とマグネサイト粉末を
主体とした混合粉末などの難燃剤粉末とハロゲンを含ま
ないエチレン−酢酸ビニル共重合体、液状ゴムのような
バインダーとの混和物を塗布して製造することができる
。また、必要に応じて、更に発泡剤、充填剤、老化防止
剤などを添加することもできる。
織布、綿布、麻布などの基材の上に、水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム、赤リン、ポリリン酸アンモニ
ウム、カーボン、ハンタイト粉末とマグネサイト粉末を
主体とした混合粉末などの難燃剤粉末とハロゲンを含ま
ないエチレン−酢酸ビニル共重合体、液状ゴムのような
バインダーとの混和物を塗布して製造することができる
。また、必要に応じて、更に発泡剤、充填剤、老化防止
剤などを添加することもできる。
【0024】シース層7を形成する非ハロゲン系難燃性
樹脂組成物は、オレフィン系樹脂に押え巻層の形成に用
いたものと同様の難燃剤を配合してなる樹脂組成物から
形成することができる。この樹脂組成物の酸素指数は2
9以上であることが好ましい。なお、本発明の難燃性防
水型光ファイバケーブルは、必要に応じて押え巻き層6
とシース層7との間に金属遮蔽層を介在させることもで
きる。
樹脂組成物は、オレフィン系樹脂に押え巻層の形成に用
いたものと同様の難燃剤を配合してなる樹脂組成物から
形成することができる。この樹脂組成物の酸素指数は2
9以上であることが好ましい。なお、本発明の難燃性防
水型光ファイバケーブルは、必要に応じて押え巻き層6
とシース層7との間に金属遮蔽層を介在させることもで
きる。
【0025】本発明の難燃性防水型光ファイバケーブル
においては、光ファイバ心線4が優れた難燃性と防水性
を有するジェリー混和物5により封入されており、更に
、光ファイバ心線4が収納されたスペーサ2の周囲に設
けられたシース層7が優れた難燃性を有する非ハロゲン
系材料から形成されている。本発明の通信用導体金属ケ
ーブルを斜視図として図2に示す。
においては、光ファイバ心線4が優れた難燃性と防水性
を有するジェリー混和物5により封入されており、更に
、光ファイバ心線4が収納されたスペーサ2の周囲に設
けられたシース層7が優れた難燃性を有する非ハロゲン
系材料から形成されている。本発明の通信用導体金属ケ
ーブルを斜視図として図2に示す。
【0026】図において、複数本の金属導体8を束ねて
導体が形成され、その周囲に前記した押え巻きテープを
巻回して押え巻き層9が形成されたのち、その外周を例
えばアルミテープで被覆して金属層10が形成され、こ
の金属層10を押え巻きテープ11で保持したのち、そ
の外周に前記したシース層12で押出被覆されている。 そして、金属導体8の間には本発明のジェリー混和物1
3が充填されることにより、前記金属導体8がジェリー
混和物13によって封入されている。
導体が形成され、その周囲に前記した押え巻きテープを
巻回して押え巻き層9が形成されたのち、その外周を例
えばアルミテープで被覆して金属層10が形成され、こ
の金属層10を押え巻きテープ11で保持したのち、そ
の外周に前記したシース層12で押出被覆されている。 そして、金属導体8の間には本発明のジェリー混和物1
3が充填されることにより、前記金属導体8がジェリー
混和物13によって封入されている。
【0027】
【実施例】実施例1〜7,比較例1〜4表1に示した成
分を表示の割合(重量部)でヘンシェルミキサーを用い
て750rpmで混合攪拌し、各種のジェリー混和物を
調製した。これらの各ジェリー混和物とそれを充填した
光ファイバにつき、下記仕様の特性評価を行なった。
分を表示の割合(重量部)でヘンシェルミキサーを用い
て750rpmで混合攪拌し、各種のジェリー混和物を
調製した。これらの各ジェリー混和物とそれを充填した
光ファイバにつき、下記仕様の特性評価を行なった。
【0028】分散性:縦170mm、横14mm、厚み
0.9mmの鉛板の上に、中央が縦100mm、横10
mmの矩形状に切り抜かれている縦160mm、横16
0mm、厚み1mmのポリエチレンシートを置き、この
矩形状の切り抜き部にジェリー混和物を1mmの厚みと
なるように均一に充填したのち、前記ポリエチレンシー
トを取り除き、鉛板の上に、縦100mm、横10mm
、厚み1mmのジェリー混和物を付着させて試料とした
。この試料を、−10℃の温度で24時間放置したのち
、ジェリー混和物の付着面が外側になるように、直径1
0mm、長さ200mmの金属棒に螺旋状に巻きつけ、
そのときに、ジェリー混和物の表面に割れが発生しない
ものを合格(○印)、割れが発生したものを不合格(×
印)とした。
0.9mmの鉛板の上に、中央が縦100mm、横10
mmの矩形状に切り抜かれている縦160mm、横16
0mm、厚み1mmのポリエチレンシートを置き、この
矩形状の切り抜き部にジェリー混和物を1mmの厚みと
なるように均一に充填したのち、前記ポリエチレンシー
トを取り除き、鉛板の上に、縦100mm、横10mm
、厚み1mmのジェリー混和物を付着させて試料とした
。この試料を、−10℃の温度で24時間放置したのち
、ジェリー混和物の付着面が外側になるように、直径1
0mm、長さ200mmの金属棒に螺旋状に巻きつけ、
そのときに、ジェリー混和物の表面に割れが発生しない
ものを合格(○印)、割れが発生したものを不合格(×
印)とした。
【0029】分離性:JISK2220で規定する難油
度試験によって評価した。すなわち、ジェリー混和物を
、70℃の恒温空気浴中で24時間放置したときに、ジ
ェリー混和物のオイル分が金網メッシュから滴下してい
ないものを合格(○印)、滴下しているものを不合格(
×印)とした。充填性:JISK2220で規定する稠
度試験によって評価した。すなわち、25℃における稠
度が150(0.1mm)以上のものを合格(○印)、
150(0.1mm)未満のものを不合格(×印)とし
た。
度試験によって評価した。すなわち、ジェリー混和物を
、70℃の恒温空気浴中で24時間放置したときに、ジ
ェリー混和物のオイル分が金網メッシュから滴下してい
ないものを合格(○印)、滴下しているものを不合格(
×印)とした。充填性:JISK2220で規定する稠
度試験によって評価した。すなわち、25℃における稠
度が150(0.1mm)以上のものを合格(○印)、
150(0.1mm)未満のものを不合格(×印)とし
た。
【0030】難燃性:JISK7201で規定する方法
に準拠して評価した。すなわち、外径3mm、内径2m
mのガラススリーブを長さ110mmに切断し、この切
断ガラススリーブの中にジェリー混和物を充填し、また
、ガラススリーブの外側にもむらのない状態にジェリー
混和物を塗布して酸素指数測定用の試料とし、この燃焼
試験を行なった。酸素指数が25以上のものを合格(○
印)、酸素指数が25未満のものを不合格(×印)とし
た。
に準拠して評価した。すなわち、外径3mm、内径2m
mのガラススリーブを長さ110mmに切断し、この切
断ガラススリーブの中にジェリー混和物を充填し、また
、ガラススリーブの外側にもむらのない状態にジェリー
混和物を塗布して酸素指数測定用の試料とし、この燃焼
試験を行なった。酸素指数が25以上のものを合格(○
印)、酸素指数が25未満のものを不合格(×印)とし
た。
【0031】ケーブルの難燃性:各ジェリー混和物を充
填した光ファイバケーブルにつき、IEEE STD
.383で規定する方法に準拠して光ファイバケーブル
の垂直燃焼試験をした。この燃焼による損傷長が1.8
m未満のものを合格(○印)、損傷長が1.8m以上の
ものを不合格(×印)とした。ケーブルの防水性:まず
、1.5mの長さに切断した光ファイバケーブルの一端
に、水密に被包するようにポリエチレンパイプを接続し
た。次に、このポリエチレンパイプの中に水を入れ、パ
イプの前記接続部と反対の端部(光ケーブル一端部)が
下方に、かつ両端部の高さの差が1mになるように傾斜
させて固定した。そのままの状態で24時間放置し、前
記光ファイバケーブル一端部から水が滲み出ていないも
のを合格(○印)、滲み出したものを不合格(×印)と
した。
填した光ファイバケーブルにつき、IEEE STD
.383で規定する方法に準拠して光ファイバケーブル
の垂直燃焼試験をした。この燃焼による損傷長が1.8
m未満のものを合格(○印)、損傷長が1.8m以上の
ものを不合格(×印)とした。ケーブルの防水性:まず
、1.5mの長さに切断した光ファイバケーブルの一端
に、水密に被包するようにポリエチレンパイプを接続し
た。次に、このポリエチレンパイプの中に水を入れ、パ
イプの前記接続部と反対の端部(光ケーブル一端部)が
下方に、かつ両端部の高さの差が1mになるように傾斜
させて固定した。そのままの状態で24時間放置し、前
記光ファイバケーブル一端部から水が滲み出ていないも
のを合格(○印)、滲み出したものを不合格(×印)と
した。
【0032】以上の結果を一括して表1に示した。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
難燃性防水組成物は、優れた防水性を有するとともに優
れた難燃性も備えていて、しかも燃焼時にあっても有害
ガスを発生することがなく、従来のように高価な白金な
どを用いないのでコストも低廉である。したがって、こ
の難燃性防水組成物を充填した光ファイバケーブルや通
信用金属導体ケーブルは優れた防水性と難燃性を兼備し
、工業的価値は大である。
難燃性防水組成物は、優れた防水性を有するとともに優
れた難燃性も備えていて、しかも燃焼時にあっても有害
ガスを発生することがなく、従来のように高価な白金な
どを用いないのでコストも低廉である。したがって、こ
の難燃性防水組成物を充填した光ファイバケーブルや通
信用金属導体ケーブルは優れた防水性と難燃性を兼備し
、工業的価値は大である。
【図1】光ファイバケーブルの断面構造を示す概略図で
ある。
ある。
【図2】通信用金属導体ケーブルを示す概略斜視図であ
る。
る。
1 芯材
2 スペーサ
3 溝
4 光ファイバ心線
5 ジェリー─混和物
6 押え巻き層
7 シース層
8 金属導体
9 押え巻き層
10 金属層
11 押え巻きテープ
12 シース層
13 ジェリー混和物
Claims (5)
- 【請求項1】 オイル成分100重量部、ハンタイト
粉末40〜80重量%とハイドロマグネサイト粉末20
〜60重量%とを含む混合粉末20〜400重量部から
成るジェリー混和物であることを特徴とする難燃性防水
組成物。 - 【請求項2】 オイル成分100重量部、ハンタイト
粉末20〜40重量%とハトロマグネサイト粉末10〜
30重量%と水酸化マグネシウム粉末30〜70重量%
とを含む混合粉末20〜400重量部から成るジェリー
混和物であることを特徴とする難燃性防水組成物。 - 【請求項3】 オイル成分100重量部に対し、請求
項1および請求項2の混合粉末の全体を表面処理剤で処
理した処理粉末20〜400重量部とのジェリー混和物
であることを特徴とする難燃性防水組成物。 - 【請求項4】 1本または複数の光ファイバ心線が配
設されたコアと、前記コアの外側に順次形成された押え
巻き層とシース層とを有する光ファイバケーブルにおい
て、前記光ファイバ心線が、請求項1〜3のいずれかの
難燃性防水組成物によって封入され、少なくとも前記シ
ース層が非ハロゲン系難燃性樹脂組成物から形成されて
いることを特徴とする難燃性防水型光ファイバケーブル
。 - 【請求項5】 1本または複数本の金属導体の外側に
順次形成された押え巻き層と金属層とシース層とを有す
る通信用金属導体ケーブルにおいて、前記金属導体が、
請求項1〜3のいずれかの難燃性防水組成物によって封
入され、少なくとも前記シース層が非ハロゲン系難燃性
樹脂組成物で形成されていることを特徴とする難燃性防
水型通信用金属導体ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3096974A JPH04230714A (ja) | 1990-05-22 | 1991-04-26 | 難燃性防水組成物およびそれを充填した光ファイバケーブルまたは通信用金属導体ケーブル |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2-131919 | 1990-05-22 | ||
| JP13191990 | 1990-05-22 | ||
| JP3096974A JPH04230714A (ja) | 1990-05-22 | 1991-04-26 | 難燃性防水組成物およびそれを充填した光ファイバケーブルまたは通信用金属導体ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04230714A true JPH04230714A (ja) | 1992-08-19 |
Family
ID=26438114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3096974A Pending JPH04230714A (ja) | 1990-05-22 | 1991-04-26 | 難燃性防水組成物およびそれを充填した光ファイバケーブルまたは通信用金属導体ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04230714A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016528325A (ja) * | 2013-06-27 | 2016-09-15 | ブルースター・シリコーンズ・フランス・エスアエス | 電気ワイヤ又は電気ケーブルの製造に特に利用し得る熱加硫性ポリオルガノシロキサン組成物 |
-
1991
- 1991-04-26 JP JP3096974A patent/JPH04230714A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016528325A (ja) * | 2013-06-27 | 2016-09-15 | ブルースター・シリコーンズ・フランス・エスアエス | 電気ワイヤ又は電気ケーブルの製造に特に利用し得る熱加硫性ポリオルガノシロキサン組成物 |
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