JPH04230831A - 固体サンプルによる吸着ガスの吸着と脱着の測定方法と装置ならびにその利用方法 - Google Patents

固体サンプルによる吸着ガスの吸着と脱着の測定方法と装置ならびにその利用方法

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JPH04230831A
JPH04230831A JP3104199A JP10419991A JPH04230831A JP H04230831 A JPH04230831 A JP H04230831A JP 3104199 A JP3104199 A JP 3104199A JP 10419991 A JP10419991 A JP 10419991A JP H04230831 A JPH04230831 A JP H04230831A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多孔質またはそうでな
い固体のガスの吸着−脱着等温線を連続的に測定する方
法と装置に関するものである。本発明はまた、特に、吸
着材の比表面積の測定方法におけるこの装置の利用にも
関するものである。
【0002】
【従来技術および解決すべき課題】2つの大型の情報を
、固体によるガスの吸着−脱着の等温線から抽出するこ
とができる。物理吸着状態にある場合は、すなわち、特
殊表面部位と、特定相互作用を起さない分子(例えば、
窒素、アルゴン、クリプトンで温度77Kの場合)を用
いる低温の場合は、吸着−脱着等温線によって固体の構
造特性を特徴表示することができる。周知の理論すなわ
ちBET、t、BJH等(“吸着、表面積及び気孔率(
Adsorption,Surface Area a
nd Porosity)”S.J.GREGG  a
nd K.S.W.SING,Academic Pr
ess Inc.,second edition,1
982 を参照できよう)によりこれらの等温線の一部
または全体を処理して、例えば、比表面積、ミクロ細孔
容積、多孔分布といったような大きさを求めた。逆に、
化学吸着状態、にある場合は、すなわち、若干の特殊表
面部位と特殊相互作用を起す分子(例えば、アンモニア
、一酸化炭素、水素で273Kより高温の場合)を用い
る高温の場合は、固体の酸性度または金属的特性すなわ
ち表面の機能を特徴表示することができる。
【0003】これら二局面における固体の特徴表示すな
わち、構造特性または表面機能は、例えば触媒、吸着及
びセメント工業のような多くの重要な工業分野の関心を
呼ぶものである。
【0004】ガスの吸着−脱着等温線の測定は断続的に
も連続的にも実施することができ、第一の方法が最もよ
く利用される。断続式の方法は、吸着の場合は、ガスの
既知定量を、予め前処理を施した固体を収容した囲障内
へ注入する。この脱着のためには、逆の操作を実施し、
サンプルのはいった囲障から既知量のガスをくみ取る。 2分岐の等温線(吸着−脱着)がこのようにしてプロッ
トされる。この種の実験を実施するいくつかの市販の装
置が市場に出回っており、例えばMicromerit
ics,Erba Scienceが開発した装置を挙
げることができる。
【0005】注入と、既知ガス量の断続くみ取りをベー
スとする装置には幾つかの欠点がある。この種の方法は
、低分圧域におけるI型の等温線の詳細な描写には極め
て不適当である。つまり、この場合、注入量は極度に少
なくなるからである。更に、等温線の断続描写によって
は幾つかの固体が示し、かつ、吸着行程の転位を明らか
にすることができるであろう小振幅の不規則性を明らか
にすることはできない(例えば、表面科学と触媒の研究
(Studies in Surface Scien
ce and Catalysis)Vol.39(1
988)67頁の“多孔質固体の特徴表示(Chara
cterization of porous sol
ids)”J.ROUQUEROL,F.ROUQUE
ROL,Y.GRILLETおよびR.J.WARD参
照)。
【0006】連続吸着、脱着の方法は原則的に、最良の
方法である。この方法は一定でかつ、十分に小さくて、
常に、熱力学的平衡が実現されるような速度でガスを注
入(またはくみ取る)ことにある。この方法が提案され
たのは久しい以前のことでかつ、特に、J.ROUQU
EROL等によって開発されたものであり(フランス特
許出願No.8810972)彼等がその実現可能性を
明らかにした。しかしながら、この方法は、しかし、つ
い先般まで実施されて来たように、適用範囲は限定され
ており、吸着質−温度といった自然な組み合わせに左右
される。従って77Kの窒素の場合、制限分圧は0.4
程度である。この制限の説明は至極簡単である。少なく
て、一定のガス流量を得るのには、従来の装置では一定
の圧力を与える毛管によってもたらされる圧損を利用す
る。このような装置への流れを近似的に支配しているの
はポアズイユ(Poiseuille)の法則であり、
これの称するところによると流量(Q)は毛管の入口と
出口で測定した圧損に比例する。したがって、流量が近
似的に一定であるのは圧損それ自体が一定の場合に限ら
れる。ところで、圧力がサンプル室の細胞内で上昇する
が、毛管の上流の圧力は一定で、一般に8バール以下で
あると、圧損は低下し、従って流量も低下する。したが
って、流量を一定に確保するためには、77Kの窒素を
使用する場合は究極的には分圧を十分低く(約0.4)
制限しなければならない。それでも、完全な吸着の等温
線を描くのは可能である。例えば、温度を77Kにし、
その温度の蒸気圧が低いガス例えばアルゴン(77Kの
蒸気圧=26KPa)を使用することができる。これは
ある大きな制約も持込むことになるがこれは固体の構造
特性が大部分の場合、窒素の吸着に基く測定から求めら
れ、かつ、これらの測定が他のガスの使用に基く測定と
一致するのはかなり難しいからである。これはガス分子
(窒素、アルゴン、クリプトン)によって占められる表
面積に対する認識が極めて不正確であることと、従って
、窒素とアルゴンの測定間の10〜20%のずれは普通
であるという事実に起因している(例えば、“吸着、表
面積及び気孔率(Adsorption,Surfac
e Area and Porosity)”S.J.
GREGG  and K.S.W.SING,Aca
demic Press Inc.,second e
dition,1982 参照)。別の方法で単位質量
当りの制御に関するものがある(US4489593)
。熱力学的平衡の実現に必要な流量の範囲は従来の流量
計の圏外にあるので(一般には0.7ml/分以下の流
量)、0.05〜0.7ml/分の範囲に特別に適する
流量計(US4489593)を用いる必要のあること
がわかる。これら比流量計を中核に構成される装置は複
雑で、かつ、複雑な電子部品に依存しており、流量計へ
の供給は全く一定な圧力のもとで行なわれなければなら
ず、また、恒温囲障内に置かれねばならない。実際、流
量計内へ導入されるガス温度が1℃変化すれば、流量は
約1.5%変動することになり、これは大きい。実際、
特許US4489593による装置では吸着用に、純粋
ガスでなく混合ガスが用いられている。従って、77K
の窒素の吸着等温線の測定用には、窒素とヘリウムの混
合ガスがあてられており、したがって標準アンプルに依
存せねばならず、また装置は著しく複雑になる。
【0007】先行技術も、特許US−A−476201
0に例示されているが、これに使用されている貯蔵室と
測定室間のガス管の口は予め寸法が定められており、か
つ、国際研究所誌(revue Internatio
nl Laboratory) にも例示されている(
15巻1号、1985年1月−2月、37−46頁Fa
irfield,Connecticut、US、J.
E.Shieldsら)。
【0008】本発明の目的の一つは上記の欠点をなおす
ことである。
【0009】本発明のもう一つの目的は、常に、測定回
路内に、実質的に一定なガス量を供給して、吸着サンプ
ルのはいった測定回路内のガス圧が実質的に平衡してい
るようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】我々が発見したところで
は、US特許4489593に記述されているような比
流量調節計、音響流量膜およびオリフィスも使用せず、
1基もしくは数基のプログラミング可能な指令発信器で
駆動調節する弁を採用して、標準温度および圧力条件(
20℃、101325Pa)で測った場合、正しく標定
した貯蔵回路内の圧力を調節して得られる量は実質的に
一定である。圧力が10KPa〜500KPaであり、
有利には30KPa〜200KPa、好ましくは50K
Pa〜150KPaの場合、これに相当する流量は実質
的に一定で0.025〜25ml/分の範囲内にあり、
有利には0.25〜2ml/分、好ましくは0.1〜0
.5ml/分である。実質的に一定な流量または容量と
いう用語の意味するところは、分圧が0〜1の間にある
場合、窒素のようなガスの吸着−脱着等温線の記録の際
、観察される変動が一般には5%以下で、有利には2%
以下で、好ましくは0.5%以下であるということであ
る。実際上は、吸着時に容量または流量を、実質的に一
定に確保するためには、標準囲障に80KPa以上、そ
して好ましくは140KPa以上、例えば、150KP
aの圧力を負荷すれば十分である。脱着時に容量または
流量を、実質的に一定に確保するためには、測定回路と
貯蔵回路の圧力差を、一般的には、例えば、少なくとも
200Pa、例えば、250Pa〜105 Pa、好ま
しくは少なくとも1000Pa、例えば1300Pa〜
2000Paを確保したい。
【0011】測定回路内のガス圧は通常1×10−3P
aと、液体窒素の温度におけるガスの飽和圧力の範囲で
あり、好ましくは0.1Pa〜飽和圧力である。
【0012】更に詳しくは、本発明は固体サンプルによ
る吸着ガスの吸着の測定法において、下記からなる方法
に関するものである。すなわち、 a)  前記ガスを収容すべき貯蔵回路と、サンプル保
持囲障を含む測定回路の容積を、実質的に一定な、ある
決まった温度において測定する行程であって、液体窒素
の温度において凝縮しえないガス状流体の存在下で実施
する測定行程。
【0013】b)  前処理を施した、または適当な構
造状態におけるサンプルの、サンプル保持囲障内への導
入行程。
【0014】c)  液体窒素の温度に実質的に近い温
度における、サンプルの存在する測定回路の容積の測定
行程。
【0015】d)  貯蔵回路と、サンプルを含む測定
回路の、約1Pa〜10−7Paの圧力での真空実施の
行程において、その方法の特徴が下記のことにあるもの
、すなわち、 e)  液体窒素の温度で凝縮するガスの既知量を貯蔵
回路内へ導入すること。
【0016】f)  調節弁VP1 を用いて、毎分1
Pa〜7KPaの、貯蔵回路内でのガス圧降下をプログ
ラミングして、実質的に一定量のガスをサンプルの方へ
移送し、前記ガスの一部分は、液体窒素温度における、
そのガスの飽和圧力に達するまでサンプルに吸着され、
前記ガス量は、常に、実質的に熱力学的に平衡状態にあ
ることを可能ならしめるようにし、かつ、時間的間隔を
おいて貯蔵回路内のガス圧力を測定すること。
【0017】g)  時間的間隔をおいて、測定回路内
のサンプル上の前記ガス圧を測定する。
【0018】h)  適当な処理手段によって、前記ガ
スに対するサンプルの吸着等温線を、貯蔵回路の容積か
ら(a行程)、貯蔵回路から測定回路への移送ガス量か
ら(行程eとf)、測定回路内のガス圧から(行程g)
、および、測定回路の容積から(段階c)測定すること
【0019】本発明による装置によって、先行技術の制
限を解放することができる。吸着−脱着等温線の完全な
測定は、今や、77Kの窒素の場合でも可能であり、し
かも音響式調節装置または、複雑な調節装置を備えた比
流量調節装置に依存する必要はない。
【0020】貯蔵回路ないし貯蔵部分とは、貯槽と、容
積としては、遮断弁V1 と圧力変換器C2 と少なく
とも1個の調節弁VP1 との間を占める管路のことで
ある。
【0021】測定回路とは、サンプル保持器と、これを
調節弁VP1 と結びつける管路であって、その容積が
圧力変換器C1 と、遮断弁V4 とV5 および少な
くとも1個の調節弁VP1 の間を占めるものである。
【0022】適当な構造状態とは、前処理によって前記
有機物質は抽出しない岩石サンプルのような有機物質を
含む固体であって、その上で、約77°Kでサンプルを
凝固した後、ガスの吸着及び場合によってはそのガスの
脱着を実施する固体のことである。
【0023】必要なら、この固体サンプルによって吸着
したガスの脱着の測定を実施し、固体のサンプルは液体
窒素の温度に実質的に近く維持しておくようにすること
ができる。この場合、一般には次の行程を実施する。
【0024】すなわち、本発明のもう一つのものは、固
体サンプルによる吸着ガスの脱着の測定方法において、
前記サンプルの温度が液体窒素の温度に実質的に近い温
度であって下記を特徴とする方法に関するものである。 すなわち、 1)  貯蔵回路を約1Pa〜10−7Paの圧力の真
空とし、サンプルは液体窒素温度での、吸着ガスの飽和
圧力にとどめること。
【0025】2)  貯蔵回路内のガス圧力の、調節弁
VP2 またはVP1 による、毎分、1Pa〜7KP
aへの上昇を、少なくとも1回プログラミングして、サ
ンプルに吸着したガスの実質的に一定量を、測定回路内
の圧力が、貯蔵回路の圧力よりも少なくとも200Pa
高くなるまで貯蔵回路へ移送し、前記ガス量は、常に、
サンプルのレベルで、実質的に熱力学的平衡状態にある
ことを可能ならしめるようにし、かつ、時間的間隔をお
いて貯蔵回路内のガス圧を測定すること。
【0026】3)  時間的間隔をおいて測定回路内の
ガス圧を測定すること。
【0027】4)  適当な処理手段によって、前記ガ
スに対するサンプルの脱着等温線を、貯蔵回路の容積か
ら(行程a)、サンプルから貯蔵回路への移送ガス量か
ら(行程1と2)、測定回路の圧力から(行程3)、お
よび、測定回路の容積から(行程a)測定すること。
【0028】調節弁VP1 またはVP2 とは、比例
開口式または衝撃開口式調節弁のことである。
【0029】本方法の一特徴によれば、吸着行程での、
貯蔵回路におけるガス圧の低下と、脱着行程での貯蔵回
路におけるガス圧の上昇は、有利には10Pa〜500
Pa.mn−1の範囲であり、好ましくは、20Pa〜
200Pa.mn−1の範囲であり、更に一層好ましく
は50Pa〜150Pa.mn−1の範囲内である。
【0030】10ミリ秒から数10秒にも至る時間間隔
で反復して、貯蔵回路と測定回路において同時に測定を
行ない、普通、吸着の等温線を、そして次に、必要なら
脱着の等温線を細かく描くことができる。従って、狭い
分圧範囲において少なくとも2点または更に広い分圧範
囲またはあらゆる分圧範囲における複数点を確定して、
完全な等温線を描くようにすることができる。貯蔵回路
及び測定回路の容積は完全にわかっている。つまり、容
積を水銀で測定した一つの標準容量によってこれらを測
定できるからである。測定回路の死容積は、各試験毎に
測定するのが好ましいだろうし、サンプルは定位におき
、サンプル保持器は、測定の全期間中実質的に一定に維
持した水準で、液体窒素浴中に差込んでおく。
【0031】本発明において、液体窒素の温度で凝縮可
能なガスは、窒素、アルゴン、クリプトンおよびキセノ
ンで構成される群から選定されるが、好ましくは窒素で
ある。
【0032】本発明はまた、吸着行程でもまた脱着行程
でも、本方法を実施するための装置にも関するものであ
る。これは下記のものからなっている。すなわち、−貯
蔵回路(1) 、 −サンプル保持器(3) と、液体窒素の温度に、温度
を維持する手段(13)を、サンプル保持器に連結した
ものとからなる測定回路(2) であって、貯蔵回路も
測定回路も恒温囲障(50)内にある。
【0033】−貯蔵回路及び測定回路の真空実施手段(
7) と、真空測定手段(31)、 −前記囲障内の、貯蔵回路と測定回路の温度測定(21
)(22)と調節手段、 −貯蔵回路に連結した、液体窒素温度で凝縮されないガ
スの供給装置(10)、 −測定回路に接続された、液体窒素の温度で凝縮可能な
ガスの供給装置(9)、 上記の装置の特徴は下記のものの組合わせからなってい
ることである。すなわち、 −貯蔵回路内のガス容積の測定手段であって、時間に応
じて貯蔵回路内のガス圧を測定するに適した少なくとも
1基の圧力変換器C2 を含むもの。
【0034】−測定回路内のガス容積の測定手段であっ
て、時間に応じて測定回路内のガス圧を測定するに適し
た少なくとも1基の圧力変換器C1 を含むもの。
【0035】−貯蔵回路と測定回路を結合する好ましく
は比例開口型の調節弁(VP1 )を少なくとも1基、
−調節弁VP1 の制御に適した圧力変換器C2 に結
合して圧力をプログラミングする手段(40)と、−サ
ンプル中のガス吸着の測定と、場合によってはサンプル
のガス脱着の測定の確定に適した情報のデータ収集と処
理手段(14)であって、圧力のプログラミング手段(
40)と、貯蔵回路のガス容積の測定手段と、測定回路
のガス容積の測定手段と、および、測定回路内で液体窒
素の温度に温度を維持する手段(13)とに結合された
手段と、貯蔵回路と測定回路の温度測定(21)(22
)及び調節手段。
【0036】本装置の特徴の1つは、時間間隔をあけた
圧力の測定値と、時間に応じてプログラミングした貯蔵
回路の圧力の指令の値との差に正比例する信号を与える
マイクロプロセッサーを含み、前記信号によって調節弁
の制御を可能ならしめるようにした圧力プログラミング
手段である。
【0037】これらの時間間隔は、有利には一定に選定
することができよう。
【0038】本発明による装置の実施態様の例を、例示
として図1に示す。
【0039】予備処理実施の前に、これらの固体、つま
り吸着体からは、分解可能な有機物質、酸類または塩基
類を除去した方が好ましい。これらの吸着体は一般に、
酸化物の状態にあり、これらは、その構造内に、水蒸気
、CO2 、空気または不活性ガスが吸着されて含まれ
ている。調節可能な開口式調節弁VRによれば、サンプ
ル保持器を好ましくは0.1Pa〜0.01Pa付近の
真空に徐々にもって行き、次に弁V3 によって、例え
ば窒素の場合、流量は50l/sの分子ポンプ(7) 
から、真空計(31)で測定される測定値に相当する1
0−3〜10−5の間の真空値にすることができる。
【0040】特定の温度における、固体の前処理はプロ
グラム作成器(図示なし)を備えた炉(30)によって
確実に行なわれる。
【0041】前処理の一変形によれば、前処理は、本発
明の装置外に配置された適当な場所を、不活性キャリア
ガスで掃気で実施して、確実に行なうことができる。
【0042】本発明による装置はシール弁(4) で隔
離されたサンプル保持器(3) を収容した測定回路(
2) に連結されたガス貯槽(1c)を含む貯蔵回路(
1) からなる。サンプル保持器(3) には固体サン
プルすなわち吸着体(5) がはいっている。恒温囲障
(50)は貯蔵回路と測定回路を適当なかつ実質的に一
定な温度に維持する。
【0043】貯蔵回路の容積は水銀で標定した容量(6
) によって装置の始動の際、一度きり測定し、完全に
既知である。これは測定回路の方へ管路(1a)(1b
)を経て移送される予定の窒素ガスの貯蔵に用いられる
。少なくとも一個の圧力変換器C2 がこれに連結され
(5×105 Pa、吸着用に全スケール使用)、管路
(1a)に接続されかつ、管路(8) を経て真空ポン
プ(7) に接続される。3つの停止弁、V1 、V9
 、およびV10が貯蔵回路(1) と窒素供給管(9
) とヘリウム供給管(10)に結合され、かつ、これ
ら3つの停止弁によって、これらのガスを所望の圧力で
この回路に出し入れすることができる。測定回路は少な
くとも1個の比例開口式弁VP1 (例えば登録商標M
KS.248A型)からなり、これは圧力の指令に従っ
て、吸着行程の際、貯蔵回路の窒素を管路(1a)と(
1b)を経て、測定回路の方への移送を可能ならしめる
。脱着工程の際には、この同一弁を、便利性のために少
しの改良を加えて利用することができ、その回路に比例
開口式の別の弁VP2 を付け加えて(図1上の点線に
よる連結)、サンプル上に吸着されたガスを、管路(1
b)と(1a)を経て貯蔵回路の方へ移送するようにす
ることができる。これらの弁は、圧力の如何を問わず実
質的に一定な流量を得るために協同作動するように、プ
ログラミングした圧力制御と相俟って主要素をなしてい
る。圧力変換器C1 (105 Pa全スケール)が、
管路(11)と(8) を経て測定回路と真空ポンプ(
7) へ連結されていて、常に測定回路内のガス圧を知
りうるようになっている。
【0044】最後に、弁V5 を介して、この測定回路
に水銀で標定した標準容量(12)と、ヘリウム供給管
(10)から既知量のヘリウムを測定回路内へ導入し、
かつ、各吸着体について、その死容積を、測定状態にお
いて(サンプルは、測定期間中遵守される水準に、低温
容器(13)の液体窒素内にはいり込んでいる)測定す
ることのできる、3個の弁V6 、V7 、V8 から
なる排気装置とが連結されている。
【0045】液体窒素レベルの調節装置(32)はレベ
ル測定器(33)によって、容器(13)内のレベルを
維持している。
【0046】管路(25)によって弁VP1 に、また
管路(26)によって圧力変換器C2 に連結されてい
るプログラミング装置(40)によって、弁VP1 に
、貯蔵回路の圧力降下を制御させることができる。この
装置(40)はまた、点線で示す管路(27)によって
サンプルのガス脱着の際使用する弁VP2 に貯蔵回路
内のガス圧の上昇を制御させて、この上昇を管路(18
)により、圧力変換器C2 によって測定するようにす
ることができる。
【0047】情報のデータ収集と処理の装置全体の自動
化手段(14)は管路(15)によって、低温容器内の
サンプル保持器の温度測定器(16)に、管路(17)
によってプログラミング装置(40)に、管路(18)
によって圧力変換器C2 に、管路(19)によって圧
力変換器C1 に、そして管路(20)によって、ガス
貯槽(1c)上に配置された温度測定器(21)に連結
されている。最後に、データ収集、処理手段(14)は
調節囲障の温度測定器(22)から、管路(23)を経
て、また真空計(31)から、管路(28)を経て各情
報を受取る。
【0048】この装置は恒温装置を施した囲障内で働く
が、その温度は通常プラスマイナス0.1℃に、適当な
手段によって調節され、容量と圧力の正確な測定を実施
するようになっている。
【0049】吸着と脱着の連続測定は実質的に安定した
サンプルレベルにおいて温度調節装置を必要とする。温
度ばらつきは一般に、0.5℃以下で好ましくは0.1
℃以下でなくてはならない。低温容器内の液体窒素のレ
ベルは一般に、プラスマイナス圧力0.3mm、好まし
くは圧力0.1mmの誤差で調節される。
【0050】測定の実施は一般に、次のようにして行な
われる。
【0051】死容積の標定 この標定は一般には、99.9995%の純ヘリウムで
実施され、かつ、これにより、測定回路内でサンプルを
取り巻く自由容積を正確に測定することができる。この
標定は、コンピュータによって測定の始めに自動的に実
施され、このコンピュータはデータ収集装置に連結した
多重プログラムのマイクロコンピュータであればよい。 標定は、所望の圧力の標準容量内にヘリウムを入れ、次
に装置の測定回路内でこれを減圧させ、サンプルは定位
におき、サンプル保持器は液体窒素内に差し込んでおい
て行なう。マリオット(Mariotte)の法則によ
って死容積を算定することができる。
【0052】吸着の測定 装置の測定回路はすべて真空だが、真空源とは隔離され
ていて、貯槽の窒素を、比例弁VP1 によって、液体
窒素に差し込んでいるサンプル保持器の方へ移送するが
、この弁によって、プログラミングにより、貯槽のレベ
ルにおける圧力の規則的な降下と、したがって、例えば
、0.2ml/分程度といった実質的に一定の流量が確
保される。この流量では、一般的には、常時、熱力学的
平衡が達成される。
【0053】脱着の測定 ガス状窒素の飽和圧力がサンプル上で到達されると、場
合によってはサンプルに吸着したガスの脱着の行程を実
施することができる。
【0054】貯蔵回路が真空であると、脱着用比例弁V
P2 によって、測定回路の窒素の貯蔵回路への例えば
、貯蔵回路においてプログラミングした毎分100Pa
といった圧力上昇に相当する実質的に定流量での、逆移
送を実施することができる。脱着は、装置のこれら2回
路間で圧力が等しくなることが限界となるが、脱着行程
では下記のようなことが実施できる。例えば様々な時間
的間隔をおいて、脱着ガスの移送を停止し、貯槽を排気
し、場合によっては、測定回路におけるガス圧が200
Pa程度に達するまで脱着行程を続けることができる。
【0055】脱着の場合と同様に吸着の場合、各弁の開
閉は総じてコンピュータで管理するし、このコンピュー
タはまた各論理試験も実施して、装置の状態、到達真空
度の程度、圧力の上昇、低下または安定性を確認するこ
とになろう。
【0056】すべての計算は、極めて高頻度において(
10秒の区間に1点)コンピュータが実施し記憶した温
度と時間の圧力のデータ収集によって実施する。
【0057】結果を以下に、吸着−脱着の曲線を図2に
示す。
【0058】吸着量の計算 1.吸着 符号は下記の通りとする。
【0059】 V=貯蔵回路の容積                
                        c
m3 V1=測定回路の死容積           
                         
cm3 P=貯蔵回路レベルで読取った圧力     
                     PaP’
 =測定回路レベルで読取った圧力         
               PaT=時間    
                         
                     分D=流
量                        
                         
 cm3 /分V2=時間Tに応じて、貯蔵回路から       測定回路へ移送された窒素ガス量    
                  cm3 V3=
測定回路を充すに必要な窒素ガス量         
           cm3 t=恒温装置を施した
囲障内温度                    
        ℃VA=ガス吸着量        
                         
         cm3 /gV’ A=液体吸着量
                         
               cm3 /gVV=分
圧1で吸着へ導入された全容量           
           cm3 VD=前記圧力P’n
での吸着残量                   
         cm3 PO=飽和圧力     
                         
              PaPp=分圧 M=サンプル重量 これらのパラメータから、かつ、各計算値から、各分圧
におけるあるいは時間との関係における流量、したがっ
て、容量を測定する。
【0060】 D= (((V×P1×293 )/101325(2
73 +t))−                 
             ((V×Pn×293)/
101325(273+t))/TP1=出発の圧力 Pn=  P’ /PO=0.9における圧力サンプル
レベルにおいてデータ収集された各圧力(P’1、P’
2、P’3……P’n) について、下記のようになる
【0061】 V2=D×T V3=(V1×P’n×293 )/101325(2
73 +t)VA=(V2−V3)/M V’ A=VA×k Pp=P’ /PO kはガス状窒素の液体窒素への転換係数で、普通状態(
0℃、101325Pa)では0.00155に等しく
、すなわち標準状態(20℃、101325Pa)では
0.00144に等しい。
【0062】曲線V’ Aで定義したように単位質量あ
たりの液体吸着量V’ Aまたはガス吸着量(VA)を
縦軸にとり、対応する分圧を横軸にとって、曲線を描け
ば、吸着等温線を得るのには十分である(図2、点線曲
線)。
【0063】2.脱着 符号は各記の通りとする。
【0064】 VV=吸着へ導入された全容量 D=(V×Pn×293 )/101325×T(27
3 +t)Pn=  P/PO=0.3における圧力V
’ 2=測定回路から貯蔵回路の方へ移送されるガス状
窒素の量 サンプルのレベルでデータ収集された各圧力(P’ 1
、P’ 2、P’ 3、P’ n……)について、V’
 2=D×T V3=(V1×P’ ×293 )/101325(2
73 +t)測定回路の分圧が約0まで、各分圧との関
係における残留吸着量VDを測定する。
【0065】 VD=VV−(V’ 2+V3)/M Pp=P’ /PO V’ D=VD×k      k=転換係数脱着の等
温曲線は、縦軸に残留吸着している液またはガス量を、
横軸に対応する分圧をとって(図2、細い実線)得られ
るだろう。
【0066】本発明記載の装置の最も一般的用途は、窒
素の吸着に対しては例えば液体窒素の温度のような選定
した温度で固体の構造の特徴表示に利用しうる。物理的
吸着、例えば窒素、アルゴンまたは任意の他のガスの吸
着(例えば、“吸着、表面積及び気孔率(Adsorp
tion,Surface Area and Por
osity)”S.J.GREGG  and K.S
.W.SING,Academic Press In
c.,second edition,1982 参照
)による材料構造の調査であり、しかも、吸着−脱着の
完全な等温曲線を描く可能性もある。 物理吸着または化学吸着のすべての現象ならびに、諸反
応(等温または非等温)の動力学的調査は、一連の変換
器と各容量の容積を必要に適合させ、本発明の前記装置
で観察することができる。
【0067】別の計算方式によれば、吸着時にサンプル
に吸着され、かつ、脱着の際に残留吸着している液量ま
たはガス量を、係数Kは別として測定することができる
【0068】各符号の定義を下記のようにする。
【0069】 V=貯蔵回路の容積                
                         
       cm3 V1=測定回路の死容積   
                         
                cm3 P=前記分
圧における貯蔵回路レベルで読取った圧力      
            PaP’ =前記分圧におけ
る測定回路レベルで読取った圧力          
      PaV2=吸着における貯蔵回路から測定
回路へ移送される窒素ガスの量    cm3 V3=
前記分圧において測定回路の充満に必要な窒素ガス量 
           cm3 V4=脱着における測
定回路から貯蔵回路へ移送される窒素ガスの量    
cm3 t=恒温装置を施した囲障内温度      
                         
     ℃VA=単位重量あたり吸着されたガス吸着
量                        
cm3 /gV’ A=単位重量あたり吸着された液量
                         
   cm3 /gVV=吸着へ移送された、つまり分
圧1の場合の窒素ガスの全量        cm3 
VD=単位重量あたりの前記分圧におけるガスの残留吸
着量V’ D=単位重量当りの前記分圧における残留吸
着液量Po=飽和圧力               
                         
  Pp=分圧 n=  n=0からn=Iまでのスキャニングの数M=
サンプル質量、単位g 吸着 下記のパラメータを計算する。すなわち、前記分圧にお
ける貯蔵回路から測定回路への移送ガス量の計算  V
2=[V×273 / 760][Pn=0 /(27
3+tn=0 ) −Pn /(273+tn ) ]
前記分圧における測定回路の充満に必要な窒素ガス量の
計算 V3=[V1×P’n×273 ]/[760 ×(2
73+tn ) ]サンプル1グラム当りの前記分圧に
おける窒素ガスの吸着量 VA=(V2−V3)/M グラム当り前記分圧における窒素液の吸着量V’ A=
VA×0.00155  吸着の等温曲線は上に引用のパラメータから得られるだ
ろう。
【0070】脱着 下記のパラメータを計算する。すなわち前記分圧におい
て測定回路から貯蔵回路の方へ移送される窒素ガス量 
 V4=[V×273 / 760][Pn=I /(
273+tn=I ) −Pn /(273+tn )
 ]前記分圧において、測定回路の充満に必要な窒素ガ
ス量V3=[V1×P’n×273 ]/[760 ×
(273+tn ) ]前記分圧において残留吸着され
た窒素ガスの量VD=[VV−(V4+V3)]/M ここにVV=V2n=I  前記分圧において残留吸着された液体窒素の量V’ D
=0.00155 ×VD 脱着の等温曲線は上記のパラメータから求められるだろ
う。
【0071】
【実施例】下記の実施例は本発明を例示するものであり
、本発明の範囲を制限するものではない。
【0072】[実施例1]本発明による装置を用いて吸
着体として窒素を用いて(温度77K)で、市販のNa
Y型のゼオライトすなわちLZY52(ユニオンカーバ
イド製)の比表面積BETを測定することを提案する。
【0073】前処理 面積を測定しようとするゼオライトNaYの質量約15
0mgを、本発明による装置で、下記実施要領に従って
、前処理をする。すなわち、サンプルを、20℃で真空
にし、真空値が7.8×10−3Pa〜8×10−4P
aの範囲になるようにし、サンプルの温度は、下記のよ
うに連続する水平域を経て、500℃にする。
【0074】 …20℃から100℃まで2℃/分で、…100℃で1
5分の水平域(一定保持)…100℃から200℃まで
2℃/分で、…200℃で15分間の水平域 …200℃から400℃まで5℃/分で、…400℃で
1時間の水平域 …400℃から500℃まで5℃/分 …500℃で12時間の水平域 温度を20℃にしたら、質量の重量を測定したサンプル
は0.1149gに等しく、本発明による装置の測定回
路へ移送する。
【0075】測定 正規の囲障の温度は、21.5℃である。サンプル保持
器は液体窒素で充満した貯槽に浸漬するが、その水準は
調節装置で一定に維持し、装置の測定および貯蔵回路は
真空にする(真空値は1.3×10−4Pa〜1.3×
10−5である)。予め測定した貯蔵回路の容積は13
7.98mlである。測定回路の死容積はヘリウムで測
定し、41.71mlに等しい。
【0076】死容積を測定した後、サンプルを真空にす
る(値は1.3×10−4Pa)。サンプル保持室の温
度は常に77Kである。貯槽内の窒素の当初圧力は17
1KPaである。そこで、サンプル上の窒素分圧が実質
的に1に等しくなるまで、量として0.168ml、し
たがって平均流量として0.168ml/分に相当する
133.32Pa/分に、貯槽内の圧力降下がなるよう
にプログラミングして、窒素をサンプル上へ移送する。 この場合、吸着の等温線が得られるがこれはこの測定行
程における、30秒の時間間隔における貯蔵回路と測定
回路の887の圧力値データ収集のおかげである(図2
、点線曲線)。
【0077】[実施例2]ゼオライトサンプルが、実施
例1に従って全量として0.448ml/gの液体窒素
、すなわち289ml/gのガス状窒素(TPN) を
吸着したところで、次に、脱着の等温線をデータ収集す
る操作を行なう。このため貯槽は真空にし、かつ、測定
回路に含まれている窒素を貯槽内へ逃がすが、これには
、容量として0.179ml、したがって平均流量とし
て0.179ml/分に相当する133.32Pa/分
といった貯槽内圧力の増加をプログラミングする。サン
プル上の圧力と、貯蔵回路の圧力の差が666Paに等
しくなると直ちに、データ収集を中止し、貯槽を真空に
してから、窒素の移送を再開する。脱着の等温線のデー
タ収集の間に、前記の操作を5回繰返す。吸着の一部の
場合のように、かなり多数の圧力値を記録して、等温線
の脱着の分岐を精密に描くようにする。
【0078】調査したゼオライトの完全な脱着等温線を
図2(細線)に転記する。
【0079】データ収集した情報と上記の各式からして
、調査しかつ、従来のBET理論に従って測定したゼオ
ライトNaYの表面積は871m2 /gであることが
確定されたし、この値についての誤差は2%内外である
と推定される。
【0080】比較のために、当製品の販売パンフレット
に示されているゼオライトNaY、商品見本LZY52
の表面積BETは900m2 /g(BET,1点)で
ある。
【0081】
【発明の効果】本発明による測定方法、装置によって、
吸着−脱着等温線の完全な測定を、77Kの窒素の場合
にでも行なうことができる。しかも音響式調節装置また
は、複雑な調節装置を備えた比流量調節装置を必要とし
ない。特に、触媒の比表面積測定への応用に優れている
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の実施態様の一具体例を示す
図である。
【図2】本発明により測定された吸着−脱着等温線を示
す図である。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固体サンプルによる吸着ガスの吸着測
    定方法において、下記からなる方法。 a)  前記ガスを収容すべき貯蔵回路と、サンプル保
    持囲障を含む測定回路の容積を、実質的に一定な、ある
    決まった温度において測定する行程であって、液体窒素
    の温度において凝縮しえないガス状流体の存在下で実施
    する測定行程。 b)  前処理を施した、または適当な構造状態におけ
    るサンプルの、サンプル保持囲障内への導入行程。 c)  液体窒素の温度に実質的に近い温度における、
    サンプルの存在する測定回路の容積の測定行程。 d)  貯蔵回路と、サンプルを含む測定回路の、約1
    Pa〜10−7Paの圧力での真空実施の行程において
    、その方法の特徴が下記のことにあるもの、すなわち、
    e)  液体窒素の温度で凝縮するガスの既知量を貯蔵
    回路内へ導入すること。 f)  調節弁VP1 を用いて、毎分1Pa〜7KP
    aの、貯蔵回路内でのガス圧降下をプログラミングして
    、実質的に一定量のガスをサンプルの方へ移送し、前記
    ガスの一部分は、液体窒素温度における、そのガスの飽
    和圧力に達するまでサンプルに吸着され、前記ガス量は
    、常に、実質的に熱力学的に平衡状態にあることを可能
    ならしめるようにし、かつ、時間的間隔をおいて貯蔵回
    路内のガス圧力を測定すること。 g)  時間的間隔をおいて、測定回路内のサンプル上
    の前記ガス圧を測定すること。 h)  適当な処理手段によって、前記ガスに対するサ
    ンプルの吸着等温線を、貯蔵回路の容積から(a行程)
    、貯蔵回路から測定回路への移送ガス量から(行程eと
    f)、測定回路内のガス圧から(行程g)、および、測
    定回路の容積から(段階c)測定すること。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の固体サンプルによる吸
    着ガスの脱着の測定方法において、前記サンプルの温度
    が液体窒素の温度に実質的に近い温度であって下記を特
    徴とする方法、すなわち、 1)  貯蔵回路を約1Pa〜10−7Paの圧力の真
    空とし、サンプルは液体窒素温度での、吸着ガスの飽和
    圧力にとどめること。 2)  貯蔵回路内のガス圧力の、調節弁VP2 また
    はVP1による、毎分、1Pa〜7KPaへの上昇を、
    少なくとも1回プログラミングして、サンプルに吸着し
    たガスの実質的に一定量を、測定回路内の圧力が、貯蔵
    回路の圧力よりも少なくとも200Pa高くなるまで貯
    蔵回路へ移送し、前記ガス量は、常に、サンプルのレベ
    ルで、実質的に熱力学的平衡状態にあることを可能なら
    しめるようにし、かつ、時間的間隔をおいて貯蔵回路内
    のガス圧を測定すること。 3)  時間的間隔をおいて測定回路内のガス圧を測定
    すること。 4)  適当な処理手段によって、前記ガスに対するサ
    ンプルの脱着等温線を、貯蔵回路の容積から(行程a)
    、サンプルから貯蔵回路への移送ガス量から(行程1と
    2)、測定回路の圧力から(行程3)、および、測定回
    路の容積から(行程a)測定すること。
  3. 【請求項3】  請求項1または2に記載の方法におい
    て、液体窒素の温度で凝縮可能なガスが、窒素、アルゴ
    ン、クリプトンおよびキセノンで構成される群から選定
    される方法。
  4. 【請求項4】  請求項1または3のうちの1項に記載
    の方法において、サンプルが、標準の温度及び圧力状態
    において、毎分0.025〜25ミリリットルの流量に
    相当するガス量を吸着(行程f)または脱着(行程2)
    する方法。
  5. 【請求項5】  請求項1、3または4のうちの1項に
    記載の方法において、吸着行程の際、貯蔵回路内の圧力
    が10KPa〜500KPaで、測定回路内の圧力が、
    1×10−3Paと液体窒素温度におけるガスの飽和圧
    力の範囲内にある方法。
  6. 【請求項6】  請求項2〜4のうちの1項に記載の方
    法において、脱着行程の際、測定回路と貯蔵回路の圧力
    差が少なくとも200Paである方法。
  7. 【請求項7】  請求項1〜6のうちの1項に記載の方
    法において、吸着行程の際、貯蔵回路における前記凝縮
    可能なガスの圧力降下と、貯蔵回路における脱着行程の
    際の、前記凝縮可能なガスの毎分50Paから150P
    aへの圧力上昇をプログラミングする方法。
  8. 【請求項8】  固体サンプルによる吸着ガスの吸着の
    測定と脱着の測定を実施する装置において、下記の組合
    せからなるもの、すなわち、 −貯蔵回路(1) 、 −サンプル保持器(3) と、そのサンプル保持器に連
    結し、温度を液体窒素温度に維持する手段(13)とか
    らなる測定回路(2) において、貯蔵回路と測定回路
    が恒温装置を設けた囲障(50)内にあるもの、 −貯蔵回路と測定回路の真空手段(7) と真空測定手
    段(31)、 −前記囲障内の貯蔵回路と測定回路の温度測定(21)
    (22)と調節手段、 −貯蔵回路に連結した、液体窒素の温度で凝縮不可能な
    ガスの供給装置(10)、 −測定回路に連結し、液体窒素の温度で凝縮可能なガス
    の供給装置(9) で、前記装置の特徴は、下記が組合
    せられて含まれていることにある装置、すなわち、−貯
    蔵回路内のガス量の測定手段において、時間に応じて、
    貯蔵回路内のガス圧を測定するに適した圧力変換器C2
     を少なくとも一つ備えるもの。 −測定回路内のガス量の測定手段において、時間に応じ
    て測定回路内ガス圧を測定するに適した圧力変換器C1
     を少なくとも1つ備えるもの。 −貯蔵回路を測定回路に連結する少なくとも一個の調節
    弁(VP1 )、 −調節弁VP1 を制御するに適し、圧力変換器C2 
    に連結した圧力プログラミング手段(40)及び、−サ
    ンプル内のガス吸着の測定及びサンプルのガス脱着の測
    定の実施に適した情報の収集と処理手段(14)におい
    て、圧力のプログラミング手段(40)と、貯蔵回路内
    のガス量の測定手段と、測定回路内のガス量の測定手段
    と、測定回路内の温度を液体窒素の温度に維持する手段
    (13)に連結されたものと、貯蔵回路及び測定回路の
    温度の測定(21)(22)および調節手段。
  9. 【請求項9】  請求項8に記載の装置において、これ
    が調節された真空下での前処理手段(VR)からなるこ
    とと、測定回路と、真空化及び真空測定手段と、情報の
    収集、処理手段とに連結された温度のプログラミング(
    30)とを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】  請求項8または9に記載の装置にお
    いて、圧力プログラミング手段(40)が時間間隔をお
    いた圧力の測定値と、時間に応じてプログラミングした
    貯蔵回路の圧力のレジスター値との間の偏差に正比例す
    る信号を与えるマイクロプロセッサーを備え、前記信号
    によって調節弁の制御が可能になるようにしたことを特
    徴とする装置。
  11. 【請求項11】  請求項8〜10のうちの1項に記載
    の装置において、前記凝縮可能ガス供給装置と、凝縮不
    能ガスの前記供給装置に連結された少なくとも一つの容
    量(6) を備えることを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】  請求項8〜11のうちの1項に記載
    の装置において、測定回路に連結し、温度を液体窒素温
    度に維持する手段が、低温容器(13)の液体窒素レベ
    ルの調節装置に連結した液体窒素供給装置を備えること
    を特徴とする装置。
  13. 【請求項13】  請求項8〜12のうちの1項に記載
    の装置において、これが真空化手段と測定回路の間にあ
    る少なくとも一つの隔離弁(V4)を備えることを特徴
    とする装置。
  14. 【請求項14】  請求項8〜13のうちの1項に記載
    の装置において、調節弁が比例開口式弁であるもの。
  15. 【請求項15】  吸着用固体サンプルの比面積測定方
    法における、請求項8〜14のうちの1項に記載の装置
    の利用方法。
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