JPH0423404B2 - - Google Patents
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- JPH0423404B2 JPH0423404B2 JP61114220A JP11422086A JPH0423404B2 JP H0423404 B2 JPH0423404 B2 JP H0423404B2 JP 61114220 A JP61114220 A JP 61114220A JP 11422086 A JP11422086 A JP 11422086A JP H0423404 B2 JPH0423404 B2 JP H0423404B2
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- lever
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- reinforcing plate
- plate
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Description
【発明の詳細な説明】
(ア) 技術分野
この発明は、補強プレート付揺動式アクチユエ
ータに関する。
ータに関する。
揺動式アクチユエータとここで呼ぶのは、磁性
体のヨークと、ヨークを磁化するためのコイル
と、永久磁石、及び揺動するレバーなどよりな
り、ヨークの磁化の方向を切換える事により、レ
バーを高速で揺動させるものである。
体のヨークと、ヨークを磁化するためのコイル
と、永久磁石、及び揺動するレバーなどよりな
り、ヨークの磁化の方向を切換える事により、レ
バーを高速で揺動させるものである。
ヨーク、コイルなどを組合わせた電磁装置とし
て、最もよく用いられるものは、ソレノイドであ
る。
て、最もよく用いられるものは、ソレノイドであ
る。
ソレノイドは、磁性体のヨークで作られた箱状
の空間の中に、コイルを入れ、コイルの中空軸部
にプランジヤを進退可能に入れたものである。コ
イルに通電する事により、プランジヤを吸引し、
コイルに通電しない事によりスプリング力により
プランジヤを復帰させる。
の空間の中に、コイルを入れ、コイルの中空軸部
にプランジヤを進退可能に入れたものである。コ
イルに通電する事により、プランジヤを吸引し、
コイルに通電しない事によりスプリング力により
プランジヤを復帰させる。
永久磁石を用いた自己保持型のソレノイドもあ
る。永久磁石を用いた双安定型のソレノイドもあ
る。
る。永久磁石を用いた双安定型のソレノイドもあ
る。
いずれにしてもソレノイドは、プランジヤが軸
方向に進退する。コイルの軸芯と、プランジヤの
運動は平行である。
方向に進退する。コイルの軸芯と、プランジヤの
運動は平行である。
これに対して、本発明が改良の対象とする揺動
式アクチユエータは、レバーをコイルの軸と直角
方向に揺動させるものである。
式アクチユエータは、レバーをコイルの軸と直角
方向に揺動させるものである。
(イ) 従来技術
実開昭57−66506は、永久磁石を用いない揺動
式アクチユエータを提供している。これは、D字
型にヨークを形成し、Dの字の一部を切欠いた部
分に、揺動レバーが揺動できるように設けてい
る。ヨークには、対称に2つの励磁コイルが設け
てある。励磁コイルに流す電流の向きを変える事
により、揺動レバーが揺動する。
式アクチユエータを提供している。これは、D字
型にヨークを形成し、Dの字の一部を切欠いた部
分に、揺動レバーが揺動できるように設けてい
る。ヨークには、対称に2つの励磁コイルが設け
てある。励磁コイルに流す電流の向きを変える事
により、揺動レバーが揺動する。
これは、2つの電磁石を用いるものであるが、
いずれの電磁石も、常に通電していなくてはなら
ない。これは、電力費を要し、不経済である。
いずれの電磁石も、常に通電していなくてはなら
ない。これは、電力費を要し、不経済である。
そこで、永久磁石と、励磁コイルとを組合わせ
た、単安定性のアクチユエータが作られるように
なつた。
た、単安定性のアクチユエータが作られるように
なつた。
西ドイツのハルテイング社が、最初にこのよう
なアクチユエータを製造販売している。
Polarisierter Kleinmagnetと呼ばれている。、有
磁性小型ソレノイドという意味である。
なアクチユエータを製造販売している。
Polarisierter Kleinmagnetと呼ばれている。、有
磁性小型ソレノイドという意味である。
これは、コの字型のヨークと、2つの副ヨーク
と、永久磁石、コイル、揺動レバーなどを持つて
いる。揺動レバーはコイルの中空部に挿入されて
おり、下底のピンを中心にして揺動できる。ヨー
クと、副ヨーク2つで、磁気回路を形成する。一
方の副ヨークと、ヨークの間には、ヨーク面と直
角な方向に磁化された永久磁石を挾む。
と、永久磁石、コイル、揺動レバーなどを持つて
いる。揺動レバーはコイルの中空部に挿入されて
おり、下底のピンを中心にして揺動できる。ヨー
クと、副ヨーク2つで、磁気回路を形成する。一
方の副ヨークと、ヨークの間には、ヨーク面と直
角な方向に磁化された永久磁石を挾む。
永久磁石は、副ヨーク、レバー、ヨークの半
分、永久磁石の連鎖よりなる磁束ループを形成す
るので、レバーは、永久磁石に近い副ヨークに引
寄せられている。これは安定な状態である。
分、永久磁石の連鎖よりなる磁束ループを形成す
るので、レバーは、永久磁石に近い副ヨークに引
寄せられている。これは安定な状態である。
コイルに通電し、永久磁石の磁束を打消し、反
対側の副ヨーク、ヨークの半分、レバー、コイル
よりなる連鎖に磁束ループを作ると、レバーは反
対側へ引寄せられる。
対側の副ヨーク、ヨークの半分、レバー、コイル
よりなる連鎖に磁束ループを作ると、レバーは反
対側へ引寄せられる。
永久磁石と、ヨーク、副ヨークは接着剤によつ
て接着されている。
て接着されている。
全体の骨格を決定しているのはヨークである。
ヨークと副ヨークも接着剤で接着されている。永
久磁石と反対側のヨーク、副ヨークは重なつてい
るから、ここで厚みが2倍になつている。小さく
薄い軟鋼板でヨークを作るが、これらを固結する
のは、ねじよりも、接着剤の方が便利である。
ヨークと副ヨークも接着剤で接着されている。永
久磁石と反対側のヨーク、副ヨークは重なつてい
るから、ここで厚みが2倍になつている。小さく
薄い軟鋼板でヨークを作るが、これらを固結する
のは、ねじよりも、接着剤の方が便利である。
しかし、接着剤はすぐには固まらないから、仮
止めしなくてはならないし、位置決め誤差が生じ
やすいという欠点がある。また固まるまで時間が
かかる。
止めしなくてはならないし、位置決め誤差が生じ
やすいという欠点がある。また固まるまで時間が
かかる。
副ヨークの先端に、揺動レバーが衝突する。1
回の衝撃力は弱いが、高速で繰返し衝突するの
で、ヨークが徐々に開いてゆくこともある。
回の衝撃力は弱いが、高速で繰返し衝突するの
で、ヨークが徐々に開いてゆくこともある。
さらに、揺動レバーの支点ピンは、ヨークの底
板とは異なるもう一枚の敷板に横穴を穿ち、横穴
から支点ピンを挿入する事により取付ける。支点
ピンが抜けないよう横穴には接着剤をつける。
板とは異なるもう一枚の敷板に横穴を穿ち、横穴
から支点ピンを挿入する事により取付ける。支点
ピンが抜けないよう横穴には接着剤をつける。
第11図にハルテイング社の有極性小型ソレノ
イドの正面図を示す。
イドの正面図を示す。
コの字型のヨーク1と、永久磁石6がS1で接着
されている。永久磁石6と副ヨーク2aがS2で接
着されている。ピン11がS3に於て接着剤で抜け
どめされている。副ヨーク2bとヨーク1とがS4
で接着されている。
されている。永久磁石6と副ヨーク2aがS2で接
着されている。ピン11がS3に於て接着剤で抜け
どめされている。副ヨーク2bとヨーク1とがS4
で接着されている。
レバー4は、副ヨーク2a,2bの端面に繰返
し衝突する。
し衝突する。
ハルテイング社のものと全く同じ電磁装置が日
本に於ても出願されている。実開昭61−27315
(S.61.2.18公開)である。
本に於ても出願されている。実開昭61−27315
(S.61.2.18公開)である。
ボビンの下底にピンをつかむ半円部分があり、
底板には、ピンの入る溝があつて、この溝に半円
部分が入る。底板の下にヨークの一部があり、ヨ
ークはピンの下部に接触している。
底板には、ピンの入る溝があつて、この溝に半円
部分が入る。底板の下にヨークの一部があり、ヨ
ークはピンの下部に接触している。
(ウ) 従来技術の問題点
コの字型のヨークを骨格としている。ヨークの
一方には、逆L字型の副ヨークを固着している。
ヨークの他方には、永久磁石を介して逆L字型の
副ヨークを固着している。副ヨークが対向してい
る。
一方には、逆L字型の副ヨークを固着している。
ヨークの他方には、永久磁石を介して逆L字型の
副ヨークを固着している。副ヨークが対向してい
る。
レバーは両側の副ヨークに繰返し衝突する。
軽いレバーであるから、1回の衝撃力は小さ
い。しかし、高速で揺動するから、衝突の回数が
極めて多い。
い。しかし、高速で揺動するから、衝突の回数が
極めて多い。
永年の使用で、ヨークが外側に変形し、副ヨー
クが開いてゆく傾向がある。
クが開いてゆく傾向がある。
副ヨークが開くと、レバーの揺動ストロークが
長くなる。ストロークが長くなると、磁石やコイ
ルによる反対方向に向う起磁力の効果が弱くな
る。両方の効果が重なつて、揺動が遅くなり、所
定の高速動作を行なう事ができないようになる。
長くなる。ストロークが長くなると、磁石やコイ
ルによる反対方向に向う起磁力の効果が弱くな
る。両方の効果が重なつて、揺動が遅くなり、所
定の高速動作を行なう事ができないようになる。
このようなヨークの変形が起こりやすいのは、
ヨークがコの字型をしており、ヨークの底辺によ
り曲げモーメントを支えなければならないからで
ある。
ヨークがコの字型をしており、ヨークの底辺によ
り曲げモーメントを支えなければならないからで
ある。
衝撃力のかかる部分から、ヨーク底面はかなり
離れており、ヨーク底面に加わる曲げモーメント
はflとなる。fは衝撃力、lは力の作用点とヨー
ク底面の距離である。
離れており、ヨーク底面に加わる曲げモーメント
はflとなる。fは衝撃力、lは力の作用点とヨー
ク底面の距離である。
弱い衝撃力であつても、l倍に増幅されて、ヨ
ーク底面を変形させるように働く。
ーク底面を変形させるように働く。
もちろん、ハルテイング社のアクチユエータ
も、ヨークの変形に対して無策であるわけではな
い。第11図に示すように、ヨーク底板の上に、
より厚い補充底板を設けて、底板を二重にしてい
る。
も、ヨークの変形に対して無策であるわけではな
い。第11図に示すように、ヨーク底板の上に、
より厚い補充底板を設けて、底板を二重にしてい
る。
また、コイルの部分と副ヨークとを接着剤で接
着している。コイルが副ヨークを結合し、ヨーク
の変形を防止する。
着している。コイルが副ヨークを結合し、ヨーク
の変形を防止する。
しかし、補充底板を入れると、これはかなり厚
い磁性体であるから、重くなる。また、ヨークは
開く方向に衝撃力を受ける。外に対して反るよう
に底板が変形するのであるから、ヨーク底板の中
側に補充底板があつても、この方向の変形を有効
に防止できない。
い磁性体であるから、重くなる。また、ヨークは
開く方向に衝撃力を受ける。外に対して反るよう
に底板が変形するのであるから、ヨーク底板の中
側に補充底板があつても、この方向の変形を有効
に防止できない。
コイルの上にテープが巻いてあり、テープと副
ヨークを接着しているから、柔軟なテープが伸縮
し、副ヨークの衝撃力をコイルによつて受ける、
という事ができない。
ヨークを接着しているから、柔軟なテープが伸縮
し、副ヨークの衝撃力をコイルによつて受ける、
という事ができない。
(エ) 目的
レバーが高頻度で往復運動し、ヨークに衝撃力
を繰返し与えたとしても、ヨークの変形が起こら
ないようにした揺動式アクチユエータを提供する
事が本発明の第1の目的である。
を繰返し与えたとしても、ヨークの変形が起こら
ないようにした揺動式アクチユエータを提供する
事が本発明の第1の目的である。
ヨークと副ヨークの高さ、縦、横方向の相対的
な位置決めを容易にした揺動式アクチユエータを
提供する事が本発明の第2の目的である。
な位置決めを容易にした揺動式アクチユエータを
提供する事が本発明の第2の目的である。
(オ) 構成
ヨークの永年変形による、ストロークの増加を
防止するために、ヨークと副ヨークとを、上面に
於て結合し、衝撃力が大きい曲げモーメントとし
て、ヨーク底板に加わることのないようにした。
防止するために、ヨークと副ヨークとを、上面に
於て結合し、衝撃力が大きい曲げモーメントとし
て、ヨーク底板に加わることのないようにした。
非磁性体の補強プレートを使い、これにより、
レバーの衝突部より上で、ヨーク、副ヨークを結
合することにした。
レバーの衝突部より上で、ヨーク、副ヨークを結
合することにした。
レバーの衝突部より上で、補強プレートが、ヨ
ーク、副ヨークを結合するので、ヨーク底板に
は、曲げモーメントが殆んど生じない。
ーク、副ヨークを結合するので、ヨーク底板に
は、曲げモーメントが殆んど生じない。
たとえ生じたとしても、その曲げモーメントは
反対方向であつて、ヨークを開げる方向に働くも
のではない。
反対方向であつて、ヨークを開げる方向に働くも
のではない。
また、補強プレートは接着するのではなく、ね
じ止めする。螺子を通す穴や、螺穴を予めヨー
ク、サイドヨーク、補強プレートに穿つておく。
穴の相対位置をそろえることにより、サイドヨー
ク、ヨークの位置ぎめが、的確になされる。
じ止めする。螺子を通す穴や、螺穴を予めヨー
ク、サイドヨーク、補強プレートに穿つておく。
穴の相対位置をそろえることにより、サイドヨー
ク、ヨークの位置ぎめが、的確になされる。
以下、図面によつて説明する。
第1図は本発明のアクチユエータの全体斜視図
である。第2図は同じものを補強プレートから見
た平面図である。第3図は中央縦断面図を示して
いる。第4図は分解斜視図である。
である。第2図は同じものを補強プレートから見
た平面図である。第3図は中央縦断面図を示して
いる。第4図は分解斜視図である。
本発明のアクチユエータは、磁気回路を形成す
るための略コの字型のヨーク1、ヨーク1の中へ
収容されるボビン2、磁気回路の一部を構成する
略L字型断面のサイドヨーク3、などを含んでい
る。
るための略コの字型のヨーク1、ヨーク1の中へ
収容されるボビン2、磁気回路の一部を構成する
略L字型断面のサイドヨーク3、などを含んでい
る。
ボビン2の中には、揺動可能なレバー4が挿入
されている。ボビン2の周囲にはコイル5が巻回
されている。
されている。ボビン2の周囲にはコイル5が巻回
されている。
レバー4も磁気回路の一部となる。
平板状の永久磁石6は、サイドヨーク3とヨー
ク1の間に介装されて、ヨーク1、サイドヨーク
3、レバー4よりなる磁気回路に、定方向定量の
磁束を与えている。永久磁石6は面と直角な方向
に磁化されている。
ク1の間に介装されて、ヨーク1、サイドヨーク
3、レバー4よりなる磁気回路に、定方向定量の
磁束を与えている。永久磁石6は面と直角な方向
に磁化されている。
寸法が限られるので(この例では6.5mm×12.6
mm、×1.5mm)強力な磁石である事が望ましい。
mm、×1.5mm)強力な磁石である事が望ましい。
フエライトでも使える。しかし、稀土類磁石の
方が(BH)maxの大きいものが得やすい。たと
えば、2−17系のサマリウムコバルト
(Sm2Co17)や1−5系のサマリウムコバルト
(SmCo5)などを使うのが望ましい。
方が(BH)maxの大きいものが得やすい。たと
えば、2−17系のサマリウムコバルト
(Sm2Co17)や1−5系のサマリウムコバルト
(SmCo5)などを使うのが望ましい。
サイドホルダ7は、ヨーク1に、永久磁石6、
サイドヨーク3を簡単にしかも正確に取付けるた
めの部品である。これは、従来のアクチユエータ
にはなかつた。
サイドヨーク3を簡単にしかも正確に取付けるた
めの部品である。これは、従来のアクチユエータ
にはなかつた。
揺動レバー4は、1つのサイドヨーク3と、ヨ
ーク1の反対側の上頂板部15とによつて反対方
向に引張られる。
ーク1の反対側の上頂板部15とによつて反対方
向に引張られる。
サイドヨーク3と、ヨーク1とを、上面に於て
結合するため補強プレート8が設けられる。これ
は、ヨークの変形を防ぐことができる。新規な部
材である。
結合するため補強プレート8が設けられる。これ
は、ヨークの変形を防ぐことができる。新規な部
材である。
止めねじ9,9が、補強プレート8を、それぞ
れサイドヨーク3の上頂部32、ヨーク1の上頂
板部15に固定する。
れサイドヨーク3の上頂部32、ヨーク1の上頂
板部15に固定する。
ボビン2の下方には、レバー4の回転中心とな
るべき支点ピン11が側方から挿通されている。
るべき支点ピン11が側方から挿通されている。
ボビン2からは、2本のリード10,10が出
ている。これはコイル5に通電するためのもので
ある。
ている。これはコイル5に通電するためのもので
ある。
ヨーク1の構造から順に説明する。
底板部12、側板部13、側板部14と側板部
14に続く上頂板部15よりなる。従来のヨーク
が単にコの字型断面であつたものに比べて、上頂
板部15が増えている。従来のヨークは、2つの
副ヨークを接着するものであつた。本発明は側板
部14に上頂板部15を続けて形成することによ
り、一方の副ヨークを不要としている。
14に続く上頂板部15よりなる。従来のヨーク
が単にコの字型断面であつたものに比べて、上頂
板部15が増えている。従来のヨークは、2つの
副ヨークを接着するものであつた。本発明は側板
部14に上頂板部15を続けて形成することによ
り、一方の副ヨークを不要としている。
もう一方の副ヨークは永久磁石の片面に固定さ
れるものであつてヨークと一体化することはでき
ない。この副ヨークをサイドヨーク3と呼んでい
る。
れるものであつてヨークと一体化することはでき
ない。この副ヨークをサイドヨーク3と呼んでい
る。
ヨーク1は軟鋼板で作られる。この例で厚みは
1.2mmである。
1.2mmである。
ヨーク1の底板部12には、底縦溝16が穿孔
されている。これは、側板部13より側板部14
に近い方にあり、レバー4のピン11より下の部
分の通す溝である。
されている。これは、側板部13より側板部14
に近い方にあり、レバー4のピン11より下の部
分の通す溝である。
底縦溝16の両側には、側凹部17,17が切
欠かれている。これはボビン2の底部にある脚片
56,56を差込み、ボビン2をヨーク1に対し
て、位置ぎめするためのものである。
欠かれている。これはボビン2の底部にある脚片
56,56を差込み、ボビン2をヨーク1に対し
て、位置ぎめするためのものである。
底板部12には、前後に取付螺穴18,19が
穿孔されている。アクチユエータを他の部材に固
定するための螺穴である。
穿孔されている。アクチユエータを他の部材に固
定するための螺穴である。
さらに、一方の側板部13の下方には、リード
10,10を通すためのリード通し穴20が穿た
れている。
10,10を通すためのリード通し穴20が穿た
れている。
さて、ヨーク1に於て、側板部14に続く上頂
板部15には、固定螺穴21が穿たれている。こ
れは前述の補強プレート8を上頂板部15に重
ね、止めねじ9によつて固定すべき螺穴である。
板部15には、固定螺穴21が穿たれている。こ
れは前述の補強プレート8を上頂板部15に重
ね、止めねじ9によつて固定すべき螺穴である。
側板部13は、サイドホルダ7に差込む部分で
ある。段部22が側板部13の下方に小さく切欠
かれている。サイドホルダ7を差込むと、サイド
ホルダ7の下底が段部22に当つて止まる。これ
でサイドホルダ7の高さが決まる。
ある。段部22が側板部13の下方に小さく切欠
かれている。サイドホルダ7を差込むと、サイド
ホルダ7の下底が段部22に当つて止まる。これ
でサイドホルダ7の高さが決まる。
側板部14の上方にも段部23ある。これは、
上頂板部15の幅を、ヨークの他の部分より狭く
し、当り面37の両端をボビン2に当てるための
ものである。
上頂板部15の幅を、ヨークの他の部分より狭く
し、当り面37の両端をボビン2に当てるための
ものである。
サイドホルダ7は、広い背板部24と、この両
側に形成され、ヨーク1、永久磁石6、サイドヨ
ーク3の一部を抱持する抱持板部25,26とよ
りなる。
側に形成され、ヨーク1、永久磁石6、サイドヨ
ーク3の一部を抱持する抱持板部25,26とよ
りなる。
抱持板部25,26の内面の中間には、縦凸条
27が形成してある。これは永久磁石6を挾み込
む部分である。同時にヨーク1の側板部13を背
板部24とともに挾む。
27が形成してある。これは永久磁石6を挾み込
む部分である。同時にヨーク1の側板部13を背
板部24とともに挾む。
抱持板部25,26の下方に於て、内側に垂辺
28がある。垂辺28の下端は、ボビン2の底面
部51に当たり、ボビン2に対し、サイドホルダ
7を位置決めする。
28がある。垂辺28の下端は、ボビン2の底面
部51に当たり、ボビン2に対し、サイドホルダ
7を位置決めする。
サイドホルダ7は非磁性体であればよい。
この例では、PBT(ポリブチレンテレフタレー
ト)を用いている。成形性が良く、高い寸法精度
を得やすいからである。
ト)を用いている。成形性が良く、高い寸法精度
を得やすいからである。
サイドホルダの垂辺28より上に、底板30が
ある。底板30の背板部24に近い方には、矩形
状のヨーク通し穴29が穿たれている。ここへヨ
ーク1の側板部13を通す。側板部13の段部2
2は、サイドホルダ7の底板30に当たる。
ある。底板30の背板部24に近い方には、矩形
状のヨーク通し穴29が穿たれている。ここへヨ
ーク1の側板部13を通す。側板部13の段部2
2は、サイドホルダ7の底板30に当たる。
永久磁石6は、サイドホルダ7の縦凸条27,
27の間に挿入される。面と直角な方向に着磁さ
れている。
27の間に挿入される。面と直角な方向に着磁さ
れている。
サイドヨーク3は逆L字型断面の強磁性体で、
ヨーク1と同じ材質である。軟鋼板で作つてあ
る。この例では、厚さが1.2mmである。
ヨーク1と同じ材質である。軟鋼板で作つてあ
る。この例では、厚さが1.2mmである。
サイドヨーク3は、従来例のアクチユエータに
もあつた。サイドヨーク3は、鉛直下方に伸びる
側板部31と、この上端で直角方向につながる上
頂部32とよりなる。
もあつた。サイドヨーク3は、鉛直下方に伸びる
側板部31と、この上端で直角方向につながる上
頂部32とよりなる。
上頂部32には、固定螺穴33が穿たれてい
る。これは、止めねじ9によつて補強プレート8
を上頂部32に固定するための螺穴である。
る。これは、止めねじ9によつて補強プレート8
を上頂部32に固定するための螺穴である。
側板部31はサイドホルダ7の抱持板部25,
26の間に挿入される。縦凸条27が側板部31
の背面に当たるから、サイドホルダ7に対しサイ
ドヨーク3が平行になる。
26の間に挿入される。縦凸条27が側板部31
の背面に当たるから、サイドホルダ7に対しサイ
ドヨーク3が平行になる。
段部34,34が側板部31の上方に切欠かれ
ている。これは、上頂部32の幅を少し狭くし
て、ボビン2によつて位置決めできるためであ
る。
ている。これは、上頂部32の幅を少し狭くし
て、ボビン2によつて位置決めできるためであ
る。
サイドヨーク3の上頂部32と、ヨーク1の上
頂板部15とが、補強プレート8、止めねじ、
9,9によつて連結される。レバー4は、サイド
ヨーク3の当たり面36と、ヨーク1の当り面3
7とに、排他的に当たることになる。
頂板部15とが、補強プレート8、止めねじ、
9,9によつて連結される。レバー4は、サイド
ヨーク3の当たり面36と、ヨーク1の当り面3
7とに、排他的に当たることになる。
補強プレート8は、非磁性の薄板である。
例えば、アルミニウム、プラスチツク、非磁性
ステンレスなどである。中央に広い天窓40が開
いている。、その前後に丸い通し穴41,41が
穿たれている。これは止めねじ9,9を通す穴で
ある。
ステンレスなどである。中央に広い天窓40が開
いている。、その前後に丸い通し穴41,41が
穿たれている。これは止めねじ9,9を通す穴で
ある。
補強プレート8は、レバーの繰返し衝撃力によ
り、ヨークとサイドヨークが開いてゆくのを防ぐ
作用がある。通し穴41、止めねじ9,9、固定
螺穴21,33などにより、ヨークとサイドヨー
クを位置ぎめする、という作用もある。
り、ヨークとサイドヨークが開いてゆくのを防ぐ
作用がある。通し穴41、止めねじ9,9、固定
螺穴21,33などにより、ヨークとサイドヨー
クを位置ぎめする、という作用もある。
衝撃力を受ける部分の極めて近くで、サイドヨ
ーク3、ヨーク1を結合しているので、補強プレ
ート8は、ヨーク1の底板に曲げモーメントが発
生するのを有効に防ぐ。
ーク3、ヨーク1を結合しているので、補強プレ
ート8は、ヨーク1の底板に曲げモーメントが発
生するのを有効に防ぐ。
補強プレート8は、レバー4の当たる面より上
にあるから、ヨークに生ずる曲げモーメントは、
従来のものとは反対方向になる。反対方向であつ
て、極めて微弱なモーメントである。
にあるから、ヨークに生ずる曲げモーメントは、
従来のものとは反対方向になる。反対方向であつ
て、極めて微弱なモーメントである。
このため、衝撃力を永年受けたとしても、ヨー
クが開くことがない。
クが開くことがない。
さらに、底板を二重化する必要がない。
ボビン2は、コイルを巻くという役割と、中空
部にレバー4を通すという役割と、さらに支点ピ
ン11を下底に保持するという役割がある。この
他に、ヨーク1、サイドヨーク3、サイドホルダ
7の位置を正しく決定する、という役割も果す。
部にレバー4を通すという役割と、さらに支点ピ
ン11を下底に保持するという役割がある。この
他に、ヨーク1、サイドヨーク3、サイドホルダ
7の位置を正しく決定する、という役割も果す。
このように、いくつもの役割を持つているか
ら、ボビン2の構造は複雑である。
ら、ボビン2の構造は複雑である。
第5図はボビンの上方から見た斜視図である。
第6図は下方から見た斜視図である。
第6図は下方から見た斜視図である。
さらに、第7図に中央縦断面図を示す。また、
第7図に於ける−断面図を第8図に示してい
る。
第7図に於ける−断面図を第8図に示してい
る。
ボビン2は、縦に長い四角柱部50を中間に有
する。四角柱といつても、矩形断面である(この
例で7.2mm×2.8mm)。
する。四角柱といつても、矩形断面である(この
例で7.2mm×2.8mm)。
四角柱部50の、下に、底面部51を、上に、
上面部52を有する。
上面部52を有する。
四角柱部50は、このまわりにエナメル線を巻
く部分である。この周囲にコイルが形成される。
く部分である。この周囲にコイルが形成される。
四角柱部50の内部は、レバー4が揺動できる
揺動空間53となつている。
揺動空間53となつている。
揺動空間53の断面積は、この例で、6mm×
1.9mmとなつている。肉厚が厚い方で0.6mm、薄い
方で0.45mmである。
1.9mmとなつている。肉厚が厚い方で0.6mm、薄い
方で0.45mmである。
揺動空間53は、下開口54と上開口55を有
する。つまり、揺動空間53は上下に貫通する空
間である。
する。つまり、揺動空間53は上下に貫通する空
間である。
底面部51の、下開口54の両側には脚片5
6,56が形成してある。この脚片56,56は
既に述べたように、ヨーク1の底板部12の側凹
部17に嵌り込む。これにより、ヨークに対し、
ボビン底部が位置ぎめされる。
6,56が形成してある。この脚片56,56は
既に述べたように、ヨーク1の底板部12の側凹
部17に嵌り込む。これにより、ヨークに対し、
ボビン底部が位置ぎめされる。
また、底面部51の裏面には、下開口54を横
切るようにピン溝57が形成されている。ピン溝
57の両側は、ピンの抜けを防ぐための抜け止め
片58となつている。
切るようにピン溝57が形成されている。ピン溝
57の両側は、ピンの抜けを防ぐための抜け止め
片58となつている。
さらに、底面部51の裏面には円凹部60と、
一方の開いた凹部61が浅く形成してある。これ
は、ヨーク1の取付螺穴18,19の直上にあ
り、ねじの先が凹部60,61に入りこむように
なつている。
一方の開いた凹部61が浅く形成してある。これ
は、ヨーク1の取付螺穴18,19の直上にあ
り、ねじの先が凹部60,61に入りこむように
なつている。
上面部52の両側には、水平のリード通し穴6
2,62が形成されている。これは、コイルの両
端に接続したリードを通す長穴である。
2,62が形成されている。これは、コイルの両
端に接続したリードを通す長穴である。
リード通し穴62,62のすぐ上には、上方へ
盛り上つた平行な頂凸部63,63が形成されて
いる。頂凸部63,63の内面の両端には、極め
て小さいヨーク止め隅部64がある。これはヨー
ク21の上頂板部15の当り面37の両側と、サ
イドヨーク3の上頂部32の当り面36の両側と
が入る小さな隅部である。
盛り上つた平行な頂凸部63,63が形成されて
いる。頂凸部63,63の内面の両端には、極め
て小さいヨーク止め隅部64がある。これはヨー
ク21の上頂板部15の当り面37の両側と、サ
イドヨーク3の上頂部32の当り面36の両側と
が入る小さな隅部である。
これによつて、ヨーク1、サイドヨーク3の上
端の間隔が正しく規定される。
端の間隔が正しく規定される。
ボビン2の上面部52の位置ぎめ端辺66が、
サイドヨーク3の内面に当たることにより、ボビ
ンに対してサイドヨークを位置ぎめする。
サイドヨーク3の内面に当たることにより、ボビ
ンに対してサイドヨークを位置ぎめする。
次に、揺動レバー4の構造を説明する。
第9図はレバーの正面図であり、第10図は第
9図中の−断面図である。
9図中の−断面図である。
レバー4は、レバー本体70、円板71、レバ
ーキヤツプ76などよりなる。
ーキヤツプ76などよりなる。
レバー本体70は、ヨーク1、サイドヨーク3
とともに磁気回路を形成するもので、軟鋼板など
の強磁性体で作られる。
とともに磁気回路を形成するもので、軟鋼板など
の強磁性体で作られる。
レバー本体70は上方に、アーム73,73が
ある。これは、ヨーク1、サイドヨーク3に、接
触するわけではないが、これらの裏面に接近で
き、空隙を少なくして、磁気抵抗を下げている。
ある。これは、ヨーク1、サイドヨーク3に、接
触するわけではないが、これらの裏面に接近で
き、空隙を少なくして、磁気抵抗を下げている。
レバー本体70の上端のヘツド74、及び固定
穴75にはプラスチツク製のレバーキヤツプ76
がアウトサートされている。これはアクチユエー
タの出力となる部分である。レバーキヤツプ76
が、ヨーク1、サイドヨーク3の当り面36,3
7に当つている。
穴75にはプラスチツク製のレバーキヤツプ76
がアウトサートされている。これはアクチユエー
タの出力となる部分である。レバーキヤツプ76
が、ヨーク1、サイドヨーク3の当り面36,3
7に当つている。
レバーがヨーク1、サイドヨーク3のいずれの
側に倒れている時も、レバー本体70がこれらに
接触しない。磁性体同士が接触すると、磁気抵抗
が減り、吸引力が増える。反面、これを引離すの
に大きな力が必要になる。このため動作が遅くな
る。このアクチユエータは、150Hz〜200Hzで振動
しなければならないので、吸引力を減じ、動作を
速めている。
側に倒れている時も、レバー本体70がこれらに
接触しない。磁性体同士が接触すると、磁気抵抗
が減り、吸引力が増える。反面、これを引離すの
に大きな力が必要になる。このため動作が遅くな
る。このアクチユエータは、150Hz〜200Hzで振動
しなければならないので、吸引力を減じ、動作を
速めている。
円板71はピン穴72を有し、ここに支点ピン
11が挿入される。円板71も、レバーキヤツプ
76と同様、樹脂をアウトサートして形成され
る。
11が挿入される。円板71も、レバーキヤツプ
76と同様、樹脂をアウトサートして形成され
る。
支点ピン11と円板71を対応させるのは摩擦
特性を高めるためである。支点ピン11を、レバ
ー本体の穴に通した場合より、回転が滑らかであ
るし、摩耗も少ない。
特性を高めるためである。支点ピン11を、レバ
ー本体の穴に通した場合より、回転が滑らかであ
るし、摩耗も少ない。
この例では、レバーキヤツプ76、円板71
は、20%ガラス繊維入りのナイロン66を使つて
いる。これは、耐摩耗性が良く、熱にも強いから
である。
は、20%ガラス繊維入りのナイロン66を使つて
いる。これは、耐摩耗性が良く、熱にも強いから
である。
(カ) 組立
(1) ボビンにコイルを巻きリード10を付けたも
のを準備しておく。リードを、ヨークのリード
通し穴20から外へ出しておく。
のを準備しておく。リードを、ヨークのリード
通し穴20から外へ出しておく。
(2) ボビン2を、ヨーク1の中へ側方から挿入す
る。
る。
(3) レバー4をボビン2の上開口55から入れ
る。ピン穴72が、ボビン2下底の脚片56,
56の中間に位置するようにし、支点ピン11
を脚片56,56の間からピン穴72へ入れ
る。
る。ピン穴72が、ボビン2下底の脚片56,
56の中間に位置するようにし、支点ピン11
を脚片56,56の間からピン穴72へ入れ
る。
(4) ボビン2を、ヨーク1の底板部12に向つて
押しつける。支点ピン11はボビン2下面のピ
ン溝57に入りこむ。ボビン2の底面部51
と、ヨーク1の底板部12がほぼ接する程度に
近づく。
押しつける。支点ピン11はボビン2下面のピ
ン溝57に入りこむ。ボビン2の底面部51
と、ヨーク1の底板部12がほぼ接する程度に
近づく。
(5) サイドホルダ7のヨーク通し穴29を、ヨー
ク1の垂直な方の側板部13へ通し、サイドホ
ルダ7をヨーク1へ入れる。
ク1の垂直な方の側板部13へ通し、サイドホ
ルダ7をヨーク1へ入れる。
(6) サイドヨーク3を、サイドホルダ7の抱持板
部26の間へ挿入する。
部26の間へ挿入する。
(7) 永久磁石6を、サイドヨーク3と、ヨーク側
板部13の間に入れる。
板部13の間に入れる。
(8) 補強プレート8を、ヨーク1の上頂板部15
とサイドヨーク3の上頂部32に重ねる。
とサイドヨーク3の上頂部32に重ねる。
(9) 補強プレート8の通し穴41,41と、サイ
ドヨークの固定螺穴33、ヨークの固定螺穴2
1を止めねじ9,9で螺合する。
ドヨークの固定螺穴33、ヨークの固定螺穴2
1を止めねじ9,9で螺合する。
(10) 接着剤Qを、サイドホルダ7の上方開口に塗
布する。これにより、サイドホルダ7、永久磁
石6、ヨーク1、サイドヨーク3を固定する。
これらの部材は、サイドホルダ7によつて位置
ぎめされているから、接着剤Qを塗布する時に
位置ぎめするわけではない。また、仮固定する
必要もない。放置しておけば、自然に接着剤が
硬化する。
布する。これにより、サイドホルダ7、永久磁
石6、ヨーク1、サイドヨーク3を固定する。
これらの部材は、サイドホルダ7によつて位置
ぎめされているから、接着剤Qを塗布する時に
位置ぎめするわけではない。また、仮固定する
必要もない。放置しておけば、自然に接着剤が
硬化する。
(キ) 作用
第3図によつて、動作を説明する。
コイルに通電していない場合、磁石6が面と直
角方向に着磁しているから、磁石6の面と面の間
に起磁力が生じている。
角方向に着磁しているから、磁石6の面と面の間
に起磁力が生じている。
起磁力によつて、磁束が生じる。磁束の流れ
は、永久磁石6から、サイドヨーク3、レバー本
体70、右半分のヨーク1、永久磁石6、という
閉ループに沿う。
は、永久磁石6から、サイドヨーク3、レバー本
体70、右半分のヨーク1、永久磁石6、という
閉ループに沿う。
このため、レバー4は右側に引寄せられてい
て、サイドヨーク3の当り面36に接している。
て、サイドヨーク3の当り面36に接している。
磁路は閉ループといつても、レバーの支点のま
わりの非磁性体の円板71と、レバー上端とサイ
ドヨーク3の間隙とがあつて、全てが強磁性体で
形成された閉ループではない。
わりの非磁性体の円板71と、レバー上端とサイ
ドヨーク3の間隙とがあつて、全てが強磁性体で
形成された閉ループではない。
レバーとサイドヨークの間隙があるのは、既に
述べたような理由で、高速性を得るためである。
述べたような理由で、高速性を得るためである。
レバーが右傾したこの状態は安定である。スプ
リングなどを全く要しないで安定である。
リングなどを全く要しないで安定である。
レバー4には上から下へ磁力線が向つている。
コイルに通電すると、レバーを反対方向に動か
す事ができる。
す事ができる。
コイルには、下から上へ向う方向に磁力線が生
ずるように電流を流す。この起磁力によつて、永
久磁石6による磁力線が打ち消される。
ずるように電流を流す。この起磁力によつて、永
久磁石6による磁力線が打ち消される。
サイドヨーク3の当り面36にN極が現われて
いた。電流により、レバー本体70の上端にN極
が生ずる。同極であるから反発する。レバー4は
左方へ揺動し、二点鎖線で示す位置に移る。
いた。電流により、レバー本体70の上端にN極
が生ずる。同極であるから反発する。レバー4は
左方へ揺動し、二点鎖線で示す位置に移る。
磁力線の流れは、レバー本体70から、左半分
のヨーク1をまわつて、レバー本体70に戻る。
のヨーク1をまわつて、レバー本体70に戻る。
この状態も安定である。電流が流れ続ける限
り、レバー4が左方へ倒れた状態が維持される。
り、レバー4が左方へ倒れた状態が維持される。
電流を切ると、レバー4を上向きに磁化する起
磁力が消える。永久磁石による磁束が再び支配的
になる。レバー上端がS極になるので、サイドヨ
ークの当り面36のN極に引寄せられる。再び右
傾し、実線で示す状態になる。
磁力が消える。永久磁石による磁束が再び支配的
になる。レバー上端がS極になるので、サイドヨ
ークの当り面36のN極に引寄せられる。再び右
傾し、実線で示す状態になる。
このように、励磁電流をオン・オフすることに
より、レバー4を左右に動かす事ができるのであ
る。
より、レバー4を左右に動かす事ができるのであ
る。
軸方向にプランジヤを動かすソレノイドと違つ
て、このアクチユエータは、高速動作できる。
て、このアクチユエータは、高速動作できる。
200Hz程度の速さで揺動できる。
(ク) 効果
サイドヨークの上頂部32、ヨークの上頂板部
15を補強プレート8と止めねじ9,9を使つて
結合している。このため、本発明には次の効果が
ある。
15を補強プレート8と止めねじ9,9を使つて
結合している。このため、本発明には次の効果が
ある。
(1) 高い頻度でレバーがヨーク、サイドヨークに
衝突しても、補強プレート8が衝撃力と拮抗
し、ヨークが変形して、開いてゆく、という事
がない。
衝突しても、補強プレート8が衝撃力と拮抗
し、ヨークが変形して、開いてゆく、という事
がない。
(2) ヨークが開いてゆかないから、永年使用によ
つても、ストロークが広くなつて、磁力が弱め
られる、という事はない。動作遅れも生じな
い。アクチユエータの寿命を長くできる。
つても、ストロークが広くなつて、磁力が弱め
られる、という事はない。動作遅れも生じな
い。アクチユエータの寿命を長くできる。
(3) 補強プレート8には通し穴41,41が穿た
れてあり、ヨーク、サイドヨークにはこれらに
対応するよう固定螺穴21,33が穿たれてい
る。これらの穴を合致させて止めねじ9,9に
より、補強プレート8を取り付ける。
れてあり、ヨーク、サイドヨークにはこれらに
対応するよう固定螺穴21,33が穿たれてい
る。これらの穴を合致させて止めねじ9,9に
より、補強プレート8を取り付ける。
これにより、ヨーク、サイドヨークの相対的
な位置ぎめができる。
な位置ぎめができる。
もしも、位置ズレがあれば、ねじ止めできな
いので、直ちにわかる。
いので、直ちにわかる。
(4) 補充底板のような厚い底板を不要とするか
ら、アクチユエータを軽量化できる。
ら、アクチユエータを軽量化できる。
(ケ) 実施例
ヨークの左右の側板部の外面間距離が20mm、ヨ
ークの底板部から上頂板部までの高さが21mm、ヨ
ークの広幅の部分の幅が8mm、ボビン底面の長さ
が16mm、幅が8.6mmのアクチユエータを製作した。
重さは約16gである。
ークの底板部から上頂板部までの高さが21mm、ヨ
ークの広幅の部分の幅が8mm、ボビン底面の長さ
が16mm、幅が8.6mmのアクチユエータを製作した。
重さは約16gである。
12Vの電源を使いコイルに通電した。オン、オ
フの遅れ時間は1msec程度であつた。
フの遅れ時間は1msec程度であつた。
第1図は本発明の実施例に係るアクチユエータ
の全体斜視図。第2図は補強プレート側から見た
平面図。第3図は中央縦断面図。第4図は分解斜
視図。第5図はボビンのみの上方からみた斜視
図。第6図はボビンのみの下方からみた斜視図。
第7図はボビンの中央縦断面図。第8図は第7図
に於ける−断面図。第9図はレバーの正面
図。第10図は第9図中の−断面図。第11
図はハルテイング社が最初に製造販売した公知の
揺動式アクチユエータの正面図。 1……ヨーク、2……ボビン、3……サイドヨ
ーク、4……レバー、5……コイル、6……永久
磁石、7……サイドホルダ、8……補強プレー
ト、9……止めねじ、10……リード、11……
支点ピン、12……底板部、13,14……側板
部、15……上頂板部、16……底縦溝、17…
…側凹部、18,19……取付螺穴、20……リ
ード通し穴、21……固定螺穴、22,23……
段部、24……背板部、25,26……抱持板
部、27……縦凸条、28……垂辺、29……ヨ
ーク通し穴、30……底板、31……側板部、3
2……上頂部、33……固定螺穴、34……段
部、35……底辺、36……当り面、40……天
窓、41……通し穴、50……四角柱部、51…
…底面部、52……上面部、53……揺動空間、
54……下開口、55……上開口、56……脚
片、57……ピン溝、58……抜け止め片、60
……円凹部、61……凹部、62……リード通し
穴、63……頂凸部、64……ヨーク止め隅部、
70……レバー本体、71……円板、72……ピ
ン穴、73……アーム、74……ヘツド、75…
…固定穴、76……レバーキヤツプ、Q……接着
剤、S1,S2,S3……接着剤。
の全体斜視図。第2図は補強プレート側から見た
平面図。第3図は中央縦断面図。第4図は分解斜
視図。第5図はボビンのみの上方からみた斜視
図。第6図はボビンのみの下方からみた斜視図。
第7図はボビンの中央縦断面図。第8図は第7図
に於ける−断面図。第9図はレバーの正面
図。第10図は第9図中の−断面図。第11
図はハルテイング社が最初に製造販売した公知の
揺動式アクチユエータの正面図。 1……ヨーク、2……ボビン、3……サイドヨ
ーク、4……レバー、5……コイル、6……永久
磁石、7……サイドホルダ、8……補強プレー
ト、9……止めねじ、10……リード、11……
支点ピン、12……底板部、13,14……側板
部、15……上頂板部、16……底縦溝、17…
…側凹部、18,19……取付螺穴、20……リ
ード通し穴、21……固定螺穴、22,23……
段部、24……背板部、25,26……抱持板
部、27……縦凸条、28……垂辺、29……ヨ
ーク通し穴、30……底板、31……側板部、3
2……上頂部、33……固定螺穴、34……段
部、35……底辺、36……当り面、40……天
窓、41……通し穴、50……四角柱部、51…
…底面部、52……上面部、53……揺動空間、
54……下開口、55……上開口、56……脚
片、57……ピン溝、58……抜け止め片、60
……円凹部、61……凹部、62……リード通し
穴、63……頂凸部、64……ヨーク止め隅部、
70……レバー本体、71……円板、72……ピ
ン穴、73……アーム、74……ヘツド、75…
…固定穴、76……レバーキヤツプ、Q……接着
剤、S1,S2,S3……接着剤。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 側板部13、底板部12、側板部14よりな
るコの字型にさらに側板部14にほぼ直角に続く
上頂板部15とよりなる磁性体のヨーク1と、内
部に揺動空間53を有しコイル5が巻き廻された
四角柱部50と、四角柱部50に続きヨーク1の
底板部12の上に重ねられる底面部51と上面部
52とを有するボビン2と、ヨーク1の側板部1
3の内面に接触し面と垂直な方向に着磁した平板
状の永久磁石6と、永久磁石6の他の面に接触す
る側板部31とこれに対しほぼ直角に折曲げられ
た上頂部32を有する磁性体のサイドヨーク3
と、ボビン2の底面部51とヨーク底板部12に
よつて挾まれ位置ぎめされている支点ピン11
と、ボビン2の内部の揺動空間53の中に差込ま
れた磁性体のレバー本体70と該レバー本体70
の上に固着された非磁性体のレバーキヤツプ76
とよりなり下端が前記支点ピン11により揺動可
能に支持されたレバー4とよりなり、コイルに通
電しない時は永久磁石6の起磁力によつてレバー
4がサイドヨーク3の上頂部32の当り面36に
引寄せられて安定な位置を保ち、コイル5に永久
磁石6の起磁力を打消す方向に電流を流すことに
よつてレバー4をサイドヨーク3と反対側にある
ヨーク1の上頂板部15の当り面37に引き寄せ
られるようにし、レバー4がいずれの方向に引寄
せられている場合も、磁性体であるレバー本体7
0が磁性体であるサイドヨーク3、ヨーク1に接
触しないようにした揺動式アクチユエータに於
て、前記サイドヨーク3の上頂部32に固定螺穴
33を穿ち、これに対向するヨーク1の上頂板部
15に固定螺穴21を穿ち、レバー4を通す天窓
40と通し穴41,41を前記固定螺穴33,2
1に対応するように穿つた非磁性材料よりなる補
強プレート8を、通し穴41,41、固定螺穴3
3,21に止めねじ9,9を通して固着する事に
より、サイドヨーク3の上頂部32と、ヨーク1
の上頂板部15の上に固定し、サイドヨーク3の
上頂部32とヨーク1の上頂板部15を補強プレ
ート8によつて結合した事を特徴とする補強プレ
ート付揺動式アクチユエータ。 2 補強プレート8が非磁性ステンレスで作られ
ている事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の補強プレート付揺動式アクチユエータ。 3 補強プレート8がアルミニウムで作られてい
る事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の補
強プレート付揺動式アクチユエータ。 4 補強プレート8がプラスチツクで作られてい
る事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の補
強プレート付揺動式アクチユエータ。 5 ボビン2の上面部52には、上方に隆起した
頂凸部63が形成してあり、頂凸部63の内側に
ヨーク止め隅部64が形成されており、ヨーク1
の上頂板部15の当り面37の両端と、サイドヨ
ーク3の上頂部32の当り面36の両端とが、ボ
ビン2のヨーク止め隅部64に嵌り込んで位置ぎ
めされる事を特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の補強プレート付揺動式アクチユエータ。 6 ヨーク1の側板部14と上頂板部15の間に
段部23があつて、上頂板部15がヨーク1の他
の部分より狭くなつており、サイドヨーク3の側
板部31と上頂部32の間に段部34があつて、
上頂部32が側板部31より狭くなつている事を
特徴とする特許請求の範囲第5項記載の補強プレ
ート付揺動式アクチユエータ。 7 止めねじ9,9は磁性体で作られている事を
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の補強プレ
ート付揺動式アクチユエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61114220A JPS62269304A (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | 補強プレ−ト付揺動式アクチユエ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61114220A JPS62269304A (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | 補強プレ−ト付揺動式アクチユエ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62269304A JPS62269304A (ja) | 1987-11-21 |
| JPH0423404B2 true JPH0423404B2 (ja) | 1992-04-22 |
Family
ID=14632233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61114220A Granted JPS62269304A (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | 補強プレ−ト付揺動式アクチユエ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62269304A (ja) |
-
1986
- 1986-05-19 JP JP61114220A patent/JPS62269304A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62269304A (ja) | 1987-11-21 |
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