JPH04237933A - カラー受像管装置 - Google Patents
カラー受像管装置Info
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- JPH04237933A JPH04237933A JP510191A JP510191A JPH04237933A JP H04237933 A JPH04237933 A JP H04237933A JP 510191 A JP510191 A JP 510191A JP 510191 A JP510191 A JP 510191A JP H04237933 A JPH04237933 A JP H04237933A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- screen
- pair
- electron
- center beam
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー受像管装置に係
り、特にインライン型カラー受像管装置の偏向磁界の非
斉一性に基づく収差を補正するための磁界制御素子を改
良したカラー受像管装置に関する。
り、特にインライン型カラー受像管装置の偏向磁界の非
斉一性に基づく収差を補正するための磁界制御素子を改
良したカラー受像管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカラー受像管装置は、一体に接合
されたパネルおよびファンネルからなる外囲器を有し、
そのパネル内側に装着された多数の電子ビーム通過孔の
形成されたシャドウマスクに対向して、上記パネル内面
に、青、緑、赤に発光する3色蛍光体層からなる蛍光体
スクリーンが形成され、ファンネルのネック内に配設さ
れた電子銃から放出される3電子ビームをファンネルの
外側に装着された偏向ヨークの発生する磁界により偏向
して、上記蛍光体スクリーンを水平、垂直走査すること
により、この蛍光体スクリーン上にカラー画像を表示す
る構造に形成されている。
されたパネルおよびファンネルからなる外囲器を有し、
そのパネル内側に装着された多数の電子ビーム通過孔の
形成されたシャドウマスクに対向して、上記パネル内面
に、青、緑、赤に発光する3色蛍光体層からなる蛍光体
スクリーンが形成され、ファンネルのネック内に配設さ
れた電子銃から放出される3電子ビームをファンネルの
外側に装着された偏向ヨークの発生する磁界により偏向
して、上記蛍光体スクリーンを水平、垂直走査すること
により、この蛍光体スクリーン上にカラー画像を表示す
る構造に形成されている。
【0003】このようなカラー受像管装置において、特
に電子銃を同一平面上を通るセンタービームおよび一対
のサイドビームからなる一列配置の3電子ビームを放出
するインライン型電子銃とし、一方、偏向ヨークの発生
する水平偏向磁界をピンクッション形、垂直偏向磁界を
バレル形とする非斉一磁界として、この非斉一磁界によ
り3電子ビームを自己集中するセルフコンバーゼンス方
式インライン型カラー受像管装置が広く使用されている
。
に電子銃を同一平面上を通るセンタービームおよび一対
のサイドビームからなる一列配置の3電子ビームを放出
するインライン型電子銃とし、一方、偏向ヨークの発生
する水平偏向磁界をピンクッション形、垂直偏向磁界を
バレル形とする非斉一磁界として、この非斉一磁界によ
り3電子ビームを自己集中するセルフコンバーゼンス方
式インライン型カラー受像管装置が広く使用されている
。
【0004】しかし、このセルフコンバーゼンス方式イ
ンライン型カラー受像管装置は、偏向磁界の非斉一性の
ために、センタービームの偏向感度が一対のサイドビー
ムの偏向感度より低くなり、図5に示すように、一対の
サイドビームにより描かれるラスター1B,1R に対
してセンタービームにより描かれるラスター1Gが小さ
くなり、画面上下、左右にそれぞれ垂直軸(Y軸)およ
び水平軸(X軸)上にVCR、HCRで示すコマ収差を
生ずる。 このコマ収差は、例えば14インチ90度偏向カラー受
像管装置で、VCRが1.0 〜2.0 mm、HCR
が0.5 mm程度である。
ンライン型カラー受像管装置は、偏向磁界の非斉一性の
ために、センタービームの偏向感度が一対のサイドビー
ムの偏向感度より低くなり、図5に示すように、一対の
サイドビームにより描かれるラスター1B,1R に対
してセンタービームにより描かれるラスター1Gが小さ
くなり、画面上下、左右にそれぞれ垂直軸(Y軸)およ
び水平軸(X軸)上にVCR、HCRで示すコマ収差を
生ずる。 このコマ収差は、例えば14インチ90度偏向カラー受
像管装置で、VCRが1.0 〜2.0 mm、HCR
が0.5 mm程度である。
【0005】したがって、従来よりこの種のカラー受像
管装置では、電子銃の電子ビーム放出端に取付けられた
非磁性体からなる円筒状カップ(以下、コンバーゼンス
カップと呼ぶ)の内側底部に磁界制御素子を配置してこ
のコマ収差を除去している。すなわち、図6に示すよう
に、コンバーゼンスカップ2 の底部に形成された3個
の電子ビーム通過孔3B,3G,3Rのうち、一対のサ
イドビーム通過孔3B,3R を取囲むようにそのまわ
りに環状の高透磁率磁性体からなる磁界制御素子4aお
よびセンタービーム通過孔近傍に高透磁率磁性体からな
る磁界制御素子4bを配置している。このように磁界制
御素子4a,4b を配置することで、両サイドビーム
に及ぼす偏向磁界を弱めセンタービームに及ぼす偏向磁
界を強めることができる。その結果、センタービームに
より描かれるラスターは、水平、垂直方向とも拡大され
、一方、一対のサイドビームにより描かれるラスターは
、水平、垂直方向とも縮小されて、偏向磁界の非斉一性
に基づいて発生するコマ収差を除去して3色ラスターを
一致させることができる。
管装置では、電子銃の電子ビーム放出端に取付けられた
非磁性体からなる円筒状カップ(以下、コンバーゼンス
カップと呼ぶ)の内側底部に磁界制御素子を配置してこ
のコマ収差を除去している。すなわち、図6に示すよう
に、コンバーゼンスカップ2 の底部に形成された3個
の電子ビーム通過孔3B,3G,3Rのうち、一対のサ
イドビーム通過孔3B,3R を取囲むようにそのまわ
りに環状の高透磁率磁性体からなる磁界制御素子4aお
よびセンタービーム通過孔近傍に高透磁率磁性体からな
る磁界制御素子4bを配置している。このように磁界制
御素子4a,4b を配置することで、両サイドビーム
に及ぼす偏向磁界を弱めセンタービームに及ぼす偏向磁
界を強めることができる。その結果、センタービームに
より描かれるラスターは、水平、垂直方向とも拡大され
、一方、一対のサイドビームにより描かれるラスターは
、水平、垂直方向とも縮小されて、偏向磁界の非斉一性
に基づいて発生するコマ収差を除去して3色ラスターを
一致させることができる。
【0006】また、画面上下のラスター歪補正回路を不
要とするために、一般的に、水平、垂直偏向磁界の各電
子銃側を強いバレル形とし、スクリーン側を強いピンク
ッション形とし、全体の磁界分布としては、水平偏向磁
界をピンクッション形、垂直偏向磁界をバレル形にそれ
ぞれ設定している。しかし、垂直偏向磁界が3電子ビー
ムに及ぼす力は、両サイドビームに対しセンタービーム
では弱くなり、画面上下において、両サイドビームによ
り描かれるラスターに対しセンタービームにより描かれ
るラスターが内側に位置するコマ収差が大きく発生して
いた。
要とするために、一般的に、水平、垂直偏向磁界の各電
子銃側を強いバレル形とし、スクリーン側を強いピンク
ッション形とし、全体の磁界分布としては、水平偏向磁
界をピンクッション形、垂直偏向磁界をバレル形にそれ
ぞれ設定している。しかし、垂直偏向磁界が3電子ビー
ムに及ぼす力は、両サイドビームに対しセンタービーム
では弱くなり、画面上下において、両サイドビームによ
り描かれるラスターに対しセンタービームにより描かれ
るラスターが内側に位置するコマ収差が大きく発生して
いた。
【0007】このため、特開昭57−172636 号
公報には、図7に示すように、一対のサイドビーム通過
孔3B,3R を取囲むように配置された環状部5 に
対し、そのセンタービーム通過孔3Gに向かって延出さ
せ、その先端部を起立させた立体部6 を設けた磁界制
御素子7 を配置して、センタービームに及ぼす垂直偏
向磁界を強め、センタービームに及ぼす水平偏向後部漏
洩磁界を減少させ、それにより上記センタービームによ
り描かれるラスターのずれを補正するようにしたものが
示されている。
公報には、図7に示すように、一対のサイドビーム通過
孔3B,3R を取囲むように配置された環状部5 に
対し、そのセンタービーム通過孔3Gに向かって延出さ
せ、その先端部を起立させた立体部6 を設けた磁界制
御素子7 を配置して、センタービームに及ぼす垂直偏
向磁界を強め、センタービームに及ぼす水平偏向後部漏
洩磁界を減少させ、それにより上記センタービームによ
り描かれるラスターのずれを補正するようにしたものが
示されている。
【0008】しかし最近のカラーディスプレイ管装置の
ように、水平偏向周波数が31.5kHz以上のカラー
ブラウン管に上記のように立体部6 を設けた磁界制御
素子7 を使用すると、水平偏向の後部漏洩磁界により
その磁界制御素子7 が着磁し、図8に示すように、画
面の左右両端部で、センタービームにより描かれるラス
ター1Gが一対のサイドビームにより描かれるラスター
1B,1R に対して右にずれるミスコンバーゼンスが
発生する。
ように、水平偏向周波数が31.5kHz以上のカラー
ブラウン管に上記のように立体部6 を設けた磁界制御
素子7 を使用すると、水平偏向の後部漏洩磁界により
その磁界制御素子7 が着磁し、図8に示すように、画
面の左右両端部で、センタービームにより描かれるラス
ター1Gが一対のサイドビームにより描かれるラスター
1B,1R に対して右にずれるミスコンバーゼンスが
発生する。
【0009】このようなミスコンバーゼンスが発生する
原因は、偏向磁界による磁界制御素子に残る残留磁気で
ある。すなわち、画面の左から右に走査するように電子
ビームを偏向するとき、水平偏向磁界は図9(a)の実
線矢印8 で示すようになる。電子ビームが画面左端か
ら画面中央部へ移動するとき、偏向磁界は徐々に弱まり
、画面中央部に位置すると、偏向磁界8 は零となる。 このとき、磁界制御素子7内の磁束密度が図9(b)に
示すヒステリシス曲線9を描き、画面中央部を走査する
とき、B1で示す大きさの残留磁気が残る。そのため、
この磁界制御素子7の残留磁気により、図9(c)に示
すように、電子ビーム通過孔3B,3G,3R付近に破
線矢印で示す磁界10を発生する。この磁界10により
各サイドビーム11B,11R に作用する力をFs、
センタービーム11G に作用する力をFcとすると、
Fs>Fcとなり、画面中央部でセンタービーム11G
よりも一対のサイドビーム11B,11Rが右に偏向
され、結果としてセンタービーム11G が相対的に左
にずれるミスコンバーゼンスが発生する。しかし、通常
、画面中央部のミスコンバーゼンスは、スタティックマ
グネットで補正されるため、逆に画面の左右両端部でセ
ンタービーム11G が相対的に右にずれるミスコンバ
ーゼンスとして現れる。
原因は、偏向磁界による磁界制御素子に残る残留磁気で
ある。すなわち、画面の左から右に走査するように電子
ビームを偏向するとき、水平偏向磁界は図9(a)の実
線矢印8 で示すようになる。電子ビームが画面左端か
ら画面中央部へ移動するとき、偏向磁界は徐々に弱まり
、画面中央部に位置すると、偏向磁界8 は零となる。 このとき、磁界制御素子7内の磁束密度が図9(b)に
示すヒステリシス曲線9を描き、画面中央部を走査する
とき、B1で示す大きさの残留磁気が残る。そのため、
この磁界制御素子7の残留磁気により、図9(c)に示
すように、電子ビーム通過孔3B,3G,3R付近に破
線矢印で示す磁界10を発生する。この磁界10により
各サイドビーム11B,11R に作用する力をFs、
センタービーム11G に作用する力をFcとすると、
Fs>Fcとなり、画面中央部でセンタービーム11G
よりも一対のサイドビーム11B,11Rが右に偏向
され、結果としてセンタービーム11G が相対的に左
にずれるミスコンバーゼンスが発生する。しかし、通常
、画面中央部のミスコンバーゼンスは、スタティックマ
グネットで補正されるため、逆に画面の左右両端部でセ
ンタービーム11G が相対的に右にずれるミスコンバ
ーゼンスとして現れる。
【0010】このずれ量は、立体部の付設による磁界制
御素子の大型化により着磁量が増加し、左右でそれぞれ
0.3 mm以上となり、高いコンバーゼンス特性が要
求される高解像度カラーディスプレイ管装置にとって重
大な問題となっている。
御素子の大型化により着磁量が増加し、左右でそれぞれ
0.3 mm以上となり、高いコンバーゼンス特性が要
求される高解像度カラーディスプレイ管装置にとって重
大な問題となっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、センタ
ービームと一対のサイドビームとのミスコンバーゼンス
を補正するために、立体部を設けた磁界制御素子を使用
しても、水平偏向の後部漏洩磁界によりその磁界制御素
子が着磁して残留磁気が残り、その残留磁気のため画面
の左右両端部で、センタービームにより描かれるラスタ
ーが一対のサイドビームにより描かれるラスターに対し
て右にずれるミスコンバーゼンスが生じる。この右ずれ
現象は、高いコンバーゼンス特性が要求される高解像度
カラー受像管装置にとって重大な問題となっている。
ービームと一対のサイドビームとのミスコンバーゼンス
を補正するために、立体部を設けた磁界制御素子を使用
しても、水平偏向の後部漏洩磁界によりその磁界制御素
子が着磁して残留磁気が残り、その残留磁気のため画面
の左右両端部で、センタービームにより描かれるラスタ
ーが一対のサイドビームにより描かれるラスターに対し
て右にずれるミスコンバーゼンスが生じる。この右ずれ
現象は、高いコンバーゼンス特性が要求される高解像度
カラー受像管装置にとって重大な問題となっている。
【0012】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたものであり、一対のサイドビーム通過孔を取囲
むように配置された環状部に対し立体部を設けても解決
できないミスコンバーゼンス、すなわち、画面の左右両
端部でセンタービームにより描かれる画面が一対のサイ
ドビームにより描かれる画面に対して右にずれるミスコ
ンバーゼンスを解消し、高解像度カラー受像管装置を提
供することを目的とする。 [発明の構成]
なされたものであり、一対のサイドビーム通過孔を取囲
むように配置された環状部に対し立体部を設けても解決
できないミスコンバーゼンス、すなわち、画面の左右両
端部でセンタービームにより描かれる画面が一対のサイ
ドビームにより描かれる画面に対して右にずれるミスコ
ンバーゼンスを解消し、高解像度カラー受像管装置を提
供することを目的とする。 [発明の構成]
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明は、同一平面上を通るセンタービームおよび一
対のサイドビームからなる一列配置の3電子ビームを放
出する電子銃の先端部にコンバーゼンスカップが取付け
られ、このコンバーゼンスカップの底部に形成された上
記3電子ビームを各別に通過させる一列配置の3個の電
子ビーム通過孔のうち一対のセイドビーム通過孔のまわ
りにそれぞれ偏向磁界の非斉一性に基づく収差を補正す
る磁界制御素子が配置されてなるカラー受像管装置にお
いて、上記磁界制御素子が上記一対のサイドビーム通過
孔を各別に取囲む環状部と、この環状部のセンタービー
ム通過孔側側縁から起立した立体部とから少なくとも構
成され、上記立体部は両端がセンタービーム通過孔側へ
突出した形状となっていることを特徴とする。
、本発明は、同一平面上を通るセンタービームおよび一
対のサイドビームからなる一列配置の3電子ビームを放
出する電子銃の先端部にコンバーゼンスカップが取付け
られ、このコンバーゼンスカップの底部に形成された上
記3電子ビームを各別に通過させる一列配置の3個の電
子ビーム通過孔のうち一対のセイドビーム通過孔のまわ
りにそれぞれ偏向磁界の非斉一性に基づく収差を補正す
る磁界制御素子が配置されてなるカラー受像管装置にお
いて、上記磁界制御素子が上記一対のサイドビーム通過
孔を各別に取囲む環状部と、この環状部のセンタービー
ム通過孔側側縁から起立した立体部とから少なくとも構
成され、上記立体部は両端がセンタービーム通過孔側へ
突出した形状となっていることを特徴とする。
【0014】
【作用】上記のように、一対のサイドビーム通過孔を各
別に取囲む磁界制御素子の環状部のセンタビーム通過孔
側側縁からセンタービーム通過孔に向かう立体部を設け
るとともに、立体部は両端がセンタービーム通過孔側へ
突出した形状にすると、画面中央部での一対のサイドビ
ームとセンタービームとに対する磁界制御素子の着磁磁
界の影響を均一化でき、従来立体部を設けたために一対
のサイドビームがセンタービームよりも大きく右に偏向
され、一対のサイドビームに対してセンタービームの偏
向が不足する現象を補正して、センタービームにより描
かれる画面の右ずれを解消することができる。
別に取囲む磁界制御素子の環状部のセンタビーム通過孔
側側縁からセンタービーム通過孔に向かう立体部を設け
るとともに、立体部は両端がセンタービーム通過孔側へ
突出した形状にすると、画面中央部での一対のサイドビ
ームとセンタービームとに対する磁界制御素子の着磁磁
界の影響を均一化でき、従来立体部を設けたために一対
のサイドビームがセンタービームよりも大きく右に偏向
され、一対のサイドビームに対してセンタービームの偏
向が不足する現象を補正して、センタービームにより描
かれる画面の右ずれを解消することができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を実施例に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0016】図1に本発明の一実施例であるインライン
型カラー受像管装置を示す。このカラー受像管装置は、
一体に接合されたパネル20およびファンネル21から
なる外囲器を有し、そのパネル20内側に装着された多
数の電子ビーム通過孔の形成されたシャドウマスク22
に対向して、上記パネル内面に、青、緑、赤に発光する
3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン23が形成され
ている。また、ファンネル21のネック24内に、同一
水平面上を通るセンタービーム11G および一対のサ
イドビーム11B,11R からなる一列配置の3電子
ビームを放出するインライン型電子銃25が配設されて
いる。さらに、ファンネル21の外側には、この電子銃
から放出される3電子ビーム11B,11G,11R
を水平および垂直方向に偏向する偏向磁界を発生する偏
向ヨーク26が装着されている。
型カラー受像管装置を示す。このカラー受像管装置は、
一体に接合されたパネル20およびファンネル21から
なる外囲器を有し、そのパネル20内側に装着された多
数の電子ビーム通過孔の形成されたシャドウマスク22
に対向して、上記パネル内面に、青、緑、赤に発光する
3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン23が形成され
ている。また、ファンネル21のネック24内に、同一
水平面上を通るセンタービーム11G および一対のサ
イドビーム11B,11R からなる一列配置の3電子
ビームを放出するインライン型電子銃25が配設されて
いる。さらに、ファンネル21の外側には、この電子銃
から放出される3電子ビーム11B,11G,11R
を水平および垂直方向に偏向する偏向磁界を発生する偏
向ヨーク26が装着されている。
【0017】上記電子銃25は、水平方向に一列配置さ
れた3個のカソード、このカソードからの電子放出を制
御するグリッド、このグリッドを介して放出される電子
ビームを蛍光体スクリーン23に向かって集束、加速す
るグリッドなど、上記3個のカソード上に順次隣接して
配置された複数個のグリッドを有し、その最先端のグリ
ッドに非磁性体からなるコンバーゼンスカップ27が取
付けられている。このコンバーゼンスカップ27の底部
には、図2(a)に示すように、上記3個のカソードに
対応して3個の電子ビーム通過孔3B,3G,3Rを各
別に取囲むように高透磁率磁性体からなる磁界制御素子
30が配置されている。
れた3個のカソード、このカソードからの電子放出を制
御するグリッド、このグリッドを介して放出される電子
ビームを蛍光体スクリーン23に向かって集束、加速す
るグリッドなど、上記3個のカソード上に順次隣接して
配置された複数個のグリッドを有し、その最先端のグリ
ッドに非磁性体からなるコンバーゼンスカップ27が取
付けられている。このコンバーゼンスカップ27の底部
には、図2(a)に示すように、上記3個のカソードに
対応して3個の電子ビーム通過孔3B,3G,3Rを各
別に取囲むように高透磁率磁性体からなる磁界制御素子
30が配置されている。
【0018】この磁界制御素子30は、各サイドビーム
通過孔を取囲む環状部31と、この環状部31のセンタ
ービーム通過孔3G側側縁から起立した立体部32とか
らなり、立体部32は両端がセンタービーム通過孔3G
側へ突出した形状となっている。
通過孔を取囲む環状部31と、この環状部31のセンタ
ービーム通過孔3G側側縁から起立した立体部32とか
らなり、立体部32は両端がセンタービーム通過孔3G
側へ突出した形状となっている。
【0019】本実施例の磁界制御素子30は、具体的に
は、図2(b)に示すようになっている。すなわち、N
FB磁性体(45%パーマロイ)により、内径3.4
mm、外径6.7mmの環状部31と、高さ4.0 m
mの立体部32とから構成され、一対の立体部間の間隔
は6.8 mmに設定されている。さらに一対の立体部
32は、幅Wが5.0 mmの平面部32a と、この
平面部32a の両端から傾角θが60度となるように
設けられた幅Lが1.0 mm、高さ4.0 mmの側
壁部32b とからなっている。
は、図2(b)に示すようになっている。すなわち、N
FB磁性体(45%パーマロイ)により、内径3.4
mm、外径6.7mmの環状部31と、高さ4.0 m
mの立体部32とから構成され、一対の立体部間の間隔
は6.8 mmに設定されている。さらに一対の立体部
32は、幅Wが5.0 mmの平面部32a と、この
平面部32a の両端から傾角θが60度となるように
設けられた幅Lが1.0 mm、高さ4.0 mmの側
壁部32b とからなっている。
【0020】ところで、前述したように、偏向ヨークの
水平偏向後部漏洩磁界の及ぶ領域に磁界制御素子を配置
すると、その水平偏向後部漏洩磁界により着磁して残留
磁気が残り、電子ビームが画面上の左から右に走査する
場合、その残留磁気のために偏向ヨークの磁界が零とな
る画面中央部でも、図3に破線矢印で示す磁界33が発
生する。本実施例の磁界制御素子30では、側壁部32
b を設けることにより、立体部32をその両端がセン
タビーム通過孔側に突出した形状としてしているので、
磁界33は各電子ビーム11B,11G,11R に同
程度に作用する。これにより、従来の磁界制御素子では
、残留磁気により各サイドビーム11B,11R に作
用する力Fsがセンタービーム11G に作用する力F
cより大きく、Fs>Fcであったものを、センタービ
ーム11G に作用する力Fcを従来より大きくしてF
s=Fcとしている。その結果、センタービームの右ず
れ量が、一対のサイドビームのずれ量と等しくなり、従
来発生していた画面上でのセンタービームにより描かれ
るラスターの右ずれを解消することができる。尚、上記
実施例において、立体部32の先端に設けた側壁部32
b の傾角θおよび幅Lを調節することにより、残留磁
気による磁界33の制御が可能である。
水平偏向後部漏洩磁界の及ぶ領域に磁界制御素子を配置
すると、その水平偏向後部漏洩磁界により着磁して残留
磁気が残り、電子ビームが画面上の左から右に走査する
場合、その残留磁気のために偏向ヨークの磁界が零とな
る画面中央部でも、図3に破線矢印で示す磁界33が発
生する。本実施例の磁界制御素子30では、側壁部32
b を設けることにより、立体部32をその両端がセン
タビーム通過孔側に突出した形状としてしているので、
磁界33は各電子ビーム11B,11G,11R に同
程度に作用する。これにより、従来の磁界制御素子では
、残留磁気により各サイドビーム11B,11R に作
用する力Fsがセンタービーム11G に作用する力F
cより大きく、Fs>Fcであったものを、センタービ
ーム11G に作用する力Fcを従来より大きくしてF
s=Fcとしている。その結果、センタービームの右ず
れ量が、一対のサイドビームのずれ量と等しくなり、従
来発生していた画面上でのセンタービームにより描かれ
るラスターの右ずれを解消することができる。尚、上記
実施例において、立体部32の先端に設けた側壁部32
b の傾角θおよび幅Lを調節することにより、残留磁
気による磁界33の制御が可能である。
【0021】また、立体部の形状は、上記実施例のよう
に平面部32a とその両端の側壁部32b とから形
成されるものに限られない。すなわち、図4に示すよう
に、立体部32全体が湾曲してその両端がセンタービー
ム通過孔3G側へ突出する形状でも同様の効果が得られ
る。
に平面部32a とその両端の側壁部32b とから形
成されるものに限られない。すなわち、図4に示すよう
に、立体部32全体が湾曲してその両端がセンタービー
ム通過孔3G側へ突出する形状でも同様の効果が得られ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明のカラー受像管装
置は、電子銃の先端に取付けられたコンバーゼンスカッ
プの底部に、一対のサイドビーム通過孔を取囲む環状部
およびこの環状部のセンタービーム通過孔側から起立し
た立体部からなる磁界制御素子を配置し、前記立体部を
両端がセンタービーム通過孔側に突出する形状とするこ
とにより、画面中央部での一対のサイドビームとセンタ
ービームとに対する磁界制御素子の着磁磁界の影響を均
一化でき、従来立体部を設けたために一対のサイドビー
ムがセンタービームよりも大きく右に偏向され、一対の
サイドビームに対してセンタービームの偏向が不足する
現象を補正して、センタービームにより描かれるラスタ
ーの右ずれを解消することができる。
置は、電子銃の先端に取付けられたコンバーゼンスカッ
プの底部に、一対のサイドビーム通過孔を取囲む環状部
およびこの環状部のセンタービーム通過孔側から起立し
た立体部からなる磁界制御素子を配置し、前記立体部を
両端がセンタービーム通過孔側に突出する形状とするこ
とにより、画面中央部での一対のサイドビームとセンタ
ービームとに対する磁界制御素子の着磁磁界の影響を均
一化でき、従来立体部を設けたために一対のサイドビー
ムがセンタービームよりも大きく右に偏向され、一対の
サイドビームに対してセンタービームの偏向が不足する
現象を補正して、センタービームにより描かれるラスタ
ーの右ずれを解消することができる。
【図1】本発明の一実施例であるカラー受像管装置の全
体構成を示す図である。
体構成を示す図である。
【図2】図1のカラー受像管装置におけるコンバーゼン
スカップの底部に配置される磁界制御素子の構成を示す
図である。
スカップの底部に配置される磁界制御素子の構成を示す
図である。
【図3】図2に示す磁界制御素子の作用を示す図である
。
。
【図4】本発明による磁界制御素子の他の実施例を示す
図である。
図である。
【図5】セルフコンバーゼンス方式インライン型カラー
受像管装置に生ずるコマ収差の説明図である。
受像管装置に生ずるコマ収差の説明図である。
【図6】従来のカラー受像管装置のコンバーゼンスカッ
プの底部に配置される磁界制御素子の構成を示す図であ
る。
プの底部に配置される磁界制御素子の構成を示す図であ
る。
【図7】従来のカラー受像管装置のコンバーゼンスカッ
プの底部に配置される環状部と立体部とからなる磁界制
御素子の構成を示す図である。
プの底部に配置される環状部と立体部とからなる磁界制
御素子の構成を示す図である。
【図8】環状部と立体部とからなる磁界制御素子を使用
した場合のラスターのずれを説明する図である。
した場合のラスターのずれを説明する図である。
【図9】水平偏向磁界による磁界制御素子の着磁を説明
する図である。
する図である。
25…インライン型電子銃
27…コンバーゼンスカップ
3B,3R …サイドビーム通過孔
3G…センタービーム通過孔
30…磁界制御素子
32…環状部
32…立体部
32a …平面部
32b …側壁部
33…磁界
Claims (1)
- 【請求項1】 同一平面上を通るセンタービームおよ
び一対のサイドビームからなる一列配置の3電子ビーム
を放出する電子銃の先端部に円筒状のコンバーゼンスカ
ップが取付けられ、このコンバーゼンスカップの底部に
形成された上記3電子ビームを各別に通過させる一列配
置の3個の電子ビーム通過孔のうち一対のサイドビーム
通過孔のまわりにそれぞれ偏向磁界の非斉一性に基づく
収差を補正する磁界制御素子が配置されてなるカラー受
像管装置において、上記磁界制御素子が上記一対のサイ
ドビーム通過孔を各別に取囲む環状部と、この環状部の
センタービーム通過孔側側縁から起立した立体部とから
少なくとも構成され、上記立体部は両端がセンタービー
ム通過孔側へ突出した形状となっていることを特徴とす
るカラー受像管装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3005101A JP3015471B2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | カラー受像管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3005101A JP3015471B2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | カラー受像管装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04237933A true JPH04237933A (ja) | 1992-08-26 |
| JP3015471B2 JP3015471B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=11601983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3005101A Expired - Fee Related JP3015471B2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | カラー受像管装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3015471B2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-21 JP JP3005101A patent/JP3015471B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3015471B2 (ja) | 2000-03-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |