JPH0423924B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0423924B2 JPH0423924B2 JP62133598A JP13359887A JPH0423924B2 JP H0423924 B2 JPH0423924 B2 JP H0423924B2 JP 62133598 A JP62133598 A JP 62133598A JP 13359887 A JP13359887 A JP 13359887A JP H0423924 B2 JPH0423924 B2 JP H0423924B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- asphalt mixture
- asphalt
- oil
- storage container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Road Paving Machines (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、道路用舗装材として用いられるアス
フアルト混合物を加熱保温して長時間貯蔵するア
スフアルト混合物の貯蔵方法及びその容器に関す
るものである。 [従来の技術] 道路用舗装材として用いられるアスフアルト混
合物は、酸素を含む空気に曝されると酸素による
劣化の傾向を有し硬化することが知られており、
アスフアルト混合物を長時間貯蔵する貯蔵容器に
おいては、貯蔵容器内の空所部分の空気を水蒸気
及び不活性ガス等で強制的に配換し、極力アスフ
アルト混合物が酸素に曝されることのないように
工夫され、また貯蔵容器下部の材料放出口を閉塞
するゲート部隙間よりの空気の吸込みを阻止する
ために種々の気密機構が採用されている。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、種々の工夫をこらした上記従来
の貯蔵容器においても、アスフアルト混合物を長
時間貯蔵すると、貯蔵容器下部の材料放出口付近
でアスフアルト混合物が硬化し、放出が困難にな
つたり、また放出されたアスフアルト混合物の中
に硬化した小塊が混ざる現象が起ることがある。 本発明は、このような従来の問題を解決するも
のであり、アスフアルト混合物の品質を変化させ
ることなく長時間貯蔵することができるアスフア
ルト混合物の貯蔵方法及びその装置を提供するこ
とを目的とするものである。 [問題を解決するための手段] 本発明は上記の目的を完成するために貯蔵容器
内でのアスフアルト混合物の硬化の実態を実験を
通して探索した結果、貯蔵容器内での硬化は酸化
劣化のみならず、むしろ長時間貯蔵中におけるア
スフアルト混合物のアスフアルト中の低沸点分の
揮発離脱に起因する方がはるかに大であることが
判明し、揮発するアスフアルト中の低沸点分を補
うようにすればアスフアルト混合物の硬化は防げ
ると言う結論に達した。 即ち、本発明は上部に投入口を、下部に放出口
を有すると共に、放出口を包囲して気密室を形成
し、加熱保温構造としたアスフアルト混合物貯蔵
容器において、容器底部付近に加熱手段を有した
貯油槽を配設し、該貯油槽と前記気密室とを連通
させて貯油槽から蒸発する蒸発分を気密室に充満
させ、アスフアルト混合物の硬化しやすい容器下
部内に蒸発分を補給するように構成したことを特
徴とするアスフアルト混合物貯蔵容器を提供する
ものである。 [作 用] 本発明は上記構成によつて、アスフアルト混合
物貯蔵容器の下部放出口を包囲した気密室に油貯
油槽から蒸発する蒸発分で充満させ、放出口を閉
塞するゲートの隙間より油蒸発分を吸込ませるこ
とにより、貯蔵中に揮発離脱したアスフアルト混
合物のアスフアルト中の低沸点分に相当する油分
を補給できるため、特に容器の下部から硬化しよ
うとするアスフアルト混合物の硬化を防ぐことが
できる。 [実施例] 以下本発明者が本発明に至つた経緯を実験例に
基き説明する。 本発明者は、アスフアルト混合物が非酸化作用
雰囲気中においても硬化する現象を重視し、空気
中の酸素による劣化と同時に他の硬化原因にも着
眼し、アスフアルト混合物の酸化の実態と他の硬
化原因の探索のために次の実験を行なつた。 実験1として、物質の熱的特性を解析して酸化
反応の傾向を知るために一般的に用いられる示差
熱分析法によつてアスフアルトの酸化反応の特性
を調べた。第3図はその結果のグラフであつて、
空気に曝した状態で室温から1分間に20℃の割合
でアスフアルト試料を加熱昇温し、その試料の発
熱状態を調べると、125℃までに試料温度の上昇
割合に対してアスフアルト試料自体の発熱量が急
上昇し、大きく発熱して酸化が促進されているこ
とがわかり、125℃を過ぎて180℃までは発熱もほ
とんどなく平衡状態となる。そして180℃を越え
ると再度発熱し始め、緩やかに酸化が進行し、
295℃付近で急激に発熱し発火点に到達し燃焼し
たことが解る。 このことから高温に曝れたアスフアルトは比較
的速くその大部分の酸化が進行することが解り、
公知のアスフアルト混合物の製造工程に置き換え
てみると、160℃前後の高温で空気に曝されなが
ら噴射混練されるアスフアルト混合物のミキシン
グ工程において大部分の酸化反応が促進されるこ
とになる。このことは例えば、混練前針入度60の
アスフアルトが混練後30〜40になることからもう
かがい知ることができる。したがつて、アスフア
ルト混合物が混練され貯蔵容器に投入される時に
は既に酸化反応の大部分が進行しており、その後
は序々に反応が進行するものと考えるが、貯蔵容
器に投入後は不活性ガス(CO2、H2O)にによつ
てアスフアルト混合物の周囲雰囲気は置換される
ので貯蔵容器内での酸化劣化によつて硬化すると
言う考え方に本発明者らは凝問を持ち実験2を行
なつた。実験2は熱安定性試験と呼ばれアスフア
ルト試料を酸素中及び不活性ガス(N2)中で一
定の高温度の状態に置き、その重量変化を調べた
もので、表−1はその結果である。
フアルト混合物を加熱保温して長時間貯蔵するア
スフアルト混合物の貯蔵方法及びその容器に関す
るものである。 [従来の技術] 道路用舗装材として用いられるアスフアルト混
合物は、酸素を含む空気に曝されると酸素による
劣化の傾向を有し硬化することが知られており、
アスフアルト混合物を長時間貯蔵する貯蔵容器に
おいては、貯蔵容器内の空所部分の空気を水蒸気
及び不活性ガス等で強制的に配換し、極力アスフ
アルト混合物が酸素に曝されることのないように
工夫され、また貯蔵容器下部の材料放出口を閉塞
するゲート部隙間よりの空気の吸込みを阻止する
ために種々の気密機構が採用されている。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、種々の工夫をこらした上記従来
の貯蔵容器においても、アスフアルト混合物を長
時間貯蔵すると、貯蔵容器下部の材料放出口付近
でアスフアルト混合物が硬化し、放出が困難にな
つたり、また放出されたアスフアルト混合物の中
に硬化した小塊が混ざる現象が起ることがある。 本発明は、このような従来の問題を解決するも
のであり、アスフアルト混合物の品質を変化させ
ることなく長時間貯蔵することができるアスフア
ルト混合物の貯蔵方法及びその装置を提供するこ
とを目的とするものである。 [問題を解決するための手段] 本発明は上記の目的を完成するために貯蔵容器
内でのアスフアルト混合物の硬化の実態を実験を
通して探索した結果、貯蔵容器内での硬化は酸化
劣化のみならず、むしろ長時間貯蔵中におけるア
スフアルト混合物のアスフアルト中の低沸点分の
揮発離脱に起因する方がはるかに大であることが
判明し、揮発するアスフアルト中の低沸点分を補
うようにすればアスフアルト混合物の硬化は防げ
ると言う結論に達した。 即ち、本発明は上部に投入口を、下部に放出口
を有すると共に、放出口を包囲して気密室を形成
し、加熱保温構造としたアスフアルト混合物貯蔵
容器において、容器底部付近に加熱手段を有した
貯油槽を配設し、該貯油槽と前記気密室とを連通
させて貯油槽から蒸発する蒸発分を気密室に充満
させ、アスフアルト混合物の硬化しやすい容器下
部内に蒸発分を補給するように構成したことを特
徴とするアスフアルト混合物貯蔵容器を提供する
ものである。 [作 用] 本発明は上記構成によつて、アスフアルト混合
物貯蔵容器の下部放出口を包囲した気密室に油貯
油槽から蒸発する蒸発分で充満させ、放出口を閉
塞するゲートの隙間より油蒸発分を吸込ませるこ
とにより、貯蔵中に揮発離脱したアスフアルト混
合物のアスフアルト中の低沸点分に相当する油分
を補給できるため、特に容器の下部から硬化しよ
うとするアスフアルト混合物の硬化を防ぐことが
できる。 [実施例] 以下本発明者が本発明に至つた経緯を実験例に
基き説明する。 本発明者は、アスフアルト混合物が非酸化作用
雰囲気中においても硬化する現象を重視し、空気
中の酸素による劣化と同時に他の硬化原因にも着
眼し、アスフアルト混合物の酸化の実態と他の硬
化原因の探索のために次の実験を行なつた。 実験1として、物質の熱的特性を解析して酸化
反応の傾向を知るために一般的に用いられる示差
熱分析法によつてアスフアルトの酸化反応の特性
を調べた。第3図はその結果のグラフであつて、
空気に曝した状態で室温から1分間に20℃の割合
でアスフアルト試料を加熱昇温し、その試料の発
熱状態を調べると、125℃までに試料温度の上昇
割合に対してアスフアルト試料自体の発熱量が急
上昇し、大きく発熱して酸化が促進されているこ
とがわかり、125℃を過ぎて180℃までは発熱もほ
とんどなく平衡状態となる。そして180℃を越え
ると再度発熱し始め、緩やかに酸化が進行し、
295℃付近で急激に発熱し発火点に到達し燃焼し
たことが解る。 このことから高温に曝れたアスフアルトは比較
的速くその大部分の酸化が進行することが解り、
公知のアスフアルト混合物の製造工程に置き換え
てみると、160℃前後の高温で空気に曝されなが
ら噴射混練されるアスフアルト混合物のミキシン
グ工程において大部分の酸化反応が促進されるこ
とになる。このことは例えば、混練前針入度60の
アスフアルトが混練後30〜40になることからもう
かがい知ることができる。したがつて、アスフア
ルト混合物が混練され貯蔵容器に投入される時に
は既に酸化反応の大部分が進行しており、その後
は序々に反応が進行するものと考えるが、貯蔵容
器に投入後は不活性ガス(CO2、H2O)にによつ
てアスフアルト混合物の周囲雰囲気は置換される
ので貯蔵容器内での酸化劣化によつて硬化すると
言う考え方に本発明者らは凝問を持ち実験2を行
なつた。実験2は熱安定性試験と呼ばれアスフア
ルト試料を酸素中及び不活性ガス(N2)中で一
定の高温度の状態に置き、その重量変化を調べた
もので、表−1はその結果である。
【表】
表−1からアスフアルト試料を200℃の酸素中
で30分保持するとアスフアルト量が全量の1%も
増加するが、同温度で不活性ガス(N2)中で30
分保持すると逆に0.6%も減少し、1時間保持す
ると1%も減少する傾向にある。更に不活性ガス
(N2)中にあつては300℃まで上昇すると30分保
持で6.8%、1時間保持で10.2%も減少すること
が解つた。 このことは、酸素雰囲気中ではアスフアルトの
酸化反応が進み酸素の結合による増量増加がみら
れるが、不活性ガス(N2)中では逆に重量の減
少が生ずることからアスフアルト中の低沸点分が
揮発離脱し重量の減少に結びつくことが判明し
た。 このことから、不活性ガス雰囲気にある貯蔵容
器内でのアスフアルト混合物の硬化の原因は酸化
劣化よりもむしろ比較的高温度で貯蔵されている
間に、アスフアルト混合物のアスフアルト中の低
沸点分が揮発離脱し針入度の低下を招き、貯蔵容
器下部においてはアスフアルト混合物の自重も加
わり硬化を促進するものであると本発明者は結論
づけるものである。 したがつて、この硬化を防止する方法としてア
スフアルト混合物の混練後アスフアルトの針入度
を調整するために、一般的によく用いられる実用
上さしつかえない程度の油分を適量添加するよう
に、貯蔵容器下部において揮発離脱する低沸点分
に相当する油分を補給するようにしたものであ
る。 以下、本発明の実施例を第1図に基いて説明す
る。 1はアスフアルト貯蔵容器本体であり、該貯蔵
容器本体1の周壁には貯蔵物であるアスフアルト
混合物の温度低下による硬化を防止するための加
熱保温構造が施されている。貯蔵容器本体1の下
端部には材料放出口2が配設されており、放出制
御には有効な一対の蝶形ゲート3,3′が枢支軸
4,4′まわりに揺動可能に取り付けられ、流体
シリンダ5のピストンロツド6の伸縮により材料
放出口2の開放、閉塞が行われる。蝶形ゲート
3,3′は放出制御には有効であるが、材料放出
口2の気密シールを形成することは困難なため第
1図は二重ゲートを採用した例であつて、材料放
出口2をカバー体7で包囲した気密室8を形成
し、該気密室8の下端開口部9を流体シリンダ1
0のピストンロツド11の伸縮により進退移動す
る遮断ゲート12によつて開放、閉塞するように
してあり、貯蔵されるアスフアルト混合物の放出
及び放出停止は蝶形ゲート3,3′及び遮断ゲー
ト12の適正な順序の開放、閉塞により選択的に
制御される。 遮断ゲート12の閉塞時には気密室8に空気の
流入がないよう適宜の気密シール機構13を施す
ようにする。14はアスフアルト混合物の投入口
であり、流体シリンダ15のピストンロツド16
の伸縮により投入ゲート17を開閉する。18は
貯蔵容器本体1の頂部に設けられた小径の排気口
であり、貯蔵容器本体1内の空所19に溜るガス
を序々に外部に排気するものである。 アスフアルト混合物が、材料放出口2より放出
されると貯蔵容器内に部分的な真空が形成される
傾向にあり、排気口18を通して外気を吸い込む
だけでは、この真空を消滅させるのに充分でない
ため適宜の大きさに開口した吸引口20を頂部に
配設し、流体シリンダ21のピストンロツド22
の伸縮により吸引口ゲート23を開閉する。 24は貯蔵中揮発離脱するアスフアルト混合物
のアスフアルト中の低沸点分を補給するための油
を貯溜する貯油槽であつて、気密室8内のカバー
体7の内周壁に沿つて周設された環状の油路25
に連通されている。貯油槽24または油路25に
は温度センサ(図示せず)が配設されヒータ26
の通電を制御し、所定の温度に維持させている。 油路25に貯溜された油分は加熱されて蒸発
し、気密室8内に充満し、時間経過に伴つて貯蔵
容器内のアスフアルト中の低沸点分が揮発離脱
し、頂部の排気口18から排気されるとそれに相
当する油分が蝶形ゲート3,3′の隙間から内部
に吸込まれて拡散していく。 第2図は、流体シリンダ27のピストンロツド
28の伸縮により放出ゲート29を進退させて貯
蔵容器本体1下部の材料放出口2を開放、閉塞す
る一重ゲートに採用した例であつて、材料放出口
2を包囲して環状の気密室30を配設し、該気密
室30に油の蒸発分が充満するようにしており、
貯蔵容器本体1と放出ゲート29の鋼板のすり合
わせ部の隙間から蒸発分が吸込まれる。 また、貯油槽24の上部から引出した油分補給
パイプ31を貯蔵容器本体1に保護材32で保護
しながら導入し、貯蔵容器本体1に油分を補給す
るようにしても良い。 [発明の効果] 以上のように本発明にあつては、アスフアルト
混合物貯蔵容器に貯蔵するアスフアルト混合物の
アスフアルト中の揮発離脱する低沸点分に相当す
る油分を貯蔵容器下部より補給するので、比較的
硬化しやすい貯蔵容器下部付近のアスフアルト混
合物の硬化も少なくなつて材料排出口付近を閉塞
することもなくなり、アスフアルト混合物の品質
を低下させることなく長時間安定した貯蔵ができ
るのである。
で30分保持するとアスフアルト量が全量の1%も
増加するが、同温度で不活性ガス(N2)中で30
分保持すると逆に0.6%も減少し、1時間保持す
ると1%も減少する傾向にある。更に不活性ガス
(N2)中にあつては300℃まで上昇すると30分保
持で6.8%、1時間保持で10.2%も減少すること
が解つた。 このことは、酸素雰囲気中ではアスフアルトの
酸化反応が進み酸素の結合による増量増加がみら
れるが、不活性ガス(N2)中では逆に重量の減
少が生ずることからアスフアルト中の低沸点分が
揮発離脱し重量の減少に結びつくことが判明し
た。 このことから、不活性ガス雰囲気にある貯蔵容
器内でのアスフアルト混合物の硬化の原因は酸化
劣化よりもむしろ比較的高温度で貯蔵されている
間に、アスフアルト混合物のアスフアルト中の低
沸点分が揮発離脱し針入度の低下を招き、貯蔵容
器下部においてはアスフアルト混合物の自重も加
わり硬化を促進するものであると本発明者は結論
づけるものである。 したがつて、この硬化を防止する方法としてア
スフアルト混合物の混練後アスフアルトの針入度
を調整するために、一般的によく用いられる実用
上さしつかえない程度の油分を適量添加するよう
に、貯蔵容器下部において揮発離脱する低沸点分
に相当する油分を補給するようにしたものであ
る。 以下、本発明の実施例を第1図に基いて説明す
る。 1はアスフアルト貯蔵容器本体であり、該貯蔵
容器本体1の周壁には貯蔵物であるアスフアルト
混合物の温度低下による硬化を防止するための加
熱保温構造が施されている。貯蔵容器本体1の下
端部には材料放出口2が配設されており、放出制
御には有効な一対の蝶形ゲート3,3′が枢支軸
4,4′まわりに揺動可能に取り付けられ、流体
シリンダ5のピストンロツド6の伸縮により材料
放出口2の開放、閉塞が行われる。蝶形ゲート
3,3′は放出制御には有効であるが、材料放出
口2の気密シールを形成することは困難なため第
1図は二重ゲートを採用した例であつて、材料放
出口2をカバー体7で包囲した気密室8を形成
し、該気密室8の下端開口部9を流体シリンダ1
0のピストンロツド11の伸縮により進退移動す
る遮断ゲート12によつて開放、閉塞するように
してあり、貯蔵されるアスフアルト混合物の放出
及び放出停止は蝶形ゲート3,3′及び遮断ゲー
ト12の適正な順序の開放、閉塞により選択的に
制御される。 遮断ゲート12の閉塞時には気密室8に空気の
流入がないよう適宜の気密シール機構13を施す
ようにする。14はアスフアルト混合物の投入口
であり、流体シリンダ15のピストンロツド16
の伸縮により投入ゲート17を開閉する。18は
貯蔵容器本体1の頂部に設けられた小径の排気口
であり、貯蔵容器本体1内の空所19に溜るガス
を序々に外部に排気するものである。 アスフアルト混合物が、材料放出口2より放出
されると貯蔵容器内に部分的な真空が形成される
傾向にあり、排気口18を通して外気を吸い込む
だけでは、この真空を消滅させるのに充分でない
ため適宜の大きさに開口した吸引口20を頂部に
配設し、流体シリンダ21のピストンロツド22
の伸縮により吸引口ゲート23を開閉する。 24は貯蔵中揮発離脱するアスフアルト混合物
のアスフアルト中の低沸点分を補給するための油
を貯溜する貯油槽であつて、気密室8内のカバー
体7の内周壁に沿つて周設された環状の油路25
に連通されている。貯油槽24または油路25に
は温度センサ(図示せず)が配設されヒータ26
の通電を制御し、所定の温度に維持させている。 油路25に貯溜された油分は加熱されて蒸発
し、気密室8内に充満し、時間経過に伴つて貯蔵
容器内のアスフアルト中の低沸点分が揮発離脱
し、頂部の排気口18から排気されるとそれに相
当する油分が蝶形ゲート3,3′の隙間から内部
に吸込まれて拡散していく。 第2図は、流体シリンダ27のピストンロツド
28の伸縮により放出ゲート29を進退させて貯
蔵容器本体1下部の材料放出口2を開放、閉塞す
る一重ゲートに採用した例であつて、材料放出口
2を包囲して環状の気密室30を配設し、該気密
室30に油の蒸発分が充満するようにしており、
貯蔵容器本体1と放出ゲート29の鋼板のすり合
わせ部の隙間から蒸発分が吸込まれる。 また、貯油槽24の上部から引出した油分補給
パイプ31を貯蔵容器本体1に保護材32で保護
しながら導入し、貯蔵容器本体1に油分を補給す
るようにしても良い。 [発明の効果] 以上のように本発明にあつては、アスフアルト
混合物貯蔵容器に貯蔵するアスフアルト混合物の
アスフアルト中の揮発離脱する低沸点分に相当す
る油分を貯蔵容器下部より補給するので、比較的
硬化しやすい貯蔵容器下部付近のアスフアルト混
合物の硬化も少なくなつて材料排出口付近を閉塞
することもなくなり、アスフアルト混合物の品質
を低下させることなく長時間安定した貯蔵ができ
るのである。
第1図は本発明容器の実施例の一部縦断概略正
面図、第2図は本発明容器の他の実施例の一部縦
断概略正面図、第3図はアスフアルトの示差熱分
析曲線図である。 1…貯蔵容器本体、2…材料放出口、3…蝶形
ゲート、8…気密室、12…遮断ゲート、17…
投入ゲート、18…排気口、23…吸引口ゲー
ト、24…貯油槽、25…油路、26…ヒータ、
30…気密室、31…油分補給パイプ。
面図、第2図は本発明容器の他の実施例の一部縦
断概略正面図、第3図はアスフアルトの示差熱分
析曲線図である。 1…貯蔵容器本体、2…材料放出口、3…蝶形
ゲート、8…気密室、12…遮断ゲート、17…
投入ゲート、18…排気口、23…吸引口ゲー
ト、24…貯油槽、25…油路、26…ヒータ、
30…気密室、31…油分補給パイプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上部に投入口を、下部に放出口を有し、加熱
保温構造としたアスフアルト混合物貯蔵容器にお
いて、油分を加熱させてその蒸発分を容器下部放
出口の〓間より容器内に供給し、貯蔵中に揮発離
脱するアスフアルト混合物のアスフアルト中の低
沸点分に相当する油分を容器下部より補給して容
器下部のアスフアルト混合物の硬化を防止するよ
うにしたことを特徴とするアスフアルト混合物の
貯蔵方法。 2 上部に投入口を、下部に放出口を有すると共
に、放出口を包囲して気密室を形成し、加熱保温
構造としたアスフアルト混合物貯蔵容器におい
て、容器底部付近に加熱手段を有した貯油槽を配
設し、該貯油槽と前記気密室とを連通させて貯油
槽から蒸発する蒸発分を気密室に充満させ、アス
フアルト混合物の硬化しやすい容器下部内に蒸発
分を補給するように構成したことを特徴とするア
スフアルト混合物貯蔵容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13359887A JPS63297608A (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | アスファルト混合物の貯蔵方法及びその容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13359887A JPS63297608A (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | アスファルト混合物の貯蔵方法及びその容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63297608A JPS63297608A (ja) | 1988-12-05 |
| JPH0423924B2 true JPH0423924B2 (ja) | 1992-04-23 |
Family
ID=15108555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13359887A Granted JPS63297608A (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | アスファルト混合物の貯蔵方法及びその容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63297608A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2501175B2 (ja) * | 1993-09-16 | 1996-05-29 | 岐建木村株式会社 | アスファルト合材蓄積用簡易サイロ |
| JP6351156B2 (ja) * | 2014-03-19 | 2018-07-04 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 | 再生アスファルト材の検査方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56150203A (en) * | 1980-04-17 | 1981-11-20 | Nikko Kk | Apparatus for preventing oxidation of asphalt mixture |
| JPS59187905A (ja) * | 1983-04-11 | 1984-10-25 | 神野 道夫 | アスフアルトコンクリ−ト廃材の分離供給方法 |
-
1987
- 1987-05-28 JP JP13359887A patent/JPS63297608A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63297608A (ja) | 1988-12-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3844124B2 (ja) | 木材乾燥方法 | |
| CN103140245A (zh) | 始终如一地散发挥发性物质的系统和方法 | |
| CA2027017A1 (en) | Asphalt reclamation unit with discharge feed and improved hot air flow | |
| JPH0415774Y2 (ja) | ||
| JPS63297608A (ja) | アスファルト混合物の貯蔵方法及びその容器 | |
| JPH0415773Y2 (ja) | ||
| JPH0355603Y2 (ja) | ||
| JP3724131B2 (ja) | ガスクロマトグラフ装置 | |
| US6600768B2 (en) | Induction melting furnace with metered discharge | |
| US6474251B1 (en) | Cremating method and cremator | |
| KR101367301B1 (ko) | 플럭스 공급장치 및 공급방법 | |
| CZ82796A3 (en) | Process and device for moist masonry maintenance | |
| JP3412218B2 (ja) | 雰囲気熱処理方法 | |
| JPH0118186Y2 (ja) | ||
| JP3777213B2 (ja) | アスファルト合材貯蔵サイロ | |
| JPH0548805B2 (ja) | ||
| JP2719282B2 (ja) | 低温用クヌ−ドセンセル | |
| JP2014177020A (ja) | 含水材料の乾燥方法及び調湿装置 | |
| JPH0978101A (ja) | タンタル粉末の造粒方法及びその装置 | |
| US743947A (en) | Furnace. | |
| US4341734A (en) | Method for providing overriding pressure in heat processing sealed containers | |
| Shibata et al. | Steam drying of sintered glass bead spheres under vacuum | |
| Shengjie | Modelling and simulation of polymer removal from PIM compact by thermal debinding | |
| Stermsek et al. | Measurements of the Kinetics of Water-vapour Solubility in Liquid Slags in the System Cao–Al2O3–SiO2 | |
| JPH038477B2 (ja) |