JPH04240844A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH04240844A
JPH04240844A JP777491A JP777491A JPH04240844A JP H04240844 A JPH04240844 A JP H04240844A JP 777491 A JP777491 A JP 777491A JP 777491 A JP777491 A JP 777491A JP H04240844 A JPH04240844 A JP H04240844A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯電防止能にすぐれ、
アルゴンレーザーを光源とするスキャナーに適するハロ
ゲン化銀写真感光材料に関する。
【0002】
【発明の背景】一般にプラスチィックフィルム支持体は
、帯電性が強く、これが使用上多くの制約を与えている
例は多い。例えばハロゲン化銀写真感光材料においては
ポリエチレンテレフタレートのような支持体が一般に使
用されるが、特に冬季の如き低湿度において帯電し易い
。最近のように高感度写真乳剤を高速度で塗布したり、
高感度の感光材料を自動プリンターを通して露光処理を
する場合、特に帯電防止対策が重要である。
【0003】感光材料が帯電すると、その放電によりス
タチックマークがでたり、またはゴミ等の異物を付着し
、これによりピンホールを発生させたりして著しく品質
を劣化し、その修正のため非常に作業性をおとしてしま
う。このため、一般に感光材料では帯電防止剤が使用さ
れ、最近では、含フッ素界面活性剤、カチオン界面活性
剤、両性界面活性剤、ポリエチレンオキサイド基を含有
する界面活性剤ないし高分子化合物、スルホン酸又はリ
ン酸基を分子内に有するポリマー等が用いられている。
【0004】特にフッ素系界面活性剤による帯電列調整
、あるいは導電性ポリマーによる導電性向上が多く使用
されてきており、例えば特開昭49−91165号およ
び同49−121523号にはポリマー主鎖中に解離基
を有するイオン型ポリマーを適用する例が開示されてい
る。
【0005】しかしながら、これらの従来技術では、現
像処理により、帯電防止能が大幅に劣化してしまう。こ
れはアルカリを用いる現像工程、酸性の定着工程、水洗
等の工程を経ることにより帯電防止能が失われるものと
思われる。したがって印刷感光材料等のように、処理済
みフィルムをさらに用いてプリントするような場合に、
ゴミの付着によるピンホール発生等の問題を生ずる。こ
のため例えば特開昭55ー84658号、同61ー17
4542号ではカルボキシル基を有する水溶性導電性ポ
リマー、カルボキシル基を有する疎水性ポリマー及び多
官能アジリジンからなる帯電防止層あるいは酸化スズ等
の導電性金属酸化物が提案されている。これらの導電性
層は通常、乳剤層と支持体に対し反対側のバッキング層
側に設けられる。 バッキング層にはハレーションあるいはバッキング層側
からの光に対しセーフライト性を高めるため、染料が含
有されている。上記のような導電性層はこれらの染料を
吸着し易く、特に経時での帯電性能の劣化や殘色の劣化
が著しかった。しかしハレーション等のために染料を除
くことはできないという問題がある。
【0006】
【発明の目的】上記のような問題に対し、本発明の目的
は、バッキング層側に設けた帯電防止層が処理後も帯電
防止能の劣化が起こらず、かつセーフライト性やハレー
ションによる画像のキレの劣化が少なく、殘色の少ない
アルゴンレーザー用ハロゲン化銀写真感光材料を提供す
ることである。
【0007】
【発明の構成】本発明の上記目的は、支持体上にハロゲ
ン化銀乳剤層を少なくとも1層有し、かつ水溶性導電性
ポリマーあるいは導電性金属酸化物を含有する導電性層
を有するハロゲン化銀写真感光材料において、支持体に
対し導電性層を有する側の親水性コロイド層の488n
mにおける吸光度が0.3以上、2.0以下であること
を特徴とするハロゲン化銀写真感光材料により達成され
る。
【0008】以下、本発明について詳細に説明する。
【0009】本発明の感光材料に好ましく用いられる色
素としては下記一般式〔D〕で表される化合物が挙げら
れる。
【0010】
【化1】
【0011】〔一般式〔D〕中、R1はアルキル基、具
体的には例えば炭素数1〜8のアルキル基、例えばメチ
ル基、エチル基、2−ヒドロキシエチル基、2−メトキ
シエチル基、2−アセトキシエチル基、カルボキシメチ
ル基、2−カルボキシエチル基、3−カルボキシプロピ
ル基、4−カルボキシブチル基、スルホエチル基、3−
スルホプロピル基、3−スルホブチル基、4−スルホブ
チル基、ビニールメチル基、ベンジル基、フェネチル基
、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基等が
好ましい。Zは5員環または6員環の複素環を形成する
のに必要な非金属原子群であり、前記複素環としては例
えばチアゾール環、セレナゾール環、オキサゾール環、
ベンゾチアゾール環、ベンゾセレナゾール環、ベンズオ
キサゾール環、ナフトチアゾール環、ナフトセレナゾー
ル環、ナフトオキサゾール環、ビリジン環、キノリン環
等を挙げることができ、さらにこれら複素環は置換基を
有していてもよく、これら置換基は例えばハロゲン原子
(例えば塩素原子、臭素原子等)、例えばアルキル基好
ましくは炭素原子数1〜4のアルキル基(例えばメチル
基、エチル基、n−プロピル基等)、ハロゲン化アルキ
ル基(例えばトリフルオロメチル基等)、アルコキシ基
好ましくは炭素原子数1〜4のアルコキシ基(例えばメ
トキシ基、エトキシ基、n−プロピルオキシ基等)、ヒ
ドロキシ基、アリール基(例えばフェニル基等)等が挙
げられる。Q1は5員環の複素環を形成するのに必要な
非金属原子群を表わし、これらの複素環としては例えば
ローダニン環、チオヒダントイン環、チオオキサゾリジ
ンジオン環、チオセレナゾリジンジオン環等を挙げるこ
とができ、これら複素環は置換基を有していてもよく、
これら置換基はアルキル基好ましくは炭素原子数1〜8
のアルキル基(例えばメチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシエチル
オキシエチル基、2−メトキシエチル基、2−アセトキ
シエチル基、カルボキシメチル基、2−カルボキシエチ
ル基、3−カルボキシプロピル基、4−カルボキシブチ
ル基、2−スルホエチル基、3−スルホプロピル基、3
−スルホブチル基、4−スルホブチル基、ベンジル基、
フェネチル基、n−プロピル基、n−ブチル基等)、ア
リール基(例えばフェニル基、p−スルホフェニル基等
)、ビリジル基(例えば2−ピリジル基、3−ピリジル
基、4−ピリジル基、4−メチル−2−ピリジル基等)
が挙げられる。またmは1または2を表わす。〕上記一
般式〔D〕で示される化合物は、例えば以下D−1〜D
−26が挙げられる。
【0012】
【化2】
【0013】
【化3】
【0014】
【化4】
【0015】
【化5】
【0016】
【化6】
【0017】
【化7】
【0018】
【化8】
【0019】本発明で用いる上記一般式〔D〕で示され
る化合物は、例えば米国特許第2,161,331号公
報および西独特許第936,071号公報等に記載され
ている方法に基づいて容易に合成することができる。上
記一般式〔D〕で示される化合物を使用するには、塗布
液中に添加溶解せしめるか、水あるいはメタノール、エ
タノール、アセトン等の有機溶媒の単独もしくはそれら
の混合物に溶解して任意の時期に塗布液中に添加すれば
よい。
【0020】また、一般式〔D〕に示す化合物を用いる
乳剤は凝集ゼラチンによる脱塩を行うことが好ましい。
【0021】本発明において使用されるかかる凝集ゼラ
チンとは、ゼラチン分子のアミノ基の少なくとも50%
以上がアシル、カルバモイル、スルホニル、チオカルバ
モイル、アルキル及び/又はアリールの各基で置換され
た凝集ゼラチンである。以下、必要に応じこの凝集ゼラ
チンを変成ゼラチンと称する。
【0022】ゼラチンのアミノ基に対する置換基例は、
米国特許2,691,582号、同2,614,928
号、同2,525,753号に記載がある。
【0023】有用な置換基としては、 (1)アルキルアシル,アリールアシル,アセチル及び
置換,無置換のベンゾイル等のアシル基、(2)アルキ
ルカルバモイル,アリールカルバモイル等のカルバモイ
ル基、 (3)アルキルスルホニル,アリールスルホニル等のス
ルホニル基、 (4)アルキルチオカルバモイル,アリールチオカルバ
モイル等のチオカルバモイル基、 (5)炭素数1〜18の直鎖,分岐のアルキル基、(6
)置換,無置換のフェニル,ナフチル及びピリジル,フ
リル等の芳香族複素環等のアリール基が挙げられる。
【0024】中でも、好ましい変性ゼラチンは、アシル
基(−COR1)またはカルバモイル基−CON(R2
)R1によるものである。
【0025】前記R1は置換、無置換の脂肪族基(例え
ば炭素数1〜18のアルキル基、アリル基)、アリール
基またはアラルキル基(例えばフェネチル基)であり、
R2は水素原子、脂肪族基、アリール基、またはアラル
キル基である。
【0026】特に好ましいものは、R1がアリール基、
R2が水素原子の場合である。
【0027】以下に、凝集ゼラチン剤の具体例をアミノ
基置換基によって例示するが、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0028】
【化9】
【0029】凝集ゼラチン剤はハロゲン化銀乳剤中の脱
塩工程以前で用いることができるが、好ましくは脱塩工
程時である。また凝集ゼラチン剤の添加量は特に制限は
ないが、脱塩に際して使用する場合、脱塩後、保護コロ
イドとして含まれている物質(好ましくはゼラチン)の
0.1〜10倍量(重量)が適当であり、特に好ましく
は0.2〜5倍量(重量)である。
【0030】凝集ゼラチン剤はハロゲン化銀粒子を保護
コロイドと共に凝集せしめるものであるが、該凝集ゼラ
チン剤を添加した後、pH調整してハロゲン化銀乳剤を
凝集せしめるようにすることができる。凝析を行わせる
pHとしては、5.5以下、特に4.8〜2が好ましい
。pH調整に用いる酸には特に制限はないが、酢酸、ク
エン酸、サリチル酸等の有機酸や、塩酸、硝酸、硫酸、
燐酸等の無機酸は好ましく用いられる。
【0031】凝集ゼラチン剤に併用して重金属イオン例
えばマグネシウムイオン、カドミウムイオン、鉛イオン
、ジルコニウムイオン等を添加してもよい。
【0032】溶存物除去(脱塩)は1回でもよいが、数
回繰返してもよい。数回繰返す場合、除去の度に凝集ゼ
ラチン剤を添加してもよいが、最初に凝集ゼラチン剤を
添加しただけでもよい。
【0033】本発明において導電性層を形成する代表的
方法としては、水溶性導電性ポリマー、疎水性ポリマー
粒子、硬化剤等で用いて形成する方法と金属酸化物を用
いて形成する方法がある。
【0034】本発明の水溶性導電性ポリマーについては
、スルホン酸基、硫酸エステル基、4級アンモニウム塩
、3級アンモニウム塩、カルボキシル基、から選ばれる
少なくとも1つの導電性基を有するポリマーが挙げられ
る。導電性基はポリマー1分子当たり5重量%以上を必
要とする。水溶性の導電性ポリマー中には、ヒドロキシ
基、アミノ基、エポキシ基、アジリジン基、活性メチレ
ン基、スルフィン酸基、アルデヒド基、ビニルスルホン
基を含んでいてもよい。
【0035】ポリマーの分子量は、3000〜1000
00であり、好ましくは3500〜50000である。
【0036】以下、本発明に用いられる水溶性導電性ポ
リマーの化合物例を挙げるがこれに限定されるものでは
ない。
【0037】
【化10】
【0038】
【化11】
【0039】
【化12】
【0040】
【化13】
【0041】
【化14】
【0042】
【化15】
【0043】本発明の水溶性導電性ポリマー層中に含有
させる疎水性ポリマー粒子は、実質的に水に溶解しない
所謂ラテックスで構成されている。この疎水性ポリマー
は、スチレン、スチレン誘導体、アルキルアクリレート
、アルキルメタクリレート、オレフィン誘導体、ハロゲ
ン化エチレン誘導体、ビニルエステル誘導体、アクリル
ニトリル等の中から任意の組み合わせで選ばれるモノマ
ーを重合して得られる。特にスチレン誘導体、アルキル
アクリレート、アルキルメタクリレートが少なくとも3
0モル%含有されているのが好ましい。特に50モル%
以上が好ましい。
【0044】本発明のラテックスに含有させるアミド基
を有するモノマーとしては、下記一般式〔A〕で表され
るものが好ましい。
【0045】
【化16】
【0046】〔式中、Rは水素原子、炭素数1〜4の低
級アルキル基を表す。Lは2価の基、aは0又は1を表
す。R1,R2は水素原子、炭素数1〜6の低級アルキ
ル基を表す。〕本発明のモノマーの具体例を挙げる。
【0047】
【化17】
【0048】疎水性ポリマーをラテックス状にするには
乳化重合をする、固体状のポリマーを低沸点溶媒に溶か
して微分散後、溶媒を溜去するという2つの方法がある
が、粒径が細かくしかもそろったものができるという点
で乳化重合することが好ましい。
【0049】疎水性ポリマーの分子量は3000以上で
あれば良く、分子量による透明性の差はほとんどない。
【0050】本発明の疎水性ポリマーの具体例を挙げる
【0051】本発明の疎水性ポリマーラテックスにポリ
アルキレンオキシド鎖を導入する方法としては、ポリア
ルキレンオキシド鎖を有するモノマーを共重合させるこ
とによる方法が好ましい。
【0052】モノマーとしては下記一般式〔M〕で表さ
れるものが好ましい。
【0053】
【化18】
【0054】次にこれらモノマー具体例を挙げる。
【0055】
【化19】
【0056】
【化20】
【0057】
【化21】
【0058】
【化22】
【0059】以下に本発明のラテックスの具体例を挙げ
る。
【0060】
【化23】
【0061】
【化24】
【0062】
【化25】
【0063】
【化26】
【0064】
【化27】
【0065】
【化28】
【0066】
【化29】
【0067】本発明のエポキシ化合物としては、ヒドロ
キシ基はエーテル縮合を含有するものが好ましい。
【0068】本発明のエポキシ化合物の具体例を挙げる
【0069】
【化30】
【0070】
【化31】
【0071】帯電防止層に含まれる疎水性ポリマーラテ
ックスの添加量は、好ましくは10mgm2〜1000
mg/m2、特に好ましくは100mg/m2〜500
mg/m2、水溶性導電性ポリマーの添加量は、好まし
くは50mg/m2〜2000mg/m2、特に好まし
くは100mg/m2〜1000mg/m2、エポキシ
系化合物の添加量は、好ましくは10mg/m2〜50
0mg/m2、特に好ましくは50mg/m2〜300
mg/m2である。
【0072】帯電防止層には分散剤を用いることができ
、かかる分散剤としてはノニオン活性剤が用いられ、ポ
リアルキレンオキサイド化合物が好ましく用いられる。
【0073】本発明において用いられるポリアルキレン
オキサイド化合物とは、分子中に少なくとも2以上、多
くとも500以下のポリアルキレンオキサイド鎖を含む
化合物をいい、例えばポリアルキレンオキサイドと脂肪
族アルコール、フェノール類、脂肪酸、脂肪族メルカプ
タン、有機アミンなどの活性水素原子を有する化合物と
の縮合反応により、またはポリプロピレングリコール、
ポリオキシテトラメチレン重合体などのポリオールに脂
肪族メルカプタン、有機アミン、エチレンオキサイド、
プロピレンオキサイドなどを縮合させて合成することが
できる。
【0074】上記ポリアルキレンオキサイド化合物は、
分子中のポリアルキレンオキサイド鎖は1個ではなく2
ケ所以上に分割されたブロック共重合体であってもよい
【0075】この際、ポリアルキレンオキサイドの合計
重合度は3以上で100以下が好ましい。
【0076】本発明において任意に用いられる上記ポリ
アルキレンオキサイド化合物の具体例を以下に示す。
【0077】〔例示化合物〕
【0078】
【化32】
【0079】
【化33】
【0080】
【化34】
【0081】
【化35】
【0082】次に金属酸化物を用いて導電性層を形成す
る方法を説明する。
【0083】金属酸化物として好ましいのは、結晶性の
金属酸化物粒子であるが、酸素欠陥を含むもの及び用い
られる金属酸化物に対してドナーを形成する異種原子を
少量含むもの等は一般的に言って導電性が高いので特に
好ましく、特に後者の用いられる金属酸化物に対してド
ナーを形成する異種原子を少量含むものは、ハロゲン化
銀乳剤にカブリを与えないので特に好ましい。
【0084】金属酸化物の例としては、ZnO2、Ti
O2、SnO2、Al2O3、In2O3、SiO2、
MgO、BaO、M0O3、V2O5等或はこれらの複
合酸化物が好ましく、特にZnO2、TiO2、SnO
2が好ましい。
【0085】異種原子を含む例としては例えばSnO2
に対してSb等の添加あるいはTiO2に対してはNb
、Ta等の添加が効果的である。これら異種原子の添加
量は0.01〜30モル%の範囲が好ましいが、0.1
〜10モル%の範囲であれば特に好ましい。
【0086】本発明に用いられる金属酸化物の粒子は、
導電性を有するものであり、その体積抵抗率は107Ω
cm以下、特に105Ωcm以下であることが好ましい
【0087】この酸化物については特開昭56−143
431号、同56−120519号、同58−6264
7号に記載されている。
【0088】金属酸化物の粒子はバインダー中に分散又
は溶解させて用いられる。使用できるバインダーはフィ
ルム形成能を有するものであれば特に限定されないが、
例えば、ゼラチン、カゼイン等の蛋白質、カルボキシメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、アセチ
ルセルロース、ジアセチルセルロース、トリアセチルセ
ルロース等のセルロース化合物、デキストラン、寒天、
アルギン酸ソーダ、澱粉誘導体等の糖類、ポリビニルア
ルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エステル、
ポリメタクリル酸エステル、ポリスチレン、ポリアクリ
ルアミド、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリエステル
、ポリ塩化ビニル、ポリアクリル酸等の合成ポリマー等
を挙げることができる。
【0089】特にゼラチン(石灰処理ゼラチン、酸処理
ゼラチン、酸素分解ゼランチ、フタル化ゼラチン、アセ
チル化ゼラチン等)、アセチルセルロース、ジアセチル
セルロース、トリアセチルセルロース、ポリビニルアル
コール、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸ブチル、ポリ
アクリルアミド、デキストランが好ましい。
【0090】金属酸化物をより効果的に使用して導電性
層の抵抗を下げるために、導電性層中における金属酸化
物の体積含有率は高い方が好ましいが、層としての強度
を十分に持たせるために最低5%程度のバイダーが必要
であるので、金属酸化物の体積百分率は5〜95%の範
囲が好ましい。
【0091】金属酸化物の使用量は0.05〜10g/
m2が好ましく、より好ましくは0.01〜5g/m2
である。これにより帯電防止性が得られる。
【0092】本発明において、導電性層はハロゲン化銀
乳剤層と支持体の中間および/または該乳剤層に対して
支持体の反対側に設けられる。即ち透明支持体の感光性
乳剤面側に設けられてもよいし、あるいは感光性乳剤面
に対し透明支持体の反対側、いわゆる背面に設けられて
もよい。
【0093】かかる導電性層は、透明支持体上に塗布に
よって形成される。
【0094】透明支持体は写真用のもの全てが使えるが
、好ましくは可視光を90%以上透過するように作られ
たポリエチレンテレフタレート又はセルローストリアセ
テートである。
【0095】これらの透明支持体は、当業者に良く知ら
れた方法で作成されるものであるが、場合によっては光
透過を実質的に阻害しないように染料を若干添加して青
味付けしたりしても良い。
【0096】支持体は、コロナ放電処理をした後ラテッ
クスポリマーを含有する下引層が塗設されていてもよい
。コロナ放電処理は、エネルギー値として1mW〜1k
w/m2minが特に好ましく適用される。又特に好ま
しくは、ラテックス下引層塗布後導電性層を塗設する前
にコロナ放電処理を再度行うとよい。
【0097】前記の導電性層を有する支持体の上には少
なくとも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層が設けられる
【0098】本発明のバッキング層に用いられる染料と
しては例えば下記一般式〔B−a〕、〔B−b〕、〔B
−c〕及び〔B−d〕で表わされる化合物がある。
【0099】
【化36】
【0100】式中R1は−OX又は−N(X)(Y)で
表わされる原子団であって、X及びYは水素原子、アル
キル基、シアノアルキル基、カルボキシアルキル基、ス
ルホアルキル基、ヒドロキシアルキル基、ハロゲン化ア
ルキル基または置換されてもよいアルキル基或はそのナ
トリウム・カリウム塩を表わし、R2とR3は水素原子
、ハロゲン原子、アルキル基、ヒドロキシ基、アルコキ
シ基、アルキルチオ基、または前記の−OX基と同様の
基を表わし、Qは少なくとも一つのハロゲン原子、カル
ボキシ基、スルホ基、またはスルホアルキル基或はその
ナトリウム・カリウム塩で置換されたフエニル基又はス
ルホアルキル基、スルホアルコキシアルキル基、スルホ
アルキルチオアルキル基を、またLは置換されてもよい
メチン基を表わす。R4はアルキル基、カルボキシ基、
アルキルオキシカルボニル基或はアシル置換、非置換の
アミノ基を表わす。mは整数1または2を、nは整数0
または1をそれぞれ示す。
【0101】
【化37】
【0102】式中R5,R6,R8,R9およびR10
は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ヒドロキシル
基、アルコキシ基、アミノ基、アシルアミノ基、カルボ
キシル基またはスルホン基或はそのナトリウム・カリウ
ム塩を表わし、R7はアルキル基またはカルボキシル基
を表わす。
【0103】
【化38】
【0104】式中R11及びR12はアルキル基、置換
アルキル基、アリール基、アルコキシカルボニル基また
はカルボキシル基を表わし、R13及びR14はスルホ
ン酸基もしくはカルボキシル基で置換されたアルキル基
またはスルホン酸基もしくはカルボキシル基またはスル
ホン酸基で置換されたアリール基或はそのナトリウム・
カリウム塩を表わし、Lは置換もしくは未置換のメチン
鎖を表わす。Mはナトリウム、カリウムまたは水素原子
を表わし、lは0または1を表わす。
【0105】
【化39】
【0106】式中R1,R2,R3,R4はアルキル基
、ヒドロキシアルキル基、シアノ基、アルキルシアノ基
、アルコキシ基及びスルホアルキル基を表す。R5及び
R6はスルホン酸基、アルキルスルホン酸基を表す。
【0107】以下一般式〔B−a〕〜〔B−d〕で表わ
される化合物の代表的具体例を示す。
【0108】
【化40】
【0109】
【化41】
【0110】
【化42】
【0111】
【化43】
【0112】
【化44】
【0113】
【化45】
【0114】
【化46】
【0115】
【化47】
【0116】本発明の感光材料に用いるハロゲン化銀乳
剤には、ハロゲン化銀として、塩化銀、塩臭化銀、塩沃
臭化銀等通常のハロゲン化銀乳剤に使用されるものの中
から任意のものを選択して使用することができるが、使
用する乳剤は単分散乳剤であることが好ましい。
【0117】乳剤中のハロゲン化銀粒子の粒径は3μm
以下が好ましく特に0.1μm〜1.0μmが好ましい
【0118】本発明の乳剤に用いられるハロゲン化銀粒
子は、粒子を形成する過程で第8族に属する化合物例え
ば水溶性ロジウム塩及び/又は水溶性イリジウム塩を添
加し、粒子内部に及び/又は粒子表面に包含させること
ができる。
【0119】本発明の感光材料は特特開平1−2741
31号第38頁〜第46頁記載のようなハロゲン化銀感
光材料を使用することができる。その他必要に応じて写
真業界公知の各種技術を使用することができる。
【0120】本発明における化学熟成には硫黄増感が好
ましいが、硫黄増感と併用して金増感、還元増感、セレ
ン増感等他の増感法を併用してもよい。特に好ましいの
は金増感の併用である。
【0121】本発明の感光材料には、更に目的に応じて
種々の添加剤を用いることができる。これらの添加剤は
、より詳しくは、リサーチディスクロージャー第176
巻Item17643(1978年12月)及び同18
7巻Item18716(1979年11月)に記載さ
れており、その該当個所を後掲の表にまとめて示した。
【0122】     添 加 剤 種 類            
RD17643         RD18716  
1.化学増感剤                  
 23頁         648頁右欄  2.感度
上昇剤                      
            同上  3.分光増感剤、強
色増感剤   23〜24頁         648
頁右欄〜649頁右欄  4.増白剤        
               24頁  5.かぶり
防止剤及び安定剤   24〜25頁        
 649頁右欄  6.光吸収剤、フィルター    
  25〜26頁         649右欄〜65
0左欄     染料、紫外線吸収剤   7.ステイン防止剤           25頁
右欄         650頁左〜右欄  8.色素
画像安定剤               25頁  
9.硬  膜  剤                
   26頁         651頁左欄  10
.バインダー                   
26頁           同上  11.可塑剤・
潤滑剤                27頁   
      650右欄  12.塗布助剤・表面活性
剤      26〜27頁           同
上  13.スタチック防止剤           
  27頁           同上本発明に係るハ
ロゲン化銀写真感光材料の写真処理は、当業界公知の各
種技術を用いることができる。
【0123】
【実施例】以下、実施例によって本発明を具体的に説明
する。尚、当然のことではあるが、本発明は以下述べる
実施例に限定されるものではない。
【0124】実施例1(下引層の調製)厚さ100μm
のポリエチレンテレフタレートに特開昭59−1994
1号の実施例1記載の下引処理を施したものを支持体U
−1として調製した。
【0125】また支持体U−1のバッキング層側の上層
に下記処方A、Bをそれぞれ塗布したものをU−2、U
−3とした。
【0126】 処方A   水溶性導電性ポリマー A(表1)       
                  0.6g/m2
  疎水性ポリマー粒子B(表1)         
                   0.3g/m
2  硬化剤E(表1)              
                         
 0.15g/m2   ノニオン界面活性剤(C)           
                     0.06
g/m2 これを塗布し、90℃、2分間乾燥し、140℃、90
秒間熱処理した。
【0127】 処方B   ゼラチン                   
                         
    35mg/m2  SnO2/Sb(8/2)
  粒径0.3μm                
               250mg/m2  
ポリアルキレンオキサイド(P)          
                5mg/m2
【0128】
【化48】
【0129】(乳剤層塗布液の調製)   溶液A   水                      
                         
       9.7l  塩化ナトリウム     
                         
            20g  ゼラチン    
                         
                   105g  
溶液B   水                      
                         
       3.8l  塩化ナトリウム     
                         
            365g  ゼラチン   
                         
                    94g  
臭化カリウム                   
                         
450g  ヘキサクロロイリジウム酸カリウム塩の0
.01%水溶液        28ml  ヘキサブ
ロモロジウム酸  カリウム塩の0.01%水溶液  
      1.0ml  溶液C   水                      
                         
       3.8l  硝酸銀         
                         
                1,700g  溶
液D   凝集ゼラチン剤(G8、変成率90%)     
                 36g  水  
                         
                         
  300cc   40℃に保温された上記溶液A中に、pH3、pA
g7.7に保ちながら上記溶液B及び溶液Cを同時に関
数的に60分間にわたって加え、更に10分間攪拌した
後、溶液Dを加え、5分間撹拌し、酢酸(20%)でp
H4.7に下げ、ゼラチンを凝集、沈澱させて上澄液を
排水し、1回目の脱塩終了後、新たに水を加えて5分間
撹拌した後、1回目同様に酢酸でpH4.7に下げ、2
回目の脱塩を行った。この操作をもう1度繰り返して、
3度目の脱塩を行い、それに3.7lの水と141gの
ゼラチンを加えて、55℃30分間分散させる。これに
よって臭化銀32モル%、塩化銀68モル%、平均0.
30μm単分散度9の粒子が得られる。
【0130】この乳剤を2600mlはかりとり、それ
にクエン酸1%の水溶液40ml、臭化カリウム5%の
水溶液100ml加えてpH,pAgを調製した。こう
して得た乳剤に塩化金酸30mlとチオ硫酸ナトリウム
0.1%の水溶液20mlを加えて60℃でおよそ3時
間熟成して最高感度にした。
【0131】上記乳剤にハロゲン化銀1モル当たり、1
−フェニル−5−メルカプトテトラゾールの0.5%溶
液を25ml、安定剤として4−ヒドロキシ−6−メチ
ル−1,3,3a,7−テトラザインデンの1%溶液を
600ml、ゼラチンの10%水溶液を960ml添加
して、熟成を停止させた。
【0132】この乳剤にハロゲン化銀1モル当たり、下
記(I)の0.1%溶液15ml更にサポニン水溶液を
6ml、ハイドロキノンの20%水溶液を7ml、アク
リル酸エチルの高分子ポリマーラテックスを8.4g、
クエン酸1%の水溶液を3.5ml、スチレン−マレイ
ン酸重合体の4%水溶液を13ml、臭化カリウム5%
の水溶液を6ml加えてpH、pAgを調整した。
【0133】(乳剤保護膜層塗布液の調製)ゼラチン6
00gを8000ccの水に溶解し、臭化カリウム10
%水溶液105mlを添加し、1−デシル−2−(3−
イソペンチル)サクシネート−2−スルホン酸ソーダ1
%水溶液375ml、平均粒径3μmの不定型シリカ9
.8gを添加分散する。このようにしてえた液に下記化
合物(II)の5%溶解150cc添加し、撹拌した。
【0134】
【化49】
【0135】(バッキング層塗布液の調製)ゼラチン7
0gを含む水溶液に、前記水溶性染料a−14の2%水
溶液、a−19の2%水溶液、下記水溶性染料Bの5%
水溶液を表5の付量になるように添加した。20%サポ
ニン水溶液21ml、アクリル酸ブチルの高分子ポリマ
ーラテックスを10.5g、5−ニトロインダゾールの
0.75%メタノール溶液を82.5ml20mg、ス
チレン−マレイン酸重合体の4%水溶液を20ml、ク
エン酸の7%水溶液を5mlを添加し、撹拌した。
【0136】(バッキング層保護膜層塗布液の調製)ゼ
ラチン600gを含む水溶液に、1−デシル−2−(3
−イソペンチル)サクシネート−2−スルホン酸ソーダ
1%水溶液500ml、塩化ナトリウムの10%水溶液
を360ml、平均粒径4μmのポリメチルメタアクリ
レートを4.48gを添加し撹拌した。
【0137】
【化50】
【0138】(試料の作成)以上のように調製した乳剤
層、乳剤層上部の保護層、裏面層、裏面層上部の保護層
用の塗布液のうち、乳剤層上部の保護層用の塗布液に硬
膜剤としてホルマリンと2,4−ジクロロ−6−ヒドロ
キシトリアジンのナトリウム塩水溶液を添加し、裏面層
用の塗布液に硬膜剤としてグリオキザールを添加し、裏
面層上部の保護層用の塗布液に硬膜剤としてグリオキザ
ールを添加した後、下引加工済みのポリエチレンテレフ
タレート支持体上の片側に乳剤層を銀量が4.25g/
m2になるように、さらにその上層に、保護層をゼラチ
ン量が1.36g/m2になるように同時塗布した。そ
して乳剤層と反対側に、裏面層をゼラチン量が2.26
g/m2になるように、さらにその上層に保護層をゼラ
チン量が1.34g/m2になるように、表5に示した
支持体上に同時塗布して試料1〜7を作成した。
【0139】(試料の評価)このようにして得た10種
類の試料フィルムをそれぞれアルゴンレーザーで露光し
、コニカ自動現像機GR−27(コニカ株式会社製)で
下記現像液と定着液を用いて38℃にて20秒間現像し
た。
【0140】また前記10種類の試料フィルムの未露光
試料をバッキング層を上にして40W蛍光灯に黄色フィ
ルターSG808IIを巻き付けた黄色灯下2mの距離
におき、0分の場合及び1時間放置した場合のカブリ濃
度をそれぞれ常法によって測定してその差によって表し
た。
【0141】各試料の感度、及び各条件でのカブリ濃度
の測定結果を表5に示した。尚感度は相対感度でカブリ
濃度+3.0での露光量の逆数で表した。
【0142】バッキング層の吸光度は、乳剤層を剥離し
た後、島津分光吸光度計UVIDFC−610を用いて
波長が488nmにおける吸光度測定した。残色は未露
光フィルムそのまま現像処理したものと23℃55RH
%の環境で調湿した後、密封し、50℃の環境下に1日
間放置して強制劣化した後に現像処理したものを5枚重
ねにして目視評価した。基準に対して評価が1ランク小
さいことは基準に対してフィルムが1枚分残色が多いこ
とを示す。
【0143】表面比抵抗値は現像処理後フィルムのバッ
キング層側の表面比抵抗値を示す。この際電極の間隔は
1cm、電極の幅は5cmであった。
【0144】キレは大日本スクリーン株式会社製のSG
808IIを用いて50%のドットを出力し、現像処理
の後、100倍ルーペで目視観察し、5段階評価した。 1が最も評価が低く、5が最もよいレベルを示した。
【0145】〔現像液処方〕   純水(イオン交換水)             
                       80
0ml  エチレンジアミン四酢酸二トナリウム塩  
                  2g  ジエチ
レングリコール                  
                  25g  亜硫
酸カリウム                    
                      60g
  炭酸カリウム                 
                         
  15g ハイドロキノン            
         20g  5−メチルベンゾトリア
ゾール                      
        300ml  1−フェニル−5−メ
ルカプトテトラゾール               
      60mg  1−フェニル−4,4−ジメ
チル−3−ピラゾリディノン            
  300mg  臭化カリウム          
                         
         3.5g  1−フェニル−3−ピ
ラゾリドン                    
           500mg   現像液の使用時に1lに仕上げて用いた。pHは約
10.8であった。
【0146】〔定着液処方〕(組成A)  チオ硫酸ア
ンモニウム(72.5% W/V水溶液)      
                         
                         
  230ml  亜硫酸ナトリウム        
                         
       9.5g  酢酸ナトリウム・3水塩 
                         
        15.9g  硼酸        
                         
                   6.7g  
クエン酸ナトリウム・2水塩            
                  2g  酢酸(
90%W/W 水溶液)              
                    8.1ml
(組成B)   純水(イオン交換水)             
                       17
ml  硫酸(50% W/W水溶液)       
                         
  5.8g  硫酸アルミニウム(Al2O3換算含
量が  8.1% W/W水溶液)         
                         
     26.5g   定着液の使用時に水500ml中に上記組成A、組
成Bの順に溶かし、1lに仕上げて用いた。この定着液
のpHは約4.3であった。
【0147】結果を表1に示す。
【0148】
【表1】
【0149】表1の結果から、本発明の試料は処理後に
も帯電防止能を有し、セーフライト性やキレの劣化が少
なく、残色も少ないことがわる。
【0150】
【発明の効果】本発明により、処理後にも帯電防止能を
有し、セーフライト性やキレの劣化が少なく、残色も少
ないアルゴンレーザー用ハロゲン化銀写真感光材料を提
供することができた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  支持体上にハロゲン化銀乳剤層を少な
    くとも1層有し、かつ水溶性導電性ポリマーあるいは導
    電性金属酸化物を含有する導電性層を有するハロゲン化
    銀写真感光材料において、支持体に対し導電性層を有す
    る側の親水性コロイド層の488nmにおける吸光度が
    0.3以上、2.0以下であることを特徴とするハロゲ
    ン化銀写真感光材料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01304451A (ja) * 1988-06-02 1989-12-08 Konica Corp ハロゲン化銀写真感光材料
JPH02291551A (ja) * 1989-04-29 1990-12-03 Konica Corp 帯電防止層

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