JPH04242023A - 送電線用避雷碍子装置 - Google Patents
送電線用避雷碍子装置Info
- Publication number
- JPH04242023A JPH04242023A JP289091A JP289091A JPH04242023A JP H04242023 A JPH04242023 A JP H04242023A JP 289091 A JP289091 A JP 289091A JP 289091 A JP289091 A JP 289091A JP H04242023 A JPH04242023 A JP H04242023A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- lightning
- lightning arrester
- disconnector
- suspended
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 title claims abstract description 70
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 15
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 15
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 16
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 7
- XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N Zinc monoxide Chemical compound [Zn]=O XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 4
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 4
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 239000011787 zinc oxide Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Insulators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は送電線に雷サージ電流
が侵入した場合、それを速やかに大地に放電する送電線
用避雷碍子装置に関するものである。
が侵入した場合、それを速やかに大地に放電する送電線
用避雷碍子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】碍子内に避雷素子を封入した避雷碍子1
0を鉄塔に装着した避雷碍子装置として、図11に示す
ようなものが知られている。この装置は鉄塔の支持アー
ム1に避雷素子を内蔵した避雷碍子10を複数個直列に
連結して吊下し、各避雷碍子10内の避雷素子を電気的
に直列連結している。ここで送電線22に雷サージ電流
が侵入した場合、その電流を避雷素子により支持アーム
1側へ放電するとともに、その後に続く運転電圧の続流
を避雷素子により限流抑制し、地絡事故を防止するよう
になっている。
0を鉄塔に装着した避雷碍子装置として、図11に示す
ようなものが知られている。この装置は鉄塔の支持アー
ム1に避雷素子を内蔵した避雷碍子10を複数個直列に
連結して吊下し、各避雷碍子10内の避雷素子を電気的
に直列連結している。ここで送電線22に雷サージ電流
が侵入した場合、その電流を避雷素子により支持アーム
1側へ放電するとともに、その後に続く運転電圧の続流
を避雷素子により限流抑制し、地絡事故を防止するよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この避雷碍
子装置では、避雷素子が破損すると、避雷素子は不良絶
縁体となり地絡事故となる。この際、系統の遮断器が作
動するが、遮断器の再投入ができなくなるという技術的
課題があった。又、かかる技術的課題を解決したとして
も避雷碍子装置が長大化したのでは、鉄塔も大型化させ
る必要があるばかりか、各相の支持アーム間の間隙が定
められている既設の鉄塔には適用できないという技術的
課題があった。
子装置では、避雷素子が破損すると、避雷素子は不良絶
縁体となり地絡事故となる。この際、系統の遮断器が作
動するが、遮断器の再投入ができなくなるという技術的
課題があった。又、かかる技術的課題を解決したとして
も避雷碍子装置が長大化したのでは、鉄塔も大型化させ
る必要があるばかりか、各相の支持アーム間の間隙が定
められている既設の鉄塔には適用できないという技術的
課題があった。
【0004】この発明の目的は、吊下方向に対してコン
パクトであり、かつ避雷碍子が破損した場合であっても
永久地絡を生じることのない送電線用避雷碍子装置を提
供することにある。
パクトであり、かつ避雷碍子が破損した場合であっても
永久地絡を生じることのない送電線用避雷碍子装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明では、鉄塔の支持アームに吊下絶縁碍子を吊下
げ、吊下絶縁碍子の下端部に、線路の各方向へそれぞれ
指向する少なくとも一方に避雷碍子を装着した張設碍子
を連結し、各張設碍子の課電側端部にそれぞれ送電線を
張設するとともに、両張設碍子の課電側間をジャンパー
線により接続し、吊下絶縁碍子の接地側と課電側との間
に故障地絡電流又は避雷碍子の雷サージ耐量を越える異
常電流により作動して電気的に切離される切離器を連結
している。
この発明では、鉄塔の支持アームに吊下絶縁碍子を吊下
げ、吊下絶縁碍子の下端部に、線路の各方向へそれぞれ
指向する少なくとも一方に避雷碍子を装着した張設碍子
を連結し、各張設碍子の課電側端部にそれぞれ送電線を
張設するとともに、両張設碍子の課電側間をジャンパー
線により接続し、吊下絶縁碍子の接地側と課電側との間
に故障地絡電流又は避雷碍子の雷サージ耐量を越える異
常電流により作動して電気的に切離される切離器を連結
している。
【0006】
【作用】この発明の避雷碍子装置では、鉄塔の支持アー
ムに吊下絶縁碍子が吊下され、又、吊下絶縁碍子の下端
部に連結された張設碍子を線路の各方向へそれぞれ指向
して避雷碍子を装着したため、それぞれの碍子を直列に
吊下した避雷碍子装置と比較してコンパクトな避雷碍子
装置となる。このため、上下相の支持アームの間隙を大
きくする必要がない。
ムに吊下絶縁碍子が吊下され、又、吊下絶縁碍子の下端
部に連結された張設碍子を線路の各方向へそれぞれ指向
して避雷碍子を装着したため、それぞれの碍子を直列に
吊下した避雷碍子装置と比較してコンパクトな避雷碍子
装置となる。このため、上下相の支持アームの間隙を大
きくする必要がない。
【0007】又、張設碍子の少なくとも一方に避雷碍子
を装着した張設碍子としているため、送電線へ侵入する
雷サージは避雷碍子を経て切離器から鉄塔に流れて大地
に放電される。この際避雷碍子は雷サージを流し、その
後の運転電圧の続流を限流抑制する。想定した以上の過
大な雷サージ電流又は交流地絡電流が流れた際には、切
離器が作動し、吊下絶縁碍子の接地側と課電側との間を
電気的に切離す。従って、直列に接続された避雷碍子は
系統から切離され、永久地絡が防止される。
を装着した張設碍子としているため、送電線へ侵入する
雷サージは避雷碍子を経て切離器から鉄塔に流れて大地
に放電される。この際避雷碍子は雷サージを流し、その
後の運転電圧の続流を限流抑制する。想定した以上の過
大な雷サージ電流又は交流地絡電流が流れた際には、切
離器が作動し、吊下絶縁碍子の接地側と課電側との間を
電気的に切離す。従って、直列に接続された避雷碍子は
系統から切離され、永久地絡が防止される。
【0008】
【実施例】〔実施例1〕以下、この発明を具体化した実
施例1を図1〜図7に基づいて説明する。図2に示すよ
うに、鉄塔の支持アーム1には接地側吊下金具2が回動
可能に連結され、この接地側吊下金具2の下部に、懸垂
型の絶縁碍子3が複数個連結された吊下絶縁碍子4が吊
下されている。この吊下絶縁碍子4の下端部には課電側
吊下金具5が連結され、又、この課電側吊下金具5の下
端部に連結ヨーク6が連結されている。
施例1を図1〜図7に基づいて説明する。図2に示すよ
うに、鉄塔の支持アーム1には接地側吊下金具2が回動
可能に連結され、この接地側吊下金具2の下部に、懸垂
型の絶縁碍子3が複数個連結された吊下絶縁碍子4が吊
下されている。この吊下絶縁碍子4の下端部には課電側
吊下金具5が連結され、又、この課電側吊下金具5の下
端部に連結ヨーク6が連結されている。
【0009】接地側吊下金具2と課電側吊下金具5には
、ホーン状の接地側放電電極7と課電側放電電極8がそ
れぞれ線路方向へ突出して取付けられ、気中放電ギャッ
プGを設けている。又、連結ヨーク6の右端部には接地
側連結金具9を介して懸垂型の避雷碍子10を直列に連
結してなる張設碍子としての張設避雷碍子11の接地側
端部が連結されている。
、ホーン状の接地側放電電極7と課電側放電電極8がそ
れぞれ線路方向へ突出して取付けられ、気中放電ギャッ
プGを設けている。又、連結ヨーク6の右端部には接地
側連結金具9を介して懸垂型の避雷碍子10を直列に連
結してなる張設碍子としての張設避雷碍子11の接地側
端部が連結されている。
【0010】図3に示すように、避雷碍子10は、笠部
を備えた碍子本体12と、碍子本体12の頭部に被冠し
たキャップ金具13と、碍子本体12に固定されたピン
金具14とにより構成されている。碍子本体12の笠部
には、一体形成した2個の取付筒部15が形成され、こ
の内部には酸化亜鉛を主材とする電圧−電流特性が非直
線性の避雷素子16が収納され、この避雷素子16を介
してキャップ金具13とピン金具14との間が電気的に
接続されている。
を備えた碍子本体12と、碍子本体12の頭部に被冠し
たキャップ金具13と、碍子本体12に固定されたピン
金具14とにより構成されている。碍子本体12の笠部
には、一体形成した2個の取付筒部15が形成され、こ
の内部には酸化亜鉛を主材とする電圧−電流特性が非直
線性の避雷素子16が収納され、この避雷素子16を介
してキャップ金具13とピン金具14との間が電気的に
接続されている。
【0011】又、図4に示すように、連結ヨーク6の左
端部に連結した接地側連結金具9には、懸垂型の絶縁碍
子17を直列に連結してなる張設碍子としての張設絶縁
碍子18の接地側端部が連結されている。張設避雷碍子
11及び張設絶縁碍子18の課電側端部には、課電側ア
ークホーン19を有する連結金具20及び電線引留金具
21を介して送電線22がそれぞれ連結把持されている
。又、前記両電線引留金具21間にはジャンパー線23
の両端が接続されている。
端部に連結した接地側連結金具9には、懸垂型の絶縁碍
子17を直列に連結してなる張設碍子としての張設絶縁
碍子18の接地側端部が連結されている。張設避雷碍子
11及び張設絶縁碍子18の課電側端部には、課電側ア
ークホーン19を有する連結金具20及び電線引留金具
21を介して送電線22がそれぞれ連結把持されている
。又、前記両電線引留金具21間にはジャンパー線23
の両端が接続されている。
【0012】又、図5に示すように、吊下絶縁碍子4の
最上部に配設された絶縁碍子3のキャップ金具13には
、送電線22と交差して鉄塔から離れる方向にアーム状
の接地側取付金具24が突出して取付られている。 又、課電側吊下金具5には、接地側取付金具24と略平
行状にアーム状の課電側取付金具25が突出して取付ら
れている。この接地側取付金具24の先端と課電側取付
金具25の先端との間には切離器26の両端部がピン2
7,28により連結固定されている。課電側取付金具2
5の先端部には、後述するように切離器26が切り離さ
れた際に、この切り離された下部26aが垂直方向まで
垂れ下がることの無いようにストッパ部25aが形成さ
れ、略水平方向まで傾動可能としている(図5,図6参
照)。このため、切離された下部26aが下方に位置す
るジャンパー線23と十分な間隙を維持可能となつてい
る。
最上部に配設された絶縁碍子3のキャップ金具13には
、送電線22と交差して鉄塔から離れる方向にアーム状
の接地側取付金具24が突出して取付られている。 又、課電側吊下金具5には、接地側取付金具24と略平
行状にアーム状の課電側取付金具25が突出して取付ら
れている。この接地側取付金具24の先端と課電側取付
金具25の先端との間には切離器26の両端部がピン2
7,28により連結固定されている。課電側取付金具2
5の先端部には、後述するように切離器26が切り離さ
れた際に、この切り離された下部26aが垂直方向まで
垂れ下がることの無いようにストッパ部25aが形成さ
れ、略水平方向まで傾動可能としている(図5,図6参
照)。このため、切離された下部26aが下方に位置す
るジャンパー線23と十分な間隙を維持可能となつてい
る。
【0013】切離器26は、図6に示すように、接地側
取付金具24に連結される取付部29を備えた連結導線
30と、連結導線30の他端側に連結された切離器本体
31と、切離器本体31の課電側に連結され取付部32
を備えた連結導線33とから形成されている。切離器本
体31を構成する筒体34の外周面にはひだ部35が一
体に形成され、該筒体34の上下両端開口部は蓋体36
により密封されている。前記筒体34の上下両端外周面
にはフランジ金具37がセメント38により固定され、
該フランジ金具37には前記蓋体36がボルト39によ
り締付固定されている。なお、フランジ金具37と蓋体
36との間にはパッキン40が介在されている。
取付金具24に連結される取付部29を備えた連結導線
30と、連結導線30の他端側に連結された切離器本体
31と、切離器本体31の課電側に連結され取付部32
を備えた連結導線33とから形成されている。切離器本
体31を構成する筒体34の外周面にはひだ部35が一
体に形成され、該筒体34の上下両端開口部は蓋体36
により密封されている。前記筒体34の上下両端外周面
にはフランジ金具37がセメント38により固定され、
該フランジ金具37には前記蓋体36がボルト39によ
り締付固定されている。なお、フランジ金具37と蓋体
36との間にはパッキン40が介在されている。
【0014】筒体34の内周面には切離部41が全周に
渡って環状溝状に形成されている。この切離部41の近
傍には切離素子42が固着材43により接合固定され、
該切離素子42と蓋体36との間にはバネ受金具44及
びバネ45が介装され、さらに前記各バネ受金具44は
導通材46より接続されている。又、固着材43は筒体
34を形成する磁器より熱膨張係数が大きな例えば無機
ガラスからなり、加熱されると筒体34との熱膨張の差
により筒体34に対して応力が加わるようにしている。 又、前記切離素子42は酸化亜鉛を主成分とし、電圧−
電流特性が非直線性を示すものであって、設計値を越え
る雷サージ電流により熱ショックを伴って破壊する性質
を有している。そして、切離素子42は、避雷碍子10
の避雷素子16の最大放電耐量より5%程度小さな最大
放電耐量とされている。
渡って環状溝状に形成されている。この切離部41の近
傍には切離素子42が固着材43により接合固定され、
該切離素子42と蓋体36との間にはバネ受金具44及
びバネ45が介装され、さらに前記各バネ受金具44は
導通材46より接続されている。又、固着材43は筒体
34を形成する磁器より熱膨張係数が大きな例えば無機
ガラスからなり、加熱されると筒体34との熱膨張の差
により筒体34に対して応力が加わるようにしている。 又、前記切離素子42は酸化亜鉛を主成分とし、電圧−
電流特性が非直線性を示すものであって、設計値を越え
る雷サージ電流により熱ショックを伴って破壊する性質
を有している。そして、切離素子42は、避雷碍子10
の避雷素子16の最大放電耐量より5%程度小さな最大
放電耐量とされている。
【0015】ここで、避雷素子16と、切離素子42と
の関係を説明すると、図7(a)は避雷素子16又は切
離素子42に流れる雷サージ電流と破壊率との関係を説
明したグラフである。この図7(a)に示されるように
、避雷素子16と切離素子42は所定幅をもって破壊率
が増加するような性質を有している。従って、切離素子
42の最大放電耐量を避雷素子16の最大放電耐量より
5%程度小さくしておけば、図7(a)のサージ電流I
aでは切離器26の切離素子42が避雷碍子10の避雷
素子16よりほぼ確実に作動し破壊されることになる。 従って、避雷素子16が破損するような大きな雷サージ
が襲来した際には、避雷碍子10に先立ち切離器26が
作動して切離部41から切離器本体31が破壊分断する
構成とされている。
の関係を説明すると、図7(a)は避雷素子16又は切
離素子42に流れる雷サージ電流と破壊率との関係を説
明したグラフである。この図7(a)に示されるように
、避雷素子16と切離素子42は所定幅をもって破壊率
が増加するような性質を有している。従って、切離素子
42の最大放電耐量を避雷素子16の最大放電耐量より
5%程度小さくしておけば、図7(a)のサージ電流I
aでは切離器26の切離素子42が避雷碍子10の避雷
素子16よりほぼ確実に作動し破壊されることになる。 従って、避雷素子16が破損するような大きな雷サージ
が襲来した際には、避雷碍子10に先立ち切離器26が
作動して切離部41から切離器本体31が破壊分断する
構成とされている。
【0016】次に、前記のように構成した送電線用避雷
碍子装置について、その作用を説明する。今、図2,図
3において右側の送電線22に雷サージが侵入すると、
この電流は電線引留金具21、連結金具20、張設避雷
碍子11、連結ヨーク6、切離器26、接地側吊下金具
2から鉄塔の支持アーム1に流れ、大地に放電される。
碍子装置について、その作用を説明する。今、図2,図
3において右側の送電線22に雷サージが侵入すると、
この電流は電線引留金具21、連結金具20、張設避雷
碍子11、連結ヨーク6、切離器26、接地側吊下金具
2から鉄塔の支持アーム1に流れ、大地に放電される。
【0017】一方、前記雷サージ電流に続く運転電圧の
続流は、各避雷碍子10に内蔵した避雷素子16の抵抗
値の復元により限流抑制され、地絡事故が防止される。 なお、図2,図3において、左側の送電線22に雷サー
ジ電流が侵入すると、ジャンパー線23を迂回して右側
の連結金具20から張設避雷碍子11に流れる。又、万
一予想を越える大規模な雷サージが送電線22に侵入し
た場合には、切離素子42が作動破損して、筒体34の
切離部41付近で上部と下部26aの二つに破壊分断さ
れる。上部は接地側取付金具24に吊下され、又、図5
,図6の鎖線で示すように、前記下部26aを支持した
連結導線33はピン28を支軸として鉄塔から離間する
方向に傾動し、ストッパ部25aにより略水平方向まで
傾動する。
続流は、各避雷碍子10に内蔵した避雷素子16の抵抗
値の復元により限流抑制され、地絡事故が防止される。 なお、図2,図3において、左側の送電線22に雷サー
ジ電流が侵入すると、ジャンパー線23を迂回して右側
の連結金具20から張設避雷碍子11に流れる。又、万
一予想を越える大規模な雷サージが送電線22に侵入し
た場合には、切離素子42が作動破損して、筒体34の
切離部41付近で上部と下部26aの二つに破壊分断さ
れる。上部は接地側取付金具24に吊下され、又、図5
,図6の鎖線で示すように、前記下部26aを支持した
連結導線33はピン28を支軸として鉄塔から離間する
方向に傾動し、ストッパ部25aにより略水平方向まで
傾動する。
【0018】その後は、接地側放電電極7と課電側放電
電極8との間に形成された気中放電ギャップGを備えた
避雷碍子装置として機能するため、系統再開のための遮
断器の再投入が可能となり、永久地絡事故を防止するこ
とができる。この実施例1では、切離素子42の最大放
電耐量を避雷素子16よりも5%小さくしたため、避雷
素子16に余裕があるにも係わらず、切離器26が作動
することのない避雷碍子装置とすることができる。
電極8との間に形成された気中放電ギャップGを備えた
避雷碍子装置として機能するため、系統再開のための遮
断器の再投入が可能となり、永久地絡事故を防止するこ
とができる。この実施例1では、切離素子42の最大放
電耐量を避雷素子16よりも5%小さくしたため、避雷
素子16に余裕があるにも係わらず、切離器26が作動
することのない避雷碍子装置とすることができる。
【0019】又、この実施例1では、吊下絶縁碍子4の
下端部に左右両側方へそれぞれ指向するように張設避雷
碍子11と張設絶縁碍子18を連結したので、吊下絶縁
碍子4の下端部に避雷碍子11を垂直方向に直列に連結
した場合と比較して、吊下絶縁碍子4の下端部からジャ
ンパー線16までの距離が短い小型の避雷碍子装置とす
ることができる。このため、既設の鉄塔に容易に適用す
ることが可能となる。
下端部に左右両側方へそれぞれ指向するように張設避雷
碍子11と張設絶縁碍子18を連結したので、吊下絶縁
碍子4の下端部に避雷碍子11を垂直方向に直列に連結
した場合と比較して、吊下絶縁碍子4の下端部からジャ
ンパー線16までの距離が短い小型の避雷碍子装置とす
ることができる。このため、既設の鉄塔に容易に適用す
ることが可能となる。
【0020】〔実施例2〕次に、実施例2の発明を説明
する。この実施例2では図7(b)に示すように、切離
素子42の最大放電耐量を避雷素子16のサージ耐量よ
り約5%大きく設定し、その他の構成は実施例1と同じ
構成としている。このため、予想を上回る雷サージ電流
が襲来した際には、避雷素子16が破損する。避雷素子
16が破損して、雷サージ後の続流を限流遮断できなく
なると、その続流により切離素子42が導通破壊され、
切離器26が作動する構成としている。従って、避雷碍
子10は系統から切離され、系統再開のための遮断器の
再投入が可能となり、永久地絡事故を防止することがで
きる。
する。この実施例2では図7(b)に示すように、切離
素子42の最大放電耐量を避雷素子16のサージ耐量よ
り約5%大きく設定し、その他の構成は実施例1と同じ
構成としている。このため、予想を上回る雷サージ電流
が襲来した際には、避雷素子16が破損する。避雷素子
16が破損して、雷サージ後の続流を限流遮断できなく
なると、その続流により切離素子42が導通破壊され、
切離器26が作動する構成としている。従って、避雷碍
子10は系統から切離され、系統再開のための遮断器の
再投入が可能となり、永久地絡事故を防止することがで
きる。
【0021】又、切離器26が作動した際には、避雷素
子16が破損しているため、避雷碍子10の故障表示器
としても機能させることができる。なお、この発明は前
記実施例1又は2に限定されるものではなく、次のよう
に具体化することもできる。 (1)実施例1,2では吊下絶縁碍子4の下側に張設碍
子として張設避雷碍子11と張設絶縁碍子18を連結し
た例を示したが、張設絶縁碍子18に代えて張設避雷碍
子11とほぼ同一構成の避雷碍子を連結すること。
子16が破損しているため、避雷碍子10の故障表示器
としても機能させることができる。なお、この発明は前
記実施例1又は2に限定されるものではなく、次のよう
に具体化することもできる。 (1)実施例1,2では吊下絶縁碍子4の下側に張設碍
子として張設避雷碍子11と張設絶縁碍子18を連結し
た例を示したが、張設絶縁碍子18に代えて張設避雷碍
子11とほぼ同一構成の避雷碍子を連結すること。
【0022】この構成によれば、送電線22のいずれの
方向から来襲する雷サージに対してもジャンパー線23
を通すことなく速やかに避雷碍子10に導くことができ
て、より確実に雷サージを処理できる。 (2)実施例1,2では、切離器26を取付ける接地側
取付金具24を吊下絶縁碍子4の最上部に配設された絶
縁碍子3のキャップ金具13に取付け、又、課電側取付
金具25を課電側吊下金具5に取付けた例を示したが、
切離器26は、吊下絶縁碍子4の接地側と課電側との間
に取付けるものであればよい。
方向から来襲する雷サージに対してもジャンパー線23
を通すことなく速やかに避雷碍子10に導くことができ
て、より確実に雷サージを処理できる。 (2)実施例1,2では、切離器26を取付ける接地側
取付金具24を吊下絶縁碍子4の最上部に配設された絶
縁碍子3のキャップ金具13に取付け、又、課電側取付
金具25を課電側吊下金具5に取付けた例を示したが、
切離器26は、吊下絶縁碍子4の接地側と課電側との間
に取付けるものであればよい。
【0023】例えば、図8に示すように、接地側吊下金
具2に形成した接地側放電電極7の取付孔を利用して取
付けてもよい。又、図9に示すように左側の接地側放電
電極7の代わりに接地側取付金具24を取着し、左側の
課電側放電電極8の代わりに課電側取付金具25を取付
けてもよい。この図9に示す構成とした際には、連結導
線33はピン28を支軸として鉄塔から離間する方向(
紙面に対して手前側)に傾動する構成とするのが望まし
い。 (3)切離器26の切離器本体31を接地側取付金具2
4と課電側取付金具25との間に上下二箇所に設けても
よい。
具2に形成した接地側放電電極7の取付孔を利用して取
付けてもよい。又、図9に示すように左側の接地側放電
電極7の代わりに接地側取付金具24を取着し、左側の
課電側放電電極8の代わりに課電側取付金具25を取付
けてもよい。この図9に示す構成とした際には、連結導
線33はピン28を支軸として鉄塔から離間する方向(
紙面に対して手前側)に傾動する構成とするのが望まし
い。 (3)切離器26の切離器本体31を接地側取付金具2
4と課電側取付金具25との間に上下二箇所に設けても
よい。
【0024】この構成とした場合には、切離器26が作
動すると、両切離器本体31の中間部が飛散され、接地
側取付金具24と課電側取付金具25との間に気中放電
ギャップが形成される。特に、この構成は、張設避雷碍
子11及び張設絶縁碍子18の下側へジヤンパー線23
を張設することなく、図10に示すように横方向に張出
して架設する場合に有効である。 (4)実施例1,2では、電圧−電流特性が非直線性の
酸化亜鉛素子からなる切離素子42を内蔵した切離器2
6を示したが、例えば、可溶性金属を用いたヒューズや
、限流ヒューズなどによる切離器であってもよい。 (5)実施例1,2では、吊下絶縁碍子4として、懸垂
形の絶縁碍子3を複数個連結した例を示したが、これを
長幹碍子としてもよい。
動すると、両切離器本体31の中間部が飛散され、接地
側取付金具24と課電側取付金具25との間に気中放電
ギャップが形成される。特に、この構成は、張設避雷碍
子11及び張設絶縁碍子18の下側へジヤンパー線23
を張設することなく、図10に示すように横方向に張出
して架設する場合に有効である。 (4)実施例1,2では、電圧−電流特性が非直線性の
酸化亜鉛素子からなる切離素子42を内蔵した切離器2
6を示したが、例えば、可溶性金属を用いたヒューズや
、限流ヒューズなどによる切離器であってもよい。 (5)実施例1,2では、吊下絶縁碍子4として、懸垂
形の絶縁碍子3を複数個連結した例を示したが、これを
長幹碍子としてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、鉄塔
の支持アームに吊下絶縁碍子を吊下げ、吊下絶縁碍子の
下端部に線路の各方向へそれぞれ指向する少なくとも一
方に避雷碍子を装着した張設碍子を連結し、各張設碍子
の課電側端部にそれぞれ送電線を張設するとともに、両
張設碍子の課電側間をジャンパー線により接続し、吊下
絶縁碍子の接地側と課電側との間に、故障地絡電流又は
避雷碍子の雷サージ耐量を越える異常電流により作動し
て電気的に切離される切離器を連結したため、吊下方向
に対してコンパクト化でき、既設の鉄塔にも容易に装着
することができるとともに、避雷碍子が破損した場合で
あっても永久地絡が生じるのを防止することができる。
の支持アームに吊下絶縁碍子を吊下げ、吊下絶縁碍子の
下端部に線路の各方向へそれぞれ指向する少なくとも一
方に避雷碍子を装着した張設碍子を連結し、各張設碍子
の課電側端部にそれぞれ送電線を張設するとともに、両
張設碍子の課電側間をジャンパー線により接続し、吊下
絶縁碍子の接地側と課電側との間に、故障地絡電流又は
避雷碍子の雷サージ耐量を越える異常電流により作動し
て電気的に切離される切離器を連結したため、吊下方向
に対してコンパクト化でき、既設の鉄塔にも容易に装着
することができるとともに、避雷碍子が破損した場合で
あっても永久地絡が生じるのを防止することができる。
【図1】実施例1を示す概略説明図である。
【図2】図1の中央部を示す正面図である。
【図3】図1の右部を示す正面図である。
【図4】図1の左部を示す正面図である。
【図5】図1の上部を示す左側面図である。
【図6】切離器の拡大断面図である。
【図7】(a),(b)はそれぞれ避雷素子と切離素子
に関するサージ電流と破壊率との関係を示すグラフであ
る。
に関するサージ電流と破壊率との関係を示すグラフであ
る。
【図8】別例を示す側面図である。
【図9】別例を示す正面図である。
【図10】別例を示す平面図である。
【図11】従来例を示す正面図である。
1 支持アーム、4 吊下絶縁碍子、11 張設
避雷碍子、18 張設絶縁碍子、22 送電線、2
3 ジャンパー線、26 切離器
避雷碍子、18 張設絶縁碍子、22 送電線、2
3 ジャンパー線、26 切離器
Claims (1)
- 【請求項1】 鉄塔の支持アーム(1)に吊下絶縁碍
子(4)を吊下げ、該吊下絶縁碍子(4)の下端部に線
路の各方向へそれぞれ指向する少なくとも一方に避雷碍
子(10)を装着した張設碍子(11,18)を連結し
、該各張設碍子(11,18)の課電側端部にそれぞれ
送電線(22)を張設するとともに、該両張設碍子(1
1,18)の課電側間をジャンパー線(23)により接
続し、前記吊下絶縁碍子(4)の接地側と課電側との間
には、故障地絡電流又は前記避雷碍子(10)の雷サー
ジ耐量を越える異常電流により作動して電気的に切離さ
れる切離器(26)を連結したことを特徴とする送電線
用避雷碍子装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP289091A JPH04242023A (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 送電線用避雷碍子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP289091A JPH04242023A (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 送電線用避雷碍子装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04242023A true JPH04242023A (ja) | 1992-08-28 |
Family
ID=11541956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP289091A Pending JPH04242023A (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 送電線用避雷碍子装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04242023A (ja) |
-
1991
- 1991-01-14 JP JP289091A patent/JPH04242023A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0860013B1 (en) | Surge arrester | |
| JPH0432114A (ja) | 避雷碍子装置 | |
| JP2698445B2 (ja) | 送電線用懸垂型避雷碍子装置 | |
| JPH1092242A (ja) | 避雷装置 | |
| JPH04242023A (ja) | 送電線用避雷碍子装置 | |
| JPH0963383A (ja) | 懸垂型避雷碍子装置 | |
| JP2509741B2 (ja) | 送電線用避雷碍子装置 | |
| JP3210386B2 (ja) | 送電線路における避雷碍子装置の適用構造 | |
| JPH0475215A (ja) | 送電線用避雷碍子装置 | |
| JP2566092B2 (ja) | 送電線用懸垂型避雷碍子装置 | |
| JP2506099B2 (ja) | 送電線用避雷碍子装置 | |
| US2539749A (en) | Open type valve arrester | |
| JP2509742B2 (ja) | 送電線用避雷碍子装置 | |
| JPH03101015A (ja) | 耐張型避雷碍子装置 | |
| JPH08335416A (ja) | V吊型避雷碍子装置 | |
| JPH06162852A (ja) | 避雷碍子装置 | |
| JPH04303520A (ja) | 避雷碍子装置 | |
| JP2516297B2 (ja) | 避雷碍子装置 | |
| JP2599219B2 (ja) | 懸垂型避雷碍子装置 | |
| JPH0326890B2 (ja) | ||
| JPS6332815A (ja) | 送電線用支持碍子装置 | |
| JPH0338901Y2 (ja) | ||
| JPH06176648A (ja) | 雷サージ保護装置 | |
| JPS6334878A (ja) | 送配電線用の過電圧抑制装置 | |
| JPH06333453A (ja) | 避雷碍子装置 |