JPH04243893A - 化学療法剤 - Google Patents
化学療法剤Info
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- JPH04243893A JPH04243893A JP3140295A JP14029591A JPH04243893A JP H04243893 A JPH04243893 A JP H04243893A JP 3140295 A JP3140295 A JP 3140295A JP 14029591 A JP14029591 A JP 14029591A JP H04243893 A JPH04243893 A JP H04243893A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ras
- val
- cys
- amino acid
- trans
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K5/00—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
- C07K5/04—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing only normal peptide links
- C07K5/10—Tetrapeptides
- C07K5/1002—Tetrapeptides with the first amino acid being neutral
- C07K5/1005—Tetrapeptides with the first amino acid being neutral and aliphatic
- C07K5/1013—Tetrapeptides with the first amino acid being neutral and aliphatic the side chain containing O or S as heteroatoms, e.g. Cys, Ser
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
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- Veterinary Medicine (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】ras発がん遺伝子タンパク質、Rasが
機能し、正常細胞をがん細胞に形質転換するためには細
胞膜に局在しなければならない。(ギブズ(Gibbs
) 等、Microbiol.Rev.第53巻、17
1〜286頁(1989年))局在はRasタンパク質
ファルネシル化のときに起こる。Rasのがん細胞に於
ける形態は突然変異を有し、このタンパク質と正常細胞
に於けるRasと区別される。この局在に翻訳後少なく
とも3段階の修飾が必要であり、3段階の修飾は全てR
asのC末端で生じる。 RasC末端は“Cys−Aaa1 −Aaa2 −X
aa”ボックス(Aaaは脂肪族アミノ酸であり、Xa
aは任意のアミノ酸である)と呼ばれる配列モチーフを
含む(ウィルムセン(Willumsen) 等、ネイ
チュア第310巻、583〜586頁(1984年))
。このモチーフを有する他のタンパク質としてはRho
、真菌接合因子、核ラミン及びトランスデューシンのγ
サブユニットのようなras関連GTP結合タンパク質
がある。
機能し、正常細胞をがん細胞に形質転換するためには細
胞膜に局在しなければならない。(ギブズ(Gibbs
) 等、Microbiol.Rev.第53巻、17
1〜286頁(1989年))局在はRasタンパク質
ファルネシル化のときに起こる。Rasのがん細胞に於
ける形態は突然変異を有し、このタンパク質と正常細胞
に於けるRasと区別される。この局在に翻訳後少なく
とも3段階の修飾が必要であり、3段階の修飾は全てR
asのC末端で生じる。 RasC末端は“Cys−Aaa1 −Aaa2 −X
aa”ボックス(Aaaは脂肪族アミノ酸であり、Xa
aは任意のアミノ酸である)と呼ばれる配列モチーフを
含む(ウィルムセン(Willumsen) 等、ネイ
チュア第310巻、583〜586頁(1984年))
。このモチーフを有する他のタンパク質としてはRho
、真菌接合因子、核ラミン及びトランスデューシンのγ
サブユニットのようなras関連GTP結合タンパク質
がある。
【0002】Rasのイソプレノイドファルネシルによ
るファルネシル化はチオ−エーテル結合によりCysに
生体内で生じる(ハンコック(Hancock) 等、
セル第57巻、1167頁(1989年)、カセイ(C
asey)等、Proc.Natl.Acad.Sci
. 米国第86巻、8323頁(1989年))。更に
Ha−Ras及びN−RasはC末端Cysファルネシ
ル受容体近傍Cys残基にチオエステルによりパルミト
イル化される(グチアレツ(Gutierrez) 等
、EMBOJ.第8巻、1093〜1098頁(198
9年)、ハンコック等、セル第57巻、1167〜11
77頁(1989年))。Ki−Rasはパルミチン酸
受容体Cysが無い。RasC末端に於ける最後の3個
のアミノ酸がタンパク質分解的に除去されメチルエステ
ル化は新しいC末端で生じる(ハンコック等、同書)。 真菌接合因子と哺乳類核ラミニンは同じ修飾段階を行な
う(アンダーレッグ(Anderegg)等、J.Bi
ol.Chem.第263巻、18236頁(1988
年)、ファーンスウォース(Farnsworth)等
、J.Biol.Chem.第264巻、20422頁
(1989年))。
るファルネシル化はチオ−エーテル結合によりCysに
生体内で生じる(ハンコック(Hancock) 等、
セル第57巻、1167頁(1989年)、カセイ(C
asey)等、Proc.Natl.Acad.Sci
. 米国第86巻、8323頁(1989年))。更に
Ha−Ras及びN−RasはC末端Cysファルネシ
ル受容体近傍Cys残基にチオエステルによりパルミト
イル化される(グチアレツ(Gutierrez) 等
、EMBOJ.第8巻、1093〜1098頁(198
9年)、ハンコック等、セル第57巻、1167〜11
77頁(1989年))。Ki−Rasはパルミチン酸
受容体Cysが無い。RasC末端に於ける最後の3個
のアミノ酸がタンパク質分解的に除去されメチルエステ
ル化は新しいC末端で生じる(ハンコック等、同書)。 真菌接合因子と哺乳類核ラミニンは同じ修飾段階を行な
う(アンダーレッグ(Anderegg)等、J.Bi
ol.Chem.第263巻、18236頁(1988
年)、ファーンスウォース(Farnsworth)等
、J.Biol.Chem.第264巻、20422頁
(1989年))。
【0003】Rasファルネシル化の生体内阻害はロバ
スタチン(メルクアンドカンパニー.ラーウェイ.ニュ
ージャージー)とコンパクチン(ハンコック等、同書、
カセイ等、同書、シャファー(Schafer) 等、
サイエンス第245巻、379頁(1989年)により
示されている。これらの薬剤はポリイソプレノイド、フ
ァルネシル前駆体を生産するためのHMG−CoA還元
酵素である律速酵素を阻害する。前駆体としてファルネ
シル−PPi(FPP)1 を用いる推定のファルネシ
ル−タンパク質トランスフェラーゼがRasファルネシ
ル化に関与することが推測される(ゴルドスタイン(G
oldstein) 等、ネイチュア第343巻、42
5〜430頁(1990年))。
スタチン(メルクアンドカンパニー.ラーウェイ.ニュ
ージャージー)とコンパクチン(ハンコック等、同書、
カセイ等、同書、シャファー(Schafer) 等、
サイエンス第245巻、379頁(1989年)により
示されている。これらの薬剤はポリイソプレノイド、フ
ァルネシル前駆体を生産するためのHMG−CoA還元
酵素である律速酵素を阻害する。前駆体としてファルネ
シル−PPi(FPP)1 を用いる推定のファルネシ
ル−タンパク質トランスフェラーゼがRasファルネシ
ル化に関与することが推測される(ゴルドスタイン(G
oldstein) 等、ネイチュア第343巻、42
5〜430頁(1990年))。
【0004】本発明はras発がん遺伝子タンパク質の
酵素触媒によるファルネシル化を阻害する化合物、1種
以上の本発明の化合物を包含している化学療法組成物及
びファルネシル−タンパク質トランスフェラーゼ酵素の
阻害によりRasタンパク質のファルネシル化を阻害す
る方法を含む。
酵素触媒によるファルネシル化を阻害する化合物、1種
以上の本発明の化合物を包含している化学療法組成物及
びファルネシル−タンパク質トランスフェラーゼ酵素の
阻害によりRasタンパク質のファルネシル化を阻害す
る方法を含む。
【0005】本発明の化合物はアミノ酸配列Cys−A
aa1 −Aaa2 −Xaa(式中Aaa1 は脂肪
族アミノ酸であり、Aaa2 は脂肪族アミノ酸であり
、Xaaは任意のアミノ酸である。)を包含している。 脂肪族アミノ酸としてはAla、Val、Leu及びI
leがある。
aa1 −Aaa2 −Xaa(式中Aaa1 は脂肪
族アミノ酸であり、Aaa2 は脂肪族アミノ酸であり
、Xaaは任意のアミノ酸である。)を包含している。 脂肪族アミノ酸としてはAla、Val、Leu及びI
leがある。
【0006】好適な化合物はAaa1 がValである
化合物である。好適な化合物はまたAaa2 がLeu
、Ile又はValである化合物である。好適な化合物
はまたXaaがSer又はMetである化合物である。 更に好適な化合物はCys−Val−Leu−Ser、
Cys−Val−Ile−Met及びCys−Val−
Val−Metである。
化合物である。好適な化合物はまたAaa2 がLeu
、Ile又はValである化合物である。好適な化合物
はまたXaaがSer又はMetである化合物である。 更に好適な化合物はCys−Val−Leu−Ser、
Cys−Val−Ile−Met及びCys−Val−
Val−Metである。
【0007】Rasタンパク質ファルネシル化の阻害は
Rasが正常細胞をがん細胞に形質転換する能力を遮断
する。本発明の化合物は細胞膜に於けるRas局在を阻
害し、Ras機能の負の優性阻害剤として作用すること
ができる可溶性Rasを生じる。がん細胞に於ける可溶
性Rasは負の優性阻害剤になることができるが正常細
胞に於ける可溶性Rasは阻害剤とならない。
Rasが正常細胞をがん細胞に形質転換する能力を遮断
する。本発明の化合物は細胞膜に於けるRas局在を阻
害し、Ras機能の負の優性阻害剤として作用すること
ができる可溶性Rasを生じる。がん細胞に於ける可溶
性Rasは負の優性阻害剤になることができるが正常細
胞に於ける可溶性Rasは阻害剤とならない。
【0008】Rasの細胞質ゾル局在(Cys−Aaa
1 −Aaa2 −Xaaボックスの無い膜ドメイン)
及び活性(傷害GTPase、GTPに結合したままで
ある)形態は膜結合Ras機能の負の優性Ras阻害剤
として作用する(ギブズ等、Proc.Natl.Ac
ad.Sci. 米国第86巻、6630〜6634頁
(1989年))。正常なGTPaseを有するRas
の細胞質ゾル局在形態は阻害剤として作用しない。ギブ
ズ等同書はアフリカツメガエル卵母細胞と哺乳類細胞に
於てこの作用を示している。Rasファルネシル化を遮
断するために本発明の化合物を投与すると膜内のRas
量を減少させるばかりでなくRasの細胞質ゾルプール
も生じる。活性Rasを有する腫瘍細胞では細胞質ゾル
プールは膜結合Ras機能の別のアンタゴニストとして
作用する。正常Rasを有する正常細胞ではRasの細
胞質ゾルプールはアンタゴニストとして作用しない。フ
ァルネシル化を完全に阻害しない場合には他のファルネ
シル化タンパク質がその機能により持続することができ
る。
1 −Aaa2 −Xaaボックスの無い膜ドメイン)
及び活性(傷害GTPase、GTPに結合したままで
ある)形態は膜結合Ras機能の負の優性Ras阻害剤
として作用する(ギブズ等、Proc.Natl.Ac
ad.Sci. 米国第86巻、6630〜6634頁
(1989年))。正常なGTPaseを有するRas
の細胞質ゾル局在形態は阻害剤として作用しない。ギブ
ズ等同書はアフリカツメガエル卵母細胞と哺乳類細胞に
於てこの作用を示している。Rasファルネシル化を遮
断するために本発明の化合物を投与すると膜内のRas
量を減少させるばかりでなくRasの細胞質ゾルプール
も生じる。活性Rasを有する腫瘍細胞では細胞質ゾル
プールは膜結合Ras機能の別のアンタゴニストとして
作用する。正常Rasを有する正常細胞ではRasの細
胞質ゾルプールはアンタゴニストとして作用しない。フ
ァルネシル化を完全に阻害しない場合には他のファルネ
シル化タンパク質がその機能により持続することができ
る。
【0009】ファルネシル−トランスフェラーゼ活性は
化合物投与量を調節することにより低下又は完全に阻害
することができる。化合物投与量を調節することによっ
てファルネシル−トランスフェラーゼ酵素活性を低下さ
せることは酵素を使用する他の代謝過程を妨害するとい
った起こり得る望ましくない副作用を避けるために有用
である。これらの化合物及びその類縁体はファルネシル
−タンパク質トランスフェラーゼの阻害剤である。ファ
ルネシル−タンパク質トランスフェラーゼはRasボッ
クスのCysをファルネシル基で共有結合的に修飾する
ためにファルネシル−ピロリン酸を使用する。HMG−
CoA還元酵素を阻害することによるファルネシルピロ
リン酸生合成の阻害はRas膜局在を生体内で遮断しR
as機能を阻害する。ファルネシル−タンパク質トラン
スフェラーゼの阻害は更に特異的であり、一般の阻害剤
又はイソプレン生合成より副作用が少ない。種々のCy
s−Aaa1 −Aaa2 −Xaaボックスは一文字
アミノ酸略語により以下で確認される。
化合物投与量を調節することにより低下又は完全に阻害
することができる。化合物投与量を調節することによっ
てファルネシル−トランスフェラーゼ酵素活性を低下さ
せることは酵素を使用する他の代謝過程を妨害するとい
った起こり得る望ましくない副作用を避けるために有用
である。これらの化合物及びその類縁体はファルネシル
−タンパク質トランスフェラーゼの阻害剤である。ファ
ルネシル−タンパク質トランスフェラーゼはRasボッ
クスのCysをファルネシル基で共有結合的に修飾する
ためにファルネシル−ピロリン酸を使用する。HMG−
CoA還元酵素を阻害することによるファルネシルピロ
リン酸生合成の阻害はRas膜局在を生体内で遮断しR
as機能を阻害する。ファルネシル−タンパク質トラン
スフェラーゼの阻害は更に特異的であり、一般の阻害剤
又はイソプレン生合成より副作用が少ない。種々のCy
s−Aaa1 −Aaa2 −Xaaボックスは一文字
アミノ酸略語により以下で確認される。
【0010】Ras− [3 H]メバロン酸(35C
i/ミリモル)と[3 H]ファルネシル−PPi(F
PP)FPP(20Ci/ミリモル)のポリイソプレニ
ル化をニューイングランドスクレアから購入した。[1
4C]FPP(49.7mCi /ミリモル)を部分精
製プレニルトランスフェラーゼ[4−14C]イソペン
チル−PPi(47.9mCi /ミリモル、アメーシ
ャム)とゲラニル−PPiから酵素的に調製した。反応
液は280ピコモル(10μci)の[3 H]メバロ
ン酸、500ピコモル(0.025μCi)の[14C
]FPP又は25ピコモル(0.5μCi)の[3H]
FPPを含有した。50μl の標準反応に於て250
ピコモルの大腸菌から精製したRas(ギブズ等、Pr
oc.Natl.Acad.Sci. 米国第86巻、
6630〜6634頁(1989年))をウサギ網状赤
血球溶解物(プロメガ、L4210)又は組織抽出液(
10,000xg上清、10mg/ml)に加えた。緩
衝条件は500mMトリス−Cl、pH8.0/50m
MMgCl2 の1/10容量又は500mMNaHe
pes、pH7.5/50mMMgCl2 /50mM
ジチオトレイトールの1/10容量を添加して調整した
。このトリス緩衝検定に於て反応液を24℃で1時間温
置した。Hepes緩衝検定に於ける反応速度は少なく
とも4倍以上であり、温置は24℃で10分であった。 組織抽出液を前述の通り50mMトリス−Cl、pH8
.0/1mMEGTA/1mMMgCl2 /1mMジ
チオトレイトール/10μl /mlアプロチニン/0
.5mMフェニルメチルスルホニルフルオリドを含む緩
衝液中[(エチレンビス(オキシエチレンニトリロ)]
四酢酸から調製した。
i/ミリモル)と[3 H]ファルネシル−PPi(F
PP)FPP(20Ci/ミリモル)のポリイソプレニ
ル化をニューイングランドスクレアから購入した。[1
4C]FPP(49.7mCi /ミリモル)を部分精
製プレニルトランスフェラーゼ[4−14C]イソペン
チル−PPi(47.9mCi /ミリモル、アメーシ
ャム)とゲラニル−PPiから酵素的に調製した。反応
液は280ピコモル(10μci)の[3 H]メバロ
ン酸、500ピコモル(0.025μCi)の[14C
]FPP又は25ピコモル(0.5μCi)の[3H]
FPPを含有した。50μl の標準反応に於て250
ピコモルの大腸菌から精製したRas(ギブズ等、Pr
oc.Natl.Acad.Sci. 米国第86巻、
6630〜6634頁(1989年))をウサギ網状赤
血球溶解物(プロメガ、L4210)又は組織抽出液(
10,000xg上清、10mg/ml)に加えた。緩
衝条件は500mMトリス−Cl、pH8.0/50m
MMgCl2 の1/10容量又は500mMNaHe
pes、pH7.5/50mMMgCl2 /50mM
ジチオトレイトールの1/10容量を添加して調整した
。このトリス緩衝検定に於て反応液を24℃で1時間温
置した。Hepes緩衝検定に於ける反応速度は少なく
とも4倍以上であり、温置は24℃で10分であった。 組織抽出液を前述の通り50mMトリス−Cl、pH8
.0/1mMEGTA/1mMMgCl2 /1mMジ
チオトレイトール/10μl /mlアプロチニン/0
.5mMフェニルメチルスルホニルフルオリドを含む緩
衝液中[(エチレンビス(オキシエチレンニトリロ)]
四酢酸から調製した。
【0011】基質として用いられるRasタンパク質を
大腸菌(E.Coli) で発現させ精製した。ギブズ
等、同書、ギブズ等Proc.Natl.Acad.S
ci. 米国第85巻、5026〜5030頁(198
8年)。異なったCys−Aaa1 −Aaa2 −X
aaボックス配列を有するRasタンパク質をギブズ等
同書に記載されるオリゴヌクレオチドリンカーにより作
製した。大腸菌発現RhoはJ.C.ラカルのギフトで
あった。ゲラニオールとトランス、トランスファルネソ
ールはアルドリッヒから購入した。EPP、ゲラニル−
PPiとジメチルアリル−PPiはデビッソン等、Me
thods Enzymol.第110巻、130〜1
44頁(1985年)に記載される通り合成した。ゲラ
ニルゲラニオールとゲラニルゲラニル−PPiはDr.
タニガワテツオ(クラレ社、東京)とオグラキョウゾ
ウ(東北大、仙台)から各々入手した。化合物はその成
分アミノ酸から通常のペプチド合成手法好ましくは固相
技術により合成することができる。次いでペプチドを逆
相高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)により精
製する。
大腸菌(E.Coli) で発現させ精製した。ギブズ
等、同書、ギブズ等Proc.Natl.Acad.S
ci. 米国第85巻、5026〜5030頁(198
8年)。異なったCys−Aaa1 −Aaa2 −X
aaボックス配列を有するRasタンパク質をギブズ等
同書に記載されるオリゴヌクレオチドリンカーにより作
製した。大腸菌発現RhoはJ.C.ラカルのギフトで
あった。ゲラニオールとトランス、トランスファルネソ
ールはアルドリッヒから購入した。EPP、ゲラニル−
PPiとジメチルアリル−PPiはデビッソン等、Me
thods Enzymol.第110巻、130〜1
44頁(1985年)に記載される通り合成した。ゲラ
ニルゲラニオールとゲラニルゲラニル−PPiはDr.
タニガワテツオ(クラレ社、東京)とオグラキョウゾ
ウ(東北大、仙台)から各々入手した。化合物はその成
分アミノ酸から通常のペプチド合成手法好ましくは固相
技術により合成することができる。次いでペプチドを逆
相高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)により精
製する。
【0012】標準のペプチド合成方法は例えば次の研究
シュレーデル(Schroeder) 等、“ザペプチ
ド”I巻、アカデミックプレス1965年又はボダンス
ッキー(Bodanszky) 等、“ペプチド合成”
、インターサイエンスパブリッシャーズ1966年又は
マクオミー(編集)“プロテクティブグループスインオ
ーガニックケミストリー”プレナムプレス1973年又
はバラニー(Barany)等、“ザペプチドアナリシ
スシンセシスバイオロジー”第2巻、1章アカデミック
プレス1980年に開示されている。これらの研究の開
示を引用する。ペプチドをアプライドバイオシステムス
モデル430Aペプチドシンセサイザーで調製し逆相H
PLCで精製しアミノ酸分析及び高速原子衝撃質量分析
によって確認した。化学ファルネシル化はトランス、ト
ランス−ファルネシルブロミド(アルドリッヒ)を保護
されていないペプチドと反応させて得た。
シュレーデル(Schroeder) 等、“ザペプチ
ド”I巻、アカデミックプレス1965年又はボダンス
ッキー(Bodanszky) 等、“ペプチド合成”
、インターサイエンスパブリッシャーズ1966年又は
マクオミー(編集)“プロテクティブグループスインオ
ーガニックケミストリー”プレナムプレス1973年又
はバラニー(Barany)等、“ザペプチドアナリシ
スシンセシスバイオロジー”第2巻、1章アカデミック
プレス1980年に開示されている。これらの研究の開
示を引用する。ペプチドをアプライドバイオシステムス
モデル430Aペプチドシンセサイザーで調製し逆相H
PLCで精製しアミノ酸分析及び高速原子衝撃質量分析
によって確認した。化学ファルネシル化はトランス、ト
ランス−ファルネシルブロミド(アルドリッヒ)を保護
されていないペプチドと反応させて得た。
【0013】酵素反応物をSDS−PAGE(硫酸ドデ
シルナトリウム/ポリアクリルアミドゲル電気泳動)又
は免疫沈降によって分析した。ゲル分析の場合、各標識
反応を1%SDS/100mMトリス−Cl、pH6.
8/10%グリセロール/1%2−メルカプトエタノー
ルを含む緩衝液に3分間煮沸し13.7%ポリアクリル
アミドゲルに直接充填した。放射能標識Rasをエンラ
イトニング(ニューイングランドヌクレア)でフルオロ
グラフィー増強した後オートラジオグラフィーで可視化
した。放射能標識Rasの免疫沈降の場合、反応液をま
ずボルディエーの方法(J.Biol.Chem. 第
256巻、1604〜1607頁(1981年)の変法
を用いてトリトンX−114で抽出した。1%トリトン
X−114(ピアス)のアリコート(150μl )を
50μl の反応混合液に加えてトリトンX−114最
終濃度0.75%を得た。氷上で10分後、試験管を3
7℃浴に3分間移した。次いで濁った溶液を10,00
0xgで5分間室温で遠心分離した。上の方の水相を除
去し、洗浄相を冷却リン酸緩衝食塩水150μl とセ
ファロース−タンパク質Aビーズに結合したRasモノ
クローナル抗体Y13−259(グチアレツ(Guti
errez) 等、EMBOJ.第8巻、1093〜1
098頁(1989年)とハンコック等、セル第57巻
、1167〜1177頁(1989年)150μl を
加えて希釈した。
シルナトリウム/ポリアクリルアミドゲル電気泳動)又
は免疫沈降によって分析した。ゲル分析の場合、各標識
反応を1%SDS/100mMトリス−Cl、pH6.
8/10%グリセロール/1%2−メルカプトエタノー
ルを含む緩衝液に3分間煮沸し13.7%ポリアクリル
アミドゲルに直接充填した。放射能標識Rasをエンラ
イトニング(ニューイングランドヌクレア)でフルオロ
グラフィー増強した後オートラジオグラフィーで可視化
した。放射能標識Rasの免疫沈降の場合、反応液をま
ずボルディエーの方法(J.Biol.Chem. 第
256巻、1604〜1607頁(1981年)の変法
を用いてトリトンX−114で抽出した。1%トリトン
X−114(ピアス)のアリコート(150μl )を
50μl の反応混合液に加えてトリトンX−114最
終濃度0.75%を得た。氷上で10分後、試験管を3
7℃浴に3分間移した。次いで濁った溶液を10,00
0xgで5分間室温で遠心分離した。上の方の水相を除
去し、洗浄相を冷却リン酸緩衝食塩水150μl とセ
ファロース−タンパク質Aビーズに結合したRasモノ
クローナル抗体Y13−259(グチアレツ(Guti
errez) 等、EMBOJ.第8巻、1093〜1
098頁(1989年)とハンコック等、セル第57巻
、1167〜1177頁(1989年)150μl を
加えて希釈した。
【0014】検定は更に急速な別の方法によって分析す
ることができた。酵素の存在しない検定混合液を予め熱
的に平衡にした後、反応液をイソプレニル−タンパク質
トランスフェラーゼの添加により開始し、エタノール(
1ml)中1M HClの添加により都合の良い時間
に停止する。急冷反応液を15分間放置する(沈降過程
が完了するまで)。100%エタノール2mlを加えた
後、反応液をホワットマンGF/Cフィルターにより減
圧濾過した。フィルターを100%エタノール2mlア
リコートで4回洗浄し、シンチレーション液体(10m
l)と混合し、次いでベックマンLS3801シンチレ
ーションカウンターで計数した。
ることができた。酵素の存在しない検定混合液を予め熱
的に平衡にした後、反応液をイソプレニル−タンパク質
トランスフェラーゼの添加により開始し、エタノール(
1ml)中1M HClの添加により都合の良い時間
に停止する。急冷反応液を15分間放置する(沈降過程
が完了するまで)。100%エタノール2mlを加えた
後、反応液をホワットマンGF/Cフィルターにより減
圧濾過した。フィルターを100%エタノール2mlア
リコートで4回洗浄し、シンチレーション液体(10m
l)と混合し、次いでベックマンLS3801シンチレ
ーションカウンターで計数した。
【0015】Rasのイソプレノイド部分の化学切断と
同定−放射能標識RasのトリトンX−114抽出と免
疫沈降によりタンパク質をカセイ等Proc.Natl
.Acad.Sci. 米国第86巻、8323−83
27頁(1989年)、マルテーゼ(Maltese)
等、J.Biol.Chem.第264巻、1816
8〜18172頁(1989年)に記載される方法の変
法によって化学的に処理した。特にことわらない限り処
理は全て4℃で行なった。免疫複合体を15%トリクロ
ロ酢酸10容量を加えて沈降させ、次いで1mlのアセ
トンで3連続処理(各々最低6時間)して脱脂した。次
いでアセトン沈降物をCHCl3 /メタノール(1:
2)750μl で16時間2回温置した。次いで沈降
物を窒素の穏やかな流れ下で乾燥し0.5%ギ酸600
μl に再浮遊させた。CH3 I(アルドリッヒ)1
00μl を加えて化学切断を開始した。反応液を37
℃で16時間暗所で温置した。35%Na2 CO3
のアリコート(30μl )を加え次いで室温で一晩温
置した。反応液をCHCl3 /メタノール(9:1)
各々400μl で3回抽出した。下の方の有機相をプ
ールし、窒素下で蒸発させて溶媒A(50%CH3 C
N/25mMH3 PO4 )200μl に再浮遊さ
せHPLCで分析した。抽出した切断生成物のアリコー
トを0.5×15cmC18HPLCカラム(バイダッ
ク)に装填した。溶離は0〜15%溶媒B(100%C
H3 CN/25mMH3 PO4 )の22.5ml
直線勾配を用いて1ml/分で次いで15〜100%溶
媒Bの急勾配(1ml/分で56.5ml)を用いて得
た。溶離の吸収は210nmに於ける吸光度を測定する
ことによって監視した。画分(25μl )を集めRa
di−Safeシンチレーション液(ベックマン)2.
5ml中で放射能を測定した。
同定−放射能標識RasのトリトンX−114抽出と免
疫沈降によりタンパク質をカセイ等Proc.Natl
.Acad.Sci. 米国第86巻、8323−83
27頁(1989年)、マルテーゼ(Maltese)
等、J.Biol.Chem.第264巻、1816
8〜18172頁(1989年)に記載される方法の変
法によって化学的に処理した。特にことわらない限り処
理は全て4℃で行なった。免疫複合体を15%トリクロ
ロ酢酸10容量を加えて沈降させ、次いで1mlのアセ
トンで3連続処理(各々最低6時間)して脱脂した。次
いでアセトン沈降物をCHCl3 /メタノール(1:
2)750μl で16時間2回温置した。次いで沈降
物を窒素の穏やかな流れ下で乾燥し0.5%ギ酸600
μl に再浮遊させた。CH3 I(アルドリッヒ)1
00μl を加えて化学切断を開始した。反応液を37
℃で16時間暗所で温置した。35%Na2 CO3
のアリコート(30μl )を加え次いで室温で一晩温
置した。反応液をCHCl3 /メタノール(9:1)
各々400μl で3回抽出した。下の方の有機相をプ
ールし、窒素下で蒸発させて溶媒A(50%CH3 C
N/25mMH3 PO4 )200μl に再浮遊さ
せHPLCで分析した。抽出した切断生成物のアリコー
トを0.5×15cmC18HPLCカラム(バイダッ
ク)に装填した。溶離は0〜15%溶媒B(100%C
H3 CN/25mMH3 PO4 )の22.5ml
直線勾配を用いて1ml/分で次いで15〜100%溶
媒Bの急勾配(1ml/分で56.5ml)を用いて得
た。溶離の吸収は210nmに於ける吸光度を測定する
ことによって監視した。画分(25μl )を集めRa
di−Safeシンチレーション液(ベックマン)2.
5ml中で放射能を測定した。
【0016】Rasの試験管内ファルネシル化−Ras
の試験管内ポリイソプレニル化を評価するために我々は
2種のS.セレビシアエ(Cerevisiae)Ra
s遺伝子工学産物[Leu68]RAS1(term)
と[Leu68]RAS1(term)CVLS(CV
LS=Cys−Val−Leu−Ser)ギブズ等、P
roc.Natl.Acad.Sci. 米国第86巻
、6630〜6634頁を使用した。両タンパク質は任
意のCys残基を有しない酵母RAS1の最初の184
個のアミノ酸を含有する。[Leu68]RAS1(t
erm)はLeu−185をPro置換して終わる。[
Leu68]RAS1(term)CVLSは最後のP
ro残基が配列−Ser−Leu−Lys−Cys−V
al−Leu−Serを有する更に7個のC末端残基で
置換されている。精製Rasタンパク質をウサギ網状赤
血球溶解物と5μM [3 H]メバロン酸又は10μ
M [14C]FPPの存在下で温置した。両放射性前
駆体を[Leu68]RAS1(term)CVLSに
取込ませた。検出可能な標識はRasが存在しないか又
は[Leu68]RAS1(term)を有する反応物
に見られず修飾が[Leu68]RAS1(term)
CVLSのユニークなC末端領域で起きることを示した
。RasはRas特異的モノクローナル抗体Y13−2
59で免疫沈降により受容体タンパク質として明確に同
定された。正常及び発がん遺伝子両哺乳類HaRasタ
ンパク質も基質として作用した。更にC末端配列−Cy
s−Val−Val−Leuを有するアプリシア(Ap
lysia) Rhoを[3 H]メバロネートで放射
能標識した。
の試験管内ポリイソプレニル化を評価するために我々は
2種のS.セレビシアエ(Cerevisiae)Ra
s遺伝子工学産物[Leu68]RAS1(term)
と[Leu68]RAS1(term)CVLS(CV
LS=Cys−Val−Leu−Ser)ギブズ等、P
roc.Natl.Acad.Sci. 米国第86巻
、6630〜6634頁を使用した。両タンパク質は任
意のCys残基を有しない酵母RAS1の最初の184
個のアミノ酸を含有する。[Leu68]RAS1(t
erm)はLeu−185をPro置換して終わる。[
Leu68]RAS1(term)CVLSは最後のP
ro残基が配列−Ser−Leu−Lys−Cys−V
al−Leu−Serを有する更に7個のC末端残基で
置換されている。精製Rasタンパク質をウサギ網状赤
血球溶解物と5μM [3 H]メバロン酸又は10μ
M [14C]FPPの存在下で温置した。両放射性前
駆体を[Leu68]RAS1(term)CVLSに
取込ませた。検出可能な標識はRasが存在しないか又
は[Leu68]RAS1(term)を有する反応物
に見られず修飾が[Leu68]RAS1(term)
CVLSのユニークなC末端領域で起きることを示した
。RasはRas特異的モノクローナル抗体Y13−2
59で免疫沈降により受容体タンパク質として明確に同
定された。正常及び発がん遺伝子両哺乳類HaRasタ
ンパク質も基質として作用した。更にC末端配列−Cy
s−Val−Val−Leuを有するアプリシア(Ap
lysia) Rhoを[3 H]メバロネートで放射
能標識した。
【0017】[3 H]メバロン酸又は[14C]FP
Pで標識したRasは生体内で変性したRasに対して
前述した通りトリトンX−114洗浄相に量的に抽出し
た。 放射能標識が取込まれていないRasは水相に残留した
。この結果は試験管内修飾によりRasに疎水性を与え
たことを示した。
Pで標識したRasは生体内で変性したRasに対して
前述した通りトリトンX−114洗浄相に量的に抽出し
た。 放射能標識が取込まれていないRasは水相に残留した
。この結果は試験管内修飾によりRasに疎水性を与え
たことを示した。
【0018】Rasへの放射能標識取込みに関与する活
性又は活性群は100,000xgに於ける遠心分離に
対して網状赤血球細胞質ゾル画分に残った。Rasの試
験管内ポリイソプレニル化が他の組織の抽出液中に検出
されるかを試験するために、100,000xg上清画
分をラット脳、心臓、腎臓、肝臓、肺、骨格筋、脾臓及
び精巣から調製した。[3 H]FPPを試験される各
々の上清と温置中にRasに取込ませた。脳から調製し
た上清を用いて最も高い取込みが見られた。ホスファタ
ーゼ阻害剤としての検定に於て10mMNaFの介在は
組織分布結果に影響しなかった。脳に於ける高活性はこ
の組織に20KDaG−タンパク質量とすることができ
る。[3 H]FPPのRas及びRhoの取込みもま
たウシ脳細胞質ゾル画分を用いて検出した。
性又は活性群は100,000xgに於ける遠心分離に
対して網状赤血球細胞質ゾル画分に残った。Rasの試
験管内ポリイソプレニル化が他の組織の抽出液中に検出
されるかを試験するために、100,000xg上清画
分をラット脳、心臓、腎臓、肝臓、肺、骨格筋、脾臓及
び精巣から調製した。[3 H]FPPを試験される各
々の上清と温置中にRasに取込ませた。脳から調製し
た上清を用いて最も高い取込みが見られた。ホスファタ
ーゼ阻害剤としての検定に於て10mMNaFの介在は
組織分布結果に影響しなかった。脳に於ける高活性はこ
の組織に20KDaG−タンパク質量とすることができ
る。[3 H]FPPのRas及びRhoの取込みもま
たウシ脳細胞質ゾル画分を用いて検出した。
【0019】ファルネシル化基質として[Leu68]
RAS1(term)CVLSPD野生型及びラス関連
タンパク質Rho及びYPT1のCys−Aaa1 −
Aaa2 −Xaaボックス突然変異をファルネシル−
タンパク質トランスフェラーゼ活性源としてウシ脳細胞
質ゾルを用いて試験した。野生型に関する活性を示す結
果を表1に示す。本明細書で定義されるCys−Aaa
1 −Aaa2 −Xaaの臨界を示す。表 1変異
株
ファルネシル化(5μM )
基質 −PD(野生
型) −KCVLS
+++Ser(188) −KS
VLS −Trp(1
91) −KCVLW+Ala(192)
−KCVLSA
−Term(188)−K
−Term(189)
−KC −Term(1
90) −KCV
−Term(191)−KCVL
−Rho
−GCVVL +/
−YPT1 −GGGCC
−活性の関連値:+
++ 1+ 0.3−
<<0.01Cys−Aaa1 −Aaa2 −Xa
aボックスのないRas又はCysをSerに置換した
{[Leu68]RAS1(term)SVLSの形態
について取込みは見られなかった。
RAS1(term)CVLSPD野生型及びラス関連
タンパク質Rho及びYPT1のCys−Aaa1 −
Aaa2 −Xaaボックス突然変異をファルネシル−
タンパク質トランスフェラーゼ活性源としてウシ脳細胞
質ゾルを用いて試験した。野生型に関する活性を示す結
果を表1に示す。本明細書で定義されるCys−Aaa
1 −Aaa2 −Xaaの臨界を示す。表 1変異
株
ファルネシル化(5μM )
基質 −PD(野生
型) −KCVLS
+++Ser(188) −KS
VLS −Trp(1
91) −KCVLW+Ala(192)
−KCVLSA
−Term(188)−K
−Term(189)
−KC −Term(1
90) −KCV
−Term(191)−KCVL
−Rho
−GCVVL +/
−YPT1 −GGGCC
−活性の関連値:+
++ 1+ 0.3−
<<0.01Cys−Aaa1 −Aaa2 −Xa
aボックスのないRas又はCysをSerに置換した
{[Leu68]RAS1(term)SVLSの形態
について取込みは見られなかった。
【0020】ウシ脳細胞質ゾルを用いると[3 H]メ
バロン酸は組織抽出液をウサギ網状赤血球溶解質調製物
に見られるのと同じクレアチンリン酸/クレアチンキナ
ーゼ混合物で補足しない限りRasに取込まれなかった
。 2種のras関連20KDaG−タンパク質もまた試験
した。YPT1(C末端配列−Gly−Gly−Cys
−Cys)は放射性標識されなかったがRho(−Cy
s−Val−Val−Leu)は弱い基質であった。延
長ボックス(−Cys−Val−Leu−Ser−Al
a)又は縮小配列(−Cys−Val−Leu)を有す
るRasタンパク質は不十分な基質であり、5μM に
於て放射性標識取込は検出されなかった。100μM
では[Leu68]RAS1(term)CVLSAと
[Leu68]RAS1(term)CVLに対して対
照[Leu68]RAS1(term)CVLSに比べ
て各々40−及び200倍以下の放射性標識取込みが見
られた。
バロン酸は組織抽出液をウサギ網状赤血球溶解質調製物
に見られるのと同じクレアチンリン酸/クレアチンキナ
ーゼ混合物で補足しない限りRasに取込まれなかった
。 2種のras関連20KDaG−タンパク質もまた試験
した。YPT1(C末端配列−Gly−Gly−Cys
−Cys)は放射性標識されなかったがRho(−Cy
s−Val−Val−Leu)は弱い基質であった。延
長ボックス(−Cys−Val−Leu−Ser−Al
a)又は縮小配列(−Cys−Val−Leu)を有す
るRasタンパク質は不十分な基質であり、5μM に
於て放射性標識取込は検出されなかった。100μM
では[Leu68]RAS1(term)CVLSAと
[Leu68]RAS1(term)CVLに対して対
照[Leu68]RAS1(term)CVLSに比べ
て各々40−及び200倍以下の放射性標識取込みが見
られた。
【0021】[3 H]FPPによって放射能標識され
たRasタンパク質とウシ脳細胞質ゾルを免疫沈降し次
いでRasに取込まれた産物を同定するために上述の通
りヨードメタシンで処理した。この方法はスルホニウム
塩中間体によってチオエーテル結合を切断し、遊離した
イソプレノイドの遊離アルコール形を生じる。ヨードメ
タンで処理した後放射性同位体の回収は65%であった
。 Rasの存在しない平行反応に於て[3 H]FPP標
準の回収は61%であり抽出反応中35〜40%の損失
が生じたことを示した。反応生成物はC−18カラムを
用いてHPLCにより分析した。回収放射能86%を表
わす主ピークはファルネソール標準と同時移動した。ウ
サギ網状赤血球溶解物に於ける[3 H]メバロネート
で標識したRasに対して同様の形が見られた。Cys
受容体部位が存在しない[Leu68]RAS1(te
rm)を有する検定にピークは検出されなかった。[3
H]FPP標識[Leu68]RAS1(term)
CVLSを0.1M KOH/100%メタノールで
処理すると放射能を放出しなかった。FPPがRasの
ポリイソプレニル化に前駆体として作用する観察やファ
ルネソールの主ヨードメタン切断生成物としての同定は
ファルネシル−タンパク質トランスフェラーゼ活性がウ
サギ網状赤血球、ウシ脳及び種々のラット組織の細胞質
ゾル画分に存在することを示す。
たRasタンパク質とウシ脳細胞質ゾルを免疫沈降し次
いでRasに取込まれた産物を同定するために上述の通
りヨードメタシンで処理した。この方法はスルホニウム
塩中間体によってチオエーテル結合を切断し、遊離した
イソプレノイドの遊離アルコール形を生じる。ヨードメ
タンで処理した後放射性同位体の回収は65%であった
。 Rasの存在しない平行反応に於て[3 H]FPP標
準の回収は61%であり抽出反応中35〜40%の損失
が生じたことを示した。反応生成物はC−18カラムを
用いてHPLCにより分析した。回収放射能86%を表
わす主ピークはファルネソール標準と同時移動した。ウ
サギ網状赤血球溶解物に於ける[3 H]メバロネート
で標識したRasに対して同様の形が見られた。Cys
受容体部位が存在しない[Leu68]RAS1(te
rm)を有する検定にピークは検出されなかった。[3
H]FPP標識[Leu68]RAS1(term)
CVLSを0.1M KOH/100%メタノールで
処理すると放射能を放出しなかった。FPPがRasの
ポリイソプレニル化に前駆体として作用する観察やファ
ルネソールの主ヨードメタン切断生成物としての同定は
ファルネシル−タンパク質トランスフェラーゼ活性がウ
サギ網状赤血球、ウシ脳及び種々のラット組織の細胞質
ゾル画分に存在することを示す。
【0022】ウシ脳ファルネシル−タンパク質トランス
フェラーゼ活性の特性−Rasのファルネシル化はED
TAによって阻害され5mMMgCl2 は2価カチオ
ンの有効源として作用した。[14C]FPP濃度0.
03〜30μM 及び[Leu61]HaRas濃度0
.03〜250μM に変化させることによって我々は
FPP及びRasの見掛けのKm値各々0.3μM 及
び1.0μM を算出した。基質としてGTP[γ−S
]又はGDP[β−S]と複合したRasを用いるとフ
ァルネシル化がグアニンヌクレオチド誘発Ras構造配
座と無関係であることを示す等価ファルネシル化が見ら
れた(ミルバーン(Milburn) 等、サイエンス
第247巻、939〜945頁(1990年))。ファ
ルネシルトランスフェラーゼ活性をスーパーロース−1
2ゲル濾過カラムから見掛けサイズ190KDaを有す
る1本のピークとして溶離した。サイズ75KDaを有
する活性の小さいピークはプロテアーゼ阻害剤ロイペプ
チン及びアンチパインがクロマトグラフィー緩衝液に含
まれないときに見られた。
フェラーゼ活性の特性−Rasのファルネシル化はED
TAによって阻害され5mMMgCl2 は2価カチオ
ンの有効源として作用した。[14C]FPP濃度0.
03〜30μM 及び[Leu61]HaRas濃度0
.03〜250μM に変化させることによって我々は
FPP及びRasの見掛けのKm値各々0.3μM 及
び1.0μM を算出した。基質としてGTP[γ−S
]又はGDP[β−S]と複合したRasを用いるとフ
ァルネシル化がグアニンヌクレオチド誘発Ras構造配
座と無関係であることを示す等価ファルネシル化が見ら
れた(ミルバーン(Milburn) 等、サイエンス
第247巻、939〜945頁(1990年))。ファ
ルネシルトランスフェラーゼ活性をスーパーロース−1
2ゲル濾過カラムから見掛けサイズ190KDaを有す
る1本のピークとして溶離した。サイズ75KDaを有
する活性の小さいピークはプロテアーゼ阻害剤ロイペプ
チン及びアンチパインがクロマトグラフィー緩衝液に含
まれないときに見られた。
【0023】ファルネシルトランスフェラーゼ活性の特
異性を決定するために数種のイソプレノイドとペプチド
をファルネシル化反応の拮抗剤として試験した(表2)
。0.5μM [3 H]FPP及び1μM Rasを
有する検定では非放射性FPPとゲラニルゲラニル−P
Piは検定を有効に阻害した。Rasはゲラニルゲラニ
ルにより生体内で(カセイ等、Proc.Natl.A
cad.Sci. 米国(1989年)第86巻、83
23〜8327頁)又は[3 H]メバロネートをポリ
イソプレン生合成の前駆体として使用する場合試験管内
であまり修飾されない。ゲラニル−PPiとジメチルア
リル−PPiは拮抗剤として効力が低くファルネソール
とゲラニルゲラニオールは不活性であった。
異性を決定するために数種のイソプレノイドとペプチド
をファルネシル化反応の拮抗剤として試験した(表2)
。0.5μM [3 H]FPP及び1μM Rasを
有する検定では非放射性FPPとゲラニルゲラニル−P
Piは検定を有効に阻害した。Rasはゲラニルゲラニ
ルにより生体内で(カセイ等、Proc.Natl.A
cad.Sci. 米国(1989年)第86巻、83
23〜8327頁)又は[3 H]メバロネートをポリ
イソプレン生合成の前駆体として使用する場合試験管内
であまり修飾されない。ゲラニル−PPiとジメチルア
リル−PPiは拮抗剤として効力が低くファルネソール
とゲラニルゲラニオールは不活性であった。
【0024】ハーベイRasCys−Aaa1 −Aa
a2−Xaaボックス配列を有する数種のペプチドもま
た試験した(表2)。最も短いペプチドCVLS(Cy
s−Val−Leu−Ser)は長いペプチドとほぼ同
じ位効力がありRasとファルネシル−タンパク質トラ
ンスフェラーゼ間の臨界相互作用は4残基ボックス領域
に限定されることを示した。スルフヒドリル部分はCy
sをSerに置換したペプチドが不活性であるため明ら
かに競合に必要である。Cys−Aaa1 −Aaa2
−Xaaボックス配列遊離CysS−(トランス,ト
ランス)ファルネシル−Cysが存在しないペプチド及
び唯一のCys残基を有する関連のないペプチドは10
0μMまで試験した場合拮抗剤ではなかった。ペプチド
SSGCVLSによる最初の実験はこれがファルネシル
化の基質であることを示す。最も短い活性ペプチド、S
−(トランス,トランス)ファルネシル−CVLSの予
想産物はペプチド単独よりほぼ10倍以下の効力であっ
た(表2)。CVIMとS−(トランス,トランス)フ
ァルネシル−CVIMは各々のCVLS誘導体より有効
であった。
a2−Xaaボックス配列を有する数種のペプチドもま
た試験した(表2)。最も短いペプチドCVLS(Cy
s−Val−Leu−Ser)は長いペプチドとほぼ同
じ位効力がありRasとファルネシル−タンパク質トラ
ンスフェラーゼ間の臨界相互作用は4残基ボックス領域
に限定されることを示した。スルフヒドリル部分はCy
sをSerに置換したペプチドが不活性であるため明ら
かに競合に必要である。Cys−Aaa1 −Aaa2
−Xaaボックス配列遊離CysS−(トランス,ト
ランス)ファルネシル−Cysが存在しないペプチド及
び唯一のCys残基を有する関連のないペプチドは10
0μMまで試験した場合拮抗剤ではなかった。ペプチド
SSGCVLSによる最初の実験はこれがファルネシル
化の基質であることを示す。最も短い活性ペプチド、S
−(トランス,トランス)ファルネシル−CVLSの予
想産物はペプチド単独よりほぼ10倍以下の効力であっ
た(表2)。CVIMとS−(トランス,トランス)フ
ァルネシル−CVIMは各々のCVLS誘導体より有効
であった。
【0025】表2 ポリイソプレノイドとペプチドに
よるRasファルネシル化の競合化合物
IC50(μM )ジメチル
アリル−PPi
325ゲラニル−PPi
67ファルネシル−PPi
0.7ゲラニルゲラニル−PP
i
1.4ファルネソール
>>100ゲラニルゲラニオール
>>
100YRKLNPPDESGPGSMSSKCVLS
1.4SSGCVLS
2.0SSGSVLS
>>200CVLS 2.
2CVIM 0.09SV
LS >>100S−(トランス,トランス
)ファルネシル−CVLS 28S−(
トランス,トランス)ファルネシル−CVIM
1.4ウシ脳からのファルネシル−タンパ
ク質トランスフェラーゼをDEAE−セファセル(ファ
ーマシア、0〜0.8MNaCl勾配溶離)とN−オク
チルアガロース(シグマ、0〜0.6M NaCl勾
配溶離)によりクロマトグラフィー処理した。1μM
の[Leu68]RAS1(term)CVLS、0.
5μM [3 H]FPP及び指es緩衝検定を用いて
温置した。反応液をトリトンX−114抽出段階を含ま
ない免疫沈降次いでニトロセルロース濾過により分析し
た。データーは2〜5回定量の平均である。>>、最も
高い濃度に於ける競合は試験しなかった。上では1つの
大文字のアミノ酸略語を使用する。これらの化合物はR
asタンパク質ファルネシル化及びその後の正常細胞の
がん細胞への形質転換の阻害をもたらす任意の都合の良
い手段によって投与することができる。この投与として
は連続静脈内ボラス注入又は経口投与によることができ
る。本発明の適当な組成物としては本発明の化合物と薬
理的に使用し得る担体例えば食塩水、例えばpH7.4
を包含している水溶液がある。この液剤は患者の筋肉内
血流に局所ボラス注入によって入れることができる。
よるRasファルネシル化の競合化合物
IC50(μM )ジメチル
アリル−PPi
325ゲラニル−PPi
67ファルネシル−PPi
0.7ゲラニルゲラニル−PP
i
1.4ファルネソール
>>100ゲラニルゲラニオール
>>
100YRKLNPPDESGPGSMSSKCVLS
1.4SSGCVLS
2.0SSGSVLS
>>200CVLS 2.
2CVIM 0.09SV
LS >>100S−(トランス,トランス
)ファルネシル−CVLS 28S−(
トランス,トランス)ファルネシル−CVIM
1.4ウシ脳からのファルネシル−タンパ
ク質トランスフェラーゼをDEAE−セファセル(ファ
ーマシア、0〜0.8MNaCl勾配溶離)とN−オク
チルアガロース(シグマ、0〜0.6M NaCl勾
配溶離)によりクロマトグラフィー処理した。1μM
の[Leu68]RAS1(term)CVLS、0.
5μM [3 H]FPP及び指es緩衝検定を用いて
温置した。反応液をトリトンX−114抽出段階を含ま
ない免疫沈降次いでニトロセルロース濾過により分析し
た。データーは2〜5回定量の平均である。>>、最も
高い濃度に於ける競合は試験しなかった。上では1つの
大文字のアミノ酸略語を使用する。これらの化合物はR
asタンパク質ファルネシル化及びその後の正常細胞の
がん細胞への形質転換の阻害をもたらす任意の都合の良
い手段によって投与することができる。この投与として
は連続静脈内ボラス注入又は経口投与によることができ
る。本発明の適当な組成物としては本発明の化合物と薬
理的に使用し得る担体例えば食塩水、例えばpH7.4
を包含している水溶液がある。この液剤は患者の筋肉内
血流に局所ボラス注入によって入れることができる。
Claims (11)
- 【請求項1】 細胞膜Rasタンパク質局在を阻害し
、正常細胞のがん細胞への形質転換を阻止するアミノ酸
配列を包含している化合物。Cys−Aaa1 −Aa
a2 −Xaa(式中Aaa1 は脂肪族アミノ酸であ
り、Aaa2 は脂肪族アミノ酸であり、Xaaは任意
のアミノ酸である。) - 【請求項2】 Aaa1 がAla、Val、Leu
又はIleであり、Aaa2 がAla、Val、Le
u又はIleであり、XaaがSer又はMetである
請求項1記載の化合物。 - 【請求項3】 Cys−Val−Leu−Serであ
る請求項2記載の化合物。 - 【請求項4】 Cys−Val−Ile−Metであ
る請求項2記載の化合物。 - 【請求項5】 Cys−Val−Val−Metであ
る請求項2記載の化合物。 - 【請求項6】 請求項1記載の化合物を包含している
化学療法組成物。 - 【請求項7】 請求項6記載の組成物の治療的に有効
な量を患者に投与することを特徴とするRasタンパク
質のファルネシル化を阻害する方法。 - 【請求項8】 請求項2記載の化合物を包含している
化学療法組成物。 - 【請求項9】 請求項8記載の組成物の治療的に有効
な量を患者に投与することを特徴とするRasタンパク
質のファルネシル化を阻害する方法。 - 【請求項10】 細胞膜Rasタンパク質局在を阻害
し、正常細胞のがん細胞への形質転換を阻止する配列:
S−(トランス,トランス)ファルネシル−Cys−A
aa1 −Aaa2 −Xaa(式中Aaa1 は脂肪
族アミノ酸であり、Aaa2 は脂肪族アミノ酸であり
、Xaaはアミノ酸である。)を包含している請求項1
記載の化合物。 - 【請求項11】 S−(トランス,トランス)ファル
ネシル−Cys−Val−Leu−Ser、S−(トラ
ンス,トランス)ファルネシル−Cys−Val−Il
e−Met及びS−(トランス,トランス)ファルネシ
ル−Cys−Val−Val−Metからなる群から選
択される請求項10記載の化合物。
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-
1991
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- 1991-06-12 EP EP19910305283 patent/EP0461869A3/en not_active Withdrawn
- 1991-06-12 JP JP3140295A patent/JPH04243893A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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