JPH0424585B2 - - Google Patents
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- JPH0424585B2 JPH0424585B2 JP3754787A JP3754787A JPH0424585B2 JP H0424585 B2 JPH0424585 B2 JP H0424585B2 JP 3754787 A JP3754787 A JP 3754787A JP 3754787 A JP3754787 A JP 3754787A JP H0424585 B2 JPH0424585 B2 JP H0424585B2
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- cylinder block
- plunger
- oil chamber
- hydraulic
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- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 22
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 12
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- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
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- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Hydraulic Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
A 発明の目的
(1) 産業上の利用分野
本発明は、斜板式油圧ポンプや油圧モータとし
て用いられる斜板式油圧装置の作動油分配装置、
詳しくは、環状配列の多数のシリンダ孔を有し、
これらシリンダ孔にプランジヤ群を摺合したシリ
ンダブロツクと、プランジヤ群の突出端に係合す
るプランジヤ斜板との相対回転に伴い、各シリン
ダ孔と、シリンダブロツクに形成された高圧油室
及び低圧油室との間での作動油の授受を司る作動
油分配装置の改良に関する。
て用いられる斜板式油圧装置の作動油分配装置、
詳しくは、環状配列の多数のシリンダ孔を有し、
これらシリンダ孔にプランジヤ群を摺合したシリ
ンダブロツクと、プランジヤ群の突出端に係合す
るプランジヤ斜板との相対回転に伴い、各シリン
ダ孔と、シリンダブロツクに形成された高圧油室
及び低圧油室との間での作動油の授受を司る作動
油分配装置の改良に関する。
(2) 従来の技術
かかる斜板式油圧装置の作動油分配装置におい
て、シリンダブロツクにその軸線を囲む互いに同
心の高圧油室及び低圧油室を形成すると共に、シ
リンダブロツクの半径方向外方位置及び内方位置
間を往復動して各シリンダ孔を高圧油室と低圧油
室とに交互に連通させる多数の分配弁を放射状に
配設し、シリンダブロツク及びプランジヤ斜板の
相対回転に伴い各分配弁に往復動を与えるべく分
配弁群に外接する偏心輪をシリンダブロツクの回
転中心に対し偏心させて配設したものが従来知ら
れている(特開昭61−153057号公報参照)。
て、シリンダブロツクにその軸線を囲む互いに同
心の高圧油室及び低圧油室を形成すると共に、シ
リンダブロツクの半径方向外方位置及び内方位置
間を往復動して各シリンダ孔を高圧油室と低圧油
室とに交互に連通させる多数の分配弁を放射状に
配設し、シリンダブロツク及びプランジヤ斜板の
相対回転に伴い各分配弁に往復動を与えるべく分
配弁群に外接する偏心輪をシリンダブロツクの回
転中心に対し偏心させて配設したものが従来知ら
れている(特開昭61−153057号公報参照)。
(3) 発明が解決しようとする問題点
斜板式油圧装置では、環状配列のプランジヤ群
がシリンダブロツクの軸線と平行に配設される関
係から、シリンダブロツクの外径寸法より軸方向
寸法の方がどうしても大きくなる傾向がある。こ
のような油圧装置に従来の作動油分配装置を採用
すれば、分配弁群をプランジヤ群の一端側に配設
しなければならないため、シリンダブロツクの軸
方向寸法を一層増加させ、油圧装置全体のコンパ
クト化を困難にするという問題を生じる。
がシリンダブロツクの軸線と平行に配設される関
係から、シリンダブロツクの外径寸法より軸方向
寸法の方がどうしても大きくなる傾向がある。こ
のような油圧装置に従来の作動油分配装置を採用
すれば、分配弁群をプランジヤ群の一端側に配設
しなければならないため、シリンダブロツクの軸
方向寸法を一層増加させ、油圧装置全体のコンパ
クト化を困難にするという問題を生じる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもの
で、シリンダブロツクの軸方向寸法を増加させず
に分配弁の設置を可能にして、油圧装置のコンパ
クト化に寄与し得る前記斜板式油圧装置の作動油
分配装置を提供することを目的とする。
で、シリンダブロツクの軸方向寸法を増加させず
に分配弁の設置を可能にして、油圧装置のコンパ
クト化に寄与し得る前記斜板式油圧装置の作動油
分配装置を提供することを目的とする。
B 発明の構成
(1) 問題点を解決するための手段
上記目的を達成するために、本発明は、高圧油
室及び低圧油室を、シリンダブロツクの軸線を囲
み且つその軸方向に並ぶように環状に形成し、シ
リンダブロツクに、その軸方向一側位置及び他側
位置間を往復動して各シリンダ孔を高圧油室と低
圧油室とに交互に連通させる多数の分配弁をプラ
ンジヤ群と同心の環状に配設し、シリンダブロツ
ク及びプランジヤ斜板の相対回転に伴い各分配弁
に往復動を与えるべく分配弁群の端部に連接する
弁斜板をシリンダブロツクの軸線に対し傾斜させ
てプランジヤ斜板の支持系に支持したことを特徴
とする。
室及び低圧油室を、シリンダブロツクの軸線を囲
み且つその軸方向に並ぶように環状に形成し、シ
リンダブロツクに、その軸方向一側位置及び他側
位置間を往復動して各シリンダ孔を高圧油室と低
圧油室とに交互に連通させる多数の分配弁をプラ
ンジヤ群と同心の環状に配設し、シリンダブロツ
ク及びプランジヤ斜板の相対回転に伴い各分配弁
に往復動を与えるべく分配弁群の端部に連接する
弁斜板をシリンダブロツクの軸線に対し傾斜させ
てプランジヤ斜板の支持系に支持したことを特徴
とする。
この作動油分配装置は、油圧ポンプにも油圧モ
ータにも採用し得る。
ータにも採用し得る。
(2) 作 用
シリンダブロツクとプランジヤ斜板とが相対的
に回転すると、弁斜板により各分配弁がシリンダ
ブロツクの軸方向に往復動され、対応するシリン
ダ孔を高圧油室と低圧油室とに交互に連通し、作
動油の授受を行わせる。
に回転すると、弁斜板により各分配弁がシリンダ
ブロツクの軸方向に往復動され、対応するシリン
ダ孔を高圧油室と低圧油室とに交互に連通し、作
動油の授受を行わせる。
分配弁群はプランジヤ群と同心の環状に設置さ
れるので、その設置のためにはシリンダブロツク
の軸方向寸法を増加させる必要がない。
れるので、その設置のためにはシリンダブロツク
の軸方向寸法を増加させる必要がない。
しかも、弁斜板はプランジヤ斜板周りのスペー
スを利用して設置が可能であるので、これによつ
て油圧装置の軸方向寸法を増加させることもな
い。
スを利用して設置が可能であるので、これによつ
て油圧装置の軸方向寸法を増加させることもな
い。
(3) 実施例
以下、図面により本発明の一実施例について説
明する。先ず第1図において、Uは自動車用パワ
ーユニツトで、エンジンE、本発明の作動油分配
装置を備えた静油圧式無段変速機T及び差動装置
Dfを静止機枠としてのケーシングCに収容、支
持して構成される。
明する。先ず第1図において、Uは自動車用パワ
ーユニツトで、エンジンE、本発明の作動油分配
装置を備えた静油圧式無段変速機T及び差動装置
Dfを静止機枠としてのケーシングCに収容、支
持して構成される。
エンジンEのクランク軸1と、その右端側に配
置される無段変速機Tの入力軸2とは同軸上に配
置されると共に、トルクダンパTdを介して連結
される。また、無段変速機Tの出力歯車3はエン
ジンEに可及的近接して配置され、差動装置Df
のリングギヤ4と噛合される。差動装置Dfの左
右の出力軸5,5′はクランク軸1及び入力軸2
と平行に配置され、図示しない左右の車軸を駆動
するようになつている。
置される無段変速機Tの入力軸2とは同軸上に配
置されると共に、トルクダンパTdを介して連結
される。また、無段変速機Tの出力歯車3はエン
ジンEに可及的近接して配置され、差動装置Df
のリングギヤ4と噛合される。差動装置Dfの左
右の出力軸5,5′はクランク軸1及び入力軸2
と平行に配置され、図示しない左右の車軸を駆動
するようになつている。
入力軸2の右端部はケーシグC外に突出させて
あり、パワーステアリング用油圧ポンプ、空調用
コンプレツサ等の補機を駆動するためのプーリ6
がその突出端に固着される。
あり、パワーステアリング用油圧ポンプ、空調用
コンプレツサ等の補機を駆動するためのプーリ6
がその突出端に固着される。
第2図及び第3図において、前記無段変速機T
は可変容量型の斜板式油圧ポンプP及び定容量型
の斜板式油モータMからなつており、この実施例
では油圧モータMの作動油分配装置に本発明が適
用される。
は可変容量型の斜板式油圧ポンプP及び定容量型
の斜板式油モータMからなつており、この実施例
では油圧モータMの作動油分配装置に本発明が適
用される。
油圧ポンプPは、円筒状のシリンダブロツク7
にその回転中心を囲み且つ右端を開放して設けら
れた環状配列の多数且つ奇数のシリンダ孔8,8
…と、これらシリンダ孔8,8…にそれぞれ摺合
される多数のポンププランジヤ9,9…と、これ
らポンププランジヤ9,9…の外端即ち右端に当
接するポンプ斜板10と、このポンプ斜板10の
背面を平坦面でスラストローラベアリング11を
介して支承する断面半月状のトラニオン軸12
と、更にこのトラニオン軸12の円筒面を回転自
在に支承する斜板アンカ13とから構成される。
にその回転中心を囲み且つ右端を開放して設けら
れた環状配列の多数且つ奇数のシリンダ孔8,8
…と、これらシリンダ孔8,8…にそれぞれ摺合
される多数のポンププランジヤ9,9…と、これ
らポンププランジヤ9,9…の外端即ち右端に当
接するポンプ斜板10と、このポンプ斜板10の
背面を平坦面でスラストローラベアリング11を
介して支承する断面半月状のトラニオン軸12
と、更にこのトラニオン軸12の円筒面を回転自
在に支承する斜板アンカ13とから構成される。
斜板アンカ13は、ケーシングCにボルト15
で固着される。
で固着される。
トラニオン軸12の所定角度の回転を許容しつ
つその軸方向移動を阻止するために、斜板アンカ
23に穿設された、トラニオン軸12の軸線O1
を中心とする円弧状長孔22を通してボルト23
がトラニオン軸12の一端面に固着される(第3
図及び第11図参照)。
つその軸方向移動を阻止するために、斜板アンカ
23に穿設された、トラニオン軸12の軸線O1
を中心とする円弧状長孔22を通してボルト23
がトラニオン軸12の一端面に固着される(第3
図及び第11図参照)。
ポンプ斜板10は、シリンダブロツク7の軸線
に対し直角となる直立位置と、その左右両側方に
或る角度で傾倒する2つの最大傾斜位置との間を
トラニオン軸12の回転によつて傾動されるよう
になつており、その傾斜状態は、シリンダブロツ
ク7の回転に伴いポンププランジヤ9,9…に往
復動を与えて吸入及び吐出行程を繰返させること
ができる。
に対し直角となる直立位置と、その左右両側方に
或る角度で傾倒する2つの最大傾斜位置との間を
トラニオン軸12の回転によつて傾動されるよう
になつており、その傾斜状態は、シリンダブロツ
ク7の回転に伴いポンププランジヤ9,9…に往
復動を与えて吸入及び吐出行程を繰返させること
ができる。
一方、油圧モータMは、前記シリンダ孔8,8
…群のピツチ円と同心でそれよりやや大径のピツ
チ円上に配列し且つ左端を開放してシリンダブロ
ツク7に設けられた、前記シリンダ孔8,8…と
同数のシリンダ孔18,18…と、これらシリン
ダ孔18,18…にそれぞれ摺合されるモータプ
ランジヤ19,19…と、これらモータプランジ
ヤ19,19の外端即ち左端に当接するモータ斜
板20と、このモータ斜板20の背面をスラスト
ローラベアリング26を介して支承するモータ斜
板ホルダ27とから構成され、そのモータ斜板ホ
ルダ27の外周に前記出力歯車3が一体に形成さ
れている。
…群のピツチ円と同心でそれよりやや大径のピツ
チ円上に配列し且つ左端を開放してシリンダブロ
ツク7に設けられた、前記シリンダ孔8,8…と
同数のシリンダ孔18,18…と、これらシリン
ダ孔18,18…にそれぞれ摺合されるモータプ
ランジヤ19,19…と、これらモータプランジ
ヤ19,19の外端即ち左端に当接するモータ斜
板20と、このモータ斜板20の背面をスラスト
ローラベアリング26を介して支承するモータ斜
板ホルダ27とから構成され、そのモータ斜板ホ
ルダ27の外周に前記出力歯車3が一体に形成さ
れている。
以上において、内側のシリンダ孔8,8…群及
び外側のシリンダ孔18,18…群は、シリンダ
ブロツク7の周方向において各シリンダ孔の2分
の1ピツチだけ相互に位置をずらし、且つ外側の
シリンダ孔18,18…群の内接円が内側のシリ
ンダ孔8,8…群を通るように配置される。
び外側のシリンダ孔18,18…群は、シリンダ
ブロツク7の周方向において各シリンダ孔の2分
の1ピツチだけ相互に位置をずらし、且つ外側の
シリンダ孔18,18…群の内接円が内側のシリ
ンダ孔8,8…群を通るように配置される。
またモータ斜板20は、モータ斜板ホルダ27
により、シリンダブロツク7の軸線と直交する仮
想トラニオン軸線O2を中心にしてシリンダブロ
ツク7の軸線に対し一定角度傾斜した状態に保持
されていて、シリンダブロツク7とモータ斜板ホ
ルダ27との相対回転時にはモータプランジヤ1
9,19…に往復動して膨脹及び収縮工程を繰返
させることができる。
により、シリンダブロツク7の軸線と直交する仮
想トラニオン軸線O2を中心にしてシリンダブロ
ツク7の軸線に対し一定角度傾斜した状態に保持
されていて、シリンダブロツク7とモータ斜板ホ
ルダ27との相対回転時にはモータプランジヤ1
9,19…に往復動して膨脹及び収縮工程を繰返
させることができる。
シリンダブロツク7には、その中心部を貫通す
る前記入力軸2がスプライン32を介して結合さ
れる。この入力軸2の右端部はポンプ斜板10、
トラニオン軸12及び斜板アンカ13を貫通する
ように延びており、この右端部に係止された第1
スラスト支承板35と斜板アンカ13との間には
スラストローラベアリング37が介装される。こ
の入力軸2の右端部はニードルベアリング38を
介して斜板アンカ13に、更にブツシユ39を介
してケーシングCに回転自在に支承される。
る前記入力軸2がスプライン32を介して結合さ
れる。この入力軸2の右端部はポンプ斜板10、
トラニオン軸12及び斜板アンカ13を貫通する
ように延びており、この右端部に係止された第1
スラスト支承板35と斜板アンカ13との間には
スラストローラベアリング37が介装される。こ
の入力軸2の右端部はニードルベアリング38を
介して斜板アンカ13に、更にブツシユ39を介
してケーシングCに回転自在に支承される。
尚、第1スラスト支承板35は入力軸2にキー
43を介して結合される。
43を介して結合される。
また入力軸2の左端部はモータ斜板20及びモ
ータ斜板ホルダ27を貫通するように延びてお
り、この左端部外周に係止された第2スラスト支
承板36とモータ斜板ホルダ27との間にはスラ
ストローラベアリング40が介装され、またモー
タ斜板ホルダ27と入力軸2との間にはニードル
ベアリング41が介装される。この入力軸2の左
端部は第2スラスト支承板36と共にローラベア
リング42を介してケーシングCに回転自在に支
承される。
ータ斜板ホルダ27を貫通するように延びてお
り、この左端部外周に係止された第2スラスト支
承板36とモータ斜板ホルダ27との間にはスラ
ストローラベアリング40が介装され、またモー
タ斜板ホルダ27と入力軸2との間にはニードル
ベアリング41が介装される。この入力軸2の左
端部は第2スラスト支承板36と共にローラベア
リング42を介してケーシングCに回転自在に支
承される。
各斜板10,20をシリンダブロツク7と同期
的に回転させるために、各斜板10,20には、
対応するプランジヤ9,10の球状端部9a,1
9aを係合させる球状凹部10a,20aがそれ
ぞれ形成される。
的に回転させるために、各斜板10,20には、
対応するプランジヤ9,10の球状端部9a,1
9aを係合させる球状凹部10a,20aがそれ
ぞれ形成される。
油圧ポンプP及び油圧モータM間には、次のよ
うにして油圧閉回路が形成される。
うにして油圧閉回路が形成される。
シリンダブロツク7には、その内周側に環状の
内側油室45が、また外周側に同じく環状で右側
から軸方向に順次並ぶ第1、第2及び第3外側油
室46,47,48が設けられ、内側油室45及
び第3外側油室58間は放射状に延びる複数の油
路49(第8図参照)を介して連通される。
内側油室45が、また外周側に同じく環状で右側
から軸方向に順次並ぶ第1、第2及び第3外側油
室46,47,48が設けられ、内側油室45及
び第3外側油室58間は放射状に延びる複数の油
路49(第8図参照)を介して連通される。
シリンダブロツク7には、また、油圧ポンプP
のシリンダ孔8,8…と同数で、それらの行止り
部に隣接して放射状に延びる第1弁孔51,51
…(第4図参照)と、油圧モータMのシリンダ孔
18,18…と同数で、それらの半径方向外方に
隣接して軸方向に延る第2弁孔52,52…とが
設けられる。
のシリンダ孔8,8…と同数で、それらの行止り
部に隣接して放射状に延びる第1弁孔51,51
…(第4図参照)と、油圧モータMのシリンダ孔
18,18…と同数で、それらの半径方向外方に
隣接して軸方向に延る第2弁孔52,52…とが
設けられる。
第1弁孔51,51…はシリンダブロツク7の
外周面から内側油室45に達しており、各弁孔5
1の途中には、それに隣接するシリンダ孔8の行
止り部を貫通するポンプポートa(第3図参照)
と、このポンプポートaの半径方向外方に位置し
て第1外側油室56(第3図及び第6図参図)に
通じる油路53とが開口する。
外周面から内側油室45に達しており、各弁孔5
1の途中には、それに隣接するシリンダ孔8の行
止り部を貫通するポンプポートa(第3図参照)
と、このポンプポートaの半径方向外方に位置し
て第1外側油室56(第3図及び第6図参図)に
通じる油路53とが開口する。
これら第1弁孔51,51…にはスプール型の
第1分配弁55,55…がそれぞれ摺合され、こ
れら第1分配弁55,55…の外端にそれらを囲
繞する偏心輪57がボールベアリング58を介し
て係合される。それらの係合を強制するために、
第1分配弁55,55…の外端部相互は偏心輪5
7と同心関係の強制輪59により連結される。
第1分配弁55,55…がそれぞれ摺合され、こ
れら第1分配弁55,55…の外端にそれらを囲
繞する偏心輪57がボールベアリング58を介し
て係合される。それらの係合を強制するために、
第1分配弁55,55…の外端部相互は偏心輪5
7と同心関係の強制輪59により連結される。
偏心輪57は、第2図、第4図及び第4A図に
示すように、前記斜板アンカ13に入力軸2と平
行な枢軸60を介して油圧作動位置n及びロツク
アツプ位置lの2位置間を揺動し得るように連結
される。この偏心輪57は、枢軸60と反対側で
その外周面に突設された突片57aに係合する図
示しない制御装置により、入力軸2の中心を基準
にしてトラニオン軸線O1に略沿つて偏心制御さ
れるもので、その偏心量は、油圧作動位置nでは
εに、ロツクアツプ位置lでは零に(即ち該偏心
輪57が入力軸2と同心となる)に設定される。
示すように、前記斜板アンカ13に入力軸2と平
行な枢軸60を介して油圧作動位置n及びロツク
アツプ位置lの2位置間を揺動し得るように連結
される。この偏心輪57は、枢軸60と反対側で
その外周面に突設された突片57aに係合する図
示しない制御装置により、入力軸2の中心を基準
にしてトラニオン軸線O1に略沿つて偏心制御さ
れるもので、その偏心量は、油圧作動位置nでは
εに、ロツクアツプ位置lでは零に(即ち該偏心
輪57が入力軸2と同心となる)に設定される。
而して、偏心輪57が油圧作動位置nを占める
とき(第4図参照)、シリンダブロツク7が回転
すると、各第1分配弁55は、偏心輪57によ
り、第1弁孔51において偏心量εの2倍の距離
をストロークとしてシリンダブロツク7の半径方
向内方位置及び外方位置間を往復動され、これに
より油圧ポンプPには吐出領域D及び吸入領域S
が与えられる。
とき(第4図参照)、シリンダブロツク7が回転
すると、各第1分配弁55は、偏心輪57によ
り、第1弁孔51において偏心量εの2倍の距離
をストロークとしてシリンダブロツク7の半径方
向内方位置及び外方位置間を往復動され、これに
より油圧ポンプPには吐出領域D及び吸入領域S
が与えられる。
即ち吐出領域Dでは、シリンダブロツク7の回
転に伴い第1分配弁55が前記内方位置側を移動
して、対応するポンプポートaを第1外側油室4
6に連なる油路53に連通すると共に内側油室4
5と不通にし、吐出行程中のポンププランジヤ9
によりシリンダ孔8から油路53を介して第1外
側油室46に作動油が吐出される。吸入領域Sで
は、第1分配弁55が前記外方位置側を移動し
て、対応するポンプポートaを内側油室45に連
通すると共に、油路53と不通にし、吸入行程中
のポンププランジヤ9により内側油室45からシ
リンダ孔8に作動油が吸入される。
転に伴い第1分配弁55が前記内方位置側を移動
して、対応するポンプポートaを第1外側油室4
6に連なる油路53に連通すると共に内側油室4
5と不通にし、吐出行程中のポンププランジヤ9
によりシリンダ孔8から油路53を介して第1外
側油室46に作動油が吐出される。吸入領域Sで
は、第1分配弁55が前記外方位置側を移動し
て、対応するポンプポートaを内側油室45に連
通すると共に、油路53と不通にし、吸入行程中
のポンププランジヤ9により内側油室45からシ
リンダ孔8に作動油が吸入される。
上記両領域D,S間には、第1分配弁55によ
りポンプポートaを内側油室45及び油路53の
いずれとも不通にする切換中立領域が設けられ
る。
りポンプポートaを内側油室45及び油路53の
いずれとも不通にする切換中立領域が設けられ
る。
また偏心輪57がロツクアツプ位置lを占める
と(第4A図参照)、シリンダブロツク7の回転
にも拘らず、全ての第1分配弁55は該偏心輪5
7により切換中立状態に保持され、全てのポンプ
ポートaを閉鎖する。
と(第4A図参照)、シリンダブロツク7の回転
にも拘らず、全ての第1分配弁55は該偏心輪5
7により切換中立状態に保持され、全てのポンプ
ポートaを閉鎖する。
再び第2図及び第3図において、前記第2弁孔
52,52…は、第1、第2及び第3外側油室4
6,47,48を横切つてシリンダブロツク7を
貫通しており、各弁孔52には、第1及び第3外
側油室46,48の中間部で、それと隣接するシ
リンダ孔18に連なるモータポートb(第2図及
び第7図参照)が開口する。
52,52…は、第1、第2及び第3外側油室4
6,47,48を横切つてシリンダブロツク7を
貫通しており、各弁孔52には、第1及び第3外
側油室46,48の中間部で、それと隣接するシ
リンダ孔18に連なるモータポートb(第2図及
び第7図参照)が開口する。
第2弁孔52,52…にはスプール型の第2分
配弁56,56…がそれぞれ摺合される。これら
第2分配弁56,56…は、前記モータ斜板ホル
ダ27にスラストローラベアリング61を介して
支承される弁斜板62の球状凹部62aに各一端
をばね63の弾発力をもつて係合される。
配弁56,56…がそれぞれ摺合される。これら
第2分配弁56,56…は、前記モータ斜板ホル
ダ27にスラストローラベアリング61を介して
支承される弁斜板62の球状凹部62aに各一端
をばね63の弾発力をもつて係合される。
上記弁斜板62は、モータ斜板20の仮想トラ
ニオン軸線O2に対しシリンダブロツク7の軸線
周りに90゜位相をずらして設定される第2の仮想
トラニオン軸線O3を中心にしてシリンダブロツ
ク7の軸線に対し一定角度傾斜した状態に保持さ
れ、シリンダブロツク7とモータ斜板ホルダ27
との相対回転時には第2分配弁56,56…を所
定のストロークで軸方向に往復動させるようにな
つている。これら第2分配弁56,56…の位置
により油圧モータMの膨脹領域Ex及び収縮領域
Shが決められる。
ニオン軸線O2に対しシリンダブロツク7の軸線
周りに90゜位相をずらして設定される第2の仮想
トラニオン軸線O3を中心にしてシリンダブロツ
ク7の軸線に対し一定角度傾斜した状態に保持さ
れ、シリンダブロツク7とモータ斜板ホルダ27
との相対回転時には第2分配弁56,56…を所
定のストロークで軸方向に往復動させるようにな
つている。これら第2分配弁56,56…の位置
により油圧モータMの膨脹領域Ex及び収縮領域
Shが決められる。
即ち、第5図に示すように、膨脹領域Exでは、
第2分配弁56が左動限ないしそれに近い位置に
あつて、対応するモーターボートbを第1外側油
室46に連通すると共に第2外側油室47と不通
にし、第1外側油室46から膨脹行程中のモータ
プランジヤ19のシリンダ孔18に高圧の作動油
が供給される。収縮領域Shでは、第2分配弁5
6が右動限ないしそれに近い位置にあつて、対応
するモータボートbを第2外側油室47に連通す
ると共に第1外側油室46と不通にし、収縮行程
中のモータプランジヤ19によりシリンダ孔18
から低圧の第2外側油室47側へ作動油が排出さ
れる。
第2分配弁56が左動限ないしそれに近い位置に
あつて、対応するモーターボートbを第1外側油
室46に連通すると共に第2外側油室47と不通
にし、第1外側油室46から膨脹行程中のモータ
プランジヤ19のシリンダ孔18に高圧の作動油
が供給される。収縮領域Shでは、第2分配弁5
6が右動限ないしそれに近い位置にあつて、対応
するモータボートbを第2外側油室47に連通す
ると共に第1外側油室46と不通にし、収縮行程
中のモータプランジヤ19によりシリンダ孔18
から低圧の第2外側油室47側へ作動油が排出さ
れる。
各第2分配弁56は、第2弁孔52による第2
及び第3外側油室47,48間の連通を妨げず、
したがつて第2外側油室47側へ排出された油
は、第3外側油室48及び油路49を経て内側油
室45に還流する。
及び第3外側油室47,48間の連通を妨げず、
したがつて第2外側油室47側へ排出された油
は、第3外側油室48及び油路49を経て内側油
室45に還流する。
上記構成において、いま、ポンプ斜板10を或
る傾斜角度に保持し、且つ偏心輪57を油圧作動
位置nに保持した状態で、エンジンEの動力によ
り入力軸2を介してシリンダブロツク7を回転さ
せれば、先ず油圧ポンプPにおいて、吐出動作を
行うポンププランジヤ9は吐出領域Dを通過する
間にシリンダ孔8から前述のように第1外側油室
46に作動油を圧送し、また吸入動作を行うポン
ププランジヤ9は吸入領域Sを通過する間に内側
油室45からシリンダ孔8に作動油を吸入する。
る傾斜角度に保持し、且つ偏心輪57を油圧作動
位置nに保持した状態で、エンジンEの動力によ
り入力軸2を介してシリンダブロツク7を回転さ
せれば、先ず油圧ポンプPにおいて、吐出動作を
行うポンププランジヤ9は吐出領域Dを通過する
間にシリンダ孔8から前述のように第1外側油室
46に作動油を圧送し、また吸入動作を行うポン
ププランジヤ9は吸入領域Sを通過する間に内側
油室45からシリンダ孔8に作動油を吸入する。
第1外側油室46に送られた高圧の作動油は、
油圧モータMの膨脹領域Exに存するモータプラ
ンジヤ19のシリンダ孔18に供給される一方、
収縮領域Shに存するモータプランジヤ19によ
りそのシリンダ孔18から前述のように内側油室
45へ作動油が排出される。
油圧モータMの膨脹領域Exに存するモータプラ
ンジヤ19のシリンダ孔18に供給される一方、
収縮領域Shに存するモータプランジヤ19によ
りそのシリンダ孔18から前述のように内側油室
45へ作動油が排出される。
そして、出力歯車3は、シリンダブロツク7が
モータプランジヤ19,19…群を介してモータ
斜板20に与える回転トルクと、膨脹行程中のモ
ータプランジヤ19がモータ斜板20に与える回
転トルクとの和によつて回転され、その回転トル
クは差動装置Dfへ伝達される。
モータプランジヤ19,19…群を介してモータ
斜板20に与える回転トルクと、膨脹行程中のモ
ータプランジヤ19がモータ斜板20に与える回
転トルクとの和によつて回転され、その回転トル
クは差動装置Dfへ伝達される。
ここで、
nP…ポンププランジヤ9の本数
nM…モータプランジヤ19の本数
dP…ポンププランジヤ9の直径
dM…モータプランジヤ19の直径
DP…ポンププランジヤ9群のピツチ円直径
DM…モータプランジヤ19群のピツチ円直径
OP…ポンプ斜板10の垂直面に対する傾斜角度
OM…モータ斜板20の垂直面に対する傾斜角度
SP…ポンププランジヤ9のストローク
SM…モータプランジヤ19のストローク
Ni…入力軸2の回転数
No…出力筒軸25の回転数
とすれば、変速比πは次式により求めることがで
きる。
きる。
π=Ni/No=1/1−nP・dP 2・SP/nM・dM 2・SM
=1/1−nP・dP 2.DP・tanθP/nM・dM 2・DM・tan
θM したがつて、図示例のようにモータ斜板20が
一定の傾斜角度θMに固定されている場合、ポンプ
斜板10の傾斜角度θPをθP=0にすれば、π≒
1、即ちNi≒Noとなり、直結状態が得られる。
θM したがつて、図示例のようにモータ斜板20が
一定の傾斜角度θMに固定されている場合、ポンプ
斜板10の傾斜角度θPをθP=0にすれば、π≒
1、即ちNi≒Noとなり、直結状態が得られる。
θP<にすれば、π>1、即ちNi<Noとなり、
増速状態が得られる。
増速状態が得られる。
0<tanθP<nM・dM 2・DM/nP・dP 2・DP・tanθM
とすれば、Ni>No>0となり、減速状態が得ら
れる。
れる。
tanθP=nM・dM 2・DM/nP・dP 2・DP・tanθM
にすれば、Niの如何に拘らずNo=0となり、ニ
ユートラル状態が得られる。
ユートラル状態が得られる。
tanθP>nM・dM 2・DM/nP・dP 2・DP・tanθM
にすれば、No<0となり、逆転状態が得られる。
以上を図示化すると第12図のようになる。と
ころで、直結状態にした場合でも、プランジヤ
9,19とシリンダ孔8,18間、分配弁55,
56と弁孔51,52間など、高油圧に曝される
摺動部からの不可避の漏油による伝動効率の低下
は免れず、しかも自動車の運転中No=Niの使用
頻度は高い。そこでこのような状態では、偏心輪
57をロツクアツプ位置lに制御すれば、前述の
ように全ての第1分配弁55,55…により全て
のポンプポートa,a…が閉鎖され、これにより
油圧ポンプP及び油圧モータM間の油路が遮断さ
れるので、高油圧に曝される摺動部が大幅に減
り、漏油による伝動効率の低下を抑えることがで
きる。
ころで、直結状態にした場合でも、プランジヤ
9,19とシリンダ孔8,18間、分配弁55,
56と弁孔51,52間など、高油圧に曝される
摺動部からの不可避の漏油による伝動効率の低下
は免れず、しかも自動車の運転中No=Niの使用
頻度は高い。そこでこのような状態では、偏心輪
57をロツクアツプ位置lに制御すれば、前述の
ように全ての第1分配弁55,55…により全て
のポンプポートa,a…が閉鎖され、これにより
油圧ポンプP及び油圧モータM間の油路が遮断さ
れるので、高油圧に曝される摺動部が大幅に減
り、漏油による伝動効率の低下を抑えることがで
きる。
油圧ポンプP及び油圧モータMの作動中、ポン
プ斜板10はポンププランジヤ9,9…群から、
またモータ斜板20はモータプランジヤ19,1
9…群からそれぞれ反対方向のスラスト荷重を受
けるが、ポンプ斜板10が受けるスラスト荷重は
スラストローラベアリング11、トラニオン軸1
2、斜板アンカ13、スラストローラベアリング
37及び第1スラスト支承板35を介して入力軸
2に伝達され、またモータ斜板20が受けるスラ
スト荷重はスラストローラベアリング26、モー
タ斜板ホルダ27、スラストローラベアリング4
0及び第2スラスト支承板36を介して同じく入
力軸2に伝達される。したがつて、上記スラスト
荷重は、入力軸2に引張応力を生じさせるだけ
で、該軸2を支持するケーシングCには全く作用
しない。
プ斜板10はポンププランジヤ9,9…群から、
またモータ斜板20はモータプランジヤ19,1
9…群からそれぞれ反対方向のスラスト荷重を受
けるが、ポンプ斜板10が受けるスラスト荷重は
スラストローラベアリング11、トラニオン軸1
2、斜板アンカ13、スラストローラベアリング
37及び第1スラスト支承板35を介して入力軸
2に伝達され、またモータ斜板20が受けるスラ
スト荷重はスラストローラベアリング26、モー
タ斜板ホルダ27、スラストローラベアリング4
0及び第2スラスト支承板36を介して同じく入
力軸2に伝達される。したがつて、上記スラスト
荷重は、入力軸2に引張応力を生じさせるだけ
で、該軸2を支持するケーシングCには全く作用
しない。
ところで、ポンププランジヤ9,9…群及びモ
ータプランジヤ19,19…群は、シリンダブロ
ツク7の周方向において相互に位置をずらし、且
つモータプランジヤ19,19…群の内接円がポ
ンププランジヤ9,9…群を通るように配置され
るので、隣接するシリンダ孔8,18間の隔壁の
肉厚を充分に確保しつつポンププランジヤ9,9
…群及びモータプランジヤ19,19…群を相互
に近接配置が可能となり、その結果、シリンダブ
ロツク7の直径を僅か増加させるだけで、その軸
方向寸法を大幅に縮めることができる。
ータプランジヤ19,19…群は、シリンダブロ
ツク7の周方向において相互に位置をずらし、且
つモータプランジヤ19,19…群の内接円がポ
ンププランジヤ9,9…群を通るように配置され
るので、隣接するシリンダ孔8,18間の隔壁の
肉厚を充分に確保しつつポンププランジヤ9,9
…群及びモータプランジヤ19,19…群を相互
に近接配置が可能となり、その結果、シリンダブ
ロツク7の直径を僅か増加させるだけで、その軸
方向寸法を大幅に縮めることができる。
こうすることは、特にエンジンEと変速機Tと
を軸方向に配列する形成のパワーユニツトUの場
合、そのコンパクト化を図る上に極めて有効であ
る。
を軸方向に配列する形成のパワーユニツトUの場
合、そのコンパクト化を図る上に極めて有効であ
る。
さらに軸方向に往復動する第2分配弁56,5
6…の採用によれば、シリンダブロツク7の僅か
な大径化により第2分配弁56,56…の設置が
可能となり、これによつてシリンダブロツク7の
軸方向寸法を更に縮めることができる。しかも、
第2分配弁56,56…を駆動する弁斜板62
は、モータ斜板20を囲繞するように配設される
ので、この弁斜板62によつて変速機Tの軸方向
寸法を増加させることもない。
6…の採用によれば、シリンダブロツク7の僅か
な大径化により第2分配弁56,56…の設置が
可能となり、これによつてシリンダブロツク7の
軸方向寸法を更に縮めることができる。しかも、
第2分配弁56,56…を駆動する弁斜板62
は、モータ斜板20を囲繞するように配設される
ので、この弁斜板62によつて変速機Tの軸方向
寸法を増加させることもない。
第2図及び第6図において、シリンダブロツク
7には、さらに、第2弁孔52,52…の間でそ
れらと平行に延びる1または複数の第3弁孔65
(図示例では3本)が設けられる。この弁孔65
は第1及び第2外側油室46,47を横断するよ
うに延び、そして内端を閉じ外端をシリンダブロ
ツク7の右端面に開口させている。この弁孔65
にはスプール型のクラツチ弁66が摺合される。
7には、さらに、第2弁孔52,52…の間でそ
れらと平行に延びる1または複数の第3弁孔65
(図示例では3本)が設けられる。この弁孔65
は第1及び第2外側油室46,47を横断するよ
うに延び、そして内端を閉じ外端をシリンダブロ
ツク7の右端面に開口させている。この弁孔65
にはスプール型のクラツチ弁66が摺合される。
クラツチ弁65は、シリンダブロツク7の右端
面から突出する弁頭外周に環状溝67を有してお
り、この環状溝67には、シリンダブロツク7の
外周面に摺動自在に嵌合した内側作動環68の内
方に屈曲した爪68aが係合される。この内側作
動環68には、これを囲繞する外側作動環69が
レリーズベアリング70を介して連結され、この
外側作動環69の一端に突設されてその軸方向に
延びるラツク71にピニオン72が噛合される。
ピニオン72は、斜板アンカ13に回転自在に支
承され、その一端にはクラツチレバー73が固着
されている。
面から突出する弁頭外周に環状溝67を有してお
り、この環状溝67には、シリンダブロツク7の
外周面に摺動自在に嵌合した内側作動環68の内
方に屈曲した爪68aが係合される。この内側作
動環68には、これを囲繞する外側作動環69が
レリーズベアリング70を介して連結され、この
外側作動環69の一端に突設されてその軸方向に
延びるラツク71にピニオン72が噛合される。
ピニオン72は、斜板アンカ13に回転自在に支
承され、その一端にはクラツチレバー73が固着
されている。
このクラツチレバー73によりピニオン72を
回転して外側作動環69を左右に動かせば、シリ
ンダブロツク7の回転中でも、レリーズベアリン
グ70及び内側作動環68を介してクラツチ弁6
6を左方のクラツチオン位置(第2図実線位置)
と右方のクラツチオフ位置(第2図鎖線位置)と
にシフトすることができる。而して、クラツチ弁
66は、そのクラツチオン位置では第1及び第2
外側油室46,47間を遮断し、クラツチオフ位
置では両油室46,47間を連通するようになつ
ており、両油室46,47間の連通時には、油圧
ポンプPから第1分配弁55を通して第1外側油
室46に供給される高圧の作動油が低圧の第2外
側油室47に直ちに流出してしまい、油圧ポンプ
Pが短絡状態となるため、油圧ポンプPから油圧
モータMへの油圧伝動を遮断したクラツチオフ状
態が得られる。
回転して外側作動環69を左右に動かせば、シリ
ンダブロツク7の回転中でも、レリーズベアリン
グ70及び内側作動環68を介してクラツチ弁6
6を左方のクラツチオン位置(第2図実線位置)
と右方のクラツチオフ位置(第2図鎖線位置)と
にシフトすることができる。而して、クラツチ弁
66は、そのクラツチオン位置では第1及び第2
外側油室46,47間を遮断し、クラツチオフ位
置では両油室46,47間を連通するようになつ
ており、両油室46,47間の連通時には、油圧
ポンプPから第1分配弁55を通して第1外側油
室46に供給される高圧の作動油が低圧の第2外
側油室47に直ちに流出してしまい、油圧ポンプ
Pが短絡状態となるため、油圧ポンプPから油圧
モータMへの油圧伝動を遮断したクラツチオフ状
態が得られる。
第9図に示すように、クラツチ弁66におい
て、前記両油室46,47間の開閉を司るランド
部66aの両油室46,47間に位置する端縁部
に1または複数の切欠74が設けられる。この切
欠74は、クラツチ弁66のクラツチオフ位置か
らクラツチオン位置への切換えに際して、両油室
46,47間の連通を微妙に制御し得るもので、
それによつて半クラツチ状態が的確に得られる。
て、前記両油室46,47間の開閉を司るランド
部66aの両油室46,47間に位置する端縁部
に1または複数の切欠74が設けられる。この切
欠74は、クラツチ弁66のクラツチオフ位置か
らクラツチオン位置への切換えに際して、両油室
46,47間の連通を微妙に制御し得るもので、
それによつて半クラツチ状態が的確に得られる。
再び第1図及び第2図において、入力軸2の中
心部には、奥が行止りとなつた主油路75が穿設
される。この主油路75の開放端は補給ポンプ7
6を介してケーシングC底部の油溜77と連通さ
れ、補給ポンプ76は前記第1スラスト支承板3
5の外周に刻設した駆動ギヤ78から駆動され
る。したがつて、入力軸2の回転中、常に油溜7
7内の油が補給ポンプ76により主油路75に給
送される。
心部には、奥が行止りとなつた主油路75が穿設
される。この主油路75の開放端は補給ポンプ7
6を介してケーシングC底部の油溜77と連通さ
れ、補給ポンプ76は前記第1スラスト支承板3
5の外周に刻設した駆動ギヤ78から駆動され
る。したがつて、入力軸2の回転中、常に油溜7
7内の油が補給ポンプ76により主油路75に給
送される。
主油路75は、入力軸2に穿設された半径方向
の第1補給孔79を介して内側油室45と連通さ
れ、第1補給孔79には、内側油室45から主油
路75への方向に油が逆流するのを阻止する第1
逆止弁81が設けられる。この第1逆止弁81
は、入力軸2を取り囲む板ばね83により閉弁方
向に付勢される。
の第1補給孔79を介して内側油室45と連通さ
れ、第1補給孔79には、内側油室45から主油
路75への方向に油が逆流するのを阻止する第1
逆止弁81が設けられる。この第1逆止弁81
は、入力軸2を取り囲む板ばね83により閉弁方
向に付勢される。
主油路75は、また、入力軸2及びシリンダブ
ロツク7に穿設されて全体として半径方向に延び
る第2補給孔80を介して第1外側油室46と連
通され、第2補給孔80には、第1外側油室46
から主油路75への方向に油が逆流するのを阻止
する第2逆止弁82が介装され、この逆止弁82
は弁ばね84により閉弁方向に付勢される。
ロツク7に穿設されて全体として半径方向に延び
る第2補給孔80を介して第1外側油室46と連
通され、第2補給孔80には、第1外側油室46
から主油路75への方向に油が逆流するのを阻止
する第2逆止弁82が介装され、この逆止弁82
は弁ばね84により閉弁方向に付勢される。
したがつて、油圧ポンプPから油圧モータMを
油圧駆動する通常の出力運転時には、主油路75
から第1補給油路79を通して低圧の内側油室4
5に作動油を補給し、また油圧モータMから油圧
ポンプPを油圧駆動するエンジンブレーキ時に
は、主油路75から第2補給油路80を通して、
低圧に変わつた第1外側油室46に作動油を補給
し、油圧閉回路からの作動油の漏洩分を補うこと
ができる。
油圧駆動する通常の出力運転時には、主油路75
から第1補給油路79を通して低圧の内側油室4
5に作動油を補給し、また油圧モータMから油圧
ポンプPを油圧駆動するエンジンブレーキ時に
は、主油路75から第2補給油路80を通して、
低圧に変わつた第1外側油室46に作動油を補給
し、油圧閉回路からの作動油の漏洩分を補うこと
ができる。
第3図及び第10図において、前記トラニオン
軸12には、ポンプ斜板10の角度を制御するた
めの変速制御装置85が連結される。この変速制
御装置85は、トラニオン軸12の他端にボルト
86と一対のノツクピン87,87とにより固着
されたセクタギヤ88と、このセクタギヤ88に
噛合するウオームギヤ89と、このウオームギヤ
89に駆動軸90を連結する正、逆転可能の直流
電動モータ91とから構成され、上記ウオームギ
ヤ89は、ケーシングCにボルト92で固着され
たギヤボツクス93にベアリング94,95を介
して回転自在に支承される。また電動モータ91
のステータはケーシングCの適所に固定される。
軸12には、ポンプ斜板10の角度を制御するた
めの変速制御装置85が連結される。この変速制
御装置85は、トラニオン軸12の他端にボルト
86と一対のノツクピン87,87とにより固着
されたセクタギヤ88と、このセクタギヤ88に
噛合するウオームギヤ89と、このウオームギヤ
89に駆動軸90を連結する正、逆転可能の直流
電動モータ91とから構成され、上記ウオームギ
ヤ89は、ケーシングCにボルト92で固着され
たギヤボツクス93にベアリング94,95を介
して回転自在に支承される。また電動モータ91
のステータはケーシングCの適所に固定される。
而して、電動モータ91を正転または逆転させ
れば、その回転はウオームギヤ89からセクタギ
ヤ88へ減速されて伝達し、さらにトラニオン軸
12へ伝達して、これをポンプ斜板10の起立方
向または傾倒方向へ回転させることができる。
れば、その回転はウオームギヤ89からセクタギ
ヤ88へ減速されて伝達し、さらにトラニオン軸
12へ伝達して、これをポンプ斜板10の起立方
向または傾倒方向へ回転させることができる。
また、電動モータ91を停止してポンプ斜板1
0を任意角度に保持したとき、ポンプ斜板10が
モータプランジヤ19,19…群から起立または
傾倒方向のモーメントを受け、そのモーメントが
トラニオン軸12を介してセクタギヤ88に伝達
しても、セクタギヤ88からウオームギヤ89を
駆動することはできないから、両ギヤ88,89
はロツク状態を呈してトラニオン軸12の回転を
許さず、したがつてポンプ斜板10はそのときの
位置に確実に保持される。
0を任意角度に保持したとき、ポンプ斜板10が
モータプランジヤ19,19…群から起立または
傾倒方向のモーメントを受け、そのモーメントが
トラニオン軸12を介してセクタギヤ88に伝達
しても、セクタギヤ88からウオームギヤ89を
駆動することはできないから、両ギヤ88,89
はロツク状態を呈してトラニオン軸12の回転を
許さず、したがつてポンプ斜板10はそのときの
位置に確実に保持される。
上記実施例において、油圧モータが本発明の油
圧装置に対応し、したがつてモータ斜板がプラン
ジヤ斜板に対応する。また、第1外側油室45が
本発明の高圧油室に、第2外側油室46が低圧油
室に対応する。
圧装置に対応し、したがつてモータ斜板がプラン
ジヤ斜板に対応する。また、第1外側油室45が
本発明の高圧油室に、第2外側油室46が低圧油
室に対応する。
尚、前記変速機Tは、入、出力側に逆にして、
油圧ポンプPを油圧モータとして、油圧モータM
を油圧ポンプとして使用することもできる。
油圧ポンプPを油圧モータとして、油圧モータM
を油圧ポンプとして使用することもできる。
C 発明の効果
以上のように本発明によれば、高圧油室及び低
圧油室を、シリンダブロツクの軸線を囲み且つそ
の軸線方向に並ぶように環状に形成し、シリンダ
ブロツクに、その軸方向一側位置及び他側位置間
を往復動して各シリンダ孔を高圧油室と低圧油室
とに交互に連通させる多数の分配弁をプランジヤ
群と同心の環状に配設し、シリンダブロツク及び
プランジヤ斜板の相対回転に伴い各分配弁に往復
動を与えるべく分配弁群の端部に連設する弁斜板
をシリンダブロツクの軸線に対し傾斜させてプラ
ンジヤ斜板の支持系に支持したので、シリンダブ
ロツクの軸方向寸法を増加させることなく分配弁
群の設置が可能であり、また弁斜板の設置により
油圧装置の軸方向寸法を特別増加させることもな
く、これにより油圧装置の特に軸方向のコンパク
ト化を達成することができる。
圧油室を、シリンダブロツクの軸線を囲み且つそ
の軸線方向に並ぶように環状に形成し、シリンダ
ブロツクに、その軸方向一側位置及び他側位置間
を往復動して各シリンダ孔を高圧油室と低圧油室
とに交互に連通させる多数の分配弁をプランジヤ
群と同心の環状に配設し、シリンダブロツク及び
プランジヤ斜板の相対回転に伴い各分配弁に往復
動を与えるべく分配弁群の端部に連設する弁斜板
をシリンダブロツクの軸線に対し傾斜させてプラ
ンジヤ斜板の支持系に支持したので、シリンダブ
ロツクの軸方向寸法を増加させることなく分配弁
群の設置が可能であり、また弁斜板の設置により
油圧装置の軸方向寸法を特別増加させることもな
く、これにより油圧装置の特に軸方向のコンパク
ト化を達成することができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は本発明を適用した静油圧式無段変速機を備える
自動車用パワーユニツトの要部の縦断背面図、第
2図は上記変速機の縦断平面図、第3図は第2図
の−線断面図、第4図は第3図の−線断
面図、第4A図は第4図の作動図、第5図は第2
図の−線断面転回図、第6図は第3図の−
線断面図、第7図は第2図の−線断面図、
第8図は第2図の−線断面図、第9図は第2
図のクラツチ弁周辺部の拡大図(但し半クラツチ
状態で示す)、第10図は第3図の−線断面
図、第11図は第3図のXI矢視図、第12図はポ
ンプ斜板及びモータ斜板の傾斜角度と変速比との
関係を表す線図である。 P…油圧装置としての油圧ポンプ、7…シリン
ダブロツク、18…シリンダ孔、19…プランジ
ヤ、20…プランジヤ斜板としてのモータ斜板、
46…高圧油室としての第1外側油室、47…低
圧油室としての第2外側油室、56…分配弁、6
2…弁斜板。
は本発明を適用した静油圧式無段変速機を備える
自動車用パワーユニツトの要部の縦断背面図、第
2図は上記変速機の縦断平面図、第3図は第2図
の−線断面図、第4図は第3図の−線断
面図、第4A図は第4図の作動図、第5図は第2
図の−線断面転回図、第6図は第3図の−
線断面図、第7図は第2図の−線断面図、
第8図は第2図の−線断面図、第9図は第2
図のクラツチ弁周辺部の拡大図(但し半クラツチ
状態で示す)、第10図は第3図の−線断面
図、第11図は第3図のXI矢視図、第12図はポ
ンプ斜板及びモータ斜板の傾斜角度と変速比との
関係を表す線図である。 P…油圧装置としての油圧ポンプ、7…シリン
ダブロツク、18…シリンダ孔、19…プランジ
ヤ、20…プランジヤ斜板としてのモータ斜板、
46…高圧油室としての第1外側油室、47…低
圧油室としての第2外側油室、56…分配弁、6
2…弁斜板。
Claims (1)
- 1 環状配列の多数のシリンダ孔を有し、これら
シリンダ孔にプランジヤ群を摺合したシリンダブ
ロツクと、プランジヤ群の突出端に係合するプラ
ンジヤ斜板との相対回転に伴い、各シリンダ孔
と、シリンダブロツクに形成された高圧油室及び
低圧油室との間での作動油の授受を司る斜板式油
圧装置の作動油分配装置であつて、高圧油室及び
低圧油室を、シリンダブロツクの軸線を囲み且つ
その軸方向に並ぶように環状に形成し、シリンダ
ブロツクに、その軸方向一側位置及び他側位置間
を往復動して各シリンダ孔を高圧油室と低圧油室
とに交互に連通させる多数の分配弁をプランジヤ
群と同心の環状に配設し、シリンダブロツク及び
プランジヤ斜板の相対回転に伴い各分配弁に往復
動を与えるべく分配弁群の端部に連設する弁斜板
をシリンダブロツクの軸線に対し傾斜させてプラ
ンジヤ斜板の支持系に支持してなる斜板式油圧装
置の作動油分配装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3754787A JPS63203959A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 斜板式油圧装置の作動油分配装置 |
| US07/156,727 US4854125A (en) | 1987-02-20 | 1988-02-17 | Hydrostatically operated continuously variable transmission |
| EP88301441A EP0279695B1 (en) | 1987-02-20 | 1988-02-19 | Hydrostatically operated continuously variable transmission |
| DE8888301441T DE3870654D1 (de) | 1987-02-20 | 1988-02-19 | Hydraulisch betaetigtes, stufenlos variierbares getriebe. |
| US07/349,567 US4967556A (en) | 1987-02-20 | 1989-05-09 | Hydrostatically operated continuously variable transmission |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3754787A JPS63203959A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 斜板式油圧装置の作動油分配装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28234187A Division JPS63210460A (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 静油圧式無段変速機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63203959A JPS63203959A (ja) | 1988-08-23 |
| JPH0424585B2 true JPH0424585B2 (ja) | 1992-04-27 |
Family
ID=12500549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3754787A Granted JPS63203959A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 斜板式油圧装置の作動油分配装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63203959A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TW401496B (en) * | 1997-09-11 | 2000-08-11 | Honda Motor Co Ltd | Swash plate type continuously variable transmission |
| JP3724929B2 (ja) | 1997-09-11 | 2005-12-07 | 本田技研工業株式会社 | 斜板式油圧装置 |
| JP4520073B2 (ja) * | 2000-07-14 | 2010-08-04 | ヤンマー株式会社 | 油圧式無段変速装置及び作業機車両の変速装置 |
-
1987
- 1987-02-20 JP JP3754787A patent/JPS63203959A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63203959A (ja) | 1988-08-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |