JPH04246226A - 抵抗調節型ヒーター - Google Patents

抵抗調節型ヒーター

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JPH04246226A
JPH04246226A JP3029393A JP2939391A JPH04246226A JP H04246226 A JPH04246226 A JP H04246226A JP 3029393 A JP3029393 A JP 3029393A JP 2939391 A JP2939391 A JP 2939391A JP H04246226 A JPH04246226 A JP H04246226A
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honeycomb structure
resistance
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electrodes
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Tomoharu Kondo
近藤 智治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハニカム構造体からな
る抵抗調節機能を有したヒーターに関する。これらは温
風ヒーターなどの民生用ヒーター、自動車の排気ガス浄
化用のプレヒーター等の工業用ヒーターとして好適に使
用できる。
【0002】
【従来の技術】最近になり、自動車等の内燃機関から排
出される排気ガス中の窒素酸化物(NOX )、一酸化
炭素(CO)、炭化水素(HC)を浄化するための触媒
、触媒担体等として、従来公知の多孔質セラミックハニ
カム構造体のほかに、金属ハニカム構造体が注目を集め
るようになってきた。
【0003】一方、排ガスの規制強化に伴ない、コール
ドスタート時のエミッションを低減するヒーター等の開
発も切望されている。このようなハニカム構造体として
、例えば特公昭58−23138号公報、及び実開昭6
3−67609号公報に記載のものが提案されている。
【0004】特公昭58−23138号公報には、フォ
イルタイプの金属ハニカム構造物が示されている。この
ハニカム構造物は、平板を機械的に変形して波形としこ
れを平板とともに巻き上げて金属基体としているもので
ある。そして、金属基体の表面を酸化処理して酸化アル
ミニウム被膜を形成し、この被膜にアルミナ等の高表面
積酸化物を担持し、さらに貴金属等を含浸させて、自動
車排ガス浄化用の触媒としているものである。
【0005】さらに実開昭63−67609号公報には
、メタル担体にアルミナをコートした電気通電可能なメ
タルモノリス触媒をプレヒーターとして使用することが
開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題]】しかしながら、特公
昭58−23138号公報に記載のフォイルタイプの金
属ハニカム構造物においては、被膜を形成した金属基体
の多孔性が乏しいため触媒層との密着性が弱く、かつセ
ラミックたる触媒と金属製基体との熱膨張差により触媒
が剥離し易いという欠点がある。また運転サイクル中に
、メタル−メタル接合部が剥離しガス流れ方向に凸部に
変形するというテレスコープ現象が発生し易く、運転上
重大な支障となる場合があり、さらにフォイルタイプの
金属ハニカム製造ではフォイルの圧延歩留が低く、製造
コストが高くなるという問題がある。また実開昭63−
67609号公報のプレヒーターも特公昭58−231
38号公報と同様に、アルミナとメタル担体との熱膨張
差等により触媒が剥離し易いという欠点があると同時に
、運転中に金属基体のメタル−メタル接合部が剥離し、
絶縁部ができて電流ムラが生じ、不均一な発熱を生ずる
という問題がある。
【0007】さらに、実開昭63−67609号公報の
プレヒーターは、単にフォイルタイプのメタルハニカム
構造体の内周から外周へ通電し発熱させるものであって
、その抵抗が調整されておらず(即ち、材質、寸法、リ
ブ厚で規定されるのみで、所望の抵抗が調節されていな
い)、昇温特性が不十分であるばかりでなく、内周部に
電極を設けているため、中心部が触媒として作用せず、
しかも圧力損失の原因となるという問題がある。更に、
ガス流によって電極が脱離し易くなるという欠点がある
【0008】そこで、本出願人は、先にハニカム構造体
に通電のための少なくとも2つの電極を設けるとともに
、電極間に抵抗調節機構を有するヒーターを提案した(
特願平2−96866号)。本発明はこのヒーターの更
なる改良を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明によれ
ば、多数の貫通孔を有するハニカム構造体に、通電のた
めの少なくとも2つの電極を設けるとともに、該電極間
に、ハニカム構造体の隔壁に対し所定角度でスリットを
形成して電極間の抵抗を調節し、前記ハニカム構造体に
おける貫通孔内のガス流体を加熱することを特徴とする
抵抗調節型ヒーター、が提供される。
【0010】さらに本発明によれば、上記ハニカム構造
体に触媒を担持させてなるヒーター機能および排ガス浄
化機能を有する抵抗調節型ヒーターが提供される。また
、上記において、ハニカム構造体としては、粉末原料を
ハニカム状に成形し焼結させたものを用いることが好ま
しい。
【0011】
【作用】本発明は、多数の貫通孔を有するハニカム構造
体に電極を設け、かつ電極間にハニカム構造体の隔壁に
対し所定角度でスリットを形成して電極間の抵抗を調節
するようにした抵抗調節型のヒーターである。即ち、抵
抗を調節することにより発熱性を制御でき、種々の用途
に応じた局所的または全体的な昇温を行うことが可能と
なる。
【0012】又、上記のハニカム構造体としては、粉末
原料をハニカム状に成形し焼結させて作製することが好
ましい。この場合には、いわゆる粉末冶金および押出成
形法を用いて作製することが好ましく、工程が簡略で低
コスト化が図れる利点がある。また、このヒーターは粉
末原料を用いたハニカム構造体(一体物)とすると、テ
レスコープ現象が生じず、均一な発熱を達成でき、好ま
しい。
【0013】本出願人の先願である特願平2−9686
6号においては、その実施例から、ハニカム構造体の各
セルは略正方形で、抵抗調節機構であるスリットをセル
隔壁と同一方向に設けたことを示唆するものであるが、
その場合には、電極間に電流を流した際に電極間の全リ
ブ(隔壁)に電流は流れず(その部分は発熱しない)、
全体としての発熱が不十分となる可能性があることが判
明した。
【0014】そこで、本発明ではハニカム構造体の隔壁
に対し同一方向ではなく所定角度を有するようにスリッ
トを形成することにより、上記問題を解決したものであ
る。このようにスリットを形成すると、電極間の全リブ
(隔壁)に電流が流れるため、上記の場合に比べて発熱
面積が増加することになり、結果として熱交換表面積が
増加する。
【0015】これを図面に基づき説明すると、ハニカム
構造体の隔壁10の方向に対し所定角度を有するように
スリット11を形成すると、スリット11間の正方形セ
ル構造12は図1の如く、隔壁10が電流の流れ方向に
対して所定角度をもった状態となる。一方、特願平2−
96866号のヒーターの場合には、スリット11間の
正方形セル構造12は図2に示すように、隔壁10のう
ちの半数の隔壁10aが電流の流れ方向と同一方向に形
成される。従って、図1のセル構造の場合には、図2の
セル構造に比して、多くのリブ(隔壁)10に電流が流
れることとなり、抵抗が大きくなって発熱面積が増加す
る。
【0016】なお、本発明の抵抗調節型ヒーターは、金
属質ハニカム構造体の隔壁及び気孔の表面をAl2 O
3 、Cr2 O3 等の耐熱性金属酸化物で被覆する
ことが耐熱性、耐酸化性、耐食性が向上し好ましい。
【0017】本発明の基体であるハニカム構造体の構成
材料としては、通電により発熱する材料からなるもので
あれば制限はなく、金属質でもセラミック質でもよいが
、金属質が機械的強度が高いため好ましい。金属質の場
合、例えばステンレス鋼やFe−Cr−Al、Fe−C
r、Fe−Al、Fe−Ni、W−Co、Ni−Cr等
の組成を有する材料からなるものが挙げられる。上記の
うち、Fe−Cr−Al、Fe−Cr、Fe−Alが耐
熱性、耐酸化性、耐食性に優れ、かつ安価で好ましい。 さらに金属質の場合、フォイルタイプに形成したもので
もよい。
【0018】本発明のハニカム構造体は、多孔質であっ
ても非多孔質であってもよいが、触媒を担持する場合に
は、多孔質のハニカム構造体が触媒層との密着性が強く
熱膨張差による触媒の剥離が生ずることがほとんどない
ことから好ましい。また、非多孔質のハニカム構造体で
あっても、本発明では、スリット等の抵抗調節機構を備
えているため、熱応力が緩和され、クラック等が発生し
にくい。
【0019】次に、本発明のハニカム構造体のうち金属
質ハニカム構造体の製造方法の例を説明する。まず、所
望の組成となるように、例えばFe粉末、Al粉末、C
r粉末、又はこれらの合金粉末などにより金属粉末原料
を調製する。次いで、このように調製された金属粉末原
料と、メチルセルロース、ポリビニルアルコール等の有
機バインダー、水を混合した後、この混合物を所望のハ
ニカム形状に押出成形する。
【0020】なお、金属粉末原料と有機バインダー、水
の混合に際し、水を添加する前に金属粉末にオレイン酸
等の酸化防止剤を混合するか、あるいは予め酸化されな
い処理を施した金属粉末を使用することが好ましい。次
に、押出成形されたハニカム成形体を、非酸化雰囲気下
1000〜1400℃で焼成する。ここで、水素を含む
非酸化雰囲気下において焼成を行なうと、有機バインダ
ーがFe等を触媒にして分解除去し、良好な焼結体を得
ることができ、好ましい。
【0021】焼成温度が1000℃未満の場合、成形体
が焼結せず、焼成温度が1400℃を超えると得られる
焼結体が変形するため、好ましくない。なお、望ましく
は、次いで、得られた焼結体の隔壁及び気孔の表面を耐
熱性金属酸化物で被覆する。この耐熱性金属酸化物によ
る被覆方法としては、下記の方法が好ましいものとして
挙げられる。
【0022】■金属ハニカム構造体を酸化雰囲気中70
0〜1100℃で熱処理する。■Al等を焼結体の隔壁
及び気孔の表面にメッキ(例えば気相メッキ)し、酸化
雰囲気中700〜1100℃で熱処理する。■Al等の
金属溶湯中に浸漬し、酸化雰囲気中700〜1100℃
で熱処理する。■アルミナゾル等を用い焼結体の隔壁及
び気孔の表面に被覆し、酸化雰囲気中700〜1100
℃で熱処理する。
【0023】尚、熱処理温度は、耐熱性、耐酸化性の点
で900〜1100℃とすることが好ましい。次に、得
られたハニカム構造体について、後述する電極間に、各
種の態様によりスリットを設ける。なお、上記の場合、
ハニカム構造体へのスリットの形成は焼成後としたが、
乾燥後あるいは成形後においても行なうことができる。
【0024】上記のようにして得られた金属質ハニカム
構造体は、通常その外周部の隔壁または内部に、ろう付
け、溶接などの手段によって電極を設けることにより、
本発明の抵抗調節型ヒーターが作製される。この金属質
ハニカム構造体は、全体としてその抵抗値が0.001
Ω〜0.5Ωの範囲となるように形成することが好まし
い。
【0025】また、上記の金属質ハニカム構造体の表面
にさらに触媒を担持させることにより、排気ガスの浄化
反応(酸化反応熱等)による温度上昇が期待できるため
好ましい。
【0026】金属質ハニカム構造体の表面に担持する触
媒は、大きな表面積を有する担体に触媒活性物質を担持
させたものである。ここで、大きな表面積を有する担体
としては、例えばAl2 O3 系、TiO2 系、S
iO2 −Al2 O3 系などやペロブスカイト系の
ものが代表的なものとして挙げられる。触媒活性物質と
しては、例えばPt、Pd、Rh等の貴金属、Cu、N
i、Cr、Co等の卑金属などを挙げることができる。 上記のうち、γ−Al2 O3 系にPt、Pd、Rh
を10〜100g/ft3 担持したものが好ましい。
【0027】本発明におけるハニカム構造体のハニカム
形状としては特に限定はされないが、具体的には、例え
ば6〜1500セル/In2 (0.9〜233セル/
cm2 )の範囲のセル密度を有するように形成するこ
とが好ましい。又、隔壁の厚さは50〜2000μmの
範囲が好ましい。
【0028】また、上記したようにハニカム構造体は多
孔質であっても非多孔質もよくその気孔率は制限されな
いが、0〜50%、好ましくは25%未満の範囲とする
ことが強度特性、耐酸化性、耐食性の面から望ましい。 また、触媒を担持する場合には、触媒層との密着性の点
から5%以上の気孔率を有することが好ましい。
【0029】尚、本発明においてハニカム構造体とは、
隔壁により仕切られた多数の貫通孔を有する一体構造を
いい、その外形は円柱形のほか矩形、楕円形などとする
ことができ、また、例えば貫通孔の断面形状(セル形状
)は円形、多角形、コルゲート形等の各種の任意な形状
が使用できる。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて更に詳しく
説明するが、本発明はこれらの実施例に限られるもので
はない。
【0031】(実施例1)試料Aの製造:Fe−20C
r−5Al(重量%)の組成になるように、Fe粉、F
e−Cr粉、Fe−Al粉を配合し、これに有機バイン
ダー(メチルセルロース)と酸化防止剤(オレイン酸)
、水を添加して坏土を調製しこれを押出成形し、乾燥後
、図3に示す如き、リブ厚8mil 、セル密度300
個/平方インチの正方形セルを持った外径110mmφ
、厚さ30mmのハニカム乾燥体を作成し、次いでスリ
ット11間のセル数が6個となるように、かつリブ(隔
壁)10のうちの半数の隔壁10aと同一方向に設けた
スリット11を11個設けたハニカム構造を有する成形
体を得た。
【0032】次に、このハニカム成形体をH2 雰囲気
で焼成することにより、外径92mmφ、厚さ25mm
のハニカム構造体13を得た。次いでこのハニカム構造
体13に、γ−Al2 O3 を被覆コートし、次いで
貴金属PtとPdを各々30g/ft3 、6g/ft
3 担持し、600℃にて焼成することにより、触媒を
担持したハニカム構造体13を得、その後外壁に2ヶ所
電極14をセットし、ヒーター触媒Aとした。
【0033】試料Bの製造:上記した試料Aの製造と同
一材料を用い、同一の押出成形、乾燥方法により得られ
た同一形状のハニカム構造を有する成形体に、試料Aと
同一のスリット間隔、スリット長さ、スリット本数で、
図4に示す如くスリット方向がセル隔壁10と45°に
なるようにスリット11を設けたハニカム構造体13を
得た。
【0034】さらにこのハニカム構造体13に対し、試
料Aと同一の工程を経てヒーター触媒Aと同一形状、同
一発熱断面積を有し、セル隔壁に対するスリットの角度
だけが異なるヒーター触媒Bを得た。
【0035】評価に先立ち、ヒーター触媒A,Bの電気
抵抗を測定したところ、夫々0.04Ωと同一で、有効
触媒体積も133cm3 と同一であった。
【0036】[評価]ヒーター触媒の性能評価は、図5
に示す装置を用いて行なった。すなわち、ガソリンエン
ジン20からの排ガスを冷却器21で120℃まで冷却
した後ヒーター触媒22に導入し、評価開始時間と同時
にヒーター触媒22に24Vのバッテリー23によって
ヒーター触媒22中の熱電対24の温度が350℃にな
るように、制御器25によりオン−オフ制御を行ないな
がら、60秒間ヒーター触媒22に通電した。この時の
60秒間のHC,CO,NOXの平均浄化率を排ガス測
定器26で測定した。     表1にヒーター触媒A
,Bの平均浄化率を示す。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
耐久性に優れ、かつ優れた昇温特性と均一な発熱特性を
有するとともに発熱性を制御できる抵抗調節型のヒータ
ーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるスリット間の正方形セル構造を
示す説明図である。
【図2】隔壁10aが電流の流れ方向と同一方向に形成
されたセル構造を示す説明図である。
【図3】ヒーター触媒Aを示す斜視図である。
【図4】ヒーター触媒Bを示す斜視図である。
【図5】ヒーター触媒の性能評価のための装置を示す説
明図である。
【符号の説明】 10  隔壁 11  スリット 12  セル構造 13  ハニカム構造体 14  電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  多数の貫通孔を有するハニカム構造体
    に、通電のための少なくとも2つの電極を設けるととも
    に、該電極間に、ハニカム構造体の隔壁に対し所定角度
    でスリットを形成して電極間の抵抗を調節し、前記ハニ
    カム構造体における貫通孔内のガス流体を加熱すること
    を特徴とする抵抗調節型ヒーター。
  2. 【請求項2】  請求項1のハニカム構造体に触媒を担
    持させてなるヒーター機能および排ガス浄化機能を有す
    ることを特徴とする抵抗調節型ヒーター。
  3. 【請求項3】  ハニカム構造体が、粉末原料をハニカ
    ム状に成形し焼結させたものである請求項1または2記
    載の抵抗調節型ヒーター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003033664A (ja) * 2001-07-25 2003-02-04 Ngk Insulators Ltd 排ガス浄化用ハニカム構造体及び排ガス浄化用ハニカム触媒体

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JP2003033664A (ja) * 2001-07-25 2003-02-04 Ngk Insulators Ltd 排ガス浄化用ハニカム構造体及び排ガス浄化用ハニカム触媒体

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