JPH04250027A - 農用車輪及びその製造方法 - Google Patents
農用車輪及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH04250027A JPH04250027A JP3086896A JP8689691A JPH04250027A JP H04250027 A JPH04250027 A JP H04250027A JP 3086896 A JP3086896 A JP 3086896A JP 8689691 A JP8689691 A JP 8689691A JP H04250027 A JPH04250027 A JP H04250027A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rim
- rubber material
- wheel
- foam
- elastic body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Tires In General (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、田植機、管理機、耕耘
機又はトラクタ等に使用される農用車輪及びその製造方
法に関する。
機又はトラクタ等に使用される農用車輪及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の農用車輪としては、特公平2−
27130号公報に開示されているようなゴム焼付車輪
と、特開平2−241706号公報に開示されているよ
うな中空車輪と、特公平1−24084号公報に開示さ
れているような空気入りタイヤ車輪とがある。
27130号公報に開示されているようなゴム焼付車輪
と、特開平2−241706号公報に開示されているよ
うな中空車輪と、特公平1−24084号公報に開示さ
れているような空気入りタイヤ車輪とがある。
【0003】前記ゴム焼付車輪は、環状のリムにゴム等
の弾性体を焼付け加硫にて被覆し、この弾性体にラグ及
び羽根を一体成形しており、弾性体内部は中実となって
いる。中空車輪は、ラグ、羽根及び内部空洞部を一体成
形した2つ割り弾性体を成形し、この2つ割り弾性体を
環状リムに被覆すると共に互いに接合して、その内部を
空気圧零(大気圧)の中空室を形成したものである。
の弾性体を焼付け加硫にて被覆し、この弾性体にラグ及
び羽根を一体成形しており、弾性体内部は中実となって
いる。中空車輪は、ラグ、羽根及び内部空洞部を一体成
形した2つ割り弾性体を成形し、この2つ割り弾性体を
環状リムに被覆すると共に互いに接合して、その内部を
空気圧零(大気圧)の中空室を形成したものである。
【0004】空気入りタイヤ車輪は、ラグ及び羽根を有
する環状の中空弾性体を形成し、この中空弾性体を環状
リムに嵌合し、その内部に大気圧より高い空気圧を与え
るようにしたものである。
する環状の中空弾性体を形成し、この中空弾性体を環状
リムに嵌合し、その内部に大気圧より高い空気圧を与え
るようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記ゴム焼付車輪は内
部中実であるため、製造が容易であると共に、内圧管理
が不要でコストが安価であるが、振動が大きく、リムを
円形パイプで形成すると接地面積が小さくなるため沈下
が大となり、リムを広幅にするとコスト高になる。
部中実であるため、製造が容易であると共に、内圧管理
が不要でコストが安価であるが、振動が大きく、リムを
円形パイプで形成すると接地面積が小さくなるため沈下
が大となり、リムを広幅にするとコスト高になる。
【0006】中空車輪は内部中空で弾性体幅を広くでき
るので、沈下が少なく、内圧管理が不要で、ゴム焼付車
輪より振動が少ない等の長所を有する。しかし、2つ割
り弾性体は予めラグ及び羽根を成形した後に対面押圧接
着させることになり、トレッド部のセンタに接合部があ
り、接合部に異物が入っておればそこから剥離すること
があり、完全な接合が困難である。また、中空部分は内
圧が零で密封されているため、気温の変化、特に温度低
下によって弾性体外形が変形することがあると共に、サ
イドウオール部の肉厚を厚くする必要がある。更に、中
空車輪は本機に装着したまま保管された場合、接地部分
にフラットスポット状の変形を生じ、次に本機を動かす
時に振動を生じることがある。
るので、沈下が少なく、内圧管理が不要で、ゴム焼付車
輪より振動が少ない等の長所を有する。しかし、2つ割
り弾性体は予めラグ及び羽根を成形した後に対面押圧接
着させることになり、トレッド部のセンタに接合部があ
り、接合部に異物が入っておればそこから剥離すること
があり、完全な接合が困難である。また、中空部分は内
圧が零で密封されているため、気温の変化、特に温度低
下によって弾性体外形が変形することがあると共に、サ
イドウオール部の肉厚を厚くする必要がある。更に、中
空車輪は本機に装着したまま保管された場合、接地部分
にフラットスポット状の変形を生じ、次に本機を動かす
時に振動を生じることがある。
【0007】空気入りタイヤ車輪は前2者と比較して最
も振動が少なく、タイヤ幅を広くして沈下量を少なくで
き、サイドウオール部を薄肉にして軽量化も計れるが、
パンクすることがあり、内圧が長期間保存で自然減少す
るため内圧管理が必要であり、製造コストが比較的高く
なる等の問題点を有している。このように、従来の3技
術は各種各様の長所を有するが多くの短所を有しており
、安価、振動小、沈下小、破損少なく、製造容易等の総
ての長所を兼ね備えることは困難であった。
も振動が少なく、タイヤ幅を広くして沈下量を少なくで
き、サイドウオール部を薄肉にして軽量化も計れるが、
パンクすることがあり、内圧が長期間保存で自然減少す
るため内圧管理が必要であり、製造コストが比較的高く
なる等の問題点を有している。このように、従来の3技
術は各種各様の長所を有するが多くの短所を有しており
、安価、振動小、沈下小、破損少なく、製造容易等の総
ての長所を兼ね備えることは困難であった。
【0008】本発明は、リムを被覆するゴム等の弾性体
内に発泡体を内包させるだけで、前記長所を総て備える
ことのできる農用車輪及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
内に発泡体を内包させるだけで、前記長所を総て備える
ことのできる農用車輪及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明農用車輪における
課題解決のための具体的手段は、環状のリムをゴム等の
弾性体で被覆して輪体を形成し、この輪体の外周に周方
向間隔をおいてラグと羽根とを一体成形した農用車輪に
おいて、前記輪体はリムよりも径外側の弾性体内に全周
に亘って発泡体を内包したことである。
課題解決のための具体的手段は、環状のリムをゴム等の
弾性体で被覆して輪体を形成し、この輪体の外周に周方
向間隔をおいてラグと羽根とを一体成形した農用車輪に
おいて、前記輪体はリムよりも径外側の弾性体内に全周
に亘って発泡体を内包したことである。
【0010】本発明農用車輪の製造方法における課題解
決のための具体的手段は、径内側に開口した周溝を有す
るゴム素材の周溝奥に、ゴム素材より低硬度で且つ低温
発泡する発泡剤を混入した発泡ゴム材を挿入し、この発
泡ゴム材より径内側で周溝に環状リムを挿入し、これら
ゴム素材、発泡ゴム材及びリムを上下金型内に挿入し、
この上下金型を前記発泡剤の発泡温度より高い温度に加
熱しながら締付けて、発泡ゴム材を発泡させてゴム素材
を上下金型に押し当てて成形することである。
決のための具体的手段は、径内側に開口した周溝を有す
るゴム素材の周溝奥に、ゴム素材より低硬度で且つ低温
発泡する発泡剤を混入した発泡ゴム材を挿入し、この発
泡ゴム材より径内側で周溝に環状リムを挿入し、これら
ゴム素材、発泡ゴム材及びリムを上下金型内に挿入し、
この上下金型を前記発泡剤の発泡温度より高い温度に加
熱しながら締付けて、発泡ゴム材を発泡させてゴム素材
を上下金型に押し当てて成形することである。
【0011】
【作 用】輪体6を形成する弾性体8内に内包された
発泡体9は弾性体8より弾性変形容易であり、弾性体8
が外圧により変形するとき、その外圧を空気圧で支持す
る如く弾力的に支持する。弾性体8は内部を発泡体9で
充填しているため長期間保存による変形及び温度変化に
よる変形が防止され、広幅に形成できるため、接地面積
が広く沈下は少なくなる。
発泡体9は弾性体8より弾性変形容易であり、弾性体8
が外圧により変形するとき、その外圧を空気圧で支持す
る如く弾力的に支持する。弾性体8は内部を発泡体9で
充填しているため長期間保存による変形及び温度変化に
よる変形が防止され、広幅に形成できるため、接地面積
が広く沈下は少なくなる。
【0012】弾性体8を形成するゴム素材16の周溝1
7内に、発泡剤を混入した発泡ゴム材18とリム5を挿
入して、上下金型14内で加熱成形するので、弾性体8
のトレッド部11には接合部がなく、弾性体8の成形と
発泡体9の成形とが1度に行なわれ、発泡ゴム材18の
膨張圧力によってゴム素材16を内側から金型14に押
付けて成形する。
7内に、発泡剤を混入した発泡ゴム材18とリム5を挿
入して、上下金型14内で加熱成形するので、弾性体8
のトレッド部11には接合部がなく、弾性体8の成形と
発泡体9の成形とが1度に行なわれ、発泡ゴム材18の
膨張圧力によってゴム素材16を内側から金型14に押
付けて成形する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1〜4において、農用車輪1は中央のボス2と、
このボス2から放射状に設けた複数本(3本)のスポー
ク3と、ボス2とスポーク3とを連結している補強板4
と、スポーク3の外端に設けられた輪体6とを有し、こ
の輪体6はスポーク3の外端に溶着されたリム5と、リ
ム5を被覆した弾性体8等とから構成されている。
る。図1〜4において、農用車輪1は中央のボス2と、
このボス2から放射状に設けた複数本(3本)のスポー
ク3と、ボス2とスポーク3とを連結している補強板4
と、スポーク3の外端に設けられた輪体6とを有し、こ
の輪体6はスポーク3の外端に溶着されたリム5と、リ
ム5を被覆した弾性体8等とから構成されている。
【0014】前記リム5はスポーク3と共に断面円形の
パイプで形成され、ボス2と同芯の環状であり、その外
周には全周面に接着ゴム層7が設けられている。輪体6
の弾性体8はリム5に固着されていて輪体外形を形成し
ており、その内部全周に亘って発泡体9を内包している
。前記弾性体8は例えばJIS硬度55〜90度(JI
SのA型硬度計にて)の比較的硬質のゴムが使用され、
トレッド部11にはセンタに周方向等間隔にラグ12が
突設され、従来の中空車輪のような接合部は存在しない
。3個毎のラグ12から左右交互に片羽根状の大羽根1
3Lが設けられ、各大羽根13L間の2個のラグ12か
ら左右交互に突出した片羽根状の小羽根13Sが設けら
れ、これらラグ12及び羽根13は弾性体8に一体成形
されている。
パイプで形成され、ボス2と同芯の環状であり、その外
周には全周面に接着ゴム層7が設けられている。輪体6
の弾性体8はリム5に固着されていて輪体外形を形成し
ており、その内部全周に亘って発泡体9を内包している
。前記弾性体8は例えばJIS硬度55〜90度(JI
SのA型硬度計にて)の比較的硬質のゴムが使用され、
トレッド部11にはセンタに周方向等間隔にラグ12が
突設され、従来の中空車輪のような接合部は存在しない
。3個毎のラグ12から左右交互に片羽根状の大羽根1
3Lが設けられ、各大羽根13L間の2個のラグ12か
ら左右交互に突出した片羽根状の小羽根13Sが設けら
れ、これらラグ12及び羽根13は弾性体8に一体成形
されている。
【0015】弾性体8の内周側は略三角形状になってい
て、リム5を被覆してその内周側まで延設されており、
リム5の円形断面の周囲の略2分の1乃至4分の3の範
囲で接着ゴム層7を介して接合されている。弾性体8の
サイドウオール部19は従来の空気入りタイヤ車輪と略
等しく、中空車輪より薄肉に設定されている。前記発泡
体9は天然ゴム又はスチレンブタジエンゴム等に、カー
ボン、充填剤、イオウ等所要の配合薬品を練り込んだゴ
ムに、更に発泡剤を練り込み、発泡剤入りゴム材を使用
しており、これを加硫時の加熱によって発泡させて、例
えばJIS硬度20〜55度、好ましくは硬度25〜4
5度(JISのC型硬度計にて)の比較的低硬度のスポ
ンジ状ゴム体に変化させたものであり、発泡剤入りゴム
材から発泡体9までの体積変化率は、150〜400%
であり、この体積変化率は発泡剤配合量、加熱条件等を
変更することにより調整できる。
て、リム5を被覆してその内周側まで延設されており、
リム5の円形断面の周囲の略2分の1乃至4分の3の範
囲で接着ゴム層7を介して接合されている。弾性体8の
サイドウオール部19は従来の空気入りタイヤ車輪と略
等しく、中空車輪より薄肉に設定されている。前記発泡
体9は天然ゴム又はスチレンブタジエンゴム等に、カー
ボン、充填剤、イオウ等所要の配合薬品を練り込んだゴ
ムに、更に発泡剤を練り込み、発泡剤入りゴム材を使用
しており、これを加硫時の加熱によって発泡させて、例
えばJIS硬度20〜55度、好ましくは硬度25〜4
5度(JISのC型硬度計にて)の比較的低硬度のスポ
ンジ状ゴム体に変化させたものであり、発泡剤入りゴム
材から発泡体9までの体積変化率は、150〜400%
であり、この体積変化率は発泡剤配合量、加熱条件等を
変更することにより調整できる。
【0016】発泡体9はリム5より径外側で弾性体8内
に内包され、接着ゴム層7を介してリム5を接合されて
おり、左右方向に広幅の変形的な断面四角形状であり、
リム5との接着面積を確保するために、内周側のリム接
着面が断面円弧状となっている。図5に基いて農用車輪
の製造方法を説明する。
に内包され、接着ゴム層7を介してリム5を接合されて
おり、左右方向に広幅の変形的な断面四角形状であり、
リム5との接着面積を確保するために、内周側のリム接
着面が断面円弧状となっている。図5に基いて農用車輪
の製造方法を説明する。
【0017】14D,14Uは上下一対の金型で、夫々
に車輪軸方向に2分割した環状のキャビテイ15D,1
5Uを有する。16は弾性体8を構成する環状のゴム素
材で、径内側に開口した周溝17を有する断面コ字形に
形成されており、下金型14Dの下キャビテイ15D内
に配置される。前記ゴム素材16の周溝17の奥には発
泡体9を構成する発泡ゴム材18が挿入され、この発泡
ゴム材18より径内側には接着ゴム層7を被覆したリム
5が挿入されている。
に車輪軸方向に2分割した環状のキャビテイ15D,1
5Uを有する。16は弾性体8を構成する環状のゴム素
材で、径内側に開口した周溝17を有する断面コ字形に
形成されており、下金型14Dの下キャビテイ15D内
に配置される。前記ゴム素材16の周溝17の奥には発
泡体9を構成する発泡ゴム材18が挿入され、この発泡
ゴム材18より径内側には接着ゴム層7を被覆したリム
5が挿入されている。
【0018】前記リム5は下金型14Dに対して芯合せ
が行なわれ、上下金型14D,14Uを締付けたときに
、上下キャビテイ15D,15U内のピン(図示せず)
によって車輪軸方向の位置が設定されるようになってお
り、発泡ゴム材18はリム5に接着され、ゴム素材16
はリム5及び発泡ゴム材18に嵌合することにより、リ
ム5に対して径方向及び軸方向の位置が略設定されてい
る。
が行なわれ、上下金型14D,14Uを締付けたときに
、上下キャビテイ15D,15U内のピン(図示せず)
によって車輪軸方向の位置が設定されるようになってお
り、発泡ゴム材18はリム5に接着され、ゴム素材16
はリム5及び発泡ゴム材18に嵌合することにより、リ
ム5に対して径方向及び軸方向の位置が略設定されてい
る。
【0019】図5の状態から上下金型を例えば160〜
175℃に加熱しながら締付けていくと、ゴム素材16
がプレス圧と熱とによって変形しながら昇温し、発泡ゴ
ム材18がゴム素材16からの伝導熱によって例えば1
10〜130℃に達すると発泡を開始する。発泡ゴム材
18が発泡を開始すると、ゴム素材16は金型14によ
る外側からの変形に加えて、内側から発泡による膨張圧
力を受けることになり、上下キャビテイ15D,15U
のラグ対応部及び大小羽根対応部へ流れ、リム5の内周
側へも流動する。
175℃に加熱しながら締付けていくと、ゴム素材16
がプレス圧と熱とによって変形しながら昇温し、発泡ゴ
ム材18がゴム素材16からの伝導熱によって例えば1
10〜130℃に達すると発泡を開始する。発泡ゴム材
18が発泡を開始すると、ゴム素材16は金型14によ
る外側からの変形に加えて、内側から発泡による膨張圧
力を受けることになり、上下キャビテイ15D,15U
のラグ対応部及び大小羽根対応部へ流れ、リム5の内周
側へも流動する。
【0020】例えば、発泡体9の体積比率2に対して発
泡ゴム材18の体積比率を1にしている場合、発泡ゴム
材18を200%に膨張させると、体積変化率は200
%となり、膨張時の圧力が零になるまで、ゴム素材16
を金型14に押し付ける。これに対し、発泡ゴム材18
を201%以上400%程度まで膨張させると、体積変
化率は約200%であるが、所定形状の発泡体9となっ
た状態でも弾発力のあるもの(弾性体8を切り裂くと、
発泡体9がはみ出してくる。)となり、膨張時には高圧
力でゴム素材16を金型14に押し付け、製品になった
ときには弾性体8内に高圧空気を封入したと同じような
弾性性能を与える。
泡ゴム材18の体積比率を1にしている場合、発泡ゴム
材18を200%に膨張させると、体積変化率は200
%となり、膨張時の圧力が零になるまで、ゴム素材16
を金型14に押し付ける。これに対し、発泡ゴム材18
を201%以上400%程度まで膨張させると、体積変
化率は約200%であるが、所定形状の発泡体9となっ
た状態でも弾発力のあるもの(弾性体8を切り裂くと、
発泡体9がはみ出してくる。)となり、膨張時には高圧
力でゴム素材16を金型14に押し付け、製品になった
ときには弾性体8内に高圧空気を封入したと同じような
弾性性能を与える。
【0021】図6は本発明農用車輪1の第1変形例を示
しており、発泡体9は断面長円形に形成され且つ車輪径
方向内外2層になっており、接着ゴム層7はリム5の円
形断面の略3分の2周又は半周に形成されている。前記
発泡体9は外周側発泡体9Aが例えばJIS硬度20〜
35度(JISのC型硬度計にて)の発泡ゴム材が使用
され、内周側発泡体9Bが例えばJIS硬度40〜55
度(JISのC型硬度計にて)の発泡ゴム材が使用され
ている。この車輪1の製造は、発泡ゴム材18を2層に
しておくだけで、前記実施例と同様にできる。
しており、発泡体9は断面長円形に形成され且つ車輪径
方向内外2層になっており、接着ゴム層7はリム5の円
形断面の略3分の2周又は半周に形成されている。前記
発泡体9は外周側発泡体9Aが例えばJIS硬度20〜
35度(JISのC型硬度計にて)の発泡ゴム材が使用
され、内周側発泡体9Bが例えばJIS硬度40〜55
度(JISのC型硬度計にて)の発泡ゴム材が使用され
ている。この車輪1の製造は、発泡ゴム材18を2層に
しておくだけで、前記実施例と同様にできる。
【0022】前記内周側発泡体9Bを比較的高硬度にす
ることにより、リム5との接着性を良くすることができ
るうえに、羽根13による牽引力を保障することができ
、また、外周側発泡体9Aを比較的低硬度又は高膨張の
材料にすることにより、振動吸収効果を確保することが
でき、よって、全体として走行性を良好にしたうえで、
リム5に伝わる振動をより少なくできる。尚、前記発泡
体9の層区分は2種以上の硬度層を内外3層以上形成す
ることもできる。
ることにより、リム5との接着性を良くすることができ
るうえに、羽根13による牽引力を保障することができ
、また、外周側発泡体9Aを比較的低硬度又は高膨張の
材料にすることにより、振動吸収効果を確保することが
でき、よって、全体として走行性を良好にしたうえで、
リム5に伝わる振動をより少なくできる。尚、前記発泡
体9の層区分は2種以上の硬度層を内外3層以上形成す
ることもできる。
【0023】弾性体8の肉厚(ゲージ)はタイヤ最大幅
部が最も薄く、タイヤ幅をW、発泡体9幅をYとすると
、Y=0.6〜0.9Wの範囲が好ましく、0.7〜0
.8Wが最適である。前記発泡体9幅Yが0.9Wより
大になると、弾性体8の肉厚が薄くなりすぎて発泡体9
の圧力によって変形することがあり、また、発泡体9幅
Yが0.6Wより小になると、弾性体8の肉厚が厚くな
りすぎて撓みが小さくなり、振動吸収が悪くなって、発
泡体9を内包する意味がなくなる。
部が最も薄く、タイヤ幅をW、発泡体9幅をYとすると
、Y=0.6〜0.9Wの範囲が好ましく、0.7〜0
.8Wが最適である。前記発泡体9幅Yが0.9Wより
大になると、弾性体8の肉厚が薄くなりすぎて発泡体9
の圧力によって変形することがあり、また、発泡体9幅
Yが0.6Wより小になると、弾性体8の肉厚が厚くな
りすぎて撓みが小さくなり、振動吸収が悪くなって、発
泡体9を内包する意味がなくなる。
【0024】図7、8は本発明の第2変形例を示してお
り、車輪1の輪体6には軸方向両側に突出した両羽根1
3Aが周方向一定間隔おきに形成され、各両羽根13
間に3個のブロック状ラグ12Aが等間隔に突設され
ている。弾性体8内の発泡体9は第1変形例と同様に、
外周側発泡体9Aと内周側発泡体9Bとを有する。輪体
6の断面形状は丸みをおびており、そのため内部の発泡
体9は幅対肉厚の比が小さく設定されている。輪体6の
トレッド部11には中央に分水突条21が形成されてい
る。
り、車輪1の輪体6には軸方向両側に突出した両羽根1
3Aが周方向一定間隔おきに形成され、各両羽根13
間に3個のブロック状ラグ12Aが等間隔に突設され
ている。弾性体8内の発泡体9は第1変形例と同様に、
外周側発泡体9Aと内周側発泡体9Bとを有する。輪体
6の断面形状は丸みをおびており、そのため内部の発泡
体9は幅対肉厚の比が小さく設定されている。輪体6の
トレッド部11には中央に分水突条21が形成されてい
る。
【0025】尚、前記第1変形例の発泡体9の多層構造
及びタイヤ幅に対する比率、第2変形例のラグ及び羽根
形状などは、前記実施例にも適用できる。また、本発明
は前記実施例及び変形例に限定されるものではなく、種
種変形することができる。例えば、ゴム素材16及び発
泡ゴム材18に接着性の高いものを使用して接着ゴム層
7を省略したり、弾性体8のラグ12、大小羽根13L
,13S、両羽根13A等の形状、個数等を変更したり
しても良い。
及びタイヤ幅に対する比率、第2変形例のラグ及び羽根
形状などは、前記実施例にも適用できる。また、本発明
は前記実施例及び変形例に限定されるものではなく、種
種変形することができる。例えば、ゴム素材16及び発
泡ゴム材18に接着性の高いものを使用して接着ゴム層
7を省略したり、弾性体8のラグ12、大小羽根13L
,13S、両羽根13A等の形状、個数等を変更したり
しても良い。
【0026】また、ゴム素材16の断面形状は発泡ゴム
材18及びリム5を挿入する周溝17を有しておれば、
その外形は種々設定でき、発泡ゴム材18は全域略均一
に膨張するものとして、出来上りの発泡体9の形状に相
似形の断面形状としておけば良い。更にまた、輪体6は
リム5に羽根13を形成する金属板を溶着し、各羽根板
間に弾性体8及び発泡体9を配置したり、リム5に円板
の外周を軸方向に折曲げてフランジ状にしたものを使用
したりしても良い。
材18及びリム5を挿入する周溝17を有しておれば、
その外形は種々設定でき、発泡ゴム材18は全域略均一
に膨張するものとして、出来上りの発泡体9の形状に相
似形の断面形状としておけば良い。更にまた、輪体6は
リム5に羽根13を形成する金属板を溶着し、各羽根板
間に弾性体8及び発泡体9を配置したり、リム5に円板
の外周を軸方向に折曲げてフランジ状にしたものを使用
したりしても良い。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した本発明農用車輪によれば、
リムより径外側の弾性体内に全周に亘って発泡体が内包
されているので、外圧によって弾性体が変形すると、発
泡体が空気圧の如く弾性体を内側から弾力的に支持する
ことができ、従来の空気入りタイヤ車輪の空気圧と略同
等の振動減少効果を有し、広幅にして沈下を少なくでき
、パンク及び内圧自然減少もなく、内圧管理が不要であ
り、中空車輪と比較して、発泡体を必要とするが弾性体
のサイドウオール部を充分薄肉にでき、発泡体は重量が
小さいので重量増加は阻止できる。
リムより径外側の弾性体内に全周に亘って発泡体が内包
されているので、外圧によって弾性体が変形すると、発
泡体が空気圧の如く弾性体を内側から弾力的に支持する
ことができ、従来の空気入りタイヤ車輪の空気圧と略同
等の振動減少効果を有し、広幅にして沈下を少なくでき
、パンク及び内圧自然減少もなく、内圧管理が不要であ
り、中空車輪と比較して、発泡体を必要とするが弾性体
のサイドウオール部を充分薄肉にでき、発泡体は重量が
小さいので重量増加は阻止できる。
【0028】また、本発明製造方法によれば、ゴム素材
の周溝内に発泡剤混入発泡ゴム材とリムとを挿入して、
これを金型内に入れて押圧して加熱成形するだけで、従
来のゴム焼付車輪と略同様に簡単且つ安価に製造でき、
発泡ゴム材の膨張によりゴム素材を内側から金型に押し
当てるので、弾性体の外形の成形精度が良好になる。
の周溝内に発泡剤混入発泡ゴム材とリムとを挿入して、
これを金型内に入れて押圧して加熱成形するだけで、従
来のゴム焼付車輪と略同様に簡単且つ安価に製造でき、
発泡ゴム材の膨張によりゴム素材を内側から金型に押し
当てるので、弾性体の外形の成形精度が良好になる。
【図1】本発明農用車輪を示し、図3のA−A線断面に
相当する断面図である。
相当する断面図である。
【図2】図3のB−B線断面に相当する断面図である。
【図3】農用車輪の平面図である。
【図4】農用車輪の全体正面図である。
【図5】本発明の農用車輪の製造方法を説明するための
断面説明図である。
断面説明図である。
【図6】本発明農用車輪の第1変形例を示した断面図で
ある。
ある。
【図7】本発明農用車輪の第2変形例を示し、図8のC
−C線断面に相当する断面図である。
−C線断面に相当する断面図である。
【図8】第2変形例の農用車輪の全体正面図である。
1 農用車輪
5 リム
6 輪体
8 弾性体
9 発泡体
12 ラグ
13 羽根
14 金型
16 ゴム素材
17 周溝
18 発泡ゴム材
Claims (2)
- 【請求項1】 環状のリムをゴム等の弾性体で被覆し
て輪体を形成し、この輪体の外周に周方向間隔をおいて
ラグと羽根とを一体成形した農用車輪において、前記輪
体はリムよりも径外側の弾性体内に全周に亘って発泡体
を内包したことを特徴とする農用車輪。 - 【請求項2】 径内側に開口した周溝を有するゴム素
材の周溝奥に、ゴム素材より低硬度で且つ低温発泡する
発泡剤を混入した発泡ゴム材を挿入し、この発泡ゴム材
より径内側で周溝に環状リムを挿入し、これらゴム素材
、発泡ゴム材及びリムを上下金型内に挿入し、この上下
金型を前記発泡剤の発泡温度より高い温度に加熱しなが
ら締付けて、発泡ゴム材を発泡させてゴム素材を上下金
型に押し当てて成形することを特徴とする農用車輪の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03086896A JP3136168B2 (ja) | 1990-12-18 | 1991-04-18 | 農用車輪及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40336990 | 1990-12-18 | ||
| JP2-403369 | 1990-12-18 | ||
| JP03086896A JP3136168B2 (ja) | 1990-12-18 | 1991-04-18 | 農用車輪及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04250027A true JPH04250027A (ja) | 1992-09-04 |
| JP3136168B2 JP3136168B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=26427970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03086896A Expired - Fee Related JP3136168B2 (ja) | 1990-12-18 | 1991-04-18 | 農用車輪及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3136168B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007507385A (ja) * | 2003-09-30 | 2007-03-29 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | 重車両用タイヤ、トレッドおよびその使用方法 |
-
1991
- 1991-04-18 JP JP03086896A patent/JP3136168B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007507385A (ja) * | 2003-09-30 | 2007-03-29 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | 重車両用タイヤ、トレッドおよびその使用方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3136168B2 (ja) | 2001-02-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |