JPH04251619A - 上吊りカム構造 - Google Patents

上吊りカム構造

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JPH04251619A
JPH04251619A JP2561991A JP2561991A JPH04251619A JP H04251619 A JPH04251619 A JP H04251619A JP 2561991 A JP2561991 A JP 2561991A JP 2561991 A JP2561991 A JP 2561991A JP H04251619 A JPH04251619 A JP H04251619A
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cam
cam surface
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Naoki Yamanaka
直樹 山中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プレス型における上
吊りカムの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレスによる抜き加工においては、下型
の切刃部分の角度が、例えば70度以下の鋭角になると
切刃の強度が低下して好ましくないため、切刃部がこの
ような鋭角になる可能性がある場合には、抜き加工を、
展開抜き加工とクッション曲げ加工との2工程に分けて
行なっている。
【0003】すなわち図4に示すように、ワークWの切
断部が水平に近い状態となるように押えパッド1と下型
2との間に挾持し、このワークWに対して上型3の切刃
3aがほぼ直角に当接して切断する展開抜き工程を行な
った後、別の成形型の押えパッド4と下型5とでワーク
Wを挾持し直して、前工程で切断したワークWの周縁部
を所定の角度に修正加工するクッション曲げ工程を行な
って所期のワーク形状を得ていた。
【0004】また、寄せカム機構を用いて加工を行なう
方法もある。
【0005】例えば図5は、寄せカム機構を備えたプレ
ス型による自動車ボデーのラッゲージインナパネルWの
抜き工程を示すもので、前工程までに所定形状に成形さ
れたラッゲージインナパネルWは、下型6上に載置され
かつ押えパッド7によって固定されており、ラム下降時
に、上型8に吊り下げた上吊りカム9の傾斜したスライ
ドプレート9bが、下型6に取付けた固定カム10の傾
斜カム面10aに摺接することによって、この上吊りカ
ム9がラッゲージインナパネルWに接近する方向に前進
駆動されて、車両の外側となる方から内側に向けて抜き
加工を行なうようになっている。
【0006】また、上吊りカム9の側面には、強制戻し
カムとして働くガイドレール11がスライドプレート9
bと平行に設けられるとともに、このガイドレール11
には、固定カム10の側面に設けられた断面コ字形のガ
イド部材12の一側が係合している(図6参照)。
【0007】そして、ラムの上昇時に戻しばね13の弾
性力によって上吊りカムがラッゲージインナパネルWか
ら離れる方向へ押動される際に、ガイドレール11に沿
って後退するように強制的にガイドして、上吊りカム9
の切刃9aが下型6と干渉しないようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した寄せ
カム式の従来の上吊りカム9においては、車両の外側か
ら内側に向けて抜き加工が行なわれるため、バリ規制に
より車両の内側から外側へ向けた抜き加工を行なうとき
には、パネルWを上下逆に載置して加工することとなる
が、そのときには、下型6の切刃がプレス方向で鋭角と
なる。したがって、前述したように、切刃の強度が低下
して好ましくなく、そのため、図4に示したように抜き
加工を、展開抜き加工とクッション曲げ加工との2工程
に分けて行なう必要がある。
【0009】また、実開昭63−24982号公報には
別の上吊りカムの構造が示されている。これは、上吊カ
ムにハンガーを用いてカムドライバを懸架させて、ラム
上昇時にカムドライバも上型と一体に上昇させ、またラ
ム下降時には、先ず上吊りカムが下型の上面に設けられ
た係合ブロックに凹部を係合させて固定し、上吊りカム
を駆動可能とするもので、ラム上昇時にカムドライバも
上昇させることによって、下型から上方への突出物をな
くして、大型製品を搬入して加工できるようにしている
【0010】ところが、この上吊りカムの構造では、抜
き加工時における反力の受け部が無いため、クリアラン
スの管理ができないという問題がある。
【0011】この発明は上記の事情に鑑みなされたもの
で、下切刃が鋭角になるプレス方向で、工程を増加させ
ることなく抜き加工あるいは曲げ加工等のできる上吊り
カムの構造を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段としてこの発明は、ワークを載置する下型に取
り付けられた固定カムの駆動カム面に従動カム面が接触
して駆動される上吊りカムを上型にスライド可能に吊り
下げた上吊りカム構造において、前記固定カムは、上型
の下降時に上吊りカムの従動カム面が接触する駆動カム
面を、上吊りカムがワークから離れる方向に駆動される
傾斜状態に形成されるとともに、前記駆動カム面と従動
カム面とを接触状態に維持するガイド部材が、前記上吊
りカムと固定カムとのいずれか一方に支持して設けられ
ていることを特徴としている。
【0013】
【作用】上型にスライド可能に設けられた上吊りカムは
、上型下降時に、固定カムの駆動カム面に従動カム面が
接触して水平方向に押動されて、ワークから離れる方向
へ前進駆動される。また、この上吊カムに設けられた型
刃と下型刃とによってワークに抜き加工や曲げ加工等が
加えられる。
【0014】この加工時に、ワークに当接した型刃が逃
げようとすると、従動カム面と駆動カム面との接触状態
を維持させるガイド部材によって逃げが規制されて、型
刃の適正なクリアランスが保持され、高精度の加工が行
なわれる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の上吊りカム構造を、自動車
ボデーのラッゲージインナパネルの抜き加工を行なうプ
レス型の上吊り式の加工カムに適用した実施例を図1な
いし図3に基づいて説明する。
【0016】図1および図2は第1実施例を示すもので
、パネルの抜き加工を行なうこのプレス型は、上型21
と下型22とを有し、上型21の下面には、上吊りカム
である加工カム23が、水平方向へスライド可能に吊下
げられるとともに、戻しばね24によって復帰方向(図
1において左方向)に常時付勢されている。
【0017】また下型22の上部には切刃22aが設け
られるとともに、その上面には、前工程までに周縁の押
え代の部分を除いて所定の形状に成形されたラッゲージ
インナパネルWが車両上下逆に載置され、その製品部分
は上型21の下降時に製品押えパッド25とによって挾
持されるようになっている。
【0018】また、下型22のの周縁部には固定カムで
あるカムドライバ26が設けられており、このカムドラ
イバ26の上部の外側(図1において右側)には駆動カ
ム面26aが形成されている。
【0019】そして、前記加工カム23の下端には、カ
ムドライバ26の駆動カム面26aに平行な従動カム面
を備えたスライドプレート23bがボルト止めされおり
、また加工カム23のラッゲージインナパネルWに最も
近い側の下部には切刃23aが設けられており、前記カ
ムドライバ26の駆動カム面26aは、切刃23aがラ
ッゲージインナパネルWの切断する部分に対してほぼ直
角に当接する方向にスライドするように、所定の角度に
形成されている。
【0020】またカムドライバ26の上部には、断面L
字形のガイド部材27が、ボルト28によって駆動カム
面と直交方向に取付けられており、このガイド部材27
によって、ラッゲージインナパネルWの切断時における
加工カム23の駆動カム面26aから離隔する方向(図
1において矢印S方向)への逃げが規制されるようにな
っている(図2参照)。
【0021】なお、下型22の切刃22aと加工カム2
3の切刃23aとのクリアランスは、抜き加工するワー
クWの板厚に応じて設定されるもので、クリアランスが
適正に設定された状態で、加工カム23のスライドプレ
ート23bの従動カム面が、カムドライバ26の駆動カ
ム面26aに密接するように、スライドプレート23b
を適切な板厚のものと交換して調整するとともに、ボル
ト28により前記ガイド部材27を取付ける際にシム板
を挟装するか、駆動カム面26aに直交する方向に取付
けているボルト28にガイド部材27の突出量の調整機
能をもたせて、抜き加工時に、スライドプレート23b
の従動カム面が駆動カム面から離れずに摺接するように
して、適正なクリアランスを確保させるとともに加工時
の反力受けとしている。
【0022】次に、上記のように構成されるこの実施例
の作用を説明する。
【0023】抜き加工を行なうラッゲージインナパネル
Wの板厚に合ったクリアランス量に調整した後、下型2
2上の所定の位置にラッゲージインナパネルWを載置す
る。
【0024】次にラムの下降に伴って先ず製品押えパッ
ド25が下降して、下型22との間にラッゲージインナ
パネルWを挾持する。ラムが更に下降すると、上型21
の下面に吊られた加工カム23のスライドプレート23
bが、カムドライバ26の駆動カム面26aに当接し、
この駆動カム面26aに案内されて下降しながら、戻し
ばね24の弾性力に抗してワークWから離れる方向、す
なわち図1において矢印A方向に前進駆動される。
【0025】そして、加工カム23が所定量下降して、
切刃23aが切断を行なうラッゲージインナパネルWに
ほぼ直角方向から接近すると、スライドプレート23b
の下端がガイド部材27のL字形に形成された端部の内
側に係合して、その従動カム面が駆動カム面26aに摺
接するようにガイドされて、駆動カム面26aからの離
隔が規制され、その結果、下型22の切刃22aと加工
カム23の切刃23aとのクリアランスが適正に維持さ
れる。
【0026】この状態で加工カム23が更に下降すると
、切刃23aによって押え代等のラッゲージインナパネ
ルWの不要な周縁部が切り離されて抜き加工が完了する
。このとき、ガイド部材27が反力受け部となって適正
なクリアランスが保持されているため精度の高い抜き加
工が達成される。
【0027】ラムが下死点に達した後、上昇を開始する
と、上型21の上昇に伴い加工カム23の復帰方向への
移動が許容されて、戻しばね24の弾性力によって加工
カム23が所期位置に戻る。このとき、切刃23aとス
ライドプレート23bとが加工カム23の同じ側に設け
られ、またラッゲージインナパネルWの外側に向って抜
き加工する構成で、加工カム23の切刃23aは、下型
22の切刃22aと上下方向で交叉しない構造のため、
加工カム23の復帰方向への移動のタイミングが遅れて
も、加工カム23と下型22とが干渉することがなく、
切刃22a,23aを破損する虞はない。
【0028】また、図3は第2実施例を示すもので、前
記第1実施例においてカムドライバ26の駆動カム面2
6aと加工カム23のスライドプレート23bの従動カ
ム面との接触状態を維持させるガイド部材27の代りに
、ガイドピン31を駆動カム面26aに平行となるよう
にカムドライバ26に立設するとともに、加工カム23
の下面には、前記ガイドピン31が嵌合するガイド孔3
2を形成し、さらにガイド孔32には、ガイドピン31
が密に嵌合するガイドブッシュ32aを内装したもので
、前記第1実施例の場合とほぼ同様の作用および効果が
得られ、またガイドピン31をガイドブッシュ32aに
隙間のない状態で嵌挿し、周面で接触して摺動するため
、高いクリアランス精度を確保し易いという利点がある
【0029】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の上吊りカ
ム構造は、上型下降時に上吊りカムがワークから離れる
方向に駆動されるように固定カムの駆動カム面を形成す
るとともに、前記従動カム面と駆動カム面との接触状態
を維持するガイド部材を上吊りカムと固定カムとのいず
れか一方に支持して設けたので、下型刃が鋭角になるプ
レス方向でも、工程数を増加させることなく加工でき、
また常に適正な型クリアランスを確保することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の上吊りカム構造を示す
断面側面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】第2実施例の上吊りカム構造を示す断面側面図
である。
【図4】2工程で行なう従来の抜き加工を示す説明図で
ある。
【図5】従来の上吊りカム構造を示す断面側面図である
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【符号の説明】
21  上型 22  下型 22a  切刃 23  加工カム 23a  切刃 23b  スライドプレート 24  戻しばね 25  製品押えパッド 26  カムドライバ 26a  駆動カム面 27  ガイド部材 28  調整ボルト 31  ガイドピン 32  ガイド孔 32a  ガイドブッシュ W  ラッゲージインナパネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ワークを載置する下型に取り付けられ
    た固定カムの駆動カム面に従動カム面が接触して駆動さ
    れる上吊りカムを上型にスライド可能に吊り下げた上吊
    りカム構造において、前記固定カムは、上型の下降時に
    上吊りカムの従動カム面が接触する駆動カム面を、上吊
    りカムがワークから離れる方向に駆動される傾斜状態に
    形成されるとともに、前記駆動カム面と従動カム面とを
    接触状態に維持するガイド部材が前記上吊りカムと固定
    カムとのいずれか一方に支持して設けられていることを
    特徴とする上吊りカム構造。
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