JPH0425294B2 - - Google Patents
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- JPH0425294B2 JPH0425294B2 JP58196021A JP19602183A JPH0425294B2 JP H0425294 B2 JPH0425294 B2 JP H0425294B2 JP 58196021 A JP58196021 A JP 58196021A JP 19602183 A JP19602183 A JP 19602183A JP H0425294 B2 JPH0425294 B2 JP H0425294B2
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- Prior art keywords
- parts
- prepolymer
- polyol
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- Sealing Material Composition (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
本発明はウレタンプレポリマーを1成分として
用いるべた付の残らない2成分型硬化性組成物に
関する。 ウレタンプレポリマーをポリオール、架橋剤、
触媒他の助剤等からなる硬化剤と反応硬化させて
得られる2成分型ポリウレタンは、その反応特性
が工場における注型作業のほか建設現場における
施工作業にも適しており、且つ硬化物の物性が優
れているため多種多様の分野で実用化されてい
る。 これらの2成分型ポリウレタンは、例えば硬度
40Aのごとき低硬度エラストマーを目的とする場
合には硬化後表面にべた付が残ることが問題であ
つた。例えば、低モジユラス弾性シーリング材、
グレイジング材、低硬度で伸び率の高い塗膜防水
材等(以下シーリング材と総称する)において
は、表面に残つたべた付に土砂、ごみ等が付着
し、よごれを生ずることが大きな問題であつた この欠点に対しこれまで種々改良検討がなされ
てきた。その方法として特開昭54−54170におい
ては、ポリウレタンに対する相溶性の低い脂肪族
の鉱油またはワツクスを配合し、表面に浮出させ
てべた付を減少させるが、余り効果が認められぬ
上、接着性等の重要な性能が低下して了う。また
酸化鉛を添加する方法もあるが、酸化鉛によりべ
た付は減少するがポリウレタン製造時の可使時間
が短かくなるため施工作業が困難になり、硬化物
の硬さが大巾に上昇する。一方特開昭56−122822
においては、ポリウレタンシーリング材に光硬化
性物質を配合する方法が記載されているが、二液
型ウレタンシーリング材に前記光硬化性物質を配
合して結果ではその効果は全く認められなかつ
た。 本発明者らは種々検討の結果、ウレタンプレポ
リマー及び/又は硬化剤に光重合性化合物と共に
光増感剤を配合した場合にこれらの貯蔵安定性が
良好である上に、二液を混合し硬化した後、表面
に光照射をすれば表面のべた付が完全に消失する
ことを見出し、本発明に到達した。 即ち本発明は次の通りである。 分子末端にイソシアネート基を有するウレタン
プレポリマーと、ポリオール、必要により架橋
剤、触媒及び他の助剤からなる硬化剤とから成る
硬化性組成物において、光重合性化合物及び光増
感剤を共存せしめることを特徴とするべた付の残
らない硬化性組成物。 本発明において分子末端にイソシアネート基を
有するプレポリマーの製造に使用する有機ポリイ
ソシアネートは、例えば、2・4−トリレンジイ
ソシアネート、2・6−トリレンジイソシアネー
ト、この両化合物の80:20または65:35重量比の
混合物、粗トリレンジイソシアネート、メタフエ
ニレンジイソシアネート、4・4′−ジフエニルメ
タンジイソシアネート、ポリメチレンポリフエニ
ルポリイソシアネート(粗ジフエニルメタンジイ
ソシアネート)、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、4・4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシア
ネート、イソホロンジイソシアネート、キシリレ
ンジイソシアネート、水素化キシリレンジイソシ
アネート、4・4′−ジシクロヘキシルメタンジイ
ソシアネート等であり、これらを単独または混合
して用いる。 プレポリマーを製造する際には使用するポリイ
ソシアネートの全量と下記ポリオールの一部とを
例えば、30〜120℃で反応しプレポリマーとする。
その際、ポリイソシアネート中のNCO基とポリ
オール中のOH基との当量比(NCO/OH)は1.5
〜20が適当で、プレポリマー中に含まれる遊離
NCO基は1〜15重量%(以下%は重量%を示す)
となる。 本発明に用いるポリオールは水、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、グリセリン、ト
リメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等
の多価アルコールにエチレンオキサイド、プロピ
レンオキサイド、ブチレンオキサイド等のアルキ
レンオキサイドの1種又は2種以上を付加重合し
て得たポリエーテルポリオールである。 以上のほか、ポリカルボン酸と低分子量ポリオ
ールとを反応させて得たポリエステルポリオール
及びカプロラクトンを重合させて得たポリエステ
ルポリオール、ヒマシ油等のOH基含有高級脂肪
酸エステルも使用できる。さらに前記の公知のポ
リエーテルポリオールないしポリエステルポリオ
ールにアクリルニトリル、スチレン、メチルメタ
アクリレート等のエチレン性不飽和化合物をグラ
フト重合させて得たポリマーポリオール及び1・
2−もしくは1・4−ポリブタジエンポリオール
またはこれらの水素添加物も使用できる。これら
のポリオールの平均分子量は、通常200〜10000、
特に300〜7000が好ましい。 架橋材としてはエチレンジアミン、ヘキサメチ
レンジアミン、p−フエニレンジアミン、3・
3′−ジクロル−4・4′−ジアミノジフエニルメタ
ン、4・4′−ジアミノジフエニルメタン、3・
3′−ジメチル−4・4′−ジアミノジフエニルメタ
ン等のポリアミン類、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキサン
ジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン
等の多価アルコール類及びジエタノールアミン、
トリエタノールアミン等のアルカノールアミン類
などを使用する。 ウレタンプレポリマー、ポリオール及び架橋剤
の使用量はウレタンプレポリマー中のNCO基と、
ポリオール及び架橋剤中の活性水素の総量(H)
との当量比(NCO/H)が0.7〜1.5となるように
調節する。この当量比がこの範囲より低くなると
弾性体の強度が著るしく低下して使用に耐え難く
なり、またこの範囲より高くなると弾性体は硬化
し弾性が著しく失われる。 本発明に用いる触媒は、例えばN−メチルモル
ホリン、トリエチルアミン、トリエチレンジアミ
ン、N,N,N′,N′−テトラメチル・プロパン
ジアミン、ビス(2−ジメチルアミノエチル)エ
ーテル等の第3級アミン類、及びオクタン酸鉛、
ナフテン酸鉛、オクタン酸錫、ジブチル錫ジラウ
レート等の有機金属化合物を単独または混合して
使用する。その使用量は使用原料の総量に対し
0.001〜5%が好ましい。 本発明に使用する光重合性化合物は、例えば、
トリアリルシアヌレート、アリルアクリレート、
アリルメタクリレート、ジアリルテレフタレー
ト、N・N′−メチレン・ジアクリルアミド、
1・2−エチレン・ジアクリレート、ジアリルマ
レエート、ジアリルフマレート、1・2−エチレ
ン・ジメタクリレート、ヘキサメチレンビスマレ
インイミド、トリアリルホスフエート、トリビニ
ルトリメリテート、ジビニルアジペート、トリメ
チロールエタントリアクリレート、トリメチロー
ルプロパントリアクリレート、グリセリルトリメ
タクリレート、ペンタエリスリトールテトラアク
リレート、ジアリルサクシネート、ジビニルベン
ゼン等である。これらの光重合性化合物は単独ま
たは2種以上混合して使用する。その使用量は使
用原料の総量に対し0.1〜10%が適当であり、そ
の中でもとくに0.5〜5%が好適である。 光重合性化合物はウレタンプレポリマーに添加
してもよく、また硬化剤に添加することもでき
る。 また本発明に使用する光増感剤は、例えば、ア
セトフエノン、プロピオフエノン、キサントン、
ベンゾフエノン、フルオレノン、3または4−メ
チルアセトフエノン、3または4−ペンチルアセ
トフエノン、3または4−メトキシアセトフエノ
ン、3または4−ブロムアセトフエノン、3また
は4−アリルアセトフエノン、p−ジアセチルベ
ンゼン、3または4−メトキシベンゾフエノン、
3または4−メチルベンゾフエノン、3または4
−クロルベンゾフエノン、4・4′−ジメトキシベ
ンゾフエノン、4−クロル−4′−ベンジルベンゾ
フエノン、3−クロルキサントン、3・9−ジク
ロルキサントン、3−クロル−8−ノニルキサン
トン、3−メトキシキサントン、3−ヨード−7
−メトキシキサントン、n−ブチルベンゾインエ
ーテル等である。 これらの光増感剤は単独または2種以上混合し
て使用する。その使用量は光重合性化合物に対し
1〜10%が適当である。 光増感剤はウレタンプレポリマーに添加しても
よく、また硬化剤に添加することもできる。 本発明に用い得る他の助剤は可塑剤、充填剤、
揺変剤、安定剤、着色剤などである。 可塑剤としては、例えば、フタル酸ジオクチル
(DOP)、フタル酸ジブチル(DBP)、アジピン酸
ジオクチル(DOA)、リン酸トリクレジル
(TCP)、塩素化パラフイン等である。 充填剤としては例えば、ターボンブラツク、炭
酸カルシウム、タルク、カオリン、ゼオライト、
硅そう土、パーライト、パーミキユライト、二酸
化チタン等である。 揺変剤としては例えば、コロイド状シリカ、水
素添加ヒマシ油、有機ベントナイト、トリベンジ
リデンソルビトール、有機酸により表面処理をし
た沈降性炭酸カルシウムなどが用いられる。 また安定剤としては例えば、商品名イルガノツ
クス1010及び1076(チバガイギー社製)、ヨシノツ
クスBHT、BB及びGSY−930(吉富製薬社製)
などの位置障害形フエノール類;チヌビンp、
327及び328(チバガイギー社製)等のベンゾトリ
アゾール類;トミソープ800(吉富製薬社製)など
のベンゾフエノン類;サノールLS−770及び744、
チヌビン144(チバガイギー社製)などの位置障害
形アミン類を使用する。 本発明を適用するに当つては、ポリオールに要
すれば架橋剤、触媒、及びその他の助剤を加え、
さらに光重合性化合物及び/又は光増感剤を添加
し、常温または加温下に均一に混合または混練し
硬化剤とする。 光重合性化合物及び/又は光増感剤をプレポリ
マーに添加する場合には、これらをプレポリマー
に常温〜100℃で溶解し均一な溶液とする。 ブレポリマー及び硬化剤は別の容器に密封し、
暗所に貯蔵し、使用に際し両成分の所定量を混合
し、注型、塗布、目地注入などを行う。 硬化後、表面を太陽光、紫外線ランプなどで照
射すれば、べた付は全く認められなくなる。 従つてその後長期間経過した後もよごれを生ず
ることはなく、美観を保つことができることは本
発明の大きな特徴である。 本発明においてべた付の測定はつぎのように行
う。 離型剤を塗布したガラス板上に枠を置き、その
中にウレタンプレポリマーと硬化剤との混合液を
流し込み、常温または加温して硬化させて得たシ
ートをべた付測定試料とし、上面を測定に使用す
る。 上面につまみを付けたポリプロピレン製円板
(表面積2cm2)の下面を溶剤で清浄し、試料シー
トの上に置く。この上に重量100gの重りを10秒
間乗せた後除去する。つまみにばね秤をかけ、秤
を垂直に引き上げた際に生ずる最大荷重をべた付
とする。 次に本発明の実施例を挙げて本発明を具体的に
説明する。 本発明で部は重量部を示す。 実施例 1 PPG−D10L−2000(三井日曹ウレタン社製、
平均分子量2000、ヒドロキシル価56mgKOH/g
のポリプロピレンジオール)700部、PPG−MN
−3050(三井日曹ウレタン社製、平均分子量3000、
ヒドロキシル価56mgKOH/gのグリセリンベー
ス・ポリプロピレントリオール)300部、TDI−
80/20(三井日曹ウレタン社製、2・4−及び
2・6−トリレンジイソシアネートの80:20混合
物)336部を混合し、80℃で4時間反応させ、遊
離NCO基3.2%を含むプレポリマーを得た。 別にPPG−D10L−3000(三井日曹ウレタン社
製、平均分子量3000、ヒドロキシル価38mg
KOH/gのポリプロピレングリコール)100部
へ、ペンタエリスリトールテトラアクリレート5
部及びベンゾフエノン0.5部を添加し、60℃に加
温し均一に溶解した後、LL−690−D(三共有機
社製、オクタン酸鉛触媒溶液)2.0部を添加混合
し硬化剤を調製した。 プレポリマーと硬化剤との同重量を充分混合し
た後、周囲に枠を置いたガラス板上に注加し、1
夜常温放置した。 得られたシートを紫外線ランプで1時間照射し
た処、指触によるべた付は完全に消失した。 ペンタエリスリトールテトラアクリレート及び
ベンゾフエノンを添加しなかつたシート及びペン
タエリスリトールテトラアクリレートのみ添加し
たシートは紫外線ランプで照射した後もべた付が
減少しなかつた。 各シートについてべた付を測定した結果は第1
表に示す通りである。
用いるべた付の残らない2成分型硬化性組成物に
関する。 ウレタンプレポリマーをポリオール、架橋剤、
触媒他の助剤等からなる硬化剤と反応硬化させて
得られる2成分型ポリウレタンは、その反応特性
が工場における注型作業のほか建設現場における
施工作業にも適しており、且つ硬化物の物性が優
れているため多種多様の分野で実用化されてい
る。 これらの2成分型ポリウレタンは、例えば硬度
40Aのごとき低硬度エラストマーを目的とする場
合には硬化後表面にべた付が残ることが問題であ
つた。例えば、低モジユラス弾性シーリング材、
グレイジング材、低硬度で伸び率の高い塗膜防水
材等(以下シーリング材と総称する)において
は、表面に残つたべた付に土砂、ごみ等が付着
し、よごれを生ずることが大きな問題であつた この欠点に対しこれまで種々改良検討がなされ
てきた。その方法として特開昭54−54170におい
ては、ポリウレタンに対する相溶性の低い脂肪族
の鉱油またはワツクスを配合し、表面に浮出させ
てべた付を減少させるが、余り効果が認められぬ
上、接着性等の重要な性能が低下して了う。また
酸化鉛を添加する方法もあるが、酸化鉛によりべ
た付は減少するがポリウレタン製造時の可使時間
が短かくなるため施工作業が困難になり、硬化物
の硬さが大巾に上昇する。一方特開昭56−122822
においては、ポリウレタンシーリング材に光硬化
性物質を配合する方法が記載されているが、二液
型ウレタンシーリング材に前記光硬化性物質を配
合して結果ではその効果は全く認められなかつ
た。 本発明者らは種々検討の結果、ウレタンプレポ
リマー及び/又は硬化剤に光重合性化合物と共に
光増感剤を配合した場合にこれらの貯蔵安定性が
良好である上に、二液を混合し硬化した後、表面
に光照射をすれば表面のべた付が完全に消失する
ことを見出し、本発明に到達した。 即ち本発明は次の通りである。 分子末端にイソシアネート基を有するウレタン
プレポリマーと、ポリオール、必要により架橋
剤、触媒及び他の助剤からなる硬化剤とから成る
硬化性組成物において、光重合性化合物及び光増
感剤を共存せしめることを特徴とするべた付の残
らない硬化性組成物。 本発明において分子末端にイソシアネート基を
有するプレポリマーの製造に使用する有機ポリイ
ソシアネートは、例えば、2・4−トリレンジイ
ソシアネート、2・6−トリレンジイソシアネー
ト、この両化合物の80:20または65:35重量比の
混合物、粗トリレンジイソシアネート、メタフエ
ニレンジイソシアネート、4・4′−ジフエニルメ
タンジイソシアネート、ポリメチレンポリフエニ
ルポリイソシアネート(粗ジフエニルメタンジイ
ソシアネート)、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、4・4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシア
ネート、イソホロンジイソシアネート、キシリレ
ンジイソシアネート、水素化キシリレンジイソシ
アネート、4・4′−ジシクロヘキシルメタンジイ
ソシアネート等であり、これらを単独または混合
して用いる。 プレポリマーを製造する際には使用するポリイ
ソシアネートの全量と下記ポリオールの一部とを
例えば、30〜120℃で反応しプレポリマーとする。
その際、ポリイソシアネート中のNCO基とポリ
オール中のOH基との当量比(NCO/OH)は1.5
〜20が適当で、プレポリマー中に含まれる遊離
NCO基は1〜15重量%(以下%は重量%を示す)
となる。 本発明に用いるポリオールは水、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、グリセリン、ト
リメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等
の多価アルコールにエチレンオキサイド、プロピ
レンオキサイド、ブチレンオキサイド等のアルキ
レンオキサイドの1種又は2種以上を付加重合し
て得たポリエーテルポリオールである。 以上のほか、ポリカルボン酸と低分子量ポリオ
ールとを反応させて得たポリエステルポリオール
及びカプロラクトンを重合させて得たポリエステ
ルポリオール、ヒマシ油等のOH基含有高級脂肪
酸エステルも使用できる。さらに前記の公知のポ
リエーテルポリオールないしポリエステルポリオ
ールにアクリルニトリル、スチレン、メチルメタ
アクリレート等のエチレン性不飽和化合物をグラ
フト重合させて得たポリマーポリオール及び1・
2−もしくは1・4−ポリブタジエンポリオール
またはこれらの水素添加物も使用できる。これら
のポリオールの平均分子量は、通常200〜10000、
特に300〜7000が好ましい。 架橋材としてはエチレンジアミン、ヘキサメチ
レンジアミン、p−フエニレンジアミン、3・
3′−ジクロル−4・4′−ジアミノジフエニルメタ
ン、4・4′−ジアミノジフエニルメタン、3・
3′−ジメチル−4・4′−ジアミノジフエニルメタ
ン等のポリアミン類、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキサン
ジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン
等の多価アルコール類及びジエタノールアミン、
トリエタノールアミン等のアルカノールアミン類
などを使用する。 ウレタンプレポリマー、ポリオール及び架橋剤
の使用量はウレタンプレポリマー中のNCO基と、
ポリオール及び架橋剤中の活性水素の総量(H)
との当量比(NCO/H)が0.7〜1.5となるように
調節する。この当量比がこの範囲より低くなると
弾性体の強度が著るしく低下して使用に耐え難く
なり、またこの範囲より高くなると弾性体は硬化
し弾性が著しく失われる。 本発明に用いる触媒は、例えばN−メチルモル
ホリン、トリエチルアミン、トリエチレンジアミ
ン、N,N,N′,N′−テトラメチル・プロパン
ジアミン、ビス(2−ジメチルアミノエチル)エ
ーテル等の第3級アミン類、及びオクタン酸鉛、
ナフテン酸鉛、オクタン酸錫、ジブチル錫ジラウ
レート等の有機金属化合物を単独または混合して
使用する。その使用量は使用原料の総量に対し
0.001〜5%が好ましい。 本発明に使用する光重合性化合物は、例えば、
トリアリルシアヌレート、アリルアクリレート、
アリルメタクリレート、ジアリルテレフタレー
ト、N・N′−メチレン・ジアクリルアミド、
1・2−エチレン・ジアクリレート、ジアリルマ
レエート、ジアリルフマレート、1・2−エチレ
ン・ジメタクリレート、ヘキサメチレンビスマレ
インイミド、トリアリルホスフエート、トリビニ
ルトリメリテート、ジビニルアジペート、トリメ
チロールエタントリアクリレート、トリメチロー
ルプロパントリアクリレート、グリセリルトリメ
タクリレート、ペンタエリスリトールテトラアク
リレート、ジアリルサクシネート、ジビニルベン
ゼン等である。これらの光重合性化合物は単独ま
たは2種以上混合して使用する。その使用量は使
用原料の総量に対し0.1〜10%が適当であり、そ
の中でもとくに0.5〜5%が好適である。 光重合性化合物はウレタンプレポリマーに添加
してもよく、また硬化剤に添加することもでき
る。 また本発明に使用する光増感剤は、例えば、ア
セトフエノン、プロピオフエノン、キサントン、
ベンゾフエノン、フルオレノン、3または4−メ
チルアセトフエノン、3または4−ペンチルアセ
トフエノン、3または4−メトキシアセトフエノ
ン、3または4−ブロムアセトフエノン、3また
は4−アリルアセトフエノン、p−ジアセチルベ
ンゼン、3または4−メトキシベンゾフエノン、
3または4−メチルベンゾフエノン、3または4
−クロルベンゾフエノン、4・4′−ジメトキシベ
ンゾフエノン、4−クロル−4′−ベンジルベンゾ
フエノン、3−クロルキサントン、3・9−ジク
ロルキサントン、3−クロル−8−ノニルキサン
トン、3−メトキシキサントン、3−ヨード−7
−メトキシキサントン、n−ブチルベンゾインエ
ーテル等である。 これらの光増感剤は単独または2種以上混合し
て使用する。その使用量は光重合性化合物に対し
1〜10%が適当である。 光増感剤はウレタンプレポリマーに添加しても
よく、また硬化剤に添加することもできる。 本発明に用い得る他の助剤は可塑剤、充填剤、
揺変剤、安定剤、着色剤などである。 可塑剤としては、例えば、フタル酸ジオクチル
(DOP)、フタル酸ジブチル(DBP)、アジピン酸
ジオクチル(DOA)、リン酸トリクレジル
(TCP)、塩素化パラフイン等である。 充填剤としては例えば、ターボンブラツク、炭
酸カルシウム、タルク、カオリン、ゼオライト、
硅そう土、パーライト、パーミキユライト、二酸
化チタン等である。 揺変剤としては例えば、コロイド状シリカ、水
素添加ヒマシ油、有機ベントナイト、トリベンジ
リデンソルビトール、有機酸により表面処理をし
た沈降性炭酸カルシウムなどが用いられる。 また安定剤としては例えば、商品名イルガノツ
クス1010及び1076(チバガイギー社製)、ヨシノツ
クスBHT、BB及びGSY−930(吉富製薬社製)
などの位置障害形フエノール類;チヌビンp、
327及び328(チバガイギー社製)等のベンゾトリ
アゾール類;トミソープ800(吉富製薬社製)など
のベンゾフエノン類;サノールLS−770及び744、
チヌビン144(チバガイギー社製)などの位置障害
形アミン類を使用する。 本発明を適用するに当つては、ポリオールに要
すれば架橋剤、触媒、及びその他の助剤を加え、
さらに光重合性化合物及び/又は光増感剤を添加
し、常温または加温下に均一に混合または混練し
硬化剤とする。 光重合性化合物及び/又は光増感剤をプレポリ
マーに添加する場合には、これらをプレポリマー
に常温〜100℃で溶解し均一な溶液とする。 ブレポリマー及び硬化剤は別の容器に密封し、
暗所に貯蔵し、使用に際し両成分の所定量を混合
し、注型、塗布、目地注入などを行う。 硬化後、表面を太陽光、紫外線ランプなどで照
射すれば、べた付は全く認められなくなる。 従つてその後長期間経過した後もよごれを生ず
ることはなく、美観を保つことができることは本
発明の大きな特徴である。 本発明においてべた付の測定はつぎのように行
う。 離型剤を塗布したガラス板上に枠を置き、その
中にウレタンプレポリマーと硬化剤との混合液を
流し込み、常温または加温して硬化させて得たシ
ートをべた付測定試料とし、上面を測定に使用す
る。 上面につまみを付けたポリプロピレン製円板
(表面積2cm2)の下面を溶剤で清浄し、試料シー
トの上に置く。この上に重量100gの重りを10秒
間乗せた後除去する。つまみにばね秤をかけ、秤
を垂直に引き上げた際に生ずる最大荷重をべた付
とする。 次に本発明の実施例を挙げて本発明を具体的に
説明する。 本発明で部は重量部を示す。 実施例 1 PPG−D10L−2000(三井日曹ウレタン社製、
平均分子量2000、ヒドロキシル価56mgKOH/g
のポリプロピレンジオール)700部、PPG−MN
−3050(三井日曹ウレタン社製、平均分子量3000、
ヒドロキシル価56mgKOH/gのグリセリンベー
ス・ポリプロピレントリオール)300部、TDI−
80/20(三井日曹ウレタン社製、2・4−及び
2・6−トリレンジイソシアネートの80:20混合
物)336部を混合し、80℃で4時間反応させ、遊
離NCO基3.2%を含むプレポリマーを得た。 別にPPG−D10L−3000(三井日曹ウレタン社
製、平均分子量3000、ヒドロキシル価38mg
KOH/gのポリプロピレングリコール)100部
へ、ペンタエリスリトールテトラアクリレート5
部及びベンゾフエノン0.5部を添加し、60℃に加
温し均一に溶解した後、LL−690−D(三共有機
社製、オクタン酸鉛触媒溶液)2.0部を添加混合
し硬化剤を調製した。 プレポリマーと硬化剤との同重量を充分混合し
た後、周囲に枠を置いたガラス板上に注加し、1
夜常温放置した。 得られたシートを紫外線ランプで1時間照射し
た処、指触によるべた付は完全に消失した。 ペンタエリスリトールテトラアクリレート及び
ベンゾフエノンを添加しなかつたシート及びペン
タエリスリトールテトラアクリレートのみ添加し
たシートは紫外線ランプで照射した後もべた付が
減少しなかつた。 各シートについてべた付を測定した結果は第1
表に示す通りである。
【表】
実施例 2
PPG−D10L−3000を100部、アロニクスM−
7100(東亜合成社製、オリゴエステルアクリレー
ト)3部、フタル酸ジオクチル1.8部、カーボン
ブラツク50部、タルク15部、炭酸カルシウム18部
及びLL−690D 2部を混合した後、ロール混練
し硬化剤とした。 実施例1で製造したプレポリマーと硬化剤とを
重量比1:2で充分混合した後、実施例1と同様
に処理してシートを作つた。 別にアロニクスM−7100のみを添加したシート
及びアロニクスM−7100もベンゾフエノンも添加
しなかつたシートを作成し、3試料のべた付を測
定した。結果は第2表に示すごとく、アロニクス
M−7100とベンゾフエノンを添加したシートだけ
がべた付がなかつた。
7100(東亜合成社製、オリゴエステルアクリレー
ト)3部、フタル酸ジオクチル1.8部、カーボン
ブラツク50部、タルク15部、炭酸カルシウム18部
及びLL−690D 2部を混合した後、ロール混練
し硬化剤とした。 実施例1で製造したプレポリマーと硬化剤とを
重量比1:2で充分混合した後、実施例1と同様
に処理してシートを作つた。 別にアロニクスM−7100のみを添加したシート
及びアロニクスM−7100もベンゾフエノンも添加
しなかつたシートを作成し、3試料のべた付を測
定した。結果は第2表に示すごとく、アロニクス
M−7100とベンゾフエノンを添加したシートだけ
がべた付がなかつた。
【表】
実施例 3
PPG−D10L−2000を56部、PPG−MN−3050
を16部、フタル酸ジオクチル20部、アルマテツク
スRA1303(三井東圧化学社製、オリゴアクリレ
ート)5部、LL−690D 5部、グレー・トナー
ペースト15部、白えん華CCR(白石工業社製、脂
肪酸で表面処理した沈降炭酸カルシウム)185部
をプラネタリーミキサーにて混合した後、ロール
で混練し硬化剤とした。 また、実施例1で製造したプレポリマー100部
にベンゾフエノン0.5部を添加し、60℃に加温し
均一に溶解した。 このプレポリマーを硬化剤と重量比1:3で充
分混合した後、実施例1と同様の処理を行つてシ
ートを作つた。 別にアルマテツクスRA1303のみを添加したシ
ート及びアルマテツクスRA1303及びベンゾフエ
ノンを添加しないシートを作成した。 これらの3試料を太陽光の下に2日間放置した
後、べた付を測定した結果は第3表の通りであ
る。
を16部、フタル酸ジオクチル20部、アルマテツク
スRA1303(三井東圧化学社製、オリゴアクリレ
ート)5部、LL−690D 5部、グレー・トナー
ペースト15部、白えん華CCR(白石工業社製、脂
肪酸で表面処理した沈降炭酸カルシウム)185部
をプラネタリーミキサーにて混合した後、ロール
で混練し硬化剤とした。 また、実施例1で製造したプレポリマー100部
にベンゾフエノン0.5部を添加し、60℃に加温し
均一に溶解した。 このプレポリマーを硬化剤と重量比1:3で充
分混合した後、実施例1と同様の処理を行つてシ
ートを作つた。 別にアルマテツクスRA1303のみを添加したシ
ート及びアルマテツクスRA1303及びベンゾフエ
ノンを添加しないシートを作成した。 これらの3試料を太陽光の下に2日間放置した
後、べた付を測定した結果は第3表の通りであ
る。
【表】
第3表に示すごとく、アルマテツクスRA1303
とベンゾフエノンの両者を添加した場合だけべた
付がなかつた。
とベンゾフエノンの両者を添加した場合だけべた
付がなかつた。
Claims (1)
- 1 分子末端にイソシアネート基を有するウレタ
ンプレポリマーと、ポリオール、必要により架橋
剤、触媒及び他の助剤からなる硬化剤とから成る
硬化性組成物において、光重合性化合物及び光増
感剤を共存せしめることを特徴とするべた付の残
らない硬化性組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58196021A JPS6088024A (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | べた付の残らない硬化性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58196021A JPS6088024A (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | べた付の残らない硬化性組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6088024A JPS6088024A (ja) | 1985-05-17 |
| JPH0425294B2 true JPH0425294B2 (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=16350898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58196021A Granted JPS6088024A (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | べた付の残らない硬化性組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6088024A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002179753A (ja) * | 2000-12-13 | 2002-06-26 | Nippon Shiika Kk | 高耐候性ポリウレタン系一液型湿気硬化性組成物 |
| KR101720807B1 (ko) * | 2008-10-01 | 2017-03-28 | 코베스트로 도이칠란드 아게 | 홀로그래피 매체의 제조를 위한 예비중합체-기재 폴리우레탄 제제 |
| IL200997A0 (en) * | 2008-10-01 | 2010-06-30 | Bayer Materialscience Ag | Special polyether-based polyurethane formulations for the production of holographic media |
| EP2218743A1 (de) * | 2009-02-12 | 2010-08-18 | Bayer MaterialScience AG | Prepolymerbasierte Polyurethanformulierungen zur Herstellung holographischer Filme |
| JP6306556B2 (ja) * | 2014-12-04 | 2018-04-04 | 三洋化成工業株式会社 | 建築資材用ポリウレタン樹脂用ポリオール組成物 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS535917B2 (ja) * | 1973-12-29 | 1978-03-02 | ||
| JPS5324333A (en) * | 1976-08-20 | 1978-03-07 | Dainippon Ink & Chem Inc | Formation of coating film |
| JPS56122822A (en) * | 1980-03-04 | 1981-09-26 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | Curable composition |
-
1983
- 1983-10-21 JP JP58196021A patent/JPS6088024A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6088024A (ja) | 1985-05-17 |
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