JPH0425318Y2 - - Google Patents

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JPH0425318Y2
JPH0425318Y2 JP1986140489U JP14048986U JPH0425318Y2 JP H0425318 Y2 JPH0425318 Y2 JP H0425318Y2 JP 1986140489 U JP1986140489 U JP 1986140489U JP 14048986 U JP14048986 U JP 14048986U JP H0425318 Y2 JPH0425318 Y2 JP H0425318Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、耐水性に優れ、かつ、青果物の鮮
度を長期間保持することができる段ボール等に好
適な板紙の構造に関する。
〔従来技術とその課題〕
青果物等が梱包される段ボール等に用いられる
板紙は、従来より種々のものが提案されており、
この中には、ライナー原紙と合成樹脂製シートと
を層状に貼着して構成したものも多く提案されて
いる。
その一例を示すと、例えば、ライナー原紙の表
裏面に合成樹脂製シートを貼着し、かつ、この合
成樹脂製シートに表裏に通じる多数の孔及び小孔
を開設したもの(実開昭57−11025号)、或は、ラ
イナー原紙の下面に合成樹脂製シートを貼着し、
かつ、このライナー原紙及び合成樹脂製シートに
表裏に通じる多数の小孔を開設したもの(特開昭
56−154367号)など、多くのものが提案されてい
る。
しかしながら、上記前者の板紙の構造にあつて
は、上記合成樹脂製シートに開設された孔及び小
孔が、単に通気性を目的として開設されているこ
とから、これらの孔から水が他方側へと流入する
構成であるため耐久性が著しく劣化してしまう、
という問題を有しており、また、上記後者の板紙
の構造にあつては、通気性及び吸音効果を得、か
つ、成形時における破損・しわの発生を防止する
目的から、上記ライナー原紙及び合成樹脂製シー
トに小孔を開設しているため、その孔径が大き
く、結局、耐水性が低い、という問題を有してい
た。
従つて、耐水性を向上させるためには、本考案
者らが先に提案した、クラフト紙に合成樹脂製シ
ートを貼着し、かつ、該合成樹脂製シートに中芯
原紙を貼着することでライナー原紙を構成し、上
記合成樹脂製シートには孔を開設しない板紙の構
造が好適である(実願昭58−80910号)。
〔従来技術の問題点〕
しかしながら、上記合成樹脂製シートに孔を開
設しない構造の段ボールにあつては、第4図に示
すように、ライナー原紙24と波状中芯原紙23
とが貼り合わされる段階で使用される接着剤に多
くの水分が含まれていることから、乾燥段階でこ
の接着剤の水分が蒸発して中芯原紙22に吸収さ
れ、これによりライナー原紙24及び外側のクラ
フト紙20に『反り』が発生するという問題を有
していた。これは上記ライナー原紙24の中層に
防水性の合成樹脂製シート21が介在しているた
めであり、その結果上記接着部分が剥離して製品
不良が発生し易く、また製造後に上記『反り』を
矯正する工程が必要となることから、製造作業が
極めて煩雑となる他、このようなライナー原紙2
4の構造では、呼吸をする青果物の梱包には不向
きである、という問題を有していた。
この考案は、かかる現状に鑑み創案されたもの
であつて、その目的とするところは、前記段ボー
ルのライナー原紙等に用いられる板紙を、製造段
階において『反り』を発生させることなく連続的
に製造することができ、しかも、製造工程が大幅
に簡素化されると共に、耐水性にも優れ、さらに
は、青果物の保存にも好適な板紙の構造を提供し
ようとするものである。
〔課題を解決するための構成〕
上記目的を達成するため、この考案にあつて
は、合成樹脂製シートと紙体とを層状に貼着して
なる板紙の構造を前提とし、上記合成樹脂製シー
トには、水蒸気の分子は通すが水の分子は通さな
い開口径を有する多数の細孔を開設すると共に、
該細孔は、上記合成樹脂製シートの主材料に、酸
素処理を行つた低分子ガス吸着酸化触媒剤が5〜
50重量%の割合で混入されて形成されていること
を特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す実施例に基きこの考案を
詳細に説明する。
第1図と第2図に示すように、この実施例に係
る段ボール25は、ライナー原紙24のクラフト
原紙20を夫々外側にして波状中芯原紙23の両
側に貼着することで形成されている。この場合、
上記接着剤は、波状中芯原紙23の頂部に塗られ
ている。
ライナー原紙24は、クラフト紙20の片面に
合成樹脂製シート21を貼着し、さらに、この合
成樹脂製シート21に中芯原紙22を貼着するこ
とで、合成樹脂製シート21がクラフト紙20と
中芯原紙22とで挟着されてなる3層状に構成さ
れている。また、上記波状中芯原紙23とライナ
ー原紙24との間には空隙26が形成されてい
る。
一方、上記合成樹脂製シート21には、第2図
で拡大して示すように、所要の割合で細孔27が
多数開設されている。
この合成樹脂製シート21は、例えば、通常の
ポリエチレンを主材料としたものの他、ゼオライ
トや大谷石等のSiO2を主成分とする細多孔質材
料或いは無水珪酸の一種であるクリストバライト
粉末を基材とし、これに電磁波又はオゾンを作用
させた酸素処理を行つた低分子ガス吸着酸化触媒
材を適宜の割合で混合したものが用いられる。
この場合、上記基材のポリエチレンとの混合比
は、収納物によつて5〜50重量%の範囲内で適宜
選択できるが、好ましくは製造段階で基材を2.5
〜10重量%とし、かつ、各細孔27の開口径が、
水蒸気分子は通すが水の分子は通さない口径とな
るように形成するのが望ましい。
このような細孔27の製造例を示すと、高密度
ポリエチレン40部に対し、平均粒径1μm以下の大
谷石の微粉末50%をブレンドしたマスターバツチ
高密度ポリエチレン60部を混合した合成樹脂を約
330〜350℃で溶融し、通常のエクストルージヨン
ラミネートでクラフト紙(秤量50g/m2)と中芯
原紙(秤量125g/m2)とを20μmの厚さのポリエ
チレン樹脂でサンドイツチ状に貼合して形成する
ことで、水蒸気分子は通すが水の分子は通さない
所望の細孔27を得ることができる。
即ち、上記のような細孔27を得る場合には、
無機顔料が粒径及び混合比を、使用目的等に対応
させて適切に選択することが重要である。
また、上記酸化処理を行なつた低分子ガス吸着
酸化触媒材を得る場合には、例えば、特開昭61−
93835号公報に示されるような公知技術を用いる。
この公知の低分子ガス吸着酸化触媒材は、上記
公報からも明らかなように、ゼオライトや大谷石
等のSiO2を主成分とする細多孔質材料(特に、
細孔の直径が2〜2800Aのものが好ましい)を粉
砕し、これに少量のTiO2,Al2O2,Fe2O2
CaO,Na2O等の金属酸化物を添加・混練した粘
土を作り、これを適当な大きさ、形状の造粒・造
形して100℃前後の温度で予備乾燥を行なつた後、
200℃〜900℃の温度で焼結したものに電磁波を照
射するか、或は、オゾン雰囲気中を通過させて適
当な酸化処理を行なうことで得られる。
それ故、この実施例に係るライナー原紙24に
あつては、段ボール25内外の通気性を調整する
ことができるので、収納物に適合する荷造りをす
ることができると共に、水がクラフト紙20から
中芯原紙22へと侵入しないので良好な耐水性が
得られる他、上記合成樹脂製シート21には、酸
素処理が施された細多孔質の基材が所要の割合で
混入されているため、青果物の鮮度保持を大幅に
向上させることができる。
次に、以上のように構成されてなる段ボール2
5の製造工程について説明する。
先ず、ロール状に巻回されたクラフト紙22、
多数の細孔27が開設された合成樹脂製シート2
1の表面に貼着すると共に、該合成樹脂製シート
21の裏面に中芯原紙22を貼着して3層状の長
尺のライナー原紙24を連続的に形成する。
次に、波状中芯原紙23の頂上部に塗られた接
着剤を介して上記ライナー原紙24の中芯原紙側
を波状中芯原紙23に貼り合わせ、最後に、この
ようにして形成された段ボール25を乾燥し適宜
の長さに切断する。この時、波状中芯原紙23の
頂上部に塗られた接着剤から発生する蒸発水分
は、中芯原紙22から細孔27を経てクラフト紙
側へ抜け、クラフト紙20と中芯原紙22とは、
略同じ程度の水分を吸引する。
従つて、全体を均等に乾燥ますることで波状中
芯原紙23の両側に貼着されたライナー原紙24
自体及び外側のダンボールシートに『反り』が発
生することはなく、その結果、上記接着部分が剥
離したりして製品不良が発生する虞れがなく、ま
た、製造後に『反り』を矯正する工程が不要とな
ることから、製造作業が大幅に簡易化される。
尚、上記実施例では、板紙の一構造例であるラ
イナー原紙24の構成を、合成樹脂製シート21
とクラフト紙20及び中芯原紙22とで3層状に
構成した場合を例にとり説明したが、この考案に
あつては、これに限定されるものではなく、例え
ば、合成樹脂製シート21とクラフト紙20とを
接着剤で貼着して2層状に形成したものや、ライ
ナー原紙24を波状中芯原紙23の片側に接着剤
で貼着したのにも適用することができる。
その一例を第3図で示すと、拡大して示す細孔
37が多数開設された合成樹脂製シート31を紙
体32内に配設し、かつ、これらの合成樹脂製シ
ート31を紙体32とを接着剤(図示せず)で層
状に貼着して構成された板紙製トレー30などに
も適用することができる。
〔考案の効果〕
この考案に係る板紙は、以上説明したように、
合成樹脂製シートと紙体とを層状に貼着し、上記
合成樹脂製シートには、水蒸気の分子は通すが水
の分子は通さない開口径を有する多数の細孔を開
設すると共に、該細孔は、上記合成樹脂製シート
の主材料に、酸素処理を行つた低分子ガス吸着酸
化触媒材を5〜50重量%の割合で混入して構成し
たので、例えば、段ボール等を構成する場合、合
成樹脂製シートと紙体とからなる板紙を他の紙体
と接着しても、該接着剤から発生する水蒸気を、
合成樹脂製シートの細孔から紙の外側に抜くこと
ができ、この結果、当該板紙の製造段階における
『板紙の反り』を確実に防止できるので、上記接
着部分が剥離したりして製品不良が発生する心配
がなく、また、当該板紙の製造後に改めて上記
『反り』を矯正する工程が不要となることから、
製造作業が大幅に簡易化され、低コスト化を図る
ことができると共に、上記細孔は、水の分子を通
さないため良好な耐水性が得られる他、上記合成
樹脂製シートには、酸素処理が施された細多孔質
の基材が所要の割合で混入されているため、青果
物の鮮度保持を大幅に向上させることができる
等、幾多の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る板紙の構造
を示す拡大断面図、第2図は同板紙に適用される
合成樹脂シートの要部の構成を拡大して示す一部
切断斜視図、第3図はこの考案を板紙で構成され
たトレーに適用した一部切断拡大斜視図、第4図
は本出願人が先に提案した段ボールの構造を示す
拡大断面図である。 符号の説明、20,30……クラフト紙(紙
体)、21,31……合成樹脂製シート、22,
32……中芯原紙(紙体)、24……ライナー原
紙(板紙)、27,37……細孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製シートと紙体とを層状に貼着してな
    る板紙の構造において、上記合成樹脂製シートに
    は、水蒸気の分子は通すが水の分子は通さない開
    口径を有する多数の細孔が形成されており、該細
    孔は、上記合成樹脂製シートの主材料に、酸素処
    理を行つた低分子ガス吸着酸化媒材が5〜50重量
    %の割合で混入されて形成されていることを特徴
    とする板紙の構造。
JP1986140489U 1986-09-16 1986-09-16 Expired JPH0425318Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56154367A (en) * 1980-04-24 1981-11-28 Ikeda Bussan Co Ltd Ceiling for vehicle and its manufacture
JPS5711025U (ja) * 1980-06-25 1982-01-20

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