JPH04254033A - 車両用自動変速装置 - Google Patents
車両用自動変速装置Info
- Publication number
- JPH04254033A JPH04254033A JP3035516A JP3551691A JPH04254033A JP H04254033 A JPH04254033 A JP H04254033A JP 3035516 A JP3035516 A JP 3035516A JP 3551691 A JP3551691 A JP 3551691A JP H04254033 A JPH04254033 A JP H04254033A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- clutch
- transmission
- automatic transmission
- shaft
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前進4段および後進1
段の変速段を備えた車両用自動変速装置に関するもので
ある。
段の変速段を備えた車両用自動変速装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】車両用自動変速機は、一般に、車室のフ
ロア面積や車室の内容積を拡大するなどのために軸方向
寸法が小さいものが望まれており、たとえば特開第61
−74940号公報に記載されているように、1組の遊
星歯車ユニットを備えた前進3段および後進1段の自動
変速装置が提案されている。これによれば、2組の遊星
歯車ユニットを備えた車両用自動変速装置などに比較し
て、同等の変速段数を備えると同時に、構造が簡単かつ
軸方向寸法が小さくなり、車室のフロア面積や車室の内
容積が得られる特徴がある。
ロア面積や車室の内容積を拡大するなどのために軸方向
寸法が小さいものが望まれており、たとえば特開第61
−74940号公報に記載されているように、1組の遊
星歯車ユニットを備えた前進3段および後進1段の自動
変速装置が提案されている。これによれば、2組の遊星
歯車ユニットを備えた車両用自動変速装置などに比較し
て、同等の変速段数を備えると同時に、構造が簡単かつ
軸方向寸法が小さくなり、車室のフロア面積や車室の内
容積が得られる特徴がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両用自動変速装置によれば、前進3段の変速段し
か備えていないため、前進4段の自動変速装置に比較す
ると、車両の燃費やエンジン騒音などの点において多少
性能が劣ることが避けられない。
来の車両用自動変速装置によれば、前進3段の変速段し
か備えていないため、前進4段の自動変速装置に比較す
ると、車両の燃費やエンジン騒音などの点において多少
性能が劣ることが避けられない。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、構造が簡単かつ
軸方向寸法が小型であり、しかも前進4段の変速段を備
えた車両用自動変速装置を提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、構造が簡単かつ
軸方向寸法が小型であり、しかも前進4段の変速段を備
えた車両用自動変速装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の、本発明の要旨とするところは、(a) 互いに平行
な軸線まわりにそれぞれ回転させられる第1軸および第
2軸と、(b) サンギヤと、そのサンギヤと噛み合う
遊星ギヤを回転可能に支持するキャリヤと、その遊星ギ
ヤと噛み合うリングギヤとを備えた遊星歯車装置と、(
c) 前記第1軸とサンギヤとの間に設けられてそれら
の間の動力伝達経路を断接する第1クラッチ手段と、(
d)前記第1軸とリングギヤとの間に設けられてそれ
らの間の動力伝達経路を断接する第2クラッチ手段と、
(e) 前記リングギヤと非回転部材との間に設けられ
てそのリングギヤの回転を阻止する第1ブレーキ手段と
、(f) 前記サンギヤと非回転部材との間に設けられ
てそのサンギヤの回転を阻止する第2ブレーキ手段と、
(g) 前記キャリヤと第2軸との間に設けられてそれ
らの間で動力を伝達する第1伝動手段と、(h) 前記
サンギヤと第2軸との間に設けられ、それらの間で回転
方向を反転し且つ前記第1伝動手段よりも高い変速比で
動力を伝達する第2伝動手段と、(i) 前記第1伝動
手段による動力伝達経路を断接する第3クラッチ手段と
、(j) 前記第2伝動手段による動力伝達経路を断接
する第4クラッチ手段とを、含むことにある。
の、本発明の要旨とするところは、(a) 互いに平行
な軸線まわりにそれぞれ回転させられる第1軸および第
2軸と、(b) サンギヤと、そのサンギヤと噛み合う
遊星ギヤを回転可能に支持するキャリヤと、その遊星ギ
ヤと噛み合うリングギヤとを備えた遊星歯車装置と、(
c) 前記第1軸とサンギヤとの間に設けられてそれら
の間の動力伝達経路を断接する第1クラッチ手段と、(
d)前記第1軸とリングギヤとの間に設けられてそれ
らの間の動力伝達経路を断接する第2クラッチ手段と、
(e) 前記リングギヤと非回転部材との間に設けられ
てそのリングギヤの回転を阻止する第1ブレーキ手段と
、(f) 前記サンギヤと非回転部材との間に設けられ
てそのサンギヤの回転を阻止する第2ブレーキ手段と、
(g) 前記キャリヤと第2軸との間に設けられてそれ
らの間で動力を伝達する第1伝動手段と、(h) 前記
サンギヤと第2軸との間に設けられ、それらの間で回転
方向を反転し且つ前記第1伝動手段よりも高い変速比で
動力を伝達する第2伝動手段と、(i) 前記第1伝動
手段による動力伝達経路を断接する第3クラッチ手段と
、(j) 前記第2伝動手段による動力伝達経路を断接
する第4クラッチ手段とを、含むことにある。
【0006】
【作用】このようにすれば、第1クラッチ手段、第3ク
ラッチ手段、および第1ブレーキ手段の作動により前進
第1速ギヤ段が得られ、第2クラッチ手段、第3クラッ
チ手段、および第4クラッチ手段の作動により前進第2
速ギヤ段が得られ、第2クラッチ手段、第3クラッチ手
段、および第2ブレーキ手段の作動により前進第3速ギ
ヤ段が得られ、第1クラッチ手段、第2クラッチ手段、
および第3クラッチ手段の作動により前進第4速ギヤ段
が得られ、第1クラッチ手段、第2クラッチ手段、およ
び第4クラッチ手段の作動により後進ギヤ段が得られる
。
ラッチ手段、および第1ブレーキ手段の作動により前進
第1速ギヤ段が得られ、第2クラッチ手段、第3クラッ
チ手段、および第4クラッチ手段の作動により前進第2
速ギヤ段が得られ、第2クラッチ手段、第3クラッチ手
段、および第2ブレーキ手段の作動により前進第3速ギ
ヤ段が得られ、第1クラッチ手段、第2クラッチ手段、
および第3クラッチ手段の作動により前進第4速ギヤ段
が得られ、第1クラッチ手段、第2クラッチ手段、およ
び第4クラッチ手段の作動により後進ギヤ段が得られる
。
【0007】
【発明の効果】したがって、上記のように前進4段の変
速段を備えることができるので、燃費およびエンジン騒
音に関する性能が高められる。しかも、車両用自動変速
装置の軸方向寸法に大きく影響する遊星歯車ユニットを
1組の他には、4個のクラッチ手段および2個のブレー
キ手段からなる摩擦係合装置と、第1伝動手段および第
2伝動手段とを備えて構成されるので、車両用自動変速
装置の構造が簡単かつ軸方向寸法が小型となる。
速段を備えることができるので、燃費およびエンジン騒
音に関する性能が高められる。しかも、車両用自動変速
装置の軸方向寸法に大きく影響する遊星歯車ユニットを
1組の他には、4個のクラッチ手段および2個のブレー
キ手段からなる摩擦係合装置と、第1伝動手段および第
2伝動手段とを備えて構成されるので、車両用自動変速
装置の構造が簡単かつ軸方向寸法が小型となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は、本発明の一実施例の車両用自動
変速機を含むFF式車両用動力伝達装置を示す骨子図で
ある。図において、エンジン10の動力は、トルクコン
バータ12、遊星歯車型有段式自動変速機14、差動歯
車装置16を経て、図示しない車軸に連結された駆動輪
へ伝達されるようになっている。なお、この骨子図にお
いて、第1軸線18を中心とする回転体と第2軸線20
を中心とする回転体とはそれぞれ軸対称であるため、第
1軸線18の上側部分と第2軸線20の下側部分とはほ
ぼ省略されている。
細に説明する。図1は、本発明の一実施例の車両用自動
変速機を含むFF式車両用動力伝達装置を示す骨子図で
ある。図において、エンジン10の動力は、トルクコン
バータ12、遊星歯車型有段式自動変速機14、差動歯
車装置16を経て、図示しない車軸に連結された駆動輪
へ伝達されるようになっている。なお、この骨子図にお
いて、第1軸線18を中心とする回転体と第2軸線20
を中心とする回転体とはそれぞれ軸対称であるため、第
1軸線18の上側部分と第2軸線20の下側部分とはほ
ぼ省略されている。
【0009】上記トルクコンバータ12は、エンジン1
0のクランク軸22と連結されているポンプ翼車24と
、上記自動変速機14の入力軸26と連結され、ポンプ
翼車24からのオイルを受けて回転させられるタービン
翼車28と、一方向クラッチ30を介して非回転部材で
あるハウジング32に固定されたステータ翼車34とを
備え、入出力回転速度比に応じた増幅率でトルクを伝達
するようになっている。また、上記ポンプ翼車24とタ
ービン翼車28との間には、たとえば車速、エンジン回
転速度、またはタービン翼車28の回転速度が所定値以
上になると作動させられて、クランク軸22と自動変速
機14の入力軸26とを直結状態にするロックアップク
ラッチが、必要に応じて設けられる。
0のクランク軸22と連結されているポンプ翼車24と
、上記自動変速機14の入力軸26と連結され、ポンプ
翼車24からのオイルを受けて回転させられるタービン
翼車28と、一方向クラッチ30を介して非回転部材で
あるハウジング32に固定されたステータ翼車34とを
備え、入出力回転速度比に応じた増幅率でトルクを伝達
するようになっている。また、上記ポンプ翼車24とタ
ービン翼車28との間には、たとえば車速、エンジン回
転速度、またはタービン翼車28の回転速度が所定値以
上になると作動させられて、クランク軸22と自動変速
機14の入力軸26とを直結状態にするロックアップク
ラッチが、必要に応じて設けられる。
【0010】自動変速機14は、前記第1軸線18およ
び第2軸線20まわりにそれぞれ回転可能に設けられた
互いに平行な入力軸26および出力軸(カウンタ軸)3
6を備えるとともに、前記第1軸線18まわりに回転可
能に設けられたサンギヤ40と、そのサンギヤ40と噛
み合う遊星ギヤ42を回転可能に支持するとともに前記
第1軸線18まわりに回転可能に設けられたキャリヤ4
4と、その遊星ギヤ42と噛み合うとともに前記第1軸
線18まわりに回転可能に設けられたリングギヤ46と
を備えた1組の遊星歯車装置48を備えている。上記入
力軸26とサンギヤ40との間には、それらの間の動力
伝達経路を断接するための第1クラッチK1が設けられ
ている。また、上記入力軸26とリングギヤ46との間
には、それらの間の動力伝達経路を断接するための第2
クラッチK2が設けられている。また、上記リングギヤ
46とハウジング32との間には、そのリングギヤ46
の回転を阻止するためのバンド形式の第1ブレーキB1
が設けられている。そして、上記サンギヤ40とハウジ
ング32との間には、そのサンギヤ40の回転を阻止す
るための第2ブレーキB2が設けられている。本実施例
では、上記サンギヤ40の歯数をZS 、上記リングギ
ヤ46の歯数をZRとすると、遊星歯車装置48のギヤ
比ρ1 は、ZS /ZR と定義されている。
び第2軸線20まわりにそれぞれ回転可能に設けられた
互いに平行な入力軸26および出力軸(カウンタ軸)3
6を備えるとともに、前記第1軸線18まわりに回転可
能に設けられたサンギヤ40と、そのサンギヤ40と噛
み合う遊星ギヤ42を回転可能に支持するとともに前記
第1軸線18まわりに回転可能に設けられたキャリヤ4
4と、その遊星ギヤ42と噛み合うとともに前記第1軸
線18まわりに回転可能に設けられたリングギヤ46と
を備えた1組の遊星歯車装置48を備えている。上記入
力軸26とサンギヤ40との間には、それらの間の動力
伝達経路を断接するための第1クラッチK1が設けられ
ている。また、上記入力軸26とリングギヤ46との間
には、それらの間の動力伝達経路を断接するための第2
クラッチK2が設けられている。また、上記リングギヤ
46とハウジング32との間には、そのリングギヤ46
の回転を阻止するためのバンド形式の第1ブレーキB1
が設けられている。そして、上記サンギヤ40とハウジ
ング32との間には、そのサンギヤ40の回転を阻止す
るための第2ブレーキB2が設けられている。本実施例
では、上記サンギヤ40の歯数をZS 、上記リングギ
ヤ46の歯数をZRとすると、遊星歯車装置48のギヤ
比ρ1 は、ZS /ZR と定義されている。
【0011】上記キャリヤ44には第1カウンタギヤ5
0が連結されているとともに、その第1カウンタギヤ5
0と噛み合う第2カウンタギヤ52が第3クラッチK3
を介して出力軸36に設けられている。また、上記サン
ギヤ40には第1カウンタギヤ50よりも小径の第3カ
ウンタギヤ54が連結されているとともに、アイドラギ
ヤ55を介してその第3カウンタギヤ54と噛み合う第
4カウンタギヤ56が第4クラッチK4を介して出力軸
36に設けられている。これにより、上記第1カウンタ
ギヤ50および第2カウンタギヤ52から成る第1伝動
手段53、或いは上記第3カウンタギヤ54、アイドラ
ギヤ55、および第4カウンタギヤ56から成る第2伝
動手段57を介して出力軸36に動力が伝達されるよう
になっている。本実施例では、上記第1カウンタギヤ5
0の歯数をZ1 、上記第2カウンタギヤ52の歯数を
Z2 とすると、上記第1伝動手段53のギヤ比〔変速
比(=入力側回転速度/出力側回転速度)と同じ〕ρ2
は、Z2 /Z1 と定義されている。また、上記第
3カウンタギヤ54の歯数をZ3 、上記第4カウンタ
ギヤ56の歯数をZ4 とすると、上記第2伝動手段5
7のギヤ比ρ3 は、Z4 /Z3 と定義されている
。
0が連結されているとともに、その第1カウンタギヤ5
0と噛み合う第2カウンタギヤ52が第3クラッチK3
を介して出力軸36に設けられている。また、上記サン
ギヤ40には第1カウンタギヤ50よりも小径の第3カ
ウンタギヤ54が連結されているとともに、アイドラギ
ヤ55を介してその第3カウンタギヤ54と噛み合う第
4カウンタギヤ56が第4クラッチK4を介して出力軸
36に設けられている。これにより、上記第1カウンタ
ギヤ50および第2カウンタギヤ52から成る第1伝動
手段53、或いは上記第3カウンタギヤ54、アイドラ
ギヤ55、および第4カウンタギヤ56から成る第2伝
動手段57を介して出力軸36に動力が伝達されるよう
になっている。本実施例では、上記第1カウンタギヤ5
0の歯数をZ1 、上記第2カウンタギヤ52の歯数を
Z2 とすると、上記第1伝動手段53のギヤ比〔変速
比(=入力側回転速度/出力側回転速度)と同じ〕ρ2
は、Z2 /Z1 と定義されている。また、上記第
3カウンタギヤ54の歯数をZ3 、上記第4カウンタ
ギヤ56の歯数をZ4 とすると、上記第2伝動手段5
7のギヤ比ρ3 は、Z4 /Z3 と定義されている
。
【0012】出力軸36の軸端に設けられた出力ギヤ6
0は差動歯車装置16の大径歯車62と噛み合わされて
いる。差動歯車装置16は、第1軸線18および第2軸
線20と平行な第3軸線64と直交する軸まわりに回転
可能に支持され且つ大径歯車62と一体的に回転する一
対の差動小歯車66と、この差動小歯車66と噛み合い
且つ一対の車軸68に連結された一対の差動大歯車70
とを備えている。したがって、出力ギヤ60から伝達さ
れた動力は、差動歯車装置16において左右の車軸68
へ均等に配分された後、図示しない左右の駆動輪へ伝達
される。
0は差動歯車装置16の大径歯車62と噛み合わされて
いる。差動歯車装置16は、第1軸線18および第2軸
線20と平行な第3軸線64と直交する軸まわりに回転
可能に支持され且つ大径歯車62と一体的に回転する一
対の差動小歯車66と、この差動小歯車66と噛み合い
且つ一対の車軸68に連結された一対の差動大歯車70
とを備えている。したがって、出力ギヤ60から伝達さ
れた動力は、差動歯車装置16において左右の車軸68
へ均等に配分された後、図示しない左右の駆動輪へ伝達
される。
【0013】以上のように構成された車両用動力伝達装
置の自動変速機14において、第1速ギヤ段を成立させ
るために、第1クラッチK1、第3クラッチK3、およ
び第1ブレーキB1が係合させられると、第1ブレーキ
B1の係合によりリングギヤ46の回転が阻止された状
態となるので、エンジン10から入力軸26へ伝達され
た動力は、第1クラッチK1を介して遊星歯車装置48
のサンギヤ40へ入力され、キャリヤ44から第1伝動
手段53を構成する第1カウンタギヤ50および第2カ
ウンタギヤ52と第3クラッチK3とを介して出力軸3
6へ伝動される。これにより、第1速ギヤ段の変速比γ
1 は数式1により表されたものとなる。
置の自動変速機14において、第1速ギヤ段を成立させ
るために、第1クラッチK1、第3クラッチK3、およ
び第1ブレーキB1が係合させられると、第1ブレーキ
B1の係合によりリングギヤ46の回転が阻止された状
態となるので、エンジン10から入力軸26へ伝達され
た動力は、第1クラッチK1を介して遊星歯車装置48
のサンギヤ40へ入力され、キャリヤ44から第1伝動
手段53を構成する第1カウンタギヤ50および第2カ
ウンタギヤ52と第3クラッチK3とを介して出力軸3
6へ伝動される。これにより、第1速ギヤ段の変速比γ
1 は数式1により表されたものとなる。
【0014】
【数1】
【0015】また、第2速ギヤ段を成立させるために、
第2クラッチK2、第3クラッチK3、および第4クラ
ッチK4が係合させられると、第3クラッチK3の係合
によりキャリヤ44が遊星ギヤ42の公転を受け止めた
状態となるので、エンジン10から入力軸26へ伝達さ
れた動力は、第2クラッチK2を介して遊星歯車装置4
8のリングギヤ46へ入力され、キャリヤ44から第1
伝動手段53を構成する第1カウンタギヤ50および第
2カウンタギヤ52と第3クラッチK3を介して、およ
び、サンギヤ40から第2伝動手段57を構成する第3
カウンタギヤ54、アイドラギヤ55、および第4カウ
ンタギヤ56と第4クラッチK4とを介して出力軸36
へ伝動される。これにより、第2速ギヤ段の変速比γ2
は数式2により表されたものとなる。
第2クラッチK2、第3クラッチK3、および第4クラ
ッチK4が係合させられると、第3クラッチK3の係合
によりキャリヤ44が遊星ギヤ42の公転を受け止めた
状態となるので、エンジン10から入力軸26へ伝達さ
れた動力は、第2クラッチK2を介して遊星歯車装置4
8のリングギヤ46へ入力され、キャリヤ44から第1
伝動手段53を構成する第1カウンタギヤ50および第
2カウンタギヤ52と第3クラッチK3を介して、およ
び、サンギヤ40から第2伝動手段57を構成する第3
カウンタギヤ54、アイドラギヤ55、および第4カウ
ンタギヤ56と第4クラッチK4とを介して出力軸36
へ伝動される。これにより、第2速ギヤ段の変速比γ2
は数式2により表されたものとなる。
【0016】
【数2】
【0017】また、第3速ギヤ段を成立させるために、
第2クラッチK2、第3クラッチK3、および第2ブレ
ーキB2が係合させられると、第2ブレーキB2の係合
によりサンギヤ40の回転が阻止された状態となるので
、エンジン10から入力軸26へ伝達された動力は、第
2クラッチK2を介して遊星歯車装置48のリングギヤ
46に入力され、キャリヤ44から第1伝動手段53を
構成する第1カウンタギヤ50および第2カウンタギヤ
52と第3クラッチK3とを介して出力軸36へ伝動さ
れる。これにより、第3速ギヤ段の変速比γ3 は数式
3により表されたものとなる。
第2クラッチK2、第3クラッチK3、および第2ブレ
ーキB2が係合させられると、第2ブレーキB2の係合
によりサンギヤ40の回転が阻止された状態となるので
、エンジン10から入力軸26へ伝達された動力は、第
2クラッチK2を介して遊星歯車装置48のリングギヤ
46に入力され、キャリヤ44から第1伝動手段53を
構成する第1カウンタギヤ50および第2カウンタギヤ
52と第3クラッチK3とを介して出力軸36へ伝動さ
れる。これにより、第3速ギヤ段の変速比γ3 は数式
3により表されたものとなる。
【0018】
【数3】
【0019】そして、第4速ギヤ段を成立させるために
、第1クラッチK1、第2クラッチK2、および第3ク
ラッチK3が係合させられると、第1クラッチK1およ
び第2クラッチK2の係合により遊星歯車装置48がロ
ック状態とされるので、エンジン10から入力軸26へ
伝達された動力は、その遊星歯車装置48から第1伝動
手段53を構成する第1カウンタギヤ50および第2カ
ウンタギヤ52と第3クラッチK3とを介して出力軸3
6へ伝動される。これにより、第4速ギヤ段の変速比γ
4 は数式4により表されたものとなる。
、第1クラッチK1、第2クラッチK2、および第3ク
ラッチK3が係合させられると、第1クラッチK1およ
び第2クラッチK2の係合により遊星歯車装置48がロ
ック状態とされるので、エンジン10から入力軸26へ
伝達された動力は、その遊星歯車装置48から第1伝動
手段53を構成する第1カウンタギヤ50および第2カ
ウンタギヤ52と第3クラッチK3とを介して出力軸3
6へ伝動される。これにより、第4速ギヤ段の変速比γ
4 は数式4により表されたものとなる。
【0020】
【数4】
【0021】後進ギヤ段を成立させるために、第1クラ
ッチK1、第2クラッチK2、および第4クラッチK4
が係合させられると、第1クラッチK1および第2クラ
ッチK2の係合により遊星歯車装置48がロック状態と
される。このため、エンジン10から遊星歯車装置48
へ伝達された動力は、その遊星歯車装置48から第2伝
動手段57を構成する第3カウンタギヤ54、アイドラ
ギヤ55、および第4カウンタギヤ56と第4クラッチ
K4とを介して出力軸36へ伝動される。動力がその第
2伝動手段57を介して伝動される過程において、アイ
ドラギヤ55により回転方向が反転させられるのである
。上記後進ギヤ段の変速比γR は数式5により表され
たものとなる。
ッチK1、第2クラッチK2、および第4クラッチK4
が係合させられると、第1クラッチK1および第2クラ
ッチK2の係合により遊星歯車装置48がロック状態と
される。このため、エンジン10から遊星歯車装置48
へ伝達された動力は、その遊星歯車装置48から第2伝
動手段57を構成する第3カウンタギヤ54、アイドラ
ギヤ55、および第4カウンタギヤ56と第4クラッチ
K4とを介して出力軸36へ伝動される。動力がその第
2伝動手段57を介して伝動される過程において、アイ
ドラギヤ55により回転方向が反転させられるのである
。上記後進ギヤ段の変速比γR は数式5により表され
たものとなる。
【0022】
【数5】
【0023】図2は、本実施例における摩擦係合装置、
すなわち第1クラッチK1、第2クラッチK2、第3ク
ラッチK3、第4クラッチK4、第1ブレーキB1、お
よび第2ブレーキB2の作動状態と、その作動の組み合
わせにより得られる自動変速機14のギヤ段との関係を
示す作動図表であり、図表中の変速比γは、ρ1 =0
.333 、ρ2 =0.75、ρ3 =2.0 であ
るときの値をそれぞれ示している。なお、図2において
○印は係合状態を示し、×印は非係合状態を示している
。
すなわち第1クラッチK1、第2クラッチK2、第3ク
ラッチK3、第4クラッチK4、第1ブレーキB1、お
よび第2ブレーキB2の作動状態と、その作動の組み合
わせにより得られる自動変速機14のギヤ段との関係を
示す作動図表であり、図表中の変速比γは、ρ1 =0
.333 、ρ2 =0.75、ρ3 =2.0 であ
るときの値をそれぞれ示している。なお、図2において
○印は係合状態を示し、×印は非係合状態を示している
。
【0024】上述のように、本実施例の自動変速機14
においては、前進4段の変速段が備えられているので、
車両の燃費およびエンジン騒音に関する性能が好適に高
められるのである。また、自動変速機14の軸方向寸法
に大きく影響する遊星歯車ユニットとして1組の遊星歯
車装置48の他には、4個のクラッチおよび2個のブレ
ーキからなる摩擦係合装置と、第1伝動手段53および
第2伝動手段57とを備えて構成されるので、自動変速
機14の構造が簡単となり、しかも軸方向寸法が小型と
なるのである。
においては、前進4段の変速段が備えられているので、
車両の燃費およびエンジン騒音に関する性能が好適に高
められるのである。また、自動変速機14の軸方向寸法
に大きく影響する遊星歯車ユニットとして1組の遊星歯
車装置48の他には、4個のクラッチおよび2個のブレ
ーキからなる摩擦係合装置と、第1伝動手段53および
第2伝動手段57とを備えて構成されるので、自動変速
機14の構造が簡単となり、しかも軸方向寸法が小型と
なるのである。
【0025】また、本実施例によれば、使用頻度の高い
第4速ギヤ段において、第1クラッチK1の係合により
遊星歯車装置48が直結状態とされるので、その遊星歯
車装置48における噛み合い損失がなく、高い伝動効率
が得られる利点がある。
第4速ギヤ段において、第1クラッチK1の係合により
遊星歯車装置48が直結状態とされるので、その遊星歯
車装置48における噛み合い損失がなく、高い伝動効率
が得られる利点がある。
【0026】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。たとえば、前述の図1の実施例の摩擦係合装置にお
いては、第1クラッチ手段、第2クラッチ手段、第3ク
ラッチ手段、第4クラッチ手段、第1ブレーキ手段、第
2ブレーキ手段に対応して、単純に構成された第1クラ
ッチK1、第2クラッチK2、第3クラッチK3、第4
クラッチK4、第1ブレーキB1、第2ブレーキB2が
それぞれ用いられているが、それらは、1または2以上
の一方向クラッチを含んで複合的に構成されたものでも
よいのである。要するに、所定のギヤ段を成立させるた
めのクラッチ機能あるいはブレーキ機能を供えたもので
あればよいのである。
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。たとえば、前述の図1の実施例の摩擦係合装置にお
いては、第1クラッチ手段、第2クラッチ手段、第3ク
ラッチ手段、第4クラッチ手段、第1ブレーキ手段、第
2ブレーキ手段に対応して、単純に構成された第1クラ
ッチK1、第2クラッチK2、第3クラッチK3、第4
クラッチK4、第1ブレーキB1、第2ブレーキB2が
それぞれ用いられているが、それらは、1または2以上
の一方向クラッチを含んで複合的に構成されたものでも
よいのである。要するに、所定のギヤ段を成立させるた
めのクラッチ機能あるいはブレーキ機能を供えたもので
あればよいのである。
【0027】また、上記の第1クラッチK1、第2クラ
ッチK2、第3クラッチK3、第4クラッチK4、第1
ブレーキB1、第2ブレーキB2の配設位置は、図1に
示す位置には何等限定されず、他の位置であってもよい
のである。
ッチK2、第3クラッチK3、第4クラッチK4、第1
ブレーキB1、第2ブレーキB2の配設位置は、図1に
示す位置には何等限定されず、他の位置であってもよい
のである。
【0028】また、前述の実施例の自動変速機14は、
FF式車両用の動力伝達装置に適用されていたが、FR
式車両用の動力伝達装置であっても差し支えない。
FF式車両用の動力伝達装置に適用されていたが、FR
式車両用の動力伝達装置であっても差し支えない。
【0029】また、前述の実施例において、第2クラッ
チK2および第3クラッチK3は出力軸36側に設けら
れていたが、入力軸26側に設けられていてもよい。要
するに、第1伝動手段53および第2伝動手段57の動
力伝達経路が断接されるように設けられていればよいの
である。
チK2および第3クラッチK3は出力軸36側に設けら
れていたが、入力軸26側に設けられていてもよい。要
するに、第1伝動手段53および第2伝動手段57の動
力伝達経路が断接されるように設けられていればよいの
である。
【0030】また、前述の実施例において、第2クラッ
チK2および第3クラッチK3から差動歯車装置16へ
到る動力伝達経路に、他の動力伝達要素が介挿されても
差し支えない。
チK2および第3クラッチK3から差動歯車装置16へ
到る動力伝達経路に、他の動力伝達要素が介挿されても
差し支えない。
【0031】また、前述の図1の実施例の第1伝動手段
53は第1カウンタギヤ50および第2カウンタギヤ5
2から構成されていたが、その第1伝動手段53は、リ
ングギヤ46に連結されたプーリと出力軸36に連結さ
れたプーリとに巻き掛けられた伝動ベルトや、リングギ
ヤ46に連結されたスプロケットと出力軸36に連結さ
れたスプロケットとに巻き掛けられた伝動チェーンから
構成されてもよい。また、第2伝動手段57も上記と同
様である。
53は第1カウンタギヤ50および第2カウンタギヤ5
2から構成されていたが、その第1伝動手段53は、リ
ングギヤ46に連結されたプーリと出力軸36に連結さ
れたプーリとに巻き掛けられた伝動ベルトや、リングギ
ヤ46に連結されたスプロケットと出力軸36に連結さ
れたスプロケットとに巻き掛けられた伝動チェーンから
構成されてもよい。また、第2伝動手段57も上記と同
様である。
【0032】なお、上述したのはあくまでも本発明の一
実施例であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更が加えられ得るものである。
実施例であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更が加えられ得るものである。
【図1】本発明の一実施例が適用された車両の動力伝達
装置の構成を示す骨子図である。
装置の構成を示す骨子図である。
【図2】図1の実施例における各摩擦係合装置の作動状
態と、その作動の組合わせにより得られる自動変速機の
ギヤ段との関係を示す作動図表である。
態と、その作動の組合わせにより得られる自動変速機の
ギヤ段との関係を示す作動図表である。
26 入力軸(第1軸)
32 ハウジング(非回転部材)
36 出力軸(第2軸)
40 サンギヤ
42 遊星ギヤ
44 キャリヤ
46 リングギヤ
48 遊星歯車装置
53 第1伝動手段
57 第2伝動手段
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに平行な軸線まわりにそれぞれ回
転させられる第1軸および第2軸と、サンギヤと、該サ
ンギヤと噛み合う遊星ギヤを回転可能に支持するキャリ
ヤと、該遊星ギヤと噛み合うリングギヤとを備えた遊星
歯車装置と、前記第1軸とサンギヤとの間に設けられて
それらの間の動力伝達経路を断接する第1クラッチ手段
と、前記第1軸とリングギヤとの間に設けられてそれら
の間の動力伝達経路を断接する第2クラッチ手段と、前
記リングギヤと非回転部材との間に設けられて該リング
ギヤの回転を阻止する第1ブレーキ手段と、前記サンギ
ヤと非回転部材との間に設けられて該サンギヤの回転を
阻止する第2ブレーキ手段と、前記キャリヤと第2軸と
の間に設けられてそれらの間で動力を伝達する第1伝動
手段と、前記サンギヤと第2軸との間に設けられ、それ
らの間で回転方向を反転し且つ前記第1伝動手段よりも
高い変速比で動力を伝達する第2伝動手段と、前記第1
伝動手段による動力伝達経路を断接する第3クラッチ手
段と、前記第2伝動手段による動力伝達経路を断接する
第4クラッチ手段と、を、含むことを特徴とする車両用
自動変速装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3035516A JPH04254033A (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 車両用自動変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3035516A JPH04254033A (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 車両用自動変速装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04254033A true JPH04254033A (ja) | 1992-09-09 |
Family
ID=12443921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3035516A Pending JPH04254033A (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 車両用自動変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04254033A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4332666B4 (de) * | 1992-10-07 | 2004-03-18 | Volkswagen Ag | Antriebsanordnung für ein Kraftfahrzeug |
-
1991
- 1991-02-04 JP JP3035516A patent/JPH04254033A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4332666B4 (de) * | 1992-10-07 | 2004-03-18 | Volkswagen Ag | Antriebsanordnung für ein Kraftfahrzeug |
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