JPH04255666A - 電池用セパレーター - Google Patents
電池用セパレーターInfo
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- JPH04255666A JPH04255666A JP3018064A JP1806491A JPH04255666A JP H04255666 A JPH04255666 A JP H04255666A JP 3018064 A JP3018064 A JP 3018064A JP 1806491 A JP1806491 A JP 1806491A JP H04255666 A JPH04255666 A JP H04255666A
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- Japan
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- weight
- sheet
- separator
- liquid
- battery
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- Pending
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Cell Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、優れた耐アルカリ性、
耐酸化性を有すると共に、良好な吸液性、保液性を有す
る電池用セパレーターに関する。
耐酸化性を有すると共に、良好な吸液性、保液性を有す
る電池用セパレーターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アルカリを電解液とするニッケル
−カドニウム電池等の電池用セパレーターには、耐アル
カリ性に優れているナイロン繊維やポリプロピレン繊維
からなる不織布が使用されていた。
−カドニウム電池等の電池用セパレーターには、耐アル
カリ性に優れているナイロン繊維やポリプロピレン繊維
からなる不織布が使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがナイロン繊維
のセパレーターは、充電時に発生する酸素ガスにより酸
化されて劣化するという大きな欠点がある。更にこのナ
イロン繊維のセパレーターにあっては、ナイロン中に含
まれている窒素のために、酸化されたときに硝酸根を生
じる。このためこのナイロン繊維のセパレーターにあっ
ては、自己放電し易いうえ電極の腐食を招くという問題
があった。
のセパレーターは、充電時に発生する酸素ガスにより酸
化されて劣化するという大きな欠点がある。更にこのナ
イロン繊維のセパレーターにあっては、ナイロン中に含
まれている窒素のために、酸化されたときに硝酸根を生
じる。このためこのナイロン繊維のセパレーターにあっ
ては、自己放電し易いうえ電極の腐食を招くという問題
があった。
【0004】他方ポリプロピレン繊維のセパレーターは
、耐薬品性に優れているという利点がある反面、親水性
に劣るため電解液の保液能が低い。このためポリプロピ
レン繊維のセパレーターにおいては、液中での電気抵抗
が高いという問題、充電時に発生するガスの透過性が悪
く密閉型電池では充電時内圧が上がって破裂の危険があ
るという問題があった。
、耐薬品性に優れているという利点がある反面、親水性
に劣るため電解液の保液能が低い。このためポリプロピ
レン繊維のセパレーターにおいては、液中での電気抵抗
が高いという問題、充電時に発生するガスの透過性が悪
く密閉型電池では充電時内圧が上がって破裂の危険があ
るという問題があった。
【0005】前記ナイロンの耐酸化性を改善するために
、ナイロンとポリプロピレンとを複合化することが提案
されているが、これは酸化分解する繊維の混率が全体と
して減るので劣化を軽減できるという程度に留どまり、
根本的な対策とはならない。
、ナイロンとポリプロピレンとを複合化することが提案
されているが、これは酸化分解する繊維の混率が全体と
して減るので劣化を軽減できるという程度に留どまり、
根本的な対策とはならない。
【0006】またポリプロピレンの親水性を改良する技
術として、ポリプロピレン繊維のセパレーターを発煙硫
酸またはクロル硫酸で処理してスルフォン化する方法、
熱濃硫酸中で処理してスルフォン化する方法、三酸化イ
オウ(SO3)ガス中で処理してスルフォン化する方法
、電子線照射によってアクリル酸やメタクリル酸をグラ
フト重合する方法など多くの方法が提案されているが、
工業的に安定に且つ経済的に量産するには至っていない
。
術として、ポリプロピレン繊維のセパレーターを発煙硫
酸またはクロル硫酸で処理してスルフォン化する方法、
熱濃硫酸中で処理してスルフォン化する方法、三酸化イ
オウ(SO3)ガス中で処理してスルフォン化する方法
、電子線照射によってアクリル酸やメタクリル酸をグラ
フト重合する方法など多くの方法が提案されているが、
工業的に安定に且つ経済的に量産するには至っていない
。
【0007】本発明の目的は、耐アルカリ性、耐酸化性
に優れているうえ良好な吸液性、保液性を備えた電池用
セパレーターを提供することにある。
に優れているうえ良好な吸液性、保液性を備えた電池用
セパレーターを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリスルフォ
ン及び/又はポリエーテルスルフォン15〜40重量%
、ポリ塩化ビニル20〜40重量%、及びメタクリル酸
エステル系重合体20〜65重量%との混合重合体より
なる繊維を主体として構成され、かつ硫黄及び窒素を有
しない耐アルカリ性界面活性剤を0.05〜0.5重量
%、必要に応じ更にポリビニルアルコールを0.2〜9
重量%付着させたシートからなる電池用セパレーターに
ある。
ン及び/又はポリエーテルスルフォン15〜40重量%
、ポリ塩化ビニル20〜40重量%、及びメタクリル酸
エステル系重合体20〜65重量%との混合重合体より
なる繊維を主体として構成され、かつ硫黄及び窒素を有
しない耐アルカリ性界面活性剤を0.05〜0.5重量
%、必要に応じ更にポリビニルアルコールを0.2〜9
重量%付着させたシートからなる電池用セパレーターに
ある。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。
【0010】本発明のセパレーターのシートを構成する
繊維は、ポリスルフォン(以下PSFと略す)及び/又
はポリエーテルスルフォン(以下PESFと略す)、ポ
リ塩化ビニル(以下PVCと略す)及びメタクリル酸エ
ステル系重合体(以下メタクリレート系重合体と略す)
の混合重合体よりなるが、混合組成は、PSF及び/又
はPESF15〜40重量%、PVC20〜40重量%
、メタクリレート系重合体20〜65重量%である。
繊維は、ポリスルフォン(以下PSFと略す)及び/又
はポリエーテルスルフォン(以下PESFと略す)、ポ
リ塩化ビニル(以下PVCと略す)及びメタクリル酸エ
ステル系重合体(以下メタクリレート系重合体と略す)
の混合重合体よりなるが、混合組成は、PSF及び/又
はPESF15〜40重量%、PVC20〜40重量%
、メタクリレート系重合体20〜65重量%である。
【0011】前記の組成の範囲を外れると、繊維紡糸上
、熱寸法安定性上、強伸度特性上の不都合を生じる。
、熱寸法安定性上、強伸度特性上の不都合を生じる。
【0012】ここでPSFとは、下記に示す分子構造を
有するものである。
有するものである。
【0013】
【化1】
【0014】またPESFとは、下記に示す分子構造を
有するものである。
有するものである。
【0015】
【化2】
【0016】これらは、一般に成形材料等に使用される
PSF及びPESFで充分である。
PSF及びPESFで充分である。
【0017】またPVCも、特に限定されず通常の成形
材料に使用されるPVCで充分であるが、重合度600
以上であることが好ましい。
材料に使用されるPVCで充分であるが、重合度600
以上であることが好ましい。
【0018】本発明のメタクリレート系重合体とは、メ
タクリル酸エステル単独重合体またはその共重合体、例
えばメタクリル酸エステルとアクリル酸エステル及び/
又は不飽和カルボン酸との共重合体、または前記重合体
の混合物を示す。本発明の目的から、これらの重合体は
窒素を含有しないことが好ましい。また、分子量は繊維
賦形するため、少なくとも5万以上であることが好まし
い。さらにこれら重合体のガラス転移点温度は、少なく
とも室温以上であることが好ましい。
タクリル酸エステル単独重合体またはその共重合体、例
えばメタクリル酸エステルとアクリル酸エステル及び/
又は不飽和カルボン酸との共重合体、または前記重合体
の混合物を示す。本発明の目的から、これらの重合体は
窒素を含有しないことが好ましい。また、分子量は繊維
賦形するため、少なくとも5万以上であることが好まし
い。さらにこれら重合体のガラス転移点温度は、少なく
とも室温以上であることが好ましい。
【0019】本発明の電池用セパレーターのシートを構
成する繊維を製造する手段としては、例えばPSF及び
/又はPESFとPVCとメタクリレート系重合体との
混合重合体をジメチルアセトアミド、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルフォキシド又はアセトンに溶解分散
させて得られた紡糸原液を、湿式紡糸等で繊維賦形する
方法等が用いられる。
成する繊維を製造する手段としては、例えばPSF及び
/又はPESFとPVCとメタクリレート系重合体との
混合重合体をジメチルアセトアミド、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルフォキシド又はアセトンに溶解分散
させて得られた紡糸原液を、湿式紡糸等で繊維賦形する
方法等が用いられる。
【0020】本発明の電池用セパレーターは、前記のよ
うに製造された繊維をシートにしたものからなっている
。繊維をシート化する方法としては、例えば、カードで
ウエブを形成しニードルパンチングで不織布とする方法
や、湿式抄造する方法等がある。このようにして繊維を
シート化する場合には、好ましくは通常10〜20重量
%のバインダーを用いて繊維を固定する。本発明に用い
るバインダーは、耐アルカリ性、耐酸化性に問題がない
こと、電気絶縁性を有すること等を考慮して選択される
。そのような条件を満たすバインダーとしては、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体の繊維または樹脂、ポリエチ
レンの繊維または樹脂等を例示できる。
うに製造された繊維をシートにしたものからなっている
。繊維をシート化する方法としては、例えば、カードで
ウエブを形成しニードルパンチングで不織布とする方法
や、湿式抄造する方法等がある。このようにして繊維を
シート化する場合には、好ましくは通常10〜20重量
%のバインダーを用いて繊維を固定する。本発明に用い
るバインダーは、耐アルカリ性、耐酸化性に問題がない
こと、電気絶縁性を有すること等を考慮して選択される
。そのような条件を満たすバインダーとしては、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体の繊維または樹脂、ポリエチ
レンの繊維または樹脂等を例示できる。
【0021】シートの厚さは目的に応じて設定されるが
一般的には0.1〜2mmに設定される。シートは薄い
方が電解液に対してぬれ易い利点がある。しかしセパレ
ーターが薄過ぎると、強度上の問題が現れるほか、短絡
し易くなる不都合が生じる。他方シートが厚く且つ密度
の高いものになると、シート内部に封入された空気が抜
けにくくなるので、内部まで完全に液が浸透するのに時
間がかかり、場合によっては空気が封入されたままにな
ってしまう不都合が生じる。
一般的には0.1〜2mmに設定される。シートは薄い
方が電解液に対してぬれ易い利点がある。しかしセパレ
ーターが薄過ぎると、強度上の問題が現れるほか、短絡
し易くなる不都合が生じる。他方シートが厚く且つ密度
の高いものになると、シート内部に封入された空気が抜
けにくくなるので、内部まで完全に液が浸透するのに時
間がかかり、場合によっては空気が封入されたままにな
ってしまう不都合が生じる。
【0022】本発明のセパレーターのシート保液率は4
00%以上の高度の性能を有する。ここで保液率とは、
30%水酸化カリウム(KOH)水溶液に試料を1時間
浸漬した後取り出し、10分間液滴を自然滴下させた後
の保持された液重量の試料重量に対する比率である。保
液率は、高ければ高い程よく、電池の高容量化、小型化
が可能となる。
00%以上の高度の性能を有する。ここで保液率とは、
30%水酸化カリウム(KOH)水溶液に試料を1時間
浸漬した後取り出し、10分間液滴を自然滴下させた後
の保持された液重量の試料重量に対する比率である。保
液率は、高ければ高い程よく、電池の高容量化、小型化
が可能となる。
【0023】この保液率が300%以下にもなると、電
解液が不足して円滑な電池反応が行なわれず放電容量が
低下するという不都合が生じる。
解液が不足して円滑な電池反応が行なわれず放電容量が
低下するという不都合が生じる。
【0024】また本発明のセパレーターの吸液速度は、
液滴消失速度で5秒以下の高速の吸液性を有する。ここ
で液滴消失速度とは20±2℃,65±2%RHの状態
で24時間放置した試料を水平に床から浮かした状態に
保持し、ここに30%KOH水溶液を0.02cc滴下
して液滴が消失するまでの時間を秒で表したものである
。
液滴消失速度で5秒以下の高速の吸液性を有する。ここ
で液滴消失速度とは20±2℃,65±2%RHの状態
で24時間放置した試料を水平に床から浮かした状態に
保持し、ここに30%KOH水溶液を0.02cc滴下
して液滴が消失するまでの時間を秒で表したものである
。
【0025】この吸液速度が10秒以上ともなると、電
解液の浸透拡散が悪く電池組立時や充電時に空気が封入
されたり、充電時に発生する酸素ガスの透過が悪いなど
、電池性能を低下させるという不都合が生じる。
解液の浸透拡散が悪く電池組立時や充電時に空気が封入
されたり、充電時に発生する酸素ガスの透過が悪いなど
、電池性能を低下させるという不都合が生じる。
【0026】本発明のセパレーターのシートに用いられ
る繊維自体は、多孔質な表面構造と相まってぬれ易く、
繊維自体の保水率は45〜61%と高い。
る繊維自体は、多孔質な表面構造と相まってぬれ易く、
繊維自体の保水率は45〜61%と高い。
【0027】ここで繊維の保水率は以下の方法で算出さ
れた値である。すなわち脱イオン水中に24時間浸漬し
たあと遠心脱水機を用いて3,000rpm ×10分
間、荷重10Gで脱水処理した繊維の重量(W1 )と
、この繊維の乾燥重量(W2 )とを次の式により計算
処理した値である。
れた値である。すなわち脱イオン水中に24時間浸漬し
たあと遠心脱水機を用いて3,000rpm ×10分
間、荷重10Gで脱水処理した繊維の重量(W1 )と
、この繊維の乾燥重量(W2 )とを次の式により計算
処理した値である。
【0028】
保水率=〔(W1 −W2 )/W2 〕×100(%
)従って、通常、本発明でのシートは良好な保液率およ
び吸液速度を有している。しかしながら、繊維をシート
化する際に用いるバインダーの影響や厚さ、密度等の影
響によって、シートの高濃度KOH電解液に対する吸液
速度、保液率が低下する場合がある。
)従って、通常、本発明でのシートは良好な保液率およ
び吸液速度を有している。しかしながら、繊維をシート
化する際に用いるバインダーの影響や厚さ、密度等の影
響によって、シートの高濃度KOH電解液に対する吸液
速度、保液率が低下する場合がある。
【0029】本発明においては、前記混合重合体の繊維
から構成されたシートに、耐アルカリ性の界面活性剤を
所定量含有させることによって、吸液速度及び保液率を
向上させるものである。
から構成されたシートに、耐アルカリ性の界面活性剤を
所定量含有させることによって、吸液速度及び保液率を
向上させるものである。
【0030】本発明において用いる界面活性剤は、耐ア
ルカリ性を有することが必要であり、界面活性剤が電解
液中に溶出し、一部分解された場合に界面活性剤に硫黄
及び窒素を有すると、電解液中に硫酸イオン及び硝酸イ
オンが発生し、電池性能に支障をきたすことより、界面
活性剤中には硫黄及び窒素を含有しないことが必要であ
り、一般式 R−O−(CH2 CH2 O)n CH2 COOM
(式中Rはアルキル基、MはNaまたはK,または水素
)で示されるアルキルエーテルカルボン酸、アルキルエ
ーテルカルボン酸塩などが好ましく用いられる。
ルカリ性を有することが必要であり、界面活性剤が電解
液中に溶出し、一部分解された場合に界面活性剤に硫黄
及び窒素を有すると、電解液中に硫酸イオン及び硝酸イ
オンが発生し、電池性能に支障をきたすことより、界面
活性剤中には硫黄及び窒素を含有しないことが必要であ
り、一般式 R−O−(CH2 CH2 O)n CH2 COOM
(式中Rはアルキル基、MはNaまたはK,または水素
)で示されるアルキルエーテルカルボン酸、アルキルエ
ーテルカルボン酸塩などが好ましく用いられる。
【0031】耐アルカリ性界面活性剤のシートへの付着
量は、未処理のシート全体に対して0.05〜0.5重
量%であることが望ましい。
量は、未処理のシート全体に対して0.05〜0.5重
量%であることが望ましい。
【0032】付着量が0.05重量%未満であると、吸
液速度の顕著な改善効果がなく、また付着量が0.5重
量%を超えると、電解液中への脱落量が多くなるという
不都合が生じる。
液速度の顕著な改善効果がなく、また付着量が0.5重
量%を超えると、電解液中への脱落量が多くなるという
不都合が生じる。
【0033】界面活性剤をシートに付着させる方法とし
ては界面活性剤を水溶液とし、ここにシートを浸漬した
あと乾燥するという方法が一般的に用いられる。
ては界面活性剤を水溶液とし、ここにシートを浸漬した
あと乾燥するという方法が一般的に用いられる。
【0034】シートの厚さが薄い場合、強度上の問題が
起こる。またシート化の方法によっては毛羽が起こり電
池製造において不都合が生じる。そのような場合におい
て、本発明でのシートに、さらにポリビニルアルコール
を含ませることによって、強力及び毛羽の改善ができる
。
起こる。またシート化の方法によっては毛羽が起こり電
池製造において不都合が生じる。そのような場合におい
て、本発明でのシートに、さらにポリビニルアルコール
を含ませることによって、強力及び毛羽の改善ができる
。
【0035】ポリビニルアルコールのシートへの付着量
は、ポリビニルアルコールのけん化度、重合度によって
も異なるが、未処理のシートに対して0.2〜9重量%
であることが望ましい。
は、ポリビニルアルコールのけん化度、重合度によって
も異なるが、未処理のシートに対して0.2〜9重量%
であることが望ましい。
【0036】付着量が0.2重量%未満になると、強力
と毛羽の改善効果がなくまた付着量が9重量%を超える
と電解液中への脱落量が多くなるという不都合が生じる
。
と毛羽の改善効果がなくまた付着量が9重量%を超える
と電解液中への脱落量が多くなるという不都合が生じる
。
【0037】ポリビニルアルコールをシートに付着させ
る方法としては、ポリビニルアルコールを水溶液とし、
界面活性剤と併用、または単独でシートを浸漬したあと
乾燥するという方法が一般的に用いられる。
る方法としては、ポリビニルアルコールを水溶液とし、
界面活性剤と併用、または単独でシートを浸漬したあと
乾燥するという方法が一般的に用いられる。
【0038】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
る。
【0039】なお、実施例中の試験方法は下記の通りで
ある。
ある。
【0040】耐アルカリ性: KOH30%水溶液中
でセパレーターを1時間常圧煮沸処理した後の重量減少
率(%)。
でセパレーターを1時間常圧煮沸処理した後の重量減少
率(%)。
【0041】なお、試料の秤量は、温度20±2℃、相
対湿度65±2%の状態で24時間静置した後に行った
。
対湿度65±2%の状態で24時間静置した後に行った
。
【0042】耐酸化性: 50g/lの過マンガン酸
カリウムと35g/lのKOHを含む水溶液に試料を浸
漬して1時間煮沸した後アルカリ分を充分水洗し、つい
で希シュウ酸に浸漬して茶褐色の二酸化マンガンを溶解
除去する。この後さらに充分水洗して乾燥し、試料の重
量減少率(%)を求めた。試料の秤量は、温度20±2
℃、相対湿度65±2%の状態で24時間放置した後に
行った。
カリウムと35g/lのKOHを含む水溶液に試料を浸
漬して1時間煮沸した後アルカリ分を充分水洗し、つい
で希シュウ酸に浸漬して茶褐色の二酸化マンガンを溶解
除去する。この後さらに充分水洗して乾燥し、試料の重
量減少率(%)を求めた。試料の秤量は、温度20±2
℃、相対湿度65±2%の状態で24時間放置した後に
行った。
【0043】吸液速度及び保液率: 前記に説明した
方法によって調べた。
方法によって調べた。
【0044】電気抵抗: JIS−C−2313−1
973、第5,2,4項 電気抵抗試験方法に準じて
測定した。なお、液には、比重1.25±0.02(2
0℃)のKOH溶液を用いた。
973、第5,2,4項 電気抵抗試験方法に準じて
測定した。なお、液には、比重1.25±0.02(2
0℃)のKOH溶液を用いた。
【0045】実施例1
PSFとPVCとポリメチルメタクリレート(PMMA
)とを30:20:50の重量比で含む混合重合体より
なる繊度0.9デニール、長さ4mmの繊維80重量%
とポリエチレンフィブリルよりなるバインダー繊維20
重量%とを用いて、目付50g/m2、厚さ0.2mm
の湿式不織布を抄造した。
)とを30:20:50の重量比で含む混合重合体より
なる繊度0.9デニール、長さ4mmの繊維80重量%
とポリエチレンフィブリルよりなるバインダー繊維20
重量%とを用いて、目付50g/m2、厚さ0.2mm
の湿式不織布を抄造した。
【0046】ついでこの不織布をカルボキシル化ポリオ
キシエチレンラウリルエーテルナトリウムの0.1%水
溶液に浸漬し圧搾ローラで含液率150%に絞ったあと
、シリンダー乾燥機で乾燥してシートとした。このシー
ト中に付着されたカルボキシル化ポリオキシエチレンラ
ウリルエーテルナトリウムの量はシートに対して0.1
5重量%であった。このシートは吸液速度1秒、保液率
518%であり、未処理シートが吸液速度120秒以上
、吸液率220%であることより、この界面活性剤付着
処理により電池用セパレーターの吸液能及び保液能を改
善できることを確認した。また、このセパレーターを約
1箇月間30%KOH水溶液中に浸漬して、その変化を
観察したがこのセパレーターは強アルカリ液中に長時間
浸漬されても変化せず、さらにこのセパレーターをKO
H水溶液より取り出して乾かした後の吸液率も初期の吸
液率と同等であり吸液性が低下しないことを確認した。
キシエチレンラウリルエーテルナトリウムの0.1%水
溶液に浸漬し圧搾ローラで含液率150%に絞ったあと
、シリンダー乾燥機で乾燥してシートとした。このシー
ト中に付着されたカルボキシル化ポリオキシエチレンラ
ウリルエーテルナトリウムの量はシートに対して0.1
5重量%であった。このシートは吸液速度1秒、保液率
518%であり、未処理シートが吸液速度120秒以上
、吸液率220%であることより、この界面活性剤付着
処理により電池用セパレーターの吸液能及び保液能を改
善できることを確認した。また、このセパレーターを約
1箇月間30%KOH水溶液中に浸漬して、その変化を
観察したがこのセパレーターは強アルカリ液中に長時間
浸漬されても変化せず、さらにこのセパレーターをKO
H水溶液より取り出して乾かした後の吸液率も初期の吸
液率と同等であり吸液性が低下しないことを確認した。
【0047】実施例2
実施例1で作成したと同じ不織布にカルボキシル化ポリ
オキシエチレンラウリルエーテルナトリウムの濃度を変
えて付着量が異なるセパレーターを各種作成した。
オキシエチレンラウリルエーテルナトリウムの濃度を変
えて付着量が異なるセパレーターを各種作成した。
【0048】これらセパレーターについて、吸液速度、
保液率、電気抵抗及び30%KOH水溶液洗浄後の重量
減少を調べたところ表1に示すようにカルボキシル化ポ
リオキシエチレンラウリルエーテルナトリウムの付着量
は0.05〜0.5重量%の範囲が良好であることが判
明した。
保液率、電気抵抗及び30%KOH水溶液洗浄後の重量
減少を調べたところ表1に示すようにカルボキシル化ポ
リオキシエチレンラウリルエーテルナトリウムの付着量
は0.05〜0.5重量%の範囲が良好であることが判
明した。
【0049】
【表1】
【0050】実施例3
実施例1で作成したと同じ不織布にカルボキシル化ポリ
オキシエチレントリデシルエーテルナトリウム及びカル
ボキシル化ポリオキシエチレンラウリルエーテルを用い
て実施例2と同様の付着処理を行った。
オキシエチレントリデシルエーテルナトリウム及びカル
ボキシル化ポリオキシエチレンラウリルエーテルを用い
て実施例2と同様の付着処理を行った。
【0051】この結果、これらの界面活性剤を用いても
実施例2と同様の効果の得られることが確認できた。
実施例2と同様の効果の得られることが確認できた。
【0052】実施例4
実施例1で作成したと同じ不織布に、カルボキシル化ポ
リオキシエチレンウラリルエーテルナトリウム及びポリ
ビニルアルコール(PVA)の濃度を変えて、付着量が
異なるセパレーターを各種作成した。
リオキシエチレンウラリルエーテルナトリウム及びポリ
ビニルアルコール(PVA)の濃度を変えて、付着量が
異なるセパレーターを各種作成した。
【0053】これらセパレーターについて、吸液速度、
保液率及び強力を調べたところ、表2に示すようにカル
ボキシル化ポリオキシエチレンラウリルエーテルナトリ
ウム及びPVAの付着量がそれぞれ0.05〜0.5重
量%、0.2〜9重量%の範囲で良好であることが判明
した。
保液率及び強力を調べたところ、表2に示すようにカル
ボキシル化ポリオキシエチレンラウリルエーテルナトリ
ウム及びPVAの付着量がそれぞれ0.05〜0.5重
量%、0.2〜9重量%の範囲で良好であることが判明
した。
【0054】
【表2】
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電池用セパ
レーターは、優れた吸液性を有し、かつ高度の保液能を
有することにより、液中での電気抵抗が低く電池の放電
容量を向上できる。また充電時に発生するガスの透過性
が良好で密閉型電池の充電時の内圧上昇事故を確実に防
止し得るものとなる。しかも本発明の電池用セパレータ
ーは耐酸化性に優れるので、寿命が長く、自己放電の少
ない高性能電池を構成することができる。
レーターは、優れた吸液性を有し、かつ高度の保液能を
有することにより、液中での電気抵抗が低く電池の放電
容量を向上できる。また充電時に発生するガスの透過性
が良好で密閉型電池の充電時の内圧上昇事故を確実に防
止し得るものとなる。しかも本発明の電池用セパレータ
ーは耐酸化性に優れるので、寿命が長く、自己放電の少
ない高性能電池を構成することができる。
【0056】さらに電池用セパレーターとしてのシート
の強力と毛羽の改善もできるものである。
の強力と毛羽の改善もできるものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリスルフォン及び/又はポリエーテ
ルスルフォン15〜40重量%、ポリ塩化ビニル20〜
40重量%及びメタクリル酸エステル系重合体20〜6
5重量%との混合重合体よりなる繊維を主体として構成
され、かつ硫黄及び窒素を有しない耐アルカリ性界面活
性剤を0.05〜0.5重量%付着させたシートからな
る電池用セパレーター。 - 【請求項2】 シートが更にポリビニルアルコールを
0.2〜9重量%付着させたシートである請求項1記載
の電池用セパレーター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3018064A JPH04255666A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 電池用セパレーター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3018064A JPH04255666A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 電池用セパレーター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04255666A true JPH04255666A (ja) | 1992-09-10 |
Family
ID=11961255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3018064A Pending JPH04255666A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 電池用セパレーター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04255666A (ja) |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP3018064A patent/JPH04255666A/ja active Pending
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