JPH0425599Y2 - - Google Patents

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JPH0425599Y2
JPH0425599Y2 JP18117987U JP18117987U JPH0425599Y2 JP H0425599 Y2 JPH0425599 Y2 JP H0425599Y2 JP 18117987 U JP18117987 U JP 18117987U JP 18117987 U JP18117987 U JP 18117987U JP H0425599 Y2 JPH0425599 Y2 JP H0425599Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、バルブ、ストレーナ、T継手、フラ
ンジ等の配管部材、ないしは保温ボツクスの開閉
部分、天幕の開閉部分や自動車幌の開閉窓を被覆
することによつて保温あるいは断熱等その温度維
持のために用いられる断熱被覆用マツトの固定具
にかかわるもので、とくにこうした断熱施工作業
を簡単にかつ低コストで行なえるようにした断熱
被覆用マツトの固定具に関するものである。
[従来の技術] 上述のような断熱被覆用マツトにより所要の被
断熱施工部分、たとえば配管を断熱施工する場合
には、従来は縫製マツト使用していた。この縫製
マツトは、少なくとも一端が開口した筒状の外装
材に断熱材マツトを詰めその開口部を縫い合わせ
てなるものであり、配管部材への装着に先立つて
縫製機械のある工場においてあらかじめ縫製する
ものである。
しかしながら、バルブその他の配管部材は各メ
ーカーごとに、あるいは同一メーカーであつても
種類や形式ごとに形状や寸法が異なるのが普通で
あり、一律に製造することができないという事情
に加え、現場においては縫製を行なうことができ
ないため、あらかじめ現場に出向いて各配管部材
の寸法を測定し、専用のマツトを縫製したのち、
再び現場に出向いて被覆作業を行なわなければな
らず、準備に手間がかかつて面倒であり、コスト
が高いなるという問題があつた。
また、縫製による縫目はこれを解くことが容易
でない上、上述のように現場において縫製を行な
うことができないことから、断熱材マツトの交換
の必要が生じても容易には交換し得ないという問
題もあつた。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は以上のような事情に鑑み、何度も作業
現場に出向く必要がなく、該作業現場においてバ
ルブその他の配管部材ないしは他の被断熱施工部
分の形状や大きさに合わせて、断熱材およびこの
断熱材を被覆している被覆材を適宜の形状や大き
さに作成可能とすることにより、断熱施工作業現
場において融通性をもつて被覆作業を行なえるよ
うにするとともに、内部の断熱材あるいは他の部
材の交換も容易とし、かつ低コストで断熱施工作
業を実施することが可能な断熱被覆用マツトの固
定具を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] すなわち本考案は、板状の頭部およびこの頭部
に立設した針状部を有するスピンドル鋲と、上記
針状部と係合する貫通孔を形成する抜け止め片を
有する抜け止め用の板部とを有し、この抜け止め
用の板部と上記頭部との間に断熱被覆用マツトを
挟んで固定するようにした断熱被覆用マツトの固
定具であつて、前記抜け止め用の板部と前記断熱
被覆用マツトとの間に緊締用紐材を掛け止めるこ
とができるような掛け止め用部分を形成し、断熱
被覆用マツトにより所望の被断熱施工部分を覆
い、当該固定具間に緊締用紐材を緊締することに
よつて断熱被覆用マツトによる被覆を完了し、断
熱施工することができるようにしたことを特徴と
する断熱被覆用マツトの固定具である。
[作用] 本考案においては、任意の大きさおよび形状の
断熱材を有する構成の断熱被覆用マツトを、バル
ブなど配管系の各部分に応じて構成裁断し、この
断熱被覆用マツトと本考案による固定具との間に
掛け止め用空隙部などの掛け止め用部分を形成し
た状態でこの固定具の複数個を用いて上記断熱被
覆用マツトの任意の箇所を所定数固定して固定具
付き断熱被覆用マツトを構成し、この固定具付き
断熱被覆用マツトにより所定の被断熱施工部分を
覆い、これら固定具間に別途準備した緊締用紐材
を掛け止めることにより開閉可能な状態に上記断
熱被覆用マツトを緊締するようにするものであ
る。
したがつて、バルブ等の配管系の部分の形状や
大きさに応じて断熱被覆用マツトを準備し、固定
具および緊締用紐材により開閉可能に被覆緊締す
ればよく、余計なコストおよび手間をかけること
なく断熱施工作業を行なうことが可能である。
[実施例] つぎに、本考案の一実施例を第1図ないし第1
0図にもとづき説明する。
第1図ないし第3図は、一般的な断熱被覆用マ
ツトを構成するための素材の構成組合せを示すも
ので、第1図は断熱材1と被覆材としての外装材
2との組合せによる断熱被覆用マツト3を示す斜
視図、第2図は断熱材1とこの断熱材1に一体加
工した他の被覆材としての被覆フイルム4との組
合せによる他の断熱被覆用マツト5を示す斜視
図、第3図は上記被覆材として外装材2および被
覆フイルム4を採用した場合であり、上記断熱被
覆用マツト5を上記外装材2により覆うように構
成したさらに他の断熱被覆用マツト6を示す斜視
図である。
上記断熱材1はガラスウールその他の比較的小
さな熱伝導度を有する断熱用の材料であつて、所
定の厚みおよび大きさを有するものを準備し、施
工現場において被断熱施工部分の大きさ、あるい
は形状に応じて任意の大きさに切断できるものと
する。
また、上記外装材2は、ナイロン等の繊維から
なる布の表面に、無数のミクロ孔を有する多孔質
樹脂被膜を形成したものであり、この樹脂被膜の
ミクロ孔は湿気のみを通し水を通さない程度のも
のであつて、これにより外装材2に透湿防水性能
を付与している。なお、この外装材2は雨具等の
素材として市販されている布を用いて補強し、適
度の弾力性および強度を付与するようにしてもよ
く、さらに耐熱シリコンを塗布したガラスクロス
製のシートから構成してもよく、断熱施工する配
管系の部位その他被断熱施工部分に応じた材質を
選択するものとする。また、この外装材2は長尺
状のシートとしてロール状に巻いたものを準備
し、必要に応じて適宜使用するものとする。
さらに、上記被覆フイルム4は、ガラスクロ
ス、アルミ・ガラスクロス、シリコンガラスクロ
スなど通常は上記外装材2より薄い材料を断熱材
1に直接に糊付けや成形加工により単独あるいは
複合して一体としたフイルム状の材料であつて、
断熱材1の表面あるいは裏面の少なくとも一方の
面に設けるものとする。
本考案による固定具とともに使用する断熱被覆
用マツトとしては、上記断熱被覆用マツト3,
5,6のいずれの断熱被覆用マツトも使用可能で
あつて、配管系その他断熱施工を行なう被断熱施
工部分の特質、周囲の環境等に応じて適切なもの
を選択して使用するものとする。たとえば、一般
的には断熱被覆用マツト3を使用する場合が多い
が、比較的耐候性を必要とせず、コストを低下さ
せたいときには断熱被覆用マツト5が好適で、屋
外や外部環境がきびしく場合には断熱被覆用マツ
ト6を用いることができる。
しかして以下の説明の便のために、第1図に示
した断熱被覆用マツト3を使用してバルブなどの
配管系を断熱施工する場合を例に取ることとす
る。すなわち、第4図に示すように、断熱施工し
て被覆すべき配管系内のバルブ等の形状および大
きさに応じて断熱材1および外装材2を裁断した
上で、断熱材1および外装材2を互いに重ね合わ
せることにより断熱被覆用マツト3とする。
しかしてのちに、断熱被覆用マツト3の余分な
側部および上下の部分、計四側端部を折りたたん
で、本考案の固定具、たとえば第5図および第6
図に示すような抜け止め具8を用いて互いに一体
とする。もちろん断熱材1の大きさと外装材2の
それとが全く同一であれば折りたたむ必要はない
が、通常は外装材2の方を大きく形成することが
望ましい。なお、外装材2の側端部を折りたたむ
ときに断熱材1の側端部も一緒に折りたたみ、上
記抜け止め具8により両材の側端部を折りたたん
だ状態で固定することもできる。
上記抜け止め具8は第6図に示すように、抜け
止め用の板部としての円板9と、キヤツプ10
と、補助環から形成したスペーサ11と、スピン
ドル鋲12とから構成してある。すなわち、円板
9は第5図に示すように、その中心に小径の貫通
孔13を形成し、この貫通孔13から外方に向う
五本の切込み14を等角度間隔に形成してある。
これらの切込14により区切られてなる抜け止め
片15を第6図に示すように円板9の一方でドー
ム状に膨出させ、さらにその外方をキヤツプ10
により覆つてある。上記スピンドル鋲12は円板
状あるいは矩形状等任意の形状の頭部16とその
中央部に立設した針状部17とを有するもので、
針状部17を上記貫通孔13に挿入してその間に
外装材2および断熱材1、すなわち断熱被覆用マ
ツト3を挾持するものである。
このような抜け止め具8を用いて断熱被覆用マ
ツト3の所定個所を固定し、第7図および第8図
に示すような固定具付き断熱被覆用マツト18を
構成する。
すなわち、第7図は、この固定具付き断熱被覆
用マツト18の外装材2側から見た斜視図、第8
図は固定具付き断熱被覆用マツト18の反対側す
なわち断熱材1側から見た斜視図である。
上記外装2との断熱材1とを一体に固定するに
あたつては、折りたたんだ外装材2の端部に上記
抜け止め具8を固定するものであり、必要なら
ば、固定具付き断熱被覆用マツト18の中央を横
断する任意の固定用紐材19の端部を外装材2お
よび断熱材1とともに抜け止め具8により固定す
ることによつて固定具付き断熱被覆用マツト18
がその所定幅を維持できるようにしてもよい。も
ちろん、この固定用紐材19はこれを複数個設け
ることもできるとともに、ワイヤあるいは所定幅
を有する布材など(ともに図示略)任意の紐材を
用いてもよい。
なお、第6図に示すように、上記抜け止め具8
はスペーサ11によりその高さ分だけ、すなわち
円板9の底部とスペーサ11の底部との間に掛け
止め用部分として掛け止め用空隙部Sを形成して
あり、固定用紐19と同材料あるいはワイヤその
他任意の材料による緊締用紐材20を掛け止める
ことができるだけの空隙を形成するものとする。
また、上記固定用紐材19を用いて断熱被覆用
マツト18を所定幅あるいは所定形状に維持する
ためだけであれば、上記スペーサ11等による掛
け止め用部分(掛け止め用空隙部S)はこれを形
成する必要はないものであることはもちろんであ
る。
つぎに第9図および第10図に示すように、断
熱施工の対象となる配管系のたとえばパイプPの
連結部分に配設したバルブBの部分を下から覆
い、その軸部Aを、あるいは必要であれば外装材
2を長く形成してそのハンドル部Hまでを覆うよ
うに上記固定具付き断熱被覆用マツト18を位置
させ、複数の抜け止め具8の間に緊締用紐材20
を任意の形態で掛け止めることにより固定具付き
断熱被覆用マツト18の開放部分を閉鎖するもの
とする。かくして、断熱被覆用マツト3ないし固
定具付き断熱被覆用マツト18全体がバルブBを
覆うこととなつて被覆を完了し断熱施工を終了す
る。
こうした断熱被覆用マツトの固定具、およびこ
の方法に使用する固定具付き断熱被覆用マツト1
8を用いれば、断熱施工を行なうべき各種のバル
ブBおよびパイプPの形状や大きさに応じて外装
材2および断熱材1さらに固定具付き断熱被覆用
マツト18を作業現場において準備することがで
き、しかもその際の寸法調整も容易である。した
がつて、従来のように縫製工場において一々縫製
する必要がないため断熱施工作業の準備を簡略化
でき、コストを低減させることができるととも
に、バルブB等の保守点検時に緊締用紐材20を
解くことにより固定具付き断熱被覆用マツト18
を開放することができ、かつ抜け止め具8を取り
外す、あるいはその針状部17を切断することに
より断熱被覆用マツト3を解体することによつて
断熱材1を必要に応じて交換することも容易であ
る。
なお、上述の実施例においては、抜け止め具8
による断熱被覆用マツト3の固定状態は第11図
の断面図に示すように、抜け止め具8のスペーサ
11により、掛け止め用部分として掛け止め用空
隙部Sを形成したものであるが、本考案において
はこれに限定されず、第12図および第13図に
示すような実施例を採用することもできる。
すなわち、第12図に示す他の実施例は、抜け
止め具8のキヤツプ10そのものに緊締用紐材2
0を掛け止めるための掛け止め用部分としてフツ
ク部29Aを形成した抜け止め具8Aである。
この抜け止め具8Aによれば、緊締用紐材20
をフツチ部29Aに掛け止めることにより前述と
同様な断熱被覆用マツト3の緊締作業を行なうこ
とができるものであるが、スペーサ11を省略し
た分だけ抜け止め具8A全体を低くすることが可
能なため、全体をかさばらせずに断熱施工するこ
とができることとなる。
次に、第13図に示すさらに他の実施例による
抜け止め具8Bにおいては、スペーサ11の部分
にキヤツプ10の周縁部から突出するように掛け
止め用部分としてフツク部29Bを設けてあり、
このフツク部29Bに緊締用紐材20を掛け止め
て前述と同様に断熱施工作業を行なうものであ
る。
またこの抜け止め具8Bによれば、フツク部2
9Bを作業者に明示することが可能であり、確実
な掛け止め作業を期待することができる。
なお、本考案による固定具を用いて行なう断熱
施工の対象となるものは、上述の例に限定され
ず、バルブ、ストレーナ、T継手、フランジ等の
配管部材はもちろんのことであるが、保温ボツク
スの開閉部分、天幕の開閉部分や自動車幌の開閉
窓などにも応用することが可能であり、さらには
複数枚の断熱被覆用マツトを結合することにより
断熱施工を行なうことも可能で、このときにはそ
れぞれの断熱被覆マツトの間を当該固定具で固定
連結するものとする。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の固定具によれ
ば、断熱被覆用マツトの必要部分にこれを取りつ
けるとにより、固定具付き断熱被覆用マツトを構
成することができるので、従来のように寸法を計
測したのち縫製工場においてあらかじめ縫製した
断熱被覆用マツトを準備する必要がなく、現場の
状況に応じて各部の寸法調整が可能な融通性の高
い断熱施工を行なうことができるとともに、また
上記固定具部分に掛け止め用部分を形成したの
で、緊締用の紐材をここに掛け止めることによる
作業性の向上からコストダウンも期待でき、しか
も配管系等の保守点検時においても断熱被覆用マ
ツトおよび緊締用紐材などの緊締手段を再使用で
き、必要に応じて断熱材のみを任意のものと交換
することも容易である。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案を説明するもので、第1図は断熱
被覆用マツト3の斜視図、第2図は他の断熱被覆
用マツト5の斜視図、第3図はさらに他の断熱被
覆用マツト6の斜視図、第4図は断熱被覆用マツ
ト3の断熱材1側から見た平面図、第5図は本考
案の一実施例による抜け止め片8の円板9の平面
図、第6図は抜け止め具8の一部切欠き側面図、
第7図は固定具付き断熱被覆用マツト18の外装
材2側から見た斜視図、第8図は固定具付き断熱
被覆用マツト18の断熱材1側から見た斜視図、
第9図は固定具付き断熱被覆用マツト18をバル
ブBに被覆した状態の断面図、第10図は同、斜
視図、第11図は抜け止め具8を断熱被覆用マツ
ト3に取り付けた状態の概略断面図、第12図は
本考案の他の実施例による抜け止め具8Aを断熱
被覆用マツト3に取り付けた状態の概略断面図、
第13図は本考案のさらに他の実施例による抜け
止め具8Bを断熱被覆用マツト3に取り付けた状
態の概略断面図である。 1……断熱材、2……外装材、3……断熱被覆
用マツト、4……被覆フイルム、5……他の断熱
被覆用マツト、6……さらに他の断熱被覆用マツ
ト、8,8A,8B……抜け止め具(固定具)、
9……円板(抜け止め用板部)、10……キヤツ
プ、11……スペーサ(補助環)、12……スピ
ンドル鋲、13……貫通孔、14……切込み、1
5……抜け止め片、16……頭部、17……針状
部、18……固定具付き断熱被覆用マツト、19
……固定用紐材、20……緊締用紐材、29A,
29B……フツク部、B……バルブ、P……パイ
プ、A……軸部、H……ハンドル部、S……掛け
止め用空隙部(掛け止め用部分)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 板状の頭部およびこの頭部に立設した針状部
    を有するスピンドル鋲と、上記針状部と係合す
    る貫通孔を形成する抜け止め片を有する抜け止
    め用の板部とを有し、この抜け止め用の板部と
    上記頭部との間に断熱被覆用マツトを挟んで固
    定するようにした断熱被覆用マツトの固定具で
    あつて、 前記抜け止め用の板部と前記断熱被覆用マツ
    トとの間に緊締用紐材を掛け止めることができ
    るような掛け止め用部分を形成したことを特徴
    とする断熱被覆用マツトの固定具。 (2) 前記掛け止め用部分は、前記固定具と前記断
    熱被覆用マツトとの間にスペースを設けること
    によりこれを形成した実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の断熱被覆用マツトの固定具。 (3) 前記掛け止め用部分は、前記固定具にフツク
    部を形成することによりこれを形成した実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の断熱被覆用マ
    ツトの固定具。 (4) 前記掛け止め用部分は、前記固定具と前記断
    熱被覆用マツトとの間に設けたスペーサにフツ
    ク部を形成することによりこれを形成した実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載の断熱被覆用
    マツトの固定具。
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