JPH0425601Y2 - - Google Patents

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JPH0425601Y2
JPH0425601Y2 JP13612388U JP13612388U JPH0425601Y2 JP H0425601 Y2 JPH0425601 Y2 JP H0425601Y2 JP 13612388 U JP13612388 U JP 13612388U JP 13612388 U JP13612388 U JP 13612388U JP H0425601 Y2 JPH0425601 Y2 JP H0425601Y2
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heat
crystallized glass
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square
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本考案は、直角定規に関する。 [従来の技術] 直角定規は各種工作機械の直角度の測定、三次
元測定機の直角度測定、各種XYステージの直角
度測定用に用いられるものである。 例えば、日本工業規格であるJISB7526には直
角定規の細目が取り決められている。そして、こ
のJISB7526で規定されている機械的剛性に優れ
る鋼鉄製直角定規は比較的に低価格であることも
手伝つて広く使用されている。 しかしながら、この鋼鉄製直角定規は熱膨張係
数が大きいことから、直角度が温度変化とともに
容易に変化してしまうことから鋼鉄に代えて、ア
ルミナセラミクス、石等の熱膨張係数が小さい構
成材料を用いる直角定規が各種製造販売されてい
る。 下表に、これら構成材料の物性比較表を示す。
【表】 ここで、単位は熱膨張係数が×10-7/℃、熱伝
導率がKcal/m・h・℃、比重がg/cm3、ビツ
カース硬度がKg/mm2、ヤング率が×10-6Kg/cm2
である。 上表からアルミナセラミクス、石の方が鋼より
も、熱膨張係数並びに熱伝導率が小さく直角定規
の構成材料として適していることが分かる。 一方、常用使用温度における熱膨張係数が実質
的にゼロである耐熱結晶化ガラスは、特許公報昭
39−21049の『透明な低膨張性結晶物の製造方法』
ならびに、特許公報昭40−20182の『低膨張性結
晶物の製造方法』において公知にされている。 この耐熱結晶化ガラスはジルコニア等の結晶核
形成材を含む特殊組成のガラスを溶解、成形した
後に熱処理をして熱膨張係数の極めて小さい微結
晶を析出して得られるものである。 [本考案が解決しようとする課題] 次に、第1図は直角定規の温度変形を測定する
様子を表した図である。第1図において所定の平
面度を有した定盤2の平面上に短片1Bと長片1
Aとを有する直角定規1が図示のように置かれた
後に、短片1Bを定盤2上に固定する。次に、短
片1Bと長片1Aとが交叉する箇所を図示のよう
に押え、つまり通常に使用される状態にして、長
片1Aの上端部と下端部とにダイアルゲージ3を
押し当てて、上端部と下端部との差を測定して、
手から伝導される体温による変形量を測定する。 [本考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような測定を、上述のアル
ミナセラミクスと石を構成材料とする直角定規に
ついて行なう場合に、例えば、許容値が2μm(ミ
クロン)以下の超高精度とする場合には、いづれ
の構成材料の直角定規も使用出来ないという問題
点があつた。 したがつて、本考案の直角定規は上述の問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、超高精度の直角度を有する直角定規を提
供することにある。 「課題を解決するための手段」 上述した問題点を解決し、課題を達成するため
に種々の検討を構成の材質上から行つた結果、直
角定規の構成材料として先記した耐熱結晶化ガラ
スを用いることにより、上述した問題点を解決で
きることを見出した。 すなわち、長片と短片とを備えてなる直角定規
において、常用使用温度における熱膨張係数が15
×10-7/℃以下であり、主成分としてSiO2,Al2
O3,Li2O,P2O5,TiO2,ZrO2、及びアルカリ
金属酸化物を含有するガラスを再加熱することに
よつて得られる耐熱結晶化ガラスを構成材料とし
て用いる。 [作用] そして、本考案は前記の構成により、常用使用
温度における直角度が超高精度で保証される。 [実施例] 以下に本考案を好適な実施例に基づいて詳細に
説明する。次頁の表は耐熱結晶化ガラスの物性を
表した物性表である。次頁表において、夫々の単
位は前表と同一である。
【表】 さらに、上表に記載された以外に、化学的性質
である、耐酸性と耐アルカリ性にも耐熱結晶化ガ
ラスは優れていることが判明している。 前頁の表から分かるように、特に熱膨張係数に
優れており、透明外観を有する耐熱結晶化ガラス
においては、むしろ熱膨張係数は負の値となる上
に、熱膨張係数が小さいことから超高精度の直角
定規の構成材料として理想的であることが分か
る。 このような特性を有する耐熱結晶化ガラスはキ
ヤステングあるいはローリング方法により成形さ
れたブランクから、所定の形状に粗加工された素
材として供給される。 以上の耐熱結晶化ガラスは次のようにして製造
される。まず、SiO2,Al2O3,Li2O,P2O5,
TiO2,ZrO2、及びアルカリ金属酸化物を主成分
として含有するガラスをキヤステイング、または
ローリング法によつて成形する。次いで、このガ
ラスを約650〜800℃に加熱して結晶化を開始させ
た後、約800〜900℃の温度で適当な時間保持する
ことによつて、ユークリプタイト(Li2O・Al2
O3・2SiO2)が主結晶として析出した透明な耐熱
結晶化ガラスが得られる。 また、上記組成のガラスを加熱して結晶化を開
始させた後、900〜1300℃で適当な時間保持する
と、ユークリプタイトに代わつてβ−スポジユメ
ン(Li2O・Al2O3・4SiO2)が主結晶として析出
し、白色の耐熱結晶化ガラスが得られる。 次に、素材をダイアモンドホイールを備える平
面研削盤により研削加工し、最後にダイアモンド
ペイストを使用して使用面つまり直角面のラツプ
仕上げをして精度出しを行なう。この研削とラツ
プ仕上げ工程においても、耐熱結晶化ガラスは加
工熱の影響を全く受けることが無いので、超高精
度を容易に得ることができる。 しかしながら、耐熱結晶化ガラスのヤング率は
鋼のそれよりも小さいので、耐熱結晶化ガラス製
の直角定規と、鋼鉄製、あるいはアルミナセラミ
クス製の直角定規の外観形状寸法は夫々が当然異
なることになる。 第2図a,b,cは夫々異なる構成材料のL形
直角定規の呼び寸法200の横断面図を示したもの
であるが、第2図aは耐熱結晶化ガラスを構成材
料としてJISB7526の鋼製のものと略同寸法とし、
また第2図bはJISB7526の指定寸法とし、そし
て第2図cは、現在市販されているアルミナセラ
ミクスを構成材料とする場合を夫々示している。 図示の断面寸法と夫々の材料の断面2次モーメ
ントIについて計算した結果、耐熱結晶化ガラス
の場合は3413、鋼の場合は3916、またアルミナセ
ラミクスの場合には2028の値を夫々得た。この断
面二次モーメントIにより夫々のヤング率に基づ
き耐熱結晶化ガラスの機械的変形量を求めると
2.52μmとなる。 この結果に基づいて、JISの剛性を判断する方
法である長片の先端に250gfの外力を加えた時の
実験変形量は、耐熱結晶化ガラスが2.9μmの結果
を得た。 この結果より、耐熱結晶化ガラスの場合には鋼
の場合よりも、大きな寸法が必要であることが判
明し、幅を35mm、厚さを15mmにとり、Iを5874に
することで、許容範囲の2μm以内の剛性を確保す
ることができることが分かり、試作器の製作後に
測定したところ、略同様の測定結果を得た。 一方、前述の温度変形の測定も行なつたところ
耐熱結晶化ガラスの場合には3分後にもゼロであ
つたが、鋼製(SK3焼入)場合には9μm、またア
ルミナセラミクスの場合には3.5μmの温度変形を
測定した。 [考案の効果] 本考案に係る直角定規用は以上説明したように
構成されているので、超高精度の直角度を有する
直角定規を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は直角定規の温度変形を測定する様子を
表した図、第2図a,b,cは夫々異なる構成材
料の直角定規の横断面図である。 図中、1……直角定規、1A……長片、1B…
…短片、2……定盤、3……ダイアルゲージであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長片と短片とを備えてなる直角定規において、
    常用使用温度における熱膨張係数が15×10-7/℃
    以下であり、主成分としてSiO2,Al2O3,Li2O,
    P2O5,TiO2,ZrO2、及びアルカリ金属酸化物を
    含有するガラスを再加熱することによつて得られ
    る耐熱結晶化ガラスを構成材料としてなることを
    特徴とする直角定規。
JP13612388U 1988-10-20 1988-10-20 Expired JPH0425601Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13612388U JPH0425601Y2 (ja) 1988-10-20 1988-10-20

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Publication Number Publication Date
JPH0257005U JPH0257005U (ja) 1990-04-25
JPH0425601Y2 true JPH0425601Y2 (ja) 1992-06-19

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JP4554778B2 (ja) * 2000-07-18 2010-09-29 パナソニック株式会社 機差検定方法およびプラズマディスプレイパネルの製造方法

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JPH0257005U (ja) 1990-04-25

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