JPH0425613B2 - - Google Patents
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- JPH0425613B2 JPH0425613B2 JP59036032A JP3603284A JPH0425613B2 JP H0425613 B2 JPH0425613 B2 JP H0425613B2 JP 59036032 A JP59036032 A JP 59036032A JP 3603284 A JP3603284 A JP 3603284A JP H0425613 B2 JPH0425613 B2 JP H0425613B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- objective lens
- spring
- leaf spring
- vibration
- vibration absorbing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0925—Electromechanical actuators for lens positioning
- G11B7/0932—Details of sprung supports
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は光デイスク等の対物レンズを光軸方向
に駆動する駆動装置に係り、等に光軸に対し直角
な方向の振動を抑制するのに好適な対物レンズ駆
動装置に関する。
に駆動する駆動装置に係り、等に光軸に対し直角
な方向の振動を抑制するのに好適な対物レンズ駆
動装置に関する。
対物レンズを光軸方向のみに駆動する対物レン
ズ駆動装置は、例えば特開昭57−117133号公報や
特開昭58−85939号公報に開示されているように、
うず巻き状板ばねで対物レンズが固定されている
鏡筒を支持している。そして、このうず巻き状ば
ねに振動吸収作用を持つ弾性部材を接合して、対
物レンズの光軸方向およびそれに直角方向の振動
を低減し、焦点合わせおよびトラツク位置決め精
度を向上させている。ところが、うず巻き状の板
ばねの場合、光軸方向の駆動力と変位の関係は非
線形性が強く、焦点合わせ制御の低周波領域のゲ
インが光軸方向の位置によつて大きく変動してし
まう問題がある。
ズ駆動装置は、例えば特開昭57−117133号公報や
特開昭58−85939号公報に開示されているように、
うず巻き状板ばねで対物レンズが固定されている
鏡筒を支持している。そして、このうず巻き状ば
ねに振動吸収作用を持つ弾性部材を接合して、対
物レンズの光軸方向およびそれに直角方向の振動
を低減し、焦点合わせおよびトラツク位置決め精
度を向上させている。ところが、うず巻き状の板
ばねの場合、光軸方向の駆動力と変位の関係は非
線形性が強く、焦点合わせ制御の低周波領域のゲ
インが光軸方向の位置によつて大きく変動してし
まう問題がある。
一方、ばね形状をうず巻状にかわり、例えば特
開昭58−168021号公報に開示されているように細
長い直線状の板ばねにしたものがある。このよう
にした場合、光軸方向の駆動力と変位の関係は線
形に近くなり、うず巻状の板ばねに比べ改善され
る。ところが、この細長い直線状の板ばねを使用
してヘツドを組立て、対物レンズのトラツク方向
(トラツク位置決め方向)振巾の周波数特性を測
定したところ、ゴム等の振動吸収部材が接合され
ていない場合は、トラツキング誤差は2500Hz付近
と3800Hz付近に大きなピークが発生し、ゴム等の
振動吸収部材を接合した場合は、トラツキング誤
差は3800Hz付近に大きなピークが発生した。3800
Hzの振動はトラツク方向を向いたばねの一方が伸
び、他方が縮むモードの振動である。この振動に
対しては振動吸収部材を板ばね1に接合しても振
動を減衰させないことが分かつた。一方、2500Hz
の振動は、トラツク方向を向いた板ばねが初期変
形している場合に、板ばねが曲げ変形振動をする
と、板ばねの鏡筒取付部はトラツク方向に変位を
生じることによつて発生するものである。この振
動に対しては、ゴム等の振動吸収部材を接合する
ことにより、振動を低減することができる。
開昭58−168021号公報に開示されているように細
長い直線状の板ばねにしたものがある。このよう
にした場合、光軸方向の駆動力と変位の関係は線
形に近くなり、うず巻状の板ばねに比べ改善され
る。ところが、この細長い直線状の板ばねを使用
してヘツドを組立て、対物レンズのトラツク方向
(トラツク位置決め方向)振巾の周波数特性を測
定したところ、ゴム等の振動吸収部材が接合され
ていない場合は、トラツキング誤差は2500Hz付近
と3800Hz付近に大きなピークが発生し、ゴム等の
振動吸収部材を接合した場合は、トラツキング誤
差は3800Hz付近に大きなピークが発生した。3800
Hzの振動はトラツク方向を向いたばねの一方が伸
び、他方が縮むモードの振動である。この振動に
対しては振動吸収部材を板ばね1に接合しても振
動を減衰させないことが分かつた。一方、2500Hz
の振動は、トラツク方向を向いた板ばねが初期変
形している場合に、板ばねが曲げ変形振動をする
と、板ばねの鏡筒取付部はトラツク方向に変位を
生じることによつて発生するものである。この振
動に対しては、ゴム等の振動吸収部材を接合する
ことにより、振動を低減することができる。
以上に説明した如く、従来の対物レンズ支持ば
ねでは、振動低減用のゴム等の振動吸収部材を併
用しても光軸方向の駆動力と変位の線形性を良好
に保ち、同時にトラツク方向の振動を抑制するこ
とが困難であつた。
ねでは、振動低減用のゴム等の振動吸収部材を併
用しても光軸方向の駆動力と変位の線形性を良好
に保ち、同時にトラツク方向の振動を抑制するこ
とが困難であつた。
本発明の目的は光軸方向の駆動力と変位の線形
性を良好に保ち、同時にトラツク方向の振動振巾
を低減できる対物レンズ駆動装置を提供すること
にある。
性を良好に保ち、同時にトラツク方向の振動振巾
を低減できる対物レンズ駆動装置を提供すること
にある。
板ばねに起因する対物レンズのトラツク方向の
振動はばねの面内変形(伸縮または曲げ)および
面外変形(曲げ)モードによつて発生するが、面
内変形モードが振動低減が困難であるから、この
対策に重点を置いたばね形状を決定することにし
た。振動低減のためには振動変形時の歪エネルギ
のうちゴム等の振動吸収部材に発生する歪エネル
ギの割合を大きくすることが必要であるが、その
ための対策が他の特性を低下させてはならない。
この観点からの細長い直線状の板ばねの長所を保
ちつつ欠点を補なうためにはばねの一端を曲げ、
面内変形モード時のばねの長手方向の剛性を下
げ、この剛性低減部ををはさんで両側を振動吸収
部材で連結し、面内変形時に振動吸収部材に発生
する歪エネルギを大きくすることにより面内変形
モードの制振を図つた。
振動はばねの面内変形(伸縮または曲げ)および
面外変形(曲げ)モードによつて発生するが、面
内変形モードが振動低減が困難であるから、この
対策に重点を置いたばね形状を決定することにし
た。振動低減のためには振動変形時の歪エネルギ
のうちゴム等の振動吸収部材に発生する歪エネル
ギの割合を大きくすることが必要であるが、その
ための対策が他の特性を低下させてはならない。
この観点からの細長い直線状の板ばねの長所を保
ちつつ欠点を補なうためにはばねの一端を曲げ、
面内変形モード時のばねの長手方向の剛性を下
げ、この剛性低減部ををはさんで両側を振動吸収
部材で連結し、面内変形時に振動吸収部材に発生
する歪エネルギを大きくすることにより面内変形
モードの制振を図つた。
以下、本発明の一実施例を第1図および第2図
により説明する。第1図は本発明の対物レンズ駆
動装置を備えた光デイスク装置の模式図である。
ヘツドボデイ1の先端上部には、対物レンズ支持
部材2で対物レンズ組立体3を支持した鏡筒4が
設置結合されている。光源5から出た光Bはビー
ムスプリツタ6を通り、トラツク位置ずれ調整用
のガルバノミラー7で反射されて対物レンズ組立
体3を通つて光デイスク8で反射し、再び同経路
を通つてビームスプリツタ6を通過し、検出光学
系9に入り、光デイスク8面上のデータおよび焦
点合わせ誤差、トラツク位置誤差を出力する。
により説明する。第1図は本発明の対物レンズ駆
動装置を備えた光デイスク装置の模式図である。
ヘツドボデイ1の先端上部には、対物レンズ支持
部材2で対物レンズ組立体3を支持した鏡筒4が
設置結合されている。光源5から出た光Bはビー
ムスプリツタ6を通り、トラツク位置ずれ調整用
のガルバノミラー7で反射されて対物レンズ組立
体3を通つて光デイスク8で反射し、再び同経路
を通つてビームスプリツタ6を通過し、検出光学
系9に入り、光デイスク8面上のデータおよび焦
点合わせ誤差、トラツク位置誤差を出力する。
第1図に示す方式の装置では、対物レンズ組立
体3は焦点合わせ方向の移動が容易で、トラツク
方向およびジツタ方向(トラツク方向および焦点
方向に直交する方向)の移動量は許容値(0.1μm
程度)以下のものでなければならない。ジツタ方
向についてはトラツク方向と概略同じであるので
以下の説明はトラツク方向のみについて行う。前
記の条件を満たすためにはレンズ支持部材2は下
記の条件を満たす必要がある。
体3は焦点合わせ方向の移動が容易で、トラツク
方向およびジツタ方向(トラツク方向および焦点
方向に直交する方向)の移動量は許容値(0.1μm
程度)以下のものでなければならない。ジツタ方
向についてはトラツク方向と概略同じであるので
以下の説明はトラツク方向のみについて行う。前
記の条件を満たすためにはレンズ支持部材2は下
記の条件を満たす必要がある。
(1) 焦点合わせ方向の剛性KAが小さくダンピン
グが大きく、かつ動作範囲でほぼ一定である。
グが大きく、かつ動作範囲でほぼ一定である。
(2) トラツク方向の剛性、ダンピンが大きい。
対物レンズ組立体3は焦点合わせのための駆動
力FAと鏡筒からトラツク方向の加速度αT1,αT2を
受ける。焦点合わせの駆動力FAは、永久磁石1
0およびヨーク11,12で形成される磁気ギヤ
ツプ内に配置されたボイスコイル13に発生す
る。永久磁石10およびヨーク11,12に発生
するボイスコイル13の力FAの反力によつてヘ
ツドボデイ1は振動し、鏡筒4にトラツク方向の
加速度αT1,αT2が発生する。この加速度αT1,αT2
がレンズ支持部材2に加わつて対物レンズ組立体
3をトラツク方向に振動させる。
力FAと鏡筒からトラツク方向の加速度αT1,αT2を
受ける。焦点合わせの駆動力FAは、永久磁石1
0およびヨーク11,12で形成される磁気ギヤ
ツプ内に配置されたボイスコイル13に発生す
る。永久磁石10およびヨーク11,12に発生
するボイスコイル13の力FAの反力によつてヘ
ツドボデイ1は振動し、鏡筒4にトラツク方向の
加速度αT1,αT2が発生する。この加速度αT1,αT2
がレンズ支持部材2に加わつて対物レンズ組立体
3をトラツク方向に振動させる。
上記の条件(1)、(2)を満たすために、対物レンズ
支持部材2は、例えば第2図に示すような構造に
している。
支持部材2は、例えば第2図に示すような構造に
している。
第2図において、対物レンズ支持部材2は中央
に対物レンズ組立体3の入る穴14が設けられて
おり、また、対物レンズ組立体側部15と固定側
部16間に4個の板ばね17が設けられている。
この板ばね17は、対物レンズの光軸を中心とす
るの接線上に同一回転方向に伸びしかも点対線に
配設されている。そして、この板ばね17は、長
手方向の一部が直角状に曲げられた長手方向の一
部の固定側19aが直角状に曲げられて長手方向
剛性低減部を形成している。
に対物レンズ組立体3の入る穴14が設けられて
おり、また、対物レンズ組立体側部15と固定側
部16間に4個の板ばね17が設けられている。
この板ばね17は、対物レンズの光軸を中心とす
るの接線上に同一回転方向に伸びしかも点対線に
配設されている。そして、この板ばね17は、長
手方向の一部が直角状に曲げられた長手方向の一
部の固定側19aが直角状に曲げられて長手方向
剛性低減部を形成している。
また、板ばね17の一面側には、上記長手方向
剛性低減部17aをはさんで、対物レンズ組立体
と固定側の部分を連結するようにゴム等の弾性体
からなる振動吸収部材18が接合されている。以
下にこのレンズ支持部材が有効である理由の説明
と望ましい条件の説明を行う。
剛性低減部17aをはさんで、対物レンズ組立体
と固定側の部分を連結するようにゴム等の弾性体
からなる振動吸収部材18が接合されている。以
下にこのレンズ支持部材が有効である理由の説明
と望ましい条件の説明を行う。
第3図は焦点合わせ方向の下方向に対物レンズ
組立体3が変位した場合の板ばね17および振動
吸収部材18の変形状態を示したものである。板
ばね17は振動吸収部材18、特に18a部に拘
束される。これと同時にゴム18a部には比較的
大きな歪が発生し、振動を減衰させる。板ばね1
7は振動吸収部材18に変形を拘束されるため、
板ばね17のうち、ばねとして作用する部分は板
ばね17のうちLa−Lcの部分である。LCは板ば
ね17が振動吸収体18に拘束されることによつ
て剛性が大きくなることを補正するための等価長
さであつて、板ばね17と振動吸収体18の剛性
の比によつて変わる。今、板ばね17の厚さを
ta、ヤング率をEaとすれば、長さ(La−Lc)の板
ばねの焦点合わせ方向の剛性KAは、Co定数とし
て(1)式で表わされるので、他の条件と考え合わせ
ながらKAが小さくなるように選ぶ。
組立体3が変位した場合の板ばね17および振動
吸収部材18の変形状態を示したものである。板
ばね17は振動吸収部材18、特に18a部に拘
束される。これと同時にゴム18a部には比較的
大きな歪が発生し、振動を減衰させる。板ばね1
7は振動吸収部材18に変形を拘束されるため、
板ばね17のうち、ばねとして作用する部分は板
ばね17のうちLa−Lcの部分である。LCは板ば
ね17が振動吸収体18に拘束されることによつ
て剛性が大きくなることを補正するための等価長
さであつて、板ばね17と振動吸収体18の剛性
の比によつて変わる。今、板ばね17の厚さを
ta、ヤング率をEaとすれば、長さ(La−Lc)の板
ばねの焦点合わせ方向の剛性KAは、Co定数とし
て(1)式で表わされるので、他の条件と考え合わせ
ながらKAが小さくなるように選ぶ。
KA=CoEa・Ba・ta 3/(La−Lc)3 ………(1)
剛性KAの焦点方向の位置による変化(非線形
性)を小さくするには(La−Lc),taを大きくす
ることが望ましい。また、対物レンズ組立体3の
焦点合わせ方向振動のダンピングを大きくするに
は、対物レンズ組立体3が焦点合わせ方向に第3
図に示すように点線Aで示す状態から実線Bで示
す状態に変位した場合の全歪エネルギのうち振動
吸収部材18に発生する歪エネルギの割合を大き
くする必要があり、Lcは大きい方が望ましい。振
動吸収部部材18の厚tbが大、あるいは振動吸収
部材18のうち間隙部18aの巾Dcが小さい場
合は振動吸収部材18による拘束が大き過ぎて振
動吸収部材18の変形が小さく、振動吸収部材1
8に発生する歪が小さ過ぎてダンピングが効効か
ない。この場合は剛性KAも大きくなり、この面
からも望ましくない。逆に、tbが小、あるいはDc
が大の場合は、振動吸収部材18に発生する応力
が小さく、ダンピングが効かないが剛性KAは小
さいのでこの点では望ましい。これらの中間にダ
ンピングがある程度効いてかつ剛性KAも許容値
以下になる範囲がある。前に述べた様にLa−Lc
の長さを大きくするのが望ましい。この点から、
対物レンズ組立体3の中心から板ばね17に下ろ
した垂線と板ばね17の交点をはさんで、板ばね
17の対物レンズ組立体側部16との接合点と固
定側部15との接合点とを反付側に配置するのが
良い。
性)を小さくするには(La−Lc),taを大きくす
ることが望ましい。また、対物レンズ組立体3の
焦点合わせ方向振動のダンピングを大きくするに
は、対物レンズ組立体3が焦点合わせ方向に第3
図に示すように点線Aで示す状態から実線Bで示
す状態に変位した場合の全歪エネルギのうち振動
吸収部材18に発生する歪エネルギの割合を大き
くする必要があり、Lcは大きい方が望ましい。振
動吸収部部材18の厚tbが大、あるいは振動吸収
部材18のうち間隙部18aの巾Dcが小さい場
合は振動吸収部材18による拘束が大き過ぎて振
動吸収部材18の変形が小さく、振動吸収部材1
8に発生する歪が小さ過ぎてダンピングが効効か
ない。この場合は剛性KAも大きくなり、この面
からも望ましくない。逆に、tbが小、あるいはDc
が大の場合は、振動吸収部材18に発生する応力
が小さく、ダンピングが効かないが剛性KAは小
さいのでこの点では望ましい。これらの中間にダ
ンピングがある程度効いてかつ剛性KAも許容値
以下になる範囲がある。前に述べた様にLa−Lc
の長さを大きくするのが望ましい。この点から、
対物レンズ組立体3の中心から板ばね17に下ろ
した垂線と板ばね17の交点をはさんで、板ばね
17の対物レンズ組立体側部16との接合点と固
定側部15との接合点とを反付側に配置するのが
良い。
第4図は板ばね17および振動吸収部材18の
面内変形モード時の変形状態を示したもので、ト
ラツク方向の変位を十分小さく抑えるために、ト
ラツク方向の共振周波数が十分高くかつ十分にダ
ンピングが大きいことが要求される。焦点合わせ
方向の特性として要求される前の2条件とトラツ
ク方向の共振周波数を十分高くする条件だけであ
れば細長い直線状の板ばねおよびこの板ばねに振
動吸収部材を接合した構造のもので良いが、これ
では面内変形モードの振動を抑制することはでき
なかつた。これは振動吸収部材が接合されている
部分が板ばねの固定点に近いために面内変形をし
た時の振動吸収部材の歪が小さく、吸収する歪エ
ネルギが少ないためにダンピングが効かないため
である。その改善のためには、振動吸収部材を接
合されている部分の変形量が大きくなるようにば
ねの形状を変更すれば良く、第2図のように板ば
ね17の固定側17aを直角に曲げることにより
実現できる。板ばね17および振動吸収部材18
が第4図のように変形した場合、振動吸収部材1
8の間隙部18aが歪が大きく、この部分が振動
抑制に最も寄与する。板ばね17の部分は焦点合
わせ方向の剛性KA小さくするために細長くして
いるため面内方向の曲げ剛性が小さく、長手方向
の剛性は十分大きいので、第4図のTR方向に変
位する場合の剛性KTRは概略(2)式で求めることが
できる。C1は定数である。
面内変形モード時の変形状態を示したもので、ト
ラツク方向の変位を十分小さく抑えるために、ト
ラツク方向の共振周波数が十分高くかつ十分にダ
ンピングが大きいことが要求される。焦点合わせ
方向の特性として要求される前の2条件とトラツ
ク方向の共振周波数を十分高くする条件だけであ
れば細長い直線状の板ばねおよびこの板ばねに振
動吸収部材を接合した構造のもので良いが、これ
では面内変形モードの振動を抑制することはでき
なかつた。これは振動吸収部材が接合されている
部分が板ばねの固定点に近いために面内変形をし
た時の振動吸収部材の歪が小さく、吸収する歪エ
ネルギが少ないためにダンピングが効かないため
である。その改善のためには、振動吸収部材を接
合されている部分の変形量が大きくなるようにば
ねの形状を変更すれば良く、第2図のように板ば
ね17の固定側17aを直角に曲げることにより
実現できる。板ばね17および振動吸収部材18
が第4図のように変形した場合、振動吸収部材1
8の間隙部18aが歪が大きく、この部分が振動
抑制に最も寄与する。板ばね17の部分は焦点合
わせ方向の剛性KA小さくするために細長くして
いるため面内方向の曲げ剛性が小さく、長手方向
の剛性は十分大きいので、第4図のTR方向に変
位する場合の剛性KTRは概略(2)式で求めることが
できる。C1は定数である。
KTR=C1=Ea・ta・Bb 3/Lb 3 ………(2)
また、その共振周波数FTRは対物レンズ組立体
3のばね1枚当りの質量をM2として(3)式で表わ
される。
3のばね1枚当りの質量をM2として(3)式で表わ
される。
共振周波数FTRを目標値以上にするためには、
KTRを大きくしなければならないが、振動吸収部
材18の間隙部18aの部分のトラツク方向(x
方向)の変位を大きくするため、KTRは小さくな
ければならない。板ばね17の固定側17aの剛
性KTRを大き過ぎず、小さ過ぎない適当な値とす
るように決定する。KTRの値には振動吸収部材1
8の剛性も加わるが通常は、板ばね17の剛性に
比べ小さいので、板ばね17で大体決定される。
KTRを大きくしなければならないが、振動吸収部
材18の間隙部18aの部分のトラツク方向(x
方向)の変位を大きくするため、KTRは小さくな
ければならない。板ばね17の固定側17aの剛
性KTRを大き過ぎず、小さ過ぎない適当な値とす
るように決定する。KTRの値には振動吸収部材1
8の剛性も加わるが通常は、板ばね17の剛性に
比べ小さいので、板ばね17で大体決定される。
第5図は板ばね17および振動吸収部材18の
面外変形モードを示したものである。面外変形モ
ードの最も振巾が大きくなるのは、板ばね17の
巾や板厚が同程度の場合、板ばね17の長さ方向
の中央付近であるが、第2図の板ばね17では直
角に曲がつた部分付近で振巾が大きくなる。振動
吸収部材18はその曲がり部付近の板ばね17を
拘束することにより歪を受け、振動を抑制する。
面外変形モードに対しても振動吸収部部材18の
間隙部18aの部分が最も大きな歪を受けるので
振動抑制に最も寄与する。
面外変形モードを示したものである。面外変形モ
ードの最も振巾が大きくなるのは、板ばね17の
巾や板厚が同程度の場合、板ばね17の長さ方向
の中央付近であるが、第2図の板ばね17では直
角に曲がつた部分付近で振巾が大きくなる。振動
吸収部材18はその曲がり部付近の板ばね17を
拘束することにより歪を受け、振動を抑制する。
面外変形モードに対しても振動吸収部部材18の
間隙部18aの部分が最も大きな歪を受けるので
振動抑制に最も寄与する。
板ばね17の固定側17aの曲げる方向を第2
図と反対方向にすることはばねの外径を大きくす
るので好ましくない。
図と反対方向にすることはばねの外径を大きくす
るので好ましくない。
以上の実施例の他に、同一原理に基いた他の実
施例が考えられる。第6図は第2図の実施例の板
ばね17の固定側17aを対物レンズ組立体3側
へ移した場合である。図中19は板ばね、19a
は上記の17aに対応する部分である。この場合
は、固定側と対物レンズ組立体が入れ換わつたの
で振動吸収部材20も対物レンズ組立体側にする
と第2図の実施例と同様の機能を持たせることが
出来る。振動吸収部材20を円型にするとかなり
外側まで板ばね17を拘束することになり、板ば
ね19が長い場合でないと焦点合わせ方向の剛性
KAが大きくなり過ぎる。第7図は、第2図にお
ける板ばね17の固定側部17aを片持型から両
持型の固定側部17bに換えた場合である。この
ようにしても第2図と同様の効果を得ることがで
きる。第8図に示す例は、板ばね21の固定側2
1aを直接固定側部に接合するのでなく、更にも
う一度直角に曲げた21c部を介して固定したも
ので板ばね21と21cの和の長さのばねの途中
に、ばね21bによる面内変形の剛性低減部分を
設けたものと考えることができ、第2図の板ばね
17を更に一般化したものと考えられる。
施例が考えられる。第6図は第2図の実施例の板
ばね17の固定側17aを対物レンズ組立体3側
へ移した場合である。図中19は板ばね、19a
は上記の17aに対応する部分である。この場合
は、固定側と対物レンズ組立体が入れ換わつたの
で振動吸収部材20も対物レンズ組立体側にする
と第2図の実施例と同様の機能を持たせることが
出来る。振動吸収部材20を円型にするとかなり
外側まで板ばね17を拘束することになり、板ば
ね19が長い場合でないと焦点合わせ方向の剛性
KAが大きくなり過ぎる。第7図は、第2図にお
ける板ばね17の固定側部17aを片持型から両
持型の固定側部17bに換えた場合である。この
ようにしても第2図と同様の効果を得ることがで
きる。第8図に示す例は、板ばね21の固定側2
1aを直接固定側部に接合するのでなく、更にも
う一度直角に曲げた21c部を介して固定したも
ので板ばね21と21cの和の長さのばねの途中
に、ばね21bによる面内変形の剛性低減部分を
設けたものと考えることができ、第2図の板ばね
17を更に一般化したものと考えられる。
以上上げた例は全て板ばねが4個であるが、原
理的にはレンズの光軸を中心とする同心円の接線
上に同一回転方向に伸びた対物レンズ支持部材を
一平面上に等角度ずつ隔てて配設されるのであれ
ば4個以外には3個以上であれば等方的な性質を
持たせることができる。2個の場合はばねの長手
方向と巾方向で特性が変わつてしまうため一般的
には好ましくない。
理的にはレンズの光軸を中心とする同心円の接線
上に同一回転方向に伸びた対物レンズ支持部材を
一平面上に等角度ずつ隔てて配設されるのであれ
ば4個以外には3個以上であれば等方的な性質を
持たせることができる。2個の場合はばねの長手
方向と巾方向で特性が変わつてしまうため一般的
には好ましくない。
また振動吸収部材は第2図、第6図〜第8図に
示す例の全てが板ばねの片面に接合したものであ
るが、両面に接合しても同様の効果が上げられ
る。また振動吸収部材の平面形状も第2図の実施
例で説明した如く、最も振動減衰に寄与する部分
を含む形状であれば、他に特性に対する悪影響が
ない限り任意であり、振動吸収部材の点数が複数
であつても良い。
示す例の全てが板ばねの片面に接合したものであ
るが、両面に接合しても同様の効果が上げられ
る。また振動吸収部材の平面形状も第2図の実施
例で説明した如く、最も振動減衰に寄与する部分
を含む形状であれば、他に特性に対する悪影響が
ない限り任意であり、振動吸収部材の点数が複数
であつても良い。
本発明によれば特定方向(焦点合わせ方向)に
は剛性が低く、線形性に優れ、かつ適当なダンピ
ングを持つており、他の方向(トラツク方向、ジ
ツタ方向)の振巾を十分小さく抑制する支持ばね
を提供できるので高精度のトラツク位置決め精度
を実現でき、更には高トラツク密度の光デイスク
装置を実現できる効果がある。
は剛性が低く、線形性に優れ、かつ適当なダンピ
ングを持つており、他の方向(トラツク方向、ジ
ツタ方向)の振巾を十分小さく抑制する支持ばね
を提供できるので高精度のトラツク位置決め精度
を実現でき、更には高トラツク密度の光デイスク
装置を実現できる効果がある。
第1図は本発明の対物レンズ駆動装置を備えた
光デイスク装置の概略図、第2図は第1図におけ
る対物レンズ支持部材の一例を詳細に説明する平
面図、第3図は第2図に示す対物レンズ支持部材
の焦点合わせ方向変位時の変形を説明する図、第
4図および第5図は第2図に示す対物レンズ支持
部材の面内変形モードおよび面外変形モードを説
明する図、第6図〜第8図は本発明の対物レンズ
駆動装置における対物レンズ支持部材の他の例を
説明する図である。 2…対物レンズ支持部材、3…対物レンズ組立
体、4…鏡筒、17,19,21…板ばね、1
8,20…振動吸収部材。
光デイスク装置の概略図、第2図は第1図におけ
る対物レンズ支持部材の一例を詳細に説明する平
面図、第3図は第2図に示す対物レンズ支持部材
の焦点合わせ方向変位時の変形を説明する図、第
4図および第5図は第2図に示す対物レンズ支持
部材の面内変形モードおよび面外変形モードを説
明する図、第6図〜第8図は本発明の対物レンズ
駆動装置における対物レンズ支持部材の他の例を
説明する図である。 2…対物レンズ支持部材、3…対物レンズ組立
体、4…鏡筒、17,19,21…板ばね、1
8,20…振動吸収部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 対物レンズの光軸を中心とする同心円の接線
上に同一回転方向に伸びる複数個の対物レンズ支
持部材を備える対物レンズ駆動装置において、 前記対物レンズ支持部材であるばねを同一平面
上に等角度ずつ隔ててほぼ直線状に配設すると共
に、このほぼ直線状のばねの長手方向の一部にこ
の長手方向に直交する方向に屈曲したばね部分で
あつてこの長手方向の剛性を低減する部分を設
け、 さらに、上記ばねの一面側に、この剛性低減部
分をはさんで、上記剛性低減部分の一端に続く上
記ばねの長手方向部分と上記剛性低減部分の他端
に続くばねの固定部分の間を連結して、上記剛性
低減部分の振動を吸収する振動吸収部材を設けた
ことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3603284A JPS60182024A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 対物レンズ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3603284A JPS60182024A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 対物レンズ駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60182024A JPS60182024A (ja) | 1985-09-17 |
| JPH0425613B2 true JPH0425613B2 (ja) | 1992-05-01 |
Family
ID=12458370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3603284A Granted JPS60182024A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 対物レンズ駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60182024A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1950591A1 (en) * | 2007-01-23 | 2008-07-30 | Tdk Taiwan Corp. | Method and structure for suppressing response time of lens focusing structure |
| JP6346829B2 (ja) * | 2014-09-03 | 2018-06-20 | アルプス電気株式会社 | レンズ駆動装置 |
| TWI585484B (zh) * | 2015-12-01 | 2017-06-01 | 台灣東電化股份有限公司 | 鏡頭驅動裝置 |
| JP6568034B2 (ja) * | 2016-09-28 | 2019-08-28 | 新思考電機有限公司 | レンズ駆動装置、カメラ装置及び電子機器 |
| CN113031375B (zh) * | 2021-03-18 | 2022-09-30 | 深圳市火乐科技发展有限公司 | 光学组件及投影设备 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5860438A (ja) * | 1981-10-05 | 1983-04-09 | Mitsubishi Electric Corp | 集光レンズ支持装置 |
| JPS58168021A (ja) * | 1982-03-29 | 1983-10-04 | Hitachi Ltd | レンズ支持体 |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP3603284A patent/JPS60182024A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60182024A (ja) | 1985-09-17 |
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