JPH04257658A - 冷凍機用スクリュ圧縮機 - Google Patents
冷凍機用スクリュ圧縮機Info
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- JPH04257658A JPH04257658A JP1620091A JP1620091A JPH04257658A JP H04257658 A JPH04257658 A JP H04257658A JP 1620091 A JP1620091 A JP 1620091A JP 1620091 A JP1620091 A JP 1620091A JP H04257658 A JPH04257658 A JP H04257658A
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油冷式の冷凍機用スク
リュ圧縮機に関する。
リュ圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、特開昭60−222585号公
報に示された従来の冷凍機用スクリュ圧縮機の油冷却構
造を示す。この構造ではロータ1A、1Bの軸受を潤滑
した油を全て低圧側の空間2Aに戻し、ガスと共にロー
タ1A、1B内へ吸い込み、高圧側の油分離器へ送り、
分離された油を循環するというサイクルを開示している
。これにより、油量の削減、油分離器の小型化、さらに
消費電力の減少を図っている。しかし、この技術では、
軸受潤滑後の油が低圧側ガスと熱交換してガスを加熱す
るため、圧縮機能力が低下してしまう。
報に示された従来の冷凍機用スクリュ圧縮機の油冷却構
造を示す。この構造ではロータ1A、1Bの軸受を潤滑
した油を全て低圧側の空間2Aに戻し、ガスと共にロー
タ1A、1B内へ吸い込み、高圧側の油分離器へ送り、
分離された油を循環するというサイクルを開示している
。これにより、油量の削減、油分離器の小型化、さらに
消費電力の減少を図っている。しかし、この技術では、
軸受潤滑後の油が低圧側ガスと熱交換してガスを加熱す
るため、圧縮機能力が低下してしまう。
【0003】これに対して、特開平2−275086号
公報に示す技術では、図5に示す通り、低圧側軸受10
A、10Bに軸封手段12Aを設け、潤滑後の油を全て
ロータ1A、1Bの歯溝に導くことにより、低圧側ガス
の加熱による圧縮機能力の低下という問題を解決しよう
している。
公報に示す技術では、図5に示す通り、低圧側軸受10
A、10Bに軸封手段12Aを設け、潤滑後の油を全て
ロータ1A、1Bの歯溝に導くことにより、低圧側ガス
の加熱による圧縮機能力の低下という問題を解決しよう
している。
【0004】さらに、図6に示す特開昭60−1849
84号公報による構造では、メインケーシング2、3を
低圧部2Aと高圧部8Aに区画する事により、小型化及
び油分離性能の向上を図っている。
84号公報による構造では、メインケーシング2、3を
低圧部2Aと高圧部8Aに区画する事により、小型化及
び油分離性能の向上を図っている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、特開昭60−
222585号公報及び特開平2−275086号公報
の技術では、低圧側ガス若しくは低圧に近い圧力のガス
に軸受の発熱量を全て伝達(熱交換)すると言う意味で
、同様の構造及び作用効果を有している。特開平2−2
75086号公報では熱交換される熱量が若干低減する
が、本質的な改善とは言い難く、圧縮機能力低下は避け
られないという問題がある。
222585号公報及び特開平2−275086号公報
の技術では、低圧側ガス若しくは低圧に近い圧力のガス
に軸受の発熱量を全て伝達(熱交換)すると言う意味で
、同様の構造及び作用効果を有している。特開平2−2
75086号公報では熱交換される熱量が若干低減する
が、本質的な改善とは言い難く、圧縮機能力低下は避け
られないという問題がある。
【0006】また、特開昭60−184984号公報の
技術では、図6からも明らかなように、低温である低圧
部と高温である高圧部が壁一枚隔てて接しているため両
者間における熱交換は避けられない。そして、潤滑油が
冷却されることは潤滑及びスライド弁アクチュエータの
信頼性等には好ましいが、吸込ガスの温度上昇によって
圧縮機性能の低下を引き起こすという問題があるのであ
る。すなわち、高圧部には大量の潤滑油が蓄えられ、吐
出ガスにより常に加熱されており、この大量、大熱容量
の高温油と吐出ガスは吸込ガスを不必要に加熱し、上述
の問題を惹起するのである。
技術では、図6からも明らかなように、低温である低圧
部と高温である高圧部が壁一枚隔てて接しているため両
者間における熱交換は避けられない。そして、潤滑油が
冷却されることは潤滑及びスライド弁アクチュエータの
信頼性等には好ましいが、吸込ガスの温度上昇によって
圧縮機性能の低下を引き起こすという問題があるのであ
る。すなわち、高圧部には大量の潤滑油が蓄えられ、吐
出ガスにより常に加熱されており、この大量、大熱容量
の高温油と吐出ガスは吸込ガスを不必要に加熱し、上述
の問題を惹起するのである。
【0007】ここで、油の粘度について考慮する。スク
リュ圧縮機にて用いられる油は、その循環の過程で冷媒
を多く溶解或いは含有している。この冷媒を含んだ油は
加熱により低粘度となり、また、冷媒の溶解率(高温ほ
ど小)の増大によっても低粘度となる。このため、従来
技術の様に油をガスと共に吐出温度まで昇温する方式は
、油自体の粘度を下げてしまう反面、冷媒の溶解率を減
少させるという意味で好ましいものである。従って、上
記した様に油をガスと共に吐出温度まで昇温した後に、
効果的な冷却が可能であれば、最適な状態の油(低温に
より粘度大、冷媒溶解率小により粘度大)を潤滑及びア
クチュエータの制御等に使用できる筈である。
リュ圧縮機にて用いられる油は、その循環の過程で冷媒
を多く溶解或いは含有している。この冷媒を含んだ油は
加熱により低粘度となり、また、冷媒の溶解率(高温ほ
ど小)の増大によっても低粘度となる。このため、従来
技術の様に油をガスと共に吐出温度まで昇温する方式は
、油自体の粘度を下げてしまう反面、冷媒の溶解率を減
少させるという意味で好ましいものである。従って、上
記した様に油をガスと共に吐出温度まで昇温した後に、
効果的な冷却が可能であれば、最適な状態の油(低温に
より粘度大、冷媒溶解率小により粘度大)を潤滑及びア
クチュエータの制御等に使用できる筈である。
【0008】しかし従来技術では、油を強制的に且つ効
果的に冷却する手段が提案されておらず、また、油タン
ク内の油量が大量であることも相俟って、不必要に加熱
されて(充分に冷却されず)低粘度となってしまった油
を要所に供給していた。
果的に冷却する手段が提案されておらず、また、油タン
ク内の油量が大量であることも相俟って、不必要に加熱
されて(充分に冷却されず)低粘度となってしまった油
を要所に供給していた。
【0009】そして油の過度の低粘度化は摺動部におけ
る油膜の形成を不十分なものとし、軸受の信頼性を低下
させたり、アクチュエータの漏れによるスライド弁の制
御不安定や、ロータ間、ロータとケーシング間のシール
不良等を引き起こしていた。この対策として、従来技術
においては、吐出温度付近でも所定の粘度を持つ油を供
給することが行われていた。しかし、この油は低温では
粘度が不必要に高いので、圧縮機起動前の油予熱用ヒー
タの容量を大きくする必要があり、起動時等の低温時に
おける油の攪拌損失が大きいので、不適当であった。
る油膜の形成を不十分なものとし、軸受の信頼性を低下
させたり、アクチュエータの漏れによるスライド弁の制
御不安定や、ロータ間、ロータとケーシング間のシール
不良等を引き起こしていた。この対策として、従来技術
においては、吐出温度付近でも所定の粘度を持つ油を供
給することが行われていた。しかし、この油は低温では
粘度が不必要に高いので、圧縮機起動前の油予熱用ヒー
タの容量を大きくする必要があり、起動時等の低温時に
おける油の攪拌損失が大きいので、不適当であった。
【0010】本発明は上記した従来技術の各種問題点に
鑑みて提案されたもので、低圧側ガスの温度上昇による
圧縮機の性能低下を本質的に且つ効果的に防止して、さ
らに強制冷却された油を要所に供給することにより圧縮
機機能の信頼性を向上させることが出来て、しかも、従
来に比べ低粘度の油が使用出来る様な冷凍機用スクリュ
圧縮機の提供を目的としている。
鑑みて提案されたもので、低圧側ガスの温度上昇による
圧縮機の性能低下を本質的に且つ効果的に防止して、さ
らに強制冷却された油を要所に供給することにより圧縮
機機能の信頼性を向上させることが出来て、しかも、従
来に比べ低粘度の油が使用出来る様な冷凍機用スクリュ
圧縮機の提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の冷凍機用スクリ
ュ圧縮機は、一対のロータを収容するケーシング内に低
圧側ガスと油とが壁を隔てて熱交換可能に設けられた油
供給通路を設け、該油供給通路はその一端が圧縮機内の
低圧側ガスが充満した空間から充分離れた高圧側に形成
された油タンクに連通し且つ他端は少なくとも低圧側の
雄及び雌ロータの軸受に連通しており、該雄及び雌ロー
タの軸受を低圧側ガスに対して封止する軸封手段と、該
雄及び雌ロータの軸受の潤滑を終えた油をロータ歯溝に
導く油戻り通路、とを有している。
ュ圧縮機は、一対のロータを収容するケーシング内に低
圧側ガスと油とが壁を隔てて熱交換可能に設けられた油
供給通路を設け、該油供給通路はその一端が圧縮機内の
低圧側ガスが充満した空間から充分離れた高圧側に形成
された油タンクに連通し且つ他端は少なくとも低圧側の
雄及び雌ロータの軸受に連通しており、該雄及び雌ロー
タの軸受を低圧側ガスに対して封止する軸封手段と、該
雄及び雌ロータの軸受の潤滑を終えた油をロータ歯溝に
導く油戻り通路、とを有している。
【0012】また、本発明の冷凍機用スクリュ圧縮機は
、その一端が圧縮機内の低圧側ガスが充満した空間から
充分離れた高圧側に形成された油タンクに連通し且つ他
端は少なくとも低圧側の雄及び雌ロータの軸受に連通し
た油通路と、該雄及び雌ロータの軸受を低圧側ガスに対
して封止する軸封手段と、該雄及び雌ロータの軸受の潤
滑を終えた油をロータ歯溝に導く油戻り通路と、雄ロー
タの軸受側の前記油戻り通路か雌ロータの軸受側の前記
油戻り通路の少なくとも一方の中途部分に所定の圧力及
び温度を持った冷媒を注入する冷媒通路、とを有してい
る。
、その一端が圧縮機内の低圧側ガスが充満した空間から
充分離れた高圧側に形成された油タンクに連通し且つ他
端は少なくとも低圧側の雄及び雌ロータの軸受に連通し
た油通路と、該雄及び雌ロータの軸受を低圧側ガスに対
して封止する軸封手段と、該雄及び雌ロータの軸受の潤
滑を終えた油をロータ歯溝に導く油戻り通路と、雄ロー
タの軸受側の前記油戻り通路か雌ロータの軸受側の前記
油戻り通路の少なくとも一方の中途部分に所定の圧力及
び温度を持った冷媒を注入する冷媒通路、とを有してい
る。
【0013】本発明の実施に際して、一対のロータを収
容するケーシング内に低圧側ガスと油とが壁を隔てて熱
交換可能に設けられた油供給通路を設け、該油供給通路
はその一端が圧縮機内の低圧側ガスが充満した空間から
充分離れた高圧側に形成された油タンクに連通し且つ他
端は少なくとも低圧側の雄及び雌ロータの軸受に連通し
ており、雄ロータの軸受側の前記油戻り通路か雌ロータ
の軸受側の前記油戻り通路の少なくとも一方の中途部分
に所定の圧力及び温度を持った冷媒を注入する冷媒通路
を有しているのが好ましい。
容するケーシング内に低圧側ガスと油とが壁を隔てて熱
交換可能に設けられた油供給通路を設け、該油供給通路
はその一端が圧縮機内の低圧側ガスが充満した空間から
充分離れた高圧側に形成された油タンクに連通し且つ他
端は少なくとも低圧側の雄及び雌ロータの軸受に連通し
ており、雄ロータの軸受側の前記油戻り通路か雌ロータ
の軸受側の前記油戻り通路の少なくとも一方の中途部分
に所定の圧力及び温度を持った冷媒を注入する冷媒通路
を有しているのが好ましい。
【0014】また、前記油供給通路を、油フィルタを備
えた空間により構成するのが好ましい。
えた空間により構成するのが好ましい。
【0015】さらに、前記油供給通路の他端が、圧縮機
容量制御用スライド弁のアクチュエータに接続されてい
るのが好ましい。
容量制御用スライド弁のアクチュエータに接続されてい
るのが好ましい。
【0016】これに加えて、前記油供給通路の他端に接
続されて油が供給される部材が、低圧側及び高圧側の雄
及び雌ロータの軸受、前記スライド弁のアクチュエータ
、低圧側及び高圧側のロータ端面、歯溝であるのが好ま
しい。
続されて油が供給される部材が、低圧側及び高圧側の雄
及び雌ロータの軸受、前記スライド弁のアクチュエータ
、低圧側及び高圧側のロータ端面、歯溝であるのが好ま
しい。
【0017】そして、前記油タンクを、油分離機を内蔵
する吐出チャンバ下部と一体的に形成するのが好ましい
。
する吐出チャンバ下部と一体的に形成するのが好ましい
。
【0018】また、軸受としてはころがり軸受、滑り軸
受その他を用いることが出来て、特に限定する趣旨では
ない。
受その他を用いることが出来て、特に限定する趣旨では
ない。
【0019】前記冷媒通路及び冷媒注入口は1箇所にの
み形成しても良く、或いは複数箇所に形成しても良い。
み形成しても良く、或いは複数箇所に形成しても良い。
【0020】前記油通路には、流量調節用の絞り部材を
設けるのが好ましい。
設けるのが好ましい。
【0021】なお、本発明はヒートポンプサイクルにも
適用可能である。
適用可能である。
【0022】
【作用】上記した様な構成を具備する本発明によれば、
熱交換可能に設けられた油供給通路或いは所定の圧力及
び温度を持った冷媒を注入する冷媒通路を有しているの
で、充分に油が冷却される。ここで、油供給通路の容積
は吸込通路に比較して充分に小さいので、油は吸込ガス
を過度に加熱する事は無い。
熱交換可能に設けられた油供給通路或いは所定の圧力及
び温度を持った冷媒を注入する冷媒通路を有しているの
で、充分に油が冷却される。ここで、油供給通路の容積
は吸込通路に比較して充分に小さいので、油は吸込ガス
を過度に加熱する事は無い。
【0023】冷却により粘度が高くなった油は摺動部に
おける油膜の形成を良好にし、軸受の信頼性を向上させ
、アクチュエータの漏れによるスライド弁の制御不安定
及びロータ間及びロータとケーシングとの間のシール不
良等を防止して、圧縮機の機能及び信頼性を向上する。
おける油膜の形成を良好にし、軸受の信頼性を向上させ
、アクチュエータの漏れによるスライド弁の制御不安定
及びロータ間及びロータとケーシングとの間のシール不
良等を防止して、圧縮機の機能及び信頼性を向上する。
【0024】これに関連し、従来から油の低粘度対策と
して行われていた手法、すなわち吐出温付近でも所定の
粘度を持つが、低温では過度に粘度が高い油を供給する
のに比較して、低粘度の油も使用できる。
して行われていた手法、すなわち吐出温付近でも所定の
粘度を持つが、低温では過度に粘度が高い油を供給する
のに比較して、低粘度の油も使用できる。
【0025】
【実施例】以下、図1〜3を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0026】図1〜3で示す圧縮機の運転により、吐出
チャンバ8内の圧力は吐出圧すなわち高圧となり、油タ
ンク8Aに蓄えられた油を通路18を経由して油供給通
路14へ送り出す。そして吐出温度(高温)に加熱され
た油は、油供給通路14においてフィルタ15により濾
過される。
チャンバ8内の圧力は吐出圧すなわち高圧となり、油タ
ンク8Aに蓄えられた油を通路18を経由して油供給通
路14へ送り出す。そして吐出温度(高温)に加熱され
た油は、油供給通路14においてフィルタ15により濾
過される。
【0027】ここで、油供給通路14の容積は吸込通路
2Aと比べ充分小さいので、油は吸込ガスを過度に加熱
する事なく、熱交換により充分に冷却される。そして冷
却により粘度が高くなった油は、圧縮機の機能及び信頼
性を向上する。
2Aと比べ充分小さいので、油は吸込ガスを過度に加熱
する事なく、熱交換により充分に冷却される。そして冷
却により粘度が高くなった油は、圧縮機の機能及び信頼
性を向上する。
【0028】冷却された油は通路19を通り、雄ロータ
軸1C及び雌ロータ軸1Dと、これらが貫通する部材(
例えばロータケーシング2及び吐出ケーシング8)と該
軸1C、1Dとの間の隙間20を経由し、その一部が吸
込側軸受10A、10B、吐出側軸受11A、11B等
の軸受へ流入する。軸受を通過した油は、軸封手段12
A、密封カバー12B、12Cにより低圧側へ流出する
ことなく、そして高圧側よりガスが流入する事なく、通
路21、22を通り雄ロータ1A、雌ロータ1Bの歯溝
へ注入される。
軸1C及び雌ロータ軸1Dと、これらが貫通する部材(
例えばロータケーシング2及び吐出ケーシング8)と該
軸1C、1Dとの間の隙間20を経由し、その一部が吸
込側軸受10A、10B、吐出側軸受11A、11B等
の軸受へ流入する。軸受を通過した油は、軸封手段12
A、密封カバー12B、12Cにより低圧側へ流出する
ことなく、そして高圧側よりガスが流入する事なく、通
路21、22を通り雄ロータ1A、雌ロータ1Bの歯溝
へ注入される。
【0029】通路21、22の途中に冷媒通路17が設
けらせており、該冷媒通路を介して図示しない冷凍シス
テム内から所定の温度、圧力を持つ冷媒(低温)が導入
されて、前記軸受を経由し昇温した油に注入される。こ
の冷媒の注入により、ロータ歯溝内のガス温は不当に上
昇することがない。
けらせており、該冷媒通路を介して図示しない冷凍シス
テム内から所定の温度、圧力を持つ冷媒(低温)が導入
されて、前記軸受を経由し昇温した油に注入される。こ
の冷媒の注入により、ロータ歯溝内のガス温は不当に上
昇することがない。
【0030】ロータ歯溝に入った油は、雄ロータと雌ロ
ータとの歯面が線接触部分、すなわちロータ間のシール
線を潤滑及びシールしつつガスと共に昇圧され、吐出通
路2Bを経由して、油分離器9に流入する。そして、該
油分離器9により吐出ガスと分離され、吸込側(低温)
から充分に遠く形成した油タンク8Aに戻される。図示
の実施例では、油タンク8Aは油分離器9を内蔵する吐
出チャンバ8の下部で一体的に形成されている。
ータとの歯面が線接触部分、すなわちロータ間のシール
線を潤滑及びシールしつつガスと共に昇圧され、吐出通
路2Bを経由して、油分離器9に流入する。そして、該
油分離器9により吐出ガスと分離され、吸込側(低温)
から充分に遠く形成した油タンク8Aに戻される。図示
の実施例では、油タンク8Aは油分離器9を内蔵する吐
出チャンバ8の下部で一体的に形成されている。
【0031】通路19を通り隙間20を経由する冷却さ
れた油のその他の部分は、雄ロータ1A、雌ロータ1B
の端面に供給される。そして該端面において潤滑及びシ
ール作用を行い、またロータ間のシール線を潤滑、シー
ルして、ガスと共にロータ歯溝に入り込む。さらに該歯
溝において昇圧され、吐出通路2Bを経由して油分離器
9へ流入し、該油分離器9により吐出ガスと分離され油
タンク8Aに戻る。
れた油のその他の部分は、雄ロータ1A、雌ロータ1B
の端面に供給される。そして該端面において潤滑及びシ
ール作用を行い、またロータ間のシール線を潤滑、シー
ルして、ガスと共にロータ歯溝に入り込む。さらに該歯
溝において昇圧され、吐出通路2Bを経由して油分離器
9へ流入し、該油分離器9により吐出ガスと分離され油
タンク8Aに戻る。
【0032】油供給通路14にて浄化され冷却された油
は、通路23を介してスライド弁13のアクチュエータ
7A内の圧力室7Cまたは7Dに供給される。
は、通路23を介してスライド弁13のアクチュエータ
7A内の圧力室7Cまたは7Dに供給される。
【0033】圧力室に供給された油は高圧(吐出圧)で
あり、吸込圧(低圧)との差圧等によりスライド弁を制
御する。この制御方式、フローには各種公知のものが使
用できるため、本明細書においては詳述及び図示を省略
する。
あり、吸込圧(低圧)との差圧等によりスライド弁を制
御する。この制御方式、フローには各種公知のものが使
用できるため、本明細書においては詳述及び図示を省略
する。
【0034】圧力室7Cまたは7Dは弁(図示せず)を
介して、ロータケーシング2の吸込圧部(低圧)に通じ
ている。そして、該弁により低圧に開放された油は吸込
ガスと共にロータ歯溝に入り、ロータ間のシール線を潤
滑及びシールしつつガスと共に昇圧され、吐出通路2B
を経由して油分離器9に流入する。そこで吐出ガスと分
離され油タンク8Aに戻るのである。
介して、ロータケーシング2の吸込圧部(低圧)に通じ
ている。そして、該弁により低圧に開放された油は吸込
ガスと共にロータ歯溝に入り、ロータ間のシール線を潤
滑及びシールしつつガスと共に昇圧され、吐出通路2B
を経由して油分離器9に流入する。そこで吐出ガスと分
離され油タンク8Aに戻るのである。
【0035】なお、図示の実施例では通路22および冷
媒注入口17を一箇所としているが、複数箇所に設ける
こともできる。また冷媒注入口は、複数の戻り通路に対
しても一箇所以上設ければよい。
媒注入口17を一箇所としているが、複数箇所に設ける
こともできる。また冷媒注入口は、複数の戻り通路に対
しても一箇所以上設ければよい。
【0036】図示の実施例には示されていないが、油通
路のいずれかに流量調節用の絞り部材を設けることは油
流量の最適化をはかる上できわめて有用である。
路のいずれかに流量調節用の絞り部材を設けることは油
流量の最適化をはかる上できわめて有用である。
【0037】図示の実施例において、ロータ端面及び各
軸受への油の供給は、ロータケーシング2及び吐出ケー
シング8とロータ軸1C、1Dとの間に設けた隙間20
を経由させているが、これらのケーシング2、8に嵌入
されたリング(図示せず)とロータ軸1C、1Dの間に
隙間を形成して、該隙間を経由させてもよい。
軸受への油の供給は、ロータケーシング2及び吐出ケー
シング8とロータ軸1C、1Dとの間に設けた隙間20
を経由させているが、これらのケーシング2、8に嵌入
されたリング(図示せず)とロータ軸1C、1Dの間に
隙間を形成して、該隙間を経由させてもよい。
【0038】また、軸貫通部の隙間20を油通路とせず
、ロータの各端面、各軸受に直接連通する油通路(図示
せず)を穿孔しても良い。無論、これらの変形例を組合
せることも可能である。
、ロータの各端面、各軸受に直接連通する油通路(図示
せず)を穿孔しても良い。無論、これらの変形例を組合
せることも可能である。
【0039】この様に、本発明においては図示の実施例
以外にも種々の変形例が考えられる。そして、図示の実
施例は例示のためのものであり、本発明の技術範囲を限
定するものでは無いことを付記する。
以外にも種々の変形例が考えられる。そして、図示の実
施例は例示のためのものであり、本発明の技術範囲を限
定するものでは無いことを付記する。
【0040】
【発明の効果】上記した様に、本発明では油供給通路の
容積が吸込通路と比べ充分小さく、油は吸込ガスを過度
に加熱する事なく充分に冷却される。そして冷却により
粘度が高くなった油は、摺動部における油膜の形成を良
好にし、軸受の信頼性を向上させ、アクチュエータの漏
れによるスライド弁の制御不安定及びロータ間、ロータ
とケーシングとの間のシール不良等を防止し、圧縮機機
能の信頼性を高める。
容積が吸込通路と比べ充分小さく、油は吸込ガスを過度
に加熱する事なく充分に冷却される。そして冷却により
粘度が高くなった油は、摺動部における油膜の形成を良
好にし、軸受の信頼性を向上させ、アクチュエータの漏
れによるスライド弁の制御不安定及びロータ間、ロータ
とケーシングとの間のシール不良等を防止し、圧縮機機
能の信頼性を高める。
【0041】これに関連して、従来技術における油の低
粘度対策、すなわち吐出温付近でも所定の粘度を持ち低
温では過度に粘度が高い油を供給する方式、を採用する
必要が無くなるため、低粘度の油も使用できる。このこ
とは圧縮機起動前の油予熱用ヒータ(図示せず)の容量
を小さくするとを可能にして、起動時等その他の低温時
における油の攪拌損失を低減できる。
粘度対策、すなわち吐出温付近でも所定の粘度を持ち低
温では過度に粘度が高い油を供給する方式、を採用する
必要が無くなるため、低粘度の油も使用できる。このこ
とは圧縮機起動前の油予熱用ヒータ(図示せず)の容量
を小さくするとを可能にして、起動時等その他の低温時
における油の攪拌損失を低減できる。
【0042】さらに、油供給通路の容積が吸込通路と比
べ充分小さく吸込ガスを過度に加熱しない事に関連して
、圧縮機の能力が低下することが無い。
べ充分小さく吸込ガスを過度に加熱しない事に関連して
、圧縮機の能力が低下することが無い。
【0043】これに加えて、油タンクを吸込側から充分
遠く配置することが出来るため、吸込ガスを過度に加熱
することがない。
遠く配置することが出来るため、吸込ガスを過度に加熱
することがない。
【0044】また、油戻り通路の途中に冷媒通路を設け
、冷凍システム内から導いた所定の温度、圧力を持つ冷
媒(低温)を、昇温した油に注入することにより、ロー
タ歯溝内のガス温度を不当に上昇させることがなく、圧
縮機の能力低下が防止されるのである。
、冷凍システム内から導いた所定の温度、圧力を持つ冷
媒(低温)を、昇温した油に注入することにより、ロー
タ歯溝内のガス温度を不当に上昇させることがなく、圧
縮機の能力低下が防止されるのである。
【0045】なお、本発明においてケーシング等の肉部
に穿孔した孔を油通路とすれば、製作上のコストダウン
、小型化、単純化、振動に対する配管の信頼性向上等の
効果も得られるのである。
に穿孔した孔を油通路とすれば、製作上のコストダウン
、小型化、単純化、振動に対する配管の信頼性向上等の
効果も得られるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷凍機用スクリュ圧縮機の水平断
面図。
面図。
【図2】本発明に係る冷凍機用スクリュ圧縮機の垂直断
面図。
面図。
【図3】油の流れを示した模式図。
【図4】従来技術の部分断面図。
【図5】その他の従来技術の部分断面図。
【図6】さらに別の従来技術の部分断面図。
1A、1B・・・ロータ
1C、1D・・・ロータ軸
2・・・ロータケーシング
2A・・・吸込通路
2B・・・吐出通路
2C・・・ケーシング壁
6A・・・吸込口
7A・・・スライド弁アクチュエータ
7C、7D・・・圧力室
8・・・吐出チャンバ
8A・・・油タンク
8B・・・吐出口
9・・・油分離器
10A、10B、11A、11B・・・軸受12A・・
・軸封手段 12B、12C・・・密封カバー 13・・・スライド弁 14・・・油供給通路 15・・・油フィルタ 17・・・冷媒注入口 18、19、21、22、23・・・通路20・・・隙
間
・軸封手段 12B、12C・・・密封カバー 13・・・スライド弁 14・・・油供給通路 15・・・油フィルタ 17・・・冷媒注入口 18、19、21、22、23・・・通路20・・・隙
間
Claims (6)
- 【請求項1】 一対のロータを収容するケーシング内
に低圧側ガスと油とが壁を隔てて熱交換可能に設けられ
た油供給通路を設け、該油供給通路はその一端が圧縮機
内の低圧側ガスが充満した空間から充分離れた高圧側に
形成された油タンクに連通し且つ他端は少なくとも低圧
側の雄及び雌ロータの軸受に連通しており、該雄及び雌
ロータの軸受を低圧側ガスに対して封止する軸封手段と
、該雄及び雌ロータの軸受の潤滑を終えた油をロータ歯
溝に導く油戻り通路、とを有することを特徴とする冷凍
機用スクリュ圧縮機。 - 【請求項2】 その一端が圧縮機内の低圧側ガスが充
満した空間から充分離れた高圧側に形成された油タンク
に連通し且つ他端は少なくとも低圧側の雄及び雌ロータ
の軸受に連通した油通路と、該雄及び雌ロータの軸受を
低圧側ガスに対して封止する軸封手段と、該雄及び雌ロ
ータの軸受の潤滑を終えた油をロータ歯溝に導く油戻り
通路と、雄ロータの軸受側の前記油戻り通路か雌ロータ
の軸受側の前記油戻り通路の少なくとも一方の中途部分
に所定の圧力及び温度を持った冷媒を注入する冷媒通路
、とを有することを特徴とする冷凍機用スクリュ圧縮機
。 - 【請求項3】 前記油供給通路を、油フィルタを備え
た空間により構成した請求項1または2に記載の冷凍機
用スクリュ圧縮機。 - 【請求項4】 前記油供給通路の他端が、圧縮機容量
制御用スライド弁のアクチュエータに接続されている請
求項1乃至3のいずれか1項に記載の冷凍機用スクリュ
圧縮機。 - 【請求項5】 前記油供給通路の他端に接続されて油
が供給される部材が、低圧側及び高圧側の雄及び雌ロー
タの軸受、前記スライド弁のアクチュエータ、低圧側及
び高圧側のロータ端面、歯溝である請求項1乃至4のい
ずれか1項に記載の冷凍機用スクリュ圧縮機。 - 【請求項6】 前記油タンクを油分離機を内蔵する吐
出チャンバ下部と一体的に形成した請求項1乃至5のい
ずれか1項に記載の冷凍機用スクリュ圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3016200A JPH0827086B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 冷凍機用スクリュ圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3016200A JPH0827086B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 冷凍機用スクリュ圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04257658A true JPH04257658A (ja) | 1992-09-11 |
| JPH0827086B2 JPH0827086B2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=11909870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3016200A Expired - Lifetime JPH0827086B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 冷凍機用スクリュ圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0827086B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113323873A (zh) * | 2021-07-05 | 2021-08-31 | 漯河职业技术学院 | 电动压缩机及其控制方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49110500A (ja) * | 1973-02-24 | 1974-10-21 | ||
| JPS5585863A (en) * | 1978-12-22 | 1980-06-28 | Ebara Mfg | Oil returning device for refrigerating plant |
| JPS5974458A (ja) * | 1982-10-20 | 1984-04-26 | Nittetsu Kaatenoole Kk | 太陽熱利用暖冷房装置 |
| JPS6040794A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-03-04 | ダンハム−ブツシユ・インコ−ポレイテツド | 螺旋回転圧縮機および自動車用閉ル−プ冷却装置 |
-
1991
- 1991-02-07 JP JP3016200A patent/JPH0827086B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49110500A (ja) * | 1973-02-24 | 1974-10-21 | ||
| JPS5585863A (en) * | 1978-12-22 | 1980-06-28 | Ebara Mfg | Oil returning device for refrigerating plant |
| JPS5974458A (ja) * | 1982-10-20 | 1984-04-26 | Nittetsu Kaatenoole Kk | 太陽熱利用暖冷房装置 |
| JPS6040794A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-03-04 | ダンハム−ブツシユ・インコ−ポレイテツド | 螺旋回転圧縮機および自動車用閉ル−プ冷却装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113323873A (zh) * | 2021-07-05 | 2021-08-31 | 漯河职业技术学院 | 电动压缩机及其控制方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0827086B2 (ja) | 1996-03-21 |
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