JPH04258619A - 成形材料 - Google Patents
成形材料Info
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- JPH04258619A JPH04258619A JP4053991A JP4053991A JPH04258619A JP H04258619 A JPH04258619 A JP H04258619A JP 4053991 A JP4053991 A JP 4053991A JP 4053991 A JP4053991 A JP 4053991A JP H04258619 A JPH04258619 A JP H04258619A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断熱材の発泡剤として
使用されるフロンなどに対し、耐ストレスクラック性に
優れたゴム変性芳香族ビニル系樹脂からなる成形材料に
関する。
使用されるフロンなどに対し、耐ストレスクラック性に
優れたゴム変性芳香族ビニル系樹脂からなる成形材料に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気冷蔵庫などの内箱材料および
枠材として、ABS樹脂が広く使用されている。通常、
電気冷蔵庫の内箱はABS樹脂を押しだしてシートにし
真空成形により、またその枠材は射出成形により成形さ
れ、その優れた外観と優れた機械的強度が特徴になって
いる。電気冷蔵庫の内箱、枠材は断熱材と接触するが、
この断熱材は一般的に発泡ウレタンであり、その発泡剤
にはフロン11が使用されている。ところが、このフロ
ン11は、モントリオール議定書締結国会議により西暦
2000年には使用できなくなる。このフロン11に替
わるべきフロンとして、フロン141b、フロン123
が候補として挙がっているが、これらのフロンに対し適
したABS樹脂をはじめとするゴム変性スチレン系樹脂
は未だに開発されていないのが現状である。
枠材として、ABS樹脂が広く使用されている。通常、
電気冷蔵庫の内箱はABS樹脂を押しだしてシートにし
真空成形により、またその枠材は射出成形により成形さ
れ、その優れた外観と優れた機械的強度が特徴になって
いる。電気冷蔵庫の内箱、枠材は断熱材と接触するが、
この断熱材は一般的に発泡ウレタンであり、その発泡剤
にはフロン11が使用されている。ところが、このフロ
ン11は、モントリオール議定書締結国会議により西暦
2000年には使用できなくなる。このフロン11に替
わるべきフロンとして、フロン141b、フロン123
が候補として挙がっているが、これらのフロンに対し適
したABS樹脂をはじめとするゴム変性スチレン系樹脂
は未だに開発されていないのが現状である。
【0003】フロン11がフロン141b、フロン12
3に代替される場合、予想される問題点は、ABS樹脂
などへの溶解性が強いということである。フロン11に
対しては、現行の一般的なABS樹脂においてもほとん
ど侵されることなく充分に使用に耐えうるが、フロン1
41b、フロン123はABS樹脂の溶解力が強く、ス
トレスクラックあるいはフロンを吸収することにより膨
潤し、硬度およびモジュラスの低下を招き変形し易くな
る。従って、現行のABS樹脂では、新フロンに対応す
ることが困難であるのが現状である。
3に代替される場合、予想される問題点は、ABS樹脂
などへの溶解性が強いということである。フロン11に
対しては、現行の一般的なABS樹脂においてもほとん
ど侵されることなく充分に使用に耐えうるが、フロン1
41b、フロン123はABS樹脂の溶解力が強く、ス
トレスクラックあるいはフロンを吸収することにより膨
潤し、硬度およびモジュラスの低下を招き変形し易くな
る。従って、現行のABS樹脂では、新フロンに対応す
ることが困難であるのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これら新フ
ロンに対しストレスクラックがなく、膨潤による硬度お
よびモジュラスの低下を起こさない、フロンガスを発泡
剤とする断熱材に接触させる成形品の成形材料を提供す
ることにある。
ロンに対しストレスクラックがなく、膨潤による硬度お
よびモジュラスの低下を起こさない、フロンガスを発泡
剤とする断熱材に接触させる成形品の成形材料を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ゴム状重合体
(I)5〜40重量部、ならびに(a)芳香族ビニル化
合物9.5〜94.5重量%、(b)シアン化ビニル化
合物5〜90重量%、(c)不飽和カルボン酸アミド0
.5〜30重量%、および(d)その他の共重合可能な
単量体0〜74.5重量%からなる単量体成分(II)
95〜60重量部〔ただし、(I)+(II) =1
00重量部〕の構成成分からなり、かつゴム状重合体(
I)にグラフトされているグラフト成分のグラフト率が
5重量%以上であるゴム変性芳香族ビニル系樹脂(以下
「ゴム変性芳香族ビニル系樹脂」という)からなること
を特徴とする、フロンガスを発泡剤とする断熱材に接触
させる成形品の成形材料を提供するものである。
(I)5〜40重量部、ならびに(a)芳香族ビニル化
合物9.5〜94.5重量%、(b)シアン化ビニル化
合物5〜90重量%、(c)不飽和カルボン酸アミド0
.5〜30重量%、および(d)その他の共重合可能な
単量体0〜74.5重量%からなる単量体成分(II)
95〜60重量部〔ただし、(I)+(II) =1
00重量部〕の構成成分からなり、かつゴム状重合体(
I)にグラフトされているグラフト成分のグラフト率が
5重量%以上であるゴム変性芳香族ビニル系樹脂(以下
「ゴム変性芳香族ビニル系樹脂」という)からなること
を特徴とする、フロンガスを発泡剤とする断熱材に接触
させる成形品の成形材料を提供するものである。
【0006】本発明のゴム変性芳香族ビニル系樹脂は、
ゴム状重合体(I)の存在下に単量体成分(II) を
グラフト重合して得られるグラフト系のグラフト共重合
体樹脂であっても、またゴム状重合体(I)と単量体成
分(II)の共重合体とをブレンドした得られるブレン
ド系グラフト共重合体樹脂であっても、さらにはこれら
のグラフト系およびブレンド系のグラフト共重合体樹脂
のブレンド物であってもよい。
ゴム状重合体(I)の存在下に単量体成分(II) を
グラフト重合して得られるグラフト系のグラフト共重合
体樹脂であっても、またゴム状重合体(I)と単量体成
分(II)の共重合体とをブレンドした得られるブレン
ド系グラフト共重合体樹脂であっても、さらにはこれら
のグラフト系およびブレンド系のグラフト共重合体樹脂
のブレンド物であってもよい。
【0007】本発明のゴム変性芳香族ビニル系樹脂に使
用されるゴム状重合体(I)としては、例えばポリブタ
ジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエンランダ
ム共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、
スチレン−ブタジエンブロック共重合体などのジエン系
ゴム状重合体、該ジエン系ゴム状重合体の水素添加物、
エチレン−プロピレン−(ジエン)ゴム、アクリルゴム
などが挙げられ、これらは1種または2種以上で使用さ
れる。ゴム状重合体(I)の使用量は、(I)〜(II
) 成分の合計量100重量部に対し、5〜40重量部
、好ましくは10〜35重量部であり、5重量部未満で
は充分な耐衝撃性が得られず、一方40重量部を超える
と成形加工性、耐フロン性が劣る。
用されるゴム状重合体(I)としては、例えばポリブタ
ジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエンランダ
ム共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、
スチレン−ブタジエンブロック共重合体などのジエン系
ゴム状重合体、該ジエン系ゴム状重合体の水素添加物、
エチレン−プロピレン−(ジエン)ゴム、アクリルゴム
などが挙げられ、これらは1種または2種以上で使用さ
れる。ゴム状重合体(I)の使用量は、(I)〜(II
) 成分の合計量100重量部に対し、5〜40重量部
、好ましくは10〜35重量部であり、5重量部未満で
は充分な耐衝撃性が得られず、一方40重量部を超える
と成形加工性、耐フロン性が劣る。
【0008】次に、単量体成分(II) を構成する(
a)芳香族ビニル化合物としては、スチレン、t−ブチ
ルスチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン
、ジビニルベンゼン、1,1−ジフェニルスチレン、N
,N−ジエチル−p−アミノエチルスチレン、N,N−
ジエチル−p−アミノエチルスチレン、ビニルピリジン
、ビニルキシレン、モノクロルスチレン、ジクロルスチ
レン、モノブロムスチレン、フルオロスチレン、エチル
スチレン、ビニルナフタレンなどが挙げられ、特にスチ
レン、α−メチルスチレンが好ましい。これらの(a)
芳香族ビニル化合物は、単独であるいは2種以上混合し
て用いられる。 (a)芳香族ビニル化合物の使用量は、単量体成分(I
I) 中に9.5〜94.5重量%、好ましくは15〜
80重量%、さらに好ましくは20〜70重量%であり
、9.5重量%未満では充分な成形加工性が得られず、
一方94.5重量%を超えると耐衝撃性、耐フロン性が
劣る。
a)芳香族ビニル化合物としては、スチレン、t−ブチ
ルスチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン
、ジビニルベンゼン、1,1−ジフェニルスチレン、N
,N−ジエチル−p−アミノエチルスチレン、N,N−
ジエチル−p−アミノエチルスチレン、ビニルピリジン
、ビニルキシレン、モノクロルスチレン、ジクロルスチ
レン、モノブロムスチレン、フルオロスチレン、エチル
スチレン、ビニルナフタレンなどが挙げられ、特にスチ
レン、α−メチルスチレンが好ましい。これらの(a)
芳香族ビニル化合物は、単独であるいは2種以上混合し
て用いられる。 (a)芳香族ビニル化合物の使用量は、単量体成分(I
I) 中に9.5〜94.5重量%、好ましくは15〜
80重量%、さらに好ましくは20〜70重量%であり
、9.5重量%未満では充分な成形加工性が得られず、
一方94.5重量%を超えると耐衝撃性、耐フロン性が
劣る。
【0009】また、単量体成分(II) を構成する(
b)シアン化ビニル化合物としては、アクリロニトリル
、メタクリロニトリルなどが挙げられ、これらは1種ま
たは2種以上で使用される。この(b)シアン化ビニル
化合物としては、特にアクリロニトリルが好ましい。(
b)シアン化ビニル化合物の使用量は、単量体成分(I
I) 中に5〜90重量%、好ましくは15〜80重量
%、さらに好ましくは25〜70重量%であり、5重量
%未満では充分な耐フロン性、耐衝撃性が得られず、一
方90重量%を超えると成形加工性、耐衝撃性が劣る。
b)シアン化ビニル化合物としては、アクリロニトリル
、メタクリロニトリルなどが挙げられ、これらは1種ま
たは2種以上で使用される。この(b)シアン化ビニル
化合物としては、特にアクリロニトリルが好ましい。(
b)シアン化ビニル化合物の使用量は、単量体成分(I
I) 中に5〜90重量%、好ましくは15〜80重量
%、さらに好ましくは25〜70重量%であり、5重量
%未満では充分な耐フロン性、耐衝撃性が得られず、一
方90重量%を超えると成形加工性、耐衝撃性が劣る。
【0010】さらに、単量体成分(II)中の(c)不
飽和カルボン酸アミドとしては、アクリルアミド、メタ
クリルアミドなどが挙げられ、これらは単独であるいは
2種以上併用される。特に、この(c)不飽和カルボン
酸アミドは、本発明のゴム変性芳香族ビニル系樹脂にと
って、フロン141b、フロン123に対しストレスク
ラック、膨潤による硬度およびモジュラス低下を起こさ
ないための必須の成分である。(c)不飽和カルボン酸
アミドの使用量は、単量体成分(II) 中に0.5〜
30重量%、好ましくは1〜25重量%、さらに好まし
くは2〜20重量%であり、0.5重量%未満では目的
とする耐フロン性が得られず、一方30重量%を超えて
も耐フロン性はそれ以上向上しない。
飽和カルボン酸アミドとしては、アクリルアミド、メタ
クリルアミドなどが挙げられ、これらは単独であるいは
2種以上併用される。特に、この(c)不飽和カルボン
酸アミドは、本発明のゴム変性芳香族ビニル系樹脂にと
って、フロン141b、フロン123に対しストレスク
ラック、膨潤による硬度およびモジュラス低下を起こさ
ないための必須の成分である。(c)不飽和カルボン酸
アミドの使用量は、単量体成分(II) 中に0.5〜
30重量%、好ましくは1〜25重量%、さらに好まし
くは2〜20重量%であり、0.5重量%未満では目的
とする耐フロン性が得られず、一方30重量%を超えて
も耐フロン性はそれ以上向上しない。
【0011】さらに、(d)その他の共重合可能な単量
体としては、メチルアクリレート、エチルアクリレート
、プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、アミル
アクリレート、ヘキシルアクリレート、オクチルアクリ
レート、2−エチルヘキシルアクリレート、シクロヘキ
シルアクリレート、ドデシルアクリレート、オクタデシ
ルアクリレート、フェニルアクリレート、ベンジルアク
リレートなどのアクリル酸エステル;メチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート
、ブチルメタクリレート、アミルメタクリレート、ヘキ
シルメタクリレート、オクチルメタクリレート、2−エ
チルヘキシルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリ
レート、ドデシルメタクリレート、オクタデシルメタク
リレート、フェニルメタクリレート、ベンジルメタクリ
レートなどのメタクリル酸エステル;無水マレイン酸、
無水イタコン酸、無水シトラコン酸などの不飽和酸無水
物;アクリル酸、メタクリル酸などの不飽和酸;マレイ
ミド、N−メチルマレイミド、N−ブチルマレイミド、
N−(p−メチルフェニル)マレイミド、N−フェニル
マレイミド、N−シクロヘキシルマレイミドなどのα−
またはβ−不飽和ジカルボン酸のイミド化合物;グリシ
ジルメタクリレートなどのエポキシ化合物などが挙げら
れる。これらの(d)その他の共重合可能な単量体は、
1種単独であるいは2種以上を併用することができる。 (d)その他の共重合可能な単量体の使用量は、単量体
成分(II) 中に0〜74.5重量%、好ましくは0
〜59重量%であり、74.5重量%を超えると耐衝撃
性が低下する。
体としては、メチルアクリレート、エチルアクリレート
、プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、アミル
アクリレート、ヘキシルアクリレート、オクチルアクリ
レート、2−エチルヘキシルアクリレート、シクロヘキ
シルアクリレート、ドデシルアクリレート、オクタデシ
ルアクリレート、フェニルアクリレート、ベンジルアク
リレートなどのアクリル酸エステル;メチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート
、ブチルメタクリレート、アミルメタクリレート、ヘキ
シルメタクリレート、オクチルメタクリレート、2−エ
チルヘキシルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリ
レート、ドデシルメタクリレート、オクタデシルメタク
リレート、フェニルメタクリレート、ベンジルメタクリ
レートなどのメタクリル酸エステル;無水マレイン酸、
無水イタコン酸、無水シトラコン酸などの不飽和酸無水
物;アクリル酸、メタクリル酸などの不飽和酸;マレイ
ミド、N−メチルマレイミド、N−ブチルマレイミド、
N−(p−メチルフェニル)マレイミド、N−フェニル
マレイミド、N−シクロヘキシルマレイミドなどのα−
またはβ−不飽和ジカルボン酸のイミド化合物;グリシ
ジルメタクリレートなどのエポキシ化合物などが挙げら
れる。これらの(d)その他の共重合可能な単量体は、
1種単独であるいは2種以上を併用することができる。 (d)その他の共重合可能な単量体の使用量は、単量体
成分(II) 中に0〜74.5重量%、好ましくは0
〜59重量%であり、74.5重量%を超えると耐衝撃
性が低下する。
【0012】以下、本発明のゴム変性芳香族ビニル系樹
脂の具体例を、下記に列挙する。 ■下記(A−1)からなるゴム変性芳香族ビニル系樹脂
■下記(A−1)/下記(B−1)からなるゴム変性芳
香族ビニル系樹脂 ■下記(A−2)/下記(B−1)からなるゴム変性芳
香族ビニル系樹脂 ■下記(A−1)/下記(B−2)からなるゴム変性芳
香族ビニル系樹脂 ■上記■に下記(A−2)および/または下記(B−2
)を添加してなるゴム変性芳香族ビニル系樹脂上記■〜
■のゴム変性芳香族ビニル系樹脂の中で、好ましくは■
〜■、■、さらに好ましくは■〜■、■である。
脂の具体例を、下記に列挙する。 ■下記(A−1)からなるゴム変性芳香族ビニル系樹脂
■下記(A−1)/下記(B−1)からなるゴム変性芳
香族ビニル系樹脂 ■下記(A−2)/下記(B−1)からなるゴム変性芳
香族ビニル系樹脂 ■下記(A−1)/下記(B−2)からなるゴム変性芳
香族ビニル系樹脂 ■上記■に下記(A−2)および/または下記(B−2
)を添加してなるゴム変性芳香族ビニル系樹脂上記■〜
■のゴム変性芳香族ビニル系樹脂の中で、好ましくは■
〜■、■、さらに好ましくは■〜■、■である。
【0013】(A−1);ゴム状重合体(I)の存在下
に、(a)芳香族ビニル化合物、(b)シアン化ビニル
化合物、(c)不飽和カルボン酸アミドおよび必要に応
じて使用される(d)その他の共重合可能な単量体を重
合して得られるグラフト共重合体 (A−2);(A−1)において、(c)不飽和カルボ
ン酸アミドを用いないで得られるグラフト共重合体(B
−1);(a)芳香族ビニル化合物、(b)シアン化ビ
ニル化合物、(c)不飽和カルボン酸、必要に応じて使
用される(d)その他の共重合可能な単量体を重合して
得られる共重合体 (B−2);(B−1)において、(c)不飽和カルボ
ン酸アミドを用いないで得られる共重合体
に、(a)芳香族ビニル化合物、(b)シアン化ビニル
化合物、(c)不飽和カルボン酸アミドおよび必要に応
じて使用される(d)その他の共重合可能な単量体を重
合して得られるグラフト共重合体 (A−2);(A−1)において、(c)不飽和カルボ
ン酸アミドを用いないで得られるグラフト共重合体(B
−1);(a)芳香族ビニル化合物、(b)シアン化ビ
ニル化合物、(c)不飽和カルボン酸、必要に応じて使
用される(d)その他の共重合可能な単量体を重合して
得られる共重合体 (B−2);(B−1)において、(c)不飽和カルボ
ン酸アミドを用いないで得られる共重合体
【0014】
なお、上記の(A−1)〜(A−2)のグラフト共重合
体、(B−1)〜(B−2)の共重合体の組成割合は、
本発明の目的とするゴム変性芳香族ビニル系樹脂が得ら
れるように適宜設定される。例えば、上記(A−1)〜
(A−2)のグラフト共重合体中のゴム状重合体(I)
の使用量は、好ましくは5〜80重量部、さらに好まし
くは10〜70重量部であり、一方単量体成分(II)
の使用量は、好ましくは95〜20重量部、さらに好
ましくは90〜30重量部〔ただし、(I)+(II)
=100重量部〕である。また、上記(A−1)〜(
A−2)のグラフト共重合体、あるいは(B−1)〜(
B−2)の共重合体に使用される単量体成分(II)
中の、(a)芳香族ビニル化合物の好ましい使用量は9
〜95重量%、さらに好ましくは15〜80重量%、(
b)シアン化ビニル化合物の好ましい使用量は5〜90
重量%、さらに好ましくは15〜80重量%、(c)不
飽和カルボン酸アミドの好ましい使用量は0〜50重量
%、さらに好ましくは0〜40重量%、(d)その他の
共重合可能な単量体の好ましい使用量は、0〜86重量
%、さらに好ましくは0〜80重量%である。なお、(
A−1)〜(A−2)のグラフト共重合体および上記(
B−1)〜(B−2)の共重合体中の各成分の使用量は
、重合転化率100%と仮定したときのものであり、従
ってグラフト共重合体および共重合体の構成組成割合に
該当するものである。
なお、上記の(A−1)〜(A−2)のグラフト共重合
体、(B−1)〜(B−2)の共重合体の組成割合は、
本発明の目的とするゴム変性芳香族ビニル系樹脂が得ら
れるように適宜設定される。例えば、上記(A−1)〜
(A−2)のグラフト共重合体中のゴム状重合体(I)
の使用量は、好ましくは5〜80重量部、さらに好まし
くは10〜70重量部であり、一方単量体成分(II)
の使用量は、好ましくは95〜20重量部、さらに好
ましくは90〜30重量部〔ただし、(I)+(II)
=100重量部〕である。また、上記(A−1)〜(
A−2)のグラフト共重合体、あるいは(B−1)〜(
B−2)の共重合体に使用される単量体成分(II)
中の、(a)芳香族ビニル化合物の好ましい使用量は9
〜95重量%、さらに好ましくは15〜80重量%、(
b)シアン化ビニル化合物の好ましい使用量は5〜90
重量%、さらに好ましくは15〜80重量%、(c)不
飽和カルボン酸アミドの好ましい使用量は0〜50重量
%、さらに好ましくは0〜40重量%、(d)その他の
共重合可能な単量体の好ましい使用量は、0〜86重量
%、さらに好ましくは0〜80重量%である。なお、(
A−1)〜(A−2)のグラフト共重合体および上記(
B−1)〜(B−2)の共重合体中の各成分の使用量は
、重合転化率100%と仮定したときのものであり、従
ってグラフト共重合体および共重合体の構成組成割合に
該当するものである。
【0015】以上のような本発明のゴム変性芳香族ビニ
ル系樹脂のグラフト率は、5重量%以上、好ましくは1
0〜150重量%、さらに好ましくは30〜120重量
%であり、5重量%未満では耐衝撃性、成形加工性、耐
フロン性が劣るものとなる。ここで、グラフト率とは、
グラフト共重合体のゴム量に対し、ゴム状重合体に直接
グラフト結合している共重合体成分の割合をいう。この
グラフト率は、重合開始剤量、重合温度などによって制
御することができる。このグラフト率の具体的な求め方
は、まずゴム変性芳香族ビニル系樹脂2gを室温のアセ
トンに投入し、充分攪拌し、不溶解分(w)を求める。 一方、不溶解分(w)中のゴム状重合体量は、重合処方
をもとに算出することができる。この算出されたゴム状
重合体量をRとし、次式よりグラフト率を求める。 グラフト率(重量%)=〔(w−R)/R〕×100
ル系樹脂のグラフト率は、5重量%以上、好ましくは1
0〜150重量%、さらに好ましくは30〜120重量
%であり、5重量%未満では耐衝撃性、成形加工性、耐
フロン性が劣るものとなる。ここで、グラフト率とは、
グラフト共重合体のゴム量に対し、ゴム状重合体に直接
グラフト結合している共重合体成分の割合をいう。この
グラフト率は、重合開始剤量、重合温度などによって制
御することができる。このグラフト率の具体的な求め方
は、まずゴム変性芳香族ビニル系樹脂2gを室温のアセ
トンに投入し、充分攪拌し、不溶解分(w)を求める。 一方、不溶解分(w)中のゴム状重合体量は、重合処方
をもとに算出することができる。この算出されたゴム状
重合体量をRとし、次式よりグラフト率を求める。 グラフト率(重量%)=〔(w−R)/R〕×100
【
0016】本発明のゴム変性芳香族ビニル系樹脂の製造
方法は、ポリブタジエンゴム、スチレンーブタジエンゴ
ム、アクリロニトリルーブタジエンゴムなどをゴム状重
合体として使用する場合には、乳化重合、懸濁重合、溶
液重合、バルク重合などが、またエチレンープロピレン
ゴム、エチレンープロピレンー非共役ジエンゴム、スチ
レンーブタジエンのブロック体およびその水添物などを
ゴム状重合体として使用する場合には、溶液重合、バル
ク重合を用いることが一般的である。これらは、通常よ
く知られたグラフト重合法でよい。また、単量体成分(
II) のみから構成された共重合体を得るには、通常
のよく知られた重合法でよい。すなわち、乳化重合、懸
濁重合、溶液重合、バルク重合が用いられる。重合後の
ポリマー〔(I)〜(II) 成分からなるグラフト共
重合体、(II) 成分のみからなる共重合体〕は、凝
固−洗浄、脱溶などの回収工程を経て乾燥後、粉体また
は粒体とする。これらポリマーのブレンド時、熱安定剤
、滑剤などを添加しペレット化することで射出成形、押
出成形に供する。電気冷蔵庫の内箱は、押し出しシート
をさらに真空成形することによって得られる。
0016】本発明のゴム変性芳香族ビニル系樹脂の製造
方法は、ポリブタジエンゴム、スチレンーブタジエンゴ
ム、アクリロニトリルーブタジエンゴムなどをゴム状重
合体として使用する場合には、乳化重合、懸濁重合、溶
液重合、バルク重合などが、またエチレンープロピレン
ゴム、エチレンープロピレンー非共役ジエンゴム、スチ
レンーブタジエンのブロック体およびその水添物などを
ゴム状重合体として使用する場合には、溶液重合、バル
ク重合を用いることが一般的である。これらは、通常よ
く知られたグラフト重合法でよい。また、単量体成分(
II) のみから構成された共重合体を得るには、通常
のよく知られた重合法でよい。すなわち、乳化重合、懸
濁重合、溶液重合、バルク重合が用いられる。重合後の
ポリマー〔(I)〜(II) 成分からなるグラフト共
重合体、(II) 成分のみからなる共重合体〕は、凝
固−洗浄、脱溶などの回収工程を経て乾燥後、粉体また
は粒体とする。これらポリマーのブレンド時、熱安定剤
、滑剤などを添加しペレット化することで射出成形、押
出成形に供する。電気冷蔵庫の内箱は、押し出しシート
をさらに真空成形することによって得られる。
【0017】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。なお、実施例中、部および%は、特に断ら
ない限り重量基準である。また、実施例中の各種評価は
、次のようにして測定した値である。 膨潤度 ブレンドパウダーを220℃で2mm厚にプレスし、3
0×30mmのテストシートとしたのち、フロン123
を入れたデシケータに入れ、23℃×24時間、蒸気中
に放置したのち、フロン123の吸収量を求め、膨潤度
とした。 臨界歪 1.1mm厚に押し出したシートを、1/4″楕円治具
に取付け、フロン123の入ったデシケータに入れ、3
5℃×16時間、蒸気中に放置したのち、手で折ってク
ラックの入る歪量を臨界歪とした。 硬度変化 1.1mm厚に押し出したシートの初期硬度と、フロン
123の入ったデシケータに入れ35℃で16時間蒸気
中に放置したのちのシートの硬度を、ショアD硬度にて
測定しその変化を調べた。
に説明する。なお、実施例中、部および%は、特に断ら
ない限り重量基準である。また、実施例中の各種評価は
、次のようにして測定した値である。 膨潤度 ブレンドパウダーを220℃で2mm厚にプレスし、3
0×30mmのテストシートとしたのち、フロン123
を入れたデシケータに入れ、23℃×24時間、蒸気中
に放置したのち、フロン123の吸収量を求め、膨潤度
とした。 臨界歪 1.1mm厚に押し出したシートを、1/4″楕円治具
に取付け、フロン123の入ったデシケータに入れ、3
5℃×16時間、蒸気中に放置したのち、手で折ってク
ラックの入る歪量を臨界歪とした。 硬度変化 1.1mm厚に押し出したシートの初期硬度と、フロン
123の入ったデシケータに入れ35℃で16時間蒸気
中に放置したのちのシートの硬度を、ショアD硬度にて
測定しその変化を調べた。
【0018】参考例1(グラフト共重合体A−1の調製
) 反応器に、ポリブタジエンゴム〔日本合成ゴム(株)製
、JSR #700〕40部(固形分換算)、スチレ
ン(ST)10.8部、アクリロニトリル(AN)7.
2部、t−ドデシルメルカプタン0.1部、オレイン酸
カリウム0.5部、イオン交換水150部を仕込み、4
0℃に昇温後、ピロリン酸ナトリウム0.3部、デキス
トローズ0.35部、硫酸第一鉄0.01部とクメンハ
イドロパーオキサイド0.1部を添加して重合を開始さ
せた。重合開始1時間経過後、ST21.8部、AN2
0.2部、t−ドデシルメルカプタン0.2部、クメン
ハイドロパーオキサイド0.3部を3時間にわたって連
続的に添加し、その後、さらにピロリン酸ナトリウム0
.1部、デキストローズ0.11部、硫酸第一鉄0.0
03部とクメンハイドロパーオキサイド0.1部を添加
して1時間重合を継続させた。重合転化率は96%であ
った。得られたラテックスに老化防止剤を添加したのち
、塩化カルシウムで凝固しこれを分離、水洗、乾燥して
グラフト率70%のグラフト共重合体A−1を得た。
) 反応器に、ポリブタジエンゴム〔日本合成ゴム(株)製
、JSR #700〕40部(固形分換算)、スチレ
ン(ST)10.8部、アクリロニトリル(AN)7.
2部、t−ドデシルメルカプタン0.1部、オレイン酸
カリウム0.5部、イオン交換水150部を仕込み、4
0℃に昇温後、ピロリン酸ナトリウム0.3部、デキス
トローズ0.35部、硫酸第一鉄0.01部とクメンハ
イドロパーオキサイド0.1部を添加して重合を開始さ
せた。重合開始1時間経過後、ST21.8部、AN2
0.2部、t−ドデシルメルカプタン0.2部、クメン
ハイドロパーオキサイド0.3部を3時間にわたって連
続的に添加し、その後、さらにピロリン酸ナトリウム0
.1部、デキストローズ0.11部、硫酸第一鉄0.0
03部とクメンハイドロパーオキサイド0.1部を添加
して1時間重合を継続させた。重合転化率は96%であ
った。得られたラテックスに老化防止剤を添加したのち
、塩化カルシウムで凝固しこれを分離、水洗、乾燥して
グラフト率70%のグラフト共重合体A−1を得た。
【0019】参考例2(グラフト共重合体A−2の調製
) 反応器に、ポリブタジエンゴム〔日本合成ゴム(株)製
、JSR #700〕40部(固形分換算)、スチレ
ン(ST)9部、アクリロニトリル(AN)7.2アク
リルアミド(AAm)1.8部、t−ドデシルメルカプ
タン0.1部、オレイン酸カリウム0.5部、イオン交
換水150部を仕込み、40℃に昇温後、ピロリン酸ナ
トリウム0.3部、デキストローズ 0.35部、硫
酸第一鉄0.01部とクメンハイドロパーオキサイド0
.1部を添加して重合を開始させた。重合開始1時間経
過後、ST17.6、AN20.2部、AAm4.2部
、t−ドデシルメルカプタン0.2部、クメンハイドロ
パーオキサイド0.3部を3時間にわたって連続的に添
加し、その後、さらにピロリン酸ナトリ ウム0.1
部、デキストローズ0.11部、硫酸第一鉄0.003
部とクメンハイドロパーオキサイド0.1部を添加して
1時間重合を継続させた。重合転化率は96%であった
。得られたラテックスに老化防止剤を添加したのち、塩
化カルシウムで凝固しこれを分離、水洗、乾燥してグラ
フト率73%のグラフト共重合体A−2を得た。
) 反応器に、ポリブタジエンゴム〔日本合成ゴム(株)製
、JSR #700〕40部(固形分換算)、スチレ
ン(ST)9部、アクリロニトリル(AN)7.2アク
リルアミド(AAm)1.8部、t−ドデシルメルカプ
タン0.1部、オレイン酸カリウム0.5部、イオン交
換水150部を仕込み、40℃に昇温後、ピロリン酸ナ
トリウム0.3部、デキストローズ 0.35部、硫
酸第一鉄0.01部とクメンハイドロパーオキサイド0
.1部を添加して重合を開始させた。重合開始1時間経
過後、ST17.6、AN20.2部、AAm4.2部
、t−ドデシルメルカプタン0.2部、クメンハイドロ
パーオキサイド0.3部を3時間にわたって連続的に添
加し、その後、さらにピロリン酸ナトリ ウム0.1
部、デキストローズ0.11部、硫酸第一鉄0.003
部とクメンハイドロパーオキサイド0.1部を添加して
1時間重合を継続させた。重合転化率は96%であった
。得られたラテックスに老化防止剤を添加したのち、塩
化カルシウムで凝固しこれを分離、水洗、乾燥してグラ
フト率73%のグラフト共重合体A−2を得た。
【0020】参考例3(グラフト共重合体A−3の調製
) 参考例2においてアクリルアミドをメタクリルアミドに
代えて、グラフト率71%のグラフト共重合体A−3を
得た。 参考例4(グラフト共重合体A−4の調製)反応器に、
ポリブタジエンゴム〔日本合成ゴム(株)製、JSR
#700〕26部(固形分換算)、オレイン酸カリウ
ム0.5部、イオン交換水150部を仕込み、40℃に
昇温後、ピロリン酸ナトリウム0.3部、デキストロー
ズ0.35部、硫酸第一鉄0.01部、クメンハイドロ
パーオキサイド0.1部、ST31部、AN35.6部
、AAm7.4部、t−ドデシルメルカプタン0.45
部、クメンハイドロパーオキサイド0.25部を5時間
にわたって連続的に添加し、その後、さらにピロリン酸
ナトリウム0.1部、デキストローズ 0.11部、
硫酸第一鉄0.003部とクメンハイドロパーオキサイ
ド0.1部を添加して1時間重合を継続させた。重合転
化率は95%であった。得られたラテックスに老化防止
剤を添加したのち、塩化カルシウムで凝固しこれを分離
、水洗、乾燥してグラフト率87%のグラフト共重合体
A−4を得た。
) 参考例2においてアクリルアミドをメタクリルアミドに
代えて、グラフト率71%のグラフト共重合体A−3を
得た。 参考例4(グラフト共重合体A−4の調製)反応器に、
ポリブタジエンゴム〔日本合成ゴム(株)製、JSR
#700〕26部(固形分換算)、オレイン酸カリウ
ム0.5部、イオン交換水150部を仕込み、40℃に
昇温後、ピロリン酸ナトリウム0.3部、デキストロー
ズ0.35部、硫酸第一鉄0.01部、クメンハイドロ
パーオキサイド0.1部、ST31部、AN35.6部
、AAm7.4部、t−ドデシルメルカプタン0.45
部、クメンハイドロパーオキサイド0.25部を5時間
にわたって連続的に添加し、その後、さらにピロリン酸
ナトリウム0.1部、デキストローズ 0.11部、
硫酸第一鉄0.003部とクメンハイドロパーオキサイ
ド0.1部を添加して1時間重合を継続させた。重合転
化率は95%であった。得られたラテックスに老化防止
剤を添加したのち、塩化カルシウムで凝固しこれを分離
、水洗、乾燥してグラフト率87%のグラフト共重合体
A−4を得た。
【0021】参考例5(グラフト共重合体A−5の調製
) 参考例4において、単量体成分をST37.4部、AN
36.0部、AAm0.6部とする以外は、同様の重合
を行い、グラフト率83%のグラフト共重合体A−5を
得た。 参考例6(グラフト共重合体A−6の調製)参考例4に
おいて、単量体成分をST30部、AN33部、AAm
7部、エチルアクリレート4部とする以外は、同様の重
合を行い、グラフト率85%のグラフト共重合体A−6
を得た。 参考例7(グラフト共重合体A−7の調製)反応器に、
EPDM〔日本合成ゴム(株)製、JSR EP24
〕26部、ST37部、AN33.3部、AAm3.7
部、トルエン100部を仕込みゴムが完全に溶解したの
ち、t−ドデシルメルカプタン0.1部、ジベンゾイル
パーオキサイド0.2部、t−ブチルパーオキシ−1−
プロピルカーボネート0.2部、ジクミルパーオキサイ
ド0.1部を加え、1000で7時間重合を行った。重
合転化率は96%であった。水蒸気蒸留によって未反応
単量体を除去したのち、粉砕、乾燥してグラフト率53
%のグラフト共重合体A−7を得た。
) 参考例4において、単量体成分をST37.4部、AN
36.0部、AAm0.6部とする以外は、同様の重合
を行い、グラフト率83%のグラフト共重合体A−5を
得た。 参考例6(グラフト共重合体A−6の調製)参考例4に
おいて、単量体成分をST30部、AN33部、AAm
7部、エチルアクリレート4部とする以外は、同様の重
合を行い、グラフト率85%のグラフト共重合体A−6
を得た。 参考例7(グラフト共重合体A−7の調製)反応器に、
EPDM〔日本合成ゴム(株)製、JSR EP24
〕26部、ST37部、AN33.3部、AAm3.7
部、トルエン100部を仕込みゴムが完全に溶解したの
ち、t−ドデシルメルカプタン0.1部、ジベンゾイル
パーオキサイド0.2部、t−ブチルパーオキシ−1−
プロピルカーボネート0.2部、ジクミルパーオキサイ
ド0.1部を加え、1000で7時間重合を行った。重
合転化率は96%であった。水蒸気蒸留によって未反応
単量体を除去したのち、粉砕、乾燥してグラフト率53
%のグラフト共重合体A−7を得た。
【0022】参考例8(共重合体B−1の調製)反応器
に、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ2.5部、イオ
ン交換水300部を仕込み、60℃に昇温したのち、過
硫酸カリウム0.3部、酸性亜硫酸ソーダ0.1部、S
T50部、AN45部、AAm5部、t−ドデシルメル
カプタン0.45部を5時間にわたって連続的に添加し
、その後さらに1時間重合を継続させた。重合転化率は
98%であった。得られたラテックスを塩化カルシウム
で凝固し、これを分離、水洗、乾燥して共重合体B−1
を得た。 参考例9(共重合体B−2の調製) 参考例8において、単量体成分をST45部、AN45
部、AAm10部とした以外は、同様の方法で共重合体
B−2を得た。 参考例10(共重合体B−3の調製) 参考例8で単量体成分をST45部、AN40部、AA
m5部、エチルアクリレート5部とした以外は、同様の
方法で共重合体B−3を得た。 参考例11(共重合体B−4の調製) 参考例8(共重合体B−1)で、単量体成分をST45
部、AN40部、AAm5部、メチルメタクリレート5
部として同様の方法で共重合体B−4を得た。
に、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ2.5部、イオ
ン交換水300部を仕込み、60℃に昇温したのち、過
硫酸カリウム0.3部、酸性亜硫酸ソーダ0.1部、S
T50部、AN45部、AAm5部、t−ドデシルメル
カプタン0.45部を5時間にわたって連続的に添加し
、その後さらに1時間重合を継続させた。重合転化率は
98%であった。得られたラテックスを塩化カルシウム
で凝固し、これを分離、水洗、乾燥して共重合体B−1
を得た。 参考例9(共重合体B−2の調製) 参考例8において、単量体成分をST45部、AN45
部、AAm10部とした以外は、同様の方法で共重合体
B−2を得た。 参考例10(共重合体B−3の調製) 参考例8で単量体成分をST45部、AN40部、AA
m5部、エチルアクリレート5部とした以外は、同様の
方法で共重合体B−3を得た。 参考例11(共重合体B−4の調製) 参考例8(共重合体B−1)で、単量体成分をST45
部、AN40部、AAm5部、メチルメタクリレート5
部として同様の方法で共重合体B−4を得た。
【0023】参考例12(共重合体C−1の調製)反応
器に、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ2.5部、イ
オン交換水300部を仕込み、60℃に昇温したのち、
過硫酸カリウム0.3部、酸性亜硫酸ソーダ0.1部、
ST74部、AN26部、t−ドデシルメルカプタン0
.45部を5時間にわたって連続的に添加し、その後さ
らに1時間重合を継続させた。重合転化率は98%であ
った。得られたラテックスを塩化カルシウムで凝固しこ
れを分離、水洗、乾燥して共重合体C−1を得た。 参考例13(共重合体C−2の調製) 参考例12(共重合体C−1)において、単量体成分を
ST45部、AN55部として同様の方法で共重合体C
−2を得た。
器に、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ2.5部、イ
オン交換水300部を仕込み、60℃に昇温したのち、
過硫酸カリウム0.3部、酸性亜硫酸ソーダ0.1部、
ST74部、AN26部、t−ドデシルメルカプタン0
.45部を5時間にわたって連続的に添加し、その後さ
らに1時間重合を継続させた。重合転化率は98%であ
った。得られたラテックスを塩化カルシウムで凝固しこ
れを分離、水洗、乾燥して共重合体C−1を得た。 参考例13(共重合体C−2の調製) 参考例12(共重合体C−1)において、単量体成分を
ST45部、AN55部として同様の方法で共重合体C
−2を得た。
【0024】実施例1〜5、比較例1
参考例で調製したグラフト共重合体、共重合体を表1〜
2に示す配合処方で混合し、ベント付き押し出し機で樹
脂温度230℃で溶融混合し、押し出しすることにより
ペレットを製造した。このペレットを用い、30φ押し
出し機によりシリンダー温度220℃、金型温度210
℃でシートを作製し、各物性を評価した。結果を表1〜
2に示す。表1〜2から明らかなように、実施例1〜4
は、グラフト共重合体A−1には不飽和カルボン酸アミ
ドが含まれていないが、共重合体B−1〜4には含まれ
ているため、比較例1に較べ膨潤度が格段に下がり、臨
界歪および硬度変化が大きく改善される。特に、実施例
2のように、不飽和カルボン酸アミド量が増すとその効
果はさらに大きくなる。 実施例6〜11 配合処方を表1〜2に変更した以外は、実施例1と同様
にして実験した。結果を表1〜2に示す。実施例6〜1
1では、グラフト共重合体A−2〜5、共重合体B−2
の双方に不飽和カルボン酸アミドがを含む場合には、さ
らに膨潤度が小さくなる。ただし、実施例9のように、
不飽和カルボン酸アミドを含まない共重合体C−1も同
時に配合すると膨潤度は上昇する傾向を示すが、比較例
1に比べれば極めて優れている。
2に示す配合処方で混合し、ベント付き押し出し機で樹
脂温度230℃で溶融混合し、押し出しすることにより
ペレットを製造した。このペレットを用い、30φ押し
出し機によりシリンダー温度220℃、金型温度210
℃でシートを作製し、各物性を評価した。結果を表1〜
2に示す。表1〜2から明らかなように、実施例1〜4
は、グラフト共重合体A−1には不飽和カルボン酸アミ
ドが含まれていないが、共重合体B−1〜4には含まれ
ているため、比較例1に較べ膨潤度が格段に下がり、臨
界歪および硬度変化が大きく改善される。特に、実施例
2のように、不飽和カルボン酸アミド量が増すとその効
果はさらに大きくなる。 実施例6〜11 配合処方を表1〜2に変更した以外は、実施例1と同様
にして実験した。結果を表1〜2に示す。実施例6〜1
1では、グラフト共重合体A−2〜5、共重合体B−2
の双方に不飽和カルボン酸アミドがを含む場合には、さ
らに膨潤度が小さくなる。ただし、実施例9のように、
不飽和カルボン酸アミドを含まない共重合体C−1も同
時に配合すると膨潤度は上昇する傾向を示すが、比較例
1に比べれば極めて優れている。
【0025】実施例12〜14
配合処方を表1〜2に変更した以外は、実施例1と同様
にして実験した。結果を表1〜2に示す。ゴム状重合体
を26部使用したグラフト共重合体単独の場合において
も、ブレンド系と同様の傾向を示す。ゴム状重合体が実
施例14のように変わっても、不飽和カルボン酸アミド
が共重合されていると膨潤度、硬度変化が小さくなる。 比較例2 配合処方を表2に変更した以外は、実施例1と同様にし
て実験した。結果を表2に示す。アクリロニトリル共重
合量を増すと、比較例2は、比較例1に較べて膨潤度、
硬度変化が小さくなるが外観が極めて悪くなり、褐色に
変色する。 比較例3〜4 配合処方を表2に変更した以外は、実施例1と同様にし
て実験した。結果を表2に示す。樹脂中、不飽和カルボ
ン酸アミド量が0.5%未満であると膨潤度、硬度変化
が大きくなり耐フロン性に劣る。
にして実験した。結果を表1〜2に示す。ゴム状重合体
を26部使用したグラフト共重合体単独の場合において
も、ブレンド系と同様の傾向を示す。ゴム状重合体が実
施例14のように変わっても、不飽和カルボン酸アミド
が共重合されていると膨潤度、硬度変化が小さくなる。 比較例2 配合処方を表2に変更した以外は、実施例1と同様にし
て実験した。結果を表2に示す。アクリロニトリル共重
合量を増すと、比較例2は、比較例1に較べて膨潤度、
硬度変化が小さくなるが外観が極めて悪くなり、褐色に
変色する。 比較例3〜4 配合処方を表2に変更した以外は、実施例1と同様にし
て実験した。結果を表2に示す。樹脂中、不飽和カルボ
ン酸アミド量が0.5%未満であると膨潤度、硬度変化
が大きくなり耐フロン性に劣る。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【発明の効果】本発明のゴム変性芳香族ビニル系樹脂か
らなる成形材料は、特にフロン141b、フロン123
に対し、ストレスクラック、膨潤による硬度およびモジ
ュラス低下を引き起こすことがなく、従ってこれらのフ
ロンガスを発泡剤とする断熱材に接触する成形品の成形
材料として極めて高い性能を発揮する。上記の断熱材と
接触する成形品としては、例えば電気冷蔵庫、冷凍庫、
アイスボックス、製氷機、保温庫、ハウジングなどが挙
げられる。
らなる成形材料は、特にフロン141b、フロン123
に対し、ストレスクラック、膨潤による硬度およびモジ
ュラス低下を引き起こすことがなく、従ってこれらのフ
ロンガスを発泡剤とする断熱材に接触する成形品の成形
材料として極めて高い性能を発揮する。上記の断熱材と
接触する成形品としては、例えば電気冷蔵庫、冷凍庫、
アイスボックス、製氷機、保温庫、ハウジングなどが挙
げられる。
Claims (1)
- 【請求項1】 ゴム状重合体(I)5〜40重量部、
ならびに(a)芳香族ビニル化合物9.5〜94.5重
量%、(b)シアン化ビニル化合物5〜90重量%、(
c)不飽和カルボン酸アミド0.5〜30重量%、およ
び(d)その他の共重合可能な単量体0〜74.5重量
%からなる単量体成分(II) 95〜60重量部〔た
だし、(I)+(II) =100重量部〕の構成成分
からなり、かつゴム状重合体(I)にグラフトされてい
るグラフト成分のグラフト率が5重量%以上であるゴム
変性芳香族ビニル系樹脂からなることを特徴とする、フ
ロンガスを発泡剤とする断熱材に接触させる成形品の成
形材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4053991A JPH04258619A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 成形材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4053991A JPH04258619A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 成形材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04258619A true JPH04258619A (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=12583258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4053991A Withdrawn JPH04258619A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 成形材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04258619A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6716917B2 (en) | 2000-07-26 | 2004-04-06 | Toray Industries, Inc. | Rubber-reinforced styrene transparent resin composition and method of producing the same |
-
1991
- 1991-02-13 JP JP4053991A patent/JPH04258619A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6716917B2 (en) | 2000-07-26 | 2004-04-06 | Toray Industries, Inc. | Rubber-reinforced styrene transparent resin composition and method of producing the same |
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