JPH04258665A - 改良された溶融強度を有するポリフェニレンエーテル組成物 - Google Patents

改良された溶融強度を有するポリフェニレンエーテル組成物

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JPH04258665A
JPH04258665A JP25598791A JP25598791A JPH04258665A JP H04258665 A JPH04258665 A JP H04258665A JP 25598791 A JP25598791 A JP 25598791A JP 25598791 A JP25598791 A JP 25598791A JP H04258665 A JPH04258665 A JP H04258665A
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JP
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molecular weight
polymer
resin
polystyrene
polyphenylene ether
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JP25598791A
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Albin Peter Berzinis
アルビン・ピーター・バージニス
David John Swanson
デビッド・ジョン・スワンソン
Gregory Robert Chambers
グレゴリー・ロバート・チェンバース
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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    • C08L25/02Homopolymers or copolymers of hydrocarbons
    • C08L25/04Homopolymers or copolymers of styrene
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、改良された溶融強度を示す、
ポリフェニレンエーテル樹脂とゴム変性ポリスチレン樹
脂とを含むポリマーブレンド組成物に関する。本発明組
成物は、吹込み成形法、プロフィル押出法及びシート押
出法に使用するのに有利である。
【0002】
【発明の背景】ポリフェニレンエーテル樹脂とゴム変性
ポリスチレン樹脂とを含む組成物は、当業界で周知であ
る。この種の組成物は、多くの重要な成形品を製造する
エンジニアリング熱可塑性樹脂として大きな商業的意義
を勝ち得ている。ポリフェニレンエーテル樹脂と耐衝撃
性ゴム変性ポリスチレンとを含む組成物は、カチマンら
の米国特許第4,128,602号、同4,128,6
03号及び同4,128,604号、並びにリー・ジュ
ニアの同3,819,761号各明細書に開示されてい
る。ポリフェニレンエーテル樹脂とゴム変性ポリスチレ
ン樹脂とを含む組成物は、成形品、シート及びフィルム
等を形成するために当業界で公知の様々な方法に従って
加工されている。
【0003】過去において、ポリフェニレンエーテル樹
脂とゴム変性ポリスチレン樹脂との高溶融強度組成物は
、高ゴム含量を有する比較的多量のポリスチレン樹脂を
使用して製造された。高溶融強度組成物は、大型物品の
吹込み成形等を包含する様々な用途において有利である
。しかし、比較的多量のゴムを含む多量のポリスチレン
樹脂は、しばしば組成物の熱変形温度の低下を引き起こ
す。多量のゴムを含む多量のポリスチレン樹脂の使用に
より、また組成物の1つ又はそれ以上の物理的性質も犠
牲になる。従って、過去においては、高い溶融強度、高
い熱変形温度及び良好な物理的性質の組合せを示すポリ
フェニレンエーテル樹脂とゴム変性ポリスチレン樹脂と
の組成物を得ることが難しかった。
【0004】
【発明の概要】従って、本発明の目的は、ポリフェニレ
ンエーテル樹脂とゴム変性ポリスチレン樹脂とを含む改
良されたブレンド組成物を提供することにある。本発明
の更に具体的な目的は、高い溶融強度特性を示す、ポリ
フェニレンエーテル樹脂とゴム変性ポリスチレン樹脂と
を含むブレンド組成物を提供することにある。本発明の
もう1つの目的は、高い溶融強度と高い熱変形温度との
両方を示す前記組成物を提供することにある。これと関
連する本発明の目的は、吹込み成形法、プロフィル押出
法及びシート押出法に使用するのに有利な、高い溶融強
度を示す組成物を提供することにある。本発明の更にも
う1つの目的は、良好な物理的性質の組合せをも示す前
記組成物を提供することにある。
【0005】これらの、そしてその他の目的が、ポリフ
ェニレンエーテル樹脂、ゴム変性ポリスチレン樹脂及び
約1,000,000より大きい重量平均分子量を有す
る高分子量ポリスチレンポリマーを含む本発明のポリマ
ーブレンド組成物により達成される。ポリフェニレンエ
ーテル樹脂とゴム変性ポリスチレン樹脂との組成物への
前記高分子量ポリスチレンポリマーの添加により、熱変
形温度の低下を伴なわずに高レベルの溶融強度を有する
組成物が得られることを見い出した。従って、本発明の
組成物は、例えば吹込み成形法、特に大型物品の吹込み
成形法、プロフィル押出法及びシート押出法等の比較的
高い溶融強度の組成物を必要とする加工法に使用するの
に適している。
【0006】これらの、そしてその他の目的及び利点は
、以下の詳細な説明により更に十分に理解されよう。
【0007】
【詳細な説明】
本発明のポリマーブレンド組成物は、3種類の主成分、
即ちポリフェニレンエーテル樹脂、ゴム変性ポリスチレ
ン樹脂及び約1,000,000より大きい重量平均分
子量を有する高分子量ポリスチレンポリマーを含む。前
記組成物は、該組成物を吹込み成形、プロフィル押出及
びシート押出を包含する様々な加工法に使用するのに特
に適したものとする改良された溶融強度を示す。本発明
の範囲内において、溶融強度の改良は、所定の最適加工
温度における組成物の1/秒での低せん断速度粘度の1
00/秒での高せん断速度粘度に対する比、即ちR* 
=(1/秒での粘度)/(100/秒での粘度)として
定義されるR* 値の増加で証明される。数多くの実験
により、吹込み成形法におけるパリソン押出の最適温度
が、物質のせん断粘度が100/秒で20,000ポア
ズであるときの温度であることが示された。 そこでR* はR* =(1/秒での粘度)/(20,
000ポアズ)として定義され、この場合前記低せん断
粘度は最適溶融温度で測定される。R* 値に関する詳
細については、アボリンスらの米国特許第4,900,
786号明細書及び、ティー・ピー・ダントンら、ポリ
マー・システムズ・テクノロジイ、メモ・レポートPS
T83−6[T.P.Dunton  et  al,
Polymer  Systems  Technol
ogy,Memo  Report  PST  83
−6]を参照することができる。
【0008】本発明のポリマー組成物で使用するのに適
したポリフェニレンエーテル樹脂は、下記一般式:
【0
009】
【化1】 [式中各Rは夫々水素原子、ハロゲン原子、アルキル基
、アリール基、アルコキシ基及び他の炭化水素基等の1
価の置換基を表わし、rは1乃至4であり、そしてnは
重合度を表わす]の反復構造単位を有するポリマー及び
共重合体から成る。好ましくはnが少なくとも20であ
り、そして最も好ましくはnが少なくとも50である。
【0010】本発明のポリマー組成物で使用するのに適
したポリフェニレンエーテル樹脂は当業界で周知であり
、そして当業界で公知の多数の方法の何れかにより、対
応するフェノール又はその反応性誘導体から製造するこ
とができる。ポリフェニレンエーテル樹脂及びその製造
方法の例が、ヘイの米国特許第3,306,874号及
び同3,306,875号、スタマトフの同3,257
,357号及び同3,257,358号、並びに同4,
806,602号各明細書に示されている。本明細書を
通じて、「ポリフェニレンエーテル樹脂」及び「ポリフ
ェニレンエーテルポリマー」という用語には、置換され
ていないポリフェニレンエーテルポリマー、置換されて
いるポリフェニレンエーテルポリマー、及びポリフェニ
レンエーテル共重合体が包含される。
【0011】本発明のポリマーブレンド組成物で使用す
るのに適した、好適なポリフェニレンエーテルポリマー
には、これらに限定されないが、ポリ(2,6−ジメチ
ル−1,4−フェニレン)エーテル;ポリ(2,3,6
−トリメチル−1,4−フェニレン)エーテル;ポリ(
2,6−ジエチル−1,4−フェニレン)エーテル;ポ
リ(2−メチル−6−エチル−1,4−フェニレン)エ
ーテル;ポリ(2−メチル−6−プロピル−1,4−フ
ェニレン)エーテル;ポリ(2,6−ジプロピル−1,
4−フェニレン)エーテル;ポリ(2−エチル−6−プ
ロピル−1,4−フェニレン)エーテル;ポリ(2,6
−ジラウリル−1,4−フェニレン)エーテル;ポリ(
2,6−ジフェニル−1,4−フェニレン)エーテル;
ポリ(2,6−ジメトキシ−1,4−フェニレン)エー
テル;ポリ(2,6−ジエトキシ−1,4−フェニレン
)エーテル;ポリ(2−メトキシ−6−エトキシ−1,
4−フェニレン)エーテル;ポリ(2−エチル−6−ス
テアリルオキシ−1,4−フェニレン)エーテル;ポリ
(2,6−ジクロロ−1,4−フェニレン)エーテル;
ポリ(2−メチル−6−フェニル−1,4−フェニレン
)エーテル;ポリ(2,6−ジベンジル−1,4−フェ
ニレン)エーテル;ポリ(2−エトキシ−1,4−フェ
ニレン)エーテル;ポリ(2−クロロ−1,4−フェニ
レン)エーテル;ポリ(2,6−ジブロモ−1,4−フ
ェニレン)エーテル;これらの共重合体等が包含される
。本発明組成物で使用するのに特に好適なポリフェニレ
ンエーテルポリマーには、ポリ(2,6−ジメチル−1
,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2,3,6−トリ
メチル−1,4−フェニレン)エーテル、並びに2,3
,6−トリメチル−1,4−フェニレンエーテルの単位
と2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテルの単
位とのブレンド又は前記2,3,6−トリメチル−1,
4−フェニレンエーテルの単位と2,6−ジメチル−1
,4−フェニレンエーテルの単位とを含む共重合体が包
含される。この種のポリマー及び共重合体の例が、米国
特許第4,806,297号明細書に示されている。
【0012】本発明のポリマーブレンド組成物に含まれ
る前記ゴム変性ポリスチレン樹脂は、ポリスチレンとゴ
ム変性剤との組合せから成る。具体的には、前記ゴム変
性ポリスチレンは、下記式:
【0013】
【化2】 [式中R1 及びR2 は、夫々、炭素原子が例えば1
乃至6個である低級アルキル及びアルケニル基及び水素
原子から成る群から選ばれ、各R3 はハロゲン原子、
水素原子、及び炭素原子が例えば1乃至6個である低級
アルキル及びアルケニル基から成る群から選ばれ、そし
てmは0乃至5の整数である]を有するスチレン単量体
から誘導されるポリマー単位から成る。本明細書を通じ
て、「ポリスチレン樹脂」という用語には、置換されて
いないポリスチレン樹脂、置換されているポリスチレン
樹脂、及びポリスチレン共重合体樹脂が包含される。例
えば、適切なポリスチレン樹脂には、これらに限定され
ないが、ポリスチレン、ポリクロロスチレン、ポリメチ
ルスチレン等のホモポリマー、及びスチレン−アクリロ
ニトリル共重合体、エチルビニルベンゼンとジビニルベ
ンゼンとの共重合体、スチレン−アクリロニトリル−メ
チルスチレンターポリマー、スチレン−アクリロニトリ
ル−無水マレイン酸共重合体、スチレン−無水マレイン
酸共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、
スチレン−メタクリル酸エステル共重合体等のスチレン
含有共重合体が包含される。これらのポリスチレンの製
造方法は当業界で周知である。前記ゴム変性ポリスチレ
ン樹脂に含まれるポリスチレン樹脂は、通常約25,0
00乃至約250,000の範囲の重量平均分子量(M
w)を有する。
【0014】本発明に係わる前記ゴム変性ポリスチレン
樹脂に含まれるゴム変性剤は、前記樹脂の衝撃特性を改
良する役割を果たす。ゴム変性剤は当業界で周知であり
、そして通常天然及び合成の両方のゴム及びエラストマ
ー化合物から成る。好適なゴム変性剤には、ブタジエン
、イソプレン及びエチレン−プロピレン−ジエン単量体
等の1種又はそれ以上の単量体のホモポリマー又は共重
合体が包含される。本発明で使用するのに適したゴム変
性剤には、そのほかに、これらに限定されないが、ヒド
ロキシ−及びカルボキシ−末端停止ポリブタジエン、ポ
リクロロブタジエン、ブタジエン及びイソプレン等のジ
エンとメタクリル酸メチル等のアルキル不飽和エステル
、メチルイソプロペニルケトン等の不飽和ケトン、ビニ
ルピリジン等のビニル複素環化合物などの様々なコモノ
マーとの共重合体が包含される。当業界で公知のその他
のゴム変性剤も、本発明において使用することができる
【0015】前記ゴム変性ポリスチレン樹脂は、当業界
で公知の様々な方法の何れか1つにより製造することが
できる。例えば、ゴム変性ポリスチレン樹脂は、予め形
成したゴム変性剤の存在下でスチレン単量体成分を重合
することにより形成することができる。その代りに、ゴ
ム変性ポリスチレン樹脂は、予め形成したゴム変性剤と
予め重合させたスチレン成分とをブレンドすることによ
り形成することができる。更に、当業界で公知である様
に、前記ゴム変性剤を前記組成物の用途に応じて様々な
量で前記ポリスチレン樹脂中に含ませることができる。
【0016】本発明のポリマーブレンド組成物に含まれ
る第3の成分は、約1,000,000より大きい重量
平均分子量(Mw)を有する高分子量ポリスチレンポリ
マーから成る。該高分子量ポリスチレンポリマーは、改
良された溶融強度を組成物に与える。前記高分子量ポリ
スチレンポリマーは、線状又は枝分れであることができ
る。更に、前記高分子量ポリスチレンポリマーは、好ま
しくはポリスチレンホモポリマー又は約10重量%未満
、更に好ましくは約5重量%未満の他の非スチレンコモ
ノマーから形成されるポリスチレン共重合体から成る。 前記他のコモノマーは、通常、前記高分子量ポリスチレ
ンポリマーに限定された度合の枝分れ構造を与える官能
性単量体から成る。この種の官能性単量体の例には、例
えばアクリル酸エステル及びジビニルベンゼン等が包含
される。本発明で使用するのに適した1種の市販の高分
子量ポリスチレンポリマーは、シー・ディー・エフ・チ
ミー(CDF  Chimie)の製品であるセルカビ
ット(Celukavit)Sから成る。
【0017】本発明のポリマーブレンド組成物に含まれ
るポリフェニレンエーテル樹脂、ゴム変性ポリスチレン
樹脂及び高分子量ポリスチレンポリマーの量は、前記組
成物の最終用途に応じて変動することができる。前記高
分子量ポリスチレンポリマーは、組成物の溶融強度を改
良する、特にR* 値の増加、即ち最適加工温度におけ
る1/秒でのせん断速度粘度の100/秒でのせん断速
度粘度に対する比の増加で、示される様に組成物の溶融
強度を改良するのに十分な量で含まれることが好ましい
。 更に好適な態様においては、前記高分子量ポリスチレン
ポリマーは前記ポリフェニレンエーテル樹脂、ゴム変性
ポリスチレン樹脂及び高分子量ポリスチレンポリマーを
基準として約1乃至約30重量%の量で含まれる。本発
明の適切なブレンド組成物は、約5乃至約95重量%の
ポリフェニレンエーテル樹脂、約5乃至約95重量%の
ゴム変性ポリスチレン樹脂及び約1乃至約30重量%の
高分子量ポリスチレンポリマーから製造することができ
る。更に好適な態様においては、本発明のポリマーブレ
ンド組成物は約40乃至約90重量%のポリフェニレン
エーテル樹脂、約10乃至約50重量%のゴム変性ポリ
スチレン樹脂及び約5乃至約30重量%の高分子量ポリ
スチレンポリマーを含む。
【0018】前記ポリフェニレンエーテル樹脂、ゴム変
性ポリスチレン樹脂及び高分子量ポリスチレンポリマー
は、従来からの何れかの方法により混合して本発明のブ
レンド組成物を形成することができる。例えば、前記樹
脂及び高分子量ポリスチレンポリマーをブレンダー内で
乾式ブレンドして混合することができ、その後得られる
ブレンドを熱可塑性押出機に通す。前記3成分の溶融押
出物を形成するためには、単軸、二重単軸は二軸型押出
機を使用することができる。所望する場合、前記ブレン
ド工程の間に、前記ブレンド組成物中に1種又はそれ以
上の慣用の添加剤を含ませることができる。従来からの
添加剤には、これらに限定されないが、熱及び/又は色
安定化用安定剤、酸化防止剤、加工助剤、可塑剤、充填
剤、顔料等が包含される。この種の添加剤は、前記ポリ
マーブレンド組成物の最終用途に応じて慣用の量で使用
することができる。本発明のポリマーブレンド組成物は
、更に、同様に当業界で周知の1種又はそれ以上の衝撃
変性剤を含むことができる。
【0019】改良された溶融強度により、本発明の組成
物は成形プラスチック物品を形成する吹込み成形法に使
用するのに特に適している。吹込み成形は、例えばドア
、ボトル、玩具等の様々な普通に見受けられる形態の中
空成形プラスチック物品を製造するのに使用することで
周知である。吹込み成形品は、射出吹込み成形又は押出
吹込み成形の何れかにより形成することができる。押出
吹込み成形は、典型的にはパリソンとして知られるプラ
スチックの管をリングダイを通して金型内に押出し、溶
融管壁が金型の形状をとるまで内部に空気又は他のガス
を導入してパリソンを膨張させ、成形品を構造的に剛性
となるまで冷却させ、そして吹込み成形品を金型から取
り出すことを含む。
【0020】改良された溶融強度を有する本発明のブレ
ンド組成物は、また成形プラスチック物品のプロフィル
押出製造及び押出によるプラスチックシートの製造に使
用するのに特に適している。一般的に、プロフィル押出
においては、本発明のブレンド組成物を溶融押出し、そ
して得られる溶融押出物を成形品へと成形する。調節さ
れた収縮を起こさせるために、この成形品を徐冷して所
望する製品を得る。シート押出は当業界で周知であり、
本発明のブレンド組成物を溶融押出して様々な厚みを有
するシートを形成することができる。
【0021】本発明の組成物及び改良点を、以下の実施
例により例証する。
【0022】
【実施例】本実施例において、組成物1及び2は本発明
に従って製造したものであり、そしてポリフェニレンエ
ーテル樹脂(PPE)、ゴム変性ポリスチレン樹脂(R
−M  PS)及び約1,000,000より大きい重
量平均分子量(Mw)を有する高分子量ポリスチレンポ
リマー(HMW  PS)を含んでいた。比較のため、
比較組成物3をも製造し、そしてこれはポリフェニレン
エーテル樹脂及びゴム変性ポリスチレン樹脂を含んでい
たが、しかし本発明組成物に含まれる高分子量ポリスチ
レンポリマーは含んでいなかった。組成物1乃至3の夫
々に含まれたポリフェニレンエーテル樹脂は、0.46
の固有粘度を有し、そして各組成物に含まれたゴム変性
ポリスチレン樹脂は、比較的高いゴム含量を有していた
。 本発明の組成物1及び2で使用した高分子量ポリスチレ
ンポリマーは、セルカビットSから成っていた。組成物
1乃至3で使用した各成分の重量部を、下記表に示した
。組成物1乃至3の夫々には、そのほかに1.5重量部
のポリエチレン、0.5重量部のTDP[亜リン酸トリ
デシル]、0.15重量部の硫化亜鉛、0.15重量部
の酸化亜鉛及び2.0重量部のKD1101が含まれて
いた。組成物を、溶融押出により調製した。
【0023】また前記組成物を、様々な性質の測定に付
した。具体的には、組成物を、250℃の加工温度で明
細書に記載したR* 値の測定に付し、そしてASTM
法D648に従って熱変形温度の測定に付した。更に、
ASTM法D−638に従って組成物の引張及び曲げ特
性を測定し、そしてASTM法D−256及びASTM
法D−3763−85の夫々に従って組成物のアイゾッ
ト及びダイナタップ衝撃強さを測定した。これらの測定
の結果を、下記表に示した。
【0024】
【表1】                          
         表組成物            
              1          
    2              3     
 PPE(重量部)                
    50            50     
       50R−M  PS(重量部)    
          40            3
0            50HMW  PS(重量
部)              10       
     20              0R* 
、250℃                  15
.3        17.2        11.
7熱変形温度、264psi          24
6          246          2
47(°F) 引張強さ(psi)            6,71
0      7,710      5,780曲げ
モジュラス(psi)  300,000  335,
000  265,000アイゾット、73°F   
           5.0          3
.3          6.0(フート・ポンド・イ
ンチ) ダイナタップ、73°F            34
1          238          3
65(インチ・ポンド) 表に示した結果で示されるように、高分子量ポリスチレ
ンポリマーを含む本発明の組成物1及び2は、高分子量
ポリスチレンポリマーを含まない比較組成物3と比べて
可成り改良されたR* 値を示し、これらの組成物が改
良された溶融強度を発揮することが示された。更に、組
成物1及び2は熱変形温度の低下を伴なわずに高R* 
値を示した。本発明の組成物1及び2は、また比較組成
物3と比べて改良された引張強さ及び曲げモジュラスを
示した。組成物1及び2が比較組成物3に比べて低い衝
撃強さを示したが、この衝撃強さの低下は組成物の良好
な溶融強度特性を維持しながらブレンド組成物に1種又
はそれ以上の衝撃変性剤を添加することにより回復する
ことができる。
【0025】以上の実施例は、本発明の具体的態様を例
証するために示したものであり、本発明の組成物及び方
法の範囲を減縮することを意図したものではない。本発
明の範囲内のその他の態様及び利点は、当業者にとって
明らかであろう。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ポリフェニレンエーテル樹脂、ゴム変
    性ポリスチレン樹脂及び約1,000,000より大き
    い重量平均分子量(Mw)を有する高分子量ポリスチレ
    ンポリマーを含むポリマーブレンド組成物。
  2. 【請求項2】  高分子量ポリスチレンポリマーが組成
    物の溶融強度を改良するのに十分な量で含まれる請求項
    1記載のポリマーブレンド組成物。
  3. 【請求項3】  高分子量ポリスチレンポリマーが、所
    定の加工温度における1/秒でのせん断速度粘度の10
    0/秒でのせん断速度粘度に対する比の増加で示される
    様に組成物の溶融強度を改良するのに十分な量で含まれ
    る請求項2記載のポリマーブレンド組成物。
  4. 【請求項4】  高分子量ポリスチレンポリマーがポリ
    フェニレンエーテル樹脂、ゴム変性ポリスチレン樹脂及
    び高分子量ポリスチレンポリマーを基準として約1乃至
    約30重量%の量で含まれる請求項1記載のポリマーブ
    レンド組成物。
  5. 【請求項5】  ブレンド組成物が約5乃至約95重量
    %のポリフェニレンエーテル樹脂、約5乃至約95重量
    %のゴム変性ポリスチレン樹脂及び約1乃至約30重量
    %の高分子量ポリスチレンポリマーを含む請求項4記載
    のポリマーブレンド組成物。
  6. 【請求項6】  ブレンド組成物が約40乃至約90重
    量%のポリフェニレンエーテル樹脂、約10乃至約50
    重量%のゴム変性ポリスチレン樹脂及び約5乃至約30
    重量%の高分子量ポリスチレンポリマーを含む請求項5
    記載のポリマーブレンド組成物。
  7. 【請求項7】  ポリフェニレンエーテル樹脂がポリ(
    2,6−ジメチル−1,4−フェニレン)エーテルから
    成る請求項1記載のポリマーブレンド組成物。
  8. 【請求項8】  ポリフェニレンエーテル樹脂がポリ(
    2,3,6−トリメチル−1,4−フェニレン)エーテ
    ルから成る請求項1記載のポリマーブレンド組成物。
  9. 【請求項9】  ポリフェニレンエーテル樹脂が2,6
    −ジメチル−1,4−フェニレンエーテルの単位と2,
    3,6−トリメチル−1,4−フェニレンエーテルの単
    位とのブレンド又は前記2,6−ジメチル−1,4−フ
    ェニレンエーテルの単位と2,3,6−トリメチル−1
    ,4−フェニレンエーテルの単位とを含む共重合体であ
    る請求項1記載のポリマーブレンド組成物。
  10. 【請求項10】  ゴム変性ポリスチレン樹脂が約25
    ,000乃至約250,000の範囲の重量平均分子量
    を有するスチレン成分から成る請求項1記載のポリマー
    ブレンド組成物。
  11. 【請求項11】  ゴム変性ポリスチレン樹脂がゴム変
    性剤の存在下でスチレン成分を重合することにより形成
    されている請求項1記載のポリマーブレンド組成物。
  12. 【請求項12】  ゴム変性ポリスチレン樹脂がゴム変
    性剤と予め重合されているスチレン成分とをブレンドす
    ることにより形成されている請求項1記載のポリマーブ
    レンド組成物。
  13. 【請求項13】  高分子量ポリスチレンポリマーがポ
    リスチレンホモポリマーから成る請求項1記載のポリマ
    ーブレンド組成物。
  14. 【請求項14】  高分子量ポリスチレンポリマーがス
    チレン単量体と約10重量%以下の別のコモノマーとか
    ら形成されるポリスチレン共重合体から成る請求項1記
    載のポリマーブレンド組成物。
  15. 【請求項15】  ポリフェニレンエーテル樹脂、ゴム
    変性ポリスチレン樹脂及び約1,000,000より大
    きい重量平均分子量(Mw)を有する高分子量ポリスチ
    レンポリマーを含むポリマーブレンド組成物から形成さ
    れる吹込み成形品。
  16. 【請求項16】  ポリフェニレンエーテル樹脂、ゴム
    変性ポリスチレン樹脂及び約1,000,000より大
    きい重量平均分子量(Mw)を有する高分子量ポリスチ
    レンポリマーのブレンドを溶融押出し、そしてこの溶融
    押出物からペレットを形成する工程、ペレットを再溶融
    する工程、得られる溶融体をリングダイを通して押出し
    てパリソンを形成する工程、パリソンを金型内に配置す
    る工程、そして金型内に配置したパリソンにガス流を吹
    込んで成形品を形成する工程からなる成形品の吹込み成
    形方法。
  17. 【請求項17】  ポリフェニレンエーテル樹脂、ゴム
    変性ポリスチレン樹脂及び約1,000,000より大
    きい重量平均分子量(Mw)を有する高分子量ポリスチ
    レン樹脂のブレンドを溶融押出し、そしてこの溶融押出
    物から成形品を形成する工程、及び調節された収縮を起
    こさせるために前記成形品を徐冷する工程からなる成形
    品のプロフィル押出製造方法。
  18. 【請求項18】  ポリフェニレンエーテル樹脂、ゴム
    変性ポリスチレン樹脂及び約1,000,000より大
    きい重量平均分子量(Mw)を有する高分子量ポリスチ
    レンポリマーのブレンドを溶融押出する工程及びこの溶
    融押出物からシートを形成する工程からなるプラスチッ
    クシートの製造方法。
  19. 【請求項19】  ポリフェニレンエーテル樹脂とゴム
    変性ポリスチレン樹脂とのポリマーブレンド組成物の溶
    融強度を改良する方法であって、前記組成物に溶融強度
    を改良する量の、約1,000,000より大きい重量
    平均分子量(Mw)を有する高分子量ポリスチレンポリ
    マーをブレンドすることから成る方法。
JP25598791A 1990-09-18 1991-09-09 改良された溶融強度を有するポリフェニレンエーテル組成物 Pending JPH04258665A (ja)

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