JPH0425893Y2 - - Google Patents

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JPH0425893Y2
JPH0425893Y2 JP1986093141U JP9314186U JPH0425893Y2 JP H0425893 Y2 JPH0425893 Y2 JP H0425893Y2 JP 1986093141 U JP1986093141 U JP 1986093141U JP 9314186 U JP9314186 U JP 9314186U JP H0425893 Y2 JPH0425893 Y2 JP H0425893Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ソレノイド等の電気式アクチユエー
タにて施解錠手段を駆動させる電気扉錠に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来の電気扉錠には、把手の回動に連動して出
没するラツチボルトと、上記把手の回動を規制す
る施解錠手段と、この施解錠手段を駆動するため
のソレノイド等とが備えられている。この電気扉
錠を施錠、或いは、解錠するときは、上記ソレノ
イドを駆動させることにより、上記施解錠手段に
おけるストツパーをラツチボルトに係合させた
り、或いは、この係合を解除させたりしている。
ところが、上記従来の電気扉錠で使用されてい
るソレノイドでは、上記ストツパーとラツチボル
トとの係合解除状態を保持する間、このソレノイ
ドに通電していなければならず、その結果、電力
の消費を著しくしてしまうという欠点を有してい
る。このため、この電気扉錠が備えている内部電
池のみでは電力の供給が不足しがちとなり、この
電気扉錠に外部から電力を供給する必要が生じる
ので、この電気扉錠を単体で機能させることは極
めて困難であるという不具合を有するものとなつ
ていた。
そこで、例えば実開昭60−11968号公報には、
ラツチボルトに係合する施錠位置と、非係合状態
となる解錠位置との間で回動動作を生じるラツチ
ストツパーを上記ラツチボルトに並設し、このラ
ツチストツパーの回動を、瞬時通電により進退動
作を生じるダブルキープソレノイドにて駆動する
電気錠が開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来公報記載の電気錠にお
いては、電力消費量の低減を図ることは可能であ
るものの、さらに、次のような問題を生じてい
る。つまり、上記従来構造では、施錠状態におい
て把手に対し無理な回動操作が行われる場合の回
動力は、把手が連結されている角芯と、この角芯
に外嵌されているラツチカムと、このラツチカム
で回動されるラツチ作動レバーとを順次介してラ
ツチボルトに伝達され、そして、このラツチボル
トの没入動作がこれに係合しているラツチストツ
パーにて阻止されているために、把手の回動操作
不能状態に維持されるようになつている。このよ
うな構造においては、施錠状態で把手に過大な回
動操作力が与えられる場合には、この操作力は、
上記のように把手からラツチストツパーに至る多
くの構成部品それぞれに作用するものとなる。
したがつて、これら構成部品に対し、上記のよ
うな回動操作力に抗して初期の組付精度が長期に
わたつて維持されるようにするためには、各々に
充分に大きな組付け強度が必要となる。例えばラ
ツチストツパー等の回動動作部材においては、通
常、錠本体の壁面に立設して設けられる枢軸をよ
り径大にすると共に、これに外嵌されるラツチス
トツパー等の回動動作部材自体の形状もより大形
にして構成することが必要となる。また、ラツチ
ボルト等の直線スライド部品は案内部材をより厚
肉にして強度を保持する等の構成とする必要が生
じる。このように、上記引例においては、高強度
化を考慮して多くの部品を構成し組付けることが
必要となつているために、小形化を充分にはなし
得ないものとなり、また、製作費も高くなるとい
う問題を生じている。
本考案は、上記に鑑みなされたものであつて、
その目的は、把手の回動を規制する施解錠手段を
駆動する電気式アクチユエータにおける電力消費
を低減し得ると共に、さらに、小形化や低廉化を
なし得る電気扉錠を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の電気扉錠は、上記の目的を達成するた
めに、把手が連結される回動力伝達部材に外嵌さ
れたカム部材と、このカム部材の回動に連動して
出没する出没部材と、上記把手の回動を規制する
施解錠手段と、この施解錠手段を駆動するための
ダブルキープソレノイドとを備えた電気扉錠であ
つて、上記施解錠手段が、ダブルキープソレノイ
ドのプランジヤの進退動作に連動して回動するカ
ムジヨイントと、一端側が上記カム部材の外周に
形成された凹部に嵌入することによりこのカム部
材の回動を規制するカムストツパーとから成ると
共に、このカムストツパーは、上記カムジヨイン
トの回動に伴つて上記カム部材の回動方向に交差
する直線上をスライドすべく形成されていること
を特徴としている。
〔作用〕
上記構成の電気扉錠においては、把手に回動力
伝達部材を介して連結されたカム部材の凹部にカ
ムストツパーの一端側が嵌入した状態とすること
によつて、把手の回動を阻止した施錠状態に保持
される。したがつて、この施錠状態で把手に無理
に回動操作力が与えられる場合、カム部材に対す
る回動操作力の作用方向とカムストツパーのスラ
イド方向とは交差しているので、カムストツパー
に対するスライド案内構造が上記の回動操作力の
作用方向に対し充分な強度を備えていれば、上記
の操作力は、カムストツパーに対する上記案内構
造で受け止めらる。したがつて、カムストツパー
に連結されるカムジヨイント等に上記の回動操作
力が及ぶことはない。
このように、上記では、カム部材の回動をカム
ストツパーで規制するので、把手からカムストツ
パーまでの範囲で、施錠状態における過大な操作
力に抗する強度を有するように構成すれば、上記
のカムジヨイントや、これを駆動するダブルキー
プソレノイド、さらには、ラツチボルト等の出没
部材や、この出没部材の出没動作を上記カム部材
の回動に連動させるための部材等には、上記の過
大な操作力が作用することを考慮した強度を必要
としない。したがつて、上記カムストツパーまで
の構成部品を除いて他の部品はより小形化して構
成できる。また、回動動作を生じるカム部材に対
しての回動規制を行うためのカムストツパーを、
上記のようにスライド動作部材として構成できる
ので、従来のように錠本体の壁面に別体の太径の
枢軸を立設する等の構成とすることなく、錠本体
壁面に案内溝を穿設する等の簡単な構造とするこ
とができる。この結果、施解錠手段を駆動する電
気式アクチユエータとしてダブルキープソレノイ
ドを用いることにより、電力消費量の低減化を図
り得ると共に、全体をよりコンパクトに、また、
より安価に作製することが可能になる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づい
て説明すれば、以下の通りである。
本考案に係る電気扉錠1において、第2図に示
すように、室内側ケース2と室外側ケース3とは
扉4を挟んで、背向配置に設けられている。そし
て、上記両ケース2,3における下部には、それ
ぞれ、該ケース2,3を貫通して、扉4の略中央
に達する室内側角芯5及び室外側角芯6が互いに
分離して、かつ、各々が回動自在に設けられてい
る。上記両角芯5,6の各外端部5a,6aには
把手としてのノブ、或いは、レバー(図示せず)
が設けられており、内端部5b,6bは、第1図
a及びbに示すように、錠機構7におけるラツチ
カム8,9の角穴8a,9aにそれぞれ係合され
ている。このラツチカム8,9の近傍には、該ラ
ツチカム8、或いは、ラツチカム9の回動に連動
して摺動するリトラクター10が設けられてお
り、このリトラクター10の近傍には、該リトラ
クター10の摺動に連動して出没する出没部材と
してのラツチボルト11が設けられている。この
ラツチボルト11の上方には、該ラツチボルト1
1の没入を規制するラツチストツパー29が設け
られている。また、上記ラツチカム8,9には、
それぞれ、切欠8b,9bが形成されており、室
外側角芯(回動力伝達部材)6の内端部に外嵌さ
れているラツチカム(カム部材)の切欠(凹部)
9bには、カムストツパー13の一端部13aが
係合されている。そして、このカムストツパー1
3における他端部13bは、回動自在に設けられ
たカムジヨイント14における第1突片14aに
係合されている。上記カムストツパー13とカム
ジヨイント14とにより施解錠手段としてのカム
ストツパー機構12が構成されている。また、こ
のカムジヨイント14における第2突片14b
は、上記カムストツパー13と上記切欠9bとの
係合が解除されたときに、該カムジヨイント14
の近傍に設けられた解錠スイツチ15をONさせ
得るように形成されている。さらに、このカムジ
ヨイント14には、切欠14cが形成されてお
り、この切欠14cは、ダブルキープソレノイド
16におけるプランジヤー17の先端部に設けら
れたピン18に係合されている。このダブルキー
プソレノイド16は、プランジヤー17の進出状
態保持用と後退状態保持用の2個の永久磁石を備
えており、瞬時の通電により、このプランジヤー
17が上記2つの状態の何れかに保持されるよう
に構成されている。このダブルキープソレノイド
16は、第2図に示すように、プリント基板1
9,19上に構成された制御手段20に電気的に
接続されている。この制御手段20は、例えば、
I/OとROMとRAMとを備えたワンチツプ
CPUである。この制御手段20が設けられたプ
リント基板19,19は、カード23に記録され
ているデータを読み取るカードリーダー21のす
ぐ上方にスペーサー22…を介して配設されてい
る。上記カードリーダー21は、室外側ケース3
に内蔵されており、該室外側ケース3における上
記カードリーダー21のカード挿入口21aに対
応する位置には、開口部3aが形成されている。
そして、内部電池24を収納する電池ボツクス2
5は、室内側ケース2に内蔵されており、この室
内側ケース2における上記電池ボツクス25に対
応する個所には、着脱自在の蓋2aが設けられて
いる。また、この電気扉錠1において、その室内
側には、非常時に用いられるサムターン26が設
けられており、室外側には、キー27にて施錠・
解錠を行うシリンダー28が設けられている。
上記の構成において、カードリーダー21にカ
ード23が差し込まれ、このカード23が適合カ
ードであると上記制御手段20が判定したとき
は、該制御手段20は上記ダブルキープソレノイ
ド16に瞬時の通電を行う。この瞬時の通電を受
けたダブルキープソレノイド16は、そのプラン
ジヤー17をA方向に後退させ、このプランジヤ
ー17を上記後退状態保持用の永久磁石にて、こ
の後退状態を保持する。永久磁石の吸着力は非常
に強いので、扉を強打されたときの衝撃や振動に
より上記保持状態から脱することはない。しか
も、吸着状態から少し離れたとしても、永久磁石
の吸着力により、もとの状態に回復することがで
きる。上記プランジヤー17の先端部に設けられ
たピン18によりカムジヨイント14はB方向に
回動する。このカムジヨイント14のB方向への
回動により、該カムジヨイント14における第2
突片14bが解錠スイツチ15をONさせると共
に、第1突片14aがカムストツパー13をC方
向に移動させる。これにより、ラツチカム9にお
ける切欠9bと上記カムストツパー13との係合
が解除され、ラツチカム9が回動可能状態にな
る。把手にて角芯6を回し、この角芯6にて上記
ラツチカム9をD方向に回動させることにより、
リトラクター10がE方向に摺動する。このリト
ラクター10のE方向の摺動によりラツチストツ
パー29におけるラツチボルト11の没入制限が
解除され、このラツチボルト11が錠機構7内に
没入する。これにより、この電気扉錠1が設けら
れている扉4を開けることが可能となる。この電
気扉錠1を施錠するときは、上記制御手段20
は、上記ダブルキープソレノイド16に、上記解
錠とは逆極性の瞬時の通電を行う。この瞬時の通
電を受けたダブルキープソレノイド16は、その
進出状態保持用の永久磁石にて、プランジヤー1
7を進出状態に保持する。従つて、電気式アクチ
ユエータとして、このダブルキープソレノイド1
6を使用することにより、施錠中、解錠中、何れ
においても通電状態を維持する必要がなくなり、
電力の著しい消費を回避することができる。よつ
て、外部から電力を供給することなく、この電気
扉錠1を単体で機能させることができる。しか
も、上記ダブルキープソレノイド16は、振動や
衝撃に対しても充分信頼できるので、この電気扉
錠1の信頼性を向上することができる。
また、上記実施例においては、室外側の把手の
回動が阻止された施錠状態で把手に無理に回動操
作力が与えられる場合でも、カムストツパー13
に対するスライド移動が充分に強固な案内構造と
さえなつていれば、上記の操作力は、角芯6を介
してカムストツパー13までにしか伝つて、この
カムストツパー13に対する上記の案内構造で受
け止められることとなり、上記の回動操作力がカ
ムストツパー13を介してさらにこれに連結され
るカムジヨイント14等に及ぶことはない。した
がつて、上記構成においては、角芯6からカムス
トツパー13までに至る範囲で、施錠状態におけ
る過大に操作力に抗する強度を有するように構成
すれば、上記のカムジヨイント14や、これを駆
動するダブルキープソレノイド16、さらには、
ラツチボルト11等には、上記の過大な操作力が
作用することを考慮した強度を必要としない。こ
の結果、上記カムストツパー13までの構成部品
を除いて他の部品はより小形化して構成できるの
で、全体をよりコンパクトに、また、より安価に
作製することが可能となる。
〔考案の効果〕
本考案の電気扉錠は、以上のように、把手の回
動を規制する施解錠手段が、ダブルキープソレノ
イドのプランジヤの進退動作に連動して回動する
カムジヨイントと、一端側がカム部材の外周に形
成された凹部に嵌入することによりこのカム部材
の回動を規制するカムストツパーとから成ると共
に、このカムストツパーは、上記カムジヨイント
の回動に伴つて上記カム部材の回動方向に交差す
る直線上をスライドすべく形成されている構成で
ある。
これにより、施錠状態で把手に与えられる過大
な操作力に抗する強度を有するように把手からカ
ムストツパーまでの範囲の部品を構成すれば、カ
ムジヨイントや、これを駆動するダブルキープソ
レノイド、さらには、ラツチボルト等の出没部材
には、上記の過大な操作力が作用することを考慮
した強度を必要としない。したがつて、上記カム
ストツパーまでの構成部品を除いて他の部品はよ
り小形化して構成できる。また、回動動作を生じ
るカム部材に対しての回動規制を行うためのカム
ストツパーを、上記のようにスライド動作部材と
して構成できるので、例えば錠本体壁面に案内溝
を穿設する等の簡単な構造とすることができる。
この結果、施解錠手段を駆動する電気式アクチユ
エータとしてダブルキープソレノイドを用いるこ
とにより、電力消費量の低減化を図り得ると共
に、全体をよりコンパクトに、また、より安価に
作製することが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の一実施例を示す構成図、同
図bは同図aにおけるX−X矢視断面図、第2図
は錠機構の内部構造を示す説明図である。 1は電気扉錠、5は室内側角芯、6は室外側角
芯(回動力伝達部材)、9はラツチカム(カム部
材)、10はリトラクター、11はラツチボルト
(出没部材)、12はカムストツパー機構(施解錠
手段)、13はカムストツパー、14はカムジヨ
イント、16はダブルキープソレノイドである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 把手が連結される回動力伝達部材に外嵌された
    カム部材と、このカム部材の回動に連動して出没
    する出没部材と、上記把手の回動を規制する施解
    錠手段と、この施解錠手段を駆動するためのダブ
    ルキープソレノイドとを備えた電気扉錠であつ
    て、 上記施解錠手段が、ダブルキープソレノイドの
    プランジヤの進退動作に連動して回動するカムジ
    ヨイントと、一端側が上記カム部材の外周に形成
    された凹部に嵌入することによりこのカム部材の
    回動を規制するカムストツパーとから成ると共
    に、このカムストツパーは、上記カムジヨイント
    の回動に伴つて上記カム部材の回動方向に交差す
    る直線上をスライドすべく形成されていることを
    特徴とする電気扉錠。
JP1986093141U 1986-06-17 1986-06-17 Expired JPH0425893Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986093141U JPH0425893Y2 (ja) 1986-06-17 1986-06-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986093141U JPH0425893Y2 (ja) 1986-06-17 1986-06-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62203374U JPS62203374U (ja) 1987-12-25
JPH0425893Y2 true JPH0425893Y2 (ja) 1992-06-22

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ID=30955465

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986093141U Expired JPH0425893Y2 (ja) 1986-06-17 1986-06-17

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4888000A (ja) * 1972-02-23 1973-11-19
JPS493994U (ja) * 1972-04-17 1974-01-14
JPS6011968U (ja) * 1983-07-01 1985-01-26 株式会社 ゴ−ル 電気錠

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Publication number Publication date
JPS62203374U (ja) 1987-12-25

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