JPH04259259A - 薄膜soi構造のmisトランジスタ - Google Patents
薄膜soi構造のmisトランジスタInfo
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- JPH04259259A JPH04259259A JP3020768A JP2076891A JPH04259259A JP H04259259 A JPH04259259 A JP H04259259A JP 3020768 A JP3020768 A JP 3020768A JP 2076891 A JP2076891 A JP 2076891A JP H04259259 A JPH04259259 A JP H04259259A
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- Japan
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- semiconductor film
- channel
- conductivity type
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜SOI構造のMI
Sトランジスタに関し、特にそのチャネル下の電位(以
下、基板電位という)を表面電極側より固定するものに
関する。
Sトランジスタに関し、特にそのチャネル下の電位(以
下、基板電位という)を表面電極側より固定するものに
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体材料として使用されるシリコン(
Si)は、高温において、PN接合における逆方向リー
ク電流の増大,キャリア移動度の低下,フェルミ準位の
変動などの物性変化を生じる。特に、このうち逆方向リ
ーク電流の増大は、例えばアナログ回路を作成した場合
のオフセット電圧の増大あるいはラッチアップ現象の原
因となり、ICの特性に対して最も大きな影響を及ぼす
要因である。そのため、バルクSiではその使用温度限
界がせいぜい150℃程度とされ、一般に使用されてい
るICの動作温度範囲は通常−55〜125℃とされて
いる。
Si)は、高温において、PN接合における逆方向リー
ク電流の増大,キャリア移動度の低下,フェルミ準位の
変動などの物性変化を生じる。特に、このうち逆方向リ
ーク電流の増大は、例えばアナログ回路を作成した場合
のオフセット電圧の増大あるいはラッチアップ現象の原
因となり、ICの特性に対して最も大きな影響を及ぼす
要因である。そのため、バルクSiではその使用温度限
界がせいぜい150℃程度とされ、一般に使用されてい
るICの動作温度範囲は通常−55〜125℃とされて
いる。
【0003】これに対し、例えば自動車に用いる車輪速
センサ,燃焼圧センサにみるように使用温度が150℃
以上、実に200℃に達するものもある。そこで、近年
高温でも使用できるICの開発が希求されており、図1
3(a)に示すSOI構造の薄膜トランジスタが逆方向
リーク電流を低減できる構造として注目されている。こ
れは、空乏領域で発生する逆方向リーク電流(発生電流
分)がSOI構造とすることによって空乏層の伸びが絶
縁体10で抑制されて低減することに加え、ソース・ド
レイン領域4,5を絶縁体10まで拡散することによっ
てその接合面積を同図(b)に示すバルクSi20に形
成したトランジスタより大幅に低減することができ、そ
の結果、特に高温において支配的となる空乏領域外で発
生する逆方向リーク電流(拡散電流分)を大幅に低減す
ることができるからである。
センサ,燃焼圧センサにみるように使用温度が150℃
以上、実に200℃に達するものもある。そこで、近年
高温でも使用できるICの開発が希求されており、図1
3(a)に示すSOI構造の薄膜トランジスタが逆方向
リーク電流を低減できる構造として注目されている。こ
れは、空乏領域で発生する逆方向リーク電流(発生電流
分)がSOI構造とすることによって空乏層の伸びが絶
縁体10で抑制されて低減することに加え、ソース・ド
レイン領域4,5を絶縁体10まで拡散することによっ
てその接合面積を同図(b)に示すバルクSi20に形
成したトランジスタより大幅に低減することができ、そ
の結果、特に高温において支配的となる空乏領域外で発
生する逆方向リーク電流(拡散電流分)を大幅に低減す
ることができるからである。
【0004】また、CMOSを構成するような場合、バ
ルクSiだと温度上昇時にラッチアップを引き起こす寄
生トランジスタが必然的に構成されるが、SOI構造で
はNチャネル素子,Pチャネル素子を各々別Si島に構
成できるため、ラッチアップフリーとすることが可能で
ある。
ルクSiだと温度上昇時にラッチアップを引き起こす寄
生トランジスタが必然的に構成されるが、SOI構造で
はNチャネル素子,Pチャネル素子を各々別Si島に構
成できるため、ラッチアップフリーとすることが可能で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ICを安定
に動作させるためには、基板電位を固定するのが必要で
ある。基板電位が固定されていない(浮いた)状態では
、スイッチング特性が不安定となり、このようなトラン
ジスタではICの誤動作や性能劣化の原因となることが
予想される。
に動作させるためには、基板電位を固定するのが必要で
ある。基板電位が固定されていない(浮いた)状態では
、スイッチング特性が不安定となり、このようなトラン
ジスタではICの誤動作や性能劣化の原因となることが
予想される。
【0006】図13(b)に示すようにバルクSi20
に形成する場合、図示するようにソース層5あるいはド
レイン層4の下を通して基板表面のバイアス領域7から
基板電位を固定することが容易にできるが、同図(a)
に示すSOI構造の薄膜トランジスタでは、前述のよう
にPN接合面積を小さくするためにドレイン領域4,ソ
ース領域5はSi膜1下の絶縁体10にまで拡散させる
ために、チャネル6の部分はドレイン領域4とソース領
域5とに囲まれて隔離されたようになり、基板電位が取
りづらい。
に形成する場合、図示するようにソース層5あるいはド
レイン層4の下を通して基板表面のバイアス領域7から
基板電位を固定することが容易にできるが、同図(a)
に示すSOI構造の薄膜トランジスタでは、前述のよう
にPN接合面積を小さくするためにドレイン領域4,ソ
ース領域5はSi膜1下の絶縁体10にまで拡散させる
ために、チャネル6の部分はドレイン領域4とソース領
域5とに囲まれて隔離されたようになり、基板電位が取
りづらい。
【0007】すなわち、SOI構造のもつラッチアップ
フリー,逆方向リーク電流の抑制という高温に有利な特
徴を生かして、ICを正確,安定に動作させるためには
基板電位を確実にとることが重要である。基板電位の固
定方法として、図12に示すように、チャネル6の横方
向から基板電位を固定することが考えられるが、これで
は図12(a)の平面図に示すように電位固定のための
まわり込み領域(バイアス通路8)が必要であり、全体
的なトランジスタサイズが大きくなってしまい高集積化
に対し不向きである。また、バイアスできる領域(図1
2(a)の斜線部分)がゲート長できまる素子の横方向
端部(チャネル端部)のみであり、素子の微細化に伴い
ますます縮小化してしまうという問題もある。
フリー,逆方向リーク電流の抑制という高温に有利な特
徴を生かして、ICを正確,安定に動作させるためには
基板電位を確実にとることが重要である。基板電位の固
定方法として、図12に示すように、チャネル6の横方
向から基板電位を固定することが考えられるが、これで
は図12(a)の平面図に示すように電位固定のための
まわり込み領域(バイアス通路8)が必要であり、全体
的なトランジスタサイズが大きくなってしまい高集積化
に対し不向きである。また、バイアスできる領域(図1
2(a)の斜線部分)がゲート長できまる素子の横方向
端部(チャネル端部)のみであり、素子の微細化に伴い
ますます縮小化してしまうという問題もある。
【0008】本発明は上記した事情に鑑みて為されたも
のであり、素子の微細化に対応でき、基板電位を容易に
固定することのできる、特に高温用ICとして好適な薄
膜SOI構造のMISトランジスタを提供することを目
的とする。
のであり、素子の微細化に対応でき、基板電位を容易に
固定することのできる、特に高温用ICとして好適な薄
膜SOI構造のMISトランジスタを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者らはMISトランジスタの逆方向リーク電
流のメカニズムを検討し、PN接合が形成されるドレイ
ン・基板間およびソース・基板間において、一般にソー
スと基板とは同電位にするためリーク電流で問題となる
のはドレイン・基板間の方であることに着目し、薄膜S
OI構造において、逆方向リーク電流抑制のために接合
面積を小さくする意味でドレインは絶縁体に達するまで
拡散し、一方、ソースは拡散をSi膜途中で止め、この
ソースの下を通してチャネル下の電位をバイアスするこ
とを見出した。
に、本発明者らはMISトランジスタの逆方向リーク電
流のメカニズムを検討し、PN接合が形成されるドレイ
ン・基板間およびソース・基板間において、一般にソー
スと基板とは同電位にするためリーク電流で問題となる
のはドレイン・基板間の方であることに着目し、薄膜S
OI構造において、逆方向リーク電流抑制のために接合
面積を小さくする意味でドレインは絶縁体に達するまで
拡散し、一方、ソースは拡散をSi膜途中で止め、この
ソースの下を通してチャネル下の電位をバイアスするこ
とを見出した。
【0010】すなわち、本発明に係るMISトランジス
タは、絶縁性基板と、この絶縁性基板上に形成された第
1導電型の半導体膜と、この半導体膜の所定領域に形成
され、前記半導体膜表面から前記絶縁性基板まで達する
拡散深さを有する第2導電型のドレイン領域と、前記半
導体膜表面において、前記ドレイン領域と前記半導体膜
とのPN接合部終端に沿って間隔を残して、前記半導体
膜とのPN接合部が終端するように形成されるとともに
、前記半導体膜内において拡散が終了する所定の拡散深
さを有する第2導電型のソース領域と、前記ドレイン領
域と前記ソース領域との間の前記半導体膜表面の前記間
隔をチャネル領域として、少なくともこのチャネル領域
上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前
記チャネル領域に対して前記ソース領域側の前記半導体
膜に形成され、前記ソース領域下に残された第1導電型
の領域を介して前記チャネル領域の電位をバイアスする
ためのバイアス電圧が印加される第1導電型で、かつ前
記半導体膜よりも高不純物濃度のバイアス領域とを具備
することを特徴としている。
タは、絶縁性基板と、この絶縁性基板上に形成された第
1導電型の半導体膜と、この半導体膜の所定領域に形成
され、前記半導体膜表面から前記絶縁性基板まで達する
拡散深さを有する第2導電型のドレイン領域と、前記半
導体膜表面において、前記ドレイン領域と前記半導体膜
とのPN接合部終端に沿って間隔を残して、前記半導体
膜とのPN接合部が終端するように形成されるとともに
、前記半導体膜内において拡散が終了する所定の拡散深
さを有する第2導電型のソース領域と、前記ドレイン領
域と前記ソース領域との間の前記半導体膜表面の前記間
隔をチャネル領域として、少なくともこのチャネル領域
上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前
記チャネル領域に対して前記ソース領域側の前記半導体
膜に形成され、前記ソース領域下に残された第1導電型
の領域を介して前記チャネル領域の電位をバイアスする
ためのバイアス電圧が印加される第1導電型で、かつ前
記半導体膜よりも高不純物濃度のバイアス領域とを具備
することを特徴としている。
【0011】
【作用】従って、半導体膜においてドレイン領域は絶縁
性基板まで拡散形成されているため、その接合面積は、
前記半導体膜膜厚できまる前記ドレイン領域の横方向に
おける前記半導体膜とのPN接合面のみによって与えら
れ、小さいものとすることができる。
性基板まで拡散形成されているため、その接合面積は、
前記半導体膜膜厚できまる前記ドレイン領域の横方向に
おける前記半導体膜とのPN接合面のみによって与えら
れ、小さいものとすることができる。
【0012】一方、ソース領域は絶縁性基板まで拡散さ
れておらず、その所定の拡散深さにより前記半導体膜内
において拡散が終了している。従って、該ソース領域下
には半導体膜の第1導電型の領域が残された構成となっ
ており、この第1導電型の領域を介してチャネル領域の
電位がバイアス領域に印加されたバイアス電圧に固定さ
れる。
れておらず、その所定の拡散深さにより前記半導体膜内
において拡散が終了している。従って、該ソース領域下
には半導体膜の第1導電型の領域が残された構成となっ
ており、この第1導電型の領域を介してチャネル領域の
電位がバイアス領域に印加されたバイアス電圧に固定さ
れる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説
明する。図1は本発明第1実施例を適用した直線形状の
NチャネルMOSトランジスタである。同図(a)に平
面図,同図(b)にそのAA断面図を示す。図において
、1は絶縁体10上に形成された島状のSOI膜、2は
ゲート酸化膜、3はゲート電極、4はドレイン領域、5
はソース領域、6はチャネル領域、7はチャネル下の電
位を固定するためのバイアス領域、8はそのバイアス通
路である。
明する。図1は本発明第1実施例を適用した直線形状の
NチャネルMOSトランジスタである。同図(a)に平
面図,同図(b)にそのAA断面図を示す。図において
、1は絶縁体10上に形成された島状のSOI膜、2は
ゲート酸化膜、3はゲート電極、4はドレイン領域、5
はソース領域、6はチャネル領域、7はチャネル下の電
位を固定するためのバイアス領域、8はそのバイアス通
路である。
【0014】図1(b)に示すように、SOI膜1にお
いて、ドレイン領域4は絶縁体10まで拡散されている
ため、その接合面積はドレイン領域4の横方向のみによ
って与えられ、小さくすることができる。従って、図1
3(b)に示すバルクSiに形成したものよりも格段に
高温時の逆方向リーク電流の発生を抑制することができ
る。
いて、ドレイン領域4は絶縁体10まで拡散されている
ため、その接合面積はドレイン領域4の横方向のみによ
って与えられ、小さくすることができる。従って、図1
3(b)に示すバルクSiに形成したものよりも格段に
高温時の逆方向リーク電流の発生を抑制することができ
る。
【0015】一方、ソース領域5は絶縁体10まで拡散
されておらず、SOI膜1の途中で拡散が止められてい
る。従って、ソース領域5下を通るバイアス通路8を介
してチャネル6下の基板電位はバイアス領域7に印加さ
れるバイアス電圧Vsに固定することができる。このよ
うに、図1に示す構造により、高温時に問題となる逆方
向リーク電流を防止することができ、また、基板電位を
固定することができるため、トランジスタのスイッチン
グ特性が安定する。また、キンク現象やチャージポンピ
ング現象の解消も期待できる。
されておらず、SOI膜1の途中で拡散が止められてい
る。従って、ソース領域5下を通るバイアス通路8を介
してチャネル6下の基板電位はバイアス領域7に印加さ
れるバイアス電圧Vsに固定することができる。このよ
うに、図1に示す構造により、高温時に問題となる逆方
向リーク電流を防止することができ、また、基板電位を
固定することができるため、トランジスタのスイッチン
グ特性が安定する。また、キンク現象やチャージポンピ
ング現象の解消も期待できる。
【0016】また、基板電位の固定は、バイアス領域7
を介してソース領域5等と同じSOI膜1表面側より行
われるため、例えばCMOS等を構成した場合にNチャ
ネル素子,Pチャネル素子個々の電位固定が可能である
。すなわち、Nチャネル素子は基板電位をグランドに、
Pチャネル素子は基板電位を電源電圧に固定することが
一般的であり、個々の電位固定ができることは有利であ
る。
を介してソース領域5等と同じSOI膜1表面側より行
われるため、例えばCMOS等を構成した場合にNチャ
ネル素子,Pチャネル素子個々の電位固定が可能である
。すなわち、Nチャネル素子は基板電位をグランドに、
Pチャネル素子は基板電位を電源電圧に固定することが
一般的であり、個々の電位固定ができることは有利であ
る。
【0017】次に、図1に示す第1実施例の製造方法の
一例を、図2から図8に示す本実施例を適用したCMO
Sの製造工程順の断面図を用いて説明する。まず、絶縁
体10として酸化物系単結晶基板であるサファイア基板
を用意し、その表面に気相成長法等によりSOI膜1を
形成する。尚、絶縁体10としては他にスピネル,マグ
ネシア等を用いてもよい。また、比較的入手が容易なS
OS(Silicon−On−Sapphire )基
板を使用しても勿論良い。SOI膜厚は約1μmである
。
一例を、図2から図8に示す本実施例を適用したCMO
Sの製造工程順の断面図を用いて説明する。まず、絶縁
体10として酸化物系単結晶基板であるサファイア基板
を用意し、その表面に気相成長法等によりSOI膜1を
形成する。尚、絶縁体10としては他にスピネル,マグ
ネシア等を用いてもよい。また、比較的入手が容易なS
OS(Silicon−On−Sapphire )基
板を使用しても勿論良い。SOI膜厚は約1μmである
。
【0018】そして、パッド酸化膜形成後、図2に示す
ように、例えばLOCOS法等によって横方向絶縁分離
領域11を形成し、Pチャネルトランジスタ,Nチャネ
ルトランジスタ形成領域個々にSOI膜1を島状に絶縁
分離する。その際に形成した窒化膜の除去後、各々の領
域に選択的にリン(P),ボロン(B)を導入してドラ
イブインを行うことにより、各々N− ウェル,P−
ウェルとする。このとき、各ウェル濃度は後述するよう
に各々設定されている。
ように、例えばLOCOS法等によって横方向絶縁分離
領域11を形成し、Pチャネルトランジスタ,Nチャネ
ルトランジスタ形成領域個々にSOI膜1を島状に絶縁
分離する。その際に形成した窒化膜の除去後、各々の領
域に選択的にリン(P),ボロン(B)を導入してドラ
イブインを行うことにより、各々N− ウェル,P−
ウェルとする。このとき、各ウェル濃度は後述するよう
に各々設定されている。
【0019】そして、前述のパッド酸化膜除去後、各ウ
ェル表面にゲート酸化膜2を形成し、LPCVD法によ
りN+ 多結晶シリコンを堆積して、図1(a)に示す
ような直線状にパターニングすることによってゲート電
極3を形成する。このとき、後工程で形成するソース領
域およびバイアス領域の位置決めを容易にするために、
マスク用多結晶シリコン膜3aを残しておくようにして
もよい。そして、このゲート電極3の表面を酸化する(
図2参照)。
ェル表面にゲート酸化膜2を形成し、LPCVD法によ
りN+ 多結晶シリコンを堆積して、図1(a)に示す
ような直線状にパターニングすることによってゲート電
極3を形成する。このとき、後工程で形成するソース領
域およびバイアス領域の位置決めを容易にするために、
マスク用多結晶シリコン膜3aを残しておくようにして
もよい。そして、このゲート電極3の表面を酸化する(
図2参照)。
【0020】次に、Pチャネルトランジスタのドレイン
領域4およびNチャネルトランジスタのバイアス領域7
の形成予定領域に開口するパターンをホトレジスト膜1
00に形成し、P型不純物であるボロン(B)等のイオ
ン注入を行う(図3参照)。尚、このホトレジスト形成
工程は、レジストを全面に塗布した後に選択的に露光・
現像を行うホト工程により行われる。また、ドレイン領
域4はゲート電極3と、一方バイアス領域7はマスク用
多結晶シリコン膜3aと自己整合的に形成される。
領域4およびNチャネルトランジスタのバイアス領域7
の形成予定領域に開口するパターンをホトレジスト膜1
00に形成し、P型不純物であるボロン(B)等のイオ
ン注入を行う(図3参照)。尚、このホトレジスト形成
工程は、レジストを全面に塗布した後に選択的に露光・
現像を行うホト工程により行われる。また、ドレイン領
域4はゲート電極3と、一方バイアス領域7はマスク用
多結晶シリコン膜3aと自己整合的に形成される。
【0021】同様に、Pチャネルトランジスタのバイア
ス領域7,Nチャネルトランジスタのドレイン領域4の
形成予定領域にも、ホトレジスト膜110をマスクとし
てN型不純物であるヒ素(As)をイオン注入する(図
4参照)。なお、この図3に示す工程と図4に示す工程
は順序が逆であってもよい。そして、図5に示すように
、Pチャネルトランジスタ,Nチャネルトランジスタ各
々のドレイン領域4,バイアス領域7の活性化も兼ねて
、熱処理により両ウェル内に拡散させる。
ス領域7,Nチャネルトランジスタのドレイン領域4の
形成予定領域にも、ホトレジスト膜110をマスクとし
てN型不純物であるヒ素(As)をイオン注入する(図
4参照)。なお、この図3に示す工程と図4に示す工程
は順序が逆であってもよい。そして、図5に示すように
、Pチャネルトランジスタ,Nチャネルトランジスタ各
々のドレイン領域4,バイアス領域7の活性化も兼ねて
、熱処理により両ウェル内に拡散させる。
【0022】次に、再びP型不純物の導入を行う。この
場合、前述の図3に示す工程とは異なり、Pチャネルト
ランジスタのソース領域5にもイオン注入を行う。すな
わち、ホトレジスト膜120により、Pチャネルトラン
ジスタのソース領域5,ドレイン領域4およびNチャネ
ルトランジスタのバイアス領域7にボロン(B)等のイ
オン注入を行う。このとき、Pチャネルトランジスタの
ソース領域5はゲート電極3とマスク用多結晶シリコン
膜3aとによって、自己整合的に導入される(図6参照
)。
場合、前述の図3に示す工程とは異なり、Pチャネルト
ランジスタのソース領域5にもイオン注入を行う。すな
わち、ホトレジスト膜120により、Pチャネルトラン
ジスタのソース領域5,ドレイン領域4およびNチャネ
ルトランジスタのバイアス領域7にボロン(B)等のイ
オン注入を行う。このとき、Pチャネルトランジスタの
ソース領域5はゲート電極3とマスク用多結晶シリコン
膜3aとによって、自己整合的に導入される(図6参照
)。
【0023】同様に、ホトレジスト膜130をマスクと
してN型不純物(例えばAs)を導入する。この場合も
前述の図4に示す工程とは異なり、Nチャネルトランジ
スタのドレイン領域4およびPチャネルトランジスタの
バイアス領域7に加えてNチャネルトランジスタのソー
ス領域5にもイオン注入を行う(図7参照)。なお、こ
の図6およず図7に示す工程は、順序が逆であってもよ
い。
してN型不純物(例えばAs)を導入する。この場合も
前述の図4に示す工程とは異なり、Nチャネルトランジ
スタのドレイン領域4およびPチャネルトランジスタの
バイアス領域7に加えてNチャネルトランジスタのソー
ス領域5にもイオン注入を行う(図7参照)。なお、こ
の図6およず図7に示す工程は、順序が逆であってもよ
い。
【0024】そして、Pチャネルトランジスタ,Nチャ
ネルトランジスタ共に、各々のソース領域5,ドレイン
領域4およびバイアス領域7の活性化を兼ねて熱処理を
行い、図8に示すように、各々のドレイン領域4,バイ
アス領域7が絶縁体(サファイア基板)10に達するま
で拡散させる。なお、ここでドレイン領域4の不純物導
入は2回に分けて行っているのに対し、ソース領域5は
その不純物導入工程が1回であるためにSOI膜1内に
おいて拡散が終了している。
ネルトランジスタ共に、各々のソース領域5,ドレイン
領域4およびバイアス領域7の活性化を兼ねて熱処理を
行い、図8に示すように、各々のドレイン領域4,バイ
アス領域7が絶縁体(サファイア基板)10に達するま
で拡散させる。なお、ここでドレイン領域4の不純物導
入は2回に分けて行っているのに対し、ソース領域5は
その不純物導入工程が1回であるためにSOI膜1内に
おいて拡散が終了している。
【0025】そして、さらに層間絶縁膜12形成,コン
タクト穴開口,電極(ソース,ドレイン)配線13のパ
ターニングを行って、図8に示すCMOSが製造される
。なお、上述の製造方法ではLOCOS法により横方向
絶縁分離領域11を形成するものであったが、トレンチ
等によって横方向分離を図ってもよい。尚、その場合、
トレンチ穴壁面からもドレイン領域4,バイアス領域7
への不純物導入を行うことができる。
タクト穴開口,電極(ソース,ドレイン)配線13のパ
ターニングを行って、図8に示すCMOSが製造される
。なお、上述の製造方法ではLOCOS法により横方向
絶縁分離領域11を形成するものであったが、トレンチ
等によって横方向分離を図ってもよい。尚、その場合、
トレンチ穴壁面からもドレイン領域4,バイアス領域7
への不純物導入を行うことができる。
【0026】次に、図2に示す工程で設定されたウェル
濃度について、Nチャネルトランジスタを例にとって説
明する。ここで、本実施例では、図1に示すように、ソ
ース領域5下のバイアス通路8を介して基板電位が固定
される。そのため、SOI膜1においてソース領域5下
が完全に空乏化してしまうと、バイアス領域7からのバ
イアスが非常に難しくなってしまう。従って、バイアス
効果を得るためには、ソース領域5の接合深さとソース
領域5下の空乏層幅とに関連して、ソース領域5下にバ
イアス通路8が存在するようにデバイス設計する必要が
ある。
濃度について、Nチャネルトランジスタを例にとって説
明する。ここで、本実施例では、図1に示すように、ソ
ース領域5下のバイアス通路8を介して基板電位が固定
される。そのため、SOI膜1においてソース領域5下
が完全に空乏化してしまうと、バイアス領域7からのバ
イアスが非常に難しくなってしまう。従って、バイアス
効果を得るためには、ソース領域5の接合深さとソース
領域5下の空乏層幅とに関連して、ソース領域5下にバ
イアス通路8が存在するようにデバイス設計する必要が
ある。
【0027】一般に、ソース領域におけるPN接合は階
段接合で近似でき、ソース領域における空乏層幅Xdは
次式で与えられる。
段接合で近似でき、ソース領域における空乏層幅Xdは
次式で与えられる。
【0028】
【数1】
【0029】ただし、Csはソースの濃度、CB は基
板濃度である。数式1より、例えばゲート酸化膜を85
0Åとしたときの基板濃度CB と空乏層幅Xdとの関
係は、計算により図9に示すようになる。従って、SO
I膜1の膜厚が1μmでソース領域5の拡散深さが約0
.5μmの場合、ソース領域5下にバイアス通路8を確
保するためには、空乏層幅Xdは0.5μmより小さく
なるようにする必要がある。すなわち、図9に示すよう
に、本実施例においてはNチャネルトランジスタのP−
ウェルの濃度を1016cm−3程度としている。
板濃度である。数式1より、例えばゲート酸化膜を85
0Åとしたときの基板濃度CB と空乏層幅Xdとの関
係は、計算により図9に示すようになる。従って、SO
I膜1の膜厚が1μmでソース領域5の拡散深さが約0
.5μmの場合、ソース領域5下にバイアス通路8を確
保するためには、空乏層幅Xdは0.5μmより小さく
なるようにする必要がある。すなわち、図9に示すよう
に、本実施例においてはNチャネルトランジスタのP−
ウェルの濃度を1016cm−3程度としている。
【0030】上述のようにして製造したNチャネルトラ
ンジスタの特性を図10(a),(b)に示す。同図(
a)はゲート電圧Vgとドレイン電流ID との関係を
示すVg−logID 特性である。図に示すように、
基板電位(バイアス電位)Vsを変えると特性も変化す
ることから、基板バイアスが取れていることが確認でき
る。一方、図(b)にはドレイン電圧VD とドレイン
電流ID との関係を示す。図に示すように良好なトラ
ンジスタ特性が得られている。
ンジスタの特性を図10(a),(b)に示す。同図(
a)はゲート電圧Vgとドレイン電流ID との関係を
示すVg−logID 特性である。図に示すように、
基板電位(バイアス電位)Vsを変えると特性も変化す
ることから、基板バイアスが取れていることが確認でき
る。一方、図(b)にはドレイン電圧VD とドレイン
電流ID との関係を示す。図に示すように良好なトラ
ンジスタ特性が得られている。
【0031】また、ソース領域5下を介して基板電位を
バイアスするようにしているため、バイアスできる領域
も図11(a)の斜線で示すゲート幅で与えられる領域
となり、特に、図11に示すようなゲート幅の大きいト
ランジスタを形成する場合、同サイズの図12に示すも
のよりバイアスできる領域は大となり有利である。また
、図12に示すものに対して、バイアスするためのまわ
り込み領域も必要ないためトランジスタサイズを小さく
することができる。また、図12に示すものではチャネ
ル端部においてトランジスタON時にドレイン電流がチ
ャネルの外側をまわりこむようにして流れ、電流値が設
計通りとならないことが予想されるが、図1あるいは図
12に示すようにまわり込み領域の存在しない本実施例
ではそのような不具合は防止される。
バイアスするようにしているため、バイアスできる領域
も図11(a)の斜線で示すゲート幅で与えられる領域
となり、特に、図11に示すようなゲート幅の大きいト
ランジスタを形成する場合、同サイズの図12に示すも
のよりバイアスできる領域は大となり有利である。また
、図12に示すものに対して、バイアスするためのまわ
り込み領域も必要ないためトランジスタサイズを小さく
することができる。また、図12に示すものではチャネ
ル端部においてトランジスタON時にドレイン電流がチ
ャネルの外側をまわりこむようにして流れ、電流値が設
計通りとならないことが予想されるが、図1あるいは図
12に示すようにまわり込み領域の存在しない本実施例
ではそのような不具合は防止される。
【0032】次に、本発明第2実施例について説明する
。図14は本発明第2実施例を適用したNチャネルMO
Sトランジスタであり、図(a)に平面図、図(b)に
そのAA断面図を示す。なお、図1に示す第1実施例と
同じ構成には同一符号が付してある。図14からわかる
ように本実施例はドレイン領域4がゲート,ソース領域
5に囲まれた構成となっており、SOI膜1の最外周に
バイアス領域7が設定されている。
。図14は本発明第2実施例を適用したNチャネルMO
Sトランジスタであり、図(a)に平面図、図(b)に
そのAA断面図を示す。なお、図1に示す第1実施例と
同じ構成には同一符号が付してある。図14からわかる
ように本実施例はドレイン領域4がゲート,ソース領域
5に囲まれた構成となっており、SOI膜1の最外周に
バイアス領域7が設定されている。
【0033】本構造によっても、ソース領域5下のバイ
アス通路8を介して、バイアス領域7に印加されるバイ
アス電圧Vsにより基板電位を固定することができる。 また、ドレイン領域4は絶縁体10まで拡散されている
ため、接合面積は小さく高温時の逆方向リーク電流の発
生も抑制できる。また、直線形状のMOS素子ではチャ
ネル端面においてSOI膜表面と結晶方位の異なる面が
存在することに起因して、そのチャネル部端面の影響が
トランジスタ特性に作用することが考えられるが、図1
4(a)に示すように本実施例ではドレイン領域4をチ
ャネル領域で囲むようにしているため、原理的にチャネ
ル部に端面は形成されず上述のような影響、例えばチャ
ネル端面でのリークが発生することはない。また、図1
2に示すものにおけるドレイン電流のまわり込みの経路
は存在しないため、設計通りの電流値を得ることができ
る。
アス通路8を介して、バイアス領域7に印加されるバイ
アス電圧Vsにより基板電位を固定することができる。 また、ドレイン領域4は絶縁体10まで拡散されている
ため、接合面積は小さく高温時の逆方向リーク電流の発
生も抑制できる。また、直線形状のMOS素子ではチャ
ネル端面においてSOI膜表面と結晶方位の異なる面が
存在することに起因して、そのチャネル部端面の影響が
トランジスタ特性に作用することが考えられるが、図1
4(a)に示すように本実施例ではドレイン領域4をチ
ャネル領域で囲むようにしているため、原理的にチャネ
ル部に端面は形成されず上述のような影響、例えばチャ
ネル端面でのリークが発生することはない。また、図1
2に示すものにおけるドレイン電流のまわり込みの経路
は存在しないため、設計通りの電流値を得ることができ
る。
【0034】このように、ドレイン領域が囲まれた図1
4に示す丸型MOSトランジスタは、チャネル部端面の
リークがないこと、およびチャネル外側の電流の回り込
みが無い点で有利である。なお、ドレイン領域が囲まれ
た丸型MOSFETの平面パターンは、他に図15(a
),(b)に示すように、各領域4,6,5,7を全て
円形,方形とするようにしてもよい。
4に示す丸型MOSトランジスタは、チャネル部端面の
リークがないこと、およびチャネル外側の電流の回り込
みが無い点で有利である。なお、ドレイン領域が囲まれ
た丸型MOSFETの平面パターンは、他に図15(a
),(b)に示すように、各領域4,6,5,7を全て
円形,方形とするようにしてもよい。
【0035】次に、図16に本発明第3実施例を示す。
本実施例では上述したバイアス効果に加え、ドレイン領
域4のゲートエッジ部での電界集中を低不純物濃度ドレ
イン領域4aにより緩和し、ソース・ドレイン間の横方
向電界の拡がりを抑制するようにしているため、デバイ
スの微細化を図ることができる。次に、本発明第4実施
例について説明する。
域4のゲートエッジ部での電界集中を低不純物濃度ドレ
イン領域4aにより緩和し、ソース・ドレイン間の横方
向電界の拡がりを抑制するようにしているため、デバイ
スの微細化を図ることができる。次に、本発明第4実施
例について説明する。
【0036】図17は本発明第4実施例を適用したPチ
ャネルMOSトランジスタである。前述のようにSOI
膜が完全に空乏化するとバイアス領域7からの電位固定
は非常に難しくなる。本実施例では、図17に示すよう
に、ソース領域5下からチャネル領域下へ連通する高濃
度ドープ層9を設けて、ソース領域5下およびチャネル
領域6下の完全空乏化を抑制するようにしている。他の
構成は図1に示すものと同じであり、図1と同じ符号が
付してある。
ャネルMOSトランジスタである。前述のようにSOI
膜が完全に空乏化するとバイアス領域7からの電位固定
は非常に難しくなる。本実施例では、図17に示すよう
に、ソース領域5下からチャネル領域下へ連通する高濃
度ドープ層9を設けて、ソース領域5下およびチャネル
領域6下の完全空乏化を抑制するようにしている。他の
構成は図1に示すものと同じであり、図1と同じ符号が
付してある。
【0037】本第4実施例によれば、ソース領域5下の
空乏層の伸びが高濃度ドープ層9で止まるため、該高濃
度ドープ層9によりバイアス通路8が確保され、基板電
位の固定が容易となる。そのため、Nチャネルトランジ
スタに比べキャリア移動度が低く、CMOSを構成する
場合に素子サイズを大きくしたり、基板濃度を薄く設定
したりする必要のあるPチャネルトランジスタにおいて
、ソース下の空乏層幅に関係なく容易にバイアス通路を
確保することができ、特に有利となる。
空乏層の伸びが高濃度ドープ層9で止まるため、該高濃
度ドープ層9によりバイアス通路8が確保され、基板電
位の固定が容易となる。そのため、Nチャネルトランジ
スタに比べキャリア移動度が低く、CMOSを構成する
場合に素子サイズを大きくしたり、基板濃度を薄く設定
したりする必要のあるPチャネルトランジスタにおいて
、ソース下の空乏層幅に関係なく容易にバイアス通路を
確保することができ、特に有利となる。
【0038】また、この高濃度ドープ層9をチャネル下
まで設けるようにしているため、チャネル下の抵抗を小
さくすることができ、チャネル・ドレイン端でのホット
キャリアにより発生する多数のキャリア(Nチャネルで
は正孔)はSOI膜1内に蓄積されることなく、すばや
く高濃度ドープ層9を通って電源Vs側に吸収すること
ができ、キンク現象を抑制することができる。
まで設けるようにしているため、チャネル下の抵抗を小
さくすることができ、チャネル・ドレイン端でのホット
キャリアにより発生する多数のキャリア(Nチャネルで
は正孔)はSOI膜1内に蓄積されることなく、すばや
く高濃度ドープ層9を通って電源Vs側に吸収すること
ができ、キンク現象を抑制することができる。
【0039】次に、図17に示すPチャネルMOSトラ
ンジスタの製造方法の一例を図18から図21を用いて
説明する。まず、ICを形成するN型Si基板1aを用
意し、その一方の主面に高濃度ドープ層9を形成するた
めに、N型不純物(例えばAs)を高濃度に導入する(
図18参照)。
ンジスタの製造方法の一例を図18から図21を用いて
説明する。まず、ICを形成するN型Si基板1aを用
意し、その一方の主面に高濃度ドープ層9を形成するた
めに、N型不純物(例えばAs)を高濃度に導入する(
図18参照)。
【0040】そして、主表面にSiO2 膜10aを形
成したSi基板10bを絶縁基板10として用意し、S
i基板1aとこの絶縁基板10とを、各々高濃度ドープ
層を形成した主面とSiO2 膜10aを形成した主面
とが面するようにして、公知のSi−SiO2 直接接
合技術を用いて貼り合わせる(図19参照)。この方法
によれば、絶縁基板10上SOI膜の結晶性が損なわれ
ることはない。
成したSi基板10bを絶縁基板10として用意し、S
i基板1aとこの絶縁基板10とを、各々高濃度ドープ
層を形成した主面とSiO2 膜10aを形成した主面
とが面するようにして、公知のSi−SiO2 直接接
合技術を用いて貼り合わせる(図19参照)。この方法
によれば、絶縁基板10上SOI膜の結晶性が損なわれ
ることはない。
【0041】その後、不純物を導入した側のSi基板1
aをラップポリッシュして所望の膜厚にし(図20参照
)、上述の図2から図8に示す工程と同様の工程を経て
、図21に示すSOI構造のPチャネルMOSトランジ
スタが製造される。なお、本第4実施例ではPチャネル
トランジスタを例にとって説明したが、Nチャネルトラ
ンジスタにおいても勿論適用可能である。また、図14
に示す丸型MOSトランジスタあるいは図16に示すL
DD構造のものに本第4実施例を適用するようにしても
よい。
aをラップポリッシュして所望の膜厚にし(図20参照
)、上述の図2から図8に示す工程と同様の工程を経て
、図21に示すSOI構造のPチャネルMOSトランジ
スタが製造される。なお、本第4実施例ではPチャネル
トランジスタを例にとって説明したが、Nチャネルトラ
ンジスタにおいても勿論適用可能である。また、図14
に示す丸型MOSトランジスタあるいは図16に示すL
DD構造のものに本第4実施例を適用するようにしても
よい。
【0042】さらに、上記種々の実施例においてはMO
S構造のトランジスタについて説明したが、これに限る
ものでなく、例えばゲート絶縁膜に窒化膜を使用するM
NOS構造のものに本発明を適用するようにしてもよい
。
S構造のトランジスタについて説明したが、これに限る
ものでなく、例えばゲート絶縁膜に窒化膜を使用するM
NOS構造のものに本発明を適用するようにしてもよい
。
【0043】
【発明の効果】上記詳述したように、本発明ではドレイ
ン領域を半導体膜において絶縁性基板まで拡散するよう
にしているため、その接合面積を小さくすることができ
、高温時に発生する逆方向リーク電流を抑制することが
できる。また、ソース領域は半導体膜途中で拡散が終了
しているため、チャネル領域の電位は、バイアス領域に
印加されるバイアス電圧によって該ソース領域下の第1
導電型領域を介して容易に固定することができる。
ン領域を半導体膜において絶縁性基板まで拡散するよう
にしているため、その接合面積を小さくすることができ
、高温時に発生する逆方向リーク電流を抑制することが
できる。また、ソース領域は半導体膜途中で拡散が終了
しているため、チャネル領域の電位は、バイアス領域に
印加されるバイアス電圧によって該ソース領域下の第1
導電型領域を介して容易に固定することができる。
【0044】さらに、このようにバイアス通路がソース
領域下に設定されているために、チャネル横方向から電
位固定するためのまわり込んだバイアス通路を設定する
必要もなく、全体的なトランジスタサイズを最小限に小
さくすることができる。すなわち、本発明によれば、素
子の微細化に対応でき、基板電位を容易に固定すること
のできる、特に高温用ICとして好適な薄膜SOI構造
のMISトランジスタを提供することができるという優
れた効果が奏される。
領域下に設定されているために、チャネル横方向から電
位固定するためのまわり込んだバイアス通路を設定する
必要もなく、全体的なトランジスタサイズを最小限に小
さくすることができる。すなわち、本発明によれば、素
子の微細化に対応でき、基板電位を容易に固定すること
のできる、特に高温用ICとして好適な薄膜SOI構造
のMISトランジスタを提供することができるという優
れた効果が奏される。
【図1】 本発明第1実施例を適用した直線状のNチ
ャネルMOSトランジスタであり、図(a)は平面図、
図(b)はそのAA断面図である。
ャネルMOSトランジスタであり、図(a)は平面図、
図(b)はそのAA断面図である。
【図2】 本発明第1実施例を適用したCMOSの製
造工程を示す断面図である。
造工程を示す断面図である。
【図3】 本発明第1実施例を適用したCMOSの製
造工程を示す断面図である。
造工程を示す断面図である。
【図4】 本発明第1実施例を適用したCMOSの製
造工程を示す断面図である。
造工程を示す断面図である。
【図5】 本発明第1実施例を適用したCMOSの製
造工程を示す断面図である。
造工程を示す断面図である。
【図6】 本発明第1実施例を適用したCMOSの製
造工程を示す断面図である。
造工程を示す断面図である。
【図7】 本発明第1実施例を適用したCMOSの製
造工程を示す断面図である。
造工程を示す断面図である。
【図8】 本発明第1実施例を適用したCMOSの製
造工程を示す断面図である。
造工程を示す断面図である。
【図9】 基板濃度CB とソース領域下における空
乏層幅Xdとの関係を示す特性図である。
乏層幅Xdとの関係を示す特性図である。
【図10】 本発明を適用したNチャネルMOSトラ
ンジスタのトランジスタ特性を示す特性図であり、図(
a)はVg−logId特性、図(b)はVD−ID
特性である。
ンジスタのトランジスタ特性を示す特性図であり、図(
a)はVg−logId特性、図(b)はVD−ID
特性である。
【図11】 本発明第1実施例を適用したゲート幅の
大きいPチャネルMOSトランジスタで、図(a)は平
面図、図(b)はそのAA断面図である。
大きいPチャネルMOSトランジスタで、図(a)は平
面図、図(b)はそのAA断面図である。
【図12】 本発明の課題の説明に供したSOI構造
の基板電位の固定方法を示す図で、図(a)は平面図、
図(b)はそのAA断面図である。
の基板電位の固定方法を示す図で、図(a)は平面図、
図(b)はそのAA断面図である。
【図13】 従来構造を示す図で、図(a)はSOI
構造のNチャネルMOSトランジスタの断面図、図(b
)はバルクを使用したNチャネルMOSトランジスタの
断面図である。
構造のNチャネルMOSトランジスタの断面図、図(b
)はバルクを使用したNチャネルMOSトランジスタの
断面図である。
【図14】 本発明第2実施例を適用した丸型のNチ
ャネルMOSトランジスタで、図(a)は平面図、図(
b)はそのAA断面図である。
ャネルMOSトランジスタで、図(a)は平面図、図(
b)はそのAA断面図である。
【図15】 図(a),図(b)共に図14に示す本
発明第2実施例の変形例を示す平面図である。
発明第2実施例の変形例を示す平面図である。
【図16】 本発明第3実施例を適用したNチャネル
MOSトランジスタの断面図である。
MOSトランジスタの断面図である。
【図17】 本発明第4実施例を適用したPチャネル
MOSトランジスタの断面図である。
MOSトランジスタの断面図である。
【図18】 図17に示すトランジスタの製造方法を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図19】 図17に示すトランジスタの製造方法を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図20】 図17に示すトランジスタの製造方法を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図21】 図17に示すトランジスタの製造方法を
示す断面図である。
示す断面図である。
1 SOI膜
2 ゲート絶縁膜
3 ゲート電極
4 ドレイン領域
5 ソース領域
6 チャネル
7 バイアス領域
8 バイアス通路
9 高濃度ドープ層
10 絶縁体
Claims (5)
- 【請求項1】 絶縁性基板と、この絶縁性基板上に形
成された第1導電型の半導体膜と、この半導体膜の所定
領域に形成され、前記半導体膜表面から前記絶縁性基板
まで達する拡散深さを有する第2導電型のドレイン領域
と、前記半導体膜表面において、前記ドレイン領域と前
記半導体膜とのPN接合部終端に沿って間隔を残して、
前記半導体膜とのPN接合部が終端するように形成され
るとともに、前記半導体膜内において拡散が終了する所
定の拡散深さを有する第2導電型のソース領域と、前記
ドレイン領域と前記ソース領域との間の前記半導体膜表
面の前記間隔をチャネル領域として、少なくともこのチ
ャネル領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート
電極と、前記チャネル領域に対して前記ソース領域側の
前記半導体膜に形成され、前記ソース領域下に残された
第1導電型の領域を介して前記チャネル領域の電位をバ
イアスするためのバイアス電圧が印加される第1導電型
で、かつ前記半導体膜よりも高不純物濃度のバイアス領
域とを具備することを特徴とするMISトランジスタ。 - 【請求項2】 前記ソース領域の前記所定の拡散深さ
は、前記ソース領域下に残された第1導電型の領域が前
記ソース領域下に形成される空乏層幅よりも大となるよ
うに設定されていることを特徴とする請求項1記載のM
ISトランジスタ。 - 【請求項3】 前記ソース領域下に残された第1導電
型の領域に、前記ソース領域下に形成される空乏層の拡
がりを抑制するための、第1導電型で、かつ、前記半導
体膜よりも高不純物濃度の高濃度層が形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載のMISトランジスタ。 - 【請求項4】 前記ドレイン領域はその表面における
PN接合部終端が前記チャネル領域に囲まれるようにし
て形成されていることを特徴とする請求項1乃至3項の
何れかに記載のMISトランジスタ。 - 【請求項5】 前記ドレイン領域の前記PN接合部終
端に、前記チャネル領域の前記ゲート電極端部における
電界集中を緩和するために比較的低不純物濃度とされた
第2導電型の低濃度ドレイン領域が形成されていること
を特徴とする請求項1乃至4項の何れかに記載のMIS
トランジスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3020768A JPH04259259A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 薄膜soi構造のmisトランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3020768A JPH04259259A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 薄膜soi構造のmisトランジスタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04259259A true JPH04259259A (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=12036354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3020768A Withdrawn JPH04259259A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 薄膜soi構造のmisトランジスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04259259A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08330440A (ja) * | 1995-05-31 | 1996-12-13 | Nec Corp | シリコン・オン・インシュレータ半導体装置 |
| US5770881A (en) * | 1996-09-12 | 1998-06-23 | International Business Machines Coproration | SOI FET design to reduce transient bipolar current |
| WO1999027585A1 (en) * | 1997-11-21 | 1999-06-03 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor device |
| US5929490A (en) * | 1997-04-17 | 1999-07-27 | Nec Corporation | Semiconductor device with an improved body contact hole structure |
| KR100383357B1 (ko) * | 1995-04-28 | 2003-07-18 | 내셔널 세미콘덕터 코포레이션 | 절연체상실리콘(soi)기판에형성된cmos인터페이스회로 |
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| JP2005038959A (ja) * | 2003-07-17 | 2005-02-10 | Seiko Epson Corp | 半導体装置 |
| JP2012049428A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
| JP2015035617A (ja) * | 2014-10-15 | 2015-02-19 | 三菱重工業株式会社 | トランジスタ及び半導体装置 |
| JP2016040851A (ja) * | 2015-12-21 | 2016-03-24 | 三菱重工業株式会社 | トランジスタ及び半導体装置 |
-
1991
- 1991-02-14 JP JP3020768A patent/JPH04259259A/ja not_active Withdrawn
Cited By (14)
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