JPH04264083A - アフィディコラン誘導体およびその製造法 - Google Patents

アフィディコラン誘導体およびその製造法

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JPH04264083A
JPH04264083A JP4290391A JP4290391A JPH04264083A JP H04264083 A JPH04264083 A JP H04264083A JP 4290391 A JP4290391 A JP 4290391A JP 4290391 A JP4290391 A JP 4290391A JP H04264083 A JPH04264083 A JP H04264083A
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JP
Japan
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epoxy
aphidicolan
phthalimide
hydroxy
group
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Application number
JP4290391A
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English (en)
Inventor
Tokiyuki Hiramitsu
平光 時幸
Atsushi Mori
毛利 敦史
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Nippon Mektron KK
Original Assignee
Nippon Mektron KK
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Publication date
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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アフィディコラン誘導
体およびその製造法に関する。更に詳しくは、抗腫瘍作
用を有する新規なアフィディコラン誘導体およびその製
造法に関する。
【0002】
【従来の技術】代表的なアフィディコラン誘導体である
アフィディコリンは、かびの一種である Vertic
illium lecanii より得られる抗ウィル
ス剤として発見され、テトラサイクリックジテルペンテ
トラオールの構造を有する水難溶性物質であり、真核細
胞由来DNAポリメラーゼαおよびδ型に高い特異的阻
害作用を示すことから、この酵素の型の判別に用いられ
ており、特殊なウィルスを除き、原核細胞由来のDNA
ポリメラーゼには無効であり、主としてDNAの複製、
修復機序の解析などに利用されている。また、抗腫瘍作
用、抗ウィルス作用、植物種子生長抑制作用を有するこ
とも知られており、こうした用途への利用も図られてい
る。
【0003】また近年では、アフィディコリンの抗腫瘍
活性に注目し、種々の誘導体も合成されている(特開昭
59−88438号公報、同61−83138号公報、
同62−155232号公報、同62−155239号
公報など)。特に、プロドラッグとして合成された水溶
性のエステル誘導体であるアフィディコリン−17−グ
リシネートについては、臨床試験が進められており、血
中でアフィディコリンを生成して、抗腫瘍活性を示すと
されている(J.of Pharm.Sci.第78巻
第5号第399〜401頁、1989年)。しかしなが
ら、生成したアフィディコリンの血中濃度は、急速に低
下するとの報告もなされている(AACR第31巻第1
80頁、1990年)。
【0004】一方、アフィディコリンが in vit
ro で高い抗腫瘍活性を示すにも拘らず、前臨床的な
動物実験では期待される程の好結果が得られないのは、
アフィディコリンが生物体内で急速に代謝されるためで
あるとの推測がある(J.of Biochem.an
d Biophy.Methods 第4巻第113〜
121頁、1981年)。
【0005】これに関連して、ラット肝ミクロソームを
用いてアフィディコリンの代謝を行うと、アフィディコ
リンの3−位、18−位が急速に代謝されて、不活性物
質または低活性物質に変換されることが見出され、上記
の動物実験の結果もこれによって裏付けられている(X
ENOBIOTICA 第20巻第3号第273〜28
7頁、1990年)。
【0006】しかるに、3−位、18−位を化学的に修
飾したアフィディコラン誘導体で高い抗腫瘍活性を示す
物質は、未だ見出されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、3−
位および18−位の修飾基が化学的に安定でかつ高い抗
腫瘍活性を有する新規なアフィディコラン誘導体および
その製造法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によって、17−
位がアミノ基、モノ低級アルキルアミノ基、ジ低級アル
キルアミノ基、 (ここで、Xは−CH2−、−NH−または−O−であ
り、nは0または1である)またはフタルイミド基で置
換された3α,18−エポキシ−16β−ヒドロキシ−
17−置換アフィディコラン[I]またはその酸付加塩
が提供される。
【0009】このアフィディコラン誘導体[I]は、一
般式
【化1】 で表わされる化合物において、17−位のR基が上記各
種置換基によって置換された化合物である。
【0010】これら17−位の各種置換基の内、アミノ
基以外の化合物は、3α,16β−ジヒドロキシ−17
,18−ビス(p−トルエンスルホニルオキシ)アフィ
ディコラン[II]を、モノ低級アルキルアミン、ジ低
級アルキルアミン、一般式 (ここで、Xは−CH2−、−NH−または−O−であ
り、nは0または1である)で表わされる環状アミン化
合物またはフタルイミドと反応させることにより合成さ
れる。
【0011】3α,16β−ジヒドロキシ−17,18
−ビス(p−トルエンスルホニルオキシ)アフィディコ
ラン[II]
【化2】 は、アフィディコリンをピリジン溶媒中、2〜2.4倍
モル量のp−トルエンスルホン酸クロライドなどのp−
トルエンスルホン酸ハライドと、約0〜100℃、好ま
しくは約10〜40℃の温度で約0.5〜50時間反応
させることにより得られる。
【0012】これと反応するモノ低級アルキルアミンと
しては、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン
、ブチルアミンなどが、ジ低級アルキルアミンとしては
、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン
、ジブチルアミン、メチルエチルアミン、メチルプロピ
ルアミン、エチルプロピルアミンなどが、また前記一般
式[III]の環状アミン化合物としては、ピロリジン
、ピペリジン、ピペラジン、モルホリンなどが用いられ
、これらのアミン化合物およびフタルイミドは、カリウ
ム塩、ナトリウム塩などのアルカリ金属塩としても用い
ることができる。
【0013】これら両者間の反応は、[II]に対して
アミン化合物またはフタルイミドを一般に約2〜10倍
モル量となる割合で用い、必要に応じて無水炭酸カリウ
ムなどのアルカリ金属塩を加えて、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミド、ジエチルアセトアミド、アセトニ
トリル、ヘキサメチルホスホルアミド、ジオキサン、テ
トラヒドロフランなどの極性溶媒、好ましくは非プロト
ン性極性溶媒中で、約30〜150℃、好ましくは約5
0〜120℃の温度に約0.5〜24時間程度加熱する
ことによって行われ、反応生成物は常法に従って分離さ
れる。
【0014】また、化1において17−位のR基がアミ
ノ基である17−アミノ−3α,18−エポキシ−16
β−ヒドロキシアフィディコランは、化1の17−位の
R基がフタルイミド基である3α,18−エポキシ−1
6β−ヒドロキシ−17−フタルイミドアフィディコラ
ンを、約1〜10倍モル量のヒドラジン、一般にはヒド
ラジン水和物と反応させることにより合成される。
【0015】この反応の溶媒としては、ヒドラジンと反
応しない有機溶媒ならば任意のものを使用し得るが、好
ましくは3α,18−エポキシ−16β−ヒドロキシ−
17−フタルイミドアフィディコランを溶解し得るもの
、例えばメタノール、エタノール、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシドなどが用いられる。反応は、約0〜150℃、好
ましくは約20〜100℃の温度で、約0.2〜3時間
程度行われ、反応生成物は常法によって分離される。
【0016】このようにして得られる塩基性基を有する
各種アフィディコラン誘導体は、それに当量の酸を反応
させて酸付加塩を形成させる。用いられる酸は、医薬上
許容される無機酸または有機酸であり、例えば塩酸、硫
酸、リン酸、酢酸、マレイン酸、フマル酸、コハク酸、
乳酸、酒石酸、クエン酸、p−トルエンスルホン酸など
が用いられる。
【0017】
【発明の効果】本発明により、3α,18−エポキシ基
および17−位にアミノ基または置換アミノ基を導入し
た新規なアフィディコラン誘導体が提供される。また、
それらの合成中間体として有用な、17−位および18
−位にp−トルエンスルホニルオキシ基をそれぞれ導入
したアフィディコラン誘導体が提供される。
【0018】代表的なアフィディコラン誘導体であるア
フィディコリンは、培養細胞レベルではすぐれた抗腫瘍
活性を有するにも拘らず、動物を用いた前臨床実験では
、その3−位および18−位のヒドロキシル基が急速に
代謝されることにより不活性物質化または低活性物質化
するといわれていること前述の如くであるが、本発明に
係る3α,18−エポキシ基を有するアフィディコラン
誘導体は、活性部位として予想される3−位および18
−位に化学的に安定なエーテル結合を導入した化合物で
あり、生物体内でも3−位および18−位の代謝を受け
難いものと思われる。
【0019】また、培養細胞レベルでは、高い抗腫瘍活
性を有しており、更に17−位には塩基性基を有してい
るので、酸付加塩を形成した物質は水溶性であるという
利点をも有している。
【0020】
【実施例】次に、実施例について本発明を説明する。
【0021】実施例1 アフィディコリン4.01gをピリジン30mlに溶解
させた溶液中に、室温下で撹拌しながら、p−トルエン
スルホン酸クロライド5.64gを、2時間かけて少量
ずつ添加した後、一夜放置した。
【0022】この反応混合物を、600mlの氷水中に
注入後、600mlの酢酸エチルによる抽出を2回行っ
た。この有機層を、いずれも200mlの水、0.5N
塩酸および水によって2回ずつ順次洗浄した後、無水硫
酸ナトリウムによる乾燥、濃縮乾固を行った。残渣をジ
エチルエーテルで処理して、無色粉末状の3α,16β
−ジヒドロキシ−17,18−ビス(p−トルエンスル
ホニルオキシ)アフィディコラン(融点155〜158
℃、分解)5.77gを得た。
【0023】1H−NMR(ピリジン−d5,TMS)
(270MHz)δ:0.88(3H,s),1.01
(3H,s),2.17(3H,s),2.20(3H
,s),3.89(1H,b),4.14〜4.29(
3H,m),4.52(1H,d J=8.4Hz),
7.22〜7.26(4H,b),7.99(2H,d
J=8.4Hz),8.05(2H,d J=7.9H
z) 13C−NMR(ピリジン−d5,TMS)(70MH
z)δ:145.0,144.9,134.0,133
.7,130.2,130.2,128.4,128.
4,78.9,76.6,72.6,69.3,49.
3,41.6,41.5,40.2,39.8,37.
2,32.9,31.3,28.3,26.9,26.
6,26.5,24.8,23.7,21.3,21.
3,16.9,15.0
【0024】実施例2 上記実施例1で得られた3α,16β−ジヒドロキシ−
17,18−ビス(p−トルエンスルホニルオキシ)ア
フィディコラン4.00gおよびフタルイミドカリウム
2.30gを、炭酸カリウム2.57gの存在下に20
mlのジメチルスルホキシド中、90℃で10時間加熱
撹拌した。室温に冷却後、反応混合物を300mlの氷
水中に注入し、300mlの酢酸エチルによる抽出を2
回行い、抽出液を300mlの水で2回洗浄後、無水硫
酸ナトリウムによる乾燥、減圧下での濃縮乾固を行い、
残渣をカラムクロマトグラフィー(担体:ワコーゲルF
C−40、溶離液:クロロホルム/メタノール=49/
1)に付し、目的物を含むフラクションを集め濃縮乾固
した。
【0025】残渣をメタノールで処理すると、3α,1
8−エポキシ−16β−ヒドロキシ−17−フタルイミ
ドアフィディコラン(融点214〜223℃)303m
gが、無色の粉末として得られた。
【0026】1H−NMR(ピリジン−d5,TMS)
(270MHz)δ:0.67(3H,s),0.94
(3H,s),3.94(2H,s),3.96(1H
,d J=5.0Hz),4.29(1H,d J=5
.0Hz),4.64(1H,b),7.56(2H,
dd J=5.5Hzおよび2.9Hz),7.81(
2H,dd J=5.5Hzおよび2.9Hz)13C
−NMR(ピリジン−d5,TMS)(70MHz)δ
:169.3,134.2,132.7,123.2,
87.0,82.9,74.5,47.7,46.7,
43.8,43.8,41.7,40.6,38.0,
33.2,32.3,30.3,29.7,26.6,
26.3,25.7,25.3,20.3,13.6

0027】実施例3 実施例2で得られた3α,18−エポキシ−16β−ヒ
ドロキシ−17−フタルイミドアフィディコラン303
mgおよびヒドラジン水和物0.2mlを、8.0ml
のエタノール中で1時間加熱還流した。室温に冷却後、
析出物をロ過して除き、ロ液を濃縮乾固した。残渣を、
1%水酸化ナトリウム水溶液で処理した。
【0028】不溶物をロ取、水洗、乾燥し、得られた粉
末をジエチルエーテルで洗浄して、17−アミノ−3α
,18−エポキシ−16β−ヒドロキシアフィディコラ
ン(融点186〜192℃)112mgを、無色の粉末
として得た。
【0029】1H−NMR(ピリジン−d5,TMS)
(400MHz)δ:0.70(3H,s),0.94
(3H,s),2.84(2H,AB型 q J=12
.8Hz),3.91(1H,dJ=4.8Hz),4
.27(1H,d J=4.8Hz),4.65(1H
,b)13C−NMR(ピリジン−d5,TMS)(1
00MHz)δ:86.9,82.8,73.0,49
.8,47.8,43.7,42.7,41.7,40
.7,38.1,33.3,31.6,29.8,29
.7,26.6,26.3,25.7,25.4,20
.3,13.7
【0030】実施例4 実施例1で得られた3α,16β−ジヒドロキシ−17
,18−ビス(p−トルエンスルホニルオキシ)アフィ
ディコラン969mgおよびピロリジン1.5mlを、
5.0mlのジメチルスルホキシド中、80℃で12時
間加熱撹拌した。室温に冷却後、反応混合物を200m
lの氷水中に注入し、析出物をロ取、水洗後、n−ヘキ
サン−ジエチルエーテル混合溶媒で再結晶して、3α,
18−エポキシ−16β−ヒドロキシ−17−(1−ピ
ロリジニル)アフィディコラン(融点135〜138℃
)209mgを、無色の針状晶として得た。
【0031】1H−NMR(ピリジン−d5,TMS)
(270MHz)δ:0.67(3H,s),0.95
(3H,s),1.61(4H,m),2.65(4H
,m),3.94(1H,d J=4.9Hz),4.
29(1H,d J=4.9Hz),4.65(1H,
b)13C−NMR(ピリジン−d5,TMS)(70
MHz)δ:87.0,82.9,73.1,65.0
,56.8,47.7,44.4,43.8,41.7
,40.7,38.1,33.5,31.6,31.2
,29.8,26.8,26.4,25.7,25.7
,24.3,20.4,13.7
【0032】実施例5 実施例1で得られた3α,16β−ジヒドロキシ−17
,18−ビス(p−トルエンスルホニルオキシ)アフィ
ディコラン1292mgおよびピペラジン1720mg
を、8.0mlのジメチルスルホキシド中、80℃で6
時間加熱撹拌した。室温に冷却後、反応混合物を200
mlの氷水中に注入し、析出物をロ取、水洗した後、H
PLC(カラム:イナートシル プレップODS、溶離
液:メタノール/水/ジエチルアミン=75/25/0
.25)で精製し、n−ヘキサン−ジエチルエーテル混
合溶媒で再結晶して、3α,18−エポキシ−16β−
ヒドロキシ−17−(1−ピペラジニル)アフィディコ
ラン(融点159〜166℃)132mgを、無色のプ
リズム晶として得た。
【0033】1H−NMR(ピリジン−d5,TMS)
(270MHz)δ:0.70(3H,s),0.95
(3H,s),2.61(4H,m),2.85(4H
,m),3.94(1H,d J=4.5Hz),4.
29(1H,d J=4.5Hz),4.65(1H,
b)13C−NMR(ピリジン−d5,TMS)(70
MHz)δ:87.0,82.9,73.3,67.3
,57.7,47.7,46.9,44.2,43.8
,41.7,40.7,38.1,33.4,31.6
,31.0,29.8,26.7,26.4,25.7
,25.6,20.4,13.7
【0034】実施例6 実施例1で得られた3α,16β−ジヒドロキシ−17
,18−ビス(p−トルエンスルホニルオキシ)アフィ
ディコラン969mgおよびモルホリン1.5mlを、
5.0mlのジメチルスルホキシド中、80℃で12時
間加熱撹拌した。室温に冷却後、反応混合物を200m
lの氷水中に注入し、析出物をロ取、水洗した後、n−
ヘキサン−ジエチルエーテル混合溶媒で再結晶して、3
α,18−エポキシ−16β−ヒドロキシ−17−モル
ホリノアフィディコラン(融点154〜158℃)34
4mgを、無色のプリズム晶として得た。
【0035】1H−NMR(ピリジン−d5,TMS)
(270MHz)δ:0.70(3H,s),0.95
(3H,s),2.65(4H,t J=4.5Hz)
,3.69(4H,t J=4.5Hz),3.94(
1H,d J=4.9Hz),4.29(1H,d J
=4.9Hz),4.68(1H,b) 13C−NMR(ピリジン−d5,TMS)(70MH
z)δ:87.0,82.9,73.7,67.3,6
7.1,56.5,47.7,43.9,43.8,4
1.7,40.7,38.1,33.3,31.7,3
0.7,29.8,26.7,26.3,25.7,2
5.5,20.3,13.7
【0036】実施例7 実施例1で得られた3α,16β−ジヒドロキシ−17
,18−ビス(p−トルエンスルホニルオキシ)アフィ
ディコラン969mgおよびジエチルアミン1.5ml
を、5.0mlのジメチルスルホキシド中、80℃で1
2時間加熱撹拌した。室温に冷却後、反応混合物を20
0mlの氷水中に注入し、析出物をロ取、水洗した後、
HPLC(カラム:イナートシルプレップODS、溶離
液:メタノール/水/ジエチルアミン=90/9/1)
により精製し、n−ヘキサン−ジエチルエーテル混合溶
媒で再結晶して、17−ジエチルアミノ−3α,18−
エポキシ−16β−ヒドロキシアフィディコラン(融点
89〜92℃)145mgを、無色のプリズム晶として
得た。
【0037】1H−NMR(ピリジン−d5,TMS)
(270MHz)δ:0.70(3H,s),0.95
(3H,s),0.97(6H,t J=7.2Hz)
,2.57(4H,q J=7.2Hz),3.94(
1H,d J=4.5Hz),4.29(1H,d J
=4.5Hz),4.65(1H,b),3.92(1
H,b)13C−NMR(ピリジン−d5,TMS)(
70MHz)δ:87.0,82.9,72.5,62
.2,49.5,47.7,44.3,43.8,41
.7,40.7,38.1,33.6,31.5,31
.3,29.8,26.8,26.4,25.8,25
.8,20.4,13.7,12.5
【0038】実施例8 実施例1で得られた3α,16β−ジヒドロキシ−17
,18−ビス(p−トルエンスルホニルオキシ)アフィ
ディコラン969mgおよびn−プロピルアミン2.0
mlを、5.0mlのジメチルスルホキシド中、80℃
で8時間加熱撹拌した。室温に冷却後、反応混合物を2
00mlの氷水中に注入し、析出物をロ取、水洗した後
、n−ヘキサン−ジエチルエーテル混合溶媒で再結晶し
て、3α,18−エポキシ−16β−ヒドロキシ−17
−n−プロピルアミノアフィディコラン(融点123〜
126℃)361mgを、無色のプリズム晶として得た
【0039】1H−NMR(ピリジン−d5,TMS)
(270MHz)δ:0.70(3H,s),0.87
(3H,t J=7.4Hz),0.94(3H,s)
,2.58〜2.69(4H,m),3.94(1H,
dJ=4.9Hz),4.29(1H,d J=4.9
Hz),4.65(1H,b) 13C−NMR(ピリジン−d5,TMS)(70MH
z)δ:87.0,82.9,73.1,58.3,5
3.0,47.8,43.8,43.6,41.7,4
0.7,38.1,33.5,30.7,29.8,2
6.7,26.4,25.7,25.6,23.7,2
0.3,13.7,12.0
【0040】実施例9 実施例8で得られた3α,18−エポキシ−16β−ヒ
ドロキシ−17−n−プロピルアミノアフィディコラン
108mgを5.0mlのテトラヒドロフランに溶解さ
せた溶液に、室温撹拌下に濃塩酸26μlを滴下する。 滴下終了後、同温度で15分間撹拌を継続し、析出物を
ロ取することにより、3α,18−エポキシ−16β−
ヒドロキシ−17−n−プロピルアミノアフィディコラ
ンの1塩酸塩(融点265〜267℃)112mgを、
白色の粉末として得た。
【0041】実施例10 実施例1で得られた3α,16β−ジヒドロキシ−17
,18−ビス(p−トルエンスルホニルオキシ)アフィ
ディコラン969mgおよびピペリジン1.5mlを、
5.0mlのジメチルスルホキシド中、80℃で8時間
加熱撹拌した。室温に冷却後、反応混合物に100ml
の水を加えて一夜放置後、析出物をロ取して、3α,1
8−エポキシ−16β−ヒドロキシ−17−ピペリジノ
アフィディコラン(融点140〜146℃)488mg
を、無色の粉末として得た。
【0042】1H−NMR(ピリジン−d5,TMS)
(270MHz)δ:0.70(3H,s),0.95
(3H,s),2.53(4H,m),3.94(1H
,d J=4.9Hz),4.29(1H,d J=4
.9Hz),4.65(1H,b)13C−NMR(ピ
リジン−d5,TMS)(70MHz)δ:87.0,
82.9,73.0,67.0,57.4,47.7,
44.2,43.8,41.7,40.7,38.1,
33.5,31.5,31.0,29.8,26.7,
26.4,25.8,25.7,24.3,20.4,
13.7

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  17−位がアミノ基、モノ低級アルキ
    ルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、 (ここで、Xは−CH2−、−NH−または−O−であ
    り、nは0または1である)またはフタルイミド基で置
    換された3α,18−エポキシ−16β−ヒドロキシ−
    17−置換アフィディコランまたはその酸付加塩。
  2. 【請求項2】  3α,16β−ジヒドロキシ−17,
    18−ビス(p−トルエンスルホニルオキシ)アフィデ
    ィコラン。
  3. 【請求項3】  3α,16β−ジヒドロキシ−17,
    18−ビス(p−トルエンスルホニルオキシ)アフィデ
    ィコランを、モノ低級アルキルアミン、ジ低級アルキル
    アミン、一般式(ここで、Xは−CH2−、−NH−ま
    たは−O−であり、nは0または1である)で表わされ
    る環状アミン化合物またはフタルイミドと反応させるこ
    とを特徴とする、17−位がモノ低級アルキルアミノ基
    、ジ低級アルキルアミノ基、(ここで、Xおよびnは前
    記定義と同じである)またはフタルイミド基で置換され
    た3α,18−エポキシ−16β−ヒドロキシ−17−
    置換アフィディコランの製造法。
  4. 【請求項4】  3α,18−エポキシ−16β−ヒド
    ロキシ−17−フタルイミドアフィディコランをヒドラ
    ジンと反応させることを特徴とする17−アミノ−3α
    ,18−エポキシ−16β−ヒドロキシアフィディコラ
    ンの製造法。
  5. 【請求項5】  アフィディコリンを2倍モル量以上の
    p−トルエンスルホン酸ハライドと反応させることを特
    徴とする3α,16β−ジヒドロキシ−17,18−ビ
    ス(p−トルエンスルホニルオキシ)アフィディコラン
    の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009069668A1 (ja) * 2007-11-28 2009-06-04 National University Corporation Nagoya University 悪性黒色腫抗原の発現上昇剤及びその用途

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