JPH04264176A - ZrO2−CaO系コ−ティング組成物 - Google Patents
ZrO2−CaO系コ−ティング組成物Info
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- JPH04264176A JPH04264176A JP2451191A JP2451191A JPH04264176A JP H04264176 A JPH04264176 A JP H04264176A JP 2451191 A JP2451191 A JP 2451191A JP 2451191 A JP2451191 A JP 2451191A JP H04264176 A JPH04264176 A JP H04264176A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ZrO2−CaO系コ
−ティング組成物に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、金属、プラスチック、木材、紙、
セメント、黒鉛等の素材上に、その耐食性、耐熱性、耐
磨耗性、絶縁性等を向上させるために、コ−ティングに
より塗膜を形成することが行われており、代表的なコ−
ティング方法としては、例えば、シリコン系樹脂をバイ
ンダ−とする有機塗料によるコ−ティングがあげられる
。しかしながら、上記有機塗料から得られる塗膜は、耐
熱性に劣り、200℃以上の雰囲気中では長期使用に耐
えることができない。 【0003】一方、耐熱性のあるセラミック薄膜を素材
上にコ−ティングすることが提案されており、現在、主
として金属素材に適用されている。上記コ−ティング方
法としては、例えば、蒸着法、スパッタ法、CVD法、
溶射法等があげられるが、上記各コ−ティング方法は、
素材の材質、寸法、形状等に大きな制限があり、しかも
コ−ティング操作が煩雑であるという欠点を有していた
。 【0004】上記欠点を解決するために、素材に制限が
なく、しかも種々の大きさ、形状等を有する素材に容易
にコ−ティングしうるジルコン系組成物が提案されてお
り、例えば、特開昭61−250063号公報には、Z
r(OC4H9)4で表されるジルコニウム化合物、エ
チルシリケ−トおよびイソプロピルアルコ−ルを混合し
てなる組成物が記載され、特開昭63−190175号
公報には、ジルコニウムオキシ酸塩、シリコンアルコキ
シドまたはその誘導体、水、ならびに有機溶媒からなる
組成物が記載されている。しかしながら、上記組成物は
長期保存安定性が悪く、しかも素材上にコ−ティングし
て得られた塗膜は、クラックや剥離を生じ易いという欠
点を有していた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みてなされたものであり、その目的は、容易にコ−テ
ィングができ、安定性に優れた塗膜が得られる長期保存
可能なZrO2−CaO系コ−ティング組成物を提供す
ることにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明で使用されるジル
コニウムテトラアルコキシド(a) は、一般式Zr(
OR1)4 で表される化合物であり、式中、R1
はアルキル基を示すが、炭素数が多くなるとZrO2−
CaO系コ−ティング組成物の安定性が低下して長期保
存性が悪くなるので、炭素数は1〜5に限定される。 【0007】上記ジルコニウムテトラアルコキシド(a
) としては、例えば、ジルコニウムテトラメトキシド
、ジルコニウムテトラエトキシド、ジルコニウムテトラ
−n−プロポキシド、ジルコニウムテトラ−iso−プ
ロポキシド、ジルコニウムテトラ−n−ブトキシド、ジ
ルコニウムテトラ−sec−ブトキシド、ジルコニウム
テトラ−tert−ブトキシド等があげられ、特にジル
コニウムテトラ−n−ブトキシドおよびジルコニウムテ
トラ−iso−プロポキシドが好ましい。これらは、単
独で使用されてもよいし二種以上併用されてもよい。 【0008】本発明で使用されるカルシウム化合物(b
) は、塩化カルシウム、臭化カルシウムおよび沃化カ
ルシウムからなる群より選ばれる化合物であり、上記カ
ルシウム化合物(b) としては、例えば、無水塩化カ
ルシウム、塩化カルシウム一水塩、塩化カルシウム二水
塩、塩化カルシウム四水塩、塩化カルシウム六水塩、無
水臭化カルシウム、臭化カルシウム六水塩、無水沃化カ
ルシウム、沃化カルシウム六水塩等があげられ、特に無
水塩化カルシウムおよび無水臭化カルシウムが好ましい
。これらは、単独で使用されてもよいし二種以上併用さ
れてもよい。 【0009】上記カルシウム化合物(b) のジルコニ
ウムテトラアルコキシド(a) に対する添加量は、少
なくなっても、多くなっても得られる塗膜にクラックが
生じやすくなるので、カルシウム化合物(b) /ジル
コニウムテトラアルコキシド(a) (モル比)は0.
01〜2.5に限定され、好ましくは0.1〜2.0で
ある。本発明で使用される窒素含有化合物(c) は、
アミン化合物、エチレンジアミン誘導体、ピリジルアル
コ−ル誘導体およびビピリジンからなる群より選ばれる
少なくとも一種の化合物である。 【0010】上記アミン化合物は、下記一般式(I)
または(II)で表される化合物である。 【0011】 【化2】 【0012】式中、R2 およびR3 はアルキル基を
示すが、炭素数が多くなるとZrO2−CaO系コ−テ
ィング組成物の安定性が低下して長期保存性が悪くなる
ので、炭素数は1〜5に限定される。但し、R3 は水
素であってもよい。また、式中、R4 はアルキレン基
を示すが、炭素数が少なくなっても多くなってもZrO
2−CaO系コ−ティング組成物の安定性が低下して長
期保存性が悪くなるので、炭素数は2〜5に限定される
。 【0013】上記 (I)式で表される化合物としては
、例えば、N−メチルエタノ−ルアミン、N−エチルエ
タノ−ルアミン、N−メチルプロパノ−ルアミン、N−
メチルイソプロパノ−ルアミン、N−エチルプロパノ−
ルアミン、N−エチルイソプロパノ−ルアミン、N,N
−ジメチルエタノ−ルアミン、N,N−ジエチルエタノ
−ルアミン、N,N−ジブチルエタノ−ルアミン、N,
N−ジメチルプロパノ−ルアミン、N,N−ジメチルイ
ソプロパノ−ルアミン等があげられ、(II)式で表さ
れる化合物としては、例えば、N−メチル−N,N−ジ
エタノ−ルアミン、N−エチル−N,N−ジエタノ−ル
アミン、N−メチル−N,N−ジイソプロパノ−ルアミ
ン等あげられ、特にN,N−ジメチルエタノ−ルアミン
、N,N−ジエチルエタノ−ルアミン、N−メチル−N
,N−ジエタノ−ルアミンおよびN−エチル−N,N−
ジエタノ−ルアミンが好ましい。 【0014】上記エチレンジアミン誘導体としては、例
えば、エチレンジアミン、N,N’−ジメチルエチレン
ジアミン、N,N’−ジエチルエチレンジアミン、N−
ヒドロキシエチル−N’−エチルエチレンジアミン等が
あげられる。上記ピリジルアルコ−ル誘導体としては、
例えば、ピリジルアルコ−ル、2−ピリジルカルビノ−
ル、α−(2−ピリジル)エチルアルコ−ル、β−(2
−ピリジル)エチルアルコ−ル等があげられる。 【0015】上記ビピリジンとしては、例えば、2,2
’−ビピリジン、2,3’−ビピリジン、2,4’−ビ
ピリジン、3,3’−ビピリジン、3,4’−ビピリジ
ン、4,4’−ビピリジン等があげられ、特に2,2’
−ビピリジンが好ましい上記窒素含有化合物(c) の
ジルコニウムテトラアルコキシド(a) に対する添加
量は、少なくなるとZrO2−CaO系コ−ティング組
成物の安定性が低下して長期保存性が悪くなり、多くな
ると得られる塗膜にクラックが生じやすくなるので、化
合物(c) /ジルコニウムテトラアルコキシド(a)
(モル比)は0. 5〜6に限定される。 【0016】本発明に使用される有機溶媒(d) は、
前記ジルコニウムテトラアルコキシド(a) およびカ
ルシウム化合物(b) と相溶性のあるものであれば特
に限定されるものではなく、例えば、メチルアルコ−ル
、エチルアルコ−ル、イソプロピルアルコ−ル、ブチル
アルコ−ル等のアルコ−ル類、アセトン、メチルエチル
ケトン等のケトン類、テトラヒドロフランなどがあげら
れ、特にエタノ−ル、イソプロピルアルコ−ルが好まし
い。これらは単独で使用されてもよいし二種以上併用さ
れてもよい。 【0017】上記有機溶媒(d) の添加量は、少なく
なるとZrO2−CaO系コ−ティング組成物の安定性
が低下して長期保存性が悪くなり、多くなると得られる
塗膜にピンホ−ルが生じやすくなるので、有機溶媒(d
)/〔ジルコニウムテトラアルコキシド(a) +カル
シウム化合物(b) 〕(モル比)は0. 05〜50
0に限定され、好ましくは0. 2〜300である。 【0018】本発明のZrO2−CaO系コ−ティング
組成物の製造方法としては特に限定されるものではなく
、例えば、上述した構成材料を一括して混合する方法、
特定の構成材料を分割して混合した後、残りの構成材料
を添加して混合する方法等があげられるが、後者の方法
が好ましく、例えば、特定の構成材料としてジルコニウ
ムテトラアルコキシド(a) 、窒素含有化合物(c)
および有機溶媒(d) を混合した後、カルシウム化
合物(b) を添加する方法が採用される。 【0019】本発明のZrO2−CaO系コ−ティング
組成物の構成は上述した通りであるが、得られる塗膜の
安定性(耐クラック性、耐剥離性等)をさらに向上させ
るためにCaZrO3 粉末が添加されてもよい。上記
CaZrO3 粉末の平均粒径は、小さくなるとZrO
2−CaO系コ−ティング組成物中への分散が困難にな
り、大きくなると得られる塗膜にクラックが生じやすく
なるので、0. 01〜100μmが好ましく、0.
02〜10μmが特に好ましい。 【0020】上記CaZrO3 粉末のZrO2−Ca
O系コ−ティング組成物中への添加量は、少なくなると
得られる塗膜の安定性の向上の度合いが低くなり、多く
なるとZrO2−CaO系コ−ティング組成物の安定性
が低下して長期保存性が悪くなるので、全ZrO2−C
aO系酸化物(ジルコニウムテトラアルコキシド(a)
とカルシウム化合物(b) から形成される酸化物お
よびCaZrO3 粉末の合計量)中1〜60重量%が
好ましい。なお、CaZrO3 粉末の添加は、前記Z
rO2−CaO系コ−ティング組成物の各構成材料を混
合した後になされるのが好ましい。 【0021】本発明のZrO2−CaO系コ−ティング
組成物は、前記素材に塗布または含浸され、乾燥されて
ZrO2−CaO系酸化物被膜が形成される。上記塗布
方法としては特に限定されるものではなく、例えば、刷
毛、スプレ−コ−ト、ディップコ−ト、スピンコ−ト、
ロ−ルコ−ト等による塗布方法があげられる。 【0022】上記含浸方法としては特に限定されるもの
ではなく、例えば、常圧下で浸漬含浸する方法、減圧下
で浸漬含浸する方法等があげられ、減圧下で浸漬含浸す
るのが好ましい。上記乾燥方法としては特に限定される
ものではなく、室温にて自然乾燥してもよいし、加熱乾
燥してもよい。また、乾燥した後、必要に応じて、高温
加熱処理してもよい。 【0023】 【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。なお、結
果に示したZrO2−CaO系コ−ティング組成物に関
する各物性の評価方法は次の通りである。 (1) 初期密着性 得られたZrO2−CaO系コ−ティング組成物中に、
アセトンで超音波洗浄したスライドガラス(マツナミ社
製)を浸漬し、300mm/分の速度で引上げた後、下
記条件下で乾燥して、ZrO2−CaO系酸化物被覆層
を形成して評価試料を作製し、JIS D 0202に
準じてクロスカットテ−プ剥離試験を行い、100個の
ZrO2−CaO系酸化物被覆層の枡目に対する剥離し
た枡目の比率(剥離率)を測定して評価した。 【0024】(乾燥条件)初期乾燥:25℃、24時間
最終乾燥:500℃(25℃から50℃/hrで昇温)
、2時間保持 (2) 鉛筆硬度 得られたZrO2−CaO系コ−ティング組成物を用い
て、上記初期密着性を評価したのと同様にして評価試料
を作製し、JIS K 5400に準じて測定した。 (3) 耐沸騰水性(耐クラック性および密着耐久性)
得られたZrO2−CaO系コ−ティング組成物を用い
て、上記初期密着性を評価したのと同様にして作製した
評価試料を沸騰水中に8時間浸漬した後、その表面の状
態を官能検査して下記判定基準により耐クラック性を評
価した。 【0025】(判定基準)
○:表面にクラックなし
×:表面にクラックあり 上記官能検査を行った後、上記初期密着性を評価したの
と同様にしてクロスカットテ−プ剥離試験を行い、剥離
率により密着耐久性を評価した。 (4) 耐酸性(耐クラック性および密着耐久性)得ら
れたZrO2−CaO系コ−ティング組成物を用いて、
上記初期密着性を評価したのと同様にして作製した評価
試料を20wt%の塩酸中に75時間浸漬した後、その
表面の状態を官能検査して下記判定基準により耐クラッ
ク性を評価した。 【0026】(判定基準)
○:表面にクラックなし
×:表面にクラックあり 上記官能検査を行った後、上記初期密着性を評価したの
と同様にしてクロスカットテ−プ剥離試験を行い、剥離
率により密着耐久性を評価した。 (5) 長期保存性 得られたZrO2−CaO系コ−ティング組成物が封入
された密封容器を50℃、65%RHの雰囲気下に3ヶ
月放置した後、上記初期密着性を評価したのと同様にし
て評価試料を作製し、クロスカットテ−プ剥離試験を行
い、下記判定基準により長期保存性を評価した。 【0027】(判定基準)○:剥離率が20%以下×:
剥離率が20%を超えるもの (実施例1〜14)表1に示した所定量のジルコニウム
テトラアルコキシド、窒素含有化合物およびイソプロピ
ルアルコ−ル(以下、IPAという)をセパラブルフラ
スコに供給し、室温で15時間、攪拌速度800rpm
で攪拌して安定化されたジルコニウムテトラアルコキ
シドのアルコ−ル溶液を得た。 【0028】得られたアルコ−ル溶液に表1に示した所
定量のカルシウム化合物を添加し、室温で24時間、攪
拌速度800rpm で攪拌してZrO2−CaO系コ
−ティング組成物を得た。 得られたZrO2−Ca
O系コ−ティング組成物を用いて、前記測定法に基づき
、各物性を測定し、結果を表1に示した。 (実施例15)表1に示した通り、IPAの添加量を変
えた以外は実施例1と同様にしてZrO2−CaO系コ
−ティング組成物を得た。 【0029】得られたZrO2−CaO系コ−ティング
組成物に、全ZrO2−CaO系酸化物(ジルコニウム
テトラアルコキシドとカルシウム化合物から形成される
酸化物、およびCaZrO3 粉末の合計量)中20重
量%に相当する量のCaZrO3 粉末(平均粒径1μ
m)を添加し、室温で1時間、攪拌速度1000rpm
で攪拌してCaZrO3 粉末含有ZrO2−CaO
系コ−ティング組成物を得た。 【0030】得られたCaZrO3 粉末含有ZrO2
−CaO系コ−ティング組成物を用いて、前記測定法に
基づき、各物性を測定し、結果を表1に示した。 (実施例16)実施例15において、CaZrO3 粉
末の添加量を40重量%とした以外は実施例15と同様
にしてCaZrO3 粉末含有ZrO2−CaO系コ−
ティング組成物を得た。 【0031】得られたCaZrO3 粉末含有ZrO2
−CaO系コ−ティング組成物を用いて、前記測定法に
基づき、各物性を測定し、結果を表1に示した。 【0032】 【表1】 【0033】(比較例1〜8)表2に示した所定量のジ
ルコニウムテトラアルコキシド、窒素含有化合物、IP
Aおよびカルシウム化合物を用い、実施例1と同様にし
てZrO2−CaO系コ−ティング組成物を得た。得ら
れたZrO2−CaO系コ−ティング組成物を用いて、
前記測定法に基づき、各物性を測定し、結果を表2に示
した。 (比較例9)実施例15において、CaZrO3 粉末
の添加量を70重量%とした以外は実施例15と同様に
してCaZrO3 粉末含有ZrO2−CaO系コ−テ
ィング組成物を得た。 【0034】得られたCaZrO3 粉末含有ZrO2
−CaO系コ−ティング組成物を用いて、前記測定法に
基づき、各物性を測定し、結果を表2に示した。 【0035】 【表2】 【0036】(実施例17〜28)表3に示した所定量
のジルコニウムテトラアルコキシド、窒素含有化合物、
IPAおよびカルシウム化合物を用い、実施例1と同様
にしてZrO2−CaO系コ−ティング組成物を得た。 得られたZrO2−CaO系コ−ティング組成物を用い
て、前記測定法に基づき、各物性を測定し、結果を表3
に示した。 【0037】 【表3】 【0038】 【発明の効果】本発明のZrO2−CaO系コ−ティン
グ組成物の構成は前記した通りであり、特定のジルコニ
ウムテトラアルコキシド、カルシウム化合物および有機
溶媒、ならびにアミン化合物、エチレンジアミン誘導体
、ピリジルアルコ−ル誘導体およびビピリジンからなる
群より選ばれる少なくとも一種の窒素含有化合物が特定
量配合されているから、長期間保存可能であり、かつ金
属、プラスチック、木材、紙、セメント、黒鉛等の種々
の素材上に耐食性、耐熱性、耐磨耗性、絶縁性に優れる
塗膜が容易に形成できる。
−ティング組成物に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、金属、プラスチック、木材、紙、
セメント、黒鉛等の素材上に、その耐食性、耐熱性、耐
磨耗性、絶縁性等を向上させるために、コ−ティングに
より塗膜を形成することが行われており、代表的なコ−
ティング方法としては、例えば、シリコン系樹脂をバイ
ンダ−とする有機塗料によるコ−ティングがあげられる
。しかしながら、上記有機塗料から得られる塗膜は、耐
熱性に劣り、200℃以上の雰囲気中では長期使用に耐
えることができない。 【0003】一方、耐熱性のあるセラミック薄膜を素材
上にコ−ティングすることが提案されており、現在、主
として金属素材に適用されている。上記コ−ティング方
法としては、例えば、蒸着法、スパッタ法、CVD法、
溶射法等があげられるが、上記各コ−ティング方法は、
素材の材質、寸法、形状等に大きな制限があり、しかも
コ−ティング操作が煩雑であるという欠点を有していた
。 【0004】上記欠点を解決するために、素材に制限が
なく、しかも種々の大きさ、形状等を有する素材に容易
にコ−ティングしうるジルコン系組成物が提案されてお
り、例えば、特開昭61−250063号公報には、Z
r(OC4H9)4で表されるジルコニウム化合物、エ
チルシリケ−トおよびイソプロピルアルコ−ルを混合し
てなる組成物が記載され、特開昭63−190175号
公報には、ジルコニウムオキシ酸塩、シリコンアルコキ
シドまたはその誘導体、水、ならびに有機溶媒からなる
組成物が記載されている。しかしながら、上記組成物は
長期保存安定性が悪く、しかも素材上にコ−ティングし
て得られた塗膜は、クラックや剥離を生じ易いという欠
点を有していた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みてなされたものであり、その目的は、容易にコ−テ
ィングができ、安定性に優れた塗膜が得られる長期保存
可能なZrO2−CaO系コ−ティング組成物を提供す
ることにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明で使用されるジル
コニウムテトラアルコキシド(a) は、一般式Zr(
OR1)4 で表される化合物であり、式中、R1
はアルキル基を示すが、炭素数が多くなるとZrO2−
CaO系コ−ティング組成物の安定性が低下して長期保
存性が悪くなるので、炭素数は1〜5に限定される。 【0007】上記ジルコニウムテトラアルコキシド(a
) としては、例えば、ジルコニウムテトラメトキシド
、ジルコニウムテトラエトキシド、ジルコニウムテトラ
−n−プロポキシド、ジルコニウムテトラ−iso−プ
ロポキシド、ジルコニウムテトラ−n−ブトキシド、ジ
ルコニウムテトラ−sec−ブトキシド、ジルコニウム
テトラ−tert−ブトキシド等があげられ、特にジル
コニウムテトラ−n−ブトキシドおよびジルコニウムテ
トラ−iso−プロポキシドが好ましい。これらは、単
独で使用されてもよいし二種以上併用されてもよい。 【0008】本発明で使用されるカルシウム化合物(b
) は、塩化カルシウム、臭化カルシウムおよび沃化カ
ルシウムからなる群より選ばれる化合物であり、上記カ
ルシウム化合物(b) としては、例えば、無水塩化カ
ルシウム、塩化カルシウム一水塩、塩化カルシウム二水
塩、塩化カルシウム四水塩、塩化カルシウム六水塩、無
水臭化カルシウム、臭化カルシウム六水塩、無水沃化カ
ルシウム、沃化カルシウム六水塩等があげられ、特に無
水塩化カルシウムおよび無水臭化カルシウムが好ましい
。これらは、単独で使用されてもよいし二種以上併用さ
れてもよい。 【0009】上記カルシウム化合物(b) のジルコニ
ウムテトラアルコキシド(a) に対する添加量は、少
なくなっても、多くなっても得られる塗膜にクラックが
生じやすくなるので、カルシウム化合物(b) /ジル
コニウムテトラアルコキシド(a) (モル比)は0.
01〜2.5に限定され、好ましくは0.1〜2.0で
ある。本発明で使用される窒素含有化合物(c) は、
アミン化合物、エチレンジアミン誘導体、ピリジルアル
コ−ル誘導体およびビピリジンからなる群より選ばれる
少なくとも一種の化合物である。 【0010】上記アミン化合物は、下記一般式(I)
または(II)で表される化合物である。 【0011】 【化2】 【0012】式中、R2 およびR3 はアルキル基を
示すが、炭素数が多くなるとZrO2−CaO系コ−テ
ィング組成物の安定性が低下して長期保存性が悪くなる
ので、炭素数は1〜5に限定される。但し、R3 は水
素であってもよい。また、式中、R4 はアルキレン基
を示すが、炭素数が少なくなっても多くなってもZrO
2−CaO系コ−ティング組成物の安定性が低下して長
期保存性が悪くなるので、炭素数は2〜5に限定される
。 【0013】上記 (I)式で表される化合物としては
、例えば、N−メチルエタノ−ルアミン、N−エチルエ
タノ−ルアミン、N−メチルプロパノ−ルアミン、N−
メチルイソプロパノ−ルアミン、N−エチルプロパノ−
ルアミン、N−エチルイソプロパノ−ルアミン、N,N
−ジメチルエタノ−ルアミン、N,N−ジエチルエタノ
−ルアミン、N,N−ジブチルエタノ−ルアミン、N,
N−ジメチルプロパノ−ルアミン、N,N−ジメチルイ
ソプロパノ−ルアミン等があげられ、(II)式で表さ
れる化合物としては、例えば、N−メチル−N,N−ジ
エタノ−ルアミン、N−エチル−N,N−ジエタノ−ル
アミン、N−メチル−N,N−ジイソプロパノ−ルアミ
ン等あげられ、特にN,N−ジメチルエタノ−ルアミン
、N,N−ジエチルエタノ−ルアミン、N−メチル−N
,N−ジエタノ−ルアミンおよびN−エチル−N,N−
ジエタノ−ルアミンが好ましい。 【0014】上記エチレンジアミン誘導体としては、例
えば、エチレンジアミン、N,N’−ジメチルエチレン
ジアミン、N,N’−ジエチルエチレンジアミン、N−
ヒドロキシエチル−N’−エチルエチレンジアミン等が
あげられる。上記ピリジルアルコ−ル誘導体としては、
例えば、ピリジルアルコ−ル、2−ピリジルカルビノ−
ル、α−(2−ピリジル)エチルアルコ−ル、β−(2
−ピリジル)エチルアルコ−ル等があげられる。 【0015】上記ビピリジンとしては、例えば、2,2
’−ビピリジン、2,3’−ビピリジン、2,4’−ビ
ピリジン、3,3’−ビピリジン、3,4’−ビピリジ
ン、4,4’−ビピリジン等があげられ、特に2,2’
−ビピリジンが好ましい上記窒素含有化合物(c) の
ジルコニウムテトラアルコキシド(a) に対する添加
量は、少なくなるとZrO2−CaO系コ−ティング組
成物の安定性が低下して長期保存性が悪くなり、多くな
ると得られる塗膜にクラックが生じやすくなるので、化
合物(c) /ジルコニウムテトラアルコキシド(a)
(モル比)は0. 5〜6に限定される。 【0016】本発明に使用される有機溶媒(d) は、
前記ジルコニウムテトラアルコキシド(a) およびカ
ルシウム化合物(b) と相溶性のあるものであれば特
に限定されるものではなく、例えば、メチルアルコ−ル
、エチルアルコ−ル、イソプロピルアルコ−ル、ブチル
アルコ−ル等のアルコ−ル類、アセトン、メチルエチル
ケトン等のケトン類、テトラヒドロフランなどがあげら
れ、特にエタノ−ル、イソプロピルアルコ−ルが好まし
い。これらは単独で使用されてもよいし二種以上併用さ
れてもよい。 【0017】上記有機溶媒(d) の添加量は、少なく
なるとZrO2−CaO系コ−ティング組成物の安定性
が低下して長期保存性が悪くなり、多くなると得られる
塗膜にピンホ−ルが生じやすくなるので、有機溶媒(d
)/〔ジルコニウムテトラアルコキシド(a) +カル
シウム化合物(b) 〕(モル比)は0. 05〜50
0に限定され、好ましくは0. 2〜300である。 【0018】本発明のZrO2−CaO系コ−ティング
組成物の製造方法としては特に限定されるものではなく
、例えば、上述した構成材料を一括して混合する方法、
特定の構成材料を分割して混合した後、残りの構成材料
を添加して混合する方法等があげられるが、後者の方法
が好ましく、例えば、特定の構成材料としてジルコニウ
ムテトラアルコキシド(a) 、窒素含有化合物(c)
および有機溶媒(d) を混合した後、カルシウム化
合物(b) を添加する方法が採用される。 【0019】本発明のZrO2−CaO系コ−ティング
組成物の構成は上述した通りであるが、得られる塗膜の
安定性(耐クラック性、耐剥離性等)をさらに向上させ
るためにCaZrO3 粉末が添加されてもよい。上記
CaZrO3 粉末の平均粒径は、小さくなるとZrO
2−CaO系コ−ティング組成物中への分散が困難にな
り、大きくなると得られる塗膜にクラックが生じやすく
なるので、0. 01〜100μmが好ましく、0.
02〜10μmが特に好ましい。 【0020】上記CaZrO3 粉末のZrO2−Ca
O系コ−ティング組成物中への添加量は、少なくなると
得られる塗膜の安定性の向上の度合いが低くなり、多く
なるとZrO2−CaO系コ−ティング組成物の安定性
が低下して長期保存性が悪くなるので、全ZrO2−C
aO系酸化物(ジルコニウムテトラアルコキシド(a)
とカルシウム化合物(b) から形成される酸化物お
よびCaZrO3 粉末の合計量)中1〜60重量%が
好ましい。なお、CaZrO3 粉末の添加は、前記Z
rO2−CaO系コ−ティング組成物の各構成材料を混
合した後になされるのが好ましい。 【0021】本発明のZrO2−CaO系コ−ティング
組成物は、前記素材に塗布または含浸され、乾燥されて
ZrO2−CaO系酸化物被膜が形成される。上記塗布
方法としては特に限定されるものではなく、例えば、刷
毛、スプレ−コ−ト、ディップコ−ト、スピンコ−ト、
ロ−ルコ−ト等による塗布方法があげられる。 【0022】上記含浸方法としては特に限定されるもの
ではなく、例えば、常圧下で浸漬含浸する方法、減圧下
で浸漬含浸する方法等があげられ、減圧下で浸漬含浸す
るのが好ましい。上記乾燥方法としては特に限定される
ものではなく、室温にて自然乾燥してもよいし、加熱乾
燥してもよい。また、乾燥した後、必要に応じて、高温
加熱処理してもよい。 【0023】 【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。なお、結
果に示したZrO2−CaO系コ−ティング組成物に関
する各物性の評価方法は次の通りである。 (1) 初期密着性 得られたZrO2−CaO系コ−ティング組成物中に、
アセトンで超音波洗浄したスライドガラス(マツナミ社
製)を浸漬し、300mm/分の速度で引上げた後、下
記条件下で乾燥して、ZrO2−CaO系酸化物被覆層
を形成して評価試料を作製し、JIS D 0202に
準じてクロスカットテ−プ剥離試験を行い、100個の
ZrO2−CaO系酸化物被覆層の枡目に対する剥離し
た枡目の比率(剥離率)を測定して評価した。 【0024】(乾燥条件)初期乾燥:25℃、24時間
最終乾燥:500℃(25℃から50℃/hrで昇温)
、2時間保持 (2) 鉛筆硬度 得られたZrO2−CaO系コ−ティング組成物を用い
て、上記初期密着性を評価したのと同様にして評価試料
を作製し、JIS K 5400に準じて測定した。 (3) 耐沸騰水性(耐クラック性および密着耐久性)
得られたZrO2−CaO系コ−ティング組成物を用い
て、上記初期密着性を評価したのと同様にして作製した
評価試料を沸騰水中に8時間浸漬した後、その表面の状
態を官能検査して下記判定基準により耐クラック性を評
価した。 【0025】(判定基準)
○:表面にクラックなし
×:表面にクラックあり 上記官能検査を行った後、上記初期密着性を評価したの
と同様にしてクロスカットテ−プ剥離試験を行い、剥離
率により密着耐久性を評価した。 (4) 耐酸性(耐クラック性および密着耐久性)得ら
れたZrO2−CaO系コ−ティング組成物を用いて、
上記初期密着性を評価したのと同様にして作製した評価
試料を20wt%の塩酸中に75時間浸漬した後、その
表面の状態を官能検査して下記判定基準により耐クラッ
ク性を評価した。 【0026】(判定基準)
○:表面にクラックなし
×:表面にクラックあり 上記官能検査を行った後、上記初期密着性を評価したの
と同様にしてクロスカットテ−プ剥離試験を行い、剥離
率により密着耐久性を評価した。 (5) 長期保存性 得られたZrO2−CaO系コ−ティング組成物が封入
された密封容器を50℃、65%RHの雰囲気下に3ヶ
月放置した後、上記初期密着性を評価したのと同様にし
て評価試料を作製し、クロスカットテ−プ剥離試験を行
い、下記判定基準により長期保存性を評価した。 【0027】(判定基準)○:剥離率が20%以下×:
剥離率が20%を超えるもの (実施例1〜14)表1に示した所定量のジルコニウム
テトラアルコキシド、窒素含有化合物およびイソプロピ
ルアルコ−ル(以下、IPAという)をセパラブルフラ
スコに供給し、室温で15時間、攪拌速度800rpm
で攪拌して安定化されたジルコニウムテトラアルコキ
シドのアルコ−ル溶液を得た。 【0028】得られたアルコ−ル溶液に表1に示した所
定量のカルシウム化合物を添加し、室温で24時間、攪
拌速度800rpm で攪拌してZrO2−CaO系コ
−ティング組成物を得た。 得られたZrO2−Ca
O系コ−ティング組成物を用いて、前記測定法に基づき
、各物性を測定し、結果を表1に示した。 (実施例15)表1に示した通り、IPAの添加量を変
えた以外は実施例1と同様にしてZrO2−CaO系コ
−ティング組成物を得た。 【0029】得られたZrO2−CaO系コ−ティング
組成物に、全ZrO2−CaO系酸化物(ジルコニウム
テトラアルコキシドとカルシウム化合物から形成される
酸化物、およびCaZrO3 粉末の合計量)中20重
量%に相当する量のCaZrO3 粉末(平均粒径1μ
m)を添加し、室温で1時間、攪拌速度1000rpm
で攪拌してCaZrO3 粉末含有ZrO2−CaO
系コ−ティング組成物を得た。 【0030】得られたCaZrO3 粉末含有ZrO2
−CaO系コ−ティング組成物を用いて、前記測定法に
基づき、各物性を測定し、結果を表1に示した。 (実施例16)実施例15において、CaZrO3 粉
末の添加量を40重量%とした以外は実施例15と同様
にしてCaZrO3 粉末含有ZrO2−CaO系コ−
ティング組成物を得た。 【0031】得られたCaZrO3 粉末含有ZrO2
−CaO系コ−ティング組成物を用いて、前記測定法に
基づき、各物性を測定し、結果を表1に示した。 【0032】 【表1】 【0033】(比較例1〜8)表2に示した所定量のジ
ルコニウムテトラアルコキシド、窒素含有化合物、IP
Aおよびカルシウム化合物を用い、実施例1と同様にし
てZrO2−CaO系コ−ティング組成物を得た。得ら
れたZrO2−CaO系コ−ティング組成物を用いて、
前記測定法に基づき、各物性を測定し、結果を表2に示
した。 (比較例9)実施例15において、CaZrO3 粉末
の添加量を70重量%とした以外は実施例15と同様に
してCaZrO3 粉末含有ZrO2−CaO系コ−テ
ィング組成物を得た。 【0034】得られたCaZrO3 粉末含有ZrO2
−CaO系コ−ティング組成物を用いて、前記測定法に
基づき、各物性を測定し、結果を表2に示した。 【0035】 【表2】 【0036】(実施例17〜28)表3に示した所定量
のジルコニウムテトラアルコキシド、窒素含有化合物、
IPAおよびカルシウム化合物を用い、実施例1と同様
にしてZrO2−CaO系コ−ティング組成物を得た。 得られたZrO2−CaO系コ−ティング組成物を用い
て、前記測定法に基づき、各物性を測定し、結果を表3
に示した。 【0037】 【表3】 【0038】 【発明の効果】本発明のZrO2−CaO系コ−ティン
グ組成物の構成は前記した通りであり、特定のジルコニ
ウムテトラアルコキシド、カルシウム化合物および有機
溶媒、ならびにアミン化合物、エチレンジアミン誘導体
、ピリジルアルコ−ル誘導体およびビピリジンからなる
群より選ばれる少なくとも一種の窒素含有化合物が特定
量配合されているから、長期間保存可能であり、かつ金
属、プラスチック、木材、紙、セメント、黒鉛等の種々
の素材上に耐食性、耐熱性、耐磨耗性、絶縁性に優れる
塗膜が容易に形成できる。
Claims (1)
- 【請求項1】(a) 一般式Zr( OR1)4 (式
中、R1 は炭素数1〜5のアルキル基を示す)で表さ
れるジルコニウムテトラアルコキシド、(b) 塩化カ
ルシウム、臭化カルシウムおよび沃化カルシウムからな
る群より選ばれるカルシウム化合物、(c) 下記一般
式(I) または(II)で表されるアミン化合物、エ
チレンジアミン誘導体、ピリジルアルコ−ル誘導体およ
びビピリジンからなる群より選ばれる窒素含有化合物、
ならびに 【化1】 (式中、R2 は炭素数1〜5のアルキル基、R3 は
炭素数1〜5アルキル基または水素、R4 は炭素数2
〜5のアルキレン基を示す)(d) 有機溶媒よりなり
、上記各成分のモル比が、(b) /(a) =0.
01〜2. 5、(c) /(a)=0. 5〜6およ
び((d) /(a) +(b) )=0. 05〜5
00であることを特徴とするZrO2−CaO系コ−テ
ィング組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2451191A JPH04264176A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | ZrO2−CaO系コ−ティング組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2451191A JPH04264176A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | ZrO2−CaO系コ−ティング組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04264176A true JPH04264176A (ja) | 1992-09-18 |
Family
ID=12140199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2451191A Pending JPH04264176A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | ZrO2−CaO系コ−ティング組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04264176A (ja) |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP2451191A patent/JPH04264176A/ja active Pending
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