JPH0426543Y2 - - Google Patents

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JPH0426543Y2
JPH0426543Y2 JP1985203443U JP20344385U JPH0426543Y2 JP H0426543 Y2 JPH0426543 Y2 JP H0426543Y2 JP 1985203443 U JP1985203443 U JP 1985203443U JP 20344385 U JP20344385 U JP 20344385U JP H0426543 Y2 JPH0426543 Y2 JP H0426543Y2
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nozzle
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 この考案は、肛門等の局部に温水を噴出して局
部を洗浄する局部洗浄装置のノズルの改良に関す
る。
〔従来技術〕
従来、局部洗浄装置に設けられているノズルと
しては、例えば、第13図に示すものがある。即
ち、局部洗浄装置のノズル1は、図示しないケー
ス内に取付けたシリング2と図示しない加熱装置
にて適温(約38℃)に加温された洗浄水の噴出口
3を上向きに開口したノズル本体4を便器内に臨
ませて前記シリンダ2内に前後動(第13図の左
右方向)可能に嵌挿したピストン5とからなり、
このピストン5の頭部5a外周とシリンダ2との
間をシール部材6でシールし、シリンダ2の入水
口7から流入する洗浄水の水圧によりピストン5
を押出してノズル本体4を便器内に進出させると
ともに、ピストン5頭部5aの流通口5cから先
端の細孔5dを経てノズル本体4に流入する洗浄
水を噴出口3から噴出させ、局部洗浄後はコイル
ばね8にてピストン5をシリンダ2内に戻すよう
に構成している。
しかし、前記構成のノズル1においては、例え
ば、局部洗浄装置の加熱装置内に取付けられてい
る加温された洗浄水の温度を検出する温度セン
サ、あるいは、温度センサの検出信号により加熱
装置を通電制御する制御装置が万一故障すると、
洗浄水の温度制御ができなくなつて、高温の洗浄
水がノズル1の噴出口3から噴出するおそれがあ
つた。このため、通常は加熱装置に温度調節器を
取付け、加熱装置は異常過熱したとき、その通電
を停止するように構成されているが、一般に、温
度調節器の動作開始温度は、温度センサのそれよ
り高く(約10℃)設定されているので、温度セン
サなどの故障に際しては、依然として高温水が噴
出するという欠点を解消するまでには到らなかつ
た。
〔考案の目的〕
この考案は前記の欠点を除去して、洗浄水を噴
出するノズル内に使用温度に適した洗浄水が流入
したときはその流通口を開放し、使用に適しない
高温の洗浄水の場合は、前記流通口を自動的に閉
塞して、高温水の噴出による弊害を解消し、局部
洗浄を快適に行うことができる局部洗浄装置のノ
ズルを提供することにある。
〔考案の概要〕
この考案は、先端に洗浄水噴出用のノズル本体
を取付け、洗浄水の流通口を頭部に開口してシリ
ンダに挿入されるピストンの前記頭部の流通口
を、形状記憶合金からなるねじりばねの温度一変
形力特性を利用して、開閉板により適温の洗浄水
が流入したときは開口し、使用できない温度の洗
浄水が流入したときは閉塞して、高温水の噴出を
阻止するようにしたノズルを構成するようにした
ことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下この考案の実施例を第1図乃至第12図に
より説明する。なお、第1図乃至第9図において
第13図と同一符号は同一部品を示す。
第1図及び第2図において、11はこの考案の
ノズル30を備えた局部洗浄装置で、便器12の
後部上方に洗浄機構を内蔵した収納ボツクス13
を設置し、この収納ボツクス13の前部には便座
14の基部を回動自在に取付け、前記収納ボツク
ス13内には、給水源に給水管15を介して電磁
弁16、給水量調節弁17には送水管18を介し
て内部にヒータを内蔵した加熱装置19を連結
し、この加熱装置19には吐水管20を介して前
記収納ボツクス13の下側から便器12内に伸縮
可能に突出する温水噴出用のノズル30を接続
し、更に、前記加熱装置19内の図示しない温度
センサからの温水温度検出信号によりヒータに流
れる電流を増減させて、ノズル30から噴出する
洗浄水の温度を約38〜42℃の範囲で制御し、か
つ、加熱装置19に取付けた温度調節器19aに
よりヒータの異常加熱を検出したときは加熱装置
19及び電磁弁16への通電を制御するための電
子制御部21を内蔵して前記局部制御装置11を
構成する。
次に、第3図乃至第11図により前記ノズル3
0の構造を説明する。なお、従来のノズル1と、
この考案のノズル30との異なる点は、第6図に
示すように、ピストン5の頭部5aの受圧部5b
に洗浄水が流通する流通口5Cを洗浄水の温度に
応じて開閉する開閉装置31を設けたことにあ
る。この開閉装置31の構造を第6図及び第8図
乃至11図により説明する。第10図において、
32は形状記憶合金からなる線材をほぼZ型に折
曲げて設けたねじりばねで、このねじりばね32
は形状記憶合金の温度一変形力特性を利用して洗
浄水の温度が高くなると、先端32aが基端32
bを中心として強いねじり力となつて約90°起立
する形状を記憶させておく、本実施例では、基端
32bを固定した状態で湯温が約38〜42℃の間で
はねじり力が弱いので何等変化せず、湯温が約4
3℃を越えたとき、自由端となる先端32aが起
立を開始し、温度が約45℃を越えた時では、前記
先端32aが約90°近く起立した状態を維持し、
湯温が約36℃に戻れば原形に復帰するようになつ
ている。そして、前記ネジリばね32の先端32
aと基端32bとの間の胴部32cには、第6図
に示すピストン5の流通口5cを開閉する開閉板
33を取付ける。この場合、開閉板33は第11
図のように、下方端をU字状に曲げてねじりばね
32の胴部32cを載せ、固定に際しては、ねじ
りばね32の特長を有効に活すために、第8図,
第9図のように、開閉板33のねじりばね32の
先端32a側に位置する固定部33aのみをかし
めなどの固定手段によつて固定する。このあと、
前記ねじりばね32の基端32bを第10図に示
す矢印方向に約90°捻り(第11図参照)、この基
端32bを第8図のように、ピストン5頭部5a
の受圧部5bに穿設した係合孔5eに嵌合する。
この際、ねじりばね32は常温(約30℃)以下で
捻るので大きな力を要することなく容易に行える
とともに、第8図のように基端32bを係合孔5
eに嵌合しても、先端32aの反発力は通常の鋼
製ねじりばねのそれに比べて非常に小さく、した
がつて、第6図に示すように、ねじりばね32に
開閉板33を取付けてその基端32bを胴部32
cに対して約90°下方に捻つてこれを係合孔5e
に嵌合すると、前記のように、先端32aが捻り
作用の反発力で少し起立するこになる。このた
め、流通口5cに近接して開閉板33を垂直に自
立させる上から、流通口5cをはさんで、係合孔
5eの反対側に第6図に示すように、基部をピス
トン5の受圧部5bに取付けた板ばね34の自由
端をねじりばね32の先端32aに重合させ、こ
の板ばね34の力によつてねじりばね32の先端
32aを受圧部5b側に押圧させることにより、
開閉板33を流通口5cの周縁に近接して垂直
(ピストン5の軸方向)に保持させる。なお、こ
の場合、板ばね34の押圧力は、洗浄水の温度が
約36℃以下のときは、ねじりばね32の変形力よ
り強く、洗浄水が約45℃以上に加温されたとき
は、ねじりばね32の変形力より弱いものを使用
する。図中、35はねじりばね32の基端32b
側において受圧部5bに取付けられ、ねじりばね
32が係合孔5eから抜脱するのを阻止する抜止
防止金具である。
以上のようにして、ピストン5の受圧部5b
に、開閉装置31を取付け、つづいて、このピス
トン5をシリンダ2の入水口7側からその内部に
挿入し、細孔5dを開口したピストン5の小径な
筒状部先端をシリンダ2の外側に突出させて第3
図のようにノズル本体4を取付け、つづいて、前
記シリンダ2の頭部には、入水口7を有する蓋体
36を水密構造で被着し、このあと、入水口7に
加熱装置19と連結する吐水管20を接続するこ
とによつて、この考案のノズル30を局部洗浄装
置11に設置する。
次に、この考案のノズル30の動作について説
明する。
給水源より圧送された洗浄水を加熱装置19に
て使用可能な温度(約38〜42℃)に加温し、これ
が吐水管20を通つてノズル30のシリンダ2内
に流入すると、前記シリンダ2内に流入した洗浄
水の水圧によりピストン5の受圧部5bを押圧し
てピストン5をシリンダ2より突出させるととも
に、流通口5cから洗浄水がピストン5内に流入
する。この場合、洗浄水は前記のように使用可能
な温度であるため、流通口5cは開閉板33によ
り開放されていて、洗浄水の流通を容易にしてい
る。このため、適温水がシリンダ2内に流入する
と、第4図のようにその水圧によりピストン5を
押出してノズル本体4を便器12内の局部下側ま
で進出させ、このあと、ピストン5内に流入した
洗浄水がノズル本体4の噴出口3から局部に向け
て噴出され、局部の洗浄に有効に利用することが
できる。
洗浄が終われば、図示しない停止スイツチを操
作して電磁弁16を閉鎖すれば、加温された洗浄
水がノズル30内に流入しないため、洗浄水の噴
出が停止されるとともに、ピストン5はコイルば
ね8の力によりシリンダ2の入水口7側に戻され
る。
一方、適温の洗浄水を利用して局部を洗浄して
いるとき、温度センサあるいは電子制御部21の
不都合によつて、洗浄水の温度が使用に不適な温
度(約45℃)に達すると、開閉板33を取付けて
いる形状記憶合金からなるねじりばね32の変形
力が、板ばね34の押圧力に打勝つて前記ねじり
ばね32の先端32aは、第7図に示すように、
基端32bを中心として上方に起立(第12図の
A参照)し、今まで垂直に保持されていた開閉板
33を流通口5c側に倒して、流通口5cを閉塞
する。この結果、ノズル30は第5図に示すよう
に、シリンダ2からピストン5の先端を突出させ
たままの状態で流通口5cが閉塞され、使用に適
しない高温の洗浄水がノズル本体4から噴出する
のを阻止し、高温水の噴出による事故を未然に防
止することができる。
なお、ノズル30内の洗浄水の温度が、約36℃
以下に降温すれば、ねじりばね32の変形力は弱
く(第12図のB参照)なり、板ばね34の押圧
力が打勝つて、前記ねじりばね32を原状復帰、
即ち、先端32aを板ばね34により押圧して開
閉板33を第6図のように引き起し、流通口5c
を開放して、洗浄水がピストン5内に流入できる
ようになる。
〔考案の効果〕
この考案は、以上説明したように、洗浄水噴出
用のノズルを構成するシリンダのピストン頭部の
受圧部に、洗浄水の流通口を該洗浄水の温度に対
応して開閉する開閉板を、形状記憶合金製のねじ
りばねに止着し、このねじりばねに、該ねじりば
ねの基端をピストンの頭部に枢支させた状態で、
使用不可能な温度の洗浄水が接触した場合、強い
ねじり力が作用して自由端側が起立する形状を記
憶させておき、前記ノズル内に流入する洗浄水の
温度が使用可能な場合は、前記開閉板により流通
口を開放して洗浄水を流通させ、洗浄水の温度が
使用に不適当な高温のときは、ねじりばねの変形
力にて開閉板を駆動させて流通口を閉塞させるこ
とにより、使用不可能な高温水の流通を阻止し、
前記高温水がノズルの噴出口から噴出しないよう
に構成したので、次に示すような効果を有する。
加熱装置への通電制御を行う制御装置の故障
等によつて、洗浄水の温度制御が困難となつて
高温の洗浄水がピストンの流通口に流入した場
合、前記開閉板が形状記憶合金からなるねじり
ばねの変形力により、洗浄水が流通するピスト
ンの頭部に穿孔した流通口を前記開閉板にて直
ちに閉塞することができるため、局部洗浄中に
おいて、高温水の噴出により火傷を負つたり、
不快感を感じるという問題を未然に、しかも、
確実に解決し、局部洗浄を快適に、かつ、安全
に行うことができる。
又、前記開閉板は、ピストンの受圧部に洗浄
水の流通口に近接して垂直に取付けられている
ので、使用可能な温度の洗浄水が前記流通口を
流通している限り、形状記憶合金からなるねじ
りばねの作用によつて垂直状態が保持されてい
るため、洗浄水は大きな抵抗を受けることなく
ピストン内を通つてノズル本体先端端の噴出口
から円滑に噴出させることができる。
更に、前記開閉板は、ピストンの受圧部に、
一方端を係合保持させたねじりばねの自由端側
に特別な蝶番等を用いることなく直接止着する
ことができるので、その取付構造が簡易とな
り、しかも、ねじりばねの自由端側の端末は、
通常の金属部材からなる板ばねにより、洗浄水
の温度が使用可能なときは、その跳ね上りを確
実に防ぐように押圧保持されているので、前記
開閉板は形状記憶合金からなるねじりばねの温
度−変形力特性を有効利用して、簡易な構造で
開閉自在に、かつ、揺動不能に取付けることが
可能となり、洗浄水の流通・遮断を円滑・良好
に行うことができる。
その上、開閉板やねじりばね等を用いて構成
した開閉装置は、ピストンの受圧部に、洗浄水
の流通を何等防げることなく、その流通口を迅
速・確実に開・閉でき、しかも、挟溢なスペー
スを有効利用して取付けることが可能となり、
その上、少ない部品点数で簡易に、かつ、経済
的に製作することかできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のノズルを備えた局部洗浄装
置の一部切欠平面図、第2図は局部洗浄装置の便
用状態を示す一部切欠側面図、第3図はこの考案
のノズルを示す縦断面図、第4図及び第5図はノ
ズルの動作状態を示す縦断面図、第6図及び第7
図はピストンの要部を拡大して示す斜視図、第8
図は開閉板の取付状態を示す断面図、第9図は第
8図のX−X線における断面図、第10図はねじ
りばねの斜視図、第11図はねじりばねと開閉板
との取付関係を示す斜視図、第12図はねじりば
ねの温度一変形力特性図、第13図は従来のノズ
ルを示す縦断面図である。 2……シリンダ、5……ピストン、5b……受
圧部、5c……流通口、31……開閉装置、32
……ねじりばね、33……開閉板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダ2と、洗浄水の噴出口3を先端に開口
    したノズル本体4を便器12内に臨ませて前記シ
    リンダ2内に進退可能に嵌挿したピストン5とを
    備え、前記ピストン5の流通口5cを経てその内
    部に流入する洗浄水をノズル本体4の噴出口3か
    ら噴出させるようにした局部洗浄装置のノズルに
    おいて、前記ピストン5の頭部5aの受圧部5b
    には、洗浄水が流通する流通口5cを該洗浄水の
    温度に対応して開閉する開閉装置31を設け、こ
    の開閉装置31は、形状記憶合金からなる綿材を
    ほぼZ字型に折曲してその先端32aが、基端3
    2bを中心として、前記線材が高温水と接したと
    きねじり力によつて起立する形状を記憶させて設
    けたねじりばね32の前記基端32bをピストン
    5の受圧部5bに穿孔した係合孔5eに係合し、
    前記ねじりばね32の胴部32cには、ピストン
    5の流通口5cを開閉自在に閉塞する開閉板33
    を、前記流通口5cに近接させて垂直に自立した
    状態で止着し、更に、自由端となる先端32aに
    は、基部をピストン5の受圧部5bに支着して、
    洗浄水の温度が適温の場合は強く、高温時は前記
    ねじりばね34の変形力より弱い変形力を備えた
    板ばね34の自由端を重合させ、洗浄水の温度が
    適温時、前記板ばね34の押圧力によりねじりば
    ね32の先端32aを受圧部5b側に押圧し、前
    記開閉板33を垂直に保持させて流通口5cを開
    放するように構成したことを特徴とする局部洗浄
    装置のノズル。
JP1985203443U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH0426543Y2 (ja)

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JPS62114969U JPS62114969U (ja) 1987-07-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60230441A (ja) * 1984-04-26 1985-11-15 松下電器産業株式会社 衛生洗浄装置のノズル体

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JPS62114969U (ja) 1987-07-22

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