JPH0426544Y2 - - Google Patents

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JPH0426544Y2
JPH0426544Y2 JP1985203441U JP20344185U JPH0426544Y2 JP H0426544 Y2 JPH0426544 Y2 JP H0426544Y2 JP 1985203441 U JP1985203441 U JP 1985203441U JP 20344185 U JP20344185 U JP 20344185U JP H0426544 Y2 JPH0426544 Y2 JP H0426544Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 この考案は、用便後局部、肛門を洗浄する腰掛
け便器用の局部洗浄装置の改良に関する。
〔従来技術〕
従来、局部洗浄装置は、第6図及び第7図に示
すように、便器1の後部上方に洗浄機能を具備し
た収納ボツクス2を取付け、この収納ボツクス2
に便座3の基部を回動自在に枢着し、前記収納ボ
ツクス2内には、図示しない給水源に給水管4を
介して連結した電磁弁5、給水量調節弁6と、こ
の給水量調節弁6に送水管7を介して連結した加
熱装置8と、加熱装置8に吐水管9を介して連結
され収納ボツクス2から便座3下側の便器1内に
突出された洗浄ノズル10と、加熱装置8内に設
けた湯温検出用の温度センサ11からの信号によ
りヒータ12に流れる電流を増減させて、洗浄ノ
ズル10から噴出する洗浄水の温度を約38〜42℃
の範囲で制御したり、加熱装置8に取付けた温度
調節器13にてヒータ12の異常過熱を検出した
とき加熱装置8及び電磁弁5への通電を制御する
電子制御部14とを内蔵して構成されている。図
中15は給水量調節弁6の水量調節摘みである。
しかるに、前記の局部洗浄装置においては、温
度調節器13の動作開始温度は温度センサ11の
それよりやや高く(約10℃高い)設定してある。
即ち、洗浄水の温度は温度センサ11により約38
〜42℃の範囲で利用者が任意に好みの温度の温水
を選択使用できように設定されているが、前記温
度センサ11が故障すると、温度制御ができなく
なり、洗浄水は温度調節器13が動作する温度ま
で加温される。ところが、温度調節器13は前述
のように、動作開始温度が温度センサ11の設定
温度より高く、しかも、応答性が鈍く、その上、
感温部を水の中に挿入することがむつかしく、大
部分は加熱装置8の表面に取付けられることが多
いため、かなり高温の洗浄水が洗浄ノズル10か
ら噴出される結果、利用者が火傷をする危険性が
あつた。このため、通常は利用者の安全を考慮し
て温度調節器13の動作開始温度は温度センサ1
1のそれに近づけてある。しかし、温度調節器1
3の設定温度を下げた場合、例えば、停電時とか
旅行などで局部洗浄装置の電源を一旦しや断し、
使用時改めて電源を没入したりすると、洗浄水が
温度センサ11で調整できない温度(約35℃)以
下に降下していた場合、ヒータ12がフル通電し
て加熱装置8内上面の洗浄水を急速に加温する。
この際、洗浄水が加熱装置8内を流通しておれば
問題はないが、滞留していると、加熱装置8内上
面の洗浄水が最初に加温されて温度センサ11に
より水温を検知する前に温度調節器13が動作し
て加熱装置8への通電を断ち、以後、洗浄水を加
温しなくなる。この場合、温度調節器13は安全
上の点から自動復帰せず、局部洗浄装置を一度解
体して何故温度調節器13が動作したのか原因調
査を行つてからその都度手動復帰させて、温度調
節器13の原状回復作業を行つていたので、温度
調節器13の設定温度を温度センサ11のそれに
近づけることは、装置自体が特に異常がなくて
も、温度調節器13が頻繁に動作するおそれがあ
り、温度調節器13の原状回復作業を考慮すれば
好ましい方法ではなかつた。
〔考案の目的〕
この考案は前記の欠点を除去して、温水の温度
を検出する温度センサをはじめ温水を適温に制御
する電子制御部に不具合が生じたとき、温度調節
器が動作するまでの間に高温の温水が噴出して温
水利用者が熱湯により火傷をすることのないよう
にした安全弁装置を有する改良された局部洗浄装
置を提供することにある。
〔考案の概要〕
この考案は、洗浄水を加温する加熱装置と、加
温された温水を噴出する洗浄ノズルとの間に、形
状記憶合金からなるコイルばねと、このコイルば
ねの変形力を利用して弁口を開閉するボール弁体
と、このボール弁体を前記コイルばねとの間で挟
持し適温水を噴出する場合、前記コイルばねの変
形力と均衡して前記ボール弁体を弁口が開放され
る方向に付勢させる通常の金属部材からなる圧縮
ばねとを備えた安全弁装置を設置し、加熱装置か
ら洗浄ノズルに給送される温水が所定の温度以上
に達したとき、前記コイルばねの温度一変形力特
性を利用してボール弁体により弁口を塞ぎ、高温
水が洗浄ノズルから噴出するのを防止するように
したことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下この考案の実施例を第1図乃至第4図によ
り説明する。なお、第1図乃至第4図において、
第6図及び第7図と同一符号は同一部品を示す。
この考案の局部洗浄装置と従来の局部洗浄装置
との異なる点は、第1図に示すように、加熱装置
8と洗浄ノズル10との間の配管途中に安全弁装
置20を配管接続したことにある。この安全弁装
置20の構造を第2図及び第4図により説明す
る。
21は中央部にボール弁体22を収容する大径
膨出部23を有してその両側に小径の筒部24,
24′を一体に形成した中空状の弁本体で、この
弁本体21の一方の筒部24は吐水管9に、他方
の筒部24′は洗浄ノズル10にそれぞれ水密構
造で連結されている。25は弁本体21の一方の
筒部24内に収容した形状記憶合金により形成し
たコイルばねで、このコイルばね25は、第5図
に示すような温度一変形力特性を持たせるように
設けられている。即ち、本実施例では温水の高温
時に伸長する形状を記憶させ、例えば、温水温度
が約38〜42℃の範囲ではほとんど変形せず、湯温
が約43〜45℃に達すると変形(伸長・A矢視方
向)を開始し、湯温が約45℃を越えた時点で変形
後(伸長後)の状態を維持し、湯温が約38℃に降
下すれば、変形前(縮小・B矢視方向)に戻る。
又、弁本体21の他方の筒部24′には、鋼製の
圧縮ばね26が収容されており、この圧縮ばね2
6の変形力は、前記コイルばね25が変形する前
の状態における変形力と均衡させてある。したが
つて、弁本体21内に適温水(湯温が約38〜42
℃)が流れているときは、両ばね25,26はそ
の変形力が釣り合つた状態にあるため、大径膨出
部23内に収容したボール弁体22は大径膨出部
23の中央に保持されて、温水の流通を防げるよ
うなことはない。
なお、図中、27は弁本体21の他方の筒部2
4′に形成した弁口、28は大径膨出部23壁面
に突設した弁案内片で、大径膨出部23をボール
弁体22が円滑に移動できるように案内する。
次に、動作について説明する。給水源より圧送
された洗浄水を加熱装置8により加温して吐水管
9から弁体21内に流入されてくる温水が使用に
適した範囲の温度(約38〜42℃)である場合は、
形状記憶合金からなるコイルばね25と通常の圧
縮ばね26との変形応力が均衡状態にあるため、
ボール弁体22は弁口27を塞ぐことなく弁本体
21の大径膨出部23中央に保持されているた
め、温水は洗浄ノズル10に給送され、その噴出
口10aから利用者の肛門部などに向けて噴出し
て、洗浄に有効に利用することができる。
又、温水の温度が温度センサ11あるいは電子
制御部14の故障などによつて使用が困難な温度
(約45℃以上)に達すると、コイルばね25の変
形力が圧縮ばね26のそれより徐々に大きくな
り、温水温度が約45℃に達すると、形状記憶合金
製のコイルばね25の変形力が通常の圧縮ばね2
6の変形力に打勝つて、ボール弁体22を第2図
の右方向に押動して、第3図に示すように、弁本
体21の弁口27をボール弁体22により閉塞
し、使用に適しない高温水が洗浄ノズル10に流
入するのを完全に阻止する。このため、使用者は
温水の使用中に、使用に適しない温水の噴出によ
り不快感は全くなく、かつ、高温水の噴出による
事故を未然に防ぐことができる。
〔考案の効果〕
この考案は、以上説明したように構成したの
で、次に示すような効果を有する。
この考案は、洗浄水を使用に適した温度に加
温する加熱装置と、前記加温された温水を局部
に向けて噴出させる洗浄ノズルとの間の配管途
中に、温水の温度が使用不可能な高温時におい
て伸長する形状を事前に記憶させておいた形状
記憶合金からなるコイルばねと通常の金属部材
からなる圧縮ばねと、前記両ばね部材に挟持さ
れて温水流通路の弁口を開閉するボール弁体と
を備えて構成した安全弁装置が、配管接続させ
てあるので、電子制御部の故障等により、加熱
装置から使用不可能な高温水が前記安全弁装置
に流入した際、直ちに、形状記憶合金からなる
コイルばねが伸長し、ボール弁体を弁口側に押
動させて該弁口を閉塞することにより、即ち、
安全弁装置が動作して前記高温水を洗浄ノズル
から噴出させるようなことが全くないので、局
部洗浄中において高温水が不意に噴出すること
によつて生ずる事故を確実に阻止し、この種局
部洗浄装置を安全に使用することができる。
又、前記安全弁装置は、加熱装置に接続した
吐水管と便器内に突出する洗浄ノズルとの間に
おいて、中央部にボール弁体を移動可能に収容
する大径膨出部を形成した中空直線状の弁本体
を配管接続し、この弁本体の吐水管側と連結さ
れる筒部には、温水の使用不可能な高温時に伸
長する形状を記憶させた形状記憶合金からなる
コイルばねを収容し、又、洗浄ノズル側と連結
する筒部には、温水の温度が使用可能な場合、
前記コイルばねの変形力と均衡を保つてボール
弁体を、大径膨出部の中央に付勢位置させて弁
本体の弁口を開放させる通常の金属部材からな
る圧縮ばねを収容して構成されているので、ボ
ール弁体は温水が使用可能な温度である場合、
コイルばねと圧縮ばねとのばね圧がそれぞれ均
衡していることにより、必ず弁本体の大径膨出
部の中央部に位置して弁口を良好に開放するこ
とができるため、適温の温水を、安全弁装置が
直線状に形成されていることと相まつて洗浄ノ
ズルから円滑に噴出させることができるととも
に、前記コイルばねと圧縮ばねは、ともに、ボ
ール弁体を挟持して直線状となした弁本体の小
径な筒部にそれぞれ伸縮可能に収容保持させる
だけでよいので、安全弁装置は簡素な構造で製
作でき、かつ、加熱装置と洗浄ノズルとの間の
挟溢な空間を有効利用して設置することが可能
となるため、局部洗浄装置は大形化することな
く、経済的に製作することができる。
更に、この考案においては、加熱装置に近接
して形状記憶合金からなるコイルばねを具備し
た安全弁装置が設置してあるので、加熱装置に
より生成された温水は、その生成直後において
直接前記コイルばねによつて温度を的確に感知
することが可能となり、万一、温水が使用に適
さない温度で生成されたときは、ボール弁体を
作動させてその温水が洗浄ノズルから噴出する
のを確実に防止し、使用者に所定温度以上の温
水の噴出によつて不快感を感じさせたり、高温
水の噴出によつて生ずる弊害等を確実に解消さ
せることができるとともに、形状記憶合金は通
常の例えば、バイメタル式の温度調節器に比べ
非常に熱応答性に優れているため、温水の温度
制御に不具合が生じたとき、温度調節器が作動
するまでの間に、高温の温水が噴出して局部洗
浄中に、利用者が熱湯によつて火傷等を負うと
いう事態を確実に解決することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案、局部洗浄装置の一部切欠平面
図、第2図は本考案装置に使用する安全弁装置の
縦断面図、第3図は安全弁装置の動作状態を示す
縦断面図、第4図は第2図のX−X線における断
面図、第5図はコイルばねの温度一変形力特性
図、第6図は従来の局部洗浄装置を示す一部切欠
平面図、第7図は加熱装置の縦断面図である。 21……弁本体、22……ボール弁体、24,
24′……筒部、25……コイルばね、26……
圧縮ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給水源より給送された洗浄水を加熱装置8によ
    り適温に加温し、この温水を洗浄ノズル10の噴
    出口10aから噴出させて局部を洗浄するように
    した局部洗浄装置において、前記加熱装置8と洗
    浄ノズル10との配管途中に安全弁装置20を配
    管接続し、前記安全弁装置20は、中央部にボー
    ル弁体22を収容する大径膨出部23を有してそ
    の両側に小径の筒部24,24′を一体的に形成
    し、これら筒部24,24′のうち、一方の筒部
    24は洗浄水が流入する吐水管9に、他方の筒部
    24′は前記大径膨出部23と連通する側をボー
    ル弁体22は弁口27となして他側を洗浄ノズル
    10にそれぞれ管接続した弁本体21と、温水が
    使用不可能な高温時において伸長する形状を記憶
    させて前記弁本体21の筒部24に収容した形状
    記憶合金からなるコイルばね25と、温水の温度
    が使用可能な温度にあるときは、前記コイルばね
    25の変形力と均衡を保つて前記ボール弁体22
    を、弁口27が開放される方向に付勢すべく前記
    弁本体21の他方の筒部24′に収容した通常の
    金属部材からなる圧縮はね26とを備えて構成し
    たことを特徴とする局部洗浄装置。
JP1985203441U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH0426544Y2 (ja)

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JPS62114972U JPS62114972U (ja) 1987-07-22
JPH0426544Y2 true JPH0426544Y2 (ja) 1992-06-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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