JPH0426638A - シス―2―ブテン―1,4―ジオールの精製方法 - Google Patents

シス―2―ブテン―1,4―ジオールの精製方法

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JPH0426638A
JPH0426638A JP13074490A JP13074490A JPH0426638A JP H0426638 A JPH0426638 A JP H0426638A JP 13074490 A JP13074490 A JP 13074490A JP 13074490 A JP13074490 A JP 13074490A JP H0426638 A JPH0426638 A JP H0426638A
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Mitsuhiro Kagawa
香川 光浩
Yasunobu Nishimura
西村 泰信
Akihisa Ishii
章央 石井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、医薬、農薬等の原料として有用な化合物であ
るシス−2−ブテン−1,4−ジオールの精製方法に関
する。
[従来技術とその解決しようとする課題]従来、2−ブ
テン−1,4−ジオールはアセチレンを原料とし、アル
キノール合成によって得られた2−ブチン−1,4−ジ
オールを、特定の触媒を用いてシス還元することにより
得られる。
この時得られる2−ブテン−1,4−ジオールは殆どが
シス−2−ブテン−1,4−ジオール(以後、シス体と
略記する。)であるが、その中に一部トランスー2−ブ
テンー1.4−ジオール(以後、トランス体と略記する
。)が混入し、シス体とトランス体は沸点が返信してい
るため通常の蒸留等では分離しにくく、どうしても数−
t%のトランス体が残留し、それを取り除くのが難しい
そして、上記生成物を医農薬の原料として使った場合、
トランス体を含有する化合物が生成してしまい、この時
点でのトランス体の除去は難しい場合も多く、また経済
的でないという問題点があった。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、上記数−t%残留するトランス体の含有
割合をさらに低減させるため鋭意検討を行ったところ、
有S溶媒、特にアセトンまたはT)IFに上記原料を一
旦溶解させた後、溶液を冷却して結晶を析出させ、これ
を分離、洗浄することにより、意外にもトランス体の含
有割合が大きく減少することを見い出し、本発明に到達
したものである。
すなわち本発明は、トランス−2−ブテン−1,4ジオ
ールを含有するシス−2−ブテン−1,4−ジオール(
以後、ブチンジオールと略記する。)を溶媒に溶解した
後、冷却して結晶を析出させ、分離、洗浄することを特
徴とするシス−2−ブテン−1,4−ジオールの精製方
法、および溶解ための溶媒がケトンまたはテトラヒドロ
フラン(以後、TIIFと略記する。)である上記シス
−2−ブテン−1,4−ジオールの精製方法である。
本発明で使用する溶媒は、ブチンジオールを溶解し、冷
却した場合に結晶を析出する溶媒であれば何でもよいが
、中でもケトンまたはTHFが好ましい。
また、本発明で使用するケトンは、アセトン、メチルエ
チルケトン、ジエチルケトン等が好ましい。
通常溶解工程は室温で行い、この場合に原料のブチンジ
オールは溶媒中に完全に溶解する。
また、原料を溶解するための原料に対するケトンまたは
THFの量は、原料100重景重量対し300〜100
0重量部が好ましく、分離後の洗浄においては、原料1
00重量部に対し20〜200重量部が好ましい。
次に、この溶液を冷却して溶液中のブチンジオールを晶
出させる。溶液の冷却方法は冷媒を使用して液外部より
冷却する方法や直接ドライアイス等の冷媒を液中に投入
する方法がある。
10°Cを過ぎたあたりから徐々に結晶が析出し始める
ので、実際に収率よく析出した結晶を分離するためには
、−20℃以下で溶媒の融点以上の範囲で析出を行う。
ただ、通常はあまり低温まで冷却する必要はなく、冷却
を行い易いドライアイスを用い−40〜−60℃程度の
温度まで冷却するのが好ましい。
析出した結晶は、溶媒と分離する必要があり、通常の遠
心分離、濾過等の方法により分離することができるが、
この際重要なことは結晶が溶解しないようになるべく同
じ温度に保つような条件にすることである。そのため、
必要によっては分離器を冷却しておく等の処理が必要と
なる。また、分離処理自体も素早く短時間で行う必要が
ある。
析出、分離によって純度は大きく向上するが、さらに分
離したブチンジオールを洗浄することにより、純度を上
げることができる。
洗浄する場合、通常は溶解に使用したのと同じ溶媒を使
用し、冷却した結晶が再び溶解しないように析出時と同
様の温度で洗浄を行う必要がある。
通常、工業的に得られるシス−2−ブテン−1,4ジオ
ールは1〜3%程度、トランス体を含有するが、本発明
の方法による処理を行うことにより、その量を173以
下にすることができ、この操作を2回繰り返しても同様
の程度に精製されるので、2回繰り返せば初めの純度の
179以下とすることができる。
本発明によって得られた高純度のシス−2−ブテン−1
,4−ジオールは、医薬、農薬等の原料として、生成す
る異性体の量をできるだけ低減したい場合、極めて有用
である。
[実施例] 以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はかかる実施例に限定されるものではない。
実施例1 攪拌機の付いた250 Ilのポリテトラフルオロエチ
レンライニング容器に原料のブチンジオール(ブチンジ
オールの純度: 99.1111t%、トランス−2−
ブテン−1,4−ジオールの含有量: 2.5 wt%
) 20Kgおよびアセトン60Kgを仕込み、よく攪
拌する。一方、市販のドライアイスを粉砕し、10メツ
シユのSUS製篩にかけ、通過したちの約60Kgを使
用し、攪拌しながら約30分かけて徐々に溶液中に投入
する。液温が一17°C付近に低下した時に結晶が析出
し始め、さらに液温か低下すると析出量が増加してして
いくが、−40〜45°C付近になった時、析出量もほ
ぼ飽和状態になったと考えられるので、予め冷却してお
いた遠心分離機によりアセトンとの分離を行う。
その後、〜40゛Cに冷却したアセトン20Kgを遠心
分離機に添加して析出結晶の洗浄を行う。
得られた結晶を容器に移し、室温に放置すると液状とな
るので、簡単に減圧医留を行ってアセトンを取り除いた
ところ、得られたブチンジオールが19.2kg (収
率: 96.0%)で、その純度が99.7wt%、前
記化合物中に存在するシス−2〜ブテン−1,4−ジオ
ールの純度は99.3wt%であった。
ブチンジオールの純度およびシス体、トランス体の純度
分析は、得られた化合物のトリメチルシリル化を行った
後、ガスクロマトグラフィーにより測定した。
実施例2 実施例1で得られたブチンジオールをそのまま用い、洗
浄用アセトンの量だけを10Kgとじた他は実施例1と
全く同様の条件で、実施したところ、得られたブチンジ
オールが16.8kg (収率: 87.5%)で、そ
の純度が99.9tot%、前記化合物中のシス−2−
ブテン−1,4−ジオールの純度は99.8wt%であ
った。
実施例1.2を通じてのブチンジオールの収率は84.
0%であった。
実施例3〜8 操作方法は実施例Iと同様にし、溶媒のNMや量等の条
件を第1表に示すような条件に変え、実施した。結果も
同時に第1表に示す。
ここで、実施例4.6.8は、前の番号の実施例で得ら
れた化合物を使用して再度精製したものである。
実施例1〜8の結果でわかるように、ブチンジオール中
のシス−2−ブテン−1,4−ジオールは、−回目の精
製で少なくとも99wt%を越えた純度となり、2回の
精製では99.8wt%以上と、シス体が非常に純度の
高いものとなっていることがわかる。
[発明の効果] 本発明の精製方法は、数wt%Fランスー2〜ブテン−
1,4−ジオールを含有するシス−2−ブテン−1,4
−ジオールを、ケtンまたはT)IFを溶媒として溶解
し冷却するという簡単な方法により、−回の精製でトラ
ンス体の量を1/3以下にすることができるという極め
て優れた精製方法である。
特許出願人  セントラル硝子株式会社代理人   弁
理士  坂 本 栄

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トランス−2−ブテン−1,4−ジオールを含有
    するシス−2−ブテン−1,4−ジオールを溶媒に溶解
    した後、冷却して結晶を析出させ、分離、洗浄すること
    を特徴とするシス−2−ブテン−1,4−ジオールの精
    製方法。
  2. (2)請求項(1)記載のシス−2−ブテン−1,4−
    ジオールの精製方法において、溶解のための溶媒がケト
    ンまたはテトラヒドロフランであるシス−2−ブテン−
    1,4−ジオールの精製方法。
JP13074490A 1990-05-21 1990-05-21 シス―2―ブテン―1,4―ジオールの精製方法 Expired - Fee Related JPH075492B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105017192A (zh) * 2014-04-22 2015-11-04 江苏威格瑞斯化工有限公司 一种顺-4-(四氢吡喃-2-氧)-2-丁烯-1-醇的合成方法

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